JP3387959B2 - 射出成形機の材料供給装置 - Google Patents
射出成形機の材料供給装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/18—Feeding the material into the injection moulding apparatus, i.e. feeding the non-plastified material into the injection unit
- B29C45/1816—Feeding auxiliary material, e.g. colouring material
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂に色付けを行うこ
とが可能な射出成形機の材料供給装置に関するものであ
る。
とが可能な射出成形機の材料供給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭63−293026号公報に記載さ
れている射出成形機の材料供給装置等、従来の材料供給
装置においては、いわゆるナチュラル材と称される樹脂
に、顔料であるマスターバッチ(以下、MBと称する)
を混合することにより所望の色付けを行うようになって
いる。そして、例えば樹脂のロットが異なる場合や樹脂
の種類を変更する場合等には、上記従来の材料供給装置
は、ホッパーに貯留されている、それまで使用していた
樹脂(以下、旧樹脂と称する)を抜き取り、これから使
用する樹脂(以下、新樹脂と称する)を貯留するように
なっている。以下に、上記従来の材料供給装置におい
て、樹脂の交換時に、ホッパーに新樹脂を貯留し、この
新樹脂にMBを混合して射出装置に供給する場合の供給
手順について、図5に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
れている射出成形機の材料供給装置等、従来の材料供給
装置においては、いわゆるナチュラル材と称される樹脂
に、顔料であるマスターバッチ(以下、MBと称する)
を混合することにより所望の色付けを行うようになって
いる。そして、例えば樹脂のロットが異なる場合や樹脂
の種類を変更する場合等には、上記従来の材料供給装置
は、ホッパーに貯留されている、それまで使用していた
樹脂(以下、旧樹脂と称する)を抜き取り、これから使
用する樹脂(以下、新樹脂と称する)を貯留するように
なっている。以下に、上記従来の材料供給装置におい
て、樹脂の交換時に、ホッパーに新樹脂を貯留し、この
新樹脂にMBを混合して射出装置に供給する場合の供給
手順について、図5に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0003】図5に示すように、例えば射出成形機の使
用者がスイッチやボタン等を操作することにより入力動
作を行い、樹脂の交換を指示すると(S41)、材料供
給装置の制御装置は、ホッパー内部に滞留している旧樹
脂をエアパージ等することにより抜き取り、ホッパー内
部を清掃する(S42)。そして、ホッパー内部の清掃
が完了すると、ホッパー下部に設けられているホッパー
スライダーを閉状態とし、新樹脂をホッパーに貯留する
(S43)。そして、ホッパーに所定量の新樹脂が貯留
されると、ホッパースライダーを開状態とし(S4
4)、新樹脂を射出装置のシリンダに供給する(S4
5)。
用者がスイッチやボタン等を操作することにより入力動
作を行い、樹脂の交換を指示すると(S41)、材料供
給装置の制御装置は、ホッパー内部に滞留している旧樹
脂をエアパージ等することにより抜き取り、ホッパー内
部を清掃する(S42)。そして、ホッパー内部の清掃
が完了すると、ホッパー下部に設けられているホッパー
スライダーを閉状態とし、新樹脂をホッパーに貯留する
(S43)。そして、ホッパーに所定量の新樹脂が貯留
されると、ホッパースライダーを開状態とし(S4
4)、新樹脂を射出装置のシリンダに供給する(S4
5)。
【0004】次に、シリンダのスクリューがスクリュー
モータの駆動により回転し始めると(S46)、制御装
置は、スクリューモータの駆動開始に同期させて、MB
供給装置からMBをシリンダに供給する(S47)。そ
の後、新樹脂およびMBをスクリューの回転により混合
・分散すると共に溶融し、シリンダ先端部に設けられて
いるノズルから金型内に所定量ずつ射出して射出成形を
行う(S48)。
モータの駆動により回転し始めると(S46)、制御装
置は、スクリューモータの駆動開始に同期させて、MB
供給装置からMBをシリンダに供給する(S47)。そ
の後、新樹脂およびMBをスクリューの回転により混合
・分散すると共に溶融し、シリンダ先端部に設けられて
いるノズルから金型内に所定量ずつ射出して射出成形を
行う(S48)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の射出成形機の材料供給装置においては、S45に
て、新樹脂が射出装置のシリンダに供給された後、S4
7にて、スクリューモータの駆動開始に同期してMB供
給装置からMBがシリンダに供給される。従って、樹脂
の交換後、最初にシリンダに供給される新樹脂には、M
Bが混合されないこととなる。
来の射出成形機の材料供給装置においては、S45に
て、新樹脂が射出装置のシリンダに供給された後、S4
7にて、スクリューモータの駆動開始に同期してMB供
給装置からMBがシリンダに供給される。従って、樹脂
の交換後、最初にシリンダに供給される新樹脂には、M
Bが混合されないこととなる。
【0006】このため、上記従来の材料供給装置を備え
た射出成形機は、例えば樹脂の交換時において、新樹脂
にMBが均一に混合・分散され、所望の色付けが行われ
ている良好な品質の射出成形品が得られるまで、色の付
いていない新樹脂を連続して排出する、いわゆる捨て打
ちを何度も繰り返さなければならない。上記の捨て打ち
は、材料供給装置の大きさ等にもよるが、新樹脂が30kg
程度排出されるまで繰り返す必要があり、また、捨て打
ちされた新樹脂あるいは射出成形品は、色付けが不充分
なため、不良品となる。従って、上記従来の材料供給装
置は、樹脂を交換すると、所望の色付けが行われるまで
に大量の新樹脂が無駄になると共に、捨て打ちに時間が
掛かるという問題点を有している。
た射出成形機は、例えば樹脂の交換時において、新樹脂
にMBが均一に混合・分散され、所望の色付けが行われ
ている良好な品質の射出成形品が得られるまで、色の付
いていない新樹脂を連続して排出する、いわゆる捨て打
ちを何度も繰り返さなければならない。上記の捨て打ち
は、材料供給装置の大きさ等にもよるが、新樹脂が30kg
程度排出されるまで繰り返す必要があり、また、捨て打
ちされた新樹脂あるいは射出成形品は、色付けが不充分
なため、不良品となる。従って、上記従来の材料供給装
置は、樹脂を交換すると、所望の色付けが行われるまで
に大量の新樹脂が無駄になると共に、捨て打ちに時間が
掛かるという問題点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の射
出成形機の材料供給装置は、上記の課題を解決するため
に、樹脂に色付けを行うことが可能な射出成形機の材料
供給装置であって、射出装置に樹脂を供給する樹脂供給
手段と、上記射出装置に顔料を供給する顔料供給手段
と、上記樹脂供給手段の供給動作開始に同期して顔料が
供給されるように上記顔料供給手段を制御する制御手段
とを備えているとともに、上記顔料供給手段は、異なる
色の顔料を貯留する複数個の顔料タンクと、計量機内部
の顔料を抜き取り、清掃する際に用いられるエアブロー
装置を有し、かつ、顔料タンクから供給される顔料を計
量して上記射出装置に供給する計量機と、樹脂の色替え
時に計量機から抜き取られる顔料を回収するロートと、
上記ロートにて回収された顔料を該当するタンクに戻す
ために分岐する分岐装置と、分岐された顔料を上記顔料
タンクに返送するための返送管とを備えていることを特
徴としている。
出成形機の材料供給装置は、上記の課題を解決するため
に、樹脂に色付けを行うことが可能な射出成形機の材料
供給装置であって、射出装置に樹脂を供給する樹脂供給
手段と、上記射出装置に顔料を供給する顔料供給手段
と、上記樹脂供給手段の供給動作開始に同期して顔料が
供給されるように上記顔料供給手段を制御する制御手段
とを備えているとともに、上記顔料供給手段は、異なる
色の顔料を貯留する複数個の顔料タンクと、計量機内部
の顔料を抜き取り、清掃する際に用いられるエアブロー
装置を有し、かつ、顔料タンクから供給される顔料を計
量して上記射出装置に供給する計量機と、樹脂の色替え
時に計量機から抜き取られる顔料を回収するロートと、
上記ロートにて回収された顔料を該当するタンクに戻す
ために分岐する分岐装置と、分岐された顔料を上記顔料
タンクに返送するための返送管とを備えていることを特
徴としている。
【0008】請求項2記載の発明の射出成形機の材料供
給装置は、上記の課題を解決するために、樹脂に色付け
を行うことが可能な射出成形機の材料供給装置であっ
て、射出装置に樹脂を供給する樹脂供給手段と、上記射
出装置に顔料を供給する顔料供給手段と、上記射出装置
の射出動作開始に同期して樹脂および顔料が供給される
ように上記樹脂供給手段および顔料供給手段を制御する
供給制御手段とを備えているとともに、上記顔料供給手
段は、異なる色の顔料を貯留する複数個の顔料タンク
と、計量機内部の顔料を抜き取り、清掃する際に用いら
れるエアブロー装置を有し、かつ、顔料タンクから供給
される顔料を計量して上記射出装置に供給する計量機
と、樹脂の色替え時に計量機から抜き取られる顔料を回
収するロートと、上記ロートにて回収された顔料を該当
するタンクに戻すために分岐する分岐装置と、分岐され
た顔料を上記顔料タンクに返送するための返送管とを備
えていることを特徴としている。
給装置は、上記の課題を解決するために、樹脂に色付け
を行うことが可能な射出成形機の材料供給装置であっ
て、射出装置に樹脂を供給する樹脂供給手段と、上記射
出装置に顔料を供給する顔料供給手段と、上記射出装置
の射出動作開始に同期して樹脂および顔料が供給される
ように上記樹脂供給手段および顔料供給手段を制御する
供給制御手段とを備えているとともに、上記顔料供給手
段は、異なる色の顔料を貯留する複数個の顔料タンク
と、計量機内部の顔料を抜き取り、清掃する際に用いら
れるエアブロー装置を有し、かつ、顔料タンクから供給
される顔料を計量して上記射出装置に供給する計量機
と、樹脂の色替え時に計量機から抜き取られる顔料を回
収するロートと、上記ロートにて回収された顔料を該当
するタンクに戻すために分岐する分岐装置と、分岐され
た顔料を上記顔料タンクに返送するための返送管とを備
えていることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、射出装置に樹脂
を供給する樹脂供給手段と、上記射出装置に顔料を供給
する顔料供給手段と、上記樹脂供給手段の供給動作開始
に同期して顔料が供給されるように上記顔料供給手段を
制御する制御手段とを備えているので、射出装置への樹
脂の供給と顔料の供給とを同時に行うことが可能とな
る。このため、樹脂供給手段の供給動作開始時に射出装
置に供給される樹脂にも顔料が混合される。
を供給する樹脂供給手段と、上記射出装置に顔料を供給
する顔料供給手段と、上記樹脂供給手段の供給動作開始
に同期して顔料が供給されるように上記顔料供給手段を
制御する制御手段とを備えているので、射出装置への樹
脂の供給と顔料の供給とを同時に行うことが可能とな
る。このため、樹脂供給手段の供給動作開始時に射出装
置に供給される樹脂にも顔料が混合される。
【0010】これにより、例えば樹脂の交換時におい
て、新しく供給される樹脂に顔料が均一に混合・分散さ
れるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少なくす
ることができる。従って、所望の色付けが行われるまで
に捨て打ちされる樹脂量を削減することができると共
に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打ち
の時間を短くすることができる。
て、新しく供給される樹脂に顔料が均一に混合・分散さ
れるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少なくす
ることができる。従って、所望の色付けが行われるまで
に捨て打ちされる樹脂量を削減することができると共
に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打ち
の時間を短くすることができる。
【0011】請求項2記載の構成によれば、射出装置に
樹脂を供給する樹脂供給手段と、上記射出装置に顔料を
供給する顔料供給手段と、上記射出装置の射出動作開始
に同期して樹脂および顔料が供給されるように上記樹脂
供給手段および顔料供給手段を制御する供給制御手段と
を備えているので、射出装置への樹脂の供給と顔料の供
給とを同時に行うことが可能となる。このため、射出装
置の射出動作開始時に射出装置に供給される樹脂にも顔
料が混合される。
樹脂を供給する樹脂供給手段と、上記射出装置に顔料を
供給する顔料供給手段と、上記射出装置の射出動作開始
に同期して樹脂および顔料が供給されるように上記樹脂
供給手段および顔料供給手段を制御する供給制御手段と
を備えているので、射出装置への樹脂の供給と顔料の供
給とを同時に行うことが可能となる。このため、射出装
置の射出動作開始時に射出装置に供給される樹脂にも顔
料が混合される。
【0012】これにより、例えば樹脂の交換時におい
て、新しく供給される樹脂に顔料が均一に混合・分散さ
れるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少なくす
ることができる。従って、所望の色付けが行われるまで
に捨て打ちされる樹脂量を削減することができると共
に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打ち
の時間を短くすることができる。
て、新しく供給される樹脂に顔料が均一に混合・分散さ
れるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少なくす
ることができる。従って、所望の色付けが行われるまで
に捨て打ちされる樹脂量を削減することができると共
に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打ち
の時間を短くすることができる。
【0013】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図3
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例にかかる射出成形機の材料供給装
置は、いわゆるナチュラル材と称される白色あるいは無
色の樹脂に、この樹脂の顔料であるマスターバッチ(以
下、MBと称する)を混合することにより所望の色付け
を行うことが可能となっており、図1に示すように、略
円錐形状をなしている吸引ホッパー1、この吸引ホッパ
ー1の下方に設けられ、略円錐形状をなしているチャー
ジホッパー2、およびMB供給装置3を備えている。
置は、いわゆるナチュラル材と称される白色あるいは無
色の樹脂に、この樹脂の顔料であるマスターバッチ(以
下、MBと称する)を混合することにより所望の色付け
を行うことが可能となっており、図1に示すように、略
円錐形状をなしている吸引ホッパー1、この吸引ホッパ
ー1の下方に設けられ、略円錐形状をなしているチャー
ジホッパー2、およびMB供給装置3を備えている。
【0015】吸引ホッパー1は、供給管1aを介して図
示しない樹脂タンクに接続されており、例えばルーツブ
ロワー(図示せず)にて吸引ホッパー1内部が負圧とさ
れることにより、樹脂タンクに充填されている樹脂を吸
引し、貯留するようになっている。上記の吸引ホッパー
1とチャージホッパー2との接続部分には、ホッパース
ライダー4が開閉自在に設けられており、図示しない制
御装置により、その開閉動作が制御されている。そし
て、ホッパースライダー4は、チャージホッパー2に樹
脂を貯留する際に開状態とされる一方、吸引ホッパー1
に樹脂が吸引される際や、後述のシリンダ20への樹脂
の供給を遮断する際に閉状態とされる。
示しない樹脂タンクに接続されており、例えばルーツブ
ロワー(図示せず)にて吸引ホッパー1内部が負圧とさ
れることにより、樹脂タンクに充填されている樹脂を吸
引し、貯留するようになっている。上記の吸引ホッパー
1とチャージホッパー2との接続部分には、ホッパース
ライダー4が開閉自在に設けられており、図示しない制
御装置により、その開閉動作が制御されている。そし
て、ホッパースライダー4は、チャージホッパー2に樹
脂を貯留する際に開状態とされる一方、吸引ホッパー1
に樹脂が吸引される際や、後述のシリンダ20への樹脂
の供給を遮断する際に閉状態とされる。
【0016】チャージホッパー2は、吸引ホッパー1か
ら供給される樹脂を、チャージホッパー2下方に設けら
れているスロート5を介して、射出装置のシリンダ20
に順次供給するようになっている。また、チャージホッ
パー2は、内部の樹脂を抜き取り、清掃する際に用いら
れるエアパージ装置(図示せず)を備えており、チャー
ジホッパー2とスロート5との接続部分には、スライダ
ー2aが開閉自在に設けられている。上記のスライダー
2aは、例えばチャージホッパー2内部の樹脂を抜き取
る際に、ホッパースライダー4と共に閉状態とされる一
方、通常は開状態とされている。従って、ホッパースラ
イダー4が開状態とされると、吸引ホッパー1に貯留さ
れている樹脂がチャージホッパー2を介してスロート5
に供給されるようになっている。
ら供給される樹脂を、チャージホッパー2下方に設けら
れているスロート5を介して、射出装置のシリンダ20
に順次供給するようになっている。また、チャージホッ
パー2は、内部の樹脂を抜き取り、清掃する際に用いら
れるエアパージ装置(図示せず)を備えており、チャー
ジホッパー2とスロート5との接続部分には、スライダ
ー2aが開閉自在に設けられている。上記のスライダー
2aは、例えばチャージホッパー2内部の樹脂を抜き取
る際に、ホッパースライダー4と共に閉状態とされる一
方、通常は開状態とされている。従って、ホッパースラ
イダー4が開状態とされると、吸引ホッパー1に貯留さ
れている樹脂がチャージホッパー2を介してスロート5
に供給されるようになっている。
【0017】スロート5は、略円柱形状となっており、
シリンダ20の所定位置に接続されている。また、スロ
ート5は、シリンダ20からの樹脂の逆流を防止するチ
ェックリング(図示せず)を備えている。そして、上記
の吸引ホッパー1、チャージホッパー2、ホッパースラ
イダー4、およびスロート5等で樹脂供給手段を構成し
ている。
シリンダ20の所定位置に接続されている。また、スロ
ート5は、シリンダ20からの樹脂の逆流を防止するチ
ェックリング(図示せず)を備えている。そして、上記
の吸引ホッパー1、チャージホッパー2、ホッパースラ
イダー4、およびスロート5等で樹脂供給手段を構成し
ている。
【0018】MB供給装置(顔料供給手段)3は、それ
ぞれ異なる色のMBが貯留されている複数個のMBタン
ク10…、樹脂に混合されるMBの容量等を計量する計
量機11、および、計量されたMBをスロート5に供給
するための投入ホッパー12を備えており、スロート5
にて樹脂にMBを混合する直接投入方式を採用してい
る。そして、MB供給装置3は、複数個のMBタンク1
0…を備えているので、樹脂の色替えを行うことが可能
となっている。
ぞれ異なる色のMBが貯留されている複数個のMBタン
ク10…、樹脂に混合されるMBの容量等を計量する計
量機11、および、計量されたMBをスロート5に供給
するための投入ホッパー12を備えており、スロート5
にて樹脂にMBを混合する直接投入方式を採用してい
る。そして、MB供給装置3は、複数個のMBタンク1
0…を備えているので、樹脂の色替えを行うことが可能
となっている。
【0019】MBタンク10は、MBを計量機11に供
給するための供給管10a、MBを計量機11に供給す
るときに開状態とされる一方、MBを供給しないときに
閉状態とされるスライダー10b、通常は閉状態とされ
る一方、MBタンク10内部のMBを抜き取る際に開状
態とされるスライダー10cを有している。
給するための供給管10a、MBを計量機11に供給す
るときに開状態とされる一方、MBを供給しないときに
閉状態とされるスライダー10b、通常は閉状態とされ
る一方、MBタンク10内部のMBを抜き取る際に開状
態とされるスライダー10cを有している。
【0020】計量機11は、MBを投入ホッパー12に
供給するための供給管11a、計量されたMBを供給管
11a内に押し出すためのフィーダ11b、このフィー
ダ11bを駆動する計量モータ11c、通常は閉状態と
される一方、樹脂の色替え時等、計量機11内部のMB
を抜き取る際に開状態とされるコック11d、および、
計量機11内部のMBを抜き取り、清掃する際に用いら
れるエアブロー装置(図示せず)を有している。上記の
計量モータ11cは、図示しない制御装置により、その
駆動・停止等が制御されている。
供給するための供給管11a、計量されたMBを供給管
11a内に押し出すためのフィーダ11b、このフィー
ダ11bを駆動する計量モータ11c、通常は閉状態と
される一方、樹脂の色替え時等、計量機11内部のMB
を抜き取る際に開状態とされるコック11d、および、
計量機11内部のMBを抜き取り、清掃する際に用いら
れるエアブロー装置(図示せず)を有している。上記の
計量モータ11cは、図示しない制御装置により、その
駆動・停止等が制御されている。
【0021】上記の供給管10a…・11aは、それぞ
れ圧送機(図示せず)を備えており、MBを計量機11
および投入ホッパー12にエアー圧送するようになって
いる。上記の圧送機は、図示しない制御装置により、そ
の駆動・停止等が制御されている。また、圧送機はタイ
マ等を備えており、供給管10a…・11a内にMBが
残留しないように、エアー圧送する時間を調節可能とな
っている。尚、MBタンク10…の個数は、特に限定さ
れるものではない。
れ圧送機(図示せず)を備えており、MBを計量機11
および投入ホッパー12にエアー圧送するようになって
いる。上記の圧送機は、図示しない制御装置により、そ
の駆動・停止等が制御されている。また、圧送機はタイ
マ等を備えており、供給管10a…・11a内にMBが
残留しないように、エアー圧送する時間を調節可能とな
っている。尚、MBタンク10…の個数は、特に限定さ
れるものではない。
【0022】上記のコック11dの下方には、樹脂の色
替え時等に計量機11から抜き取られるMBを回収する
ロート14、このロート14にて回収されたMBを該当
するMBタンク10に戻すために分岐する分岐装置1
5、および、分岐されたMBをMBタンク10…に返送
するための返送管15a…が設けられている。また、返
送管15a…は、それぞれ圧送機(図示せず)を備えて
おり、分岐されたMBをMBタンク10…にエアー圧送
するようになっている。このように、MB供給装置3
は、樹脂の色替え時等に抜き取られるMBを回収して、
再びMBタンク10…に戻すようになっている。
替え時等に計量機11から抜き取られるMBを回収する
ロート14、このロート14にて回収されたMBを該当
するMBタンク10に戻すために分岐する分岐装置1
5、および、分岐されたMBをMBタンク10…に返送
するための返送管15a…が設けられている。また、返
送管15a…は、それぞれ圧送機(図示せず)を備えて
おり、分岐されたMBをMBタンク10…にエアー圧送
するようになっている。このように、MB供給装置3
は、樹脂の色替え時等に抜き取られるMBを回収して、
再びMBタンク10…に戻すようになっている。
【0023】投入ホッパー12は、スロート5の軸心部
分における所定位置に投入口12aを有している。従っ
て、投入口12aからスロート5に供給されるMBは、
チャージホッパー2からスロート5に供給される樹脂の
中心部分にほぼ同心円状に投入されることとなる。尚、
投入口12aは、シリンダ20の上方に、例えば10cm程
度の間隔を置いて設けられている。
分における所定位置に投入口12aを有している。従っ
て、投入口12aからスロート5に供給されるMBは、
チャージホッパー2からスロート5に供給される樹脂の
中心部分にほぼ同心円状に投入されることとなる。尚、
投入口12aは、シリンダ20の上方に、例えば10cm程
度の間隔を置いて設けられている。
【0024】シリンダ20は、内部にスクリュー21を
備えており、スクリュー21は、図示しないスクリュー
モータによって回転駆動されることにより、前進・後退
可能となっている。そして、シリンダ20、スクリュー
21、およびスクリューモータ等により射出装置を構成
している。
備えており、スクリュー21は、図示しないスクリュー
モータによって回転駆動されることにより、前進・後退
可能となっている。そして、シリンダ20、スクリュー
21、およびスクリューモータ等により射出装置を構成
している。
【0025】上記の射出装置は、スロート5を介してチ
ャージホッパー2からシリンダ20に所定量供給される
樹脂、および、投入口12aからシリンダ20に所定量
供給されるMBを、スクリュー21の回転により混合・
分散すると共にシリンダ20先端部に送りながら溶融す
る。そして、射出装置は、この溶融樹脂をシリンダ20
先端部に送った後、スクリュー21を後退させ、次い
で、スクリュー21をスクリューモータの駆動により前
進させることによって、溶融樹脂をシリンダ20先端部
に設けられたノズルから金型(何れも図示せず)内に所
定量ずつ射出するようになっている。
ャージホッパー2からシリンダ20に所定量供給される
樹脂、および、投入口12aからシリンダ20に所定量
供給されるMBを、スクリュー21の回転により混合・
分散すると共にシリンダ20先端部に送りながら溶融す
る。そして、射出装置は、この溶融樹脂をシリンダ20
先端部に送った後、スクリュー21を後退させ、次い
で、スクリュー21をスクリューモータの駆動により前
進させることによって、溶融樹脂をシリンダ20先端部
に設けられたノズルから金型(何れも図示せず)内に所
定量ずつ射出するようになっている。
【0026】制御装置(制御手段)は、前記のホッパー
スライダー4、計量機11の計量モータ11c、および
各圧送機の動作を制御すると共に、吸引ホッパー1のル
ーツブロワーや、チャージホッパー2のスライダー2a
およびエアパージ装置、MBタンク10…のスライダー
10b…・10c…、計量機11のコック11dおよび
エアブロー装置、分岐装置15等、材料供給装置の各部
材の動作を制御するようになっている。
スライダー4、計量機11の計量モータ11c、および
各圧送機の動作を制御すると共に、吸引ホッパー1のル
ーツブロワーや、チャージホッパー2のスライダー2a
およびエアパージ装置、MBタンク10…のスライダー
10b…・10c…、計量機11のコック11dおよび
エアブロー装置、分岐装置15等、材料供給装置の各部
材の動作を制御するようになっている。
【0027】上記構成の材料供給装置において、例えば
樹脂のロットが異なる場合や樹脂の種類を変更する場
合、MBを別の色に交換する場合等には、チャージホッ
パー2や計量機11等に貯留されている、それまで使用
していた樹脂およびMBを抜き取り、これから使用する
樹脂およびMBを供給・貯留するようになっている。以
下に、上記構成の材料供給装置において、樹脂およびM
Bの交換時に、これから使用する樹脂およびMBをチャ
ージホッパー2や計量機11等に供給・貯留し、シリン
ダ20に供給する場合の供給手順について、図2および
図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
樹脂のロットが異なる場合や樹脂の種類を変更する場
合、MBを別の色に交換する場合等には、チャージホッ
パー2や計量機11等に貯留されている、それまで使用
していた樹脂およびMBを抜き取り、これから使用する
樹脂およびMBを供給・貯留するようになっている。以
下に、上記構成の材料供給装置において、樹脂およびM
Bの交換時に、これから使用する樹脂およびMBをチャ
ージホッパー2や計量機11等に供給・貯留し、シリン
ダ20に供給する場合の供給手順について、図2および
図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0028】先ず、図2に示すように、例えば射出成形
機の使用者が図示しないスイッチやボタン等を操作する
ことにより入力動作を行い、色替え、即ちMBの交換を
指示すると(S1)、制御装置は、MB供給装置3にお
ける、それまで使用していたMB(以下、旧MBと称す
る)が貯留されているMBタンク10のスライダー10
bを閉状態とする(S2)。
機の使用者が図示しないスイッチやボタン等を操作する
ことにより入力動作を行い、色替え、即ちMBの交換を
指示すると(S1)、制御装置は、MB供給装置3にお
ける、それまで使用していたMB(以下、旧MBと称す
る)が貯留されているMBタンク10のスライダー10
bを閉状態とする(S2)。
【0029】次に、計量機11のコック11dを開状態
とし、エアブロー装置にてエアブローすることにより、
計量機11内部に滞留している旧MBを抜き取り、計量
機11内部を清掃する(S3)。続いて、これから使用
するMB(以下、新MBと称する)が貯留されているM
Bタンク10のスライダー10bを開状態とし(S
4)、新MBを圧送機にてエアー圧送することにより、
供給管10aを介して計量機11に供給する(S5)。
その後、新MBの計量等、新MBを投入ホッパー12、
即ちスロート5に供給するための準備が行われ、上記の
準備が完了すると(S6)、MB供給装置3は待機状態
となる(S7)。
とし、エアブロー装置にてエアブローすることにより、
計量機11内部に滞留している旧MBを抜き取り、計量
機11内部を清掃する(S3)。続いて、これから使用
するMB(以下、新MBと称する)が貯留されているM
Bタンク10のスライダー10bを開状態とし(S
4)、新MBを圧送機にてエアー圧送することにより、
供給管10aを介して計量機11に供給する(S5)。
その後、新MBの計量等、新MBを投入ホッパー12、
即ちスロート5に供給するための準備が行われ、上記の
準備が完了すると(S6)、MB供給装置3は待機状態
となる(S7)。
【0030】一方、図3に示すように、例えば射出成形
機の使用者がスイッチやボタン等を操作することにより
入力動作を行い、樹脂の交換を指示すると(S11)、
制御装置は、ホッパースライダー4を開状態、スライダ
ー2aを閉状態とし、エアパージ装置にてエアパージす
ることにより、吸引ホッパー1内部およびチャージホッ
パー2内部に滞留している、それまで使用していた樹脂
(以下、旧樹脂と称する)を抜き取り、これら吸引ホッ
パー1内部およびチャージホッパー2内部を清掃する
(S12)。そして、両ホッパー1・2内部の清掃が完
了すると、ホッパースライダー4を閉状態とし、スライ
ダー2aを開状態とする(S13)。
機の使用者がスイッチやボタン等を操作することにより
入力動作を行い、樹脂の交換を指示すると(S11)、
制御装置は、ホッパースライダー4を開状態、スライダ
ー2aを閉状態とし、エアパージ装置にてエアパージす
ることにより、吸引ホッパー1内部およびチャージホッ
パー2内部に滞留している、それまで使用していた樹脂
(以下、旧樹脂と称する)を抜き取り、これら吸引ホッ
パー1内部およびチャージホッパー2内部を清掃する
(S12)。そして、両ホッパー1・2内部の清掃が完
了すると、ホッパースライダー4を閉状態とし、スライ
ダー2aを開状態とする(S13)。
【0031】次に、これから使用する樹脂(以下、新樹
脂と称する)をルーツブロワーにて吸引することによ
り、供給管1aを介して吸引ホッパー1に供給し、吸引
ホッパー1に新樹脂が貯留されると(S14)、ホッパ
ースライダー4を開状態とし、チャージホッパー2に新
樹脂を供給する(S15)。そして、制御装置は、ホッ
パースライダー4を開状態とする供給動作開始に同期さ
せて、上記のS7にて待機状態となっているMB供給装
置3における計量機11の計量モータ11cを駆動し、
既に計量されている新MBをフィーダ11bにて供給管
11a内に押し出した後、この新MBを圧送機にてエア
ー圧送することにより、供給管11aを介して投入ホッ
パー12に供給する(S16)。従って、上記のS15
およびS16の動作により、新樹脂および新MBがスロ
ート5を介してシリンダ20に同時に供給される(S1
7)。
脂と称する)をルーツブロワーにて吸引することによ
り、供給管1aを介して吸引ホッパー1に供給し、吸引
ホッパー1に新樹脂が貯留されると(S14)、ホッパ
ースライダー4を開状態とし、チャージホッパー2に新
樹脂を供給する(S15)。そして、制御装置は、ホッ
パースライダー4を開状態とする供給動作開始に同期さ
せて、上記のS7にて待機状態となっているMB供給装
置3における計量機11の計量モータ11cを駆動し、
既に計量されている新MBをフィーダ11bにて供給管
11a内に押し出した後、この新MBを圧送機にてエア
ー圧送することにより、供給管11aを介して投入ホッ
パー12に供給する(S16)。従って、上記のS15
およびS16の動作により、新樹脂および新MBがスロ
ート5を介してシリンダ20に同時に供給される(S1
7)。
【0032】その後、シリンダ20のスクリュー21が
スクリューモータの駆動により回転し始める(S1
8)。これにより、射出装置は、新樹脂および新MBを
スクリュー21の回転により混合・分散すると共に溶融
し、シリンダ20先端部に設けられているノズルから金
型内に所定量ずつ射出して射出成形を行う(S19)。
また、2回目以降の射出成形における新樹脂および新M
Bの供給は、シリンダ20のスクリュー21の回転に対
応して行われるようになっている。
スクリューモータの駆動により回転し始める(S1
8)。これにより、射出装置は、新樹脂および新MBを
スクリュー21の回転により混合・分散すると共に溶融
し、シリンダ20先端部に設けられているノズルから金
型内に所定量ずつ射出して射出成形を行う(S19)。
また、2回目以降の射出成形における新樹脂および新M
Bの供給は、シリンダ20のスクリュー21の回転に対
応して行われるようになっている。
【0033】尚、S16にて述べたように、制御装置
は、ホッパースライダー4を開状態とする供給動作開始
に同期させて、計量機11の計量モータ11cを駆動す
る。従って、MB供給装置3は、S15にてホッパース
ライダー4が開状態とされるまでに、上述のS7の待機
状態とされるようになっている。また、S1のMBの交
換の指示、およびS11の樹脂の交換の指示は、同時に
行ってもよく、また、それぞれ別個に行ってもよい。さ
らに、S1〜S7の動作は、S11〜S14の動作に先
立って行ってもよく、また、並行に行ってもよい。
は、ホッパースライダー4を開状態とする供給動作開始
に同期させて、計量機11の計量モータ11cを駆動す
る。従って、MB供給装置3は、S15にてホッパース
ライダー4が開状態とされるまでに、上述のS7の待機
状態とされるようになっている。また、S1のMBの交
換の指示、およびS11の樹脂の交換の指示は、同時に
行ってもよく、また、それぞれ別個に行ってもよい。さ
らに、S1〜S7の動作は、S11〜S14の動作に先
立って行ってもよく、また、並行に行ってもよい。
【0034】その上、上記の説明においては、樹脂およ
びMBの交換時に、チャージホッパー2や計量機11等
に新樹脂および新MBを供給・貯留してシリンダ20に
供給する場合の供給手順について述べたが、例えば、M
Bを交換しないで樹脂だけを交換する場合や、樹脂を交
換しないでMBだけを交換する場合においても、制御装
置は、上記と同様の供給手順にて新樹脂あるいは新MB
をシリンダ20に供給するようになっている。即ち、こ
れらの場合においても、制御装置は、ホッパースライダ
ー4を開状態とする供給動作開始に同期させて、計量機
11の計量モータ11cを駆動するようになっている。
びMBの交換時に、チャージホッパー2や計量機11等
に新樹脂および新MBを供給・貯留してシリンダ20に
供給する場合の供給手順について述べたが、例えば、M
Bを交換しないで樹脂だけを交換する場合や、樹脂を交
換しないでMBだけを交換する場合においても、制御装
置は、上記と同様の供給手順にて新樹脂あるいは新MB
をシリンダ20に供給するようになっている。即ち、こ
れらの場合においても、制御装置は、ホッパースライダ
ー4を開状態とする供給動作開始に同期させて、計量機
11の計量モータ11cを駆動するようになっている。
【0035】以上のように、本実施例にかかる射出成形
機の材料供給装置は、シリンダ20に樹脂を供給する吸
引ホッパー1やチャージホッパー2、ホッパースライダ
ー4等の樹脂供給手段と、シリンダ20にMBを供給す
るMB供給装置3と、上記のホッパースライダー4を開
状態とする供給動作開始に同期してMBが供給されるよ
うに、上記のMB供給装置3における計量機11の計量
モータ11cを駆動する図示しない制御装置とを備えて
いるので、シリンダ20への樹脂の供給とMBの供給と
を同時に行うことが可能となる。このため、ホッパース
ライダー4を開状態とする供給動作開始時にシリンダ2
0に供給される樹脂にもMBが混合される。
機の材料供給装置は、シリンダ20に樹脂を供給する吸
引ホッパー1やチャージホッパー2、ホッパースライダ
ー4等の樹脂供給手段と、シリンダ20にMBを供給す
るMB供給装置3と、上記のホッパースライダー4を開
状態とする供給動作開始に同期してMBが供給されるよ
うに、上記のMB供給装置3における計量機11の計量
モータ11cを駆動する図示しない制御装置とを備えて
いるので、シリンダ20への樹脂の供給とMBの供給と
を同時に行うことが可能となる。このため、ホッパース
ライダー4を開状態とする供給動作開始時にシリンダ2
0に供給される樹脂にもMBが混合される。
【0036】これにより、例えば樹脂やMBの交換時に
おいて、新しく供給される樹脂にMBが均一に混合・分
散されるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少な
くすることができる。従って、所望の色付けが行われる
までに捨て打ちされる樹脂量を削減することができると
共に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打
ちの時間を短くすることができる。尚、上記の捨て打ち
は、材料供給装置の大きさ等にもよるが、新しく供給さ
れる樹脂が 8kg程度排出されるまで繰り返すだけでよ
い。
おいて、新しく供給される樹脂にMBが均一に混合・分
散されるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少な
くすることができる。従って、所望の色付けが行われる
までに捨て打ちされる樹脂量を削減することができると
共に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打
ちの時間を短くすることができる。尚、上記の捨て打ち
は、材料供給装置の大きさ等にもよるが、新しく供給さ
れる樹脂が 8kg程度排出されるまで繰り返すだけでよ
い。
【0037】尚、上記の実施例においては、制御装置
が、ホッパースライダー4を開状態とする供給動作開始
に同期させて、計量機11の計量モータ11cを駆動す
る構成となっているが、上記構成の代わりに、チャージ
ホッパー2のスライダー2aを開状態とする供給動作開
始に同期させて、計量機11の計量モータ11cを駆動
する構成となっていてもよい。この場合には、チャージ
ホッパー2のスライダー2aは、スロート5に樹脂を供
給する際に開状態とされる一方、スロート5への樹脂の
供給を遮断する際や、チャージホッパー2内部の樹脂を
抜き取り、清掃する際に閉状態とされる。
が、ホッパースライダー4を開状態とする供給動作開始
に同期させて、計量機11の計量モータ11cを駆動す
る構成となっているが、上記構成の代わりに、チャージ
ホッパー2のスライダー2aを開状態とする供給動作開
始に同期させて、計量機11の計量モータ11cを駆動
する構成となっていてもよい。この場合には、チャージ
ホッパー2のスライダー2aは、スロート5に樹脂を供
給する際に開状態とされる一方、スロート5への樹脂の
供給を遮断する際や、チャージホッパー2内部の樹脂を
抜き取り、清掃する際に閉状態とされる。
【0038】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説
明の便宜上、前記の実施例1の図面に示した部材と同一
の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説
明を省略する。
図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説
明の便宜上、前記の実施例1の図面に示した部材と同一
の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説
明を省略する。
【0039】本実施例にかかる射出成形機の材料供給装
置における制御装置(供給制御手段)は、スクリュー2
1のスクリューモータの駆動・停止等の動作を検知する
動作検知手段(図示せず)を備えている。そして、制御
装置は、上記の動作検知手段の検知結果に基づいて、ホ
ッパースライダー4や、計量機11の計量モータ11
c、圧送機等、材料供給装置の各部材の動作を制御する
ようになっている。その他の構成部材は、前記の実施例
1の射出成形機の材料供給装置の構成部材と同一であ
る。
置における制御装置(供給制御手段)は、スクリュー2
1のスクリューモータの駆動・停止等の動作を検知する
動作検知手段(図示せず)を備えている。そして、制御
装置は、上記の動作検知手段の検知結果に基づいて、ホ
ッパースライダー4や、計量機11の計量モータ11
c、圧送機等、材料供給装置の各部材の動作を制御する
ようになっている。その他の構成部材は、前記の実施例
1の射出成形機の材料供給装置の構成部材と同一であ
る。
【0040】上記構成の材料供給装置において、樹脂お
よびMBの交換時に、チャージホッパー2や計量機11
等に新樹脂および新MBを供給・貯留し、シリンダ20
に供給する場合の供給手順について、図4に示すフロー
チャートを参照しながら以下に説明する。
よびMBの交換時に、チャージホッパー2や計量機11
等に新樹脂および新MBを供給・貯留し、シリンダ20
に供給する場合の供給手順について、図4に示すフロー
チャートを参照しながら以下に説明する。
【0041】先ず、例えば射出成形機の使用者が入力動
作を行い、MBの交換を指示すると、制御装置は、実施
例1の動作と同様の動作を行い、MB供給装置3を待機
状態とする。
作を行い、MBの交換を指示すると、制御装置は、実施
例1の動作と同様の動作を行い、MB供給装置3を待機
状態とする。
【0042】一方、図4に示すように、例えば射出成形
機の使用者が入力動作を行い、樹脂の交換を指示すると
(S21)、制御装置は、ホッパースライダー4を開状
態、スライダー2aを閉状態とし、エアパージ装置にて
エアパージすることにより旧樹脂を抜き取り、吸引ホッ
パー1内部およびチャージホッパー2内部を清掃し(S
22)、両ホッパー1・2内部の清掃が完了すると、ホ
ッパースライダー4を閉状態とし、スライダー2aを開
状態とする(S23)。
機の使用者が入力動作を行い、樹脂の交換を指示すると
(S21)、制御装置は、ホッパースライダー4を開状
態、スライダー2aを閉状態とし、エアパージ装置にて
エアパージすることにより旧樹脂を抜き取り、吸引ホッ
パー1内部およびチャージホッパー2内部を清掃し(S
22)、両ホッパー1・2内部の清掃が完了すると、ホ
ッパースライダー4を閉状態とし、スライダー2aを開
状態とする(S23)。
【0043】次に、新樹脂をルーツブロワーにて吸引す
ることにより、供給管1aを介して吸引ホッパー1に供
給し、貯留する(S24)。そして、シリンダ20のス
クリュー21がスクリューモータの駆動により回転し始
めると(S25)、上記のスクリューモータの駆動が動
作検知手段により検知され、制御装置は、この検知結果
に基づき、スクリュー21の回転による射出動作開始に
同期させて、ホッパースライダー4を開状態とし、チャ
ージホッパー2に新樹脂を供給する(S26)と共に、
待機状態となっているMB供給装置3における計量機1
1の計量モータ11cを駆動し、新MBを供給管11a
を介して投入ホッパー12に供給する(S27)。従っ
て、上記のS26およびS27の動作により、新樹脂お
よび新MBがスロート5を介してシリンダ20に同時に
供給される(S28)。
ることにより、供給管1aを介して吸引ホッパー1に供
給し、貯留する(S24)。そして、シリンダ20のス
クリュー21がスクリューモータの駆動により回転し始
めると(S25)、上記のスクリューモータの駆動が動
作検知手段により検知され、制御装置は、この検知結果
に基づき、スクリュー21の回転による射出動作開始に
同期させて、ホッパースライダー4を開状態とし、チャ
ージホッパー2に新樹脂を供給する(S26)と共に、
待機状態となっているMB供給装置3における計量機1
1の計量モータ11cを駆動し、新MBを供給管11a
を介して投入ホッパー12に供給する(S27)。従っ
て、上記のS26およびS27の動作により、新樹脂お
よび新MBがスロート5を介してシリンダ20に同時に
供給される(S28)。
【0044】その後、射出装置は、新樹脂および新MB
をスクリュー21の回転により混合・分散すると共に溶
融し、シリンダ20先端部に設けられているノズルから
金型内に所定量ずつ射出して射出成形を行う(S2
9)。
をスクリュー21の回転により混合・分散すると共に溶
融し、シリンダ20先端部に設けられているノズルから
金型内に所定量ずつ射出して射出成形を行う(S2
9)。
【0045】以上のように、本実施例にかかる射出成形
機の材料供給装置は、シリンダ20に樹脂を供給する吸
引ホッパー1やチャージホッパー2、ホッパースライダ
ー4等の樹脂供給手段と、シリンダ20にMBを供給す
るMB供給装置3と、上記のシリンダ20のスクリュー
21の回転による射出動作開始に同期して樹脂およびM
Bが供給されるように、上記のホッパースライダー4を
開状態とすると共に上記のMB供給装置3における計量
機11の計量モータ11cを駆動する図示しない制御装
置とを備えているので、シリンダ20への樹脂の供給と
MBの供給とを同時に行うことが可能となる。このた
め、スクリュー21の回転による射出動作開始時にシリ
ンダ20に供給される樹脂にもMBが混合される。
機の材料供給装置は、シリンダ20に樹脂を供給する吸
引ホッパー1やチャージホッパー2、ホッパースライダ
ー4等の樹脂供給手段と、シリンダ20にMBを供給す
るMB供給装置3と、上記のシリンダ20のスクリュー
21の回転による射出動作開始に同期して樹脂およびM
Bが供給されるように、上記のホッパースライダー4を
開状態とすると共に上記のMB供給装置3における計量
機11の計量モータ11cを駆動する図示しない制御装
置とを備えているので、シリンダ20への樹脂の供給と
MBの供給とを同時に行うことが可能となる。このた
め、スクリュー21の回転による射出動作開始時にシリ
ンダ20に供給される樹脂にもMBが混合される。
【0046】これにより、例えば樹脂やMBの交換時に
おいて、新しく供給される樹脂にMBが均一に混合・分
散されるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少な
くすることができる。従って、所望の色付けが行われる
までに捨て打ちされる樹脂量を削減することができると
共に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打
ちの時間を短くすることができる。尚、上記の捨て打ち
は、材料供給装置の大きさ等にもよるが、新しく供給さ
れる樹脂が 8kg程度排出されるまで繰り返すだけでよ
い。
おいて、新しく供給される樹脂にMBが均一に混合・分
散されるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少な
くすることができる。従って、所望の色付けが行われる
までに捨て打ちされる樹脂量を削減することができると
共に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打
ちの時間を短くすることができる。尚、上記の捨て打ち
は、材料供給装置の大きさ等にもよるが、新しく供給さ
れる樹脂が 8kg程度排出されるまで繰り返すだけでよ
い。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の射出成形機の材
料供給装置は、以上のように、射出装置に樹脂を供給す
る樹脂供給手段と、上記射出装置に顔料を供給する顔料
供給手段と、上記樹脂供給手段の供給動作開始に同期し
て顔料が供給されるように上記顔料供給手段を制御する
制御手段とを備えているとともに、上記顔料供給手段
は、異なる色の顔料を貯留する複数個の顔料タンクと、
計量機内部の顔料を抜き取り、清掃する際に用いられる
エアブロー装置を有し、かつ、顔料タンクから供給され
る顔料を計量して上記射出装置に供給する計量機と、樹
脂の色替え時に計量機から抜き取られる顔料を回収する
ロートと、上記ロートにて回収された顔料を該当するタ
ンクに戻すために分岐する分岐装置と、分岐された顔料
を上記顔料タンクに返送するための返送管とを備えてい
る構成である。
料供給装置は、以上のように、射出装置に樹脂を供給す
る樹脂供給手段と、上記射出装置に顔料を供給する顔料
供給手段と、上記樹脂供給手段の供給動作開始に同期し
て顔料が供給されるように上記顔料供給手段を制御する
制御手段とを備えているとともに、上記顔料供給手段
は、異なる色の顔料を貯留する複数個の顔料タンクと、
計量機内部の顔料を抜き取り、清掃する際に用いられる
エアブロー装置を有し、かつ、顔料タンクから供給され
る顔料を計量して上記射出装置に供給する計量機と、樹
脂の色替え時に計量機から抜き取られる顔料を回収する
ロートと、上記ロートにて回収された顔料を該当するタ
ンクに戻すために分岐する分岐装置と、分岐された顔料
を上記顔料タンクに返送するための返送管とを備えてい
る構成である。
【0048】それゆえ、射出装置への樹脂の供給と顔料
の供給とを同時に行うことが可能となるので、樹脂供給
手段の供給動作開始時に射出装置に供給される樹脂にも
顔料が混合される。これにより、例えば樹脂の交換時に
おいて、新しく供給される樹脂に顔料が均一に混合・分
散されるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少な
くすることができる。従って、所望の色付けが行われる
までに捨て打ちされる樹脂量を削減することができると
共に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打
ちの時間を短くすることができるという効果を奏する。
の供給とを同時に行うことが可能となるので、樹脂供給
手段の供給動作開始時に射出装置に供給される樹脂にも
顔料が混合される。これにより、例えば樹脂の交換時に
おいて、新しく供給される樹脂に顔料が均一に混合・分
散されるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少な
くすることができる。従って、所望の色付けが行われる
までに捨て打ちされる樹脂量を削減することができると
共に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打
ちの時間を短くすることができるという効果を奏する。
【0049】本発明の請求項2記載の射出成形機の材料
供給装置は、以上のように、射出装置に樹脂を供給する
樹脂供給手段と、上記射出装置に顔料を供給する顔料供
給手段と、上記射出装置の射出動作開始に同期して樹脂
および顔料が供給されるように上記樹脂供給手段および
顔料供給手段を制御する供給制御手段とを備えていると
ともに、上記顔料供給手段は、異なる色の顔料を貯留す
る複数個の顔料タンクと、計量機内部の顔料を抜き取
り、清掃する際に用いられるエアブロー装置を有し、か
つ、顔料タンクから供給される顔料を計量して上記射出
装置に供給する計量機と、樹脂の色替え時に計量機から
抜き取られる顔料を回収するロートと、上記ロートにて
回収された顔料を該当するタンクに戻すために分岐する
分岐装置と、分岐された顔料を上記顔料タンクに返送す
るための返送管とを備えている構成である。
供給装置は、以上のように、射出装置に樹脂を供給する
樹脂供給手段と、上記射出装置に顔料を供給する顔料供
給手段と、上記射出装置の射出動作開始に同期して樹脂
および顔料が供給されるように上記樹脂供給手段および
顔料供給手段を制御する供給制御手段とを備えていると
ともに、上記顔料供給手段は、異なる色の顔料を貯留す
る複数個の顔料タンクと、計量機内部の顔料を抜き取
り、清掃する際に用いられるエアブロー装置を有し、か
つ、顔料タンクから供給される顔料を計量して上記射出
装置に供給する計量機と、樹脂の色替え時に計量機から
抜き取られる顔料を回収するロートと、上記ロートにて
回収された顔料を該当するタンクに戻すために分岐する
分岐装置と、分岐された顔料を上記顔料タンクに返送す
るための返送管とを備えている構成である。
【0050】それゆえ、射出装置への樹脂の供給と顔料
の供給とを同時に行うことが可能となるので、射出装置
の射出動作開始時に射出装置に供給される樹脂にも顔料
が混合される。これにより、例えば樹脂の交換時におい
て、新しく供給される樹脂に顔料が均一に混合・分散さ
れるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少なくす
ることができる。従って、所望の色付けが行われるまで
に捨て打ちされる樹脂量を削減することができると共
に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打ち
の時間を短くすることができるという効果を奏する。
の供給とを同時に行うことが可能となるので、射出装置
の射出動作開始時に射出装置に供給される樹脂にも顔料
が混合される。これにより、例えば樹脂の交換時におい
て、新しく供給される樹脂に顔料が均一に混合・分散さ
れるまで行われる、いわゆる捨て打ちの回数を少なくす
ることができる。従って、所望の色付けが行われるまで
に捨て打ちされる樹脂量を削減することができると共
に、良好な品質の射出成形品が得られるまでの捨て打ち
の時間を短くすることができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例における材料供給装置の概略
の構成図である。
の構成図である。
【図2】上記の材料供給装置におけるMB交換時の供給
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図3】上記の材料供給装置における樹脂交換時の供給
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例における材料供給装置の樹
脂交換時の供給手順を示すフローチャートである。
脂交換時の供給手順を示すフローチャートである。
【図5】従来の材料供給装置における樹脂交換時の供給
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
1 吸引ホッパー(樹脂供給手段)
2 チャージホッパー(樹脂供給手段)
3 MB供給装置(顔料供給手段)
4 ホッパースライダー(樹脂供給手段)
5 スロート(樹脂供給手段)
10 MBタンク
11 計量機
11c 計量モータ
12 投入ホッパー
12a 投入口
20 シリンダ(射出装置)
21 スクリュー(射出装置)
Claims (2)
- 【請求項1】樹脂に色付けを行うことが可能な射出成形
機の材料供給装置であって、 射出装置に樹脂を供給する樹脂供給手段と、 上記射出装置に顔料を供給する顔料供給手段と、 上記樹脂供給手段の供給動作開始に同期して顔料が供給
されるように上記顔料供給手段を制御する制御手段とを
備えているとともに、 上記顔料供給手段は、 異なる色の顔料を貯留する複数個の顔料タンクと、 計量機内部の顔料を抜き取り、清掃する際に用いられる
エアブロー装置を有し、かつ、顔料タンクから供給され
る顔料を計量して上記射出装置に供給する計量機と、 樹脂の色替え時に計量機から抜き取られる顔料を回収す
るロートと、 上記ロートにて回収された顔料を該当するタンクに戻す
ために分岐する分岐装置と、 分岐された顔料を上記顔料タンクに返送するための返送
管とを備えている ことを特徴とする射出成形機の材料供
給装置。 - 【請求項2】樹脂に色付けを行うことが可能な射出成形
機の材料供給装置であって、 射出装置に樹脂を供給する樹脂供給手段と、上記射出装
置に顔料を供給する顔料供給手段と、上記射出装置の射
出動作開始に同期して樹脂および顔料が供給されるよう
に上記樹脂供給手段および顔料供給手段を制御する供給
制御手段とを備えているとともに、 上記顔料供給手段は、 異なる色の顔料を貯留する複数個の顔料タンクと、 計量機内部の顔料を抜き取り、清掃する際に用いられる
エアブロー装置を有し、かつ、顔料タンクから供給され
る顔料を計量して上記射出装置に供給する計量機と、 樹脂の色替え時に計量機から抜き取られる顔料を回収す
るロートと、 上記ロートにて回収された顔料を該当するタンクに戻す
ために分岐する分岐装置と、 分岐された顔料を上記顔料タンクに返送するための返送
管とを備えている ことを特徴とする射出成形機の材料供
給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08845293A JP3387959B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 射出成形機の材料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08845293A JP3387959B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 射出成形機の材料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297509A JPH06297509A (ja) | 1994-10-25 |
JP3387959B2 true JP3387959B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=13943197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08845293A Expired - Fee Related JP3387959B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 射出成形機の材料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3387959B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2928968B2 (ja) * | 1993-06-23 | 1999-08-03 | セイコープレシジョン株式会社 | 射出成形装置 |
JP2000301537A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-10-31 | Matsui Mfg Co | 短時間色替え可能なマスターバッチの自動供給装置 |
IT1312327B1 (it) * | 1999-05-26 | 2002-04-15 | Effeci Engineering S A S Di Fo | Procedimento per la colorazione e/o l'additivazione di polimeritermoplastici e/o termoindurenti. |
JP5809855B2 (ja) * | 2011-02-04 | 2015-11-11 | 株式会社カワタ | 供給装置 |
JP6541093B2 (ja) * | 2015-06-14 | 2019-07-10 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 液状着色剤対応溶融吐出装置および液状着色剤注入装置並びに液状着色剤対応溶融吐出装置の制御方法 |
JP2018034344A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 液状着色剤供給制御装置 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP08845293A patent/JP3387959B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06297509A (ja) | 1994-10-25 |
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