JP3343689B2 - 火災報知機 - Google Patents
火災報知機Info
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Description
感知器の試験を住戸外から遠隔に行うことができる火災
報知機に関する。
の種別により加熱試験器や加煙試験器を用いて熱または
煙を実際に加えて試験を行っていた。また、熱や煙を直
接加える試験は、人を時間を要し感知器を汚すことにな
るので、火災感知器内部の回路にテスト電圧を加え、検
出部を動作させて模擬的に試験することなど、種々の試
験方法がある。
報知機において、点検を行う場合に、そこの住居人が不
在の場合がある。例えば、住戸の管理人がある場合に
は、立ち会いを依頼して住戸内へ入ることができるが面
倒である。
も、住戸内に他人を入れるのは好まれないため、点検作
業が手早く行えない。
鑑み、住戸内に、火災受信機とこの火災受信機に一対の
信号線を介して接続される複数の火災感知器が設けられ
る火災報知機において、複数の火災感知器には、火災受
信機へ火災信号を送出するためのスイッチング回路を有
するとともに、さらに、試験回路が設けられ、住戸外に
臨み信号線に接続された試験装置が、信号線を介して複
数の火災感知器の一つを特定して試験回路を動作させる
試験入力を行い、該試験入力に基づき試験回路がスイッ
チング回路を動作させて信号線上に火災信号を発生させ
ることを特徴とするものである。
介して火災感知器を特定する信号を送出するための信号
送出回路、または信号送出回路を有する装置を接続する
ための入力端子である。また、火災感知器を特定する信
号は、それぞれ異なる周波数信号またはコード信号であ
る。さらに、住戸外の試験装置は、戸外表示器であっ
て、試験入力に基づき発生した火災信号を住戸外に表示
する表示灯または住戸外に警報する警報機を有する。ま
たさらに、火災感知器が自己復旧型である。
災感知器を特定する信号が、火災受信機からの信号線に
送出され、特定された火災感知器の試験回路が動作す
る。点検員は、住戸の外部から試験入力が行え、いちい
ち住戸内に入る必要はなくなる。
説明する。図1は、本発明を利用した火災報知機のシス
テムの概略図である。住戸Hにおいて、火災受信機RE
からの感知器電路である信号線C、Lに、各部屋に設け
られる熱感知器DHや煙感知器DSが接続され、その信
号線C、Lは、住戸Hの外部、例えば玄関の上に設けら
れた戸外表示器LXの線路確認用スイッチSWにつなが
っている。各感知器DH、DSには、感知器同様に感知
器電路に接続されるアダプタADが、図示しないが、着
脱自在に感知器筐体に装着されている。また、戸外表示
器LX内には、信号送出回路TRが設けられ、信号線
C、Lに接続されている。戸外表示器LXには、信号線
C、L以外に表示器用電路Xが火災受信機REから配線
されていて、火災受信機REの動作により、火災表示灯
DPの点灯および警報機BZの鳴動が行われる。従っ
て、電路Xは、電源線、音響線、表示線を含んだ複数の
導線で構成されている。
送出回路TRは、図2および図3に示すように信号線
C、Lに接続され、複数の感知器DH、DSのうちの一
つを特定する信号として、各アダプタADへ対応する周
波数の信号をそれぞれ送出できるように構成されてい
る。即ち、8はリレーでトランジスタ9とスタンバイ用
のスイッチ10とに接続される。11は周波数選択用の
ロータリースイッチであり、その可動接点は発信用のス
イッチ12を介している。また、その固定接点は振動部
VB1〜nに接続される。
と、ロータリースイッチ11の固定接点と接続されたア
ナログスイッチ15と、発信周波数を表示するための発
光ダイオード16とにより構成される。
ンサ20などにより上記振動部VBの共通の発振部が構
成され、リレー8のメーク接点81、82を介して信号
線C、Lに接続される。
ランジスタ9のベース電極に接続され、スイッチ12の
ブレーク接点によりリセット入力が行われる。
るためのものであり、その出力は、トランジスタ29の
ベース電極に接続されている。
8の切換接点83により、電源に接続される。
感知器DSを一実施例として図4に示す。煙感知器DS
は、パルス発生回路34により制御され、発光素子33
が発光駆動回路35によりパルス点灯され、煙により生
ずる散乱光が受光素子36で受光される、所謂散乱光式
の煙感知器である。
され、その所定出力が閾値検出回路38で検出される。
閾値検出回路38の出力は、誤作動防止のため、パルス
発生回路34の出力とともにアンド回路39に入力さ
れ、さらに冗長回路40により同期した出力が複数回連
続するときのみ後段のスイッチング回路41を動作させ
るようにしている。
閾値検出回路38の間に接続され、増幅回路37の出力
と端子C間に設けられる抵抗42、43の直列回路と抵
抗43に並列接続されたコンデンサ44とで試験回路が
構成され、端子Tに所定電圧が印加されると、閾値検出
回路38が動作するようになっている。45はダイオー
ドブリッジを用いた無極性化回路、46はトランジスタ
とツエナーダイオード等による定電圧回路であり、信号
線C、Lに接続される。
周波数に同調する音叉47と、同調回路48と、トラン
ジスタ49、50によるスイッチング回路51と、テス
ト端子Tとにより構成され、音叉47の動作による同調
回路48のロウ出力によりスイッチング回路51が動作
し、その出力端子であるテスト端子Tに一定の電圧が印
加される。アダプタADにも、感知器と同様の無極性化
回路52と定電圧回路53が設けられている。
について説明する。本実施例において遠隔点検を行うた
めには、各感知器DH、DSに装着されたアダプタAD
に、それぞれ異なる周波数の信号を受けたときに、試験
電圧を発生するように設定しておく。
して、点検員が戸外から信号送出回路TRのスイッチ1
0を閉じると、トランジスタ9が導通してリレー8が動
作し、その接点81、82を閉じてスタンバイ状態にな
る。そして、スイッチ12が閉じられると、タイマ24
のリセット端子がハイレベルとなり、タイマ24がスタ
ートするとともにアナログスイッチ15が閉じる。
れ、音叉14で定まる固有の周波数の信号が接点81、
82を介して感知器電路である信号線C、L間に送信さ
れる。並列接続された複数のアダプタの内、この信号に
共振する音叉47を備えた感知器のアダプタが動作す
る。
動作し、更にスイッチング回路51が動作して、テスト
端子Tを介して煙感知器DSの抵抗43に試験電圧が印
加される。このとき、感知器が正常であると、閾値検出
回路38が動作し、アンド回路39および冗長回路40
を通じてスイッチング回路41が動作し、火災信号を火
災受信機REへ送出する。
火災ベルの鳴動および火災灯を点灯し、表示器用電路X
を介して、火災表示灯DPの点灯および警報機BZの鳴
動が行われ、戸外の点検員にも、感知器の動作が確認で
きる。
戸外からの感知器を特定した試験の結果を戸外で確認す
ることができ、わざわざ住戸内へ入り込む必要がない。
DSが動作したことがホトカプラ26で検出されオフと
なる。これによりトランジスタ29がオフとなり、タイ
マ24がストップし、トランジスタ9およびリレー8の
動作が停止して停止灯32が点灯する。そしてスイッチ
12を開くとタイマ24がリセットされる。
ると、煙感知器DSの試験電圧の印加も停止し、煙感知
器DSは、自己復旧する。ここで、一般的な煙感知器
は、自己保持回路を有し、火災動作したときにスイッチ
ングを継続して、受信機の復旧動作がないと復旧しな
い、所謂自己保持型のものを使用しているが、本発明に
おいては、自己復旧型のものが適当である。そうでなけ
れば、火災受信機RE側にもアダプタを設け、戸外表示
器LXから受信機に復旧入力を行えるようにすレバ、自
己保持型のものも使用することができる。
送出回路TRのトランジスタ29がオンとなり、前述の
如く再びスタンバイ状態となる。ロータリースイッチ1
1の可動接点を次の固定接点に動かし、次の感知器に試
験を行う。同様にして接続されている感知器の個数分順
次試験を行う。
あるとテスト端子Tに試験電圧を印加しても動作せず、
火災受信機REおよび戸外表示器LXが動作しないの
で、その感知器が故障であることが認識できる。
体に着脱自在に装着するようにしたが、感知器の回路に
一体に設けてもよく、試験方法も試験用のLEDを点灯
させるなど、他の手法であってよい。また、イオン化式
煙感知器や熱感知器においても、種々の手法が用いられ
得る。
火災受信機REからの信号により、警報機BZや表示灯
DPの動作を行っていたが、信号線C、L間を共用して
コード信号により動作させてもよく、試験時には警報機
BZの鳴動を停止させるようにしてもよい。信号送出回
路TRの感知器の特定方法も、コード信号を用いること
など、他の手法でアダプタADを動作させてよい。
を設けておいて、点検員が信号送出回路TRと同じ構成
の試験器を持ってきて接続し、試験するようしてもよ
い。
の場合のように、必ず受信機である必要はなく、感知器
電路に接続された感知器の動作を検出する中継器であっ
てもよく、従って、火災受信機REの一次側にビル総合
監視盤等が接続されていてもかまわない。
火災受信機とこの火災受信機に一対の信号線を介して接
続される複数の火災感知器が設けられる火災報知機にお
いて、複数の火災感知器には、火災受信機へ火災信号を
送出するためのスイッチング回路を有するとともに、さ
らに、試験回路が設けられ、住戸外に臨み信号線に接続
された試験装置が、信号線を介して複数の火災感知器の
一つを特定して試験回路を動作させる試験入力を行い、
該試験入力に基づき試験回路がスイッチング回路を動作
させて信号線上に火災信号を発生させるものであり、点
検員は、住戸の外部から試験入力が行え、いちいち住戸
内に入る必要はなくなる。
を示す電気回路図。
を示す電気回路図。
Claims (5)
- 【請求項1】 住戸内に、火災受信機とこの火災受信機
に一対の信号線を介して接続される複数の火災感知器が
設けられる火災報知機において、 前記複数の火災感知器には、前記火災受信機へ火災信号
を送出するためのスイッチング回路を有するとともに、
さらに、試験回路が設けられ、 住戸外に臨み前記信号線に接続された試験装置が、前記
信号線を介して前記複数の火災感知器の一つを特定して
前記試験回路を動作させる試験入力を行い、 該試験入力に基づき前記試験回路が前記スイッチング回
路を動作させて前記信号線上に火災信号を発生させるこ
とを特徴とする火災報知機。 - 【請求項2】 試験装置は、住戸外から信号線を介して
火災感知器を特定する信号を送出するための信号送出回
路、または信号送出回路を有する装置を接続するための
入力端子である請求項1の火災報知機。 - 【請求項3】 火災感知器を特定する信号は、それぞれ
異なる周波数信号またはコード信号である請求項2の火
災報知機。 - 【請求項4】 住戸外の試験装置は、戸外表示器であっ
て、試験入力に基づき発生した火災信号を住戸外に表示
する表示灯または住戸外に警報する警報機を有する請求
項1乃至3のいずれかの火災報知機。 - 【請求項5】 火災感知器が自己復旧型である請求項1
乃至4のいずれかの火災報知機。
Priority Applications (1)
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JP17894492A JP3343689B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 火災報知機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17894492A JP3343689B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 火災報知機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001393601A Division JP3495023B2 (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 火災報知機 |
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JPH05346995A JPH05346995A (ja) | 1993-12-27 |
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Family
ID=16057379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17894492A Expired - Lifetime JP3343689B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 火災報知機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3343689B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3331905B2 (ja) * | 1997-05-20 | 2002-10-07 | 松下電工株式会社 | 試験端子付き戸外表示器 |
DE102005049490A1 (de) * | 2005-10-13 | 2007-04-19 | Merten Gmbh & Co. Kg | Rauchmeldeanlage |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP17894492A patent/JP3343689B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05346995A (ja) | 1993-12-27 |
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