JP3384205B2 - 媒体搬送装置 - Google Patents
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Description
字装置などに用いられる媒体を搬送する媒体搬送装置に
関する。
された原稿、印字装置では印字用紙といった媒体を搬送
するための機構が用いられている。特に、複数枚の媒体
が載置されている場合には、この媒体を一つずつ順に搬
送して行かなくてはならない。以下、画像読取装置につ
いて説明するが、その他の装置、例えば印字装置なども
同様である。
ホッパに複数枚の原稿を一度に載置し、これを一枚ずつ
搬送して原稿上に記録された画像を読み取るように構成
されている。ここで、載置されている原稿を上から順に
給送していくいわゆる上取り方式と、載置された原稿を
下から順に給送していくいわゆる下取り方式とがある。
せる場合に多く用いられており、給送される原稿以外
の、ホッパに載置されている原稿に負荷が係らないた
め、原稿の繰り出しの能力が高い。上取り方式のホッパ
では、ホッパに載置された原稿を繰り出す給紙ローラ、
複数枚の原稿が同時に搬送されることを防止する分離ロ
ーラが、原稿の上側から接触するように構成されてい
る。そして、給紙ローラ、分離ローラは、原稿を繰り出
す場合に用いられるが、一枚の原稿が搬送路に繰り出さ
れた後は回転を停止させて同時に何枚もの原稿が搬送路
に繰り出されないようにするとともに、給紙ローラを上
昇させて繰り出された原稿にかかる負荷を低減させる必
要がある。
のオン/オフは電磁クラッチなどで切り替えられ、また
給紙ローラの上昇/下降は例えば電磁ソレノイドなどが
用いられていた。
体搬送装置は多くの電磁部品を必要とし、部品点数が増
えるとともに装置の大型化を招くことになる。また、給
紙ローラの上昇/下降の制御には若干の遅延が生じるた
め、下取り方式と比較して処理速度が不利となるという
問題がある。
給送ローラ等の停止・駆動制御、あるいは給送ローラの
上昇・下降制御を簡易な機構・制御で実現可能とし、処
理速度上の不利な面を解決した媒体搬送装置を実現する
ことを目的とする。また、媒体の給送時・通常の搬送時
に関わらず、効率的な媒体搬送を行える媒体搬送装置を
実現することを目的とする。
めに、本発明による媒体搬送装置は 、少なくとも給送
ローラを含む給送部と、媒体を搬送する1乃 至複数の
搬送ローラと、前記給送部並びに前記搬送ローラを駆
動するモータと、前記モータの駆動力を前記給送ローラ
あるい は搬送ローラに伝達する駆動伝達手段と、を備
え、前記給送部の軸の一端に取り付けられた駆動伝達手
段は、第 一の方向に該駆動伝達手段が駆動されるとき
に前記給送部の軸 に駆動力を伝達し、第二の方向に駆
動されるときには駆動力を 伝達しない第一のワンウェ
イクラッチを備え、前記給送部の軸 の他端に取り付け
られた駆動伝達手段は、第二の方向に該駆動 伝達手段
が駆動されるときに前記給送部の軸に駆動力を伝達し
、第一の方向に該駆動力伝達手段が駆動されるときに
は駆動力 を伝達しない第二のワンウェイクラッチを備
え、前記搬送ロー ラのうち、最も上流に位置する搬送
ローラの軸の一端に取り付 けられた駆動伝達手段は、
該駆動伝達手段が第二の方向に駆動 されるときに前記
搬送ローラ軸に駆動力を伝達し、第一の方向 に駆動さ
れるときには駆動力を伝達しない第三のワンウェイク
ラッチを備え、該搬送ローラ軸の他端には、前記第二の
ワンウ ェイクラッチを備えた駆動伝達手段より駆動力
を伝達される駆 動伝達手段が取り付けられ、前記モー
タの回転方向制御により 、前記給送部の駆動制御を行
なうことを特徴とする。そのため、モータの回転方向制
御により給送部の駆動制御を 行なうことができ、また
給送部の駆動・停止に関わらず搬送ロ ーラを常に一定
の方向に回転させることも可能となる。
る給送ローラと、一端が給送ローラの軸に取り付けら
れ、他端が第二の軸に取り付けられ、第二の軸を支点と
して回転可能なアームと、給送ローラを駆動するモータ
と、モータの駆動力を給送ローラに伝達する駆動伝達手
段と、モータにより駆動され、モータが第一の方向に回
転する場合給送ローラが上昇する方向にアームを駆動
し、モータが第二の方向に回転する場合給送ローラが下
降する方向にアームを駆動する上下動制御機構とを備え
たことを特徴とする。
設けられるトルクリミッタとなっている第一の部材と、
第三の軸の一端に取り付けられ、トルクリミッタの回転
に応じて第三の軸を回転させる第二の部材と、第三の軸
に取り付けられ、第三の軸を支点として回転可能で、第
三の軸の回転に応じてアームを上下動させる第二のアー
ムとを備える。
給送ローラと、媒体を搬送する搬送ローラと、給送ロー
ラ並びに搬送ローラを駆動する駆動手段とを備え、給送
ローラにより媒体を搬送路に給送する期間は駆動手段を
第一の速度により駆動し、給送ローラを用いずに媒体を
搬送する期間は駆動手段を第一の速度より高速な第二の
速度により駆動することを特徴とする。
が高くなる媒体給送時にモータの発生トルクを高くし、
搬送系への負荷が給送時ほど高くない通常の媒体搬送時
にはモータの発生トルクを低く抑えるとともに高速に駆
動して、高速な媒体搬送を実現する。このときに、給送
ローラの駆動・停止をモータの回転方向によって制御す
る場合には、給送ローラにより媒体を給送するときには
モータを第一の方向に駆動して、給送ローラを用いずに
媒体を搬送するときにはモータを第二の方向に駆動す
る。
よる媒体搬送装置が適用される画像読取装置を示す図面
である。本実施例による画像読取装置は箱型の外観をし
ており、装置上部にディスプレィなどのものを乗せ、ス
ペースの有効利用を図ることができる。本実施例による
媒体搬送装置が適用される装置は、図1、図2の装置に
限定されるものではない。
取装置の外観の斜視図をそれぞれ示す。図において、1
はホッパであり、この中に読取対象の原稿がセットされ
る。ホッパ1は装置前面に引き出せるホッパテーブルと
なっており、原稿をセットする場合にはホッパテーブル
を前面に引き出し、読取を行なう場合にはホッパテーブ
ルを装置内に押し込む、いわゆるフロントローディング
機構が適用されている。図2(a)はホッパテーブルを
閉じた状態を、図2(b)はホッパテーブルを開いた状
態をそれぞれ示している。このように、原稿読取時や装
置を使用しない場合にはホッパテーブルを閉じておき、
原稿をセットする必要があるときのみホッパテーブルを
開くようにしているため、本実施例の読取装置では装置
前面のスペースを有効に利用することができ、装置本体
の外側に飛びだしているホッパを必要とはしない。
了した原稿が排出されるものである。スタッカ部分には
開口が設けられており、この開口の中に読取が終了した
原稿が排出される。なお、スタッカはホッパ同様に引き
出し状にテーブルとしても全く差し支えがない。3は給
紙ローラであり、ホッパ内にセットされた原稿を搬送路
に給送するローラである。また、4は分離ローラであ
り、原稿の重送を防止するものてあり、複数枚の原稿が
給送された場合には原稿を分離して、一枚のみを搬送路
に給送する。5〜9は搬送ローラであり、搬送路中に設
けられ、原稿を搬送するために用いられる。給紙ロー
ラ、分離ローラ、搬送ローラは、図示しないモータによ
り駆動される。
を搬送される。11は搬送路の一部であるが、特にU字
の形状に形成されており、この部分によって原稿が反転
される。12、13は読取ヘッドであり、この部分で原
稿上の画像を読み取る。12は原稿の表面を読み取る読
取ヘッドであり、13は原稿の裏面を読み取る読取ヘッ
ドである。原稿の両面を読み取る場合には2つの読取ヘ
ッド12、13を用いるが、最低限表面用の読取ヘッド
を用いれば原稿の読取を行なうことは可能であり、読取
ヘッド12のみ、あるいは13のみが読取装置に搭載さ
れていれば十分である。
には、読取ヘッドの位置に印字ヘッドを搭載すればよ
く、その他の原稿搬送に必要な構成は読取装置のものを
流用することができる。印字ヘッドとしては各種のもの
を利用することができ、装置の大きさなどに応じて適宜
選択すればよい。以下、本実施例は読取装置についての
み説明するが、プリンタ装置などに対しても全く同様に
適用可能である。
により搬送路に繰り出される。複数枚同時に繰り出され
てしまった場合には分離ローラによって一枚のみが分離
され搬送路に給送される。給紙ローラによって給送され
た原稿は、搬送ローラの回転により搬送路中を搬送さ
れ、読取ヘッド12(13)により画像を読み取られた
後、U字状搬送路で反転されてスタッカに排出される。
U字状搬送路で原稿を反転させているため、ホッパにセ
ットされた原稿の順番と、スタッカに排出された原稿の
順番とは一致しており、読取を終えた後の原稿の順番を
そろえるような煩雑な作業は不要となる。
8、読取ヘッド12(13)は、ホッパ内に搭載されて
いる。ホッパ内の各ローラはホッパの開放状態でも回転
駆動させることが可能なように構成されており、ホッパ
を開放した状態でも原稿の読取を行なうことができる。
そのため、原稿がホッパ内に収まりきれないような場
合、あるいは原稿が硬すぎてU字状搬送路を通過させる
ことができないような場合などには、ホッパを開放させ
て原稿を読ませる。
ッパテーブルに取り付けられている。そのため、ホッパ
を開放させた原稿の読取が可能となる。読取装置本体側
のローラとホッパテーブル側のローラとは、ホッパテー
ブルが閉じた状態で噛み合う機構が設けられており、こ
れによってモータの駆動力が装置本体側に設けられたロ
ーラに伝達される。
このノブはホッパテーブルに設けられた搬送ローラ軸の
一つと接続されており、ノブを操作することによって搬
送ローラを回転させることができる。装置内部で原稿が
ジャムを起こした場合などには、ノブを操作して搬送ロ
ーラを回転させ、搬送路中で停止した原稿を搬送させる
ことによって、原稿の排出を行なう。
の開閉状態を示す図面である。本実施例による読取装置
は箱型をしているため、装置内部で原稿がジャムを起こ
すと原稿を取り除くことが困難になる。特にホッパテー
ブルと装置本体との間に原稿が停止した場合にホッパテ
ーブルを開けてしまうと、原稿が損傷してしまい、原稿
を取り除くことが更に困難になるとともに、損傷してし
まった原稿を再び読み取ることができなくなってしま
う。そのため、装置側面に搬送路を開放させるカバーを
設け、このカバーを開くことによって搬送路中に停止し
た原稿を取り除く。
構成しており、側面カバーを開くことによって搬送路を
開放することができる。そこで、側面カバーを開き、搬
送路内でジャムを起こした原稿を取り除く。図4は、本
発明の一実施例によるローラの配置と、駆動力伝達の様
子を説明する図面である。
ステッピングモータが使用されるがDCモータ等を用い
てもよい。モータ軸の先端にはギヤ1が取り付けられて
いる。FR1〜FR3はそれぞれ搬送ローラである。F
R1軸Cの一端にはギヤ3が取り付けられており、ギヤ
2を介してギヤ1とつながれている。ギヤ3にはワンウ
ェイクラッチ3aが取り付けられている。このワンウェ
イクラッチ3aは、ギヤ3が図示反時計方向に回転する
場合に軸Cにモータの駆動力を伝達し、図示時計方向に
回転する場合には軸Cは空転する。
けられている。また、FR2の軸Dの一端にはギヤ8が
取り付けられており、ギヤ7を介してギヤ3’と接続さ
れる。そのため、FR1の軸Cの回転が、ギヤ3’、ギ
ヤ7、ギヤ8を介して軸Dに伝達され、FR2が回転す
る。軸Dの他端には、ギヤ8’が取り付けられている。
が取り付けられており、ギヤ9を介してギヤ8’と接続
され、これらのギヤにより軸Dの回転が軸Eに伝達さ
れ、FR3が回転する。このような構成によって、搬送
ローラFR1〜FR3を同一方向に回転させることがで
きる。
Rは給紙ローラである。分離ローラの軸Aの一端にはギ
ヤ5が取り付けられ、ギヤ4を介してギヤ3に接続され
ている。ギヤ5にはワンウェイクラッチ5aが取り付け
られている。ワンウェイクラッチ5aは、ギヤ5が図示
時計方向に回転する場合に軸Aに駆動力を伝達する一
方、ギヤ5が図示反時計方向に回転する場合には空転す
る。
は、アームaによりつながれている。アームaは、軸A
を支点として回動可能となっており、給紙ローラがこれ
により上下動し、ホッパに載置されている原稿枚数によ
らず常に原稿に給紙ローラを接触させることができる。
また、軸AにはプーリA’が、軸BにはプーリB’がそ
れぞれ取り付けられており、両プーリ間にはベルトが掛
けられている。これによって、軸Aの回転が軸Bに伝え
られ、給紙ローラが回転する。
れている。ギヤ5’にはワンウェイクラッチ5bが設け
られている。このワンウェイクラッチ5bは、ギヤ5’
が図示反時計方向に回転する場合に軸Aに駆動力を伝達
し、図示時計方向に回転する場合には空転する。ギヤ
5’は、ギヤ6、ギヤ7を介してギヤ3’に接続されて
いる。
いて説明する。ここで、図示時計方向を正転方向あるい
は正転、図示反時計方向を反転方向あるいは反転と規定
する。また給紙ローラは正転方向に回転することによっ
て原稿を搬送路に給紙し、搬送ローラは反転方向に回転
することによって原稿を図示左方向に搬送するものとす
る。
態を示す図面である。図において、矢印はギヤ、ローラ
等の回転方向を示し、波線はワンウェイクラッチが空転
している状態を示す。ホッパに載置された原稿を搬送路
に繰り出す場合には、給紙ローラを回転駆動させる必要
がある。この場合、モータを正転方向に回転させる。
正転するとともに、ギヤ5が正転する。このため、ワン
ウェイクラッチ5aはギヤ5の回転を軸Aに伝達し、分
離ローラが正転する。また、分離ローラとベルトを介し
てつながれている給紙ローラも正転方向に回転を開始
し、給紙ローラによる給紙が行われる。一方、ギヤ3は
正転しているため、ワンウェイクラッチ3aは空転す
る。この状態ではFR1を回転駆動させることができな
い。
クラッチ5bが、軸Aの回転をギヤ5’に伝達され、ギ
ヤ5’が正転する。ギヤ5’の回転がギヤ7、ギヤ8を
介してギヤ3’に伝達されるため、ギヤ3’が反転して
FR1が反転方向、即ち原稿を搬送路に向けて搬送する
方向に回転を開始しはじめる。またギヤ8にもギヤ6、
ギヤ7を介してギヤ5’の回転が伝達されるため、FR
2が反転方向に回転し、ギヤ8’、ギヤ9、ギヤ10を
介してFR3が反転方向に回転する。
紙ローラによって給紙されるとともに、搬送ローラによ
って搬送路に向けて搬送される。一方、図6は通常の原
稿搬送状態、即ち給紙ローラの動作を停止させた状態で
のローラとギヤの駆動状態を示す図面である。この場合
には、モータを反転させる。図6においても、図5と同
様矢印はローラ等の回転方向を示し、波線はワンウェイ
クラッチが空転していることを示している。
が反転する。そのため、ワンウェイクラッチ3aがギヤ
3の回転を軸Cに伝達し、FR1が反転方向(原稿搬送
方向)に回転を開始する。また、FR2にはギヤ3’、
ギヤ7並びにギヤ8を介して、更にFR3にはギヤ
8’、ギヤ9、ギヤ10を介して駆動力が伝達され、そ
れぞれの搬送ローラが反転を開始、原稿はこれら搬送ロ
ーラによって搬送路を搬送される。
ンウェイクラッチ5aが空転するために、ギヤ5の回転
は軸Aには駆動されない。また、ギヤ3’とギヤ7、ギ
ヤ6を介して接続されているギヤ5’にギヤ3’の回転
が伝達され、ギヤ5’は正転方向に回転する。しかしこ
の場合にはワンウェイクラッチ5bが空転してしまうた
め、ギヤ5’の回転も軸Aには伝達されない。そのた
め、通常の原稿搬送状態では分離ローラ並びに給紙ロー
ラの駆動を停止させることができる。
ミングチャートである。図におげる正転・反転は、図
5、図6のそれに対応する。モータが正転すると、ワン
ウェイクラッチ5aが軸Aにギヤ5の正転方向の回転を
伝達する。これにより、分離ローラ・給紙ローラが正転
方向に回転する。一方、ワンウェイクラッチ3aはこの
期間空転する。しかし、軸Aの回転がワンウェイクラッ
チ5bを介してギヤ5’に伝達されるため、この回転が
ギヤ3’に伝達されることにより、搬送ローラが反転を
開始する。
ラッチ3aが軸Cにギヤ3の回転を伝達するために、搬
送ローラは反転する。一方、ワンウェイクラッチ5a、
5bともに空転するために、分離ローラ・給紙ローラは
回転しない。このように、本実施例によれば、モータの
回転方向を切り替えることによって給紙ローラ、分離ロ
ーラの駆動制御を行なうことができる。この場合に、駆
動制御の切替はワンウェイクラッチによって行われてい
るため、従来のように電磁クラッチなどの大きく効果な
部品を用いる必要がなく、またローラ駆動用のモータを
用いているために部品点数を減らすことができ、また制
御の煩雑さを低減させることができる。
動力をギヤにより伝達しているが、これは例えばタイミ
ングベルトとプーリの組み合わせなどによって実現して
もよく、その他の伝達機構を用いても全く差し支えはな
い。図8は、本発明のその他の実施例を示す図面であ
る。本実施例による媒体搬送装置は、給紙ローラの上昇
/下降を制御する機構を備えている。以下、図4と同じ
構成の部分については、必要な場合を除いて説明を省略
する。
分離ローラの軸Aと給紙ローラの軸Bとはアームaによ
ってつながれている。また、アームaの一端には突起
a’が設けられており、突起a’はアームbの先端部に
よって下方から支持されている。アームbの他端には、
軸Fが取り付けられており、アームbは軸Fを支点とし
て回転する。
が取り付けられている。また、軸Fの一端にはギヤ12
が取り付けられている。ギヤ11とギヤ12とは互いに
噛み合うように構成されている。図9は、ギヤ11、1
2と、給紙ローラ、分離ローラとを示す図面である。図
9aはギヤ11、12を、図9bは給紙ローラ、分離ロ
ーラを説明する図面である。
ており、またギヤ12の軸はアームbの軸Fに対応して
いる。ギヤ11の軸にはトルクリミッタが取り付けられ
ている。このトルクリミッタは一方向に作用するもので
あり、図示時計方向に軸Aが回転する場合にはギヤが回
転し、それ以外の場合にはギヤ11はフリーになってい
る。また、ギヤ12は、スプリングSP1によって図示
時計方向に常に付勢されている。ギヤ11、ギヤ12は
図示される通り扇状の形状をしている。なおこれらのギ
ヤ形状は図9に図示されるものに限るものではない。
り、ギヤ12の回転角度を規制するものである。ST1
は反時計方向へのギヤ12の回転を規制し、ST2は時
計方向へのギヤ12の回転を規制する。給紙ローラは、
バネSP2によって図示時計方向に回転するように付勢
されており、常に下方に押しつけられている。そのた
め、原稿繰り出し時には原稿に対して押しつけられ、原
稿の繰り出しをより確実に行なうことができるようにな
っている。なお、給紙ローラの自重で原稿への荷重を十
分に与えることができる場合には、SP2を特に設ける
必要はない。
降制御の状態を示すタイミングチャートである。以下図
9、図10を用いて、ギヤ11、12の作用と給紙ロー
ラの上昇/下降制御について説明する。ここで、正転方
向とは図9中時計方向、反転方向とは図9中反時計方向
のことを示す。図10では、主にアーム並びに給紙ロー
ラの上昇/下降動作について示されている。
転すると、トルクリミッタの作用により軸Aに取り付け
られたギヤ11も正転を開始する。そのため、ギヤ11
と噛み合っているギヤ12がバネSP1による付勢力に
抗して反転方向に回転を開始し、アームbが下降する。
これによって、アームbにより支持されていたアームa
が支持されなくなり、バネSP2の付勢力、あるいは自
重により給紙ローラが下降する。
離ローラ並びに給紙ローラが時計方向に回転を開始し、
ホッパ上に載置された原稿が一枚ずつ繰り出される。一
方、ギヤ5’の回転がギヤ3’に伝達され、FR1〜F
R3が反転を開始し、給紙ローラによって繰り出された
原稿が図示左方向に搬送される。一方、モータが反転す
ることによってギヤ5も反転を開始するが、ワンウェイ
クラッチ5aは空転し、軸Aには駆動力が伝達されなく
なる。
の付勢力によって正転方向に付勢されている。また、前
述の通りワンウェイクラッチは一方向のみに作用するた
め、ギヤ11はフリーの状態となる。そのため、ギヤ1
2がバネSP1の付勢力により正転方向に回転を始め
る。ギヤ12の回転に合わせて、ギヤ11が反転方向に
回転する。
向に回転しはじめ、アームaの突起a’を上方へ持ち上
げようと作用する。アームbがアームaを押し上げよう
とする力が、SP2により給紙ローラを押し下げようと
する力よりも大きければ、アームaはアームbの回転に
応じて上昇を開始する。これによって、給紙ローラがホ
ッパ上に載置された原稿面から離れる。
に空転するために軸Aは回転せず、分離ローラ、給紙ロ
ーラともに回転を停止するため、給紙ローラによる原稿
の給送は停止する。更にモータMが停止した状態では、
ギヤ11に駆動力は伝達されないため、ギヤ11はフリ
ーの状態となる。そのため、ギヤ12はバネSP1の付
勢力によって正転方向に回転し、アームbがアームaを
押し上げるように作用する。そのため、モータが停止し
た状態でも、給送ローラが上昇し、ホッパへの原稿セッ
ト時に給送ローラが邪魔となることを防ぐ。ここで、 TTL : トルクリミッタのストップトルク WPR : 給紙ローラの荷重(自重+SP2) LL : アーム作用点までの長さ LSP : ギヤ12のスプリング作用点までの長さ FSP : ギヤ12のスプリングの引っ張り力 rG : ギヤ11のピッチ半径 rL : ギヤ12のピッチ半径 とした場合、ギヤの回転角度を微小として近似すると、
繰り出しローラを上昇させる場合の設定は WPR×LL < FSP×LSP とし、繰り出しローラを下降させる場合の設定は TTL/rG > (FSP×LSP)/rL とすればよい。このように機構系の定数を設定すること
によって、ギヤ5を時計方向に回転させることによって
給紙ローラを下降、ギヤ5を反時計方向に回転させるこ
とによって給紙ローラを上昇させることが可能となる。
ラの上昇/下降制御を、ローラ駆動用モータの回転方向
の切り替えとワンウェイクラッチの作用とによって実現
することができる。そのため、電磁ソレノイド等の効果
な電磁部品を用いることなく、簡易な構成で給紙ローラ
の上昇/下降制御を行なうことができ、同時に給紙ロー
ラ・分離ローラ駆動のオン/オフ制御も実現できる。ま
た、給紙ローラの上昇/下降制御には遅延が生じること
がなく、繰り出し処理速度の低下を招くこともない。
と、給紙ローラの上昇/下降制御を共通のモータの回転
方向の制御によって行なうことができるため、それぞれ
の動作を独立して制御する機構を特別に追加する必要が
なく、制御をより簡易な方法で実現することができる。
図11は、上述のギヤ11、12を本実施例による読取
装置のホッパテーブルに搭載する場合の模式図を示す。
図11において、Mはモータ、Gは各ローラを駆動する
ためのギヤ、PRは給紙ローラ、SRは分離ローラ、F
Rは搬送ローラである。また、Hはホッパテーブルであ
る。なおバネ類については図示省略した。
なかば埋め込まれるように配置されている。また、分離
ローラ、給紙ローラはホッパテーブル底面の上側に設け
られている。図示されるように、ギヤ11、ギヤ12は
ホッパテーブルの外側の、モータや各ギヤと干渉しあわ
ない位置に取り付けられている。モータやギヤなどのロ
ーラを駆動する手段は、ホッパテーブルに取り付けられ
ており、ホッパテーブルの開閉状態にかかわらず、ホッ
パテーブル上に載置された原稿を搬送させることが可能
となっている。図12は、ホッパテーブルを上からみた
図面である。図の符号は、図11などのものと同じであ
る。ただし、図11とは違い図の場合には搬送ローラF
R3が加わっている。ホッパテーブルの両側には、モー
タやギヤなどの駆動機構が備えられている。
の軸、ギヤ11、12等を抜き出した図面である。軸A
にはアームaが繋がれており、アームaの一部には突起
a’が備えられている。また、軸Fにはアームbが取り
付けられており、アームbの先端は突起a’の下方に位
置している。図13に示されるように、ホッパテーブル
の一側面アに取り付けられたモータMの先端にはギヤ1
が取り付けられており、ギヤ2を介してギヤ3に駆動力
が伝達される。また、ギヤ3はギヤ4を介してギヤ5と
接続される。ギヤ5が設けられている軸Aには、トルク
リミッタが備わったギヤ11が取り付けられ、ギヤ11
と噛み合うようにギヤ12が軸Fに取り付けられてい
る。
が伝達される。軸D、軸Eの端部のギヤは図示省略して
いるが、図8に示されるようにギヤが配置され、順次F
R2、FR3への駆動力が伝達される。図14は、給紙
ローラの上昇/下降制御のための機構を備えた媒体搬送
装置のその他の実施例である。
よりも外側(図示右側)にでているため、ホッパの原稿
搬送方向の長さが必然的に長くなってしまう。それに対
して、図14の実施例では、給紙ローラを上昇/下降さ
せるアームの軸を、給紙ローラの内側(図示左側)に設
けることによって、ホッパ部分の長さをその分短くする
ことができる。
であり、分離ローラの軸Aの一端に取り付けられてい
る。また、12’はトルクミッタ11’と係合するアク
チュエータである。トルクリミッタ11’には、爪様の
係合部材が設けられている。一方、アクチュエータ1
2’の一端には、トルクリミッタ11’の係合部材が係
合する開口が設けられており、もう一端はアームb’の
軸F’が取り付けられている。アクチュエータ12’
は、軸F’を支点として回転可能となっており、トルク
リミッタ11’の回転に応じてアームb’が回転する。
下方から支持するように構成されている。また、アクチ
ュエータ12’はバネなどによって図示反時計方向に付
勢されている。ギヤ5が図示時計方向に回転すると、ト
ルクリミッタ11’も図示時計方向に回転する。これに
よってアクチュエータが図示時計方向に回転し、アーム
b’は下降するために突起a’を支持しなくなる。その
ため、給紙ローラはその自重で下降し、原稿に接触す
る。同時に、軸Aの回転がベルトを介して給紙ローラに
伝達され、給紙ローラが回転を開始することによって、
原稿が一枚ずつ給送される。
始するときには、ワンウェイクラッチ5aは空転する。
そのためトルクリミッタ11’はその回転を停止する。
一方アクチュエータ12’はバネによって図示反時計方
向に付勢されているため、アクチュエータ12’は図示
反時計方向に回転しようとするが、トルクリミッタ1
1’はアクチュエータ12’の回転を規制しないためア
ームb’の軸F’が反時計方向に回転を開始する。
に持ち上げるために給紙ローラが上昇を開始し、原稿面
から給紙ローラが離れる。同時に、ワンウェイクラッチ
の作用によって軸Aは回転しなくなるために、分離ロー
ラ並びに給紙ローラの回転が停止する。ローラ駆動用の
モータとして、ステップモータが用いられることがあ
る。図15は、ステップモータの回転速度と発生トルク
との特性を示す図面である。図示されるように、ステッ
プモータは高速に回転するほど発生するトルクが低下
し、低速で回転する場合には発生するトルクが大きくな
る。
紙ローラ等の給紙部に大きな負荷がかかり、ホッパから
媒体処理部(印字部・読取部等)までの距離か短い場合
特に給紙部の負荷が多く加わる。一方、既に給紙された
媒体を搬送ローラで搬送する場合には、搬送系に加わる
負荷は給紙時に加わる負荷よりも低い。そこで、原稿給
紙時とその他の搬送時とでモータの回転速度を変え、多
くの負荷が加わる給紙時にはモータの回転速度を低く設
定し、それほど負荷が加わらない通常の搬送時にはモー
タの回転速度を高く設定する。
に搬送系に加わる負荷と、モータの回転速度−発生トル
ク特性図に当てはめた状態を示す図面である。図16a
に示されるように、原稿の給紙時に加わる負荷Aは、搬
送ローラなどの搬送系に加わる負荷A1と、給紙ローラ
やトルクリミッタなどの給紙系に加わる負荷A2とを足
したものとなる。一方、搬送時に加わる負荷Bは、搬送
系に加わる負荷のみであるが、給紙時に搬送系に加わる
負荷A1よりも小さい。
ルクを与えるとすると、給送時に必要とするモータのト
ルクA’と搬送時に必要とするモータトルクB’を算出
することができる。これに基づいて、図16bのように
モータの回転速度−発生トルクの特性に当てはめること
によって、給送時のモータ回転速度Apps 、搬送時のモ
ータ回転速度Bpps が決定される。
ある。図17において、横軸は時間、縦軸はモータ回転
速度をそれぞれ示している。図示される通り、給紙時に
はモータを正転させ、搬送時にはモータを反転させてい
る。また、給送時にモータ回転速度は低く、搬送時のモ
ータ回転速度は高くなるように制御される。モータを正
転させる期間(給紙期間)と、モータを反転させる期間
(搬送期間)との長さは、それぞれ給紙部や搬送路の長
さ、原稿の給紙に要する時間などに基づいて適宜選択す
ればよい。
って、原稿の搬送のスループットを上げることができ、
原稿搬送の高速処理を実現することができる。図18
は、処理部幅が狭く、且つ給紙部の長さが搬送路全体長
さに対して大きいような媒体搬送装置の場合の、モータ
の回転状態を示す図面である。
期間を短くとっている。これは給紙部を媒体が通過する
のに必要とする時間が長くなるためであり、このような
装置では図18のようにモータの回転制御を行なうこと
によって装置のスループットを上げることができる。
ローラなどの給紙部の駆動・停止制御を、簡易な構成・
制御により行なうことが可能となり、媒体搬送装置が大
型化することなく、安価に実現することができるという
効果を有する。また、給送ローラ等の上昇/下降制御
も、簡易な機構により実現でき、特に搬送系を駆動する
ためのモータ等の駆動手段を用いて給送ローラ等の上昇
/下降制御を行なうことができるため、上昇/下降制御
のための特別な機構、制御回路等を用いる必要がなくな
る。
降制御はモータの回転方向等を反転させることによって
行われるため、電磁部品を用いる必要がなくなる。ま
た、モータの回転方向に関わらず、搬送部を常に一定の
方向に回転させることができるため、給送期間であって
も搬送部を停止させる必要がなくなり、媒体搬送の効率
を低下させることなく、給送部の駆動制御を行なうこと
ができる。
ワンウェイクラッチを用いることによって実現されるた
め、これらの制御を行なうための機構は複雑化すること
がなくなる。また、給送時・通常の搬送時に必要なトル
クの大きさに合わせて、駆動手段の駆動速度を制御する
ことによって、搬送系に負荷がかかる場合にはそれに合
わせたトルクを得、負荷があまりかからない場合には高
速の搬送処理を行なうことができるようになる。
像読取装置側断面図
像読取装置斜視図
ギヤ配置
駆動状態
ャート
離ローラ
ングチャート
ギヤ配置
上面図
搬送装置
図
に当てはめた図
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも給送ローラを含む給送部と、 媒体を搬送する1乃至複数の搬送ローラと、 前記給送部並びに前記搬送ローラを駆動するモータと、 前記モータの駆動力を前記給送ローラあるいは搬送ロー
ラに伝達する駆動伝達手段と、を備え、 前記給送部の軸の一端に取り付けられた駆動伝達手段
は、第一の方向に該駆動伝達手段が駆動されるときに前
記給送部の軸に駆動力を伝達し、第二の方向に駆動され
るときには駆動力を伝達しない第一のワンウェイクラッ
チを備え、 前記給送部の軸の他端に取り付けられた駆動伝達手段
は、第二の方向に該駆動伝達手段が駆動されるときに前
記給送部の軸に駆動力を伝達し、第一の方向に該駆動力
伝達手段が駆動されるときには駆動力を伝達しない第二
のワンウェイクラッチを備え、 前記搬送ローラのうち、最も上流に位置する搬送ローラ
の軸の一端に取り付けられた駆動伝達手段は、該駆動伝
達手段が第二の方向に駆動されるときに前記搬送ローラ
軸に駆動力を伝達し、第一の方向に駆動されるときには
駆動力を伝達しない第三のワンウェイクラッチを備え、 該搬送ローラ軸の他端には、前記第二のワンウェイクラ
ッチを備えた駆動伝達手段より駆動力を伝達される駆動
伝達手段が取り付けられ、 前記モータの回転方向制御により、前記給送部の駆動制
御を行なうことを特徴とする、媒体搬送装置。 - 【請求項2】媒体を搬送路に給送させる給送ローラと、 一端が前記給送ローラの軸に取り付けられ、他端が第二
の軸に取り付けられるとともに、前記第二の軸を支点と
して回転可能なアームと、 少なくとも前記給送ローラを駆動するモータと、 前記モータの駆動力を前記給送ローラに伝達する駆動伝
達手段と、 前記モータにより駆動され、前記モータが第一の方向に
回転する場合前記給送ローラが上昇する方向に前記アー
ムを駆動し、前記モータが第二の方向に回転する場合前
記給送ローラが下降する方向に前記アームを駆動する上
下動制御機構とを有し、 さらに上下動制御機構は、 前記第二の軸の一端に設けられ、トルクリミッタが備え
られた第一の部材と、 第三の軸の一端に取り付けられ、前記第一の部材の回転
に応じて前記第三の軸を回転させる第二の部材と、 前記第三の軸に取り付けられ、前記第三の軸を支点とし
て回転可能であり、前記第三の軸の回転に応じて前記ア
ームを上下 動させる第二のアームとを備えることを特
徴とする媒体搬送装置。 - 【請求項3】 前記第二のアームは、前記アームを下方
から支持し、 前記第二の部材は、付勢手段により前記第二のアームを
上昇させる方向に付勢され、 前記モータが第二の方向に回転する場合には、前記第二
のアームが前記付勢手段の付勢力により前記アームを上
昇させる方向に回転することを特徴とする、請求項2記
載の媒体搬送装置 。 - 【請求項4】媒体を搬送路に給送する給送ローラと、 前記媒体を搬送する1乃至複数の搬送ローラと、 前記給送ローラ並びに前記搬送ローラを駆動する駆動手
段とを備え、 前記給送ローラにより媒体を搬送路に給送する期間は、
前記駆動手段を媒体を給送するために必要なトルクが発
生する第一の速度により駆動し、 前記給送ローラを用いずに媒体を搬送する期間は、前記
駆動手段を第一の速度よりトルクは小さいが前記第一の
速度より高速な第二の速度により駆動することを特徴と
する、媒体搬送装置。 - 【請求項5】前記駆動手段は、 前記給送ローラにより媒体を給送するときには第一の方
向に駆動され、 前記給送ローラを用いずに媒体を搬送するときには第二
の方向に駆動されることを特徴とする、請求項4記載の
媒体搬送装置。
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