JP3375152B2 - ミシンの安全装置 - Google Patents
ミシンの安全装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、始動時において、極め
て安全に使用することができるモータ等の駆動系を電力
により制御,駆動するミシンの安全装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の技術としては、特公昭59−44
076号が存在している。これでは、第1にコントロー
ラより何等かの原因でスタート信号が出力される状態に
おいて、電源が投入された場合、駆動系の駆動禁止の状
態が保持されるだけである。さらに、第2に駆動禁止状
態が解除される条件としては、スタート信号を一旦停止
することだけである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記の第1において、
操作者によって、危険操作が行われたことを知らせる
ことができない。操作者はその操作の危険度が把握で
きない。操作者が直接関与していない場合の対処が難
しい。等の欠点がある。 【0004】また、上記第2において、接触不良等に
より、断続的に誤信号が出力され急起動する可能性があ
り、極めて危険な状態が予想される。駆動禁止状態を
把握しないまま、解除する可能性が極めて高い。等の不
都合がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、モータ等の駆動系を電力により制御,駆動するミシ
ンにおいて、ミシンの電力を供給するためのスイッチ機
構を有する電源スイッチと、コントローラ或いはスター
ト/ストップスイッチ等のスタート信号発生装置と、前
記電源スイッチによる電源投入時に駆動装置への電源供
給を一時的に遮断し保持する遮断装置と、電源投入時に
スタート信号発生装置を監視し、安全か危険かを判断す
る判断装置と、該判断装置の危険との判断結果に基づい
て前記遮断装置を電源遮断状態に保持すると共に、前記
電源スイッチをオフ状態にすることを特徴とするミシン
の安全装置等としたことにより、始動時において、極め
て安全に使用することができ、前記課題を解決し、その
目的を達成したものである。 【0006】 【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5に基づ
いて説明する。本発明は、モータ等の駆動系を電力によ
り制御,駆動するミシンにおいて、主に、コントローラ
1或はスタート/ストップスイッチ2等のスタート信号
発生装置Aと、電源投入時にスタート信号発生装置Aを
監視し、安全か否かを判断する判断装置Bと、該判断装
置Bからの出力により電源ラインを遮断する遮断装置C
と、ミシンに必要な電力を開閉可能なスイッチ機構Dと
が備えられている。 【0007】そのコントローラ1又はスタート/ストッ
プスイッチ2等のスタート信号発生装置Aは、駆動装置
F(駆動系F)の制御に必要なスタート・ストップ信号
を発生し、その信号(スタート信号;1,ストップ信
号;0)を制御装置E及び判断装置Bに出力する。 【0008】判断装置Bは、電源投入直後のスタート信
号発生装置Aの出力と遮断装置Cの出力を一定時間監視
し、危険操作の場合は遮断装置Cに1を出力する。その
安全が確認されれば監視は解除される。 【0009】遮断装置Cは、判断装置Bの信号により電
源ラインを遮断し、その状態を保持可能でしかも、遮断
された状態を表す信号1を出力可能に構成されている。 【0010】スイッチ機構Dは、電源スイッチ3を操作
して電源をON・OFFするようになっている。 【0011】また、制御装置Eは、スタート信号発生装
置A,遮断装置C等から信号を受信することにより、駆
動装置Fに対して通常システムを制御するように構成さ
れ、駆動装置Fは電力により駆動するように構成されて
いる。 【0012】遮断装置Cには、リレーRE1が設けら
れ、接点aは制御装置Eに接続されるように設けられ、
接点bはスイッチ機構Dに接続するように設けられてい
る。 【0013】判断装置Bには、時限リレーRE4が設け
られ、ある一定時間は接点iの状態を保持し、その一定
時間後は、時限リレーRE4を遮断して接点jとなるよ
うに構成されている。また、接点iの状態において、リ
レーRE3が動作して接点gから接点hとなるように構
成され、その接点gは、スタート信号発生装置Aの信号
を制御装置Eに出力信号を出力するように構成されてい
る。 【0014】さらに、判断装置Bには、接点hとなった
場合、スタート信号発生装置Aの信号を制御装置Eに何
等かの原因にて最初に出力信号を出力するときに、当該
出力信号にて、リレーRE2の接点eより接点fとなる
ように動作し、これによって前記遮断装置CのリレーR
E1が動作状態となるように構成されている。 【0015】また、前記スイッチ機構Dには、具体的に
は電源スイッチ3として構成され、引き外しコイルが設
けられ(図2参照)、前記遮断装置CのリレーRE1が
動作して接点bに電流が流れた場合にのみ作用してOF
F状態となるように構成されている。また、電源スイッ
チ3には、引き外しコイルが設けられないこともある
(図4のフローチャート図参照)。4は速度調節キーで
ある。 【0016】次に作用について説明すると、まず、電源
投入すると(S1参照)、その直後は、電源スイッチ3
のON状態を機械的に自己保持し、且つリレーRE1の
接点aが閉であるため、電流(Q)はリレーRE3と時
限リレーRE4のコイルに流れる。時限リレーRE4で
あるため、一定時間経過後に励磁作動して接点がiから
接点jに切り替わるまでリレーRE3に電流を流す。こ
のとき時限リレーRE4のタイマーがスタートし(S2
参照)、リレーRE3はコイルに電流が流れている間励
磁して、接点hに接続されてコントローラ1の信号経路
はリレーRE2のラインと接続されている。 【0017】この状態において、コントローラ1等より
スタート信号(P)のレベルを監視し(S3参照)、且
つ、スタート信号(P)がON状態か否かを判断し(S
4参照)、スタート信号(P)が発生していると、危険
と判断するために、判断装置BとしてリレーRE2は励
磁して接点eから接点fに切り替えて、出力信号(U)
を、遮断装置Cへ送る状態〔電源からの電流(W)がリ
レーRE1を作動可能とする状態〕となる。 【0018】遮断装置CのリレーRE1は出力信号
(U)により接点aから接点bに切り替わって、制御装
置E及び判断装置Bへの電力供給を遮断すると共に、接
点dが接点cに切り替わって保持状態とする。これによ
って、遮断装置C以降の電源ラインを遮断・保持状態と
し、駆動系を含む,制御装置E及びモータなどの駆動装
置Fへの電力供給を遮断する(S5参照)。 【0019】そして、電源スイッチ3に引き外しコイル
付きのものを使用し、前記リレーRE1に接続すること
で、遮断装置Cの作動時、(遮断時)に、電源スイッチ
3の引き外しコイル用信号が発生し(図3のS6参
照)、電源スイッチ3のON状態の機械的自己保持を強
制的に解除する。すなわち、電源スイッチ3をOFF状
態にする(図3のS7参照)。このように、操作者に危
険状態であることを報知させることが、ミシンに表示装
置として別途用意することなく、注意を喚起できる利点
がある。 【0020】なお、前述の操作説明において、リレーR
E1が閉の状態においては制御装置Eに電力供給はされ
るが、このときに、リレーRE3が作動していて、コン
トローラ1のスタート信号(P)は前記制御装置Eには
出力されないので、駆動装置Fは駆動されない。 【0021】また、前述の説明において、電源投入後一
定時間内にコントローラ1からのスタート信号(P)が
なければ、所定時間のタイマー経過後に(図3のS8,
図4のS6参照)、安全状態としての判断をなし、前記
時限リレーRE4が励磁して接点iを接点jに切り替え
て保持し、リレーRE3が励磁を解除して、接点はhか
ら接点gに切り替わって、コントローラ1は制御装置E
側に接続され、駆動装置Fの通常動作が可能となる(図
3のS9,図4のS7参照)。すなわち、レベル信号に
て駆動回路がONとなり(図3のS9,図4のS7参
照)、コントローラ1のレベルの大きさに応じてモータ
の駆動装置Fを制御し(図3のS10,図4のS8参
照)、所望のミシン縫いを行い、コントローラ1を適宜
停止させつつ(図3のS11,図4のS9参照)、終了
する。 【0022】なお、電源スイッチ3に引き外しコイル付
きのものを使用していない場合には(図4参照)、電源
ラインを遮断保持状態が維持されるのみである(図4の
S5参照)。 【0023】 【発明の効果】本発明においては、モータ等の駆動系を
電力により制御,駆動するミシンにおいて、ミシンの電
力を供給するためのスイッチ機構を有する電源スイッチ
3と、コントローラ1或いはスタート/ストップスイッ
チ2等のスタート信号発生装置Aと、前記電源スイッチ
3による電源投入時に駆動装置への電源供給を一時的に
遮断し保持する遮断装置Cと、電源投入時にスタート信
号発生装置Aを監視し、安全か危険かを判断する判断装
置Bと、該判断装置Bの危険との判断結果に基づいて前
記遮断装置Cを電源遮断状態に保持すると共に、前記電
源スイッチ3をオフ状態にするミシンの安全装置とした
ことにより、特に、電源投入時にスタート信号発生装置
Aを監視し、危険の状態として判断装置Bにて判断した
場合には、前記遮断装置Cを電源遮断状態に保持すると
共に、前記電源スイッチ3をオフとして強制的に遮断し
て、操作者に危険状態であることを別途表示することな
く注意を喚起することができる利点がある。 【0024】 【0025】 【0026】
て安全に使用することができるモータ等の駆動系を電力
により制御,駆動するミシンの安全装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の技術としては、特公昭59−44
076号が存在している。これでは、第1にコントロー
ラより何等かの原因でスタート信号が出力される状態に
おいて、電源が投入された場合、駆動系の駆動禁止の状
態が保持されるだけである。さらに、第2に駆動禁止状
態が解除される条件としては、スタート信号を一旦停止
することだけである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記の第1において、
操作者によって、危険操作が行われたことを知らせる
ことができない。操作者はその操作の危険度が把握で
きない。操作者が直接関与していない場合の対処が難
しい。等の欠点がある。 【0004】また、上記第2において、接触不良等に
より、断続的に誤信号が出力され急起動する可能性があ
り、極めて危険な状態が予想される。駆動禁止状態を
把握しないまま、解除する可能性が極めて高い。等の不
都合がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、モータ等の駆動系を電力により制御,駆動するミシ
ンにおいて、ミシンの電力を供給するためのスイッチ機
構を有する電源スイッチと、コントローラ或いはスター
ト/ストップスイッチ等のスタート信号発生装置と、前
記電源スイッチによる電源投入時に駆動装置への電源供
給を一時的に遮断し保持する遮断装置と、電源投入時に
スタート信号発生装置を監視し、安全か危険かを判断す
る判断装置と、該判断装置の危険との判断結果に基づい
て前記遮断装置を電源遮断状態に保持すると共に、前記
電源スイッチをオフ状態にすることを特徴とするミシン
の安全装置等としたことにより、始動時において、極め
て安全に使用することができ、前記課題を解決し、その
目的を達成したものである。 【0006】 【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5に基づ
いて説明する。本発明は、モータ等の駆動系を電力によ
り制御,駆動するミシンにおいて、主に、コントローラ
1或はスタート/ストップスイッチ2等のスタート信号
発生装置Aと、電源投入時にスタート信号発生装置Aを
監視し、安全か否かを判断する判断装置Bと、該判断装
置Bからの出力により電源ラインを遮断する遮断装置C
と、ミシンに必要な電力を開閉可能なスイッチ機構Dと
が備えられている。 【0007】そのコントローラ1又はスタート/ストッ
プスイッチ2等のスタート信号発生装置Aは、駆動装置
F(駆動系F)の制御に必要なスタート・ストップ信号
を発生し、その信号(スタート信号;1,ストップ信
号;0)を制御装置E及び判断装置Bに出力する。 【0008】判断装置Bは、電源投入直後のスタート信
号発生装置Aの出力と遮断装置Cの出力を一定時間監視
し、危険操作の場合は遮断装置Cに1を出力する。その
安全が確認されれば監視は解除される。 【0009】遮断装置Cは、判断装置Bの信号により電
源ラインを遮断し、その状態を保持可能でしかも、遮断
された状態を表す信号1を出力可能に構成されている。 【0010】スイッチ機構Dは、電源スイッチ3を操作
して電源をON・OFFするようになっている。 【0011】また、制御装置Eは、スタート信号発生装
置A,遮断装置C等から信号を受信することにより、駆
動装置Fに対して通常システムを制御するように構成さ
れ、駆動装置Fは電力により駆動するように構成されて
いる。 【0012】遮断装置Cには、リレーRE1が設けら
れ、接点aは制御装置Eに接続されるように設けられ、
接点bはスイッチ機構Dに接続するように設けられてい
る。 【0013】判断装置Bには、時限リレーRE4が設け
られ、ある一定時間は接点iの状態を保持し、その一定
時間後は、時限リレーRE4を遮断して接点jとなるよ
うに構成されている。また、接点iの状態において、リ
レーRE3が動作して接点gから接点hとなるように構
成され、その接点gは、スタート信号発生装置Aの信号
を制御装置Eに出力信号を出力するように構成されてい
る。 【0014】さらに、判断装置Bには、接点hとなった
場合、スタート信号発生装置Aの信号を制御装置Eに何
等かの原因にて最初に出力信号を出力するときに、当該
出力信号にて、リレーRE2の接点eより接点fとなる
ように動作し、これによって前記遮断装置CのリレーR
E1が動作状態となるように構成されている。 【0015】また、前記スイッチ機構Dには、具体的に
は電源スイッチ3として構成され、引き外しコイルが設
けられ(図2参照)、前記遮断装置CのリレーRE1が
動作して接点bに電流が流れた場合にのみ作用してOF
F状態となるように構成されている。また、電源スイッ
チ3には、引き外しコイルが設けられないこともある
(図4のフローチャート図参照)。4は速度調節キーで
ある。 【0016】次に作用について説明すると、まず、電源
投入すると(S1参照)、その直後は、電源スイッチ3
のON状態を機械的に自己保持し、且つリレーRE1の
接点aが閉であるため、電流(Q)はリレーRE3と時
限リレーRE4のコイルに流れる。時限リレーRE4で
あるため、一定時間経過後に励磁作動して接点がiから
接点jに切り替わるまでリレーRE3に電流を流す。こ
のとき時限リレーRE4のタイマーがスタートし(S2
参照)、リレーRE3はコイルに電流が流れている間励
磁して、接点hに接続されてコントローラ1の信号経路
はリレーRE2のラインと接続されている。 【0017】この状態において、コントローラ1等より
スタート信号(P)のレベルを監視し(S3参照)、且
つ、スタート信号(P)がON状態か否かを判断し(S
4参照)、スタート信号(P)が発生していると、危険
と判断するために、判断装置BとしてリレーRE2は励
磁して接点eから接点fに切り替えて、出力信号(U)
を、遮断装置Cへ送る状態〔電源からの電流(W)がリ
レーRE1を作動可能とする状態〕となる。 【0018】遮断装置CのリレーRE1は出力信号
(U)により接点aから接点bに切り替わって、制御装
置E及び判断装置Bへの電力供給を遮断すると共に、接
点dが接点cに切り替わって保持状態とする。これによ
って、遮断装置C以降の電源ラインを遮断・保持状態と
し、駆動系を含む,制御装置E及びモータなどの駆動装
置Fへの電力供給を遮断する(S5参照)。 【0019】そして、電源スイッチ3に引き外しコイル
付きのものを使用し、前記リレーRE1に接続すること
で、遮断装置Cの作動時、(遮断時)に、電源スイッチ
3の引き外しコイル用信号が発生し(図3のS6参
照)、電源スイッチ3のON状態の機械的自己保持を強
制的に解除する。すなわち、電源スイッチ3をOFF状
態にする(図3のS7参照)。このように、操作者に危
険状態であることを報知させることが、ミシンに表示装
置として別途用意することなく、注意を喚起できる利点
がある。 【0020】なお、前述の操作説明において、リレーR
E1が閉の状態においては制御装置Eに電力供給はされ
るが、このときに、リレーRE3が作動していて、コン
トローラ1のスタート信号(P)は前記制御装置Eには
出力されないので、駆動装置Fは駆動されない。 【0021】また、前述の説明において、電源投入後一
定時間内にコントローラ1からのスタート信号(P)が
なければ、所定時間のタイマー経過後に(図3のS8,
図4のS6参照)、安全状態としての判断をなし、前記
時限リレーRE4が励磁して接点iを接点jに切り替え
て保持し、リレーRE3が励磁を解除して、接点はhか
ら接点gに切り替わって、コントローラ1は制御装置E
側に接続され、駆動装置Fの通常動作が可能となる(図
3のS9,図4のS7参照)。すなわち、レベル信号に
て駆動回路がONとなり(図3のS9,図4のS7参
照)、コントローラ1のレベルの大きさに応じてモータ
の駆動装置Fを制御し(図3のS10,図4のS8参
照)、所望のミシン縫いを行い、コントローラ1を適宜
停止させつつ(図3のS11,図4のS9参照)、終了
する。 【0022】なお、電源スイッチ3に引き外しコイル付
きのものを使用していない場合には(図4参照)、電源
ラインを遮断保持状態が維持されるのみである(図4の
S5参照)。 【0023】 【発明の効果】本発明においては、モータ等の駆動系を
電力により制御,駆動するミシンにおいて、ミシンの電
力を供給するためのスイッチ機構を有する電源スイッチ
3と、コントローラ1或いはスタート/ストップスイッ
チ2等のスタート信号発生装置Aと、前記電源スイッチ
3による電源投入時に駆動装置への電源供給を一時的に
遮断し保持する遮断装置Cと、電源投入時にスタート信
号発生装置Aを監視し、安全か危険かを判断する判断装
置Bと、該判断装置Bの危険との判断結果に基づいて前
記遮断装置Cを電源遮断状態に保持すると共に、前記電
源スイッチ3をオフ状態にするミシンの安全装置とした
ことにより、特に、電源投入時にスタート信号発生装置
Aを監視し、危険の状態として判断装置Bにて判断した
場合には、前記遮断装置Cを電源遮断状態に保持すると
共に、前記電源スイッチ3をオフとして強制的に遮断し
て、操作者に危険状態であることを別途表示することな
く注意を喚起することができる利点がある。 【0024】 【0025】 【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図
【図2】本発明のブロック図に実施例を入れた簡略図
【図3】本発明のフローチャート図
【図4】本発明の別の実施例のフローチャート図
【図5】ミシン及びコントローラの斜視図
【符号の説明】
A…スタート信号発生装置
B…判断装置
C…遮断装置
D…スイッチ機構
1…コントローラ
2…スタート/ストップスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 笹野 章嘉
東京都中央区京橋3丁目1番1号 蛇の
目ミシン工業株式会社内
(56)参考文献 特開 平4−71593(JP,A)
実開 昭56−73185(JP,U)
特公 昭59−44076(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
D05B 1/00 - 97/12
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 モータ等の駆動系を電力により制御,駆
動するミシンにおいて、ミシンの電力を供給するための
スイッチ機構を有する電源スイッチと、コントローラ或
いはスタート/ストップスイッチ等のスタート信号発生
装置と、前記電源スイッチによる電源投入時に駆動装置
への電源供給を一時的に遮断し保持する遮断装置と、電
源投入時にスタート信号発生装置を監視し、安全か危険
かを判断する判断装置と、該判断装置の危険との判断結
果に基づいて前記遮断装置を電源遮断状態に保持すると
共に、前記電源スイッチをオフ状態にすることを特徴と
するミシンの安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23629692A JP3375152B2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | ミシンの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23629692A JP3375152B2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | ミシンの安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663271A JPH0663271A (ja) | 1994-03-08 |
JP3375152B2 true JP3375152B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=16998694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23629692A Expired - Fee Related JP3375152B2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | ミシンの安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3375152B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006518181A (ja) * | 2003-02-07 | 2006-08-03 | ブラック アンド デッカー インク | 不注意によるモータの起動を防止するべくスイッチの位置を検知する方法およびシステム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103046244B (zh) * | 2011-10-13 | 2016-05-04 | Juki株式会社 | 缝纫机的控制装置 |
-
1992
- 1992-08-13 JP JP23629692A patent/JP3375152B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006518181A (ja) * | 2003-02-07 | 2006-08-03 | ブラック アンド デッカー インク | 不注意によるモータの起動を防止するべくスイッチの位置を検知する方法およびシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663271A (ja) | 1994-03-08 |
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