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JP3390673B2 - 水位計測法 - Google Patents

水位計測法

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Publication number
JP3390673B2
JP3390673B2 JP22068198A JP22068198A JP3390673B2 JP 3390673 B2 JP3390673 B2 JP 3390673B2 JP 22068198 A JP22068198 A JP 22068198A JP 22068198 A JP22068198 A JP 22068198A JP 3390673 B2 JP3390673 B2 JP 3390673B2
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JP
Japan
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frequency
signal
water level
beat signal
beat
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JP22068198A
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JP2000055716A (ja
Inventor
公夫 森川
堅治 山口
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Meisei Electric Co Ltd
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meisei Electric Co Ltd filed Critical Meisei Electric Co Ltd
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電波を使用して空
中線から水面までの距離を計測し、水位を求める水位計
測法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の周波数変調された電波を使用した
電波水位計では、空中線から水面に向けて放射し反射さ
れた電波を受信し、該受信した反射波と放射した電波と
で生じるビート信号をフィルタを通した後周波数/電圧
変換処理を行い、該周波数/電圧変換処理で得られた電
圧値から水面までの距離即ち水位を計算によって求めて
いた。 【0003】上記従来の技術によると、水面と空中線の
間で生ずる多重反射による不要周波数成分の影響で誤っ
た水位を出力する事があるという問題がある。更に水面
の波で生ずる電波の擾乱が水位を計測する井戸の側壁面
で反射して不要周波数成分となりビート信号のS/N比
の低下をきたし正確な水位の検出を困難にするという問
題がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、この問題を
解決するために提案するもので、ビート信号に含まれる
水面と空中線との間で生ずる多重反射による不要周波数
成分による影響の除去と、水面の波で生ずる電波の擾乱
が水位を計測する井戸の側壁面で反射して不要周波数成
分となりビート信号のS/N比が低下することによる影
響を除去することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、FM変調の周波数偏移幅をΔFとして
波数変調された高周波信号を発生する送信部と、該送信
部からの周波数変調された高周波信号をサーキュレータ
を介して水面に向けて繰り返し(繰り返し周波数をf
m)放射し、且、水面から反射して来る反射波を受信す
る空中線と、該空中線で受信した反射波を上記サーキュ
レータを介して受信し、且、前記送信部からの高周波信
号をサーキュレータを介して水面に向けて放射した高周
波信号の一部をサーキュレータから受信して上記受信し
た反射波とのビート信号を検出する受信部と、該受信部
から上記ビート信号を受信してこれを処理する信号処理
部を有する電波水位計を用いて水位が急激に変化しない
場合の水位計測法において、前に得た水位データから逆
算して求めた最適ビート周波数の値を上記信号処理部の
適応化フィルタに与えて通過帯域を最適に設定してお
き、上記信号処理部では受信したビート信号を高速フー
リエ変換処理により該ビート信号の周波数成分を抽出し
たデータを該適応化フィルタに与え、しかる後、該適応
化フィルタにより処理して得たビート信号の周波数成分
の内から主要周波数成分を取り出し、該取り出したビー
ト信号の主要周波数成分を用いて離散フーリエ変換処理
によりビート信号の周波数(fr)を抽出し、該抽出し
たビート信号の周波数から下記計算式 R=C(電波伝播速度)・fr/(4・ΔF・fm) によって空中線から水面までの距離(R)を求めること
を特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態に基いて詳細に説明する。 【0007】図1は本発明の実施の形態を示すFM−C
Wレーダを用いた水位計のブロック図で、1は送信部、
2はサーキュレータ、3は空中線、4は受信部、5は信
号処理部、6は操作部、7は表示部、8は井戸、9は水
面、10は送信波、11は反射波を示す。 【0008】1は送信部で、FM変調の周波数偏移幅を
ΔFとして周波数変調された高周波信号を発生し、該送
信部1で発生する周波数変調された高周波信号即ち送信
波はサーキュレータ2を介して空中線3に供給され該空
中線3から井戸8の水面9に向って送信波10が繰り返
し(繰り返し周波数をfm)放射される。水面9で反射
された反射波11は空中線3で受信されサーキュレータ
2を介して受信部4に入力される。また受信部4は送信
部1で発生した上記周波数変調された高周波信号即ち送
信波の一部をサーキュレータ2を介して受信し、該送信
波の一部と上記受信した反射波とが混合されて生ずるビ
ート信号を検出する。該ビート信号は受信部4で増幅さ
れた後信号処理部5に出力され、信号処理部5は該ビー
ト信号を受信してこれをサンプリングして、A/D変換
によりディジタルデータとした後、演算処理により高速
フーリエ変換をおこない周波数成分のスペクトルを得る
が、ここで得られる周波数成分は井戸8の水面と空中線
3との間で生ずる多重反射、水面の波による反射波や井
戸8の側壁からの反射波等によって生ずる雑音としての
周波数成分を含んでいるので、これ等の雑音としての周
波数成分を除去するために、予め水位は急激に変化しな
いことを利用して、すなわち水位が急激に変化しない場
、前に得た水位データから逆算して得た最適なビート
周波数の値を操作部6を用いて信号処理部5の適応化フ
ィルタに与えて、上記高速フーリエ変換で得た周波数成
分のスペクトルを該適応化フィルタで処理することによ
って上記雑音の除去を行い、これによって得た周波数成
分の最大値を用いて更に離散フーリエ変換処理を行った
結果得られたビート信号の周波数値をFM−CWの下記
の式 R=C・fr/(4・ΔF・fm) R:空中線から水面までの距離 C:電波伝播速度 fr:ビート信号の周波数 ΔF:FM変調の周波数偏移 fm:FM変調の繰り返し周波数 に代入して水面までの距離を算出するようにしたもので
ある。上記計算式においてC,ΔF及びfmはすべて既
知であるからfrの値を代入することによってRを求め
ることが出来る。 【0009】 【発明の効果】本発明によれば、水位が急激に変化しな
い場合において、観測されたビート信号をディジタルデ
ータとした後高速フーリエ変換を行ない、既に得てある
水位からビート周波数を逆算して得た最適な値を与えて
適応化フィルタの通過帯域を最適に設定して適応化フィ
ルタ処理を行うことにより、上記多重反射あるいは水面
の波と井戸の壁面による電波の擾乱から生ずるS/N比
の低下即ち雑音の影響を除去し、離散フーリエ変換によ
り正確なビート周波数を検出することが可能となり、そ
のビート周波数から正確な水位を算出することが出来る
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】FM−CWレーダを用いた水位計のブロック図
を示す。 【符号の説明】 1…送信部 2…サーキュレータ 3…空中線 4…受信部 5…信号処理部 6…操作部 7…表示部 8…井戸 9…水面 10…送信波 11…反射波
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 23/284 G01S 13/34 G01S 13/42

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 FM変調の周波数偏移幅をΔFとして
    波数変調された高周波信号を発生する送信部と、該送信
    部からの周波数変調された高周波信号をサーキュレータ
    を介して水面に向けて繰り返し(繰り返し周波数をf
    m)放射し、且、水面から反射して来る反射波を受信す
    る空中線と、該空中線で受信した反射波を上記サーキュ
    レータを介して受信し、且、前記送信部からの高周波信
    号をサーキュレータを介して水面に向けて放射した高周
    波信号の一部をサーキュレータから受信して上記受信し
    た反射波とのビート信号を検出する受信部と、該受信部
    から上記ビート信号を受信してこれを処理する信号処理
    部を有する電波水位計を用いて水位が急激に変化しない
    場合の水位計測法において、前に得た水位データから逆算して求めた最適ビート周波
    数の値を上記信号処理部の適応化フィルタに与えて通過
    帯域を最適に設定しておき、 上記信号処理部では受信し
    たビート信号を高速フーリエ変換処理により該ビート信
    号の周波数成分を抽出したデータを該適応化フィルタに
    与え、しかる後、該適応化フィルタにより処理して得た
    ビート信号の周波数成分の内から主要周波数成分を取り
    出し、該取り出したビート信号の主要周波数成分を用い
    て離散フーリエ変換処理によりビート信号の周波数(f
    r)を抽出し、該抽出したビート信号の周波数から下記
    計算式 R=C(電波伝播速度)・fr/(4・ΔF・fm) によって空中線から水面までの距離(R)を求めること
    を特徴とした水位計測法。
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JP6880850B2 (ja) * 2017-03-13 2021-06-02 富士通株式会社 測距装置,水位計測システム及び測距方法
CN113842037B (zh) * 2020-06-28 2023-04-14 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 饮水设备、饮水系统、饮水设备的控制方法和存储介质
CN112212936A (zh) * 2020-09-29 2021-01-12 广东电网有限责任公司广州供电局 一体化电缆井积水深度在线监测装置、设备及方法

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