JP3351203B2 - 電線処理装置 - Google Patents
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Description
し、特に、ワイヤーハーネスの構成要素である電線を所
定の長さに裁断するための電線処理装置に関する。
は、電線の巻回体から電線を繰り出して所定の長さに調
尺し、裁断する工程を行う必要がある。そのような電線
の長尺裁断工程は、切圧機を主要素とする電線処理装置
を用いて行われる。例えば、特開平6−26346号に
開示されている電線処理装置は、電線の切圧機から長さ
が規定される所定のパスラインに沿って電線を供給する
ことにより電線長さを計測し、供給された電線を上記切
圧機によって予め定められた長さに裁断するように構成
されている。
種類を変更する場合において、電線の終端が上記パスラ
インに入ってしまうと、切圧機の運転を一旦停止し、線
材の再設定を行う必要がある。そこで、通常、電線の端
部がパスラインに入る前に、予め電線を繋ぎ合わせ、電
線の連続性が損なわれないようにしている。
構成では、種々の理由により、切圧機の運転を中断する
必要が往々にあった。先ず、従来の構成では、上記パス
ラインの長さを変更することができなかったので、電線
の種類を変更する場合、端数となる無駄電線をなくすた
めに、切圧機を一旦停止する必要があった。すなわち、
11mのパスラインに電線を送給して、3mの調尺加工
電線を500本作成する場合、パスラインよりも長くな
る最小の本数分(この場合には4本)だけ余して切圧機
を停止し(この例では496本)、4本×3m−パスラ
イン長さ11m=1mを演算し、この1mを追加した状
態で次の加工電線を繋ぐという方法を採用していた。そ
して、この1mを追加するために、切圧機を一旦停止す
る必要があったのである。
うまでもなく、切圧機を一時停止して、もつれを解消す
る必要があった。さらに、電線のジョイント部分が切れ
た場合、切れた電線の終端がパスラインに入る前にこれ
を検知する術がなかったので、電線の終端がパスライン
に入ってしまい、結果として切圧機を止めて繋ぎ合わせ
作業を行う必要があった。
であり、切圧機の一時停止を可及的に不要ならしめる電
線処理装置を提供することを課題としている。
を供給するプレフィーダと、供給された電線を、上記パ
スライン上の切断位置で切断する切圧機とを備えた電線
処理装置において、パスライン中の、プレフィーダと切
断位置との間に配置され、上記パスラインの経路長を変
更可能な経路長調整機構と、電線加工中に上記プレフィ
ーダの停止を要するプレフィーダ停止要因が生じている
か否かを検出する停止要因検出手段と、停止要因検出手
段が上記プレフィーダ停止要因を検出した際に、プレフ
ィーダを停止するとともに、プレフィーダの停止中に上
記パスラインの長さを変更することにより切圧機の運転
を継続する制御部を備え、 上記経路長調整機構は、パス
ラインの長さを最大パスライン長R MAX から最小パスラ
イン長R MIN に変更可能なアキュームレータであり、 上
記制御部は、パスラインの長さをR、作成すべき電線の
長さをLとしたとき、プレフィーダの停止時にパスライ
ンの長さRが R<R MIN +L になったときに切圧機を停止可能に構成され ていること
を特徴とする電線処理装置である。
御することにより、電線がパスラインに供給され、電線
が切圧機に送給される。そして、プレフィーダ停止要因
が生じても、切圧機が直ちに停止されることはなく、電
線処理が継続される。
れている間は、切圧機を停止することなく運転を継続す
ることが可能になる。また、請求項2記載の構成は、請
求項1記載の電線処理装置において、上記制御部は、切
圧機の電線裁断回数が作成すべき電線のロット数よりも
所定の本数Nだけ少ない数に達した場合に、プレフィー
ダを制御して、パスラインの長さRが、 R=L×N のところでプレフィーダを停止するものである。
おいて、切圧機を停止することなく、電線の交換を行う
ことができる。しかも、電線を交換する際には、プレフ
ィーダを制御することにより、パスラインの長さRを裁
断される電線の長さの倍数に変更しているので、不要電
線が生じることもない。また、請求項3記載の構成は、
請求項2記載の電線処理装置において、上記本数Nは、 N=INT(RMAX /L) :但し、INTは整数化記号 に設定されている。
を用いることにより、パスラインに電線が最も有効に残
留しているときにプレフィーダを停止することができ
る。また、請求項4記載の構成は、請求項1、2または
3記載の電線処理装置において、上記停止要因検出手段
は、プレフィーダの送給速度よりも速い速度で電線がア
キュームレータに電線が送給された場合に、電線切れと
判断するものである。
入り込む前に、何等特別なセンサを設けることなく、電
線切れを検出することが可能になる。
明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は、本
発明の好ましい実施態様におけるハーネス用電線処理装
置の概略構成を示している。また、図11は、図1のア
キュームレータの要部を拡大して示す断面図である。
尺のワイヤーハーネスを製造する切圧機11と、この切
圧機11に電線を供給する電線供給部100とを備えて
いる。上記切圧機11は、定寸送り部12と、切断・皮
剥ぎ部13と、第1、第2端子圧着機14、15(一方
のみ図示)とが備えられている周知のものである。
癖を矯正するストレーナ17が設けられているととも
に、このストレーナ17の下流側には、第1、第2の送
りローラ19、20がこの順に配置されている。そし
て、例えば、第2の送りローラ20には、これを回転板
とするエンコーダ16が取り付けられており、第2の送
りローラ20によって送られる電線Wの搬送量が計測で
きるようになっている。この定寸送り部12は、電線W
の曲がりをストレーナ17によって矯正し、さらに各送
りローラ19、20によって、電線Wを搬送するととも
に、エンコーダ16によって搬送された電線Wの長さを
計測するようになっている。なお、エンコーダ16は、
第1の送りローラ19に取り付けられていてもよい。
は、プール部23を経て、切断・皮剥ぎ部13に搬送さ
れる。切断・皮剥ぎ部13には、複数対のカッタ群13
A、13Bが構成されており、このカッタ群13A、1
3Bによって、電線Wは、予め定められた長さに切断さ
れるとともに、切断された電線Wの先端および後端に
は、皮剥ぎ加工が施される。そして、皮剥ぎされた電線
Wの先端は、旋回アーム機構によって第1端子圧着機1
4に与えられ、端子が圧着される。また、先端部に端子
が圧着された電線Wは、インデックステーブル18に受
け渡され、このインデックステーブル18によって第2
端子圧着機15に与えられ、端子が圧着される。
る電線供給部100は、供給源としての束ねられた電線
Wを配列する配列台101と、配列台101から繰り出
された電線Wを切圧機11の上記定寸送り部12に送給
するための搬送ガイド102と、搬送ガイド102の途
中部に設けられ、送給される電線Wを貯留可能なアキュ
ームレータ110と、アキュームレータ110に電線W
を送給するプレフィーダ120とを備えている。
れており、フレームには、電線Wを挿通させている揺動
アーム103が枢支されている。フレームには、リミッ
トスイッチ104が取り付けられており、このリミット
スイッチ104によって、上記揺動アーム103が上方
に揺動したことを検出できるようになっている。従っ
て、仮に束ねられた電線Wがもつれていた場合、この電
線Wが揺動アーム103を図の仮想線で示すように揺動
させる結果、リミットスイッチ104がこれを検出し、
電線Wのもつれを検出することができるようになってい
る。
110は、略柱状のフレーム110Aと、フレーム11
0Aの上端に取り付けられ、定位置にて電線Wを案内す
る固定ローラ110Bと、固定ローラ110Bと協働し
て電線Wを案内する可動ローラ110Cとを備えてい
る。そして、後述するプレフィーダ120によって送給
される電線Wが、先ず、固定ローラ110Bに送給さ
れ、電線Wは、固定ローラ110Bと可動ローラ110
Cとの間を約10数回往復して貯留された状態で、切圧
機11に供給されるようになっている。
支されている。この軸受110Dは、リニアブッシュ1
10Eに固定されている。リニアブッシュ110Eは、
フレーム110Aに垂直に取り付けられたリニアシャフ
ト110Fにスライド可能に連結されている。従って、
可動ローラ110Cは、このリニアシャフト110F沿
いに上下に昇降可能に構成されている。そして、可動ロ
ーラ110Cが降下するにつれて、電線Wの送給経路が
長くなり、電線Wの貯留量が増加するようになってい
る。
ングベルト110Gの一端と他端とが固定されている。
このタイミングベルト110Gは、フレーム110Aの
上端側と下端側とにそれぞれ設けられたプーリ110
H、110Jの間に張設されており、可動ローラ110
Cが変位することによって、プーリ110H、110J
が回動するようになっている。一方のプーリ(図1の例
では、上端側のプーリ)110Hには、これを回転板と
するエンコーダ130が取り付けられている。このエン
コーダ130は、A相、B相、およびZ相を有する3チ
ャンネル式のものであり、プーリ110Hの角変位量お
よび回転方向を検出することにより、電線Wが送給され
る速度や可動ローラ110Cの位置を検出し、後述する
制御装置40に検出信号を与えるように構成されてい
る。
給を停止可能なブレーキ140が併設されている。他
方、図11に示すように、上記フレーム110Aの天板
部110Kには、電線保持器150が取り付けられてい
る。電線保持器150は、上記天板部110Kに固定さ
れるシリンダ151と、シリンダ151に駆動され、固
定ローラ110Bの最上流の溝にある電線Wを押圧する
ロッド152とを備えており、ロッド152を伸長さ
せ、固定ローラ110Bとの間で電線Wを挟み込むこと
により、アキュームレータ110に対して電線Wが送給
されるのを阻止する一方、アキュームレータ110から
の電線Wの送給については、これを許容できるようにな
っている。
ーラ110Cの上死点を検出する上死点スイッチ131
が設けられている。また、可動ローラ110Cの原点を
検出するために、アキュームレータ110には、原点ド
グ(スイッチ)132が設けられており、この原点ドグ
132がONの状態で上記エンコーダ130のZ相がO
Nの場合、その位置が可動ローラ110Cの原点として
いる(可動ローラ110Cの原点復帰時に、上記原点で
プレフィーダ120が停止するように制御されてい
る)。
の間に、電線Wを送給するためのパスラインPHが形成
されている。このパスラインPHの長さRは、上記切圧
機11のカッタ群13A、13Bによって裁断される電
線裁断位置Aから電線供給部100の電線取り出し部B
までの経路を基準とされる。尤も、電線取り出し部B
は、図1に例示した位置に限定されるわけではなく、電
線束の近傍で自由に設定可能である。
02に取り付けられたモータ120Aと、モータ120
Aによって回転駆動されるプーリ120Bとを備えた周
知のものであり、プーリ120Bによって電線Wを送給
するように構成されている。図1のプレフィーダ120
は、後述する制御装置40によって多段階の送給速度で
電線Wを送給できるように構成されている。
部100を制御するための制御装置40の外観構成を示
す斜視図である。この制御装置40は、前述した切圧機
11および電線供給部100と接続されており、両者の
運転を制御するためのものである。制御装置40には、
切圧機11によって作成すべき調尺加工電線Wの長さ、
線種、ロット数、電線W端に圧着すべき端子の種類、中
間皮剥ぎの有無などの作成データを入力するためのバー
コードリーダ41が備えられている。バーコードリーダ
41は、予め準備された作成データがバーコードで記録
された記録紙(通称「絵符」と呼ばれる)から作成デー
タを読み取るものである。また、制御装置40には、表
示器42が設けられている。表示器42は、バーコード
リーダ41によって読み取られた作成データや、後述す
る電線W交換時の指示データを表示する他、電線切れや
電線もつれが生じた際の異常発生状態をも表示する。さ
らに、制御装置40には、作業者が作業しやすいよう
に、作業台43が形成されており、この作業台43上に
は、スタートボタン44、および後述するプレフィーダ
運転中断時にプレフィーダ120の運転を再開するため
の解除ボタン45を含む種々の操作ボタンが配置されて
いる。
す構成ブロック図である。同図を参照して、電線処理装
置には、装置全体の制御を司る制御部51が備えられて
いる。この制御部51は、前述した制御装置40内に設
けられており、CPU等で構成されている。この制御部
51に対しては、先ず、切圧機11のエンコーダ16の
信号が与えられ、これによって、裁断される電線Wの長
さや、裁断回数を得るとともに、切断・皮剥ぎ部13、
第1、第2端子圧着機14、15、インデックステーブ
ル18、第1、第2送りローラ19、20、および旋回
アーム機構21の運転を制御するようにしている。次
に、電線供給部100からは、電線Wのもつれを検出す
るリミットスイッチ104、上死点スイッチ131、原
点ドグ132、およびエンコーダ130の信号が与えら
れるようになっており、これらの信号に基づいて、プレ
フィーダ120、およびブレーキ140が後述する制御
手順に従って、制御されるようになっている。さらに、
制御部51には、制御装置40のバーコードリーダ41
から読み取られた作成データ、スタートボタン44、お
よび解除ボタン45からの信号が与えられる。他方、切
圧機11が運転される間、必要な情報が表示器42に表
示される。
いる。上記バーコードリーダ41から与えられる作成デ
ータには、例えば、作成すべき電線Wの長さL、ロット
数Q、電線Wの線種等が含まれている。この作成データ
は、メモリ52の作成データ記憶エリア521に記憶さ
れる。作成データ記憶エリア521は、複数の作成デー
タを記憶できる容量を有している。従って、バーコード
リーダ41によって複数の絵符が読み取られ、複数の作
成データが与えられると、それらは全て、作成データ記
憶エリア521に記憶される。
2が設けられている。パスライン長エリア522には、
図1にて上述したパスラインPHの切断位置Aから取り
出し位置BまでのパスラインPHの長さ(以下、「パス
ライン長」という)Rが入力される。上述したように、
上記パスラインPHには、アキュームレータ110が配
置されているので、切圧機11の運転中、パスライン長
Rは、常に変化する。そのため、このエリア522に記
憶されるパスライン長Rは、アキュームレータ110の
エンコーダ130から与えられる信号に基づいて、後述
するように更新されるようになっている。さらに、この
エリア522には、アキュームレータ110の可動ロー
ラ110Cが下死点にあるときの最大パスライン長(以
下、この点を原点とすることから「原点長さ」という)
RMAX と、上死点にあるときのパスライン長(以下、
「上死点長さ」という)RMIN とが記憶されている。こ
れら原点長さRMAX と上死点長さRMIN とは、アキュー
ムレータ110の種類に応じて特定される数値であり、
例えば制御装置40の作業台43上に数値入力キーが備
えられている場合には、この数値入力キーを用いて入力
することができる。加えて、エリア522には、作成さ
れる調尺加工電線Wの長さLに対し、 L×INT(RMAX /L) (1) を満たすパスライン長さ(以下、「電線W交換長さ」と
いう)RPが記憶される。(1)式において、INT
は、整数化記号であり、INT(X)は、Xの値を越え
ない最大の整数である(例えば、INT(4.6)=
4)。図1の例では、図の「P点」で示す位置に可動ロ
ーラ110Cがあるときに、(1)式を満たすことにな
る。
工電線Wの本数を計数するためのカウンタエリア523
が備えられている。加えて、メモリ52には、電線Wの
送給速度を記憶する電線送給速度エリア524が設けら
れている。この電線送給速度エリア524には、プレフ
ィーダ120の電線送給速度Vpと、エンコーダ130
によって検出されるプーリ110Hの角変位量から演算
されたプーリ110Hの電線送給速度Vmとがストアさ
れる。上述した図1の構成では、制御部51は、プレフ
ィーダ120の速度を高速、中速、低速の三段階に制御
できるように構成されており(図6参照)、エリア52
4に記憶される電線送給速度Vpは、制御部51がプレ
フィーダ120の速度を変更する度に更新される。
を示すフローチャートである。以上の構成では、先ず、
バーコードリーダ41によって絵符から作成データが読
み取られ、制御部51に与えられる。制御部51は、バ
ーコードリーダ41から与えられる作成データをメモリ
52のエリア521にストアする(ステップS1)。こ
れにより、作動準備が整う。なお、このとき、バーコー
ドリーダ41によって複数の絵符から作成データを読み
取り、メモリ52に複数の作成データがストアされるよ
うにすることが好ましい。なぜならば、メモリ52に次
の作成データがストアされることにより、ある電線Wの
作成から次の電線Wの作成に迅速に移行することができ
るからである。作成データがメモリ52にストアされる
ことにより、制御部51は、表示器42にストアされた
データを表示する。これにより、作業者は、加工される
べき電線Wを選択し、切圧機11にセットする。
が終了し、作業者がアキュームレータ110の電源を入
れると、先ず、プレフィード制御が行われ、原点復帰を
行う(ステップS2)。そして、原点復帰後、制御部5
1は、スタートボタン44から信号が与えられたか否か
を判別する(ステップS3)。作業者がスタートボタン
44を押すと、切圧機11の運転が開始する(ステップ
S4)。ここで、制御部51は、詳しくは後述するプレ
フィーダ停止要因が生じているか否かを判別し(ステッ
プS5)、生じていない場合には、切圧機11の運転を
継続して、ハーネス用電線Wを作成する(ステップS
6)。作成された電線Wは、エンコーダ16の出力に基
づいてカウントされ、メモリ52のエリア523にスト
アされる(ステップS7)。ストアされた作成本数T
は、入力されたロット数Qと比較されて、設定されたロ
ット数Qに達しているか否かが判別される(ステップS
8)。作成本数Tがロット数Qに達していない場合に
は、ステップS4以降のルーチンが繰り返され、達して
いる場合には、切圧機11の運転が終了される(ステッ
プS9)。
の原点復帰制御の詳細を示すフローチャートである。ア
キュームレータ110に電源が投入されると(ステップ
S3−1)、電線Wの送給動作を行う(ステップS3−
2)。これにより、アキュームレータ110には、電線
Wが順次貯留される結果、可動ローラ110Cは、下方
に降下する。この可動ローラ110Cの変位位置は、エ
ンコーダ130からの信号によって検出されている。こ
の状態で、制御部51は、原点ドグ132から信号が与
えられるか否かを判別する(ステップS3−3)。原点
ドグ132から信号が与えられると、制御部51は、プ
レフィーダ120を減速し(ステップS3−4)、エン
コーダ130の出力が原点(Z相がONする位置)に達
するか否かを判別する(ステップS3−5)。そして、
エンコーダ130が原点に達すると、プレフィーダ12
0が停止され、切圧機11が運転可能になる(ステップ
S3−6)。アキュームレータ120の上記原点復帰動
作は、電源投入後、1回行われる。このとき、エンコー
ダ130のパルス数MPを0として、パスライン長Rを
演算し、演算結果を原点長さRMAX として、メモリ52
のパスライン長エリア522にストアする。
におけるプレフィーダ120、原点ドグ132、および
エンコーダ130の関係を示すタイムチャートである。
図示の通り、原点ドグ132を設けて、所定のタイミン
グでプレフィーダ120を低減させることにより、エン
コーダ130の位相が原点(Z相がONのところ)に達
した際に、プレフィーダ120を制止させることができ
るのである。
照)において、電線Wが切圧機11に供給され、切圧機
11が運転されている際のプレフィーダ120の制御手
順を示すフローチャートである。先ず、切圧機11が運
転されると(ステップS4−1)、制御部51は、エン
コーダ130が信号を与えているか否か、すなわち、可
動ローラ110Cが変位しているか否かを判別する(ス
テップS4−2)。エンコーダ130が信号を与えてい
る場合、可動ローラ110Cの変位方向を識別するため
に、エンコーダ130の入力がプラスであるかマイナス
であるかを判別する(ステップS4−3)。より詳細に
説明すると、エンコーダ130のA相とB相とは、周知
の通り互いに位相が90°ずれている(図6参照)。従
って、一方の位相のパルスが立ち上がっているときに他
方の位相のパルスが立ち上がっているか否かを判別する
ことにより、可動ローラ110Cの移動方向を簡単に検
出することができるのである。上述した例では、可動ロ
ーラ110Cが上死点に向かって移動しているときには
パルス数MPがプラスになり、原点に向かって移動して
いるときにはパルス数MPがマイナスになるように設定
されている。従って、エンコーダ130の出力がプラス
の場合、パルス数MPが増加分だけ加算され(ステップ
S4−4)、マイナスの場合にはパルス数MPが低減分
だけ引き算されることにより(ステップS4−5)、可
動ローラ110Cの検出位置を更新できるようにしてい
る。
Rが電線交換長さRPに相当するパルス数Pと比較さ
れ、このパルス数Pよりも値が大きい場合(すなわちパ
スライン長Rが電線交換長さRPよりも短い場合)に
は、プレフィーダ120を運転または加速して、パスラ
イン長Rを伸ばし(ステップS4−7)、更新されたパ
ルス数MPがパルス数P以下の値の場合(すなわちパス
ライン長Rが電線交換長さRP以上の場合)には、プレ
フィーダ120を停止または減速する(ステップS4−
8)ことにより、パスライン長Rが常時、電線交換長さ
RPになるように制御されている。
4のステップS5)について詳述する。プレフィーダ停
止要因とは、プレフィーダを停止しなければ、切圧機1
1による電線Wの処理に支障を来す場合をいい、この実
施態様の例では、電線Wの種類を変更する場合、電線W
がもつれた場合、或いは、電線Wの継ぎ目が切れた場合
である。
て、図8を参照しながら説明する。同図は、電線交換工
程を示すフローチャートである。電線Wの種類を交換す
るに当たり、廃材となる無駄電線W(端数の電線W)が
生じるのを防止するために、この実施態様では、以下の
手順が採用されている。先ず、切圧機11によって電線
Wが調尺され、裁断されると、図4のステップS7のと
ころで説明した手順で作成本数Tがカウントされ、更新
された作成本数Tがメモリ52のエリア523にストア
される(ステップS10−1)。この作成本数Tは、エ
リア522にストアされているロット数Qから予め定め
られた本数Nを引いた数と比較される(ステップS10
−2)。ここで、上記本数Nは、 N=INT(RMAX /L) :但し、INTは整数化記号 (2) である。上記本数Nを(2)式のように設定した場合、
制御部51は、アキュームレータ110に貯留されてい
る電線Wが消費されている間に、 パスライン長R≧電線交換長さRP=N×L (3) に設定し(ステップS10−3、S10−4)、(3)
式の条件を満たしたときにプレフィーダ120を停止す
ることができるのである(ステップS10−5)。制御
部51は、図7で説明したように、パスライン長Rが常
時、(1)式を満たすように、アキュームレータ110
の電線貯留量、すなわち、プレフィーダ120の送給量
を制御していることから、多くの場合、ステップS10
−2の条件を満たした時点で、プレフィーダ120は直
ちに停止されることになる。
換長さRPが48m、電線Wの長さLが3mのとき、N
=INT(50/3)=16であるから、残り本数Nが
16本に達したとき、パスライン長RがRPのところで
直ちにプレフィーダ120を停止し、表示器42に電線
交換を表示して(ステップS10−6)作業者に電線W
のジョイント作業を行わせることにより、無駄電線Wを
生じさせることなく、電線Wの交換作業を行うことがで
きるのである。そして、この制御において、より重要な
ことは、プレフィーダ120が停止している間、切圧機
11が必ずしも停止されないことである。プレフィーダ
120が停止した時点で、作業者は電線Wの交換作業を
行うことができる。この交換作業と平行して、切圧機1
1は、運転を継続し、アキュームレータ110に貯留さ
れた電線Wを順次、加工してゆくのである。交換作業の
間、制御部51は、パスライン長Rが R<RMIN +L (4) になっていないか否かを判別し(ステップS10−
7)、この条件に達する前に作業者が交換作業を終了し
て解除ボタン45を押した場合(ステップS10−8)
には、これを検出してステップS3のプレフィード制御
に戻って、電線Wを連続的に処理することができるよう
になっており、切圧機11は、(4)式の条件を満たし
た場合にのみ停止される(ステップS10−9)。
り、 パスライン長R≧電線交換長さRP+α 但しα=定数>0 (3A) を採用してもよい。ここで、αは切圧機11の計測誤差
を補償するためのものである。たとえば、電線交換長さ
RPが100m、電線Wの長さLが5mの場合、計算上
は100÷50=20本となるが、実際には、±1mm
程度の誤差がある。この場合、誤差がマイナスの場合
(4.99m)の場合には問題はないが、プラスの場合
(5.01m)の場合には、100/5.01=19余
り0.96本(=4.8m)となり、一本不足する上、
無駄電線が生じることになる。これを防ぐために、(3
A)式を用いて、切圧機11の計測誤差を補償している
のである。
して、電線Wがもつれた場合について図9を参照しなが
ら説明する。図9は、電線Wのもつれ処理手順を示すフ
ローチャートである。先ず、電線Wがもつれると、配列
台101の揺動アーム103が揺動し、リミットスイッ
チ104がこれを検出する(ステップS10−10)。
制御部51は、リミットスイッチ104からの信号を受
けると、直ちにプレフィーダ120を停止するととも
に、表示器42にもつれ発生を表示する(ステップS1
0−11)。この場合にも切圧機11は運転されたまま
の状態であり、アキュームレータ110に電線Wが貯留
されている限り、切圧機11が停止されることはない。
信号から、制御部51は、上記(4)式の判断を行い
(ステップS10−12)、この条件に達する前に作業
者がもつれをほぐして解除ボタン45を押した場合(ス
テップS10−13)には、これを検出してステップS
3のプレフィード制御に戻り、電線Wを連続的に処理す
ることができるようになっており、切圧機11は、
(4)式の条件を満たした場合にのみ停止される(ステ
ップS10−14)。
として、電線Wのジョイント(継ぎ目)が切れた場合に
ついて図10を参照しながら説明する。図10は、電線
切れの処理手順を示すフローチャートである。本実施形
態においては、電線切れを検出するための特別なセンサ
は何等設けられていない。その代わり、上述したよう
に、プレフィーダ120による電線送給速度VPがエン
コーダ120の取り付けられているプーリ110Hの角
変位量から演算される電線送給速度Vmと比較される
(ステップS10−16)。仮に、電線切れがパスライ
ンPH上で生じると、可動ローラ110Cの自重によ
り、電線Wが引っ張られて、プレフィーダ120の電線
送給速度VPよりもプーリ110Hの電線送給速度Vm
の方が速くなる。これが検出されると、制御部51は、
プレフィーダ120を停止すること(ステップS10−
17)、電線保持器150を作動させて、電線Wを保持
すること(ステップS10−18)、並びに表示器42
にジョイント切れを表示すること(ステップS10−1
9)を同時に行う。この段階では、ブレーキ140が作
動していないので、アキュームレータ120に貯留され
た電線Wは、切圧機11に供給可能な状態になってい
る。
の場所で切れたかによって、切圧機11の運転を続行す
べきか否かを判別する必要がある。仮に、電線Wが電線
裁断位置Aから電線保持器150の保持位置C迄の間に
切れた場合、アキュームレータ110による電線送給は
行われなくなり、電線Wの終端が切圧機11に入り込む
前に直ちに切圧機11を停止する必要がある。これに対
し、切れた電線Wの終端が電線取り出し部Bから保持位
置C迄の間に止まっている間は、アキュームレータ11
0に貯留されている電線Wが消費される迄、必ずしも、
切圧機11を停止する必要はない。
では、電線保持器150が停止した後、アキュームレー
タ120が作動しているか否か、すなわち、エンコーダ
130により検出される電線送給速度Vmが0よりも大
きいか否かが判別される(ステップS10−20)。ス
テップS10−17で電線保持器150を作動させるこ
とにより、仮に、電線Wの切れ端が電線取り出し部Bか
ら保持位置C迄の間に留まっている場合(ステップS1
0−20の判別がYesの場合)、アキュームレータ1
10を正常に作動させ、プレフィーダ120を停止させ
たままの状態で、切圧機11の運転を続行することが可
能である。この結果、上記(4)式の判別が行われ(ス
テップS10−21)、(4)式の条件を満たしていな
い場合にのみ、切圧機11が停止される(ステップS1
0−22)。他方、ステップS10−21で(4)式の
条件を満たしている場合、制御部51は、さらに、解除
ボタン45から信号が与えられたか否かを判別し(ステ
ップS10−23)、作業者が電線Wを繋いで、解除ボ
タン45を押した場合には、ステップS10−15のプ
レフィード動作に戻る。他方、解除ボタン45が押され
ていない場合には、ステップS10−20に戻ることに
より、電線Wの切れ端がアキュームレータ120の保持
位置Cを通過しているか否かを再度、判別するようにし
ている。
線保持器150を作動させた時点で電線Wの切れ端が既
に保持位置Cよりも下流側に移動した場合(ステップS
10−20の判別がNoの場合)、電線送給速度Vm
は、0以下になる。この場合には、直ちにブレーキ14
0を作動させ、アキュームレータ110をロックすると
ともに(ステップS10−24)、切圧機11を同時に
停止し(ステップS10−25)、電線Wの切れ端が切
圧機11内に入り込まないようにしている。本実施形態
においては、切圧機11と同時にブレーキ140を作動
させることにより、電線Wの切れ端が保持位置Cを通過
している場合でも、アキュームレータ110の可動ロー
ラ110Cがロックされた仮想的な位置D(図1参照)
迄のところに電線Wの切れ端を停止し得るので、一層、
切れ端が切圧機11側に入り込むのを確実に阻止するこ
とができるという利点がある。そして、この場合には、
通常の電線切れ処理と同様に作業者が電線Wを繋ぎ合わ
せ、解除ボタン45がONになったことを判別して(ス
テップS10−26)、プレフィード動作に戻る。
施態様では、電線Wの種類を変更する場合や、電線Wが
もつれた場合、或いは、電線Wの継ぎ目が切れた場合
等、プレフィーダ120を停止しなければ、電線Wの処
理に支障を来す場合においても、直ちに切圧機11を停
止させる必要がなくなるので、切圧機11の一時停止を
可及的に不要ならしめることが可能になるという顕著な
効果を奏する。
線Wを交換する際に、不要電線Wが生じないので、材料
の節約を有効に図ることができるという利点がある。ま
た、Nの値として、N=INT(RMAX /L)を用いる
ことにより、パスラインに電線Wが最も有効に残留して
いるときにプレフィーダを停止することができるので、
プレフィーダを停止させてからパスライン長RがR<R
MIN +Lに達するまでの時間を長くすることができる結
果、その分、切圧機を停止せずに電線交換作業を行うこ
とができる時間が長くなるという利点がある。
入り込む前に、何等特別なセンサを設けることなく、電
線切れを検出することが可能になるので、部品点数を増
加させることなく、電線Wの終端がパスラインに入り込
む不具合を未然に防止することができるという利点があ
る。
は、電線の種類を変更する場合や、電線がもつれた場
合、或いは、電線の継ぎ目が切れた場合等、プレフィー
ダを停止しなければ、電線の処理に支障を来す場合にお
いても、直ちに切圧機を停止させる必要がなくなるの
で、切圧機の一時停止を可及的に不要ならしめることが
可能になるという顕著な効果を奏する。
換する際に、パスラインRの長さをL×Nに変更するこ
とができるので、切圧機を停止する必要がないばかりで
なく、不要電線が生じないので、材料の節約を有効に図
ることができるという利点がある。さらに、請求項3記
載の構成では、Nの値として、N=INT(RMAX /
L)を用いることにより、パスラインに電線が最も有効
に残留しているときにプレフィーダを停止することがで
きるので、プレフィーダを停止させてからパスライン長
RがR<RMIN +Lに達するまでの時間を長くすること
ができる結果、その分、切圧機を停止せずに電線交換作
業を行うことができる時間が長くなるという利点があ
る。
部がパスラインに入り込む前に、何等特別なセンサを設
けることなく、電線切れを検出することが可能になるの
で、部品点数を増加させることなく、電線の終端がパス
ラインに入り込む不具合を未然に防止することができる
という利点がある。
電線処理装置の概略構成を示している。
の制御装置の外観構成を示す斜視図である。
る。
である。
フローチャートである。
ダ、原点ドグ、およびエンコーダの関係を示すタイムチ
ャートである。
いる際のプレフィーダの制御手順を示すフローチャート
である。
ある。
ある。
す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】パスラインに電線を供給するプレフィーダ
と、供給された電線を、上記パスライン上の切断位置で
切断する切圧機とを備えた電線処理装置において、 パスライン中の、プレフィーダと切断位置との間に配置
され、上記パスラインの経路長を変更可能な経路長調整
機構と、 電線加工中に上記プレフィーダの停止を要するプレフィ
ーダ停止要因が生じているか否かを検出する停止要因検
出手段と、 停止要因検出手段が上記プレフィーダ停止要因を検出し
た際に、プレフィーダを停止するとともに、プレフィー
ダの停止中に上記パスラインの長さを変更することによ
り切圧機の運転を継続する制御部を備え、 上記経路長調整機構は、パスラインの長さを最大パスラ
イン長R MAX から最小パスライン長R MIN に変更可能な
アキュームレータであり、 上記制御部は、パスラインの長さをR、作成すべき電線
の長さをLとしたとき、プレフィーダの停止時にパスラ
インの長さRが R<R MIN +L になったときに切圧機を停止可能に構成され ていること
を特徴とする電線処理装置。 - 【請求項2】請求項1記載の電線処理装置において、 上記制御部は、切圧機の電線裁断回数が作成すべき電線
のロット数よりも所定の本数Nだけ少ない数に達した場
合に、プレフィーダを制御して、パスラインの長さR
が、 R=L×N のところでプレフィーダを停止することを特徴とする電
線処理装置。 - 【請求項3】請求項2記載の電線処理装置において、 上記本数Nは、 N=INT(RMAX /L) :但し、INTは整数化記号 に設定されていることを特徴とする電線処理装置。
- 【請求項4】請求項1、2または3記載の電線処理装置
において、 上記停止要因検出手段は、プレフィーダの送給速度より
も速い速度で電線がアキュームレータに電線が送給され
た場合に、電線切れと判断することを特徴とする電線処
理装置。
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