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JP3380512B2 - ウエッジベース電球取付け構造 - Google Patents

ウエッジベース電球取付け構造

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JP3380512B2
JP3380512B2 JP2000048491A JP2000048491A JP3380512B2 JP 3380512 B2 JP3380512 B2 JP 3380512B2 JP 2000048491 A JP2000048491 A JP 2000048491A JP 2000048491 A JP2000048491 A JP 2000048491A JP 3380512 B2 JP3380512 B2 JP 3380512B2
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light bulb
opening
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socket
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哲也 工藤
一哉 寺田
重弘 小林
重明 渡辺
啓之 千竈
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/05Two-pole devices
    • H01R33/06Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other
    • H01R33/09Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other for baseless lamp bulb
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K1/00Details
    • H01K1/42Means forming part of the lamp for the purpose of providing electrical connection, or support for, the lamp
    • H01K1/44Means forming part of the lamp for the purpose of providing electrical connection, or support for, the lamp directly applied to, or forming part of, the vessel
    • HELECTRICITY
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    • H01K1/46Means forming part of the lamp for the purpose of providing electrical connection, or support for, the lamp supported by a separate part, e.g. base, cap

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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエッジベース電
球などと呼ばれている無口金の電球を取り付けるソケッ
ト構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の取付け構造を説明するに先立ち、
まずウエッジベース電球について説明を行なう。ウエッ
ジベース電球1は図8に示すようにガラスからなるバル
ブ部2aと固定部2bとからなり、円筒状のバルブ部2
aの内部にはタングステン等からなるフィラメント5が
リード線4の先端部に接続して配設している。リード線
4は、バルブ部2a内にてステム6で固定されるととも
に、固定部2bにて封止されて下端から外部に導出され
ている。外部に導出されたリード線4は、表面側と裏面
側に夫々折り返されている。
【0003】固定部2bには、複数の突起3が所定箇所
に一体に設けられており、該ウエッジベース電球には、
一般の白熱電球にみられるような口金が存在しない。な
お、バルブ部の外形を例えば10mm,13mm、16
mm等として内容積を増やして明るさを変える場合にお
いても、固定部の外径寸法は変えないものとして共通の
寸法のソケットで複数のバルブ径の電球に対応できるも
のとされている。
【0004】図8から図10は従来のウエッジベース電
球とソケットとの接続構造を示すものである。ソケット
90は、ウエッジベース電球1を固定すると共に給電を
行うもので、ウエッジベース電球を挿入する開口部90
aと、外周部90bと、後端部90cとからなる。開口
部90aにはウエッジベース電球に給電するためのウエ
ッジベース電球用端子80、80が開口部90a側から
挿入され、端子足81が仕切り部90dを通って後端部
90c側に設けられている。ウエジベース電球用端子8
0は、例えば、厚さ0.3mmの銅合金製の金属板を金
型にてプレスすることが行われ、これを折り曲げること
により形成される。端子部82には、ウエッジベース電
球1の固定部2bを挟持してリード線4と接触する給電
用爪82aを備え、その先端は内側に折り曲げられて向
かい合うよう立体的に形成されている。端子足81は、
後端部90c側から挿入する図示しないコネクターを介
して外部接続コードに接続される。
【0005】ウエッジベース電球1をソケット開口部9
0aに挿入すると、図10に示すように給電用爪82
a、82aはウエッジベース電球1の固定部2bを両側
から挟むと同時にリード線4と接触して給電が行われ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ウエッジベース電球は
該ソケットに嵌着することにより固定と給電が行われる
が、そのソケット下部には、給電のために下方に延長し
た給電用端子81を設けなければならない。そのため別
体のコネクターと接続するための設置空間が必要とな
り、後端部90cの大きさを大きくしなければならな
い。また、その固定のために比較的大きな空間が必要と
なり、奥行き寸法が大型化してしまうという問題があっ
た。
【0007】本発明は、上記の課題を解決して、奥行き
寸法を小さくすることができ得る取付け構造を提供する
ことを目的としてする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の第
一の態様によれば、(1) 口金を有しない固定部にリ
ード線を備えたウエッジベース電球と、前記固定部を嵌
入する挿入部を備えたソケットと、該ソケット後端部に
嵌入するコネクターとの取付け構造において、前記ソケ
ットは、横長矩形状をなす前記固定部と略同一長さの角
筒状の開口を有する挿入部と、挿入部の背面側に設けら
れた後端部を備え、挿入部および後端部には連続した開
口が設けられており、前記挿入部は、短辺に側部スリッ
トが形成され、開口内には複数の押片および位置決め突
起が設けられており、前記挿入部の開口にウエッジベー
ス電球の固定部を嵌入した際に、押片および位置決め突
起がウエッジベース電球固定部に当接するとともに、挿
入部の開口部内面とリード線との間に間隙を設けて固定
されており、前記間隙には、別体に形成したコネクター
が、前記後端部の開口を通して嵌入して、コネクターに
配設した給電端子と前記リード線とが接続していること
を特徴とする、ウエッジベース電球取付け構造、により
達成される。
【0009】この第一の態様では、ウエッジベース電球
がソケットにより固定され、さらに該ソケットにコネク
ターを取り付けることで、強固に固定すると共に、ウエ
ッジベース電球のリード線にコネクターの給電端子が接
続される。これにより、より容易に取付けが行われ得る
とともに、奥行き寸法を小さくすることができ得る。
【0010】本発明の別の態様によるウエッジベース電
球取付け構造は、(2) 前記挿入部及び後端部は、共
に弾性を有する樹脂材料を用いて一体に形成されている
ことを特徴とする、(1)に記載のウエッジベース電球
取付け構造、(3) 前記側部スリットの深さが、ウエ
ッジベース電球の固定部の高さの略2/3とされている
ことを特徴とする、(2)に記載のウエッジベース電球
取付け構造、(4) 前記押片は挿入部の長辺の各辺に
設けてあり、位置決め突起は押片よりも後端部側の位置
に少なくとも3個所以上配設されると共に、開口部内へ
の突出量が前記押片の突出量よりも小さいことを特徴と
する、(1)から(3)のいずれかに記載のウエッジベ
ース電球取付け構造、(5) 前記開口は、挿入部にお
ける断面積よりも後端部側における断面積の方が大きく
されていることを特徴とする、(1)から(4)のいず
れかに記載のウエッジベース電球取付け構造、により上
記した目的が達成される。本発明の別の態様によるウエ
ッジベース電球取付け構造では、(2)によれば一体成
形により形成することができ低コスト化を図ることがで
き得る。(3)によれば、スリットの深さを2/3程度
とすることで、適度なバネ性をもってウエッジベース電
球をソケットが固定するものになり、コネクターとの取
付け作業性が行いやすいものとなり得る。(4)によれ
ば、押片がウエッジベース電球のバルブ部側のリード線
を配設する箇所の固定部を両側から挟持するとともに、
固定部先端側に設けた位置決め突起により固定している
ので、ガタツキを低減でき得る。(5)によれば、後端
部側の開口を大きくすることで、コネクターとの接続作
業が容易に実施され得るものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図7を参照しながら、詳細に説明する。図1
は、本発明によるウエッジベース電球の取付け構造の一
実施形態の構成を示している。図1において、10はソ
ケットであり、ソケット10はウエッジベース電球を嵌
合する挿入部12と、後端部13と、外周部14とから
なる。挿入部12は、例えばPET(ポリエチレンテフ
タレート)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)、P
BT(ポリブチレンテフタレート)樹脂のような弾性を
有する材料からなる立壁15を横長矩形状に外周部14
から立設させて角筒状に形成している。立壁15の短い
辺には側部スリット17が形成され、立壁15の長い辺
には押片スリット16a、押片16および底部位置決め
突起18が形成されている。立壁15は弾性材料から形
成されているので、これらのスリットを形成することで
適宜なバネ性を備えるものとなる。また、挿入部12か
ら後端部13にわたって開口11が設けられている。
【0012】図2〜図4はウエッジベース電球1とソケ
ット10との取付け構成を説明するものである。周辺部
14は、挿入部12及び後端部13と一体に形成され、
例えば車両用灯具のハウジングに固定される。本実施形
態においては、フック構造の固定片14aおよびシーリ
ングゴム14bを設け、これにより図示しないハウジン
グ等に固定するようにされている。後端部13は、内部
中空とされ、挿入部12から連続する開口11が形成さ
れている。
【0013】なお、後端部13に設ける開口は、挿入部
12の箇所における開口に比べて同一もしくはそれ以上
の大きさのものとすることが好ましい。ソケット10を
樹脂により成形する際の金型を、開口部11については
後端部13側からの抜き型にてフック構造等とした押片
16を形成することが容易になり、成形コストを低減で
き得るからである。
【0014】ソケット10は上記のように構成されてお
り、開口11に挿入部12側からウエッジベース電球を
嵌入して固定する。なお、ウエッジベース電球1につい
ては、従来の技術において詳細に説明したものと基本的
には同一であるので、同一の符号を付して詳細な説明は
省略するが、ここではフィラメント5を2本設けた所謂
ダブルフィラメントタイプのウエッジベース電球を用い
た例を示している。
【0015】ウエッジベース電球1の固定部2bをソケ
ット挿入部12の開口11に挿入すると、固定部2bの
底面が挿入部12の後端部側の開口内部の対角する隅部
に設けた2個所の底部位置決め突起18に当接する。立
壁15は、挿入部12の幅方向の寸法に比べて僅かに小
さな開口11を有する大きさにて形成されており、ウエ
ッジベース電球を挿入することで側部スリット17の位
置にて立壁15が僅かに拡がると共に、材料のバネ性で
固定部2bを挟持して固定を行う。さらに、立壁15に
形成した押片16も、押片スリット16aをその両側面
に有しているので、ウエッジベース電球の固定部に形成
した断面略三角形状の突起3も該開口11内に容易に挿
入を行うことができ、これにより、先端に設けたフック
16bにより位置決めと固定が行われ得る。なお、側部
スリット17および押片スリット16aのスリットの大
きさは、使用する材料、ウエッジベース電球を挿入する
力、挟持する力等を考慮して、最適な大きさとされる
が、ウエッジベース電球の固定部2bの高さの少なくと
も1/2以上の深さ、好適には略2/3の大きさとする
と、成形も行い易く好適なものとなり、例えば、深さ
0.4〜0.8mmの幅で深さ8mmとして形成する。
【0016】ウエッジベース電球1は、このようにして
ソケット10に固定される。ソケット10の開口11は
後端部13まで連続して設けられているので、図4
(b)に示すように、挿入した状態で後端部13から観
察した際に、ウエッジベース電球1の固定部2bが直接
に観視される。また、このときリード線4と後端部13
における開口11の内側表面とは間隙20を有する状態
で固定するようになされており、このリード線4にコネ
クター21の給電端子22を電気的に接続して給電を行
う。
【0017】図5は、ソケット10に固定したウエッジ
ベース電球1とコネクター21との取付け状態の構成を
説明するものである。コネクター21は、ソケット10
の後端部13に備える開口11内に挿入することで、脱
着可能に取付けられる。このとき先端部21aの形状
は、間隙20とほぼ同一の形状とすると共に、給電端子
22を有している。よって、コネクター21を挿入する
ことで、給電端子22とウエッジベース電球1のリード
線4とが直接に接続するものとされている。コネクター
21を取付けない状態においては、間隙20を設けてい
るので、ソケット10とウエッジベース電球1との組み
付けを終えた状態において僅かなガタツキを生じるが、
コネクター21を固定することでガタツキも低減され得
る。なお、符号23は電線である。
【0018】本発明の取付け構造は、上記のようにされ
ており、ソケットには給電するための端子が設けられて
いない。すなわち、ソケット10はウエッジベース電球
1の位置決めと固定を行い、該ソケットに嵌入するコネ
クタ21により、給電とさらなる固定が行われる。した
がって、従来のように中継ぎとなるウエッジベース用電
極端子が不要となり、奥行き寸法を小さくすることがで
き得る。また、コネクターを取り付けることで、ウエッ
ジベース電球をソケットに嵌入した際の固定状態に比
べ、より一層、強固な取付けがなされるものとなり、取
付け作業が容易に行える強固な固定構造が提供され得
る。
【0019】図6及び図7は、本発明の別の実施形態の
ソケットの挿入部側を示す平面図および断面図であり、
符号30がソケットである。本発明のソケット30も先
の実施形態のソケット10と同様にウエッジベース電球
を嵌合する挿入部32と、後端部33と、外周部34と
からなり、挿入部32から後端部33にわたって開口3
1が形成されている。
【0020】挿入部32は、ウエッジベース電球の挿入
側(図7における上方側)を拡げた横長矩形状とした立
壁35を外周部34と一体に形成している。挿入部32
内の開口31aには、立壁35の長辺の各辺に設けた、
電球挿入側の2個所の押片36と、後端部33側の4隅
に設けた底部位置決め突起38とが配設されている。ま
た、立壁35の短辺側には側部スリット37が形成され
ている。なお、押片36と底部位置決め突起38とは、
電球挿入方向に対して直線状に整列しないように互い違
いに配設しており、これによりソケットを成形する際の
金型に複雑な抜き加工等を施すことなく、容易に成形で
き得るものとしている。周辺部34および後端部33
は、挿入部32と一体にPET樹脂により形成されてお
り、開口31は、挿入部32側においてはウエッジベー
ス電球の固定部を嵌合する大きさの開口31aとされ、
後端部33においては、それよりも大きな断面積を有す
る開口31bとされている。また、周辺部34には、取
り付ける電球が、例えばダブルフィラメントタイプのウ
エッジベース電球であることを識別するための2つの突
起からなる識別標識39が形成されている。
【0021】このようなソケット30に挿入部32側か
ら前記した図示しないウエッジベース電球を挿入する
と、電球の固定部の底部の4隅が前記底部位置決め突起
38に当接する。また、押片36は電球固定部に折り曲
げているリード線の上から固定部2bを挟持して固定す
る。これにより、ウエッジベース電球は固定部2bの底
部および上部において、それぞれ4方向から位置決めと
固定がなされるので、ネジレが生じにくい状態で強固に
固定される。また、後端部33側の内面積を大きくした
開口31b側より図示しないコネクターが挿入され、開
口31aの側面と挿入された電球固定部のリード線との
間の間隙において、コネクターの給電端子とリード線と
が電気的に接続される。
【0022】この実施形態においても、ソケット30に
は給電するための端子が設けられていず、ソケット30
はウエッジベース電球の位置決めと固定を行い、該ソケ
ットに嵌入するコネクタにより、給電とさらなる固定が
行われる。したがって、従来のように中継ぎとなるウエ
ッジベース用電極端子が不要となり、奥行き寸法を小さ
くすることができ得る。また、コネクターを取り付ける
ことで、ウエッジベース電球をソケットに嵌入した際の
固定状態に比べ、より一層、強固な取付けがなされるも
のとなり、取付け作業が容易に行える強固な固定構造が
提供され得る。
【0023】上述した実施形態においては、ダブルフィ
ラメントタイプのウエッジベース電球を用いる場合を例
に説明を実施したが、これに限らず、リード線の数の異
なるシングルフィラメントタイプのものを用いる場合に
も実施可能であることは明らかである。また、上記した
実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的
に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、これらの態様に限られるものではなく、例えば、ソ
ケットに周辺部14、34を設けないものとしたり、バ
ヨネット構造の周辺部としたり、開口部内面に設ける底
部位置決め突起及び/または押片を夫々3個所とする等
の種々の変更したものも本発明に含まれる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ウ
エッジベース電球をソケットにより固定を行い、その後
端側からコネクターをソケットに嵌入させて、ウエッジ
ベース電球とコネクターに設けた給電用端子との直接の
電気的接続と、さらなる固定を行うようにしたので、ウ
エッジベース電球の固定部2bの後ろ側に設けるスペー
スを小さくすることができ、これにより奥行き寸法を小
型化した取付け構造を提供され得ることになる。また、
ソケットに電気的端子を設ける必要がないので、部品点
数を削減でき、総じて低コストな取付け構造を提供し得
る。
【0025】また、ウエッジベース電球には口金が設け
られていず、固定部の突起形状の相違によりダブルフィ
ラメントタイプとシングルフィラメントタイプであるか
の等の形式の相違を判断しているが、固定部2bはガラ
スにより一体に形成されているものであるため、相違点
を誤って認識することがあり、誤まった取付け作業を実
施することがあるという問題があるが、ソケットに取付
けを行う形式を認識する文字、色等の識別標識を設ける
ことができ得るものとなり、誤組み防止を図ることがで
き得る。さらに、ウエッジベース電球の固定部は、従来
用いられている形状と全く同一の形状のものを用いるこ
とができ、電球に新たな加工を施すことなく、取付けが
でき得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による取付け構造のソケットの一実施形
態を示す斜視図である。
【図2】図1のソケットを用いた取付け状態を説明する
ための長辺方向における断面図である。
【図3】図1のソケットを用いた取付け状態を説明する
ための短辺方向における断面図である。
【図4】図1のソケットとウエッジベース電球との取り
付け状態の説明図である。(a)がソケット断面図を用
いた説明図、 (b)が背面図である。
【図5】本発明による取付け構造のコネクターを取り付
けた状態を説明する概略断面図である。
【図6】本発明の別の実施形態の取付け構造に用いるソ
ケットの概略平面図である。
【図7】図6のソケットのA−A部の概略断面図であ
る。
【図8】従来のウエッジベース電球とソケットとの取付
け構造の組立状態を説明する概略斜視図である。
【図9】図8の取付け構造を説明する要部概略断面図で
ある。
【図10】図8のソケットの正面図である。
【符号の説明】
1 ウエッジベース電球 2a バルブ部 2b 固定部 3 嵌合位置決め用突起 4 リード線 5 フィラメント 6 ステム 10,30,90 ソケット 11,31 開口 12,32 挿入部 13,33 後端部 14,34 外周部 15,35 立壁 16,36 押片 17,37 側部スリット 18,38 底部位置決め突起 20 間隙 21 コネクター 22 給電端子 23 電線 80 ウエッジベース電球用端子 81 端子足 82 端子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 重明 東京都目黒区中目黒2−9−13 スタン レー電気株式会社内 (72)発明者 千竈 啓之 東京都目黒区中目黒2−9−13 スタン レー電気株式会社内 (56)参考文献 特開2000−40567(JP,A) 特開 平8−37070(JP,A) 実開 平4−127993(JP,U) 実開 平1−135686(JP,U) 実開 昭49−35581(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/09

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口金を有しない固定部にリード線を備
    えたウエッジベース電球と、前記固定部を嵌入する挿入
    部を備えたソケットと、該ソケット後端部に嵌入するコ
    ネクターとの取付け構造において、 前記ソケットは、横長矩形状をなす前記固定部と略同一
    長さの角筒状の開口を有する挿入部と、挿入部の背面側
    に設けられた後端部を備え、挿入部および後端部には連
    続した開口が設けられており、 前記挿入部は、短辺に側部スリットが形成され、開口内
    には複数の押片および位置決め突起が設けられており、 前記挿入部の開口にウエッジベース電球の固定部を嵌入
    した際に、押片および位置決め突起がウエッジベース電
    球固定部に当接するとともに、挿入部の開口部内面とリ
    ード線との間に間隙を設けて固定されており、 前記間隙には、別体に形成したコネクターが、前記後端
    部の開口を通して嵌入して、コネクターに配設した給電
    端子と前記リード線とが接続していることを特徴とす
    る、ウエッジベース電球取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記挿入部及び後端部は、共に弾性を
    有する樹脂材料を用いて一体に形成されていることを特
    徴とする、請求項1に記載のウエッジベース電球取付け
    構造。
  3. 【請求項3】 前記側部スリットの深さが、ウエッジ
    ベース電球の固定部の高さの略2/3とされていること
    を特徴とする、請求項2に記載のウエッジベース電球取
    付け構造。
  4. 【請求項4】 前記押片は挿入部の長辺の各辺に設け
    てあり、位置決め突起は押片よりも後端部側の位置に少
    なくとも3個所以上配設されると共に、開口部内への突
    出量が前記押片の突出量よりも小さいことを特徴とす
    る、請求項1から請求項3のいずれかに記載のウエッジ
    ベース電球取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記開口は、挿入部における断面積よ
    りも後端部側における断面積の方が大きくされているこ
    とを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記
    載のウエッジベース電球取付け構造。
JP2000048491A 2000-02-25 2000-02-25 ウエッジベース電球取付け構造 Expired - Fee Related JP3380512B2 (ja)

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JP2000048491A JP3380512B2 (ja) 2000-02-25 2000-02-25 ウエッジベース電球取付け構造
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