JP3356568B2 - 新規なフレキシブル銅張積層板 - Google Patents
新規なフレキシブル銅張積層板Info
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なフレキシブル銅
張積層板に関し、更に詳しくは、屈曲性に優れるフレキ
シブルプリント配線板を作製し得る新規なフレキシブル
銅張積層板に関する。
張積層板に関し、更に詳しくは、屈曲性に優れるフレキ
シブルプリント配線板を作製し得る新規なフレキシブル
銅張積層板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブルプリント配線板(以
下、FPCという。)は、そのフレキシビリティを活か
し、主にカメラ内部の狭いスペースに折り畳まれて用い
られてきたが、近年、カメラ以外にもフロッピーディス
クドライブ(FDD)やハードディスクドライブ(HD
D)等の電子機器の駆動読取ヘッドとヘッド制御部を繋
ぐ摺動部分にも用いられるようになってきた。そして、
この電子機器を更に小型化、省電力化するための開発が
行われており、FPCには更なる屈曲性が求められてい
る。そこで、高屈曲性を実現するためにFPCの薄層化
が検討されており、その材料を薄層化する研究が行われ
ている。
下、FPCという。)は、そのフレキシビリティを活か
し、主にカメラ内部の狭いスペースに折り畳まれて用い
られてきたが、近年、カメラ以外にもフロッピーディス
クドライブ(FDD)やハードディスクドライブ(HD
D)等の電子機器の駆動読取ヘッドとヘッド制御部を繋
ぐ摺動部分にも用いられるようになってきた。そして、
この電子機器を更に小型化、省電力化するための開発が
行われており、FPCには更なる屈曲性が求められてい
る。そこで、高屈曲性を実現するためにFPCの薄層化
が検討されており、その材料を薄層化する研究が行われ
ている。
【0003】ところで、従来より用いられているFPC
として、例えば、ポリイミドフィルム層、接着剤層、銅
層の3層から構成されている3層FPCがあり、かかる
3層FPCはポリイミドフィルムと銅箔とを接着剤を介
して接着させて3層構造のフレキシブル銅張積層板を作
製し、該銅張積層板の銅層をエッチングして回路を形成
することにより作製されている。
として、例えば、ポリイミドフィルム層、接着剤層、銅
層の3層から構成されている3層FPCがあり、かかる
3層FPCはポリイミドフィルムと銅箔とを接着剤を介
して接着させて3層構造のフレキシブル銅張積層板を作
製し、該銅張積層板の銅層をエッチングして回路を形成
することにより作製されている。
【0004】しかしながら、かかる3層FPCには接着
剤層が存在するため、薄層化には限界がある。また、接
着剤層としてポリイミドフィルムよりも耐熱性、電気特
性、機械強度に劣る接着剤が用いられるために、ポリイ
ミドフィルムの特性が充分に活かされないという問題も
ある。
剤層が存在するため、薄層化には限界がある。また、接
着剤層としてポリイミドフィルムよりも耐熱性、電気特
性、機械強度に劣る接着剤が用いられるために、ポリイ
ミドフィルムの特性が充分に活かされないという問題も
ある。
【0005】そこで、このような3層FPCの上記欠点
を補う次世代FPCとして、接着剤層の存在しない2層
FPC(例えば、ポリイミドフィルム層と銅層で構成)
が注目され、その開発が行われている。かかる2層FP
Cは、接着剤層が存在しないためポリイミドフィルムの
特性を充分に活かすことができるうえに、上記3層FP
Cよりも薄層化させることができ、FPCの耐熱性及び
屈曲性の向上を可能とした。
を補う次世代FPCとして、接着剤層の存在しない2層
FPC(例えば、ポリイミドフィルム層と銅層で構成)
が注目され、その開発が行われている。かかる2層FP
Cは、接着剤層が存在しないためポリイミドフィルムの
特性を充分に活かすことができるうえに、上記3層FP
Cよりも薄層化させることができ、FPCの耐熱性及び
屈曲性の向上を可能とした。
【0006】ところで、この2層FPCは、まず、ポリ
イミドフィルム層と銅層の2層からなるフレキシブル銅
張積層板を作製し、該銅張積層板の銅層をエッチングし
て回路を形成することにより作製することができる。な
お、この2層フレキシブル銅張積層板は、銅箔の片面又
は両面にポリイミドの前駆体であるポリアミド酸のワニ
スを塗布した後、熱処理を施してイミド化させるキャス
ト法や、銅片を高真空中で加熱蒸発させてポリイミドフ
ィルム表面に薄膜として凝着させる蒸着法、又はメッキ
液中での化学還元反応によりポリイミドフィルム表面に
銅を析出させて銅層を形成する無電解メッキ法などによ
り作製することができる。
イミドフィルム層と銅層の2層からなるフレキシブル銅
張積層板を作製し、該銅張積層板の銅層をエッチングし
て回路を形成することにより作製することができる。な
お、この2層フレキシブル銅張積層板は、銅箔の片面又
は両面にポリイミドの前駆体であるポリアミド酸のワニ
スを塗布した後、熱処理を施してイミド化させるキャス
ト法や、銅片を高真空中で加熱蒸発させてポリイミドフ
ィルム表面に薄膜として凝着させる蒸着法、又はメッキ
液中での化学還元反応によりポリイミドフィルム表面に
銅を析出させて銅層を形成する無電解メッキ法などによ
り作製することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法で2層からなる銅張積層板を作製するにあたって、材
料(ポリイミドフィルム又は銅箔)のハンドリング性か
ら次のような問題があり、従来、各材料の厚みを10μ
m以下とすることができなかった。
法で2層からなる銅張積層板を作製するにあたって、材
料(ポリイミドフィルム又は銅箔)のハンドリング性か
ら次のような問題があり、従来、各材料の厚みを10μ
m以下とすることができなかった。
【0008】すなわちキャスト法で2層フレキシブル銅
張積層板を作製する場合は、銅箔の片面にポリアミド酸
のワニスを塗布する必要上、銅箔のハンドリング性が維
持されていなければならず、銅箔の厚みを10μm以下
にできないという課題があった。一方、蒸着法又はメッ
キ法で2層フレキシブル銅張積層板を作製する場合は、
ポリイミドフィルム表面に蒸着又はメッキが施されるた
め、ポリイミドフィルムのハンドリング性が維持されて
いなければならない。そのため、ポリイミドフィルムの
厚みを12.5μm以下にできないという問題があっ
た。
張積層板を作製する場合は、銅箔の片面にポリアミド酸
のワニスを塗布する必要上、銅箔のハンドリング性が維
持されていなければならず、銅箔の厚みを10μm以下
にできないという課題があった。一方、蒸着法又はメッ
キ法で2層フレキシブル銅張積層板を作製する場合は、
ポリイミドフィルム表面に蒸着又はメッキが施されるた
め、ポリイミドフィルムのハンドリング性が維持されて
いなければならない。そのため、ポリイミドフィルムの
厚みを12.5μm以下にできないという問題があっ
た。
【0009】そのため、従来はポリイミドフィルム層及
び銅層の厚みが、いずれも10μm以下の2層FPCを
作製することができず、FPCの更なる薄層化は困難な
課題であった。
び銅層の厚みが、いずれも10μm以下の2層FPCを
作製することができず、FPCの更なる薄層化は困難な
課題であった。
【0010】そこで、本発明者らは、上記問題解決し、
2層FPCの更なる薄層化を実現し、屈曲性及び耐熱性
に優れたFPCを作製し得るフレキシブル銅張積層板を
提供することを目的に鋭意研究を重ねた結果、初期引張
弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体からな
るフィルムは、厚みが10μm以下であっても充分なハ
ンドリング性を有することを見出し、本発明に至ったの
である。
2層FPCの更なる薄層化を実現し、屈曲性及び耐熱性
に優れたFPCを作製し得るフレキシブル銅張積層板を
提供することを目的に鋭意研究を重ねた結果、初期引張
弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体からな
るフィルムは、厚みが10μm以下であっても充分なハ
ンドリング性を有することを見出し、本発明に至ったの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る新規なフレ
キシブル銅張積層板の要旨とするところは、初期引張弾
性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体からなる
厚みが10μm以下のポリイミドフィルムの片面又は両
面に、厚みが10μm以下の銅層を直接形成してなるこ
とにある。
キシブル銅張積層板の要旨とするところは、初期引張弾
性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体からなる
厚みが10μm以下のポリイミドフィルムの片面又は両
面に、厚みが10μm以下の銅層を直接形成してなるこ
とにある。
【0012】
【作用】本発明に係る新規なフレキシブル銅張積層板
は、初期引張弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド
重合体からなる厚みが10μm以下のポリイミドフィル
ムの片面又は両面に、厚みが10μm以下の銅層を直接
形成してなることを特徴とし、初期引張弾性率が400
kg/mm2 以上のポリイミド重合体からなるフィルムは、
厚みが10μm以下であっても充分なハンドリング性を
有する。従って、10μm以下のポリイミドフィルムの
片面又は両面に蒸着又はメッキを施すことができ、10
μm以下の銅層を直接形成することができる。
は、初期引張弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド
重合体からなる厚みが10μm以下のポリイミドフィル
ムの片面又は両面に、厚みが10μm以下の銅層を直接
形成してなることを特徴とし、初期引張弾性率が400
kg/mm2 以上のポリイミド重合体からなるフィルムは、
厚みが10μm以下であっても充分なハンドリング性を
有する。従って、10μm以下のポリイミドフィルムの
片面又は両面に蒸着又はメッキを施すことができ、10
μm以下の銅層を直接形成することができる。
【0013】その結果、ポリイミドフィルム層及び銅層
の厚みがいずれも10μm以下の2層フレキシブル銅張
積層板を作製することができ、かかるフレキシブル銅張
積層板を用いることにより2層FPCの更なる薄層化が
可能となり、より屈曲性に優れたFPCを作製すること
ができる。なお、かかるFPCには接着剤層が存在しな
いことから耐熱性にも優れたものとなる。
の厚みがいずれも10μm以下の2層フレキシブル銅張
積層板を作製することができ、かかるフレキシブル銅張
積層板を用いることにより2層FPCの更なる薄層化が
可能となり、より屈曲性に優れたFPCを作製すること
ができる。なお、かかるFPCには接着剤層が存在しな
いことから耐熱性にも優れたものとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る新規なフレキシブル銅張
積層板の実施例について説明する。
積層板の実施例について説明する。
【0015】本発明の新規なフレキシブル銅張積層板
は、厚みが10μm以下のポリイミドフィルムの片面又
は両面に厚みが10μm以下の銅層が直接形成されてお
り、本発明で用いられるポリイミドフィルムは初期引張
弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体からな
るフィルムである。
は、厚みが10μm以下のポリイミドフィルムの片面又
は両面に厚みが10μm以下の銅層が直接形成されてお
り、本発明で用いられるポリイミドフィルムは初期引張
弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体からな
るフィルムである。
【0016】かかるポリイミドフィルムを得る方法とし
ては、まず、前記ポリイミド重合体の前駆体であるポリ
アミド酸重合体の溶液を調整する。このポリアミド酸重
合体溶液は、従来公知の方法により4,4'- ジアミノジフ
ェニルエーテルに代表される芳香族ジアミン成分とピロ
メリット酸二無水物に代表される芳香族テトラカルボン
酸二無水物成分とを、有機溶媒中で充分に攪拌して重合
させることにより得ることができる。この際、芳香族ジ
アミン成分と芳香族テトラカルボン酸二無水物成分は単
独で用いてもよく、また2種以上を混合して用いてもよ
く、実質的に全酸二無水物成分と全ジアミン成分が等モ
ルになるまで徐々に加えられる。
ては、まず、前記ポリイミド重合体の前駆体であるポリ
アミド酸重合体の溶液を調整する。このポリアミド酸重
合体溶液は、従来公知の方法により4,4'- ジアミノジフ
ェニルエーテルに代表される芳香族ジアミン成分とピロ
メリット酸二無水物に代表される芳香族テトラカルボン
酸二無水物成分とを、有機溶媒中で充分に攪拌して重合
させることにより得ることができる。この際、芳香族ジ
アミン成分と芳香族テトラカルボン酸二無水物成分は単
独で用いてもよく、また2種以上を混合して用いてもよ
く、実質的に全酸二無水物成分と全ジアミン成分が等モ
ルになるまで徐々に加えられる。
【0017】より具体的には、芳香族ジアミン成分とし
ては、ジアミノジフェニルエーテル、パラフェニレンジ
アミン、ビス(3-アミノフェノキシフェニル)プロパン
等を挙げることができ、その他種々の芳香族ジアミンを
使用することができる。これらの芳香族ジアミン成分は
単独で用いてもよく、また2種以上を混合して用いても
よい。
ては、ジアミノジフェニルエーテル、パラフェニレンジ
アミン、ビス(3-アミノフェノキシフェニル)プロパン
等を挙げることができ、その他種々の芳香族ジアミンを
使用することができる。これらの芳香族ジアミン成分は
単独で用いてもよく、また2種以上を混合して用いても
よい。
【0018】また、芳香族テトラカルボン酸二無水物成
分としては、ピロメリット酸二無水物、ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物等を挙げることができ、その他種
々の芳香族テトラカルボン酸二無水物を使用することが
できる。これらの芳香族テトラカルボン酸二無水物成分
は単独で用いてもよく、また2種以上を混合して用いて
もよい。
分としては、ピロメリット酸二無水物、ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物等を挙げることができ、その他種
々の芳香族テトラカルボン酸二無水物を使用することが
できる。これらの芳香族テトラカルボン酸二無水物成分
は単独で用いてもよく、また2種以上を混合して用いて
もよい。
【0019】また、有機溶媒としては、例えば、ジメチ
ルスルホキシド、ジエチルスルホキシド等のスルホキシ
ド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
エチルホルムアミド等のホルムアミド系溶媒、N,N−
ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド
等のアセトアミド系溶媒等を挙げることができる。これ
らを単独または2種あるいは3種以上の混合溶媒として
用いることもできる。更に、これらの極性溶媒ととも
に、アセトン、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、ベンゼンメチルセロソルブ等のポリアミド酸共重
合体の非溶媒との混合溶媒として用いることもできる。
ルスルホキシド、ジエチルスルホキシド等のスルホキシ
ド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
エチルホルムアミド等のホルムアミド系溶媒、N,N−
ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド
等のアセトアミド系溶媒等を挙げることができる。これ
らを単独または2種あるいは3種以上の混合溶媒として
用いることもできる。更に、これらの極性溶媒ととも
に、アセトン、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、ベンゼンメチルセロソルブ等のポリアミド酸共重
合体の非溶媒との混合溶媒として用いることもできる。
【0020】次いで、上記方法で得られたポリアミド酸
重合体溶液をフィルム状に形成し、これを熱的及び/又
は化学的に脱水閉環することにより、本発明で用いられ
る厚みが10μm以下のポリイミドフィルムを得ること
ができる。かかるポリイミドフィルムにおいて、初期引
張弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体から
なるフィルムは、フィルムの厚みを10μm以下に形成
しても銅層を形成する際のハンドリング性が維持されて
いて、本発明において好適に用いることができる。
重合体溶液をフィルム状に形成し、これを熱的及び/又
は化学的に脱水閉環することにより、本発明で用いられ
る厚みが10μm以下のポリイミドフィルムを得ること
ができる。かかるポリイミドフィルムにおいて、初期引
張弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体から
なるフィルムは、フィルムの厚みを10μm以下に形成
しても銅層を形成する際のハンドリング性が維持されて
いて、本発明において好適に用いることができる。
【0021】そして、このようにして得られた初期引張
弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体からな
る10μm以下のフィルムの片面又は両面に、蒸着法や
無電解メッキ法により10μm以下の銅層を直接形成し
て本発明のフレキシブル銅張積層板を作製する。上述し
たように、このポリイミドフィルムは10μm以下であ
っても充分なハンドリング性を有するので、このように
蒸着法や無電解メッキ法等によりフィルム表面に銅層を
直接形成することができ、初期引張弾性率が400kg/
mm2 以上のポリイミド重合体からなるフィルムを用いる
ことにより、ポリイミドフィルム層及び銅層の厚みがい
ずれも10μm以下である本発明のフレキシブル銅張積
層板を作製することができるのである。
弾性率が400kg/mm2 以上のポリイミド重合体からな
る10μm以下のフィルムの片面又は両面に、蒸着法や
無電解メッキ法により10μm以下の銅層を直接形成し
て本発明のフレキシブル銅張積層板を作製する。上述し
たように、このポリイミドフィルムは10μm以下であ
っても充分なハンドリング性を有するので、このように
蒸着法や無電解メッキ法等によりフィルム表面に銅層を
直接形成することができ、初期引張弾性率が400kg/
mm2 以上のポリイミド重合体からなるフィルムを用いる
ことにより、ポリイミドフィルム層及び銅層の厚みがい
ずれも10μm以下である本発明のフレキシブル銅張積
層板を作製することができるのである。
【0022】このようにして得られた本発明の新規なフ
レキシブル銅張積層板は、接着剤層が存在せず、また、
ポリイミドフィルム層及び銅層はいずれも10μm以下
に形成されており、かかるフレキシブル銅張積層板を用
いることにより、2層FPCを更に薄層化させることが
可能となる。すなわち、本発明により、従来のFPCよ
りも屈曲性に優れたFPCを提供することができる。
レキシブル銅張積層板は、接着剤層が存在せず、また、
ポリイミドフィルム層及び銅層はいずれも10μm以下
に形成されており、かかるフレキシブル銅張積層板を用
いることにより、2層FPCを更に薄層化させることが
可能となる。すなわち、本発明により、従来のFPCよ
りも屈曲性に優れたFPCを提供することができる。
【0023】以上、本発明に係る新規なフレキシブル銅
張積層板の実施例を説明したが、本発明はこれらの実施
例のみに限定されるものではなく、前記ポリイミドフィ
ルムが接着性を有する熱可塑性ポリイミドフィルムであ
れば、ポリイミドフィルムと銅箔を重ね合わせてラミネ
ートすることによりポリイミドフィルムの片面又は両面
に銅層を直接形成させることもできる。更に、上記FP
Cを重ね合わせてラミネートすることにより接着剤を介
することなく多層FPCを作製することも可能である。
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で当業者
の知識に基づき、種々なる改良、変更、修正を加えた態
様で実施しうるものである。
張積層板の実施例を説明したが、本発明はこれらの実施
例のみに限定されるものではなく、前記ポリイミドフィ
ルムが接着性を有する熱可塑性ポリイミドフィルムであ
れば、ポリイミドフィルムと銅箔を重ね合わせてラミネ
ートすることによりポリイミドフィルムの片面又は両面
に銅層を直接形成させることもできる。更に、上記FP
Cを重ね合わせてラミネートすることにより接着剤を介
することなく多層FPCを作製することも可能である。
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で当業者
の知識に基づき、種々なる改良、変更、修正を加えた態
様で実施しうるものである。
【0024】以下に実施例により本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例によって限定される
ものではない。
説明するが、本発明はこれら実施例によって限定される
ものではない。
【0025】実施例 1 「アピカルNPI(登録商標;鐘淵化学工業株式会社製
ポリイミド重合体(初期引張弾性率420kg/m
m2 ))」からなる膜厚7.5μmのポリイミドフィル
ムを作製し、該ポリイミドフィルムの片面に蒸着法によ
り厚み5μm及び10μmの銅層を直接形成した。かか
るポリイミドフィルムは充分なハンドリング性を有して
おり、蒸着法により厚み5μm及び10μmの銅層が形
成された2種類の銅張積層板を得ることができた。そし
て、この銅張積層板の銅層をエッチングして回路パター
ンを形成し、前記同様の膜厚7.5μmのポリイミドフ
ィルムにフェノール系接着剤を塗布してカバーを施し、
2種類のFPCを作製した。なお、パターン形成後の残
銅率はいずれも50%となるようにした。
ポリイミド重合体(初期引張弾性率420kg/m
m2 ))」からなる膜厚7.5μmのポリイミドフィル
ムを作製し、該ポリイミドフィルムの片面に蒸着法によ
り厚み5μm及び10μmの銅層を直接形成した。かか
るポリイミドフィルムは充分なハンドリング性を有して
おり、蒸着法により厚み5μm及び10μmの銅層が形
成された2種類の銅張積層板を得ることができた。そし
て、この銅張積層板の銅層をエッチングして回路パター
ンを形成し、前記同様の膜厚7.5μmのポリイミドフ
ィルムにフェノール系接着剤を塗布してカバーを施し、
2種類のFPCを作製した。なお、パターン形成後の残
銅率はいずれも50%となるようにした。
【0026】それぞれのFPCについて、屈曲性の指標
であるループスティフネス(g)及び耐屈曲回数(百万
回)を測定し、屈曲性の評価を行った。ループスティフ
ネスは東洋精機社製のループスティフネステスタを用
い、試験片のループ部分に一定の変形(押しつぶし距
離)を与えた際に、その変形を維持するのに必要な荷重
を測定した。試験条件は、ループ長50mm、押しつぶし
距離15mm、サンプル幅15mmとした。また、耐屈曲回
数は、IPC−243Bに基づき屈曲速度1500回/
分、ストローク25mm、曲率5mm、印加電流1mAと
し、抵抗値が1800mΩに至った点を測定終了点と
し、測定終了点に至るまでの屈曲回数を調べた。これら
の評価結果を表1に示す。
であるループスティフネス(g)及び耐屈曲回数(百万
回)を測定し、屈曲性の評価を行った。ループスティフ
ネスは東洋精機社製のループスティフネステスタを用
い、試験片のループ部分に一定の変形(押しつぶし距
離)を与えた際に、その変形を維持するのに必要な荷重
を測定した。試験条件は、ループ長50mm、押しつぶし
距離15mm、サンプル幅15mmとした。また、耐屈曲回
数は、IPC−243Bに基づき屈曲速度1500回/
分、ストローク25mm、曲率5mm、印加電流1mAと
し、抵抗値が1800mΩに至った点を測定終了点と
し、測定終了点に至るまでの屈曲回数を調べた。これら
の評価結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】比較例 1 「アピカルNPI(登録商標;同上)」からなる膜厚1
2.5μmのポリイミドフィルムを作製し、該ポリイミ
ドフィルムの片面に蒸着法により厚み5μm及び10μ
mの銅層を形成し、2種類の銅張積層板を得た。そし
て、以下、実施例1と同様にして2種類のFPCを作製
した。それぞれのFPCについて、実施例1と同様にし
て屈曲性の評価を行い、その評価結果を表1に示した。
2.5μmのポリイミドフィルムを作製し、該ポリイミ
ドフィルムの片面に蒸着法により厚み5μm及び10μ
mの銅層を形成し、2種類の銅張積層板を得た。そし
て、以下、実施例1と同様にして2種類のFPCを作製
した。それぞれのFPCについて、実施例1と同様にし
て屈曲性の評価を行い、その評価結果を表1に示した。
【0029】実施例 2 「アピカルNPI(登録商標;同上)」からなる膜厚
7.5μmのポリイミドフィルムを作製し、該ポリイミ
ドフィルムの片面に無電解メッキ法により厚み5μm及
び10μmの銅層を直接形成した。かかるポリイミドフ
ィルムは充分なハンドリング性を有しており、無電解メ
ッキ法により厚み5μm及び10μmの銅層が形成され
た2種類の銅張積層板を得ることができた。そして、以
下、実施例1と同様にして2種類のFPCを作製した。
それぞれのFPCについて、実施例1と同様にして屈曲
性の評価を行い、その評価結果を表2に示した。
7.5μmのポリイミドフィルムを作製し、該ポリイミ
ドフィルムの片面に無電解メッキ法により厚み5μm及
び10μmの銅層を直接形成した。かかるポリイミドフ
ィルムは充分なハンドリング性を有しており、無電解メ
ッキ法により厚み5μm及び10μmの銅層が形成され
た2種類の銅張積層板を得ることができた。そして、以
下、実施例1と同様にして2種類のFPCを作製した。
それぞれのFPCについて、実施例1と同様にして屈曲
性の評価を行い、その評価結果を表2に示した。
【0030】
【表2】
【0031】比較例 2 「アピカルNPI(登録商標;同上)」からなる膜厚1
2.5μmのポリイミドフィルムを作製し、該ポリイミ
ドフィルムの片面に無電解メッキ法により厚み5μm及
び10μmの銅層を形成し、2種類の銅張積層板を得
た。そして、以下、実施例1と同様にして2種類のFP
Cを作製した。それぞれのFPCについて、実施例1と
同様にして屈曲性の評価を行い、その評価結果を表2に
示した。
2.5μmのポリイミドフィルムを作製し、該ポリイミ
ドフィルムの片面に無電解メッキ法により厚み5μm及
び10μmの銅層を形成し、2種類の銅張積層板を得
た。そして、以下、実施例1と同様にして2種類のFP
Cを作製した。それぞれのFPCについて、実施例1と
同様にして屈曲性の評価を行い、その評価結果を表2に
示した。
【0032】比較例 3 「アピカルNPI(登録商標;同上)」からなる膜厚
7.5μmのポリイミドフィルムを作製し、該ポリイミ
ドフィルムの片面に無電解メッキ法により5μm厚の銅
層を形成した後、更に電解メッキ法により銅層を形成
し、銅層の総厚みが18μmの銅張積層板を得た。そし
て、以下、実施例1と同様にしてFPCを作製した。得
られたFPCについて、実施例1と同様にして屈曲性の
評価を行い、その評価結果を表3に示した。
7.5μmのポリイミドフィルムを作製し、該ポリイミ
ドフィルムの片面に無電解メッキ法により5μm厚の銅
層を形成した後、更に電解メッキ法により銅層を形成
し、銅層の総厚みが18μmの銅張積層板を得た。そし
て、以下、実施例1と同様にしてFPCを作製した。得
られたFPCについて、実施例1と同様にして屈曲性の
評価を行い、その評価結果を表3に示した。
【0033】
【表3】
【0034】表1乃至表3より、初期引張弾性率が40
0kg/mm2 以上のポリイミド重合体からなるフィルムを
10μm以下に形成し、蒸着法又は無電解メッキ法によ
り10μm以下の銅層を形成することにより、屈曲性に
優れたFPCを作製できることがわかる。また、銅層の
厚みが薄く形成されているほど屈曲性に優れていること
がわかる。また、フィルムが10μm以下であっても、
銅層が10μm以上になるとFPCの屈曲性が悪くなっ
てしまうことがわかる。
0kg/mm2 以上のポリイミド重合体からなるフィルムを
10μm以下に形成し、蒸着法又は無電解メッキ法によ
り10μm以下の銅層を形成することにより、屈曲性に
優れたFPCを作製できることがわかる。また、銅層の
厚みが薄く形成されているほど屈曲性に優れていること
がわかる。また、フィルムが10μm以下であっても、
銅層が10μm以上になるとFPCの屈曲性が悪くなっ
てしまうことがわかる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明は厚みが10μm
以下のポリイミドフィルムの片面又は両面に厚みが10
μm以下の銅層を形成したフレキシブル銅張積層板を提
供するものであり、初期引張弾性率が400kg/mm2 以
上のポリイミド重合体からなるフィルムを用いることに
より、かかる構成のフレキシブル銅張積層板を作製する
ことを可能とした。すなわち、本発明によってフレキシ
ブル銅張積層板を従来よりも更に薄層化させることがで
き、本発明のフレキシブル銅張積層板を用いることによ
り、屈曲性及び耐熱性に優れたFPCを実現できる。
以下のポリイミドフィルムの片面又は両面に厚みが10
μm以下の銅層を形成したフレキシブル銅張積層板を提
供するものであり、初期引張弾性率が400kg/mm2 以
上のポリイミド重合体からなるフィルムを用いることに
より、かかる構成のフレキシブル銅張積層板を作製する
ことを可能とした。すなわち、本発明によってフレキシ
ブル銅張積層板を従来よりも更に薄層化させることがで
き、本発明のフレキシブル銅張積層板を用いることによ
り、屈曲性及び耐熱性に優れたFPCを実現できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−217241(JP,A) 特開 昭63−84188(JP,A) 特開 平7−74443(JP,A) 特開 平6−210795(JP,A) 特開 平2−131936(JP,A) 特開 昭62−299338(JP,A) 特開 昭61−111181(JP,A) 特開 昭61−111180(JP,A) 特開 昭52−124172(JP,A) 特開 平4−72070(JP,A) 特開 平3−202463(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 H05K 1/03
Claims (1)
- 【請求項1】 初期引張弾性率が400kg/mm2 以上の
ポリイミド重合体からなる厚みが10μm以下のポリイ
ミドフィルムの片面又は両面に、厚みが10μm以下の
銅層を直接形成してなることを特徴とする新規なフレキ
シブル銅張積層板。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32372294A JP3356568B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 新規なフレキシブル銅張積層板 |
EP19960100913 EP0786928B1 (en) | 1994-11-30 | 1996-01-23 | Novel flexible copper-coated laminate and flexible printed circuit board |
US08/592,480 US5637382A (en) | 1994-11-30 | 1996-01-26 | Flexible copper-coated laminate and flexible printed circuit board |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32372294A JP3356568B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 新規なフレキシブル銅張積層板 |
EP19960100913 EP0786928B1 (en) | 1994-11-30 | 1996-01-23 | Novel flexible copper-coated laminate and flexible printed circuit board |
US08/592,480 US5637382A (en) | 1994-11-30 | 1996-01-26 | Flexible copper-coated laminate and flexible printed circuit board |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156176A JPH08156176A (ja) | 1996-06-18 |
JP3356568B2 true JP3356568B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=27237237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32372294A Ceased JP3356568B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 新規なフレキシブル銅張積層板 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0786928B1 (ja) |
JP (1) | JP3356568B2 (ja) |
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TW405129B (en) * | 1997-12-19 | 2000-09-11 | Koninkl Philips Electronics Nv | Thin-film component |
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US10625083B2 (en) | 2016-06-27 | 2020-04-21 | Hutchinson Technology Incorporated | Metallized components and surgical instruments |
US10925663B2 (en) | 2016-06-27 | 2021-02-23 | Mound Laser & Photonics Center, Inc. | Metallized components and surgical instruments |
KR102689315B1 (ko) * | 2021-12-20 | 2024-07-29 | 에스케이마이크로웍스 주식회사 | 필름, 다층전자장비 및 필름의 제조방법 |
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1994
- 1994-11-30 JP JP32372294A patent/JP3356568B2/ja not_active Ceased
-
1996
- 1996-01-23 EP EP19960100913 patent/EP0786928B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-26 US US08/592,480 patent/US5637382A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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EP0786928B1 (en) | 2006-01-11 |
US5637382A (en) | 1997-06-10 |
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