JP3362709B2 - 高誘電体薄膜コンデンサ - Google Patents
高誘電体薄膜コンデンサInfo
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Description
いた薄膜コンデンサに関し、チップコンデンサやメモリ
素子として小型かつ軽量な電子機器に用いるものであ
る。
されている。電子機器はICやコンデンサなどの電子部
品が実装された回路基板等から構成され、使用される電
子部品、回路基板にも薄型化が要求されている。小型か
つ薄型なコンデンサを実現するために、ガラスやセラミ
ック、金属箔、あるいは有機高分子フィルムなどの小
型、軽量、低コストな基体の上に、電極薄膜と高誘電体
薄膜との積層構造からなる小型、軽量コンデンサが提供
されている。あるいはIC基板上に直接高誘電体薄膜を
堆積し、メモリ素子としてモノリシックな集積回路が構
成されている。
接触する金属電極には、高誘電体薄膜を真空槽内で形成
するときの雰囲気に酸素を含有することから、耐酸化性
の強いPtやRu、Irなどが一般に用いられる。ま
た、PtやRu、Irはペロブスカイト型高誘電体薄膜
の結晶構造の骨組みが類似し、格子定数も近いことか
ら、両者間での格子不整合が小さい。その結果、未結合
手が低減されることにより接合界面準位が少なくなり、
コンデンサに電荷を蓄えた際の漏れ電流が小さくなる特
長がある。しかし、PtやRu、Irは貴金属元素であ
ることから、製造コストが高くなるといった問題点を有
していた。
価な金属材料が適応された高誘電体薄膜コンデンサとそ
の製造方法を提供することにより、製造コストが安く、
かつ貴金属元素を金属電極に用いたコンデンサと同等の
誘電率を示し、かつ漏れ電流の小さな高品質かつ高信頼
性を有する高誘電体薄膜コンデンサを提供することを目
的とする。
め、本発明の高誘電体薄膜コンデンサは、基体上の少な
くとも片面に金属電極膜と高誘電体薄膜とを層状に積層
する高誘電体薄膜コンデンサであって、前記高誘電体薄
膜の形成温度の基体温度は400℃を上限とし、かつ前
記金属電極膜として少なくともAlとAl以外の金属元
素の少なくとも2種類の金属の混合比の違いにより前記
高誘電体薄膜の格子定数に整合した格子定数を有する金
属合金膜を有することを特徴とする。
と高誘電体薄膜とを層状に積層する高誘電体薄膜コンデ
ンサであって、前記金属電極膜として少なくともAl
と、Si、Cu、Ta、Ndからなる群より選択される
少なくとも1つの物質とを含有する金属を用いることを
特徴とする。これにより低コストかつ高品質な高誘電体
薄膜コンデンサを提供することが可能になる。
のないAl薄膜を形成することが可能となり、金属電極
と高誘電体薄膜の接合界面が良好となる結果、漏れ電流
が小さくなり、低コストかつ高品質な高誘電体薄膜コン
デンサを提供することが可能になる。また、純Alに比
べて高温、高湿条件下において誘電体材料と反応するこ
となく高い安定性を示すことから、低コストかつ高品質
な高誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能にな
る。
コンデンサは、基体上の少なくとも片面に金属電極膜と
高誘電体薄膜とを層状に積層する高誘電体薄膜コンデン
サであって、前記高誘電体薄膜の形成温度の基体温度は
400℃を上限とし、かつ前記金属電極膜として少なく
ともAlとAl以外の金属元素の少なくとも2種類の金
属の混合比の違いにより前記高誘電体薄膜の格子定数に
整合した格子定数を有する金属合金膜を有することを特
徴とする。
膜と高誘電体薄膜とを層状に積層す る高誘電体薄膜コン
デンサであって、前記金属電極膜として少なくともAl
と、Si、Cu、Ta、Ndからなる群より選択される
少なくとも1つの物質とを含有する金属を用いることを
特徴とする。これにより低コストかつ高品質な高誘電体
薄膜コンデンサを提供することが可能になる。
のないAl薄膜を形成することが可能となり、金属電極
と高誘電体薄膜の接合界面が良好となる結果、漏れ電流
が小さくなり、低コストかつ高品質な高誘電体薄膜コン
デンサを提供することが可能になる。また、純Alに比
べて高温、高湿条件下において誘電体材料と反応するこ
となく高い安定性を示すことから、低コストかつ高品質
な高誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能にな
る。
u、Ta、Ndの含有量が5at%を上限とすることを
特徴とする。これによりAlの比抵抗を上げることな
く、かつヒロックのないAl薄膜を形成することが可能
となり、金属電極と高誘電体薄膜の接合界面が良好とな
る結果、漏れ電流が小さくなり、低コストかつ高品質な
高誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能になる。
と高誘電体薄膜とを層状に積層する高誘電体薄膜コンデ
ンサであって、前記金属電極膜として少なくともAl
と、Cu、Niからなる群より選択される少なくとも1
つの物質を含有する金属を用いることを特徴とする。こ
れにより高誘電体薄膜の格子定数と整合のとれた金属電
極膜を形成することが可能となり、金属電極と高誘電体
薄膜の接合界面が良好となる結果、漏れ電流が小さい低
コストかつ高品質な高誘電体薄膜コンデンサを提供する
ことが可能になる。
膜としてAlとAl以外の金属元素の少なくとも2種類
の金属の混晶比の違いにより任意の格子定数を有する金
属合金膜を用いることを特徴とする。これにより任意の
格子定数を有する金属合金膜 を得ることが可能となり、
高誘電体薄膜の格子定数に整合した格子定数を有する金
属電極膜の形成が可能となる結果、金属電極と高誘電体
薄膜の接合界面が良好となり、漏れ電流が小さい低コス
トかつ高品質な高誘電体薄膜コンデンサを提供すること
が可能になる。
薄膜との格子不整合が5%を上限とすることを特徴とす
る。これにより金属電極膜と高誘電体薄膜との間での格
子定数のずれにより発生する未結合手の導入を抑制され
る結果、金属電極と高誘電体薄膜の接合界面が良好とな
り、漏れ電流が小さい低コストかつ高品質な高誘電体薄
膜コンデンサを提供することが可能になる。
電体薄膜がSrTiO 3 、BaTiO 3 、PbTiO 3 か
らなる群より選択される少なくとも1つの物質であるこ
とが好ましい。これにより、金属電極膜の格子定数と整
合のとれた高誘電体薄膜を形成することが可能となり、
金属電極と高誘電体薄膜の接合界面が良好となる結果、
誘電率が高く、漏れ電流が小さい低コストかつ高品質な
高誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能になる。
薄膜コンデンサの製造方法は、金属電極の形成法として
DCマグネトロンスパッタ法、RFマグネトロンスパッ
タ法、ECRマグネトロンスパッタ法、真空蒸着法から
なる群より選択される手段を用いることが好ましい。こ
れにより、低コストかつ高品質な高誘電体薄膜コンデン
サを提供することが可能である。
トロンスパッタ法、ECRマグネトロンスパッタ法、C
VD法、ゾル-ゲル法からなる群より選択される手段を
用いることが好ましい。これにより、低コストかつ高品
質な高誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能であ
る。
として400℃を上限とすることが好ましい。これによ
り、高誘電体薄膜を形成する際の高温での酸化雰囲気に
弱いAlやNi、Cuなどの低コスト材料を電極材料と
して使用することが可能となり、低コストかつ高品質な
高誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能である。
コンデンサとは、金属電極膜として少なくともAlを含
有する金属を用いた、低コストかつ高品質な高誘電体薄
膜コンデンサである。すなわち、本高誘電体薄膜コンデ
ンサを用いることによりチップコンデンサとして小型か
つ軽量な電子機器に搭載することが可能となり、平滑用
同調用やデカップリング用などの低容量から高容量まで
のチップコンデンサとして使用することができる。ある
いは、IC基板上に直接高誘電体薄膜を堆積してメモリ
素子としてモノリシックな集積回路を構成することが可
能となる。
してさらに詳しく説明する。
サの断面図である。図1において、1はセラミック基
体、2は金属電極、3は高誘電体薄膜である。セラミッ
ク基体1として硼珪酸ガラスを用い、金属電極2にはP
tまたはAl、高誘電体3にSrTiO3を用いた。
タ法を用いてPtまたはAl電極薄膜2を形成後、RF
マグネトロンスパッタ法によりSrTiO3を形成し
た。引き続き電極のPtまたはAl2をDCマグネトロ
ンスパッタ法により形成し、高誘電体薄膜コンデンサと
した。上記試料では共にコンデンサ特性を確認すること
ができた。比誘電率は電極にPtを用いた素子ではεr
=80、Alを用いた素子ではεr=75であった。ま
た、素子に5Vの電圧を印加したときの絶縁抵抗値もと
もに1010Ωを示した。
いAl薄膜を金属電極膜として用いることが好ましい。
の元素としてSi、Cu、Ta、Ndからなる群より選
択される少なくとも1つの物質を含有することが好まし
い。
u、Ta、Ndの含有量が5at%を上限とすることが
好ましい。
膜としてAlとAl以外の金属元素の少なくとも2種類
の金属の混晶比の違いにより任意の格子定数を有する金
属合金膜を用いることが好ましい。
薄膜との格子不整合が5%を上限とすることが好まし
い。
の元素としてCu、Niからなる群より選択される少な
くとも1つの物質を含有することが好ましい。
板温度において高い比誘電率が得られるようなSrTi
O3、BaTiO3、PbTiO3およびこれらの固溶体
からなる群より選択される少なくとも1つの物質である
ことが好ましい。
ロンスパッタ法、RFマグネトロンスパッタ法、ECR
マグネトロンスパッタ法、真空蒸着法、CVD法を用い
ることが好ましい。
ネトロンスパッタ法、ECRマグネトロンスパッタ法、
CVD法、ゾル-ゲル法を用いることが好ましい。ま
た、高誘電体薄膜の形成温度が400℃以下であること
が好ましい。
る。
おいて、厚さ0.5mmのガラス基体1上に、DCマグ
ネトロンスパッタ法を用いてPt、あるいはAlによる
下部電極2を形成した。それぞれの金属電極膜のスパッ
タ条件は10-6Torr台の高真空チャンバー内におい
てAr雰囲気中、DC電力200W、成膜圧力8mTo
rr、基板温度25℃の条件で行った。それぞれの膜厚
は約100nm、蒸着レートはともに約10nm/mi
nであった。なお、それぞれの電極はメタルマスクを用
いて5mm角の大きさに形成されている。電極形成後、
SrTiO3の高誘電体薄膜3の形成を行った。SrT
iO3薄膜のスパッタ条件は10-6Torr台の高真空
チャンバー内においてAr/O2=2/1の混合雰囲気
中、RF電力800W、成膜圧力8mTorr、基板温
度300℃の条件で行った。SrTiO3薄膜の膜厚は
約300nm、膜堆積速度は約30nm/minあっ
た。金属電極上のSrTiO3薄膜の表面積は4×4m
mであった。SrTiO3薄膜形成後、再びPt、また
はAl電極の形成を行った。このようにPt/SrTi
O3/Pt/glassおよびAl/SrTiO3/Al
/glassの2種類の高誘電体薄膜コンデンサを作製
した。金属電極の形成条件は、2種類の高誘電体薄膜コ
ンデンサ共に第一層の金属電極と第二層の金属電極はそ
れぞれ同一条件である。金属電極に挟まれたSrTiO
3薄膜の表面積は3×3mmであった。
コンデンサ特性を評価した結果を(表1)に示す。な
お、測定周波数は1kHzである。また絶縁抵抗IRは
5V印加時の値である。
率は電極にPtを用いた素子ではεr=80、Alを用
いた素子ではεr=75であった。また、素子に5Vの
電圧を印加したときの絶縁抵抗値もともに1010Ωを示
し、ほぼ同程度の特性を有することがわかる。
属ターゲットを用いて薄膜形成を行っているが、それぞ
れのターゲット価格には約1桁程度の違いがある。これ
らの価格の差はコンデンサの製造原価に反映され、当
然、Ptを電極材料として用いた場合ではAlを電極材
料として用いたコンデンサよりも高価なコンデンサとな
ってしまう。従って、トータルな製造コストを考えた場
合、Alを電極材料として用いた方が低コストとなり、
性能的にもPt電極を用いたコンデンサと比較して何ら
問題ない。
極材料としてAlを含有する金属を用いることにより、
低コストかつ高品質な高誘電体薄膜コンデンサを提供す
ることが可能になる。
おいて、電極材料として実施例1のAl以外に、Si、
Cu、Ta、Ndをそれぞれ2at%含有したAl(そ
れぞれAl:Si、Al:Cu、Al:Ta、Al:N
dと表記する)を用いて検討を行った。電極材料以外は
実施例1とすべて同一条件である。
コンデンサ特性を評価した結果を(表2)に示す。
れ実施例1で使用した純Alを用いて形成したコンデン
サよりも1桁高い絶縁抵抗値が得られた。これは純Al
の金属ターゲットを用いて形成したAl膜には30nm
程度の凹凸があるのに対し、実施例2で形成したAl膜
には10nm程度の凹凸であることが原子間力顕微鏡
(AFM)により観測されており、純AlでのIR値の
低下は電極表面の凹凸の結果を反映したものであると考
えられる。すなわち、電極/誘電体間での接合部におい
て、電極表面の凹凸が大きくなると接合部に界面準位が
発生し、その界面準位を介して漏れ電流が発生すること
によりIR特性が劣化したものと考えられる。従って、
Al以外の元素としてSi、Cu、Ta、Ndからなる
群より選択される少なくとも1つの物質を含有すること
によりヒロックのないAl薄膜を形成することが可能と
なり、金属電極と高誘電体薄膜の接合界面が良好となる
結果、漏れ電流が小さくなり、低コストかつ高品質な高
誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能になる。
で使用したAl電極のコンデンサに対して耐湿負荷試験
を行った。図2に60℃、RH(相対湿度)95%、D
C5V印加時における容量変化率(△c/c)、tan
δ、IRの経時変化を示す。実施例1で使用した純Al
を電極に用いたコンデンサと比較して、実施例2で使用
した各種電極材料は長期間においても安定し、特性劣化
がほとんど観測されていないことがわかる。従って、A
l以外の元素としてSi、Cu、Ta、Ndからなる群
より選択される少なくとも1つの物質を含有することに
より純Alに比べて高温、高湿条件下において誘電体材
料と反応することなく高い安定性を示すことから、低コ
ストかつ高品質な高誘電体薄膜コンデンサを提供するこ
とが可能になる。
しては、Alのもつ低比抵抗な値を変えることなく、か
つヒロックが発生せず、なおかつ耐高温・高湿特性が得
られる値として、5at%を上限とすることが好まし
い。
おいて、電極材料としてAl、AlとNiの合金、Al
とCuの合金による電極を形成した。AlとNiの合金
はAlが70at%、Niが30at%の合金であり、
AlとCuの合金はAlが70at%、Cuが30at
%の合金である。それぞれの合金は、それぞれの比率の
合金ターゲットを用いて形成した。それぞれの金属電極
膜のスパッタ条件は10-6Torr台の高真空チャンバ
ー内においてAr雰囲気中、DC電力200W、成膜圧
力8mTorr、基板温度25℃の条件で行った。それ
ぞれの膜厚は約100nm、蒸着レートは約10nm/
minであった。電極材料以外は実施例1とすべて同一
条件である。
コンデンサ特性を評価した結果を(表3)に示す。
大きく、Niを30at%含有したAlNi膜はSrT
iO3薄膜とほぼ同等の格子定数となり、Cuを30a
t%含有したAlCu膜もSrTiO3薄膜とほぼ同等
の格子定数となっている。これら格子定数の不整合によ
り、SrTiO3薄膜に加わる応力が異なり、Al電極
ではSrTiO3薄膜の面内に引っ張りの応力が加わっ
ている。比誘電率は、Al電極に対しNiを含有するこ
とにより引っ張りから応力ゼロへと変化する結果、高い
比誘電率を示すようになっている。さらに、Alのみと
比べてNiあるいはCuとの合金によるAl膜は、Sr
TiO3薄膜との格子定数の不整合が小さくなる結果、
電極上へのSrTiO3薄膜のエピタキシャル的な成長
が起こり、界面準位が低減される結果、良好なtan
δ、IR特性が得られている。
Al以外の金属元素の少なくとも2種類の合金からな
り、2種類の金属の混晶比の違いにより任意の格子定数
を有する金属合金膜を用いることにより任意の格子定数
を有する金属合金膜を得ることが可能となり、高誘電体
薄膜の格子定数に整合した格子定数を有する金属電極膜
の形成が可能となる結果、金属電極と高誘電体薄膜の接
合界面が良好となり、漏れ電流が小さい低コストかつ高
品質な高誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能に
なる。また、格子不整合の上限としては5%を上限とす
ることが好ましい。
おいて、厚さ0.5mmのガラス基体1上に、RFマグ
ネトロンスパッタ法を用いてAl、あるいはAlとNi
の合金、あるいはNiによる下部電極2を形成した。A
lとNiの合金はAl:70at%、Ni30at%、
あるいはAl:40at%、Ni:60at%の2種類
で、それぞれの合金ターゲットを用いて形成した。それ
ぞれの金属電極膜のスパッタ条件は10-6Torr台の
高真空チャンバー内においてAr雰囲気中、RF電力2
00W、成膜圧力8mTorr、基板温度25℃の条件
で行った。それぞれの膜厚は約100nm、蒸着レート
は約10nm/minであった。なお、それぞれの電極
はメタルマスクを用いて5mm角の大きさに形成されて
いる。電極形成後、SrTiO3の高誘電体薄膜3の形
成を行った。SrTiO3薄膜のスパッタ条件は10-6
Torr台の高真空チャンバー内においてAr/O2=
2/1の混合雰囲気中において、RF電力800W、成
膜圧力8mTorr、基板温度300℃の条件で行っ
た。SrTiO3薄膜の膜厚は約300nm、膜堆積速
度は約30nm/minあった。金属電極上のSrTi
O3薄膜の表面積は4×4mmであった。SrTiO3薄
膜形成後、再びAl、およびAlとNiの合金、および
Ni電極2の形成を行った。このようにAl/SrTi
O3/Al/glassおよびAlNi(30at%)/SrT
iO3/AlNi(30at%)/glassおよびAlNi(6
0at%)/SrTiO3/AlNi(60at%)/glassお
よびNi/SrTiO3/Ni/glassの4種類の
高誘電体薄膜コンデンサを作製した。金属電極の形成条
件は、4種類の高誘電体薄膜コンデンサ共に第一層の金
属電極と第二層の金属電極はそれぞれ同一条件である。
金属電極に挟まれたSrTiO3薄膜の表面積は3×3
mmであった。
コンデンサ特性を評価した結果を(表4)に示す。な
お、測定周波数は1kHzである。また絶縁抵抗IRは
5V印加時の値である。
大きく、Niを30at%含有したAlNi膜はSrT
iO3薄膜とほぼ同等の格子定数を有し、Niを60a
t%含有したAlNi膜はSrTiO3薄膜に対し約5
%程度格子定数が小さく、Ni膜はSrTiO3薄膜に
対し約10%程度格子定数が小さくなっている。これら
格子定数の不整合の違いにより、SrTiO3薄膜に加
わる応力が異なり、Al電極ではSrTiO3薄膜の面
内に引っ張りの応力が、逆にNi電極ではSrTiO3
薄膜の面内に圧縮の応力が加わっている。比誘電率は、
Al電極に対しNiを含有することにより引っ張りから
圧縮応力へと変化する結果、高い比誘電率を示すように
なっている。しかし、Niのみになると格子定数の不整
合が大きくなる結果、電極上へのSrTiO3薄膜のエ
ピタキシャル的な成長が困難となり、応力の緩和によっ
て比誘電率は再び低下している。tanδについても同
様の現象が確認されている。また、IRについては、格
子不整合の少ない前者3試料については比較的高い値が
得られているが、Niのみになると極度な低下を示して
いる。これは格子定数の不整合が大きくなることにより
接合面での界面準位が多発し、この準位を介して漏れ電
流が発生することによりIR特性が劣化したものと考え
られる。
用いることにより、金属電極膜の格子定数が高誘電体薄
膜の格子定数と同じか、あるいは高誘電体薄膜の格子定
数より小さくすることにより高品質かつ高信頼性を有す
る高誘電体薄膜薄膜コンデンサを提供することができ
る。また、格子不整合の上限としては5%を上限とする
ことが好ましい。
の高誘電体薄膜3の代わりにBaTiO3、PbTi
O3、および固溶体の(Ba0.2Sr0.8)TiO3と(P
b0.1Sr0.9)TiO3、比較例としてBiTiO3を用
いて同様の実験を行った。BaTiO3、PbTiO3、
(Ba0.2Sr0.8)TiO3、(Pb0.1Sr0.
9)TiO3、BiTiO3の形成条件は実施例1と同
様である。金属電極2にはAlNi合金膜を用い、Ni
含有量は30at%である。それ以外は実施例1とすべ
て同一条件である。(表5)にそれぞれの誘電体薄膜を
用いて作製したフレキシブル薄膜コンデンサの比誘電率
を示す。
において比誘電率の高い特性を得ることができた。
O3、BaTiO3、PbTiO3からなる群より選択さ
れる少なくとも1つの物質を用いることにより、金属電
極膜の格子定数と整合のとれた高誘電体薄膜を形成する
ことが可能となり、金属電極と高誘電体薄膜の接合界面
が良好となる結果、誘電率が高く、漏れ電流が小さい低
コストかつ高品質な高誘電体薄膜コンデンサを提供する
ことが可能になる。
形成方法としてEB蒸着を用いて同様の実験を行った。
EB蒸着は10-6Torr台の高真空チャンバー内にお
いて基板温度25℃の条件で行った。金属電極の形成以
外は実施例1とすべて同一条件である。
1とほぼ同等の値を得ることができた。
トロンスパッタ法、RFマグネトロンスパッタ法、EC
Rマグネトロンスパッタ法、真空蒸着法を用いてもほぼ
同様の効果を得ることができた。
マグネトロンスパッタ法、RFマグネトロンスパッタ
法、ECRマグネトロンスパッタ法、真空蒸着法からな
る群より選択される手段を用いることにより、低コスト
かつ高品質な高誘電体薄膜コンデンサを提供することが
可能である。
置の自動化、連続化の観点からDCマグネトロンスパッ
タ法、あるいはRFマグネトロンスパッタ法を用いるこ
とが好ましい。
薄膜3の形成方法としてMOCVDを用いて同様の実験
を行った。MOCVDはSr源としてSr(DPM)2
[Sr(C11H19O2)2]をTHF[C4H8O]溶液中
に0.1mol/L溶融したものを用い、Ti源として
TTIP[Ti(O−iC3H7)4]を用いた。N2をキ
ャリアガスとして、それぞれ0.5cm3/min、
0.8cm3/minの流量にて基板上に供給した。こ
れにO2とN2Oを8slmの流量で導入し、30Tor
rの成膜雰囲気中にてSrTiO3薄膜の形成を行っ
た。基板温度は300℃で、SrTiO3薄膜の膜厚は
300nm、堆積速度は約10nm/minであった。
誘電体薄膜の形成以外は実施例1とすべて同一条件であ
る。
1とほぼ同等の値を得ることができた。
マグネトロンスパッタ法、真空蒸着法、ゾル-ゲル法を
用いてもほぼ同様の効果を得ることができた。
RFマグネトロンスパッタ法、ECRマグネトロンスパ
ッタ法、CVD法、ゾル-ゲル法からなる群より選択さ
れる手段を用いることにより、低コストかつ高品質な高
誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能である。
膜品質、真空装置の自動化、連続化の観点からRFマグ
ネトロンスパッタ法を用いて高誘電体薄膜を形成するこ
とが好ましい。
薄膜3の形成時における基体温度の検討を行った。金属
電極はNiが30at%含有のAlNi合金膜を用い
た。その他、SrTiO3薄膜の形成時における基体温
度以外は実施例1とすべて同一条件である。
デンサの比誘電率の関係を示す。基体温度の増加に伴
い、400℃まではコンデンサの比誘電率が増加してい
る。これは基板温度の上昇に伴う高誘電体薄膜の結晶化
率が向上したことによるものである。比誘電率の向上は
コンデンサの容量の向上につながり、より小さな面積で
大容量のコンデンサを得ることができることから、コン
デンサの低価格化および小型化を実現できる。ただし、
基体温度が300℃を越えると金属電極表面が酸化され
ることにより金属電極と高誘電体薄膜間に低比誘電率の
金属酸化物層が形成され、見かけ上の比誘電率が減少す
る結果となった。従って、実質的な基体温度としては4
00℃を上限とすることにより、高品質かつ高信頼性を
有する高誘電体薄膜コンデンサを得ることができる。
体上の少なくとも片面に金属電極膜と高誘電体薄膜とを
層状に積層する高誘電体薄膜コンデンサであって、前記
高誘電体薄膜の形成温度の基体温度は400℃を上限と
し、かつ前記金属電極膜として少なくともAlとAl以
外の金属元素の少なくとも2種類の金属の混合比の違い
により前記高誘電体薄膜の格子定数に整合した格子定数
を有する金属合金膜を有することを特徴とする。
誘電体薄膜とを層状に積層する高誘電体薄膜コンデンサ
であって、前記金属電極膜として少なくともAlと、S
i、Cu、Ta、Ndからなる群より選択される少なく
とも1つの物質とを含有する金属を用いることを特徴と
する。これにより低コストかつ高品質な高誘電体薄膜コ
ンデンサを提供することが可能になる。
のないAl薄膜を形成することが可能となり、金属電極
と高誘電体薄膜の接合界面が良好となる結果、漏れ電流
が小さくなり、低コストかつ高品質な高誘電体薄膜コン
デンサを提供することが可能になる。また、純Alに比
べて高温、高湿条件下において誘電体材料と反応するこ
となく高い安定性を示すことから、低コストかつ高品質
な高誘電体薄膜コンデンサを提供することが可能にな
る。
と高誘電体薄膜とを層状に積層する高誘電体薄膜コンデ
ンサであって、前記金属電極膜として少なくともAl
と、Cu、Niからなる群より選択される少なくとも1
つの物質を含有する金属を用いることを特徴とする。こ
れにより高誘電体薄膜の格子定数と整合のとれた金属電
極膜を形成することが可能となり、金属電極と高誘電体
薄膜の接合界面が良好となる結果、漏れ電流が小さい低
コストかつ高品質な高誘電体薄膜コンデンサを提供する
ことが可能になる。
サを示す断面図
特性を示す図
特性を示す図
Claims (7)
- 【請求項1】 基体上の少なくとも片面に金属電極膜と
高誘電体薄膜とを層状に積層する高誘電体薄膜コンデン
サであって、前記高誘電体薄膜の形成温度の基体温度は
400℃を上限とし、かつ前記金属電極膜として少なく
ともAlとAl以外の金属元素の少なくとも2種類の金
属の混合比の違いにより前記高誘電体薄膜の格子定数に
整合した格子定数を有する金属合金膜を有することを特
徴とする高誘電体薄膜コンデンサ。 - 【請求項2】 基体上の少なくとも片面に金属電極膜と
高誘電体薄膜とを層状に積層する高誘電体薄膜コンデン
サであって、前記金属電極膜として少なくともAlと、
Si、Cu、Ta、Ndからなる群より選択される少な
くとも1つの物質とを含有する金属を用いることを特徴
とする高誘電体薄膜コンデンサ。 - 【請求項3】 Si、Cu、Ta、Ndの含有量が5a
t%を上限とすることを特徴とする請求項2記載の高誘
電体薄膜コンデンサ。 - 【請求項4】 基体上の少なくとも片面に金属電極膜と
高誘電体薄膜とを層状に積層する高誘電体薄膜コンデン
サであって、前記金属電極膜として少なくともAlと、
Cu、Niからなる群より選択される少なくとも1つの
物質を含有する金属を用いることを特徴とする高誘電体
薄膜コンデンサ。 - 【請求項5】 Alと、Cu、Niからなる群より選択
される少なくとも1つの物質との金属の混晶比の違いに
より任意の格子定数を有する金属合金膜を用いることを
特徴とする請求項4記載の高誘電体薄膜コンデンサ。 - 【請求項6】 金属合金膜と高誘電体薄膜との格子不整
合が5%を上限とすることを特徴とする請求項4記載の
高誘電体薄膜コンデンサ。 - 【請求項7】 高誘電体薄膜の格子定数に整合した格子
定数を有する金属合金膜を有することを特徴とする請求
項4記載の高誘電体薄膜コンデンサ。
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JP27868499A JP3362709B2 (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 高誘電体薄膜コンデンサ |
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CN110660582A (zh) * | 2018-06-29 | 2020-01-07 | 浙江清华柔性电子技术研究院 | 柔性储能薄膜及其制备方法、薄膜电容器 |
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