JP3346938B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
食器洗浄機Info
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- JP3346938B2 JP3346938B2 JP05716695A JP5716695A JP3346938B2 JP 3346938 B2 JP3346938 B2 JP 3346938B2 JP 05716695 A JP05716695 A JP 05716695A JP 5716695 A JP5716695 A JP 5716695A JP 3346938 B2 JP3346938 B2 JP 3346938B2
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- guide portion
- pipe
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は据付場所に既設の機外排
水管に機内排水管を接続して使用する食器洗浄機に関す
る。
水管に機内排水管を接続して使用する食器洗浄機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばシステムキッチンに組
込んで使用されるビルトインタイプの食器洗浄機におい
ては、機内排水管を、据付場所に既設の機外排水管に接
続して使用するようになっている。しかして、このもの
の場合、食器洗浄機には断面ほゞ矩形で直線的なトンネ
ル状の案内部が形成され、且つ、別体の支持体が取付け
られていて、外周にワイヤを巻付けた機内排水管がその
案内部によって案内され、支持体によって支持されるよ
うになっている。
込んで使用されるビルトインタイプの食器洗浄機におい
ては、機内排水管を、据付場所に既設の機外排水管に接
続して使用するようになっている。しかして、このもの
の場合、食器洗浄機には断面ほゞ矩形で直線的なトンネ
ル状の案内部が形成され、且つ、別体の支持体が取付け
られていて、外周にワイヤを巻付けた機内排水管がその
案内部によって案内され、支持体によって支持されるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものの場
合、案内部は機内排水管を直線的に案内するだけのもの
であり、この案内部から出たところで機内排水管が折れ
曲がることがある。このように機内排水管が折れ曲がれ
ば、排水性が損なわれるため、これを防止すべく、機内
排水管には外周にワイヤが巻付けられている。しかし、
このワイヤを巻付けた機内排水管は高価であり、製品コ
ストの上昇を招来していた。又、別体の支持体の取付け
はねじ止め等で行なわれており、面倒であった。
合、案内部は機内排水管を直線的に案内するだけのもの
であり、この案内部から出たところで機内排水管が折れ
曲がることがある。このように機内排水管が折れ曲がれ
ば、排水性が損なわれるため、これを防止すべく、機内
排水管には外周にワイヤが巻付けられている。しかし、
このワイヤを巻付けた機内排水管は高価であり、製品コ
ストの上昇を招来していた。又、別体の支持体の取付け
はねじ止め等で行なわれており、面倒であった。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、主として、機内排水管の案
内支持が安価で且つねじ止め等の面倒のない構造ででき
る食器洗浄機を提供するにある。
であり、従ってその目的は、主として、機内排水管の案
内支持が安価で且つねじ止め等の面倒のない構造ででき
る食器洗浄機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器洗浄機においては、据付場所に既設の
機外排水管に機内排水管を接続して使用するものにあっ
て、台板の内部に該台板と一体に形成され、台板内で後
側から前側へ延びてその前側の先端部に曲状部を有し、
前記機内排水管を案内する案内部と、前記台板の内部に
該台板と一体に形成され、前記案内部の曲状部からその
先方に出た機内排水管の先端部を所定の高さに下方から
支持する支持部とを具備することを特徴とする。
に、本発明の食器洗浄機においては、据付場所に既設の
機外排水管に機内排水管を接続して使用するものにあっ
て、台板の内部に該台板と一体に形成され、台板内で後
側から前側へ延びてその前側の先端部に曲状部を有し、
前記機内排水管を案内する案内部と、前記台板の内部に
該台板と一体に形成され、前記案内部の曲状部からその
先方に出た機内排水管の先端部を所定の高さに下方から
支持する支持部とを具備することを特徴とする。
【0006】この場合、案内部と支持部はともに上方に
開放されていると良く、又、案内部は機内排水管を曲り
部の中程の位置まで案内するようになっていると良い。
更に、案内部は先端部に向かって昇り勾配を有すると良
く、案内部基端部の機内排水管を通す孔の中心位置を、
排水トラップの機内排水管を接続する接続口の中心位置
より高くするのも良い。
開放されていると良く、又、案内部は機内排水管を曲り
部の中程の位置まで案内するようになっていると良い。
更に、案内部は先端部に向かって昇り勾配を有すると良
く、案内部基端部の機内排水管を通す孔の中心位置を、
排水トラップの機内排水管を接続する接続口の中心位置
より高くするのも良い。
【0007】
【作用】上記手段によれば、機内排水管は案内部の曲状
部に案内されて曲げられるから、外周にワイヤを巻付け
ることなくその折れ曲りが防止される。又、台板に一体
に形成した案内部と支持部については、台板に別途ねじ
止め等で取付ける手間を不要ならしめ得る。
部に案内されて曲げられるから、外周にワイヤを巻付け
ることなくその折れ曲りが防止される。又、台板に一体
に形成した案内部と支持部については、台板に別途ねじ
止め等で取付ける手間を不要ならしめ得る。
【0008】又、その場合、特に案内部と支持部がとも
に上方に開放されているものでは、それらに機内排水管
を上方より嵌めたり載せたりするだけの簡単さで組立て
ることができ、且つ、成形も上方への型抜きをして容易
に行なうことができる。更に、案内部が機内排水管を曲
り部の中程の位置まで案内するようになっているもので
は、案内部を必要最小限の構成で済ませることができ
る。
に上方に開放されているものでは、それらに機内排水管
を上方より嵌めたり載せたりするだけの簡単さで組立て
ることができ、且つ、成形も上方への型抜きをして容易
に行なうことができる。更に、案内部が機内排水管を曲
り部の中程の位置まで案内するようになっているもので
は、案内部を必要最小限の構成で済ませることができ
る。
【0009】そして、案内部が先端部に向かって昇り勾
配を有するものでは、案内部に案内される範囲で機内排
水管に余計な水溜まり部が形成されるのを避けることが
できる。加えて、その場合、案内部基端部の機内排水管
を通す孔の中心位置を、排水トラップの機内排水管を接
続する接続口の中心位置より高くしたものでは、排水ト
ラップから案内部までの範囲でも機内排水管に余計な水
溜り部が形成されるのを避けることができる。
配を有するものでは、案内部に案内される範囲で機内排
水管に余計な水溜まり部が形成されるのを避けることが
できる。加えて、その場合、案内部基端部の機内排水管
を通す孔の中心位置を、排水トラップの機内排水管を接
続する接続口の中心位置より高くしたものでは、排水ト
ラップから案内部までの範囲でも機内排水管に余計な水
溜り部が形成されるのを避けることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面を参照
して説明する。まず図2にはシステムキッチン1を示し
ており、食器洗浄機2の据付場所であるビルトインスペ
ース3を有している。ビルトインスペース3には機外給
水管4と機外排水管5とを例えば奥部の床面から立上げ
て配設している。
して説明する。まず図2にはシステムキッチン1を示し
ており、食器洗浄機2の据付場所であるビルトインスペ
ース3を有している。ビルトインスペース3には機外給
水管4と機外排水管5とを例えば奥部の床面から立上げ
て配設している。
【0011】これに対して、食器洗浄機2は本体の外箱
6を台板7に結合している。この食器洗浄機2の台板7
はプラスチック製で、図1及び図3に示すように、機外
給水管4及び機外排水管5のための第1の案内部8を右
側部に、機内排水管9のための第2の案内部10を左側
部に、そして、機内排水管9のための支持部11を前部
の中央より左側寄りの部位にそれぞれ一体に形成してい
る。
6を台板7に結合している。この食器洗浄機2の台板7
はプラスチック製で、図1及び図3に示すように、機外
給水管4及び機外排水管5のための第1の案内部8を右
側部に、機内排水管9のための第2の案内部10を左側
部に、そして、機内排水管9のための支持部11を前部
の中央より左側寄りの部位にそれぞれ一体に形成してい
る。
【0012】このうち、第1の案内部8は断面ほゞ矩形
の直線的なトンネル状を成している。一方、第2の案内
部10は溝状で上方に開放しており、先端部側に内方へ
弧状に曲がる曲状部10aを有していて、機内排水管9
を曲り部9aの中程の位置まで案内するようになってい
る。又、支持部11も上方に開放しており、機内排水管
9の先端部を下方から受け支えるようになっている。
の直線的なトンネル状を成している。一方、第2の案内
部10は溝状で上方に開放しており、先端部側に内方へ
弧状に曲がる曲状部10aを有していて、機内排水管9
を曲り部9aの中程の位置まで案内するようになってい
る。又、支持部11も上方に開放しており、機内排水管
9の先端部を下方から受け支えるようになっている。
【0013】更に、第2の案内部10は図4ないし図6
に示すように後側の基端部から前側の先端部に向かって
昇り勾配を有しており、又、その基端部の機内排水管9
を通す孔12の中心位置は、台板7外方の左側後部に取
付けた排水トラップ13の機内排水管9を接続する接続
口14の中心位置より高くしていて、更に、この第2の
案内部10の先端部より支持部11の上面位置を高くし
ており、これらによって、機内排水管9の排水トラップ
13との接続部分の高さH1 を例えば92.5[m
m]、支持部11上での高さH2 を例えば102.5
[mm]となるようにしている。なお、機外排水管5の
図7に示す高さH3 は更に高く、例えば121[mm]
としている。又、排水トラップ13は臭気の逆流を阻止
するためのもので、そのためのU字状又はV字状の水溜
水路(図示せず)を内部に有している。
に示すように後側の基端部から前側の先端部に向かって
昇り勾配を有しており、又、その基端部の機内排水管9
を通す孔12の中心位置は、台板7外方の左側後部に取
付けた排水トラップ13の機内排水管9を接続する接続
口14の中心位置より高くしていて、更に、この第2の
案内部10の先端部より支持部11の上面位置を高くし
ており、これらによって、機内排水管9の排水トラップ
13との接続部分の高さH1 を例えば92.5[m
m]、支持部11上での高さH2 を例えば102.5
[mm]となるようにしている。なお、機外排水管5の
図7に示す高さH3 は更に高く、例えば121[mm]
としている。又、排水トラップ13は臭気の逆流を阻止
するためのもので、そのためのU字状又はV字状の水溜
水路(図示せず)を内部に有している。
【0014】加えて、台板7の四隅部にはそれぞれ脚1
5を設けている。この脚15は、詳細には図8及び図9
に示すように、ねじ棒から成る脚柱部16の下端部に、
多角形例えば六角形の脚足部17を設けて成るもので、
その脚柱部16を上記台板7の四隅部に形成したねじ孔
部18(図3参照)に螺挿して、脚足部17に図示しな
い工具を掛けあるいはそれを手に持って回転させること
により、脚柱部16を螺進退させてその突出量が、ひい
ては食器洗浄機2の高さや水平度が調整されるようにな
っている。
5を設けている。この脚15は、詳細には図8及び図9
に示すように、ねじ棒から成る脚柱部16の下端部に、
多角形例えば六角形の脚足部17を設けて成るもので、
その脚柱部16を上記台板7の四隅部に形成したねじ孔
部18(図3参照)に螺挿して、脚足部17に図示しな
い工具を掛けあるいはそれを手に持って回転させること
により、脚柱部16を螺進退させてその突出量が、ひい
ては食器洗浄機2の高さや水平度が調整されるようにな
っている。
【0015】しかして、この脚15の脚足部17の裏面
には脚足部17より径小な円形の凸部19を設けてお
り、これによって、床面にはその円形の凸部19で接
し、六角形の脚足部17で接するのを避けて、据付時の
脚15の不測の回転を防止し、調整した食器洗浄機2の
高さや水平度(特には前記機外排水管5の昇り勾配)が
狂うことのないようにしている。なお、この脚15の凸
部19は図10に示すように円形リング状の凸部20と
しても良く、特にこのようにしたものの場合には、その
凸部20の内側に脚15の回転操作用工具(図示せず)
を掛ける突起21を更に形成することまでできる。
には脚足部17より径小な円形の凸部19を設けてお
り、これによって、床面にはその円形の凸部19で接
し、六角形の脚足部17で接するのを避けて、据付時の
脚15の不測の回転を防止し、調整した食器洗浄機2の
高さや水平度(特には前記機外排水管5の昇り勾配)が
狂うことのないようにしている。なお、この脚15の凸
部19は図10に示すように円形リング状の凸部20と
しても良く、特にこのようにしたものの場合には、その
凸部20の内側に脚15の回転操作用工具(図示せず)
を掛ける突起21を更に形成することまでできる。
【0016】さて、上述のごとく構成したものの場合、
食器洗浄機2を据付けるに当たっては、まず、機内排水
管9を孔12に通して台板7の外方に引出し、排水トラ
ップ13の接続口14に接続する。又、内方では、機内
排水管9を第2の案内部10に上方より嵌め、更に先端
部を支持部11に上方より載せる。又、機内排水管9と
ほゞ平行に図示しない機内給水管を配置する。なお、排
水トラップ13には接続口14と対称の他方の接続口2
2(図3参照)に図示しない排水ポンプに接続した接続
管を接続している。
食器洗浄機2を据付けるに当たっては、まず、機内排水
管9を孔12に通して台板7の外方に引出し、排水トラ
ップ13の接続口14に接続する。又、内方では、機内
排水管9を第2の案内部10に上方より嵌め、更に先端
部を支持部11に上方より載せる。又、機内排水管9と
ほゞ平行に図示しない機内給水管を配置する。なお、排
水トラップ13には接続口14と対称の他方の接続口2
2(図3参照)に図示しない排水ポンプに接続した接続
管を接続している。
【0017】一方、機外排水管5には外周にワイヤを巻
付けた接続管23を接続し、その上で、その接続管23
と機外給水管4とを第1の案内部8の背面の開口部から
該第1の案内部8内に通すようにして、食器洗浄機2を
システムキッチン1のビルトインスペース3に押込み、
上記接続管23及び機外給水管4を第1の案内部8から
更に台板7内に導入する。そして、その状態で、接続管
23の先端部と機内排水管9の先端部とを図3に示す継
手24と締付バンド25,26を用いて接続し、機外給
水管4の先端部(図2に示す止水栓27)と機内給水管
の先端部も同様に接続する。この後、図2に示す前下カ
バー28を取付けてそれらの接続部分を遮蔽する。
付けた接続管23を接続し、その上で、その接続管23
と機外給水管4とを第1の案内部8の背面の開口部から
該第1の案内部8内に通すようにして、食器洗浄機2を
システムキッチン1のビルトインスペース3に押込み、
上記接続管23及び機外給水管4を第1の案内部8から
更に台板7内に導入する。そして、その状態で、接続管
23の先端部と機内排水管9の先端部とを図3に示す継
手24と締付バンド25,26を用いて接続し、機外給
水管4の先端部(図2に示す止水栓27)と機内給水管
の先端部も同様に接続する。この後、図2に示す前下カ
バー28を取付けてそれらの接続部分を遮蔽する。
【0018】本構成によれば、機内排水管9は第2の案
内部10の曲状部10aに案内されて曲げられるもの
で、従来のもののような折れ曲がりがそれにより防止さ
れるから、機内排水管9にワイヤを巻付ける必要がな
く、その分、機内排水管9を安価に済ませ得、製品コス
トの低減を達成することができる。又、上記第2の案内
部10と支持部11はともに台板7に一体に形成してい
るから、台板7に別途ねじ止め等で取付ける手間も不要
ならしめることができる。
内部10の曲状部10aに案内されて曲げられるもの
で、従来のもののような折れ曲がりがそれにより防止さ
れるから、機内排水管9にワイヤを巻付ける必要がな
く、その分、機内排水管9を安価に済ませ得、製品コス
トの低減を達成することができる。又、上記第2の案内
部10と支持部11はともに台板7に一体に形成してい
るから、台板7に別途ねじ止め等で取付ける手間も不要
ならしめることができる。
【0019】加えて、特に上記構成においては、第2の
案内部10と支持部11をともに上方に開放させて形成
しており、これによって、それらには機内排水管9を上
方より嵌めたり載せたりするだけの簡単さで組立てるこ
とができ、且つ、成形も上方への型抜きをして容易に行
なうことができるので、製品コストの一層の低減を達成
することができる。
案内部10と支持部11をともに上方に開放させて形成
しており、これによって、それらには機内排水管9を上
方より嵌めたり載せたりするだけの簡単さで組立てるこ
とができ、且つ、成形も上方への型抜きをして容易に行
なうことができるので、製品コストの一層の低減を達成
することができる。
【0020】又、第2の案内部10は機内排水管9を曲
り部9aの中程の位置まで案内するようにしており、こ
れによって、第2の案内部10を必要最小限の構成で済
ませることができるので、製品コストを更に低減するこ
とができる。
り部9aの中程の位置まで案内するようにしており、こ
れによって、第2の案内部10を必要最小限の構成で済
ませることができるので、製品コストを更に低減するこ
とができる。
【0021】そして、第2の案内部10は先端部に向か
って昇り勾配を有しており、これによって、第2の案内
部10に案内される範囲で機内排水管9に余計な水溜ま
り部が形成されるのを避けることができ、必要な排水ト
ラップ13にのみ水溜まり部が形成されるようにできる
ので、その清掃,点検等をするメンテナンスの面でも良
好ならしめ得る。
って昇り勾配を有しており、これによって、第2の案内
部10に案内される範囲で機内排水管9に余計な水溜ま
り部が形成されるのを避けることができ、必要な排水ト
ラップ13にのみ水溜まり部が形成されるようにできる
ので、その清掃,点検等をするメンテナンスの面でも良
好ならしめ得る。
【0022】加えて、その場合、第2の案内部10基端
部の機内排水管9を通す孔12の中心位置を、排水トラ
ップ13の機内排水管9を接続する接続口14の中心位
置より高くしており、これによって、排水トラップ13
から第2の案内部10までの範囲でも機内排水管9に余
計な水溜り部が形成されるのを避けることができるの
で、メンテナンスの面で一層良好ならしめ得る。
部の機内排水管9を通す孔12の中心位置を、排水トラ
ップ13の機内排水管9を接続する接続口14の中心位
置より高くしており、これによって、排水トラップ13
から第2の案内部10までの範囲でも機内排水管9に余
計な水溜り部が形成されるのを避けることができるの
で、メンテナンスの面で一層良好ならしめ得る。
【0023】なお、機内排水管9は台板7の前部で接続
管23と接続することをせず、支持部11部分から延長
して第1の案内部8を通し台板7外に出し、この台板7
外で機外排水管5に接続するようにしても良く、特にこ
のようにした場合には、接続後の水漏れ検査が機外でで
きるので、接続不良であった場合の漏れ水の受けがバケ
ツ等を用いて容易に行なうことができる。このほか、本
発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定される
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得る。
管23と接続することをせず、支持部11部分から延長
して第1の案内部8を通し台板7外に出し、この台板7
外で機外排水管5に接続するようにしても良く、特にこ
のようにした場合には、接続後の水漏れ検査が機外でで
きるので、接続不良であった場合の漏れ水の受けがバケ
ツ等を用いて容易に行なうことができる。このほか、本
発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定される
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得る。
【0024】
【発明の効果】本発明の食器洗浄機は以上説明したとお
りのもので、下記の効果を奏する。第1に、据付場所に
既設の機外排水管に機内排水管を接続して使用するもの
において、台板の内部に該台板と一体に形成され、台板
内で後側から前側へ延びてその前側の先端部に曲状部を
有し、前記機内排水管を案内する案内部と、前記台板の
内部に該台板と一体に形成され、前記案内部の曲状部か
らその先方に出た機内排水管の先端部を所定の高さに下
方から支持する支持部とを具備することにより、機内排
水管の案内支持が安価で且つねじ止め等の面倒のない構
造でできる。
りのもので、下記の効果を奏する。第1に、据付場所に
既設の機外排水管に機内排水管を接続して使用するもの
において、台板の内部に該台板と一体に形成され、台板
内で後側から前側へ延びてその前側の先端部に曲状部を
有し、前記機内排水管を案内する案内部と、前記台板の
内部に該台板と一体に形成され、前記案内部の曲状部か
らその先方に出た機内排水管の先端部を所定の高さに下
方から支持する支持部とを具備することにより、機内排
水管の案内支持が安価で且つねじ止め等の面倒のない構
造でできる。
【0025】第2に、上記案内部と支持部をともに上方
に開放させて形成したことにより、それら案内部と支持
部に機内排水管を上方より嵌めたり載せたりするだけの
簡単さで組立てることができ、且つ、成形も上方への型
抜きをして容易に行なうことができる。第3に、上記案
内部を、機内排水管を曲り部の中程の位置まで案内する
ようにしたことにより、案内部を必要最小限の構成で済
ませることができる。
に開放させて形成したことにより、それら案内部と支持
部に機内排水管を上方より嵌めたり載せたりするだけの
簡単さで組立てることができ、且つ、成形も上方への型
抜きをして容易に行なうことができる。第3に、上記案
内部を、機内排水管を曲り部の中程の位置まで案内する
ようにしたことにより、案内部を必要最小限の構成で済
ませることができる。
【0026】第4に、上記案内部を先端部に向かって昇
り勾配を有するようにしたことにより、案内部に案内さ
れる範囲で機内排水管に余計な水溜まり部が形成される
のを避けることができる。第5に、上記案内部基端部の
機内排水管を通す孔の中心位置を、排水トラップの機内
排水管を接続する接続口の中心位置より高くしたことに
より、排水トラップから案内部までの範囲でも機内排水
管に余計な水溜り部が形成されるのを避けることができ
る。
り勾配を有するようにしたことにより、案内部に案内さ
れる範囲で機内排水管に余計な水溜まり部が形成される
のを避けることができる。第5に、上記案内部基端部の
機内排水管を通す孔の中心位置を、排水トラップの機内
排水管を接続する接続口の中心位置より高くしたことに
より、排水トラップから案内部までの範囲でも機内排水
管に余計な水溜り部が形成されるのを避けることができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す台板部分の斜視図
【図2】食器洗浄機及びこれを組込むシステムキッチン
の斜視図
の斜視図
【図3】台板部分の平面図
【図4】図3のA−A線に沿う断面図
【図5】図3のB−B線に沿う断面図
【図6】食器洗浄機の据付後状態の側面図
【図7】食器洗浄機の据付後状態の背面図
【図8】脚単体の拡大正面図
【図9】脚単体の拡大下面図
【図10】脚の異なる例を示す図9相当図
3はシステムキッチンのビルトインスペース(据付場
所)、5は機外排水管、7は台板、9は機内排水管、9
aは曲り部、10は第2の案内部(案内部)、10aは
曲状部、11は支持部、12は孔、13は排水トラッ
プ、14は接続口を示す。
所)、5は機外排水管、7は台板、9は機内排水管、9
aは曲り部、10は第2の案内部(案内部)、10aは
曲状部、11は支持部、12は孔、13は排水トラッ
プ、14は接続口を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/00 - 15/42 A47B 77/08
Claims (5)
- 【請求項1】 据付場所に既設の機外排水管に機内排水
管を接続して使用するものにおいて、 台板の内部に該台板と一体に形成され、台板内で後側か
ら前側へ延びてその前側の先端部に曲状部を有し、前記
機内排水管を案内する案内部と、 前記台板の内部に該台板と一体に形成され、前記案内部
の曲状部からその先方に出た機内排水管の先端部を所定
の高さに下方から支持する支持部とを具備することを特
徴とする食器洗浄機。 - 【請求項2】 案内部と支持部がともに上方に開放され
ていることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。 - 【請求項3】 案内部が機内排水管を曲り部の中程の位
置まで案内するようになっていることを特徴とする請求
項1記載の食器洗浄機。 - 【請求項4】 案内部が先端部に向かって昇り勾配を有
することを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。 - 【請求項5】 案内部基端部の機内排水管を通す孔の中
心位置を、排水トラップの機内排水管を接続する接続口
の中心位置より高くしたことを特徴とする請求項4記載
の食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05716695A JP3346938B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05716695A JP3346938B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 食器洗浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08252208A JPH08252208A (ja) | 1996-10-01 |
JP3346938B2 true JP3346938B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=13047980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05716695A Expired - Fee Related JP3346938B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3346938B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075475A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Yamaha Livingtec Corp | 食器洗い機用キャビネットの配管構造 |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP05716695A patent/JP3346938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08252208A (ja) | 1996-10-01 |
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