JP3393044B2 - 物品切出し設備 - Google Patents
物品切出し設備Info
- Publication number
- JP3393044B2 JP3393044B2 JP25281697A JP25281697A JP3393044B2 JP 3393044 B2 JP3393044 B2 JP 3393044B2 JP 25281697 A JP25281697 A JP 25281697A JP 25281697 A JP25281697 A JP 25281697A JP 3393044 B2 JP3393044 B2 JP 3393044B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- cutting
- conveyor
- slicing
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 99
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 4
- 101100321304 Bacillus subtilis (strain 168) yxdM gene Proteins 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品切出し設備に
関する。さらに詳しくは、例えば書籍やビデオテープ、
CDケースなどの小物物品を任意の数と種類にまとめて
包装ステーション等に送り出す物品切出し設備に関す
る。すなわち、図9に示すように、A品種(例:書籍)
やB品種(例:ビデオ)、C品種(例:CD)があり、
これらを任意の個数ずつ切り出す切出し装置と、品種と
数量を読み取り、各包装ステーションに振り分けて搬送
する搬送コンベヤとからなる切出し設備に関する。
関する。さらに詳しくは、例えば書籍やビデオテープ、
CDケースなどの小物物品を任意の数と種類にまとめて
包装ステーション等に送り出す物品切出し設備に関す
る。すなわち、図9に示すように、A品種(例:書籍)
やB品種(例:ビデオ)、C品種(例:CD)があり、
これらを任意の個数ずつ切り出す切出し装置と、品種と
数量を読み取り、各包装ステーションに振り分けて搬送
する搬送コンベヤとからなる切出し設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の物品切出し装置は、スタック上に
垂直または斜めに物品を積んでおき、下部より切り出し
ていた。このため、切り出される物品に、上部の物品の
重量がかかり、切り出すには大きな力が必要であった。
また、大きな力をかけるため、物品やその包装を傷付け
ることがあった。とくに、表面の柔らかいものは傷の付
き方が顕著であった。
垂直または斜めに物品を積んでおき、下部より切り出し
ていた。このため、切り出される物品に、上部の物品の
重量がかかり、切り出すには大きな力が必要であった。
また、大きな力をかけるため、物品やその包装を傷付け
ることがあった。とくに、表面の柔らかいものは傷の付
き方が顕著であった。
【0003】また、実開昭58−20230号公報に記
載された従来例は、搬送ベルトの基端に直列に、つまり
長手方向を同一にして切出し装置を接続しており、切出
し装置は、ネジ棒の先端にスライダを取付け、収納スペ
ースに入れた物品をスライダが押し出して搬送ベルトに
載せるように構成している。しかるに、この従来例で
は、ネジ棒が収納スペースの後方に突出するので装置の
全長が長くなり、切出しピッチは、スライダの移動量で
行っているので、物品の間に隙間があると、物品を正確
な数で切出しできないという問題がある。
載された従来例は、搬送ベルトの基端に直列に、つまり
長手方向を同一にして切出し装置を接続しており、切出
し装置は、ネジ棒の先端にスライダを取付け、収納スペ
ースに入れた物品をスライダが押し出して搬送ベルトに
載せるように構成している。しかるに、この従来例で
は、ネジ棒が収納スペースの後方に突出するので装置の
全長が長くなり、切出しピッチは、スライダの移動量で
行っているので、物品の間に隙間があると、物品を正確
な数で切出しできないという問題がある。
【0004】さらに、実開昭51−99381号公報に
記載された従来例では、スライダで押し出した物品(薄
板)を傾斜板上で滑走させ、ベルトコンベヤに送り込む
ようにしており、物品の検出は傾斜板に取付けたセンサ
で行うように構成している。しかるに、この従来例で
は、物品の検出を切り出し後にすることになるので、物
品の切り出しを正確に制御することはできない。
記載された従来例では、スライダで押し出した物品(薄
板)を傾斜板上で滑走させ、ベルトコンベヤに送り込む
ようにしており、物品の検出は傾斜板に取付けたセンサ
で行うように構成している。しかるに、この従来例で
は、物品の検出を切り出し後にすることになるので、物
品の切り出しを正確に制御することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑み、物品に傷を付けず、コンパクトで、物品の切り出
しタイミングや切り出し数を正確に制御できる物品切出
し設備を提供することを目的とする。
鑑み、物品に傷を付けず、コンパクトで、物品の切り出
しタイミングや切り出し数を正確に制御できる物品切出
し設備を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の物品切出し設
備は、搬送コンベヤと、これに物品を供給する切出し装
置からなる物品切出し設備であって、前記切出し装置
が、物品を載せるストック板と、該ストック板上の基端
側と先端側の間を進退して、該ストック板上の物品を押
し上げる押板と、該押板の駆動装置を有しており、前記
ストック板が、基端側を下に、先端側を前記搬送コンベ
ヤに位置するように、傾斜して設置され、前記切出し装
置の先端の切出し部に、物品が切出し位置に来たことを
検出する第1センサと、物品が前記切出し位置の直前位
置に来たことを検出する第2センサとからなる物品の検
出器を取り付けたことを特徴とする。請求項2の物品切
出し設備は、前記切出し装置が、その送り方向が搬送コ
ンベヤの送り方向に対し直角となるように、前記搬送コ
ンベヤに接続され、かつ、前記搬送コンベヤに複数台並
列に接続されていることを特徴とする。請求項3の物品
切出し設備は、前記ストック板の先端の切出し位置に、
切出しローラを回転自在に取り付け、該切出しローラを
駆動装置で回転駆動するようにしたことを特徴とする。
請求項4の物品切出し設備は、前記検出器における第1
センサと第2センサの取付位置を、物品の送り方向に移
動自在にしたことを特徴とする。請求項5の物品切出し
設備は、前記駆動装置は、前記押板の下面に取り付けた
ナットと、前記ストック板の下面に物品送り方向に沿っ
て取り付け前記ナットが螺合したネジ棒と、該ネジ棒を
回転させる駆動モータとからなることを特徴とする。請
求項6の物品切出し設備は、前記搬送コンベヤは、切り
出された物品を載せるローラコンベヤと、該物品に送り
をかけるベルトコンベヤとからなり、前記ローラコンベ
ヤは、その幅方向一端側が前記切出し装置の切出し部直
下に位置し、幅方向他端側を斜め下方に向けて傾斜して
設置され、前記ベルトコンベヤは、前記ローラコンベヤ
の他端側に沿って、その搬送面を前記ローラコンベヤの
搬送面に直交させて設置したことを特徴とする。請求項
7の物品切出し設備は、前記物品の検出器の代わりに、
前記押板の駆動装置にステッピングモータを用い、該ス
テッピングモータの回転数で物品の切出し位置と直前位
置を検知するようにしたことを特徴とする。
備は、搬送コンベヤと、これに物品を供給する切出し装
置からなる物品切出し設備であって、前記切出し装置
が、物品を載せるストック板と、該ストック板上の基端
側と先端側の間を進退して、該ストック板上の物品を押
し上げる押板と、該押板の駆動装置を有しており、前記
ストック板が、基端側を下に、先端側を前記搬送コンベ
ヤに位置するように、傾斜して設置され、前記切出し装
置の先端の切出し部に、物品が切出し位置に来たことを
検出する第1センサと、物品が前記切出し位置の直前位
置に来たことを検出する第2センサとからなる物品の検
出器を取り付けたことを特徴とする。請求項2の物品切
出し設備は、前記切出し装置が、その送り方向が搬送コ
ンベヤの送り方向に対し直角となるように、前記搬送コ
ンベヤに接続され、かつ、前記搬送コンベヤに複数台並
列に接続されていることを特徴とする。請求項3の物品
切出し設備は、前記ストック板の先端の切出し位置に、
切出しローラを回転自在に取り付け、該切出しローラを
駆動装置で回転駆動するようにしたことを特徴とする。
請求項4の物品切出し設備は、前記検出器における第1
センサと第2センサの取付位置を、物品の送り方向に移
動自在にしたことを特徴とする。請求項5の物品切出し
設備は、前記駆動装置は、前記押板の下面に取り付けた
ナットと、前記ストック板の下面に物品送り方向に沿っ
て取り付け前記ナットが螺合したネジ棒と、該ネジ棒を
回転させる駆動モータとからなることを特徴とする。請
求項6の物品切出し設備は、前記搬送コンベヤは、切り
出された物品を載せるローラコンベヤと、該物品に送り
をかけるベルトコンベヤとからなり、前記ローラコンベ
ヤは、その幅方向一端側が前記切出し装置の切出し部直
下に位置し、幅方向他端側を斜め下方に向けて傾斜して
設置され、前記ベルトコンベヤは、前記ローラコンベヤ
の他端側に沿って、その搬送面を前記ローラコンベヤの
搬送面に直交させて設置したことを特徴とする。請求項
7の物品切出し設備は、前記物品の検出器の代わりに、
前記押板の駆動装置にステッピングモータを用い、該ス
テッピングモータの回転数で物品の切出し位置と直前位
置を検知するようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明によれば、切出し装置が傾
斜して設置されているので、設備全体がコンパクトにな
り、また、切出し部に物品の検出器を取り付けているの
で、物品の切出し前に品種や数を検出でき、切出し制御
を正確にできる。請求項2の発明によれば、切出し装置
が搬送コンベヤに対し直角に接続されているので、切出
し装置を複数台接続することが可能であり、また切出し
装置を複数台搬送コンベヤに接続してるので、異なる品
種の扱いが可能であり、かつ数量的な処理能力も高くな
る。請求項3の発明によれば、切出しローラを回転させ
て物品を下方に落下させるので、物品が引掛ったり摩擦
係数の変動による落下速度の変化は少なく、確実に切り
出せる。請求項4の発明によれば、物品の厚さが変わっ
ても検出器の取付位置を調整することにより、正確に物
品の切り出しを制御できる。請求項5の発明では、ネジ
棒が押板の下面に設置されるので、後方に設置される場
合に比べて全長が短くなり、コンパクトにできる。請求
項6の発明では、ローラコンベヤで送り抵抗を低減し、
かつベルトコンベヤで物品に送りをかけるので、摩擦等
による速度変化がなく、定速送りによって確実な仕分け
を可能としている。請求項7の発明によれば、ステッピ
ングモータの回転量により押板の押出し位置が検出でき
るので、物品の検出器を用いなくても、物品の正確な切
出し制御ができる。
斜して設置されているので、設備全体がコンパクトにな
り、また、切出し部に物品の検出器を取り付けているの
で、物品の切出し前に品種や数を検出でき、切出し制御
を正確にできる。請求項2の発明によれば、切出し装置
が搬送コンベヤに対し直角に接続されているので、切出
し装置を複数台接続することが可能であり、また切出し
装置を複数台搬送コンベヤに接続してるので、異なる品
種の扱いが可能であり、かつ数量的な処理能力も高くな
る。請求項3の発明によれば、切出しローラを回転させ
て物品を下方に落下させるので、物品が引掛ったり摩擦
係数の変動による落下速度の変化は少なく、確実に切り
出せる。請求項4の発明によれば、物品の厚さが変わっ
ても検出器の取付位置を調整することにより、正確に物
品の切り出しを制御できる。請求項5の発明では、ネジ
棒が押板の下面に設置されるので、後方に設置される場
合に比べて全長が短くなり、コンパクトにできる。請求
項6の発明では、ローラコンベヤで送り抵抗を低減し、
かつベルトコンベヤで物品に送りをかけるので、摩擦等
による速度変化がなく、定速送りによって確実な仕分け
を可能としている。請求項7の発明によれば、ステッピ
ングモータの回転量により押板の押出し位置が検出でき
るので、物品の検出器を用いなくても、物品の正確な切
出し制御ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る物
品切出し設備の平面図、図2は同物品切出し設備の正面
図、図3は切出し装置の平面図、図4は切出し装置の断
面図、図5は切出し装置の切出し部と搬送コンベヤの拡
大正面図、図6は切出し装置の切出し部の拡大側面図、
図7は物品検出器の平面図、図8は切出し装置の作用説
明図である。
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る物
品切出し設備の平面図、図2は同物品切出し設備の正面
図、図3は切出し装置の平面図、図4は切出し装置の断
面図、図5は切出し装置の切出し部と搬送コンベヤの拡
大正面図、図6は切出し装置の切出し部の拡大側面図、
図7は物品検出器の平面図、図8は切出し装置の作用説
明図である。
【0009】図1に示すように、本実施形態の物品切出
し設備は、2台の切出し装置1、2が搬送コンベヤ3に
直角に接続されている。すなわち、搬送コンベヤ3の送
り方向に対し切出し装置1、2の送り方向が直交してい
る。このように、直角に配置することにより、切出し装
置を複数台接続できるようにしたので、数種の物品の切
り出しが可能である。さらに、数量的な処理能力も向上
しており、1台の切出し装置1が切り出し終えると物品
を補充する必要があるが、この間に他の切出し装置2で
切り出せるという利点がある。なお、搬送コンベヤ3
は、ローラコンベヤ4とベルトコンベヤ5とから構成さ
れるが、その詳細は後述する。
し設備は、2台の切出し装置1、2が搬送コンベヤ3に
直角に接続されている。すなわち、搬送コンベヤ3の送
り方向に対し切出し装置1、2の送り方向が直交してい
る。このように、直角に配置することにより、切出し装
置を複数台接続できるようにしたので、数種の物品の切
り出しが可能である。さらに、数量的な処理能力も向上
しており、1台の切出し装置1が切り出し終えると物品
を補充する必要があるが、この間に他の切出し装置2で
切り出せるという利点がある。なお、搬送コンベヤ3
は、ローラコンベヤ4とベルトコンベヤ5とから構成さ
れるが、その詳細は後述する。
【0010】つぎに、図2〜4に基づき、切出し装置
1、2の詳細を説明する。なお、2台の切出し装置1、
2は同一の構成であるので、一方の切出し装置のみ説明
する。図2において、6は切出し装置1、2の架台、7
は搬送コンベヤ3の架台である。
1、2の詳細を説明する。なお、2台の切出し装置1、
2は同一の構成であるので、一方の切出し装置のみ説明
する。図2において、6は切出し装置1、2の架台、7
は搬送コンベヤ3の架台である。
【0011】図2〜4において、10は切出し装置1、
2のフレームであり、断面長四角形の長尺部材である。
なお、上面部材の中央部分は長手方向に切り欠かれてお
り、後述するスライダ16が通る空間となっている。フ
レーム10の上面には、ストック板11が配置されてい
る。このストック板11はフレーム10より若干幅が狭
く、長さはほぼ等しい部材であり、長手方向の両端部
で、前記フレーム10に支持されている。
2のフレームであり、断面長四角形の長尺部材である。
なお、上面部材の中央部分は長手方向に切り欠かれてお
り、後述するスライダ16が通る空間となっている。フ
レーム10の上面には、ストック板11が配置されてい
る。このストック板11はフレーム10より若干幅が狭
く、長さはほぼ等しい部材であり、長手方向の両端部
で、前記フレーム10に支持されている。
【0012】12はネジ棒でフレーム10内に配置さ
れ、両端部を図示しない軸受で支持されている。そし
て、ネジ棒12の下端にはプーリ13が固定されてお
り、このプーリ13と、フレーム10の下端部に取り付
けられたモータ14のプーリ15との間にはチェーン等
が巻き掛けられている。16はスライダで、前記ストッ
ク板11を囲む枠形状の上部材17の下面にスライド部
18が取り付けられ、さらにスライド部18の下面にナ
ット19が取り付けられている。前記スライド部18は
フレーム10内に設置された2本のレール21に摺動自
在に嵌合し、前記ナット19はネジ棒12に螺合してい
る。そして、前記スライダ16の上面には押板22が立
設されている。23はフレーム10の一側縁に沿って立
てられた側板である。上記の構造により、特許請求の範
囲にいう駆動装置が構成されており、前記モータ14を
駆動すると、押板22は図2に示すように、下端(実線
図示の位置)から上端(鎖線図示の位置)の切出し部ま
で往復動することができる。
れ、両端部を図示しない軸受で支持されている。そし
て、ネジ棒12の下端にはプーリ13が固定されてお
り、このプーリ13と、フレーム10の下端部に取り付
けられたモータ14のプーリ15との間にはチェーン等
が巻き掛けられている。16はスライダで、前記ストッ
ク板11を囲む枠形状の上部材17の下面にスライド部
18が取り付けられ、さらにスライド部18の下面にナ
ット19が取り付けられている。前記スライド部18は
フレーム10内に設置された2本のレール21に摺動自
在に嵌合し、前記ナット19はネジ棒12に螺合してい
る。そして、前記スライダ16の上面には押板22が立
設されている。23はフレーム10の一側縁に沿って立
てられた側板である。上記の構造により、特許請求の範
囲にいう駆動装置が構成されており、前記モータ14を
駆動すると、押板22は図2に示すように、下端(実線
図示の位置)から上端(鎖線図示の位置)の切出し部ま
で往復動することができる。
【0013】23はフレーム10の一側縁に沿って立て
られた側板であり、物品の片側縁を揃えて立てるために
設けられている。
られた側板であり、物品の片側縁を揃えて立てるために
設けられている。
【0014】つぎに、切出し部の詳細を図5〜7に基づ
き説明する。前記ストック板11の先端には、切出しロ
ーラ25が回転自在に軸支されており、この切出しロー
ラ25の上面高さはストック板11の高さと同一又は少
し高く設定されている。この切出しローラ25の一端に
はプーリ26が取り付けられている。フレーム10の上
端部下面にはモータ27が取り付けられ、その出力軸の
プーリ28と前記プーリ26間にはチェーン29が巻き
掛けられている。よって、前記モータ27を駆動する
と、切出しローラ25が回転するようになっている。
き説明する。前記ストック板11の先端には、切出しロ
ーラ25が回転自在に軸支されており、この切出しロー
ラ25の上面高さはストック板11の高さと同一又は少
し高く設定されている。この切出しローラ25の一端に
はプーリ26が取り付けられている。フレーム10の上
端部下面にはモータ27が取り付けられ、その出力軸の
プーリ28と前記プーリ26間にはチェーン29が巻き
掛けられている。よって、前記モータ27を駆動する
と、切出しローラ25が回転するようになっている。
【0015】切出し部における側板23には検出器30
が取り付けられている。この検出器30は、第1センサ
31と第2センサ32とからなり、いずれも光センサで
構成されている。第1・第2センサ31、32は、側板
23に固定した取付棒33上をスライドできるようにな
っており、その取付位置を切り出すべき物品の厚さに合
わせて可変に調整できる。第1センサ31は物品が切出
しロール25上に載った切出し位置に来たとき該物品を
検出できる位置に取り付けられ、第2センサ32は前記
切出し位置の直前位置に来た状態の物品を検出できる位
置に取り付けられている。
が取り付けられている。この検出器30は、第1センサ
31と第2センサ32とからなり、いずれも光センサで
構成されている。第1・第2センサ31、32は、側板
23に固定した取付棒33上をスライドできるようにな
っており、その取付位置を切り出すべき物品の厚さに合
わせて可変に調整できる。第1センサ31は物品が切出
しロール25上に載った切出し位置に来たとき該物品を
検出できる位置に取り付けられ、第2センサ32は前記
切出し位置の直前位置に来た状態の物品を検出できる位
置に取り付けられている。
【0016】つぎに、搬送コンベヤ3の詳細を図5〜6
に基づき説明する。ローラコンベヤ4とベルトコンベヤ
5との搬送面は互いに直交し、側面視でV字状に配置さ
れている。ローラコンベヤ4は、多数のローラ41を回
転自在に支持して並べたものであり、その幅方向一端側
を前記切出しローラ25の下端直下に位置させ、幅方向
他端側を斜め下方に向け、傾斜させて設置している。ベ
ルトコンベヤ5は前後一対のローラ51にベルト52を
巻き掛けたものであり、その搬送面を前記ローラコンベ
ヤ4の搬送面に直交させ、互いの下端を隣接させて配置
している。
に基づき説明する。ローラコンベヤ4とベルトコンベヤ
5との搬送面は互いに直交し、側面視でV字状に配置さ
れている。ローラコンベヤ4は、多数のローラ41を回
転自在に支持して並べたものであり、その幅方向一端側
を前記切出しローラ25の下端直下に位置させ、幅方向
他端側を斜め下方に向け、傾斜させて設置している。ベ
ルトコンベヤ5は前後一対のローラ51にベルト52を
巻き掛けたものであり、その搬送面を前記ローラコンベ
ヤ4の搬送面に直交させ、互いの下端を隣接させて配置
している。
【0017】よって、切出しローラ25から落下した物
品、はローラ41上を滑り落ち、その端面がベルト
コンベヤ5のベルト52に当たって止まる。そして、ベ
ルトコンベヤ5の送りを受けてローラコンベヤ4上を滑
走して、図示しない包装ステーションに向け搬送される
のである。
品、はローラ41上を滑り落ち、その端面がベルト
コンベヤ5のベルト52に当たって止まる。そして、ベ
ルトコンベヤ5の送りを受けてローラコンベヤ4上を滑
走して、図示しない包装ステーションに向け搬送される
のである。
【0018】つぎに、切出し装置1、2による物品の切
り出し作用を説明する。図8(I)は、物品、…が
ストック板11上で押板22により切出し部に押し出さ
れてきた状態である。そして、先頭の物品が第2セン
サ32で切出し直前位置に来たことが検知されると切り
出し準備完了である。切り出しがスタートすると、押板
22によって物品、…が押し出され、同図(II)に
示すように、先頭の物品が第1センサ31で検知さ
れ、2番目の物品が第2センサ32で検知されると、
送りが止められる。ついで、同図(III )に示すよう
に、切出しローラ25を回転させると、先頭の物品の
みが、ローラ41上に落下していく。この切出しローラ
25がないと物品は重力だけで滑り落ちるので、摩擦係
数の変動で速度変化が大きいが、切出しローラ25を回
転させるとどのような物品も確実に落下させうるので、
切り出しが正確に行える。なお、切出しローラ25を常
に回転させていてもよい。上記の切り出しにより第1セ
ンサ31がOFFとなると再び切出し装置の送りを起動
させ、同図(IV)に示すように、次の物品が第1セン
サ31で検知できる状態まで送りをかける。この後は、
前記(I)〜(IV)を繰り返すことで、順次物品を切り
出していける。
り出し作用を説明する。図8(I)は、物品、…が
ストック板11上で押板22により切出し部に押し出さ
れてきた状態である。そして、先頭の物品が第2セン
サ32で切出し直前位置に来たことが検知されると切り
出し準備完了である。切り出しがスタートすると、押板
22によって物品、…が押し出され、同図(II)に
示すように、先頭の物品が第1センサ31で検知さ
れ、2番目の物品が第2センサ32で検知されると、
送りが止められる。ついで、同図(III )に示すよう
に、切出しローラ25を回転させると、先頭の物品の
みが、ローラ41上に落下していく。この切出しローラ
25がないと物品は重力だけで滑り落ちるので、摩擦係
数の変動で速度変化が大きいが、切出しローラ25を回
転させるとどのような物品も確実に落下させうるので、
切り出しが正確に行える。なお、切出しローラ25を常
に回転させていてもよい。上記の切り出しにより第1セ
ンサ31がOFFとなると再び切出し装置の送りを起動
させ、同図(IV)に示すように、次の物品が第1セン
サ31で検知できる状態まで送りをかける。この後は、
前記(I)〜(IV)を繰り返すことで、順次物品を切り
出していける。
【0019】つぎに、本発明の他の実施形態を説明す
る。前記実施形態において切出しローラ25を設けた
が、これは必須ではなく、設けなくてもよい。この場
合、物品はストック板11の先端から直接ローラコンベ
ヤ4上へ落下するが、ローラコンベヤ4の傾斜角度、摩
擦係数及び物品の摩擦係数によりスムーズに物品がロー
ラコンベヤ4上を落下すれば可能である。
る。前記実施形態において切出しローラ25を設けた
が、これは必須ではなく、設けなくてもよい。この場
合、物品はストック板11の先端から直接ローラコンベ
ヤ4上へ落下するが、ローラコンベヤ4の傾斜角度、摩
擦係数及び物品の摩擦係数によりスムーズに物品がロー
ラコンベヤ4上を落下すれば可能である。
【0020】また、前記実施形態では、切出し部に物品
の検出器を取り付けたが、比較的に物品の形状が大きく
物品同志の隙間の累積が切出しに影響を与えない物品で
は、これを用いず、押板22の駆動モータ14としてス
テッピングモータを用い、このステッピングモータの回
転量あるいは回転位置によって間接的に物品の切り出し
位置およびその直前位置を検知してもよい。このような
構成によっても、物品の検出器を用いた場合と同様の正
確な切出し制御が可能である。また、前記実施形態で
は、搬送コンベヤ3にローラコンベヤ4を設けたが、ロ
ーラコンベヤ4に変えて低摩擦な板を用いてもよい。
の検出器を取り付けたが、比較的に物品の形状が大きく
物品同志の隙間の累積が切出しに影響を与えない物品で
は、これを用いず、押板22の駆動モータ14としてス
テッピングモータを用い、このステッピングモータの回
転量あるいは回転位置によって間接的に物品の切り出し
位置およびその直前位置を検知してもよい。このような
構成によっても、物品の検出器を用いた場合と同様の正
確な切出し制御が可能である。また、前記実施形態で
は、搬送コンベヤ3にローラコンベヤ4を設けたが、ロ
ーラコンベヤ4に変えて低摩擦な板を用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明は、切出し装置が傾斜し
て設置されているのでコンパクトであり、ストック板に
物品の検知器を取り付けているので、切出し制御を正確
にできる。請求項2の発明によれば、切出し装置を複数
台搬送コンベヤに接続してるので異なる品種の扱いが可
能であり、数量的処理能力も高くなる。請求項3の発明
によれば、切出しローラを回転させて物品を下方に落下
させるので、確実に切り出せる。請求項4の発明によれ
ば、物品の厚さが変わっても取付位置を調整することに
より、正確に物品の切り出しを制御できる。請求項5の
発明では、ネジ棒が押板の下面に設置されるので全長が
短くなり、コンパクトにできる。請求項6の発明では、
ローラコンベヤで送り抵抗を低減し、かつベルトコンベ
ヤで物品に送りをかけるので定速送りによる確実な仕分
けを可能としている。請求項7の発明によれば、ステッ
ピングモータの回転量、回転位置に基づいて、物品の正
確な切り出しが可能である。
て設置されているのでコンパクトであり、ストック板に
物品の検知器を取り付けているので、切出し制御を正確
にできる。請求項2の発明によれば、切出し装置を複数
台搬送コンベヤに接続してるので異なる品種の扱いが可
能であり、数量的処理能力も高くなる。請求項3の発明
によれば、切出しローラを回転させて物品を下方に落下
させるので、確実に切り出せる。請求項4の発明によれ
ば、物品の厚さが変わっても取付位置を調整することに
より、正確に物品の切り出しを制御できる。請求項5の
発明では、ネジ棒が押板の下面に設置されるので全長が
短くなり、コンパクトにできる。請求項6の発明では、
ローラコンベヤで送り抵抗を低減し、かつベルトコンベ
ヤで物品に送りをかけるので定速送りによる確実な仕分
けを可能としている。請求項7の発明によれば、ステッ
ピングモータの回転量、回転位置に基づいて、物品の正
確な切り出しが可能である。
【図1】本発明の一実施形態に係る物品切出し設備の平
面図である。
面図である。
【図2】同物品切出し設備の正面図である。
【図3】切出し装置の平面図である。
【図4】切出し装置の断面図である。
【図5】切出し装置の切出し部と搬送コンベヤの拡大正
面図である。
面図である。
【図6】切出し装置の切出し部の拡大側面図である。
【図7】物品検出器の平面図である。
【図8】切出し装置の作用説明図である。
【図9】物品切出し作業の概念図である。
1 切出し装置
2 切出し装置
3 搬送コンベヤ
4 ローラコンベヤ
5 ベルトコンベヤ
10 フレーム
11 ストック板
12 ネジ棒
16 スライダ
22 押板
23 側板
25 切出しローラ
31 第1センサ
32 第2センサ
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−20433(JP,A)
特開 平9−40181(JP,A)
実開 昭58−20230(JP,U)
特公 昭50−18669(JP,B2)
実公 昭56−29306(JP,Y2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65G 59/02
B65G 59/08
B65G 47/06 - 47/10
Claims (7)
- 【請求項1】搬送コンベヤと、これに物品を供給する切
出し装置からなる物品切出し設備であって、前記切出し
装置が、物品を載せるストック板と、該ストック板上の
基端側と先端側の間を進退して、該ストック板上の物品
を押し上げる押板と、該押板の駆動装置を有しており、
前記ストック板が、基端側を下に、先端側を前記搬送コ
ンベヤに位置するように、傾斜して設置され、前記切出
し装置の先端の切出し部に、物品が切出し位置に来たこ
とを検出する第1センサと、物品が前記切出し位置の直
前位置に来たことを検出する第2センサとからなる物品
の検出器を取り付けたことを特徴とする物品切出し設
備。 - 【請求項2】前記切出し装置が、その送り方向が搬送コ
ンベヤの送り方向に対し直角となるように、前記搬送コ
ンベヤに接続され、かつ、前記搬送コンベヤに複数台並
列に接続されていることを特徴とする請求項1記載の物
品切出し設備。 - 【請求項3】前記ストック板の先端の切出し位置に、切
出しローラを回転自在に取り付け、該切出しローラを駆
動装置で回転駆動するようにしたことを特徴とする請求
項1記載の物品切出し設備。 - 【請求項4】前記検出器における第1センサと第2セン
サの取付位置を、物品の送り方向に移動自在にしたこと
を特徴とする請求項1記載の物品切出し設備。 - 【請求項5】前記駆動装置は、前記押板の下面に取り付
けたナットと、前記ストック板の下面に物品送り方向に
沿って取り付け前記ナットが螺合したネジ棒と、該ネジ
棒を回転させる駆動モータとからなることを特徴とする
請求項1記載の物品切出し設備。 - 【請求項6】前記搬送コンベヤは、切り出された物品を
載せるローラコンベヤと、該物品に送りをかけるベルト
コンベヤとからなり、前記ローラコンベヤは、その幅方
向一端側が前記切出し装置の切出し部直下に位置し、幅
方向他端側を斜め下方に向けて傾斜して設置され、前記
ベルトコンベヤは、前記ローラコンベヤの他端側に沿っ
て、その搬送面を前記ローラコンベヤの搬送面に直交さ
せて設置したことを特徴とする請求項1記載の物品切出
し設備。 - 【請求項7】前記物品の検出器の代わりに、前記押板の
駆動装置にステッピングモータを用い、該ステッピング
モータの回転数で物品の切出し位置と直前位置を検知す
るようにしたことを特徴とする請求項1記載の物品切出
し設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25281697A JP3393044B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 物品切出し設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25281697A JP3393044B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 物品切出し設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179363A JPH1179363A (ja) | 1999-03-23 |
JP3393044B2 true JP3393044B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=17242614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25281697A Expired - Fee Related JP3393044B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 物品切出し設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3393044B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002145450A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-22 | Okamura Corp | 搬送装置における薄板状搬送物の分離供給装置 |
KR100878656B1 (ko) | 2007-08-21 | 2009-01-15 | 현대자동차주식회사 | 차량 부품을 위한 자동적재장치 |
CN113184553A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-07-30 | 山东深蓝机器股份有限公司 | 一种翻转升降式布卷码垛小车 |
CN113998216A (zh) * | 2021-12-04 | 2022-02-01 | 日照职业技术学院 | 一种电商商品快速包装输送设备 |
KR102475630B1 (ko) * | 2022-08-22 | 2022-12-07 | 김성왕 | 중력식 체인컨베이어시스템 |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP25281697A patent/JP3393044B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1179363A (ja) | 1999-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0746520B1 (en) | Package measuring system and accumulator | |
US5695071A (en) | Small flats sorter | |
JPS62182011A (ja) | 包装用装置の改良及びその方法 | |
JP3393044B2 (ja) | 物品切出し設備 | |
JP2006525109A (ja) | 扁平な郵便物を狭幅側を下に方向付けるための方法と装置 | |
JPH09124017A (ja) | 箱のフラップ開き装置 | |
JP3057368B1 (ja) | ピッキング装置 | |
JP2002205817A (ja) | 集積装置および仕分装置 | |
JP2710325B2 (ja) | 青果物の選別装置 | |
JPS61155120A (ja) | コンベヤ | |
JP2548840B2 (ja) | 作物の選別用搬送装置 | |
JPH09124015A (ja) | 段ボール箱の封緘テープ切断装置 | |
JP2605655B2 (ja) | 長尺青果物等の整列供給コンベヤ装置 | |
JP2582960B2 (ja) | 作物の選別用搬送装置 | |
JP3413153B2 (ja) | 紙葉類搬送方法及び装置 | |
CA2520585A1 (en) | Stack correction system and method | |
JP2503090B2 (ja) | 農作物の選別用搬出装置 | |
JP3397745B2 (ja) | 紙葉類整位搬送装置 | |
JP3430812B2 (ja) | 物品自動供給装置 | |
JP3430813B2 (ja) | 物品自動供給装置 | |
JPH0858727A (ja) | 長物野菜の箱詰装置 | |
JP2755884B2 (ja) | 作物の選別用搬送装置 | |
JP3426187B2 (ja) | 紙葉類搬送方法及び装置 | |
JP2001278531A (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
JPH09124145A (ja) | 段積みされた物品の移送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |