JP3360609B2 - 無線伝送方法及び無線装置 - Google Patents
無線伝送方法及び無線装置Info
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- Small-Scale Networks (AREA)
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ディジ
タルオーディオ機器やディジタルビデオ機器の間でディ
ジタルオーディオデータやディジタルビデオデータのよ
うな時間的に連続するデータストリームやコマンドのよ
うに非同期のデータを無線で伝送するのに用いて好適な
無線伝送方法に関する。
タルオーディオ機器やディジタルビデオ機器の間でディ
ジタルオーディオデータやディジタルビデオデータのよ
うな時間的に連続するデータストリームやコマンドのよ
うに非同期のデータを無線で伝送するのに用いて好適な
無線伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disc)プレーヤ、MD
(Mini Disc )レコーダ/プレーヤ、ディジタルVT
R、ディジタルカメラ、DVD(Didital Versatile Di
sc)プレーヤ等、近年、オーディオ機器やビデオ機器の
ディジタル化が進んでいる。また、パーソナルコンピュ
ータの普及により、これらのディジタルオーディオ機器
やディジタルビデオ機器とパーソナルコンピュータとを
接続して、パーソナルコンピュータで種々の制御や編集
を行えるようにしたシステムが登場してきている。この
ように、各ディジタルオーディオ機器やディジタルオー
ディオビデオ機器間、或いはこれらとパーソナルコンピ
ュータとを接続したようなシステムを構築するためのイ
ンターフェースとして、IEEE(Institute of Elect
rical and Electronics Engineers )1394が注目さ
れている。
(Mini Disc )レコーダ/プレーヤ、ディジタルVT
R、ディジタルカメラ、DVD(Didital Versatile Di
sc)プレーヤ等、近年、オーディオ機器やビデオ機器の
ディジタル化が進んでいる。また、パーソナルコンピュ
ータの普及により、これらのディジタルオーディオ機器
やディジタルビデオ機器とパーソナルコンピュータとを
接続して、パーソナルコンピュータで種々の制御や編集
を行えるようにしたシステムが登場してきている。この
ように、各ディジタルオーディオ機器やディジタルオー
ディオビデオ機器間、或いはこれらとパーソナルコンピ
ュータとを接続したようなシステムを構築するためのイ
ンターフェースとして、IEEE(Institute of Elect
rical and Electronics Engineers )1394が注目さ
れている。
【0003】IEEE1394は、等時(Isochronous
)転送モードと、非同期(Asynchronous)転送モード
とがサポートされている。等時転送モードは、ビデオデ
ータやオーディオデータのような時間的に連続するデー
タストリームを高速転送するのに好適である。非同期転
送モードは、例えば、各種のコマンドを転送したり、フ
ァイルを転送したりするのに好適である。
)転送モードと、非同期(Asynchronous)転送モード
とがサポートされている。等時転送モードは、ビデオデ
ータやオーディオデータのような時間的に連続するデー
タストリームを高速転送するのに好適である。非同期転
送モードは、例えば、各種のコマンドを転送したり、フ
ァイルを転送したりするのに好適である。
【0004】このように、IEEE1394は、等時転
送モードと、非同期転送モードとがサポートされている
ため、IEEE1394をインターフェースとして使う
と、ディジタルオーディオ機器やディジタルビデオ機器
間でビデオデータやオーディオデータを転送したり、こ
れらとパーソナルコンピュータとを接続して、パーソナ
ルコンピュータで各種制御を行ったり、編集を行ったり
することが容易に行えるようになる。
送モードと、非同期転送モードとがサポートされている
ため、IEEE1394をインターフェースとして使う
と、ディジタルオーディオ機器やディジタルビデオ機器
間でビデオデータやオーディオデータを転送したり、こ
れらとパーソナルコンピュータとを接続して、パーソナ
ルコンピュータで各種制御を行ったり、編集を行ったり
することが容易に行えるようになる。
【0005】ところが、IEEE1394は、有線のイ
ンターフェースである。有線のインターフェースで上述
のようなシステムを構築するには、配線が必要であり、
また、ケーブルが乱雑になりがちである。また、有線の
インターフェースでは、家庭内の離れた部屋にある機器
間では、接続が困難である。
ンターフェースである。有線のインターフェースで上述
のようなシステムを構築するには、配線が必要であり、
また、ケーブルが乱雑になりがちである。また、有線の
インターフェースでは、家庭内の離れた部屋にある機器
間では、接続が困難である。
【0006】そこで、ディジタルオーディオ機器やディ
ジタルビデオ機器、或いはこれらとパーソナルコンピュ
ータとを無線で接続できるような無線LAN(Local Ar
ea Network)システムを実現することが望まれている。
ジタルビデオ機器、或いはこれらとパーソナルコンピュ
ータとを無線で接続できるような無線LAN(Local Ar
ea Network)システムを実現することが望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、IEEE
1394と同様に使用できる無線LAMシステムでは、
周波数帯域として、例えば2.4GHz帯、5.7GH
z帯、19GHz帯のISM(Industrial Scientific
Medical )バンドを用い、変調方式としてOFDM(Or
thogonal Frequency Division Multiplexing)を用いる
ことが検討されている。OFDMは、互いに直交する複
数の搬送波を用いて変調を行なうもので、伝送レートを
高くできると共に、マルチパスの影響を受けにくいとい
う利点がある。
1394と同様に使用できる無線LAMシステムでは、
周波数帯域として、例えば2.4GHz帯、5.7GH
z帯、19GHz帯のISM(Industrial Scientific
Medical )バンドを用い、変調方式としてOFDM(Or
thogonal Frequency Division Multiplexing)を用いる
ことが検討されている。OFDMは、互いに直交する複
数の搬送波を用いて変調を行なうもので、伝送レートを
高くできると共に、マルチパスの影響を受けにくいとい
う利点がある。
【0008】ところが、ISMバンドは、無線LANば
かりでなく、医療用のメスや電子レンジ等のために既に
使用されている。このため、ISMバンドを使って無線
LANを構築すると、これら機器から発生する電波によ
る妨害を受ける可能性がある。これらの機器から発生す
る電波は、空電性のノイズのように広い周波数に分布す
るノイズとは異なり、特定の周波数に集中している。ま
た、このバンドを利用した他の無線LANシステムや無
線制御システム等があると、この無線LANや無線制御
システムからの電波による妨害を受ける可能性がある。
かりでなく、医療用のメスや電子レンジ等のために既に
使用されている。このため、ISMバンドを使って無線
LANを構築すると、これら機器から発生する電波によ
る妨害を受ける可能性がある。これらの機器から発生す
る電波は、空電性のノイズのように広い周波数に分布す
るノイズとは異なり、特定の周波数に集中している。ま
た、このバンドを利用した他の無線LANシステムや無
線制御システム等があると、この無線LANや無線制御
システムからの電波による妨害を受ける可能性がある。
【0009】OFDMでは、1シンボルのデータを直交
する複数の搬送波に載せて多重化して伝送している。し
たがって、OFDMを用いた無線LANにおいて、この
ような機器から発生する電波の影響を受けると、この妨
害電波に対応する周波数の搬送波がその影響を受け、そ
の影響が1シンボル分のデータに広がり、1シンボル分
のデータが全て復号できなくなる可能性がある。このよ
うな特定の周波数の妨害に対処するために、強力なエラ
ー訂正符号を付加することが考えられるが、強力なエラ
ー訂正符号を付加すると、データが冗長になると共に、
システムが複雑化し、コストアップを招く。
する複数の搬送波に載せて多重化して伝送している。し
たがって、OFDMを用いた無線LANにおいて、この
ような機器から発生する電波の影響を受けると、この妨
害電波に対応する周波数の搬送波がその影響を受け、そ
の影響が1シンボル分のデータに広がり、1シンボル分
のデータが全て復号できなくなる可能性がある。このよ
うな特定の周波数の妨害に対処するために、強力なエラ
ー訂正符号を付加することが考えられるが、強力なエラ
ー訂正符号を付加すると、データが冗長になると共に、
システムが複雑化し、コストアップを招く。
【0010】したがって、この発明の目的は、ハードウ
ェアの増大を招くことなく、特定の周波数の妨害波によ
る影響を除去でき、耐干渉波妨害特性を向上することが
できる無線伝送方法を提供することにある。
ェアの増大を招くことなく、特定の周波数の妨害波によ
る影響を除去でき、耐干渉波妨害特性を向上することが
できる無線伝送方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、1シンボル
のデータを互いに直交関係にある複数の搬送波で多重化
して伝送する直交周波数多重方式を用いた無線伝送方法
において、第1の伝送モードでは、1シンボルに対応す
るデータを直交周波数多重方式で変調して全帯域を使っ
て伝送し、第2の伝送モードでは、1シンボルに対応す
るデータを複数に分割し、分割されたデータ毎に直交周
波数多重方式で変調して、全帯域を複数の帯域に分割し
て伝送し、伝送されるデータの所定の位置に、第1の伝
送モードと第2の伝送モードとを選択するための選択デ
ータを付加することを特徴とする無線伝送方法である。
この発明は、1シンボルを伝送単位としてデータを送受
信する無線装置において、1シンボルに対応するデータ
を直交周波数多重方式で全帯域を使って変調を行う第1
の変調手段と、1シンボルに対応するデータを複数に分
割し、分割されたデータ毎に直交周波数多重方式で変調
を行う第2の変調手段と、伝送されるデータの所定の位
置に、第1の変調手段と第2の変調手段とを選択するた
めの選択データを付加する制御手段と第1又は第2の変
調手段で変調されたデータを無線処理して、無線データ
を送受信する無線処理手段とを備えることを特徴とする
無線装置である。
のデータを互いに直交関係にある複数の搬送波で多重化
して伝送する直交周波数多重方式を用いた無線伝送方法
において、第1の伝送モードでは、1シンボルに対応す
るデータを直交周波数多重方式で変調して全帯域を使っ
て伝送し、第2の伝送モードでは、1シンボルに対応す
るデータを複数に分割し、分割されたデータ毎に直交周
波数多重方式で変調して、全帯域を複数の帯域に分割し
て伝送し、伝送されるデータの所定の位置に、第1の伝
送モードと第2の伝送モードとを選択するための選択デ
ータを付加することを特徴とする無線伝送方法である。
この発明は、1シンボルを伝送単位としてデータを送受
信する無線装置において、1シンボルに対応するデータ
を直交周波数多重方式で全帯域を使って変調を行う第1
の変調手段と、1シンボルに対応するデータを複数に分
割し、分割されたデータ毎に直交周波数多重方式で変調
を行う第2の変調手段と、伝送されるデータの所定の位
置に、第1の変調手段と第2の変調手段とを選択するた
めの選択データを付加する制御手段と第1又は第2の変
調手段で変調されたデータを無線処理して、無線データ
を送受信する無線処理手段とを備えることを特徴とする
無線装置である。
【0012】1シンボルに対応するデータを直交周波数
多重方式で変調した全帯域を使って伝送する第1の伝送
モードと、1シンボルに対応するデータを複数に分割
し、分割されたデータ毎に直交周波数多重方式で変調し
て、全帯域を複数の帯域に分割して伝送する第2の伝送
モードとが設定可能とされている。
多重方式で変調した全帯域を使って伝送する第1の伝送
モードと、1シンボルに対応するデータを複数に分割
し、分割されたデータ毎に直交周波数多重方式で変調し
て、全帯域を複数の帯域に分割して伝送する第2の伝送
モードとが設定可能とされている。
【0013】第1の伝送モードで伝送すると、特定の搬
送波が妨害を受け、受信データが復号できなくなる場合
には、全帯域を複数の帯域に分割して伝送する第2の伝
送モードに設定される。
送波が妨害を受け、受信データが復号できなくなる場合
には、全帯域を複数の帯域に分割して伝送する第2の伝
送モードに設定される。
【0014】第2のモードに設定すると、全帯域が複数
の帯域に分割されるため、伝送に使われる周波数帯域
を、妨害を受けている周波数から逃れさせることができ
る。このため、妨害波の影響を除去することができ、耐
干渉波妨害特性が向上する。
の帯域に分割されるため、伝送に使われる周波数帯域
を、妨害を受けている周波数から逃れさせることができ
る。このため、妨害波の影響を除去することができ、耐
干渉波妨害特性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
されたシステムの一例を示すものである。図1におい
て、1A〜1Fは無線端末である。無線端末1A〜1F
は、IEEE1394と同様なデータの伝送を無線によ
り行なうものである。
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
されたシステムの一例を示すものである。図1におい
て、1A〜1Fは無線端末である。無線端末1A〜1F
は、IEEE1394と同様なデータの伝送を無線によ
り行なうものである。
【0016】IEEE1394は、等時転送モードと、
非同期転送モードとがサポートされている。等時転送モ
ードは、ビデオデータやオーディオデータのような時間
的に連続するデータストリームを高速転送するのに用い
られ、非同期転送モードは、例えば、各種のコマンドを
転送したり、ファイルを転送したりするのに用いられ
る。
非同期転送モードとがサポートされている。等時転送モ
ードは、ビデオデータやオーディオデータのような時間
的に連続するデータストリームを高速転送するのに用い
られ、非同期転送モードは、例えば、各種のコマンドを
転送したり、ファイルを転送したりするのに用いられ
る。
【0017】ディジタル機器2A〜2Fは、IEEE1
394のインターフェースを備えたディジタル機器であ
る。この例では、ディジタル機器2A〜2Fとして、パ
ーソナルコンピュータ、VTR、テレビジョン受像機、
ビデオカメラ、プリンタ等が用いられる。この他、ディ
ジタル機器としては、電子スチルカメラや、CDプレー
ヤ、MDレコーダ/プレーヤ、DVDプレーヤ等を用い
ることができる。
394のインターフェースを備えたディジタル機器であ
る。この例では、ディジタル機器2A〜2Fとして、パ
ーソナルコンピュータ、VTR、テレビジョン受像機、
ビデオカメラ、プリンタ等が用いられる。この他、ディ
ジタル機器としては、電子スチルカメラや、CDプレー
ヤ、MDレコーダ/プレーヤ、DVDプレーヤ等を用い
ることができる。
【0018】このように、各ディジタル機器2A〜2F
に、無線端末1A〜1Fを取り付けると、各ディジタル
機器2A〜2Fの間で、データのやり取りを行なうこと
が可能になる。
に、無線端末1A〜1Fを取り付けると、各ディジタル
機器2A〜2Fの間で、データのやり取りを行なうこと
が可能になる。
【0019】例えば、図1に示したように、ディジタル
機器2A〜2Fとして、パーソナルコンピュータ、VT
R、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、プリンタ等を
備えたシステムでは、無線端末1A〜1Fを用いて各機
器間でデータのやり取りが行なえるようになると、パー
ソナルコンピュータを使ってVTRの編集を行なった
り、テレビジョン受像機の受信画面をVTRに記録した
り、その画面をプリンタに記録したりすることが可能に
なる。そして、無線端末1A〜1Fは、無線により通信
を行なっているため、各ディジタル機器2A〜2Fに接
続された無線端末1A〜1F間をケーブルで接続する必
要はなく、各ディジタル機器2A〜2Fを、離れた所に
配置して使用することが可能である。
機器2A〜2Fとして、パーソナルコンピュータ、VT
R、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、プリンタ等を
備えたシステムでは、無線端末1A〜1Fを用いて各機
器間でデータのやり取りが行なえるようになると、パー
ソナルコンピュータを使ってVTRの編集を行なった
り、テレビジョン受像機の受信画面をVTRに記録した
り、その画面をプリンタに記録したりすることが可能に
なる。そして、無線端末1A〜1Fは、無線により通信
を行なっているため、各ディジタル機器2A〜2Fに接
続された無線端末1A〜1F間をケーブルで接続する必
要はなく、各ディジタル機器2A〜2Fを、離れた所に
配置して使用することが可能である。
【0020】この例では、このように、無線端末1A〜
1F間でデータ通信を行なう際の変調方式として、OF
DMが用いられる。OFDMは、互いに直交する複数の
搬送波を多重化して伝送を行なうもので、伝送レートを
高くできると共に、マルチパスの影響を受けにくいとい
う利点がある。
1F間でデータ通信を行なう際の変調方式として、OF
DMが用いられる。OFDMは、互いに直交する複数の
搬送波を多重化して伝送を行なうもので、伝送レートを
高くできると共に、マルチパスの影響を受けにくいとい
う利点がある。
【0021】図2は、OFDM方式の変調回路の一例を
示すものである。OFDMの変調回路は、図2に示すよ
うに、伝送データを対応する搬送波にマッピングするマ
ッピング回路11と、周波数領域のデータを時間領域の
データに変換するIFFT(Inverse Fast Fourier Tra
nsform)回路12と、パラレル/シリアル変換回路13
と、D/A変換回路14と、例えばQPSK(Quadratu
re Phase Shift Keying )変調を行なう変調回路15と
により実現できる。
示すものである。OFDMの変調回路は、図2に示すよ
うに、伝送データを対応する搬送波にマッピングするマ
ッピング回路11と、周波数領域のデータを時間領域の
データに変換するIFFT(Inverse Fast Fourier Tra
nsform)回路12と、パラレル/シリアル変換回路13
と、D/A変換回路14と、例えばQPSK(Quadratu
re Phase Shift Keying )変調を行なう変調回路15と
により実現できる。
【0022】図2において、入力端子10に、1シンボ
ル分の伝送データが供給される。この伝送データは、マ
ッピング回路11に供給される。マッピング回路11
で、伝送データがシリアル/パラレル変換され、対応す
る搬送波の周波数にマッピングされる。
ル分の伝送データが供給される。この伝送データは、マ
ッピング回路11に供給される。マッピング回路11
で、伝送データがシリアル/パラレル変換され、対応す
る搬送波の周波数にマッピングされる。
【0023】マッピング回路11の出力がIFFT回路
12に供給される。IFFT回路12により、周波数領
域のデータが時間領域のデータに変換される。このIF
FT回路12の出力がパラレル/シリアル変換回路13
に供給される。
12に供給される。IFFT回路12により、周波数領
域のデータが時間領域のデータに変換される。このIF
FT回路12の出力がパラレル/シリアル変換回路13
に供給される。
【0024】パラレル/シリアル変換回路13で、パラ
レルデータからシリアルデータへの変換が行なわれる。
パラレル/シリアル変換回路13の出力がD/Aコンバ
ータ14に供給される。D/Aコンバータ14の出力が
変調回路15に供給される。
レルデータからシリアルデータへの変換が行なわれる。
パラレル/シリアル変換回路13の出力がD/Aコンバ
ータ14に供給される。D/Aコンバータ14の出力が
変調回路15に供給される。
【0025】変調回路15は、例えば、QPSK変調を
行なうものである。変調回路15からは、データが互い
に直交する複数の搬送波で多重化された信号が得られ
る。この信号が出力端子16から出力される。
行なうものである。変調回路15からは、データが互い
に直交する複数の搬送波で多重化された信号が得られ
る。この信号が出力端子16から出力される。
【0026】このようなOFDM方式は、複数の搬送波
を用いているので、伝送レートを高くできるという利点
があるが、特定の搬送波の周波数に妨害が発生すると、
その影響が1シンボルのデータの全体に広がり、1 シン
ボルのデータが全て復号できなくなる可能性がある。
を用いているので、伝送レートを高くできるという利点
があるが、特定の搬送波の周波数に妨害が発生すると、
その影響が1シンボルのデータの全体に広がり、1 シン
ボルのデータが全て復号できなくなる可能性がある。
【0027】すなわち、図3に示すように、1シンボル
のデータD1(図3A)をOFDMで変調すると、図3
Bに示すように、1シンボルのデータD1は、互いに直
交する搬送波f1、f2、f3、…で多重化され、その
周波数帯域はF1に広がる。
のデータD1(図3A)をOFDMで変調すると、図3
Bに示すように、1シンボルのデータD1は、互いに直
交する搬送波f1、f2、f3、…で多重化され、その
周波数帯域はF1に広がる。
【0028】ここで、図3Cに示すように、特定の周波
数帯域F2にノイズNが発生したとする。OFDM方式
では、1シンボルの伝送データを対応する搬送波の周波
数にマッピングし、これをIFFTすることにより、1
シンボルに対応する互いに直交する搬送波で多重化して
いるため、このようなノイズNが発生すると、このノイ
ズの影響は、1シンボルのデータD1の全体に広がり、
1シンボルのデータD1が全て復号できなくなる可能性
がある。このようなエラーに対処するために、強力なエ
ラー訂正符号を付加することも考えられるが、強力なエ
ラー訂正符号を付加するようにすると、データが冗長に
なると共に、システムが複雑化する。
数帯域F2にノイズNが発生したとする。OFDM方式
では、1シンボルの伝送データを対応する搬送波の周波
数にマッピングし、これをIFFTすることにより、1
シンボルに対応する互いに直交する搬送波で多重化して
いるため、このようなノイズNが発生すると、このノイ
ズの影響は、1シンボルのデータD1の全体に広がり、
1シンボルのデータD1が全て復号できなくなる可能性
がある。このようなエラーに対処するために、強力なエ
ラー訂正符号を付加することも考えられるが、強力なエ
ラー訂正符号を付加するようにすると、データが冗長に
なると共に、システムが複雑化する。
【0029】そこで、図4に示すように、1シンボルの
データ数を複数に分割して、分割されたデータを夫々O
FDM変調することにより、このような特定の周波数帯
域で発生する妨害波の影響を取り除くことが考えられ
る。
データ数を複数に分割して、分割されたデータを夫々O
FDM変調することにより、このような特定の周波数帯
域で発生する妨害波の影響を取り除くことが考えられ
る。
【0030】つまり、図4は、1シンボルのデータ数を
3分割して伝送する場合を示している。図4において、
入力端子21に1シンボル分のデータが供給される。こ
の1シンボルのデータは、データ分割回路22に供給さ
れる。データ分割回路22で、1シンボル分のデータ数
のデータが例えば3つのデータD11、D12、D13
に分割される。
3分割して伝送する場合を示している。図4において、
入力端子21に1シンボル分のデータが供給される。こ
の1シンボルのデータは、データ分割回路22に供給さ
れる。データ分割回路22で、1シンボル分のデータ数
のデータが例えば3つのデータD11、D12、D13
に分割される。
【0031】なお、3つのデータD11、D12、D1
3は、同一のデータとするようにしても良いし、異なる
データとするようにしても良い。3つのデータD11、
D12、D13を同一のデータとすると、データの伝送
効率は下がるが、後に説明するように、特定の周波数に
妨害波があるような場合にも、確実に復号が行なえる。
3は、同一のデータとするようにしても良いし、異なる
データとするようにしても良い。3つのデータD11、
D12、D13を同一のデータとすると、データの伝送
効率は下がるが、後に説明するように、特定の周波数に
妨害波があるような場合にも、確実に復号が行なえる。
【0032】分割された各データD11、D12、D1
3がOFDM変調回路23A、23B、23Cに夫々供
給される。OFDM変調回路23A、23B、23C
で、分割された各データD11、D12、D13毎に、
OFDM変調が行なわれる。
3がOFDM変調回路23A、23B、23Cに夫々供
給される。OFDM変調回路23A、23B、23C
で、分割された各データD11、D12、D13毎に、
OFDM変調が行なわれる。
【0033】OFDM変調回路23A、23B、23C
の出力が合成回路24に供給される。合成回路24で、
各OFDM変調回路23A、23B、23Cの出力が周
波数多重化される。加算回路24の出力が出力端子25
から出力される。
の出力が合成回路24に供給される。合成回路24で、
各OFDM変調回路23A、23B、23Cの出力が周
波数多重化される。加算回路24の出力が出力端子25
から出力される。
【0034】このように、1シンボルのデータ数を3分
割したデータD11、D12、D13をOFDMで変調
すると、特定の周波数帯域にノイズが発生しているよう
な場合にも、1シンボルのデータが全てエラーになるよ
うなことはなくなる。
割したデータD11、D12、D13をOFDMで変調
すると、特定の周波数帯域にノイズが発生しているよう
な場合にも、1シンボルのデータが全てエラーになるよ
うなことはなくなる。
【0035】つまり、図5Aに示すように、1シンボル
のデータ数を3つに分割したデータD11、D12、D
13に分割してOFDMで変調すると、図5Bに示すよ
うに、最初の1/3シンボルのデータD11は、互いに
直交する搬送波f11、f12、f13、…で多重化さ
れ、その周波数帯域はF11に広がり、次の1/3シン
ボルのデータD12は、互いに直交する搬送波f21、
f22、f23、…で多重化され、その周波数帯域はF
12に広がり、次の1/3シンボルのデータD13は、
互いに直交する搬送波f31、f32、f33、…で多
重化され、その周波数帯域はF13に広がる。
のデータ数を3つに分割したデータD11、D12、D
13に分割してOFDMで変調すると、図5Bに示すよ
うに、最初の1/3シンボルのデータD11は、互いに
直交する搬送波f11、f12、f13、…で多重化さ
れ、その周波数帯域はF11に広がり、次の1/3シン
ボルのデータD12は、互いに直交する搬送波f21、
f22、f23、…で多重化され、その周波数帯域はF
12に広がり、次の1/3シンボルのデータD13は、
互いに直交する搬送波f31、f32、f33、…で多
重化され、その周波数帯域はF13に広がる。
【0036】このように、1シンボルのデータを3つの
データD11、D12、13に分割してOFDMで変調
すると、各分割データD11、D12、D13は、夫
々、周波数帯域F11、F12、F13に広げられ、周
波数帯域F11、F12、F13を合わせた全体の周波
数帯域は、1シンボルのデータをOFDM変調したとき
の帯域と等しくなる。
データD11、D12、13に分割してOFDMで変調
すると、各分割データD11、D12、D13は、夫
々、周波数帯域F11、F12、F13に広げられ、周
波数帯域F11、F12、F13を合わせた全体の周波
数帯域は、1シンボルのデータをOFDM変調したとき
の帯域と等しくなる。
【0037】ここで、図5Cに示すように、特定の周波
数帯域F21にノイズNが発生してたとする。このよう
なノイズNが発生すると、このノイズは、周波数帯域F
13に含まれるため、データD13は復号できなくなる
可能性はある。しかしながら、各1/3シンボルのデー
タD11、D12、D13は、夫々、独立してOFDM
変調されているため、データD11とデータD12は、
復号できる。
数帯域F21にノイズNが発生してたとする。このよう
なノイズNが発生すると、このノイズは、周波数帯域F
13に含まれるため、データD13は復号できなくなる
可能性はある。しかしながら、各1/3シンボルのデー
タD11、D12、D13は、夫々、独立してOFDM
変調されているため、データD11とデータD12は、
復号できる。
【0038】このように、1シンボルのデータ数を3つ
に分割してOFDMで変調すると、特定の周波数帯域に
ノイズが発生しているような場合にも、その影響を受け
るのは、1/3のシンボルのデータのみで、その他のデ
ータは、その影響を受けることがなくなる。したがっ
て、例えば、データD11、D12、D13を同一のデ
ータとしておくと、データD11、D12、D13のう
ちの1つが特定の周波数の妨害波の影響により復号でき
なくなるような場合でも、他のデータからそのデータを
復号することができる。
に分割してOFDMで変調すると、特定の周波数帯域に
ノイズが発生しているような場合にも、その影響を受け
るのは、1/3のシンボルのデータのみで、その他のデ
ータは、その影響を受けることがなくなる。したがっ
て、例えば、データD11、D12、D13を同一のデ
ータとしておくと、データD11、D12、D13のう
ちの1つが特定の周波数の妨害波の影響により復号でき
なくなるような場合でも、他のデータからそのデータを
復号することができる。
【0039】図6は、この発明が適用された各無線端末
1A〜1Fの構成を示すものである。この無線端末1A
〜1Fは、上述のように、1シンボルのデータをそのま
まOFDM変調して伝送するモード(以下、全帯域モー
ドと称する)と、1シンボルのデータを例えば3つに分
割してOFDM変調して伝送するモード(以下、1/3
帯域モード)とが設定できるようにされている。
1A〜1Fの構成を示すものである。この無線端末1A
〜1Fは、上述のように、1シンボルのデータをそのま
まOFDM変調して伝送するモード(以下、全帯域モー
ドと称する)と、1シンボルのデータを例えば3つに分
割してOFDM変調して伝送するモード(以下、1/3
帯域モード)とが設定できるようにされている。
【0040】図6において、31は、ディジタル機器2
A〜2Fと接続するためのIEEE1394のインター
フェースである。インターフェース31のデータの入出
力は、コントローラ30により制御される。
A〜2Fと接続するためのIEEE1394のインター
フェースである。インターフェース31のデータの入出
力は、コントローラ30により制御される。
【0041】ディジタル機器2A〜2Fからのデータを
送信する場合には、ディジタル機器2A〜2Fからのデ
ータは、インターフェース31を介して、エンコーダ3
4に供給される。
送信する場合には、ディジタル機器2A〜2Fからのデ
ータは、インターフェース31を介して、エンコーダ3
4に供給される。
【0042】エンコーダ34は、送信データを所定形式
にパケット化し、エラー訂正符号化処理を行うものであ
る。前述したように、この発明が適用された無線端末1
A〜1Fは、1シンボルのデータをそのままOFDM変
調して伝送する全帯域モードと、1シンボルのデータを
例えば3つに分割してOFDM変調して伝送する1/3
帯域モードとが設定できる。エンコーダ34には、コン
トローラ30からモード設定信号が供給される。このモ
ード設定信号により、パケットの形式がモードに応じて
切り換えられる。
にパケット化し、エラー訂正符号化処理を行うものであ
る。前述したように、この発明が適用された無線端末1
A〜1Fは、1シンボルのデータをそのままOFDM変
調して伝送する全帯域モードと、1シンボルのデータを
例えば3つに分割してOFDM変調して伝送する1/3
帯域モードとが設定できる。エンコーダ34には、コン
トローラ30からモード設定信号が供給される。このモ
ード設定信号により、パケットの形式がモードに応じて
切り換えられる。
【0043】すなわち、図7は、コマンドのような非同
期のデータを伝送する場合を示している。図7Aに示す
ように、全帯域モードでは、パケットの先頭には、リフ
ァレンスビットRと、全帯域モードと1/3帯域モード
とを選択するためのセレクトビットSが付加される。1
シンボルを単位として処理できるように、ヘッダフィル
ードデータが設けられ、このヘッダフィールドデータに
対して、エラー検出用のCRCコードが付加され、テー
ルビットTが付加される。
期のデータを伝送する場合を示している。図7Aに示す
ように、全帯域モードでは、パケットの先頭には、リフ
ァレンスビットRと、全帯域モードと1/3帯域モード
とを選択するためのセレクトビットSが付加される。1
シンボルを単位として処理できるように、ヘッダフィル
ードデータが設けられ、このヘッダフィールドデータに
対して、エラー検出用のCRCコードが付加され、テー
ルビットTが付加される。
【0044】これに対して、1/3帯域モードでは、図
7Bに示すように、パケットの先頭には、リファレンス
ビットRと、全帯域モードと1/3帯域モードとを選択
するためのセレクトビットSが付加される。そして、1
/3シンボルを単位として処理できるように、ヘッダフ
ィルードデータが3つに分けられ、各ヘッダフィールド
データに対して、エラー検出用のCRCコードが付加さ
れる。そして、テールビットTが付加される。なお、3
つのデータは、例えば、同一のデータとされる。
7Bに示すように、パケットの先頭には、リファレンス
ビットRと、全帯域モードと1/3帯域モードとを選択
するためのセレクトビットSが付加される。そして、1
/3シンボルを単位として処理できるように、ヘッダフ
ィルードデータが3つに分けられ、各ヘッダフィールド
データに対して、エラー検出用のCRCコードが付加さ
れる。そして、テールビットTが付加される。なお、3
つのデータは、例えば、同一のデータとされる。
【0045】また、図8は、オーディオデータやビデオ
データのような等時データを伝送する場合を示してい
る。図8Aに示すように、全帯域モードでは、パケット
の先頭には、リファレンスビットRと、全帯域モードと
1/3帯域モードとを選択するためのセレクトビットS
が付加される。1シンボルを単位として処理できるよう
に、ヘッダフィルードデータが設けられ、このヘッダフ
ィールドデータに対して、エラー検出用のCRCコード
が付加される。そして、これに続いて、データエリアが
設けられ、このデータエリアのデータに対して、エラー
検出用のCRCコードが付加され、テールビットTが付
加される。
データのような等時データを伝送する場合を示してい
る。図8Aに示すように、全帯域モードでは、パケット
の先頭には、リファレンスビットRと、全帯域モードと
1/3帯域モードとを選択するためのセレクトビットS
が付加される。1シンボルを単位として処理できるよう
に、ヘッダフィルードデータが設けられ、このヘッダフ
ィールドデータに対して、エラー検出用のCRCコード
が付加される。そして、これに続いて、データエリアが
設けられ、このデータエリアのデータに対して、エラー
検出用のCRCコードが付加され、テールビットTが付
加される。
【0046】これに対して、1/3帯域モードでは、図
8Bに示すように、1/3シンボルを単位として処理で
きるように、ヘッダフィルードデータが3つに分けら
れ、各ヘッダフィールドデータに対して、エラー検出用
のCRCコードが付加される。そして、1シンボルでデ
ータエリアが3つに分けられ、このデータエリアの夫々
に対して、エラー検出用のCRCコードが付加され、テ
ールビットTが付加される。
8Bに示すように、1/3シンボルを単位として処理で
きるように、ヘッダフィルードデータが3つに分けら
れ、各ヘッダフィールドデータに対して、エラー検出用
のCRCコードが付加される。そして、1シンボルでデ
ータエリアが3つに分けられ、このデータエリアの夫々
に対して、エラー検出用のCRCコードが付加され、テ
ールビットTが付加される。
【0047】図6において、エンコーダ34の出力は、
OFDM変調回路35に供給される。OFDM変調回路
35は、送信データを互いに直交する複数の搬送波に対
応させてマッピングし、これをIFFTして、時間領域
の搬送波データに変換し、この各搬送波をQPSK変調
して、OFDMの変調を行なうものである。エンコーダ
34には、コントローラ30からモード設定信号が供給
される。このモード設定信号により、OFDM変調の動
作が、全帯域モードと1/3帯域モードとに応じて切り
換えられる。
OFDM変調回路35に供給される。OFDM変調回路
35は、送信データを互いに直交する複数の搬送波に対
応させてマッピングし、これをIFFTして、時間領域
の搬送波データに変換し、この各搬送波をQPSK変調
して、OFDMの変調を行なうものである。エンコーダ
34には、コントローラ30からモード設定信号が供給
される。このモード設定信号により、OFDM変調の動
作が、全帯域モードと1/3帯域モードとに応じて切り
換えられる。
【0048】OFDM変調回路35の出力がRF送信回
路36に供給される。RF送信回路36で、送信信号が
所定の周波数に変換され、電力増幅される。周波数帯域
としては、例えば、2.4GHzのISMバンドが用い
られる。このRF送信回路36の出力がアンテナ37に
供給され、他の無線端末に向けて送られる。
路36に供給される。RF送信回路36で、送信信号が
所定の周波数に変換され、電力増幅される。周波数帯域
としては、例えば、2.4GHzのISMバンドが用い
られる。このRF送信回路36の出力がアンテナ37に
供給され、他の無線端末に向けて送られる。
【0049】受信時には、他の無線端末からの信号がア
ンテナ37で受信される。アンテナ37の受信信号がR
F受信回路38に供給される。RF受信回路38で、受
信信号が中間周波信号に変換される。このRF受信回路
38の出力がOFDM復調回路39に供給される。
ンテナ37で受信される。アンテナ37の受信信号がR
F受信回路38に供給される。RF受信回路38で、受
信信号が中間周波信号に変換される。このRF受信回路
38の出力がOFDM復調回路39に供給される。
【0050】OFDM復調回路39は、OFDM方式で
変調されて送られてきた受信データを復調するものであ
る。すなわち、このシステムでは、送信時に、ディジタ
ルデータが周波数領域のデータに対応してマッピングさ
れ、IFFTにより、周波数領域から時間領域への変換
が行なわれ、直交関係になる複数のキャリアを用いて、
データが送信されている。OFDM復調回路39は、こ
れに対応して、OFDMの復調処理を行なうものであ
り、受信信号をQPSK復調し、これをFFTして時間
領域から周波数領域への変換が行ない、データを復調す
る。
変調されて送られてきた受信データを復調するものであ
る。すなわち、このシステムでは、送信時に、ディジタ
ルデータが周波数領域のデータに対応してマッピングさ
れ、IFFTにより、周波数領域から時間領域への変換
が行なわれ、直交関係になる複数のキャリアを用いて、
データが送信されている。OFDM復調回路39は、こ
れに対応して、OFDMの復調処理を行なうものであ
り、受信信号をQPSK復調し、これをFFTして時間
領域から周波数領域への変換が行ない、データを復調す
る。
【0051】なお、図7及び図8に示したように、1パ
ケットのデータの先頭には、全帯域モードと1/3帯域
モードとを選択するためのセレクトビットSが付加され
る。このセレクトビットSにより、全帯域モードが1/
3帯域モードかが判断される。このセレクトビットSの
情報はコントローラ30に送られ、この情報に応じて、
OFDM復調回路39は、全帯域モードと1/3帯域モ
ードとに応じて切り換えられる。
ケットのデータの先頭には、全帯域モードと1/3帯域
モードとを選択するためのセレクトビットSが付加され
る。このセレクトビットSにより、全帯域モードが1/
3帯域モードかが判断される。このセレクトビットSの
情報はコントローラ30に送られ、この情報に応じて、
OFDM復調回路39は、全帯域モードと1/3帯域モ
ードとに応じて切り換えられる。
【0052】OFDM復調回路39からは、復調データ
が得られる。このOFDM復調回路39の出力がデコー
ダ40に供給される。デコーダ40で、パケットが分解
され、エラー訂正処理が行なわれる。デコーダ40の出
力がインターフェース回路31を介して、ディジタル機
器2A〜2Fに供給される。
が得られる。このOFDM復調回路39の出力がデコー
ダ40に供給される。デコーダ40で、パケットが分解
され、エラー訂正処理が行なわれる。デコーダ40の出
力がインターフェース回路31を介して、ディジタル機
器2A〜2Fに供給される。
【0053】このように、この発明が適用された無線端
末1A〜1Fは、1シンボルのデータをそのままOFD
M変調して伝送する全帯域モードと、1シンボルのデー
タを例えば3つに分割してOFDM変調して伝送する1
/3帯域モードとが設定できる。
末1A〜1Fは、1シンボルのデータをそのままOFD
M変調して伝送する全帯域モードと、1シンボルのデー
タを例えば3つに分割してOFDM変調して伝送する1
/3帯域モードとが設定できる。
【0054】通常の通信では、周波数帯域を広く使って
伝送を行なう方が伝送効率が良いことから、全帯域モー
ドに設定される。ところが、全帯域モードでは、特定の
周波数に妨害波があるような場合に、この影響が1シン
ボルのデータの全体に渡り、1シンボルのデータが復号
できなくなるような場合があり得る。そこで、全帯域モ
ードではデータが復号できなくなるような場合には、1
/3帯域モードに設定される。
伝送を行なう方が伝送効率が良いことから、全帯域モー
ドに設定される。ところが、全帯域モードでは、特定の
周波数に妨害波があるような場合に、この影響が1シン
ボルのデータの全体に渡り、1シンボルのデータが復号
できなくなるような場合があり得る。そこで、全帯域モ
ードではデータが復号できなくなるような場合には、1
/3帯域モードに設定される。
【0055】つまり、図9は、全帯域モードで伝送する
か1/3帯域モードで伝送するかを判断するためのフロ
ーチャートである。図9に示すように、先ず、全帯域伝
送モードで伝送を行い(ステップS1)、ヘッダ部分を
復号し(ステップS2)、ヘッタ部分が復号できるか否
かを判断する(ステップS3)。ヘッダ部分が復号でき
たら、そのまま全帯域モードで伝送を行い、ヘッダ部分
が復号できなければ、1/3帯域伝送モードで伝送を行
なう(ステップS4)。
か1/3帯域モードで伝送するかを判断するためのフロ
ーチャートである。図9に示すように、先ず、全帯域伝
送モードで伝送を行い(ステップS1)、ヘッダ部分を
復号し(ステップS2)、ヘッタ部分が復号できるか否
かを判断する(ステップS3)。ヘッダ部分が復号でき
たら、そのまま全帯域モードで伝送を行い、ヘッダ部分
が復号できなければ、1/3帯域伝送モードで伝送を行
なう(ステップS4)。
【0056】また、1パケットのデータの先頭には、デ
ータの先頭を示すスタートビットRと、全帯域モードと
1/3帯域モードとを選択するためのセレクトビットS
が付加され、セレクトビットSにより、全帯域モードが
1/3帯域モードかが判断される。受信信号の復号時に
は、このセレクトビットSにより、モードが設定され
る。
ータの先頭を示すスタートビットRと、全帯域モードと
1/3帯域モードとを選択するためのセレクトビットS
が付加され、セレクトビットSにより、全帯域モードが
1/3帯域モードかが判断される。受信信号の復号時に
は、このセレクトビットSにより、モードが設定され
る。
【0057】つまり、図10は、セレクトビットSに応
じて、全帯域モードに設定するか1/3帯域モードに設
定するかを判断するための処理を示すものである。図1
0において、ヘッダ部分を受信し(ステップS11)、
ヘッダ部分を復号する(ステップS12)。そして、こ
のヘッダ部分のセレクトビットSの情報から、全帯域モ
ードで伝送されているか、1/3帯域モードで伝送され
ているかを判断する(ステップS13)。ここで、全帯
域モードで伝送されていると判断されたら、全帯域モー
ドで復号を行ない(ステップS14)、1/3帯域モー
ドで伝送されていると判断されたら、1/3帯域モード
で復号を行なう(ステップS15)。
じて、全帯域モードに設定するか1/3帯域モードに設
定するかを判断するための処理を示すものである。図1
0において、ヘッダ部分を受信し(ステップS11)、
ヘッダ部分を復号する(ステップS12)。そして、こ
のヘッダ部分のセレクトビットSの情報から、全帯域モ
ードで伝送されているか、1/3帯域モードで伝送され
ているかを判断する(ステップS13)。ここで、全帯
域モードで伝送されていると判断されたら、全帯域モー
ドで復号を行ない(ステップS14)、1/3帯域モー
ドで伝送されていると判断されたら、1/3帯域モード
で復号を行なう(ステップS15)。
【0058】なお、上述の例では、1シンボルのデータ
をそのままOFDM変調して伝送する全帯域モードと、
1シンボルのデータを例えば3つに分割してOFDM変
調して伝送する1/3帯域モードとを設定するようにし
ているが、1シンボルの帯域の分割数はこれに限定され
るものではない。例えば、1/2に帯域分割したり、1
/4に帯域分割したりするようにしも良い。
をそのままOFDM変調して伝送する全帯域モードと、
1シンボルのデータを例えば3つに分割してOFDM変
調して伝送する1/3帯域モードとを設定するようにし
ているが、1シンボルの帯域の分割数はこれに限定され
るものではない。例えば、1/2に帯域分割したり、1
/4に帯域分割したりするようにしも良い。
【0059】更に、1シンボルを3分割して伝送する際
に、図11に示すように、オーバーハングの部分を無く
して伝送するようにして、伝送効率を向上させるように
しても良い。
に、図11に示すように、オーバーハングの部分を無く
して伝送するようにして、伝送効率を向上させるように
しても良い。
【0060】以上のように、この発明が適用された無線
LANでは、特定の周波数に妨害波があるような場合に
は、1/3帯域モードに設定される。この場合、3分割
された各帯域毎に同一のデータを伝送するようにすれ
ば、3分割されたデータのどれかは、妨害波の影響を受
けることなく伝送でき、耐干渉波特性が向上する。
LANでは、特定の周波数に妨害波があるような場合に
は、1/3帯域モードに設定される。この場合、3分割
された各帯域毎に同一のデータを伝送するようにすれ
ば、3分割されたデータのどれかは、妨害波の影響を受
けることなく伝送でき、耐干渉波特性が向上する。
【0061】なお、このように全帯域を複数の帯域に分
割して伝送を行なうと、全帯域を使ったときに比べて、
データの伝送効率は下がる。しかしながら、特に、エラ
ーが問題となるのは、コマンドのような非同期のデータ
であり、このようなデータは、1シンボルに達しないこ
とが多い。このような短いデータの場合には、複数の帯
域に分割して伝送を行なっても、伝送効率の低下にはつ
ながらない。
割して伝送を行なうと、全帯域を使ったときに比べて、
データの伝送効率は下がる。しかしながら、特に、エラ
ーが問題となるのは、コマンドのような非同期のデータ
であり、このようなデータは、1シンボルに達しないこ
とが多い。このような短いデータの場合には、複数の帯
域に分割して伝送を行なっても、伝送効率の低下にはつ
ながらない。
【0062】また、オーディオデータやビデオデータの
ようなデータストリームを伝送する場合には、分割され
た帯域毎に異なるデータを送るようにすれば、大きな伝
送効率の低下とはならない。そして、このようなデータ
ストリームの場合には、データの補間が可能であり、複
数の帯域に分割して伝送を行なうと、所定の周波数帯域
が妨害を受けても、1シンボルの全てのデータが復号で
きなくなることはなくなるため、妨害を受けた帯域のデ
ータを補間により再生することができる。
ようなデータストリームを伝送する場合には、分割され
た帯域毎に異なるデータを送るようにすれば、大きな伝
送効率の低下とはならない。そして、このようなデータ
ストリームの場合には、データの補間が可能であり、複
数の帯域に分割して伝送を行なうと、所定の周波数帯域
が妨害を受けても、1シンボルの全てのデータが復号で
きなくなることはなくなるため、妨害を受けた帯域のデ
ータを補間により再生することができる。
【0063】したがって、1シンボルのデータを帯域分
割して伝送する際に、各帯域のデータは同一のデータと
しても良いし、各帯域のデータを別々のデータとするよ
うにしても良い。特に、コマンドのような非同期のデー
タを伝送する場合には、各帯域のデータは同一のデータ
として、エラーのない復号データが得られることが望ま
れ、オーディオデータやビデオデータのようなデータス
トリームを伝送する場合には、各帯域のデータを別々の
データとするようにして伝送効率を上げ、復号時のエラ
ーに対しては、補間処理を行なうことが望まれる。
割して伝送する際に、各帯域のデータは同一のデータと
しても良いし、各帯域のデータを別々のデータとするよ
うにしても良い。特に、コマンドのような非同期のデー
タを伝送する場合には、各帯域のデータは同一のデータ
として、エラーのない復号データが得られることが望ま
れ、オーディオデータやビデオデータのようなデータス
トリームを伝送する場合には、各帯域のデータを別々の
データとするようにして伝送効率を上げ、復号時のエラ
ーに対しては、補間処理を行なうことが望まれる。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、1シンボルに対応す
るデータを直交周波数多重方式で変調した全帯域を使っ
て伝送する第1の伝送モードと、1シンボルに対応する
データを複数に分割し、分割されたデータ毎に直交周波
数多重方式で変調して、全帯域を複数の帯域に分割して
伝送する第2の伝送モードとが設定可能とされている。
そして、第1の伝送モードで伝送すると、特定の搬送波
が妨害を受け、データが復号できない場合には、全帯域
を複数の帯域に分割して伝送する第2の伝送モードに設
定される。
るデータを直交周波数多重方式で変調した全帯域を使っ
て伝送する第1の伝送モードと、1シンボルに対応する
データを複数に分割し、分割されたデータ毎に直交周波
数多重方式で変調して、全帯域を複数の帯域に分割して
伝送する第2の伝送モードとが設定可能とされている。
そして、第1の伝送モードで伝送すると、特定の搬送波
が妨害を受け、データが復号できない場合には、全帯域
を複数の帯域に分割して伝送する第2の伝送モードに設
定される。
【0065】第2のモードに設定すると、伝送に使われ
る周波数帯域を妨害を受けている周波数から逃れさせる
ことができ、受信データを確実に復号できる。このた
め、強力なエラー訂正符号を付加することなく、妨害波
の影響を除去することができ、耐干渉波特性の改善が図
れる。
る周波数帯域を妨害を受けている周波数から逃れさせる
ことができ、受信データを確実に復号できる。このた
め、強力なエラー訂正符号を付加することなく、妨害波
の影響を除去することができ、耐干渉波特性の改善が図
れる。
【0066】また、この発明によれば、第1の伝送モー
ドで伝送しているか第2の伝送モードで伝送しているか
を示す選択データが付加されているため、この選択デー
タにより、モードを切り換えを簡単に行なうことができ
る。
ドで伝送しているか第2の伝送モードで伝送しているか
を示す選択データが付加されているため、この選択デー
タにより、モードを切り換えを簡単に行なうことができ
る。
【図1】この発明が適用できる無線LANシステムの一
例の斜視図である。
例の斜視図である。
【図2】OFDM変調回路の一例のブロック図である。
【図3】この発明が適用された無線LANシステムの説
明に用いるタイミング図である。
明に用いるタイミング図である。
【図4】帯域分割をするときのOFDM変調回路の一例
のブロック図である。
のブロック図である。
【図5】この発明が適用された無線LANシステムの説
明に用いるタイミング図である。
明に用いるタイミング図である。
【図6】この発明が適用された無線端末の一例のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】この発明が適用された無線端末の一例の説明に
用いる略線図である。
用いる略線図である。
【図8】この発明が適用された無線端末の一例の説明に
用いる略線図である。
用いる略線図である。
【図9】この発明が適用された無線端末の一例の説明に
用いるフローチャートである。
用いるフローチャートである。
【図10】この発明が適用された無線端末の一例の説明
に用いるフローチャートである。
に用いるフローチャートである。
【図11】この発明が適用された無線端末の一例の説明
に用いる略線図である。
に用いる略線図である。
1A〜1F・・・無線端末,2A〜2F・・・ディジタ
ル機器,30・・・コントローラ,34・・・エンコー
ダ,35・・・OFDM変調回路,39・・・OFDM
復調回路,40・・・デコーダ
ル機器,30・・・コントローラ,34・・・エンコー
ダ,35・・・OFDM変調回路,39・・・OFDM
復調回路,40・・・デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−66039(JP,A) 特開 平8−294098(JP,A) 特開 平6−334573(JP,A) 特開 平10−75235(JP,A) 特開 平8−251117(JP,A) 特開 平11−266223(JP,A) 特開 平7−283806(JP,A) 特開 平9−205411(JP,A) 高田正幸,地上デジタル放送の伝送方 式〜固定受信および移動受信における伝 送特性〜,技研公開 講演・研究発表予 稿集,日本,(財)NHKエンジニアリ ングサービス,1998年 5月22日,p. 67−72 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00
Claims (4)
- 【請求項1】 1シンボルのデータを互いに直交関係に
ある複数の搬送波で多重化して伝送する直交周波数多重
方式を用いた無線伝送方法において、 第1の伝送モードでは、上記1シンボルに対応するデー
タを直交周波数多重方式で変調して全帯域を使って伝送
し、第2の伝送モードでは、上記1シンボルに対応する
データを複数に分割し、上記分割されたデータ毎に直交
周波数多重方式で変調して、上記全帯域を複数の帯域に
分割して伝送し、伝送されるデータの所定の位置に、上記第1の伝送モー
ドと上記第2の伝送モードとを選択するための選択デー
タを付加する ことを特徴とする無線伝送方法。 - 【請求項2】 上記第2のモードは、上記第1の伝送モ
ードに設定して、データを復号できない場合に設定され
ることを特徴とする請求項1に記載の無線伝送方法。 - 【請求項3】1シンボルを伝送単位としてデータを送受
信する無線装置において、 上記1シンボルに対応するデータを直交周波数多重方式
で全帯域を使って変調を行う第1の変調手段と、 上記1シンボルに対応するデータを複数に分割し、上記
分割されたデータ毎に直交周波数多重方式で変調を行う
第2の変調手段と、伝送されるデータの所定の位置に、上記第1の変調手段
と上記第2の変調手段とを選択するための選択データを
付加する制御手段と 上記第1又は第2の変調手段で変調
されたデータを無線処理して、無線データを送受信する
無線処理手段とを備えることを特徴とする無線装置。 - 【請求項4】 上記第2の変調手段は、上記第1の変調
手段に設定して、データを復号できない場合に選択され
ることを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14748898A JP3360609B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 無線伝送方法及び無線装置 |
US09/230,891 US6128056A (en) | 1997-06-04 | 1998-06-03 | Liquid crystal display element in which the polymer liquid crystal composite layer is divided into an active area and a non-active area and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14748898A JP3360609B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 無線伝送方法及び無線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11341002A JPH11341002A (ja) | 1999-12-10 |
JP3360609B2 true JP3360609B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=15431536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14748898A Expired - Fee Related JP3360609B2 (ja) | 1997-06-04 | 1998-05-28 | 無線伝送方法及び無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3360609B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5213128B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-06-19 | 株式会社メガチップス | 座標検出装置及び信号処理装置 |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP14748898A patent/JP3360609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
高田正幸,地上デジタル放送の伝送方式〜固定受信および移動受信における伝送特性〜,技研公開 講演・研究発表予稿集,日本,(財)NHKエンジニアリングサービス,1998年 5月22日,p.67−72 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11341002A (ja) | 1999-12-10 |
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