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JP3343592B2 - 自動二輪車の車軸位置調整装置 - Google Patents

自動二輪車の車軸位置調整装置

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JP3343592B2
JP3343592B2 JP06413394A JP6413394A JP3343592B2 JP 3343592 B2 JP3343592 B2 JP 3343592B2 JP 06413394 A JP06413394 A JP 06413394A JP 6413394 A JP6413394 A JP 6413394A JP 3343592 B2 JP3343592 B2 JP 3343592B2
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insertion hole
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  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車の車軸位置
調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な自動二輪車では、車体フレーム
から後方に延びるスイングアームの後端部に後輪が軸支
されており、車体フレームに搭載されたエンジンの動力
がチェーンを介して上記後輪に伝達されるようになって
いる。
【0003】スイングアームの後端部には、後輪の車軸
位置を調整する車軸位置調整装置が設けられている。図
6および図7は、従来の車軸位置調整装置の一部を示す
左側面図および分解斜視図である。
【0004】この車軸位置調整装置100において、ス
イングアーム101の後端部にはスイングアーム101
の長手方向に延びる長孔状の車軸挿通孔102が形成さ
れ、この車軸挿通孔102の上部には目盛が刻設された
目盛表示部103が設けられている。
【0005】後輪車軸104は、上記車軸挿通孔102
に挿通されてスイングアーム101に固定されるが、車
軸挿通孔102が長孔状に形成されているため、後輪車
軸104を車軸挿通孔102の長手方向の任意の位置で
固定することができ、これにより前記チェーンのテンシ
ョン調整(弛み量調整)が可能になっている。
【0006】後輪車軸104の位置決めは、例えば後輪
車軸104に挿通された位置決めプレート105の基準
部106を前記目盛表示部103の目盛に合わせること
により行われる。即ち、目盛表示部103および位置決
めプレート105は後輪の左右両側に設けられており、
左右の位置決めプレート105の基準部106を左右の
目盛表示部103の同一の目盛に合わせれば、後輪の中
心面と車体フレームの中心面とが合致し、後輪が正確に
位置決めされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スイン
グアーム101の後端部にクッションユニット(ショッ
クアブソーバ)取付用のブラケット107が溶接されて
いる場合、このブラケット107の溶接ビード108に
位置決めプレート105の上部が干渉し易くなること
と、目盛表示部103の刻設が困難になること等から、
図6および図7に示すようにブラケット107の溶接位
置を車軸位置調整装置100よりも前方にずらすことを
余儀なくされる。したがって、ブラケット107設置位
置の自由度が低かった。
【0008】どうしてもブラケット107を車軸挿通孔
102の上部に溶接したい場合には、目盛表示部103
の刻設位置を下方に下げる必要が生じ、これによって目
盛表示部103に位置決めプレート105の上部が重な
る結果となる。この場合、例えば後輪車軸104が車軸
挿通孔102の前後どちらか一方に寄ると、位置決めプ
レート105によって目盛表示部103の前部あるいは
後部が隠されてしまい、残りの調整しろがどのくらいあ
るのか判断しにくくなって車軸の位置決め作業時におけ
る作業性の低下に繋がる。
【0009】また、左右の位置決めプレート105の基
準部106を目盛表示部103に合わせる際に、基準部
106が目盛表示部103の目盛の中間に位置するよう
な場合には、後輪車軸104の位置を目分量で判断する
ことになり、後輪車軸104を高精度で位置決めするこ
とができない。その上、後輪車軸104の位置決め作業
に時間が掛り、作業性が悪くなる。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、スイングアームにおけるクッションユニ
ット取付用ブラケットの設置位置の自由度が高く、しか
も後輪車軸をスイングアームに高精度で位置決めするこ
とができ、さらに位置決め時の作業性が良い自動二輪車
の車軸位置調整装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る自動二輪車の車軸位置調整装置は、請
求項1に記載したように、スイングアームの後輪軸支部
に、スイングアームの長手方向に延びる長孔状の車軸挿
通孔が形成され、この車軸挿通孔に挿通される後輪車軸
が車軸挿通孔の任意の位置で固定可能である自動二輪車
の車軸位置調整装置において、上記後輪車軸とともに車
軸挿通孔に沿って移動する位置決めプレートを設ける一
方、目盛を刻んだ目盛表示部を車軸挿通孔の中心部を境
に前後に分けてスイングアームに設け、後輪車軸が車軸
挿通孔に沿って移動する際に、上記位置決めプレートの
前部と後部に設けた基準部が、それぞれ前後の目盛表示
部の範囲内で移動するように目盛表示部の位置および長
さを設定し、上記前後の目盛表示部の目盛間隔を同一に
設定するとともに、前後の目盛表示部間の間隔を上記位
置決めプレート前後の基準部の間隔に対して1/2目盛
分ずらして設定したことを特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載したように、スイン
グアームの後輪軸支部に、スイングアームの長手方向に
延びる長孔状の車軸挿通孔が形成され、この車軸挿通孔
に挿通される後輪車軸が車軸挿通孔の任意の位置で固定
可能である自動二輪車の車軸位置調整装置において、上
記後輪車軸とともに車軸挿通孔に沿って移動する位置決
めプレートを設ける一方、目盛を刻んだ目盛表示部を車
軸挿通孔の中心部を境に前後に分けてスイングアームに
設け、後輪車軸が車軸挿通孔に沿って移動する際に、上
記位置決めプレートの前部と後部に設けた基準部が、そ
れぞれ前後の目盛表示部の範囲内で移動するように目盛
表示部の位置および長さを設定し、上記前後の目盛表示
部の一方の目盛間隔を、他方の目盛表示部の目盛間隔の
1/nとし、上記nを1より大きい整数に設定したこと
を特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1のように構成された自動二輪車の車軸
位置調整装置によれば、後輪車軸を車軸挿通孔に沿って
移動させた場合に、後輪車軸とともに移動する位置決め
プレートの前後に設けられた基準部が、車軸挿通孔の中
心部を境に前後に設けられた目盛表示部の範囲内で移動
する。
【0014】この車軸位置調整装置の場合、目盛表示部
および位置決めプレートの基準部を車軸挿通孔よりも下
方に設けることができるので、クッションユニット取付
用のブラケットをスイングアームの最後端部に溶接可能
となり、ブラケット設置位置の自由度が向上する。
【0015】しかも、後輪車軸が車軸挿通孔の前後どち
らかに寄っても、どちらか一方の目盛表示部が常に広く
露出しているので、残りの調整しろがどのくらいあるの
かを一目で判断することができ、後輪車軸の位置決め作
業時における作業性が向上する。
【0016】そして、位置決めプレートの前後どちらか
一方の基準部が目盛表示部の目盛の中間に位置しても、
他方の基準部が目盛表示部の目盛上、または目盛の非常
に近傍に位置することになるため、目盛に近い方の基準
部によって後輪車軸の位置を決定することができ、後輪
車軸の位置を目分量で判断する必要がなくなって後輪車
軸をスイングアームに高精度で位置決めすることができ
る。
【0017】また、請求項2のように車軸位置調整装置
を構成した場合、2つの目盛表示部の内の一方の目盛間
隔が大きく、他方の目盛間隔が小さくなる。こうすれ
ば、まず目盛間隔の大きい方の目盛表示部によって後輪
車軸の位置を大まかに合わせ、次に目盛間隔の小さい方
の目盛表示部で後輪車軸の位置を正確に出すことができ
る。このため、後輪車軸の位置決め作業時における作業
性が大きく向上する。
【0018】しかも、一方の目盛表示部の目盛間隔が他
方の目盛表示部の目盛間隔の1/nに設定されているた
め、nの値が増えるにしたがって後輪車軸の位置決め精
度がn=1の場合に比較してn倍向上する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係る車軸位置調整装置が適用さ
れた自動二輪車の左側面図である。この自動二輪車1
は、車体フレーム2の前半部分にエンジン3が搭載さ
れ、エンジン3の上部に燃料タンク4が設置され、燃料
タンク4の後部に着座シート5が載置されている。
【0020】車体フレーム2の前頭部には前輪6を支持
するフロントフォーク7がハンドルバー8とともに左右
回動自在に枢着される一方、車体フレーム2のほぼ中央
に設けられたピボット軸10には後方に延びるスイング
アーム11が上下回動自在に枢支され、このスイングア
ーム11の後端部に後輪12が軸支されている。
【0021】上記スイングアーム11の後端部と車体フ
レーム2との間にはクッションユニット13が連結され
ており、このクッションユニット13の伸縮によってス
イングアーム11の回動が緩衝されると同時に定位置に
復元される。なお、前記エンジン3の動力はチェーン1
4によって後輪12に伝達される。
【0022】図2は、図1のII部を拡大した車軸位置
調整装置15の左側面図であり、図3は車軸位置調整装
置15の分解斜視図で、図4は図2のIV−IV線に沿
う車軸位置調整装置15の縦断面図である。
【0023】スイングアーム11は、角パイプを用いて
後輪12の左右を挟む形に構成されており、スイングア
ーム11の後輪軸支部、即ちスイングアーム11の後端
部には、スイングアーム11の長手方向に延びる長孔状
の車軸挿通孔16が形成され、この車軸挿通孔16の下
部には縦方向に目盛を刻んだ目盛表示部A1,A2が車
軸挿通孔16の中心部を境に前後に分けて刻設されてい
る。
【0024】上記目盛表示部A1,A2の目盛間隔およ
び長さは同一に設定され、目盛表示部A1,A2の長さ
は車軸挿通孔16の長さよりもやや長く設定されてい
る。なお、スイングアーム11の後端部上面には前記ク
ッションユニット13取付用のブラケット17が溶接さ
れている。
【0025】後輪車軸20は、例えば長いボルト状に形
成され、車軸挿通孔16に挿通されて図示しないナット
で締結されることにより、車軸挿通孔16の任意の位置
で固定可能とされている。なお、スイングアーム11の
内部にはアジャスタ21が予め挿入され、後輪車軸20
は上記アジャスタ21の挿通孔22に挿通される。アジ
ャスタ21には後方に延びるアジャストスクリュー23
が設けられており、このアジャストスクリュー23はス
イングアーム11の後部開口部を閉塞する形で設けられ
るストッパ24を貫通し、貫通した部分にアジャストナ
ット25が螺合される。
【0026】後輪車軸20には位置決めプレート27が
設けられる。この位置決めプレート27は、例えばスイ
ングアーム11の外側面と底面とに接するL字型の断面
を持つように形成されるとともに、後輪車軸20が密に
挿通される車軸穴28が穿設される。また、位置決めプ
レート27の前後端部にはスイングアーム11の長手方
向に対して垂直な端面が形成され、この端面がそれぞれ
基準部B1,B2となっている。
【0027】図5(a)は本発明の基本となる実施例を
示すものである。前記目盛表示部A1,A2の間隔L1
は、上記基準部B1,B2の間隔L2に等しく設定され
ており、例えば基準部B1が目盛表示部A1の中央の目
盛りに重なった時には、基準部B2も目盛表示部A2の
中央の目盛りに重なるように位置づけられている。
【0028】前記チェーン14のテンション調整等のた
めに後輪車軸20の位置を調整する場合には、まず前記
アジャストナット25をアジャストスクリュー23の後
端付近まで緩め、次に後輪車軸20の締結を緩めて後輪
車軸20を車軸挿通孔16の最前部まで一旦移動させて
から後輪車軸20を軽く締結する。その後、左右のアジ
ャストナット25を徐々に締め込んで行くと、ねじ作用
によってアジャスタ21が後退し、後輪車軸20が後方
に引かれてチェーン14のテンション調整がなされる。
【0029】このように後輪車軸20が車軸挿通孔16
に沿って移動すると、位置決めプレート27も後輪車軸
20とともに移動し、位置決めプレート27の基準部B
1,B2が、それぞれ目盛表示部A1,A2の範囲内を
移動する。したがって、基準部B1またはB2の位置を
目盛表示部A1またはA2によって確認しながら左右の
位置決めプレート27の位置を合わせれば、後輪12が
正しくスイングアーム11に位置決めされる。その後、
後輪車軸20を締め込んで後輪12の位置を固定する。
【0030】以上のように構成した車軸位置調整装置1
5の場合、目盛表示部A1,A2および位置決めプレー
ト27の基準部B1,B2を車軸挿通孔16よりも下方
に設けることができるので、目盛表示部A1,A2や位
置決めプレート27の上部がクッションユニット13取
付用のブラケット17の溶接ビード29に干渉する懸念
がなくなり、ブラケット17をスイングアーム11の最
後端部に溶接可能できるため、ブラケット17の設置自
由度が大きく向上する。
【0031】しかも、後輪車軸20が車軸挿通孔16の
前後どちらかに寄っていても、どちらか一方の目盛表示
部A1またはA2が常に広く露出しているので、残りの
調整しろがどのくらいあるのかを一目で判断することが
でき、後輪車軸20の位置決め作業時における作業性が
向上する。
【0032】なお、図4に示すように、位置決めプレー
ト27の下部内側にはスイングアーム11の長手方向に
沿う溝30が形成されており、この溝30は目盛表示部
A1,A2に重なる位置に設けられている。これによ
り、溝30の入口から斜めに目盛表示部A1,A2を見
ることができ、調整しろの残りを一層容易に確認するこ
とができる。
【0033】そして、図5(b)は本発明の第一実施例
を示している。この実施例に示す車軸位置調整装置31
の場合、前後の目盛表示部A1,A2の目盛間隔および
長さは第一実施例の車軸位置調整装置15と同一に設定
されているが、目盛表示部A1,A2の間隔L1は位置
決めプレート27の基準部B1,B2の間隔L2に対し
て1/2目盛分ずらして設定されている。
【0034】このようにした場合、例えば一方の基準部
B2が目盛表示部A2の目盛の中間に位置しても、他方
の基準部B1が目盛表示部A1の目盛上、または目盛の
非常に近傍に位置することになる。このため、目盛に近
い方の基準部(ここでは基準部B1)によって後輪車軸
20の位置を決定することができ、後輪車軸20の位置
を目分量で判断する必要がなくなる。したがって、後輪
車軸20をスイングアームに高精度で位置決めすること
ができる。また、目盛表示部A1,A2の目盛間隔を広
くしても精度低下が起きない。
【0035】一方、図5(c)は本発明の第二実施例を
示している。この実施例に示す車軸位置調整装置41で
は、一方の目盛表示部(例えばA2)の目盛間隔が他方
の目盛表示部(例えばA1)の目盛間隔の1/nに設定
されている。上記nは1より大きい整数に設定され、こ
こでは例えばn=2、つまり目盛表示部A2の目盛間隔
が目盛表示部A1の目盛間隔の1/2に設定されてい
る。
【0036】このようにした場合、2つの目盛表示部A
1,A2の内の一方の目盛間隔が大きく、他方の目盛間
隔が小さくなる。したがって、まず目盛間隔の大きい方
の目盛表示部(ここではA1)によって後輪車軸20の
位置を大まかに合わせ、次に目盛間隔の小さい方の目盛
表示部(A2)によって後輪車軸20の位置を正確に決
めることができ、後輪車軸20の位置決め作業時におけ
る作業性が大きく向上する。
【0037】しかも、一方の目盛表示部(A2)の目盛
間隔が他方の目盛表示部(A1)の目盛間隔の1/2
(本実施例の場合)に設定されているため、後輪車軸2
0の位置決め精度が2倍向上する。ここで、後輪車軸2
0の位置決め精度は前記nの値が増えるにしたがって、
n=1の場合に対しn倍向上する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車の車軸位置調整装置によれば、目盛表示部および
位置決めプレートの基準部を車軸挿通孔よりも下方に設
けてクッションユニット取付用のブラケットをスイング
アームの最後端部に溶接可能とし、ブラケット設置位置
の自由度を向上させるとともに、後輪車軸の位置決め作
業時における作業性を向上させ、なおかつ後輪車軸の位
置を目分量で判断する必要をなくして後輪車軸をスイン
グアームに高精度で位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車軸位置調整装置が適用された自
動二輪車の左側面図。
【図2】図1のII部を拡大した車軸位置調整装置の左
側面図。
【図3】車軸位置調整装置の分解斜視図。
【図4】図2のIV−IV線に沿う車軸位置調整装置の
縦断面図。
【図5】本発明に係る車軸位置調整装置の左側面図であ
り、(a)は本発明の基本となる実施例を示す図、
(b)は本発明の第一実施例を示す図、(c)は本発明
の第二実施例を示す図。
【図6】従来の技術を示す車軸位置調整装置の左側面
図。
【図7】従来の技術を示す車軸位置調整装置の分解斜視
図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 11 スイングアーム 13 クッションユニット 14 チェーン 15,31,41 車軸位置調整装置 16 車軸挿通孔 17 クッションユニット取付用のブラケット 20 後輪車軸 21 アジャスタ 27 位置決めプレート A1,A2 目盛表示部 B1,B2 基準部 L1 目盛表示部A1,A2間の間隔 L2 基準部B1,B2間の間隔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイングアームの後輪軸支部に、スイン
    グアームの長手方向に延びる長孔状の車軸挿通孔が形成
    され、この車軸挿通孔に挿通される後輪車軸が車軸挿通
    孔の任意の位置で固定可能である自動二輪車の車軸位置
    調整装置において、上記後輪車軸とともに車軸挿通孔に
    沿って移動する位置決めプレートを設ける一方、目盛を
    刻んだ目盛表示部を車軸挿通孔の中心部を境に前後に分
    けてスイングアームに設け、後輪車軸が車軸挿通孔に沿
    って移動する際に、上記位置決めプレートの前部と後部
    に設けた基準部が、それぞれ前後の目盛表示部の範囲内
    で移動するように目盛表示部の位置および長さを設定
    し、上記前後の目盛表示部の目盛間隔を同一に設定する
    とともに、前後の目盛表示部間の間隔を上記位置決めプ
    レート前後の基準部の間隔に対して1/2目盛分ずらし
    て設定したことを特徴とする自動二輪車の車軸位置調整
    装置。
  2. 【請求項2】 スイングアームの後輪軸支部に、スイン
    グアームの長手方向に延びる長孔状の車軸挿通孔が形成
    され、この車軸挿通孔に挿通される後輪車軸が車軸挿通
    孔の任意の位置で固定可能である自動二輪車の車軸位置
    調整装置において、上記後輪車軸とともに車軸挿通孔に
    沿って移動する位置決めプレートを設ける一方、目盛を
    刻んだ目盛表示部を車軸挿通孔の中心部を境に前後に分
    けてスイングアームに設け、後輪車軸が車軸挿通孔に沿
    って移動する際に、上記位置決めプレートの前部と後部
    に設けた基準部が、それぞれ前後の目盛表示部の範囲内
    で移動するように目盛表示部の位置および長さを設定
    し、上記前後の目盛表示部の一方の目盛間隔を、他方の
    目盛表示部の目盛間隔の1/nとし、上記nを1より大
    きい整数に設定したことを特徴とする自動二輪車の車軸
    位置調整装置。
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