JP3387043B2 - 自動2輪車用タンクバック - Google Patents
自動2輪車用タンクバックInfo
- Publication number
- JP3387043B2 JP3387043B2 JP2000104198A JP2000104198A JP3387043B2 JP 3387043 B2 JP3387043 B2 JP 3387043B2 JP 2000104198 A JP2000104198 A JP 2000104198A JP 2000104198 A JP2000104198 A JP 2000104198A JP 3387043 B2 JP3387043 B2 JP 3387043B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- fuel tank
- tank
- map
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 32
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 26
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 11
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 102200061299 rs1064794096 Human genes 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J9/00—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags
- B62J9/20—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories
- B62J9/25—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories to the fuel tank, e.g. magnetic tank bags
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動2輪車の燃
料タンク上へマグネットにより着脱自在に取付けられる
タンクバックに関する。
料タンク上へマグネットにより着脱自在に取付けられる
タンクバックに関する。
【0002】
【従来の技術】タンクバックにマグネットを設け、この
マグネットの磁力で燃料タンク上へ着脱自在に取付ける
ことは公知である。この場合、マグネットをタンクバッ
クの生地裏側へ別布を当てて周囲を縫いつけて固定して
いた。また、タンクバックの生地は燃料タンクの塗装面
を傷つけにくいように滑り加工を施すこともあった。
マグネットの磁力で燃料タンク上へ着脱自在に取付ける
ことは公知である。この場合、マグネットをタンクバッ
クの生地裏側へ別布を当てて周囲を縫いつけて固定して
いた。また、タンクバックの生地は燃料タンクの塗装面
を傷つけにくいように滑り加工を施すこともあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のようにマグネットを縫合により生地へ取付ける場合
は、そのための工数が多くかかりるため、取付構造の改
善が求められていた。また、単に生地表面へ滑り止めを
施しただけでは、生地と燃料タンクの間に砂埃、特にこ
れに混入する堅い砂鉄がが進入して塗装面を傷つける可
能性があった。そこで本願発明はこれらの問題点の解決
を目的とする。
のようにマグネットを縫合により生地へ取付ける場合
は、そのための工数が多くかかりるため、取付構造の改
善が求められていた。また、単に生地表面へ滑り止めを
施しただけでは、生地と燃料タンクの間に砂埃、特にこ
れに混入する堅い砂鉄がが進入して塗装面を傷つける可
能性があった。そこで本願発明はこれらの問題点の解決
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係る自動2輪車用タンクバックは、燃料タン
クへ取付けた使用時に乗員と対面する側面にマップポケ
ットを設け、このマップポケットの開口部近傍にマップ
ケースの一辺を取付け、使用時にマップケースをマップ
ポケットから出して側面上に広げ、不使用時にマップポ
ケット内に収納するようにしたことを特徴とする。
本願発明に係る自動2輪車用タンクバックは、燃料タン
クへ取付けた使用時に乗員と対面する側面にマップポケ
ットを設け、このマップポケットの開口部近傍にマップ
ケースの一辺を取付け、使用時にマップケースをマップ
ポケットから出して側面上に広げ、不使用時にマップポ
ケット内に収納するようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の効果】本願発明によれば、燃料タンクへ取付け
る側の生地を2枚合わせにしてその間に一端を開放した
袋状のマグネット収納部を設け、ここにマグネットを収
容するとともに、内側の生地を挟んで鉄製の取付部材を
磁力吸着させたので、マグネットは取付部材により内側
の生地へ固定される。このため、従来のような縫いつけ
により固定する手間が不要となり、取付及び交換を迅速
かつ容易にできるようになり、随時マグネットの取付位
置を変更することも可能になる。
る側の生地を2枚合わせにしてその間に一端を開放した
袋状のマグネット収納部を設け、ここにマグネットを収
容するとともに、内側の生地を挟んで鉄製の取付部材を
磁力吸着させたので、マグネットは取付部材により内側
の生地へ固定される。このため、従来のような縫いつけ
により固定する手間が不要となり、取付及び交換を迅速
かつ容易にできるようになり、随時マグネットの取付位
置を変更することも可能になる。
【0006】そのうえ、燃料タンク側の生地をメッシュ
にすれば、燃料タンクの表面へ入り込む砂埃はメッシュ
の網目へ入り込むので塗装面を傷つけにくくなる。特に
砂埃に混入する砂鉄はマグネットの磁力により網目から
マグネット表面へ吸着されるので、硬い砂鉄により塗装
面を傷つける可能性が著しく少なくなる。
にすれば、燃料タンクの表面へ入り込む砂埃はメッシュ
の網目へ入り込むので塗装面を傷つけにくくなる。特に
砂埃に混入する砂鉄はマグネットの磁力により網目から
マグネット表面へ吸着されるので、硬い砂鉄により塗装
面を傷つける可能性が著しく少なくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、一実施例
を説明する。図1は燃料タンク上における使用状態の斜
視図、図2は全体の表側斜視図、図3はその裏側斜視
図、図4は縦断面図、図5はマップケース使用状態の表
側斜視図、図6はその側面図、図7はコインポケット使
用状態の側面図、図8はコインホルダーを示す図、図9
は裏面のマグネット配置を示す図、図10はマグネット
の取付方を示す図、図11はマグネットの取付状態を示
す断面図である。
を説明する。図1は燃料タンク上における使用状態の斜
視図、図2は全体の表側斜視図、図3はその裏側斜視
図、図4は縦断面図、図5はマップケース使用状態の表
側斜視図、図6はその側面図、図7はコインポケット使
用状態の側面図、図8はコインホルダーを示す図、図9
は裏面のマグネット配置を示す図、図10はマグネット
の取付方を示す図、図11はマグネットの取付状態を示
す断面図である。
【0008】図1に示すように、このタンクバック1は
自動2輪車の燃料タンクT上へ着脱自在に取付けて使用
するものであり、取り外したときはウエストポーチ又は
手提げバッグとして携帯可能になるスリーウエイ(3W
AY)バッグになっている。なお、本願において、燃料
タンクT上に取付けた使用状態を基準として乗員と対面
する側を表側、燃料タンクTへ取付けた側を裏側とい
い、さらに携帯時における吊り下げ状態を基準として上
部,底部という。
自動2輪車の燃料タンクT上へ着脱自在に取付けて使用
するものであり、取り外したときはウエストポーチ又は
手提げバッグとして携帯可能になるスリーウエイ(3W
AY)バッグになっている。なお、本願において、燃料
タンクT上に取付けた使用状態を基準として乗員と対面
する側を表側、燃料タンクTへ取付けた側を裏側とい
い、さらに携帯時における吊り下げ状態を基準として上
部,底部という。
【0009】図2,3及び図5はウエストポーチとして
使用する状態を示し、図5並びに間に図7及び図8はタ
ンクバックとしての使用状態又は携帯使用のうち手提げ
バッグとしての使用状態を示す。これらの図に明らかな
ように、表側にコインポケットのふた2が設けられ、左
右並びに下側にかけて略U字状をなすファスナー4によ
って開閉自在である。ふた2の上部に形成された開口部
は庇状をなすマップポケットのふた5で覆われている。
使用する状態を示し、図5並びに間に図7及び図8はタ
ンクバックとしての使用状態又は携帯使用のうち手提げ
バッグとしての使用状態を示す。これらの図に明らかな
ように、表側にコインポケットのふた2が設けられ、左
右並びに下側にかけて略U字状をなすファスナー4によ
って開閉自在である。ふた2の上部に形成された開口部
は庇状をなすマップポケットのふた5で覆われている。
【0010】表側の側面上部には本体収納部の開口部が
設けられファスナー11で開閉される。上面10にはバ
ンド状の手提げグリップ12が取付けられている。ま
た、ウエストポーチ使用時のウエストバンド13が両端
の金具15により、タンクバック1の左右に設けられた
止め輪16へ着脱自在になっている。符号14はウエス
トバンド13の長さ調節用バックルである。図3に示す
ように、タンクバック1の裏側は取付面20をなし、そ
の表面はメッシュ21で覆われている。
設けられファスナー11で開閉される。上面10にはバ
ンド状の手提げグリップ12が取付けられている。ま
た、ウエストポーチ使用時のウエストバンド13が両端
の金具15により、タンクバック1の左右に設けられた
止め輪16へ着脱自在になっている。符号14はウエス
トバンド13の長さ調節用バックルである。図3に示す
ように、タンクバック1の裏側は取付面20をなし、そ
の表面はメッシュ21で覆われている。
【0011】図4に明らかなように、コインポケット8
とマップポケット9はタンクバック1の表側側面に2段
に形成され、マップポケット9はコインポケット8の下
側にかつ一回り大きく形成されている。ふた2の上端は
コインポケット8とマップポケット9の仕切壁22の上
端に縫合され、左右及び下側はファスナー4により仕切
壁22へ取付けられる。コインポケット8内の仕切壁2
2にはコインホルダー3等が設けられている。仕切壁2
2の上端部にはファスナー6を介してふた5と結合・分
離自在になっている。ファスナー6はマップポケット9
の開口部をなしている。
とマップポケット9はタンクバック1の表側側面に2段
に形成され、マップポケット9はコインポケット8の下
側にかつ一回り大きく形成されている。ふた2の上端は
コインポケット8とマップポケット9の仕切壁22の上
端に縫合され、左右及び下側はファスナー4により仕切
壁22へ取付けられる。コインポケット8内の仕切壁2
2にはコインホルダー3等が設けられている。仕切壁2
2の上端部にはファスナー6を介してふた5と結合・分
離自在になっている。ファスナー6はマップポケット9
の開口部をなしている。
【0012】ふた5の上部は本体部の表側側面壁26の
上部へ後述するマップケース7の上辺と一体に縫合され
ている。表側側面壁26の上部は、ファスナー11を介
して上面10へ開閉自在に連結され、ファスナー11は
本体収納部28の開口部となっている。また、表側側面
壁26の下部は底部27へ仕切壁22の下部及びファス
ナー4と一緒に縫合されている。
上部へ後述するマップケース7の上辺と一体に縫合され
ている。表側側面壁26の上部は、ファスナー11を介
して上面10へ開閉自在に連結され、ファスナー11は
本体収納部28の開口部となっている。また、表側側面
壁26の下部は底部27へ仕切壁22の下部及びファス
ナー4と一緒に縫合されている。
【0013】上面10はタンクバック1の本体部上面か
ら左右上半部までを覆い、底部27はタンクバック1の
本体部下面から左右下半部までを覆い、それぞれ左右中
間部で縫合されるとともに、上面10及び底部27の各
表側端部は適宜の滑り加工が施されたメッシュ21と縫
合されている。
ら左右上半部までを覆い、底部27はタンクバック1の
本体部下面から左右下半部までを覆い、それぞれ左右中
間部で縫合されるとともに、上面10及び底部27の各
表側端部は適宜の滑り加工が施されたメッシュ21と縫
合されている。
【0014】メッシュ21の内側には、裏地布30を部
分的に縫合してマグネットポケットを設け、ここにマグ
ネット24を収容し、取付キャップ31で固定するとと
もに、このマグネット24によりタンクバック1を燃料
タンクTへ着脱自在になっている。さらに、裏地布30
より内側の本体収納部28内には、クッション材等より
なる仕切板32が挿入され、本体収納部28の内容物が
マグネット24の取付キャップ31と直接接触しないよ
うになっている。
分的に縫合してマグネットポケットを設け、ここにマグ
ネット24を収容し、取付キャップ31で固定するとと
もに、このマグネット24によりタンクバック1を燃料
タンクTへ着脱自在になっている。さらに、裏地布30
より内側の本体収納部28内には、クッション材等より
なる仕切板32が挿入され、本体収納部28の内容物が
マグネット24の取付キャップ31と直接接触しないよ
うになっている。
【0015】図3等に示すように、メッシュ21と裏地
布30の縫合は、上下方向へ延びる縦縫合線35を左右
方向(幅方向)へ適当間隔で複数形成し、これと直交す
るように上下方向略中央部を幅方向へ延びる横縫合線3
6を形成することにより、取付面20全体に複数に区画
されたマグネット24の収納部を形成し、ここにマグネ
ット24を収納するようになっている。
布30の縫合は、上下方向へ延びる縦縫合線35を左右
方向(幅方向)へ適当間隔で複数形成し、これと直交す
るように上下方向略中央部を幅方向へ延びる横縫合線3
6を形成することにより、取付面20全体に複数に区画
されたマグネット24の収納部を形成し、ここにマグネ
ット24を収納するようになっている。
【0016】図4〜7に示し、特に図5に明らかなよう
に、マップケース7は柔軟な透明の袋状をなす略四角形
の部材であり、その上部にファスナー7aで開閉される
開口部を設け、ファスナー7aより上方の上辺部を表側
側面壁26へ縫合してある。マップケース7内にはファ
スナー7aを開いて地図を出し入れでき、マップケース
7の外側より内部へ挿入された地図を見ることができ
る。
に、マップケース7は柔軟な透明の袋状をなす略四角形
の部材であり、その上部にファスナー7aで開閉される
開口部を設け、ファスナー7aより上方の上辺部を表側
側面壁26へ縫合してある。マップケース7内にはファ
スナー7aを開いて地図を出し入れでき、マップケース
7の外側より内部へ挿入された地図を見ることができ
る。
【0017】マップケース7は塩化ビニール等公知の適
宜な透明樹脂を用いて形成でき、マップポケット9内へ
収納することも下辺側をマップポケット9から出してふ
た2の上へ垂れ下がらせることもできる(図6)。ま
た、マップポケット9よりもマップケース7が大きいサ
イズのとき、下辺側を適宜折り畳んでマップポケット9
内へ収納することも必要に応じて可能である。
宜な透明樹脂を用いて形成でき、マップポケット9内へ
収納することも下辺側をマップポケット9から出してふ
た2の上へ垂れ下がらせることもできる(図6)。ま
た、マップポケット9よりもマップケース7が大きいサ
イズのとき、下辺側を適宜折り畳んでマップポケット9
内へ収納することも必要に応じて可能である。
【0018】図8は図7のA矢示方向からコインホルダ
ー3を示した図であり、コインホルダー3は硬質の適宜
樹脂を用いて形成され、上方が開放された幅の異なるU
字状の溝を複数設け、これにコインを種類別に挿入する
ようになっている。また、コインホルダー3は小さなチ
ケットホルダ17と横並びに設けられ、この小さなチケ
ットホルダ17及びコインホルダー3は大きなチケット
ホルダ25の上に形成されている。小さなチケットホル
ダ17は開口18より通行券等の比較的小さな紙片を挿
入して収納可能であり、大きなチケットホルダ25には
開口部19より紙幣等の比較的大きな紙片を挿入して収
納可能である。
ー3を示した図であり、コインホルダー3は硬質の適宜
樹脂を用いて形成され、上方が開放された幅の異なるU
字状の溝を複数設け、これにコインを種類別に挿入する
ようになっている。また、コインホルダー3は小さなチ
ケットホルダ17と横並びに設けられ、この小さなチケ
ットホルダ17及びコインホルダー3は大きなチケット
ホルダ25の上に形成されている。小さなチケットホル
ダ17は開口18より通行券等の比較的小さな紙片を挿
入して収納可能であり、大きなチケットホルダ25には
開口部19より紙幣等の比較的大きな紙片を挿入して収
納可能である。
【0019】なお図1に示すように、タンクバック1の
取付面20側は燃料タンクTの後部上面に形成された後
方下がりの斜面上へ取付可能なよう、この部分における
燃料タンクの曲面に対応する曲面形状をなし、左右方向
中央部はほぼ平面状をなすが(図4)、左右両側は、図
7,8に示すように側面視略くの字状に屈曲する上傾斜
面29aと下傾斜面29bとをなしている。
取付面20側は燃料タンクTの後部上面に形成された後
方下がりの斜面上へ取付可能なよう、この部分における
燃料タンクの曲面に対応する曲面形状をなし、左右方向
中央部はほぼ平面状をなすが(図4)、左右両側は、図
7,8に示すように側面視略くの字状に屈曲する上傾斜
面29aと下傾斜面29bとをなしている。
【0020】図9はマグネット24の取付方を示し縦縫
合線35及び横縫合線36によってメッシュ21と裏地
布30の間に形成されたマグネット収納部は袋状をな
し、かつその一端は取付面20の上又は下方向へ向かっ
て開放された開口部33をなし、この開口部33から略
扁平円柱状のマグネット24を出し入れできる。
合線35及び横縫合線36によってメッシュ21と裏地
布30の間に形成されたマグネット収納部は袋状をな
し、かつその一端は取付面20の上又は下方向へ向かっ
て開放された開口部33をなし、この開口部33から略
扁平円柱状のマグネット24を出し入れできる。
【0021】図11に明らかなように、このマグネット
24を取付るための取付キャップ31は、マグネット2
4へ被さることのできるよう環状フランジ32を有する
鉄製の部材であり、裏地布30の上から取付キャップ3
1をマグネット24へ被せることにより、裏地布30を
挟んでマグネット24と磁力で結合している。
24を取付るための取付キャップ31は、マグネット2
4へ被さることのできるよう環状フランジ32を有する
鉄製の部材であり、裏地布30の上から取付キャップ3
1をマグネット24へ被せることにより、裏地布30を
挟んでマグネット24と磁力で結合している。
【0022】次に、本実施例の作用を説明する。図1に
示すように、タンクバック1の取付面20を燃料タンク
Tへ取付けたタンクバックとしての使用形態の場合、表
側は乗員へ向くことになるので、高速道路の料金所等で
は、ファスナー4を開いてふた2をめくり上げることに
よりコインポケット8を開放し、コインホルダー3から
コインを出し入れし、かつ大小のチケットホルダ17及
び25の開口18及び19からチケット等を出し入れす
ることができ、乗車したままで料金支払い等の作業を容
易に済ませることができる。
示すように、タンクバック1の取付面20を燃料タンク
Tへ取付けたタンクバックとしての使用形態の場合、表
側は乗員へ向くことになるので、高速道路の料金所等で
は、ファスナー4を開いてふた2をめくり上げることに
よりコインポケット8を開放し、コインホルダー3から
コインを出し入れし、かつ大小のチケットホルダ17及
び25の開口18及び19からチケット等を出し入れす
ることができ、乗車したままで料金支払い等の作業を容
易に済ませることができる。
【0023】また、図5及び図6に示すように、マップ
ケース7は上辺部のみをタンクバック1側へ縫合してあ
るので、ファスナー6(図4)を開いてふた5を開き、
マップポケット9からマップケース7を取り出せばふた
2の上へ広げることができ、中の地図を直ちに見ること
ができる。
ケース7は上辺部のみをタンクバック1側へ縫合してあ
るので、ファスナー6(図4)を開いてふた5を開き、
マップポケット9からマップケース7を取り出せばふた
2の上へ広げることができ、中の地図を直ちに見ること
ができる。
【0024】このマップケース7は、必要時のみマップ
ポケット9から外へ出すことができ、不使用時にはマッ
プポケット9内へ収容できるので外観されないようにな
り、タンクバック1としての不使用時におけるデザイン
を向上できる。また、必要により折り畳んでマップポケ
ット9内へ収納できるので、マップケース7を大きなサ
イズにして大型の地図を収納することが容易になる。し
かも、ファスナー7aを上部に設けたのでファスナー7
aを閉めておけば内部の地図が不用意に脱落するおそれ
がない。
ポケット9から外へ出すことができ、不使用時にはマッ
プポケット9内へ収容できるので外観されないようにな
り、タンクバック1としての不使用時におけるデザイン
を向上できる。また、必要により折り畳んでマップポケ
ット9内へ収納できるので、マップケース7を大きなサ
イズにして大型の地図を収納することが容易になる。し
かも、ファスナー7aを上部に設けたのでファスナー7
aを閉めておけば内部の地図が不用意に脱落するおそれ
がない。
【0025】さらに、マップケース7を使用している状
態でふた2を開く場合は、ふた2を上方へめくり上げる
構造にしたので、マップケース7とふた2を一緒に図7
のB矢示方向へめくり上げれば、マップケース7の使用
中でもコインポケット8内のコインホルダー3等を使用
することが容易になり使用勝手が向上する。
態でふた2を開く場合は、ふた2を上方へめくり上げる
構造にしたので、マップケース7とふた2を一緒に図7
のB矢示方向へめくり上げれば、マップケース7の使用
中でもコインポケット8内のコインホルダー3等を使用
することが容易になり使用勝手が向上する。
【0026】また、マグネット24を取付けるには、図
10に示すように、マグネット収納部の開口部33から
マグネット24を挿入し、取付キャップ31を裏地布3
0の上からマグネット24へ被せると、図11に明らか
なように、マグネット24の一面側が裏地布30と一緒
に取付キャップ31の仕切板32内側へ嵌合し、マグネ
ット24と取付キャップ31で裏地布30を挟むことに
より、マグネット24を裏地布30へ固定できる。
10に示すように、マグネット収納部の開口部33から
マグネット24を挿入し、取付キャップ31を裏地布3
0の上からマグネット24へ被せると、図11に明らか
なように、マグネット24の一面側が裏地布30と一緒
に取付キャップ31の仕切板32内側へ嵌合し、マグネ
ット24と取付キャップ31で裏地布30を挟むことに
より、マグネット24を裏地布30へ固定できる。
【0027】したがって、マグネット24の取付が極め
て簡単になる。しかもマグネット24は開口部33から
出し入れ自在であるから、マグネット24の取付のみな
らず交換も容易になる。そのうえ、マグネットの収納部
は、メッシュ21と裏地布30を縦縫合線35と横縫合
線36で縦横に縫合して区画するだけであり、従来のよ
うにマグネット24の周囲を縫合する等の手間が不要と
なるため、この点でもマグネット24の取付が簡単にな
る。
て簡単になる。しかもマグネット24は開口部33から
出し入れ自在であるから、マグネット24の取付のみな
らず交換も容易になる。そのうえ、マグネットの収納部
は、メッシュ21と裏地布30を縦縫合線35と横縫合
線36で縦横に縫合して区画するだけであり、従来のよ
うにマグネット24の周囲を縫合する等の手間が不要と
なるため、この点でもマグネット24の取付が簡単にな
る。
【0028】また取付キャップ31を外すだけでマグネ
ット24をマグネット収納部内で移動自在であるから、
取付相手の燃料タンク形状に応じてマグネット24の位
置を変更できるので燃料タンク形状の異なる多機種へ簡
単にマグネット位置を適合させることができ、汎用性が
増す。そのうえ、取付キャップ31を鉄製とし、かつ仕
切板32によりマグネット24の周囲を覆うことによ
り、マグネット24の磁力を増強して燃料タンクTに対
する吸着力を増すことができる。
ット24をマグネット収納部内で移動自在であるから、
取付相手の燃料タンク形状に応じてマグネット24の位
置を変更できるので燃料タンク形状の異なる多機種へ簡
単にマグネット位置を適合させることができ、汎用性が
増す。そのうえ、取付キャップ31を鉄製とし、かつ仕
切板32によりマグネット24の周囲を覆うことによ
り、マグネット24の磁力を増強して燃料タンクTに対
する吸着力を増すことができる。
【0029】さらに、このようにしてなる取付面20を
図1に示すように、マグネット24の磁力により燃料タ
ンクT上へ取付けた場合、図11に示すようにマグネッ
ト24は、メッシュ21を介して燃料タンクTの表面へ
接触することになる。このため、直接マグネット24が
燃料タンクTへ接触しないので、燃料タンクTの表面に
形成されている塗装面を傷つけにくくなる。
図1に示すように、マグネット24の磁力により燃料タ
ンクT上へ取付けた場合、図11に示すようにマグネッ
ト24は、メッシュ21を介して燃料タンクTの表面へ
接触することになる。このため、直接マグネット24が
燃料タンクTへ接触しないので、燃料タンクTの表面に
形成されている塗装面を傷つけにくくなる。
【0030】しかも燃料タンクTの表面に砂埃34等が
介在しても、これらはメッシュ21の網目へ入り込むこ
とにより、やはりマグネット24が磁力で強力に吸着し
ても燃料タンクTの表面に形成された塗装面を傷つけに
くくなる。特に砂埃34の中に砂鉄が混じっている場合
は、この砂鉄をメッシュの網目から積極的にマグネット
24へ吸着できるので、塗装面を傷つけやすい砂鉄をメ
ッシュ21と燃料タンクTの間に介在させないようにで
き、従来の単に生地表面へ滑り止めを施した場合よりは
燃料タンクTの塗装面を傷つけにくくなる。また、メッ
シュ21を介在することにより、タンクバック1を取り
外すとき燃料タンクTからの引き離しを容易にできる。
介在しても、これらはメッシュ21の網目へ入り込むこ
とにより、やはりマグネット24が磁力で強力に吸着し
ても燃料タンクTの表面に形成された塗装面を傷つけに
くくなる。特に砂埃34の中に砂鉄が混じっている場合
は、この砂鉄をメッシュの網目から積極的にマグネット
24へ吸着できるので、塗装面を傷つけやすい砂鉄をメ
ッシュ21と燃料タンクTの間に介在させないようにで
き、従来の単に生地表面へ滑り止めを施した場合よりは
燃料タンクTの塗装面を傷つけにくくなる。また、メッ
シュ21を介在することにより、タンクバック1を取り
外すとき燃料タンクTからの引き離しを容易にできる。
【0031】なお、本願発明は上記実施例に限定され
ず、同一の発明原理内において種々に変形や応用が可能
であり、例えば、取付キャップは必ずしも必要ではな
く、単なるデイスク状の部材でもよい。またその材料は
磁性体であればよい。
ず、同一の発明原理内において種々に変形や応用が可能
であり、例えば、取付キャップは必ずしも必要ではな
く、単なるデイスク状の部材でもよい。またその材料は
磁性体であればよい。
【図1】燃料タンク上における使用状態の斜視図
【図2】全体の表側斜視図
【図3】その裏側斜視図
【図4】縦断面図
【図5】マップケース使用状態の表側斜視図
【図6】その側面図
【図7】コインポケット使用状態の側面図
【図8】コインホルダーを示す図
【図9】裏面のマグネット配置を示す図
【図10】マグネットの取付方を示す図
【図11】マグネットの取付状態を示す断面図
1:タンクバック、2:ふた、3:コインホルダー、
4:ファスナー、5:ふた、7:マップケース、7a:
ファスナー、10:上面10、11:ファスナー、2
0:取付面、21:メッシュ、22:仕切壁、23:横
縫合線、24:マグネット、26:表側側面壁、28:
本体収納部、30:裏地布、31:取付キャップ、3
2:仕切板
4:ファスナー、5:ふた、7:マップケース、7a:
ファスナー、10:上面10、11:ファスナー、2
0:取付面、21:メッシュ、22:仕切壁、23:横
縫合線、24:マグネット、26:表側側面壁、28:
本体収納部、30:裏地布、31:取付キャップ、3
2:仕切板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A45C 11/00
B62J 9/00
Claims (2)
- 【請求項1】 自動2輪車の燃料タンク上へ着脱自在に
取付けられるタンクバックにおいて、燃料タンクへ接触
する側の生地を2枚合わせにしてその間に一端を開放し
た袋状のマグネット収納部を設け、ここにマグネットを
収容するとともに、内側の生地を挟んで鉄製の取付部材
を磁力吸着させることによりマグネットを生地へ取付け
たことを特徴とする自動2輪車用タンクバック。 - 【請求項2】 前記2枚合わせの生地のうち燃料タンク
側となる外側の生地をメッシュにしたことを特徴とする
請求項1に記載した自動2輪車用タンクバック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000104198A JP3387043B2 (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 自動2輪車用タンクバック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000104198A JP3387043B2 (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 自動2輪車用タンクバック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001238718A JP2001238718A (ja) | 2001-09-04 |
JP3387043B2 true JP3387043B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=18617788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000104198A Expired - Fee Related JP3387043B2 (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 自動2輪車用タンクバック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3387043B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1954554A4 (en) * | 2005-11-30 | 2010-10-06 | Mercane Pty Ltd | RETENTION DEVICE |
EP2967176A1 (en) | 2013-03-15 | 2016-01-20 | Apple Inc. | Attachment apparatuses and associated methods of use and manufacture |
JP2019017521A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | 基公 河村 | ウエストポーチ |
-
2000
- 2000-02-29 JP JP2000104198A patent/JP3387043B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001238718A (ja) | 2001-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4230224A (en) | Cigarette and lighter case | |
US6047752A (en) | Handbag system | |
CA2471474C (en) | Bag system | |
US6283260B1 (en) | Storage device | |
US5323897A (en) | Portable enclosure - self-contained for wet articles | |
US20130292431A1 (en) | Tissue holder | |
JP3387043B2 (ja) | 自動2輪車用タンクバック | |
JP3522185B2 (ja) | 自動2輪車用タンクバック | |
US11412079B1 (en) | Pouch or pocket for attachment to a cell phone | |
US20190053593A1 (en) | Mobile pocket folio for quick access within a bag and methods of manufacturing same | |
GB2333033A (en) | Computer carrying case with a side access panel having straps | |
US20130186924A1 (en) | Passenger-Accessible, Flexible Portable Motorcycle Organizer Pouch | |
JP3071340U (ja) | デイパック | |
JP3008643U (ja) | 鞄 | |
JP3224456U (ja) | ランドセルカバー | |
JP3082281U (ja) | 車椅子、自転車、ベビーカーのハンドル等に取付ける物品の収納・保持・携帯ケース | |
JP3168531U (ja) | ポケットティッシュポーチ | |
JP3156662U (ja) | 手提げ袋 | |
US20220287275A1 (en) | Multi-Compartment Bag Useful for Walking a Dog | |
JP3298510B2 (ja) | 情報処理装置用携帯ケース | |
JP3079843U (ja) | 携帯用傘ケース | |
JP2588452Y2 (ja) | シートベルト装着用の小物入れ | |
JPH0621423U (ja) | 2輪車用ホルダー付きウエストバッグ | |
JP3111574U (ja) | バッグ | |
JP3162995U (ja) | 手提げ袋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021217 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |