JP3341361B2 - 超微粒子分散材料の製造方法 - Google Patents
超微粒子分散材料の製造方法Info
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Description
に利用される非線形光学効果の大きい超微粒子分散材料
の製造方法に関し、さらに詳しくは、超微粒子を、気相
中で合成したマトリックス中に閉じ込めて分散させるこ
とにより製造する超微粒子分散材料の製造方法に関す
る。
異なった性質をもつことが知られており、機能性材料と
しての応用が期待されている。たとえば、CdSなどの
化合物半導体超微粒子は、大きな非線形光学効果をもつ
ことも知られており、超高速の光スイッチや光論理素子
などの非線形光学効果を用いた光制御素子への応用が期
待されている。
利用するためには、各々の超微粒子が凝集せず独立して
いなければならない。そのために超微粒子をなんらかの
マトリックス中に分散固定することが必要不可欠であ
る。
子へ応用するためには、超微粒子が大きな非線形光学効
果を示す光波長域において、マトリックスの光透過性が
高いことが必要である。したがって、マトリックスとし
ては、絶縁体であるガラスや炭化硅素、窒化硅素といっ
た大きな光学ギャップをもつ半導体が適している。
はガラスである。硫化カドミウム(CdS)、セレン化
カドミウム(CdSe)またはその混晶の超微粒子をガ
ラスマトリックス中に分散させた超微粒子分散材料は、
光の特定の波長範囲を遮光する機能をもつシャープカッ
トフィルターとして溶融急冷法により製造され、既に実
用化されている。
スの一般的な製法は、超微粒子原料をガラス原料ととも
に溶融した後急冷することにより、超微粒子の原料とな
る元素が均一に分散したガラスを作り、その後このガラ
スを適当な温度で再熱処理することによって超微粒子を
ガラス中に析出させる方法である。この方法により、直
径数nmの半導体超微粒子を含有する超微粒子分散ガラ
スが作製できる。
方法としては、超微粒子とマトリックスを交互に基板上
に堆積させる、いわゆる交互堆積法がある(たとえば、
S.Ohtsuka、T.Koyama、K.Tsun
etomo、H.Nagata and S.Tana
ka、Applied Physics Letter
s、61、(1992)pp.2953−2954)。
させる工程と、マトリックスを基板上に堆積させること
によって超微粒子を覆う工程とを交互に繰り返すことに
より、超微粒子がマトリックス中に分散固定された材料
を作製する。
る超微粒子層では、超微粒子同士が接触しないことが必
要なので、超微粒子層の厚さは作製した超微粒子の直径
とほぼ等しくなる。一方、マトリックス層の厚さは、基
板表面に垂直な方向で微粒子が接触しないという条件さ
え満たしていれば、任意の厚さに設計することができ
る。したがって、超微粒子分散材料の光学吸収係数をマ
トリックス層の厚さを変えるという簡便な方法により制
御することができる。さらに、溶融急冷法に比べて、作
製できる超微粒子の種類が多く、比較的低温での作製が
可能である。
ては、ガス中蒸発法やスパッタ法などの製造方法が用い
られている。
中で抵抗加熱法、誘導加熱法またはレーザー加熱蒸発法
により超微粒子原料を蒸発させ、その蒸発物を不活性ガ
スと衝突させ急冷することにより超微粒子を製造する。
超微粒子の原料としては、アルミニウム(Al)やマグ
ネシウム(Mg)、金(Au)、銀(Ag)等の金属を
はじめ、硅素(Si)、テルル化カドミウム(CdT
e)、硫化カドミウム(CdS)、砒化ガリウム(Ga
As)等の半導体化合物が使用される。一方、交互堆積
法におけるマトリックスの作製法としては、SiO2 タ
ーゲットを用いたスパッタ法や、SiOターゲットを酸
素雰囲気中でレーザーにより加熱蒸発させる方法が従来
用いられてきた(たとえば、レーザ加熱蒸発法について
は本出願人による特開平5ー96154)。
O2 ターゲットを用いたスパッタ法や、SiOターゲッ
トを酸素雰囲気中でレーザー加熱蒸発させる方法は、そ
れぞれ以下の問題点をもっている。
は、マトリックス作製時に基板が加熱されるので、基板
上に既に付着した超微粒子は、加えられた熱により凝集
成長してしまう。したがって、最終的に作製された超微
粒子分散材料では、基板に近い部分と表面に近い部分で
超微粒子の粒径にある程度の差が生じてしまう。粒径分
布のバラツキが大きいと、超微粒子単位濃度あたりの非
線形光学効果が減少するため、光制御素子等の用途には
望ましくない。
ー加熱蒸発させる方法は、作製したマトリックスの内部
応力が大きく、数μm以上の厚膜を作製すると膜はがれ
が発生しやすいという問題点をもっている。そのため、
マトリックス層の厚さをなるべく薄くする、または交互
堆積を行う回数を少なくする必要があり、交互堆積法の
特徴を十分に生かしたマトリックス作製方法であるとは
言いがたい。
ックスガラスは交互堆積を繰り返すうちに表面に凹凸が
発生し、この凹凸は交互堆積を繰り返すうちに次第に大
きくなってゆく。この凹凸は、作製した超微粒子分散材
料を光制御素子として使用する際の光散乱の原因とな
り、非線形光学効果を見かけ上減少させてしまう。
がもつ問題点を解決し、光学吸収係数の調整等に優れた
交互堆積法を用いながらも、超微粒子の粒径分布のバラ
ツキがマトリックスを作製する工程の影響を受けて大き
くならず、数μm以上の厚膜を作製しても膜はがれがな
く、しかも光散乱が少ない超微粒子分散材料の製造方法
を提供することを目的とする。
の構成により達成される。
活性ガス中で加熱蒸発し、不活性ガスとの衝突により該
蒸気を急冷することにより超微粒子を形成し、該超微粒
子を基板上に付着させる工程と、該基板上にマトリック
スを形成させる工程を交互に行う超微粒子分散材料の製
造方法において、該マトリックスを形成させる工程は、
有機化合物またはシリコン水素化物の気体が化学反応に
関与する化学的気相堆積法による工程であることを特徴
とする超微粒子分散材料の製造方法である。
超微粒子分散材料作製中に、マトリックスを形成する方
法としてスパッタ法を用いたときのように、基板が加熱
されることがないため、超微粒子が凝集成長して粒径分
布のばらつきを大きくすることはない。
SiOターゲットを酸素雰囲気中でレーザー加熱蒸発さ
せる方法を用いたときのように、マトリックスの内部応
力が大きくなることはなく、マトリックス層の厚さを十
分厚くすることが可能である。マトリックス層を厚くす
ることができるため、表面がなめらかで凹凸が小さく光
散乱の少ない超微粒子分散材料を製造することができ
る。
マトリックスの厚さをさまざまな値に設定できるので、
材料の設計が非常に容易である。
する。
用いた製造装置を示す。本装置は、真空容器1中に、レ
ーザー加熱蒸発用のターゲット2、プラズマ発生用平行
平板電極3、基板5を保持する基板ホルダー4を具備し
た構成となっている。さらに、真空容器1は、原料ガス
導入管6、Arガス導入管7およびレーザー光導入用の
石英製窓8を具備している。排気は真空容器1の下部か
らポンプ13、ゲートバルブ14を通して行う。平行平
板電極3の陰極側には整合回路9を通して高周波電圧を
印加する構成となっている。基板ホルダー4には基板ホ
ルダー回転機構16がついており、基板ホルダー4を真
空容器1の外部から回転させることができるようになっ
ている。
基板上に堆積させる工程について説明する。
eを用い、レーザー加熱蒸発用のターゲットとして、直
径5cm厚さ0.5cmのディスク状の多結晶CdTe
を使用した。レーザー光源として、Nd:YAGパルス
レーザーの第2高調波を使用した。このときのレーザー
光波長は532nm、パルス幅は10nsecであり、
ターゲット表面でのレーザー光強度は25J/cm2 で
あった。ターゲット2はターゲット回転機構15によっ
て、毎分24回転の速度で回転させた。
7を通してArガス18を導入し真空容器1内の圧力を
0.5Torrに調節しながら、レーザー光導入窓8を
通して、上記レーザー光17を導入し、ターゲット2表
面に照射した。この操作により基板ホルダー4上にCd
Te超微粒子が付着した。実際に、基板ホルダー4上に
電子顕微鏡観察用のメッシュを置き、この上に超微粒子
を付着させて、電子顕微鏡により微粒子を観察すると、
直径が3〜4nm程度の球形のCdTe微粒子が作製で
きていることが確認できた。
ーザー加熱蒸発法を用いており、この場合の基板ホルダ
ー上に付着する超微粒子の密度や大きさは、超微粒子を
作製する際に導入する不活性ガスの圧力や、照射するレ
ーザー光強度および照射するパルスの数(以下ではショ
ット数と呼ぶ)あるいはターゲットから基板ホルダーの
距離等に依存する。
微粒子同士の接触が起きないことが重要であるので、上
記の超微粒子作製条件を最適化する必要がある。本実施
例では、Ar圧力0.5Torr、レーザー光強度25
J/cm2 、ショット数30、ターゲットから基板ホル
ダーまでの距離2cmのとき、超微粒子同士の接触が起
きていないことを、電子顕微鏡観察により確かめた。
粒子についてのものであるが、この条件は当然ながら作
製する超微粒子の種類によって異なってくる。ガス中レ
ーザー加熱蒸発法では、CdTe以外にもCdSe、S
i、GaAs、ZnSなどの半導体をはじめ、Au、A
gなどの金属においても、その超微粒子製造が可能であ
り、これらの材料を用いた超微粒子も作製できる。
子原料の蒸発を行ったが、超微粒子の製造にはこの他に
も誘導加熱や抵抗加熱あるいはアーク放電加熱等のさま
ざまな原料加熱法があり、本発明の超微粒子分散材料の
作製法における超微粒子を製造する工程には、これらの
原料加熱法を用いることができる。
2に示す。この装置構成では、基板ホルダーは、装置下
部にある超微粒子原料蒸発源11に基板5の表面を向け
る位置4Aまたは平行平板電極3に基板5の表面を向け
る位置4Bのいずれかを選択できるように可動式となっ
ている。
堆積法によりマトリックスを作製する工程について説明
する。
キシシラン(TMOS)19と酸素20の混合ガスを使
用した。それぞれのガスは、原料ガス導入管6から真空
容器1内に導入される。TMOSは常温、大気圧下では
液体であるが、これを密閉した容器に入れ減圧すること
で気化させることができる。このTMOSガス19と酸
素ガス20は導入管6の直前で混合され真空容器1内に
導かれる。
により調整したが、場合によっては、真空容器1と排気
ポンプの間にコンダクタンス可変バルブを挿入し、これ
を調整して圧力を変化させることも可能である。
5Torrに調整した状態で、平行平板電極3の陰極側
に高周波電圧を印加すると、電極間にプラズマが発生
し、このプラズマによりTMOSガスと酸素ガスが反応
してSiO2 ガラス膜が基板5上等に堆積する。
導入した反応ガスのガス圧、TMOSガスと酸素ガスの
混合比、電極間距離、電極と基板ホルダーの距離などに
依存する。
ラス膜を作製し、その堆積速度や内部応力を評価した上
で、ある程度堆積速度が大きく、しかも内部応力が小さ
くなるように作製条件を設定した。本実施例で採用した
マトリックス作製条件は、TMOS流量200scc
m、酸素流量10sccm、真空容器圧力0.05To
rr、印加電力50W、電極間距離2cm、電極の端と
基板ホルダーの距離2cmである。このときの基板ホル
ダー上でのガラス膜堆積速度は、0.5nm/秒であっ
た。また、使用した高周波電源の周波数は13.56M
Hzである。
スとして、TMOSと酸素の混合ガスを用いた場合につ
いてのみ述べたが、これに限ることなく、他のシリコン
アルコキシド、シランやジシランなどの種々のシリコン
水素化物、またはシラノールを含む化合物等も用いるこ
とができる。ただし、高濃度のシランやジシランなど
は、酸素との混合で直ちに反応してSiO2 を形成する
ことがある。したがって、この場合には、それぞれのガ
スの希釈度や希釈後の混合の割合などを検討する必要が
ある。
ってTMOSが分解しSiO2 を生成する反応を用いて
ガラスを作製したが、これに限ることなく、熱や光によ
って同様の作用をもたらしてもよい。たとえば、光によ
り反応室のTMOSと酸素の混合気体を励起してSiO
2 を成長させる場合は、その光源として、キセノンラン
プをはじめ、大きな光パワー密度が得られるエキシマレ
ーザを併用することも可能である。
O2 に限らず、炭化硅素(SiC)、窒化硅素(Si3
N4 )などの半導体や、酸化チタン(TiO2 )、酸化
ジルコニウム(ZrO2 )、酸化アルミニウム(Al2
O3 )などの酸化物をはじめ、化学的気相堆積法で作製
できる種々の材料について、本発明の超微粒子分散材料
の作製方法を適用することができる。この場合のマトリ
ックス原料としては、水素化硅素ガスとアンモニアや炭
化水素の混合ガスや、金属アルコキシドと酸素の混合ガ
スなどを使用することができる。
基板上に堆積させる工程と、化学的気相堆積法によりマ
トリックスを作製する工程を交互に繰り返すことによ
り、超微粒子分散材料を作製することができる。
蒸発を利用するCdTe超微粒子分散ガラスの具体的な
作製手順について説明する。
ダー4に固定した。CdTe超微粒子を基板上に付着さ
せる際には、基板5の表面がCdTeターゲット2の方
向に向くように、真空容器1の外部から基板ホルダー4
を回転させた。この状態で、真空容器内にArガスを導
入し、ターゲット2にレーザー光17を照射すること
で、CdTe超微粒子を作製し、これを基板5に付着さ
せた。このときのガス圧等の作製条件は、既述の超微粒
子作製の工程で説明したとおりである。
ガスがある程度減少するように真空引きを行った。本実
施例では、真空容器1内の圧力が、5×10-6Torr
以下になるまでこの真空引きを行った。
に向くように基板ホルダー4を基板ホルダー回転機構1
6によって回転させた。この状態で、原料ガス導入管6
からTMOSガス19と酸素ガス20の混合ガスを導入
し、上記のマトリックス作製条件下で電極3間に高周波
電圧を印加し、基板ホルダー4上にガラス膜を成膜し
た。放電時間は1分間とした。この結果、基板上に先に
付着していたCdTe超微粒子は、およそ30nmのガ
ラスマトリックス層で覆われた。ここで導入していた原
料ガスを停止し、超微粒子作製終了時と同様に、真空容
器1内の圧力が、5×10-6Torr以下になるまで真
空引きを行った。
程と、化学的気相堆積法によりマトリックスを作製する
工程を交互に繰り返すことにより、図3に示す構造をも
つ超微粒子分散材料を作製した。
は40回とし、CdTe超微粒子の大きさが約3〜4n
m、ガラスマトリックス層の厚さが約30nm、材料全
体の厚さが約1.3μmとなるように材料を設計した
が、これとは異なる構造の超微粒子分散材料も作製でき
る。たとえば、繰り返し回数を1回あるいは2回とし、
ガラスマトリックス層を数μmにすれば、非常に吸収係
数の小さい材料が作製できる。逆に、ガラスマトリック
ス層を薄くして、繰り返し回数を増やせば、非常に吸収
係数の大きい材料を作製できる。このように、材料の吸
収係数を容易に制御できることが、交互堆積法の特徴で
ある。
分散材料の断面構造および平面構造を透過型電子顕微鏡
で観察したところ、作製した材料が確かに図3の構造を
とっており、しかも、CdTe超微粒子の大きさやマト
リックス層の厚さが設計の数値になっていることが確か
められた。
に示す。CdTeバルクの光学吸収端は820nm付近
にあるが、作製した材料では、吸収端が高エネルギー側
(短波長側)にシフトしており、しかも吸収端の高エネ
ルギー側に吸収の肩が観測される。このような吸収端の
変化は、超微粒子が凝集することなく、独立にマトリッ
クス中に分散していなければ観測されない現象である。
したがって、本実施例で作製したCdTe超微粒子分散
材料においては、CdTe超微粒子が十分分散した状態
で、マトリックス中に保持されていることがわかる。ま
た、吸収端付近に観測される肩は、超微粒子の粒度分布
が小さい場合にのみ観測されるものであり、このことか
ら、本発明により作製した超微粒子分散材料では、超微
粒子の凝集成長などが生じていないことがわかる。
鏡で観察すると、その表面構造が非常になめらかで、5
0nm以上の高低差を持つ凹凸は全く観測されなかっ
た。普通、光波長と同程度かあるいはそれより大きい凹
凸が、材料の光散乱に影響する。したがって、本発明に
より作製した超微粒子分散材料では、たとえば、SiO
ターゲットを酸素雰囲気中でレーザー加熱蒸発させる方
法で作製した材料に比べて、格段に光散乱が減少してい
ることがわかった。
による超微粒子分散材料作製中に、超微粒子が凝集成長
するような影響を受けることがないため、粒径分布のバ
ラツキの小さい超微粒子分散材料を作製することができ
る。
め、マトリックス層の厚さを十分厚くできることから、
マトリックス層の選択範囲を広くとることができる。し
たがって、超微粒子分散ガラスの光学吸収係数の調整範
囲も広くなり、さらには、層の厚さを厚く取り得る効果
から、表面の凹凸を減少させることも可能である。
形光学効果が高く、非線形光学効果が光の散乱により見
かけ上減少することもなく、超微粒子の濃度も容易に調
整可能である超微粒子分散材料の製造方法が提供でき
る。
造するための装置の模式図である。
造するための別装置の模式図である。
散ガラスの模式図である。
散ガラスの光学吸収スペクトルである。
4:基板ホルダー 5:基板、6:原料ガス導入管、7:Arガス導入管、
8:石英製窓 9:整合回路、10:高周波電源、11:微粒子原料蒸
発源 12:マスフローコントローラ、13:ポンプ、14:
ゲートバルブ 15:ターゲット回転機構、16:基板ホルダー回転機
構、17:レーザ光 18:アルゴンガス、19:TMOSガス、20:酸素
ガス 21:CdTe超微粒子、22:SiO2 ガラスマトリ
ックス
Claims (1)
- 【請求項1】 超微粒子の原料となる材料を不活性ガス
中で加熱蒸発し、不活性ガスとの衝突により該蒸気を急
冷することにより超微粒子を形成し、該超微粒子を基板
上に付着させる工程と、該基板上にマトリックスを形成
させる工程を交互に行う超微粒子分散材料の製造方法に
おいて、該マトリックスを形成させる工程は、有機化合
物またはシリコン水素化物の気体が化学反応に関与する
化学的気相堆積法による工程であることを特徴とする超
微粒子分散材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16305493A JP3341361B2 (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 超微粒子分散材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16305493A JP3341361B2 (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 超微粒子分散材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716451A JPH0716451A (ja) | 1995-01-20 |
JP3341361B2 true JP3341361B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=15766302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP16305493A Expired - Fee Related JP3341361B2 (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 超微粒子分散材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3341361B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19824364A1 (de) | 1998-05-30 | 1999-12-02 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zum Aufbringen eines Verschleißschutz-Schichtsystems mit optischen Eigenschaften auf Oberflächen |
-
1993
- 1993-07-01 JP JP16305493A patent/JP3341361B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716451A (ja) | 1995-01-20 |
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