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JP3339153B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3339153B2
JP3339153B2 JP33839593A JP33839593A JP3339153B2 JP 3339153 B2 JP3339153 B2 JP 3339153B2 JP 33839593 A JP33839593 A JP 33839593A JP 33839593 A JP33839593 A JP 33839593A JP 3339153 B2 JP3339153 B2 JP 3339153B2
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resist
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forming
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Sony Corp
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微細パターンの製造方
法およびこの方法を用いた半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体集積回路の研究開発におい
て、サブハーフミクロン領域のデザインルールデバイス
が研究開発されている。これらデバイス開発において用
いられるフォトリソグラフィー技術において、現在、最
先端のステッパー(縮小投影露光機)は、KrFエキシ
マレーザー光(248nm)を光源に用い、0.37〜
0.50程度の開口数(NA)のレンズを搭載している
(例えば、ニコンNSR1505EX1、キャノンFP
A4500)。これらステッパーを用いて、サブハーフ
ミクロン(0.5μm以下)領域のデザインルールデバ
イスの研究開発が研究されている。
【0003】ステッパーは、単一波長の光を露光光源に
用いている。単一波長で露光を行う場合には、定在波効
果と呼ばれる現象が発生することが広く知られている。
定在波が発生する原因は、レジスト膜内で露光用光の光
干渉が起こることによる。すなわち、図1に示すよう
に、入射光Pと、レジストPRと基板Sとの界面からの
反射光Rとが、レジストRRの膜内で干渉を起こすこと
による。
【0004】その結果として、図2に示すごとく、レジ
ストに吸収される光量(縦軸)が、レジスト膜厚(横
軸)に依存して変化する。なお本明細書中、レジストに
吸収される光量とは、表面反射や、基板でのでの吸収
や、レジストから出射した光の量などを除いた、レジス
ト自体に吸収される光の量をいう。かかる吸収光量が、
レジストを光反応させるエネルギーとなる。
【0005】なお、図2は、シリコン基板の上にレジス
ト膜(XP8843)を成膜し、レジスト膜の膜厚によ
る吸収光量の変化を調べた結果である。露光用光として
は、λ=248nmのKrFを仮定した。また、吸収光
量変化の度合いは、図3と図4との比較からも理解され
るように、下地基板の種類により異なる。図2,3,4
において、レジストとしてはいずれもXP8843(シ
プレー社)を用いているが、下地は各々Si、A1−S
i、W−Siである。すなわち、下地(基板)の光学定
数(n,k)およびレジストの光学定数(n,k)によ
り定まる多重干渉を考慮した複素振幅反射率(R)によ
り、吸収光量の変化の度合いは定まる。((R)は実数
部と虚数部とをもつベクトル量である)。
【0006】さらに、実デバイスにおいては、図5に略
示するように、基板S面には必ず凹凸が存在する。たと
えば、基板Sには、所定パターンのポリシリコン膜など
が形成されることがあり、ポリシリコン等の凸部Inが
存在する。このため、レジストPRを塗布した際、レジ
スト膜厚は、段差の上部と下部とで異なることになる。
つまり凸部In上のレジスト膜厚dPR2 は、それ以外の
レジスト膜厚dPR1 よりも小さくなる。
【0007】定在波効果は、レジスト膜厚により異なる
ことは前記説明したとおりであり、このため、定在波効
果の影響を受けることにより、レジストに吸収される光
量の変化も、各々変わって来る。その結果、露光、現像
後に得られるレジストパターンの寸法が、段差の上部と
下部とで、異なってしまう。
【0008】上記定在波効果のパターン寸法に及ぼす影
響は、同一波長、同一開口数のステッパーを用いた場
合、パターンが細かければ細かいほど顕著化し、どの種
類のレジストについても、共通に見られる現象である。
半導体装置等のデバイス作製時のフォトリソグラフィー
工程におけるレジストパターンの寸法精度は、一般に±
5%である。トータルでは±5%よりも緩くても実用可
とは考えられるが、フォーカスその他の、他の要因によ
るバラツキも生ずることを考え合わせれば、レジスト露
光時におけるパターン精度は、この±5%以内に収める
ことが望まれる。この±5%の寸法精度を達成するため
には、定在波効果の低減が必須である。
【0009】図6に、レジスト膜内での吸収光量の変動
(横軸)に対する、レジストパターンの寸法変動(縦
軸)を示す。図6から明らかなように、たとえば0.3
5μmルールのデバイスの作製を行うには、レジスト膜
の吸収光量の変動は、レンジ6%以下であることが要求
される。
【0010】さらに、実際の半導体デバイス作成時にお
いては、段差構造を有し、かつ図7に示すように、反射
率が異なる複数の領域A,Bが形成された下地基板上
に、一回の露光で、微細なレジストパターンが良好に安
定して形成できることが要求される。なお、図7におい
て、符号2は、シリコン基板、符号4はポリシリコン
膜、符号6はタングステンシリサイド膜、符号8は酸化
シリコン膜、符号10はレジスト膜、符号12はフォト
マスクを示す。図7に示す例では、酸化シリコン膜8を
フォトマスク12を用いてパターン加工する例を示し、
領域Aと領域Bとでは、下地基板からの反射率が相違す
る。
【0011】図8に示すように、下地基板からの反射率
が異なると、当然レジスト膜の吸収光量は異なる。この
ような状況においても、一回の露光で、微細なレジスト
パターンを良好に、しかも安定して形成するためには、
レジスト膜の吸収光量の変動は、たとえ下地基板からの
反射率が基板の膜面で異なる領域があるとしても、上記
レンジは6%以下であることが要求される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した要求に答える
べく、現在各方面で反射防止技術の検討が精力的に行わ
れている。本発明者は、レジスト膜の吸収光量の変動
を、例えばレンジ6%以下とする手段について、鋭意検
討した結果、タングステンシリサイドなどの高融点金属
シリサイド、Al−Siなどの金属、およびポリシリコ
ンなどのシリコン系材料の上に、SiC、SiOx 、S
x y z 、Siz y などの反射防止膜を成膜し、
その上からレジスト膜を成膜することで、定在波効果を
低減できることを見い出している。
【0013】しかしながら、これらの反射防止膜の材料
は、あくまで反射防止を施すべき基板材料に対して合わ
せ込まれて決定される。当然、実際のデバイス作成時に
おいては、一回の露光量域内で、段差構造を有し、かつ
反射率がマスクパターンの場所場所において異なるよう
な基板上に、マスクパターンを形成しなければならない
場合がある。この場合には、反射率が場所場所において
異なることに起因して、レジスト膜の吸収光量が、マス
クパターンの場所場所において異なり、結果として、レ
ジスト膜の吸収光量の変動をレンジ6%以下にさせるこ
とができない。
【0014】段差構造を有し、かつ反射率が場所場所で
異なる下地基板上に、良好なマスクパターンを形成する
ための従来技術としては、多層レジスト法、さらにはマ
スクを複数枚に分けて、すなわち複数回の露光でパター
ン形成を行う方法が知られている。
【0015】ただし、多層レジスト法に関しては、プロ
セスの複雑さ故に、また、複数回の露光法に関しては、
位置合わせ精度に対する要求がきわめて厳しくなる故
に、半導体デバイスの製造プロセスなどで要求される、
微細パターンの形成方法にはなり得ない。
【0016】そこで、段差構造を有し、かつ反射率が異
なる複数の異なる高反射領域を有する下地基板上におい
ても、一回の露光で、微細なレジストパターンを、良好
に、しかも安定して形成することができる反射防止技術
の確立が望まれている。本発明は、上記実情に鑑みてな
され、相互に異なる光学条件を有する少なくとも二つの
領域を含む下地基板上に、一回の露光で、微細なレジス
トパターンを、良好に、しかも安定して形成することが
できる微細パターンの製造方法およびそれを用いた半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明に係る半導体装置の製造方法は、
被加工膜上に、フォトリソグラフィー工程に用いる露光
用光の波長に対して光吸収性が高く、高融点金属、高融
点金属化合物および高融点金属シリサイドのうちのいず
れかの材料で構成される高吸収膜を形成する工程と、こ
の高吸収膜上に反射防止膜を形成する工程と、この反射
防止膜上にレジスト膜を形成する工程と、このレジスト
膜をフォトリソグラフィー法により所定のパターンに加
工する工程と、上記所定パターンのレジスト膜をマスク
として、上記反射防止膜、高吸収膜および被加工膜を所
定パターンにエッチング加工し、被加工膜にホールを形
成する工程と、上記ホール内に入り込むように、上記反
射防止膜上に、高融点金属、高融点金属化合物および高
融点金属シリサイドのうちのいずれかの材料で構成され
る下地膜を形成する工程と、上記下地膜が形成された上
記ホール内に、導電性プラグ層を埋め込み形成する工程
と、その後、全面エッチバック法により、上記ホール内
部以外の下地膜、反射防止膜、高吸収膜および導電性プ
ラグ層の上方一部をエッチチング加工する工程と、を含
む。
【0021】本発明では、i線(365nm)、または
それよりも短波長の光、たとえばi線、KrF、ArF
エキシマレーザを光源に用いて、下地基板上に、微細パ
ターンを作成する際に、一回の露光で、微細なレジスト
パターンを、良好に、しかも安定して形成するために、
まず、当該下地基板上に、高吸収膜を形成する。この高
吸収膜は、フォトリソグラフィー工程に用いる露光用光
の波長に対して光吸収性の高い膜であり、この膜を形成
することで、光学条件が相違する領域(しかも双方共に
比較的高反射の領域)が形成された下地基板からの反射
光を2%以下にすることができる。この高吸収膜を下地
基板上に形成することで、光学条件が相違する領域から
反射される反射光は、共に2%以下となり、下地基板を
単一種類の基板とみなすことができる。
【0022】露光用光に対し、光学条件が相違する領域
から反射される反射光を、共に2%以下にするような高
吸収膜の決定は、以下の手段を用いて行った。 (I)光学条件が相違する領域を、それぞれ単一の基板
とみなし、これら複数の基板のそれぞれに対して、レジ
スト膜内での露光用光の多重干渉を考慮した、レジスト
を光反応させるエネルギーとなるレジストに吸収される
光量を求める。吸収光量の度合は、それぞれの基板の光
学定数(n,k)により異なる。
【0023】(II)光学定数が異なる複数の基板のそれ
ぞれに対して、当該基板上に、高吸収成膜(k>0)が
あると仮定して、その高吸収膜の膜厚を除々に増加させ
て域、レジスト膜内での露光用光の多重干渉を考慮した
レジスト膜に吸収される光量を求める。
【0024】(III)上記(II)で求めた光学定数の異
なる複数の基板上に、高吸収膜があると仮定して求め
た、それぞれの基板に対する、レジスト膜内部の吸収光
量の変動結果に於て、それぞれの結果が同一となるよう
な、高吸収膜の光学定数および膜厚を求める。
【0025】(IV)上記(III)で得た条件を有する実
際の材質の膜を、本発明における高吸収膜として用い
る。 上記(I)〜(IV)の手段を用いて、本発明において使
用することができる高吸収膜を探したところ、n=0.
5〜7、k=1.5〜3.5である単結晶シリコン、多
結晶シリコン、非晶質シリコン、ドープトシリコンなど
のシリコン系材料が望ましいことが判明した。このよう
なシリコン系材料の高吸収膜の膜厚は、9.5〜40n
mで用いることが好ましいことが判明した。
【0026】また、タングステンまたはチタンなどの高
融点金属または高融点金属の化合物、特に、チタンナイ
トライド、チタンオキシナイトライドなどのチタン系材
料が望ましいことが判明した。このような高融点金属ま
たは高融点金属の化合物は、露光用光に対して、n=
0.5〜3.0、k=0.5〜3.0の光学定数を有す
る。また、この高融点金属または高融点金属の化合物で
構成される高吸収膜の膜厚は、15〜120nmで用い
ることが好ましいことが判明した。
【0027】また、タングステンシリサイドなどの高融
点金属シリサイド系材料が望ましいことが判明した。こ
の高融点金属シリサイド系材料は、露光用光に対して、
n=0.5〜4.5、k=1.5〜3.5の光学定数を
有する。また、この高融点金属シリサイドで構成される
高吸収膜の膜厚は、8〜30nmで用いることが好まし
いことが判明した。
【0028】このような材料の高吸収膜を、相互に異な
る光学条件を有する少なくとも二つの領域を含む下地基
板上に形成することで、下地基板からの反射率を2%以
下に抑えることができ、光学的には、下地基板を単一種
類の基板としてみなすことが可能になる。
【0029】本発明では、このような高吸収膜の上に、
反射防止膜を形成する。反射防止膜の決定は、以下の手
段を用いて行った。 (I)任意に定めたある膜厚のレジストの膜厚に対し、
反射防止膜の光学条件(n,k)を連続的に変化させ
(ただし、反射防止膜の膜厚は固定しておく)た際のレ
ジスト膜内で吸収される吸収光量の等高線を求める。
【0030】(II)上記(I)で求めた各レジスト膜の
膜厚におけるレジスト内部の吸収光量の等高線の結果に
おいて、吸収光量の差が最小になる共通領域を見い出
し、この共通領域により限定される光学条件を、(I)
において定めた反射防止膜の膜厚における光学条件
(n,k)とする。
【0031】(III)反射防止膜の膜厚を変化させて、
上記(I),(II)の操作を繰り返し行い、反射防止膜
の各膜厚に対する各最適条件の光学定数(n,k)を求
める。 (IV)上記(III)で得られた最適条件の光学定数を有
する実際の材質の反射防止膜を見い出す。
【0032】次に、図面を参照して、本発明に用いられ
る反射防止膜の包括的条件を決定する上記手段(I)〜
(IV)について、より具体的に説明する。 定在波効果の極大値間、または極小値間のレジスト膜
厚は、レジストの屈折率をnPRとし、露光用光の波長を
λとすると、λ/4nで与えられる(図9参照)。
【0033】レジストと下地基板との間に、反射防止
膜ARLを過程して、その膜厚さd arl ,光学定数をn
arl ,karl とする。 図9におけるある1点(例えば、定在波効果が極大と
なる膜厚)の膜厚に着目すると、反射防止膜の膜厚さd
arl を固定してnarl ,karl を変化させた場合、その
点におけるレジスト膜の吸収光量は変化する。この変化
する軌跡、すなわち吸収光量の等高線を求めると、図1
0に示すようになる。
【0034】他の異なったレジスト膜厚dPRについ
て、少なくとも定在波効果を極大もしくは極小にする膜
厚を基準にして、λ/8nPR間隔で4ケ所に対して、
を繰り返し行うと、図10に対応した図11〜図13が
得られる(図10〜図13は、反射防止膜厚を20nm
に規定し、レジスト膜厚を各々985nm、1000n
m、1018nm、1035nmとした結果を示す)。
以上は、上記手段(I)に該当する。
【0035】図10〜図13の各々グラフの共通領域
は、反射防止膜の特定の膜厚について、レジスト膜厚が
変化しても、レジスト膜内での吸収光量が変化しない領
域を示している。すなわち、上記共通領域は、定在波効
果を最小にする、反射防止効果が最も高い領域である。
よって、かかる共通領域を見い出す。共通領域を見い出
すのは、例えば簡便には、各図(グラフ)を重ね合わせ
て、共通領域をとることにより、行うことができる(も
ちろん、コンピュータでの共通領域の検索により行って
もよい)。これは上記手段(II)に該当する。
【0036】次に、反射防止膜の膜厚dを連続的に変
化させて上記を繰り返す。たとえば最初のステッ
プのまでは、d=20nmとして操作を行ったとする
と、dを変えて、上記を繰り返し行う。これにより、定
在波効果を最小にするような反射防止膜の膜厚darl
光学定数narl ,karl の条件を特定できる。これは上
記手段(III)に該当する。
【0037】上記で特定した反射防止膜の満たすべ
き条件(膜厚、光学定数)を満足するような膜の種類
を、露光用光における各膜種の光学定数を測定すること
により、見い出す。これは手段(IV)に該当する。上記
手法は、全ての波長、全ての下地基板に対して、原理的
に適用可能である。
【0038】上記(I)〜(IV)の手段で、本発明に係
る方法で好適に用いることができる反射防止膜について
検討したところ、SiX y z 膜またはSiX y
が特に適切であることが判明した。すなわち、高吸収膜
として、上記材料を用いた場合には、反射防止膜として
は、n=1.8〜2.6、k=0.1〜0.8の光学定
数を有する有機膜もしくは無機膜、特に、SiX y
z 膜(水素Hを含有してもよい)またはSiX y
を、20〜150nmの膜厚で用いることが好ましいこ
とが判明した。
【0039】これらSiX y z 膜またはSiX y
膜は、各種CVD法により容易に成膜することができ
る。たとえば、これら膜は、平行平板型プラズマCVD
法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイアスECR
プラズマCVD法を利用し、マイクロ波を用いて、シラ
ン系ガスと酸素および窒素を含むガスと(たとえばSi
4 +O2 +N2 )の混合ガス、またはシラン系ガスと
窒素を含むガス(たとえばSiH4 +N2 O)の混合ガ
スとを用いて成膜することができる。また、その際に、
バッファガスとして、アルゴンArガスなどを用いるこ
とができる。
【0040】たとえば、SiX y z 膜は、図14に
示すように、製膜時の条件、特にシラン系ガスの流量比
に応じて、得られる膜の光学定数(n,k)を、nが
1.5〜2.7の範囲、kが0.1〜0.8の範囲で自
由に変えることができるので、特定の下地基板のための
反射防止膜として要求される光学定数の値を持つ反射防
止膜を容易に作ることができる。
【0041】また、これらSiX y z 膜またはSi
X y 膜は、レジストをマスクとして、CF4 、CHF
3 、C26 、C48 、SF6 、S22 、NF3
ガスをエッチャントとし、Arを添加してイオン性を高
めたRIEにより、容易にエッチングすることができ
る。そのRIEは、約2Pa程度の圧力下で、10〜1
00W程度のパワーをかけて行うことが好ましい。ま
た、RIE時のガスの流量は、特に限定されないが、5
〜70SCCMであることが好ましい。
【0042】また、パターンが転写された高吸収性膜を
マスクとして、下地基板にパターンを転写した後は、フ
ッ素系のガスを用いたエッチバック法により、シリコン
系、高融点金属系、高融点金属化合物系または高融点金
属シリサイド系の高吸収性膜は、容易に除去することが
できる。
【0043】上述した本発明に係る微細パターンの製造
方法では、段差を有し、しかも光学条件が相違する複数
の領域を有する下地基板上であっても、i線(365n
m)よりも短波長の光、たとえばi線、KrF、ArF
エキシマレーザを光源に用いて、一回の露光で、微細な
レジストパターンを、良好に、しかも安定して形成する
ことができる。
【0044】本発明に係る微細パターンの製造方法は、
特に、微細パターンを有する半導体装置の製造方法に対
して好適に用いることができる。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明は、以下の実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲内で種々に改変することができる。実施例1 この実施例は、本発明を、i線(365nm)よりも短
波長の光、例えばi線,KrF,ArFエキシマリソグ
ラフィーを用いて半導体を製造する際に、反射率の異な
る複数の高反射層領域を有する一枚の下地基板上に、微
細なマスクパターンを転写する半導体製造工程におい
て、この下地基板全面に成膜する高吸収膜として、多結
晶シリコン、アモルファスシリコン、ドープドポリシリ
コン等のシリコン系材料を用いた例である。
【0046】本実施例の半導体製造方法では、まず、図
15に示すように、たとえばシリコンウェーハなどで構
成された半導体基板20上に、ゲート絶縁層を介して、
ポリシリコン層22およびタングステンシリサイド24
から成るポリサイド構造のゲート電極を形成する。その
上に、酸化シリコン膜等の透明絶縁膜26を成膜する。
この透明絶縁膜26において、タングステンシリサイド
24の上部に位置する領域Aと、半導体基板20の表面
に形成される不純物拡散層の上部に位置する領域Bとで
は、フォトマスク30を用いて露光を行う際に、下地基
板25(ポリシリコン膜22、タングステンシリサイド
膜24および透明絶縁膜26が形成された半導体基板2
0)の光学条件が相違する。
【0047】そこで、本実施例では、透明絶縁膜26の
上に、まず、高吸収膜32を全面に成膜する。本実施例
では、高吸収膜32としては、ポリシリコン、非晶質シ
リコン、ドープトシリコンなどのシリコン系材料を用い
る。i線(365nm)、KrF(248nm)、Ar
F(193nm)における多結晶シリコン(Poly−
Si)、非晶質シリコン(α−Si)の光学定数(屈折
率n)および吸収係数α(l/nm)は、下の表1の通
りである。
【0048】
【表1】
【0049】厚みdの膜の透過率Tは、入射光量I0
透過光量をIとし、波長をλとし、膜の吸収係数をα
(=4πk/λ)とすると、 T(=I0 /I)=exp(−αd)で与えられる。す
なわち、透過率Tは、吸収係数が大きいほど、そして膜
が厚いほど小さくなり、1/e2 程度で透過率は13.
5%程度となる。入射光は、該膜と下層膜界面での反射
率をR(=10〜80%)とするとI×Rの光が該膜へ
と反射する。したがって、一回の反射で戻ってくる反射
光成分は、入射光量を1とすると、0.135(=1/
2 )×(0.1〜0.8)(=R)×0.135(=
1/e 2 )=0.0018〜0.014程度に減衰す
る。すなわち、1/e2 程度に光を減衰するような膜を
用いることにより、もはや反射光は全く無視できるレベ
ルとなる。
【0050】したがって、このような条件を満足する高
吸収膜を、下地基板の全面に成膜すれば、いかに反射率
の異なる複数の高反射層を有する下地基板上において
も、該基板は、同一の反射率のみを有する単一基板と等
価となる。上記高吸収性膜として、多結晶シリコン、非
晶質シリコン、ドープトポリシリコン等のシリコン系材
料を用いる場合、上記表1より、αd≧2を満たすため
には、d=9.5〜40nmの膜厚で用いれば良いこと
が分かる。
【0051】図16に、シリコン基板上に40nmの膜
厚のポリシリコン膜を成膜し、該膜上にレジストを塗布
した際の定在波効果を示す。レジストとしては、XP8
843を用いた。レジストのnPRおよびkPRは、それぞ
れ1.802および0.0107であった。ポリシリコ
ン膜のnpolyおよびkpolyは、それぞれ1.68および
3.27であった。半導体基板のnsub およびk
sub は、それぞれ1.572および3.583であっ
た。露光用光としては、波長λが248nmのKrFを
用いた。
【0052】図17に、タングステンシリサイド上に、
やはり40nmの膜厚のポリシリコン膜を成膜し、該膜
上にレジストを塗布した際の定在波効果を示す。レジス
トとしては、XP8843を用いた。レジストのnPR
よびkPRは、それぞれ1.802および0.0107で
あった。ポリシリコン膜のnpolyおよびkpolyは、それ
ぞれ1.68および3.27であった。タングステンシ
リサイドのnWSi およびkWSi は、それぞれ1.96お
よび2.69であった。露光用光としては、波長λが2
48nmのKrFを用いた。
【0053】両図において、横軸に、レジスト膜厚、縦
軸に、レジストを実際に感光させる成分であるレジスト
吸収光量を取っている。図16と図17とを比較する
と、同一の結果となっている。すなわち、いかに反射率
の異なる複数の高反射層領域を有する下地基板上におい
ても、膜厚9.5〜40nmの多結晶シリコン、非晶質
シリコン、ドープドポリシリコン等のシリコン系材料を
下地基板全面に成膜することにより、該下地基板は同一
の反射のみを有する基板と実質的に等価となる。
【0054】したがって、図15に示すように、光学条
件が相違する領域A,Bが形成された下地基板25上
に、本実施例の高吸収層32を全面に設けることで、そ
の下地基板25を、光学的に単一の基板と同様に扱うこ
とが可能になることが証明された。
【0055】高吸収層32の表面には、図15に示すレ
ジスト膜28を直接または反射防止膜34を介して成膜
する。その後、フォトマスク30を用いて、レジスト膜
28をパターン加工すれば、定在波効果を最小にして、
レジスト膜28を高精度で微細パターンに加工すること
ができる。
【0056】図18は、下地基板として、シリコン基板
およびタングステンシリサイドのそれぞれの上に、高吸
収膜として9.5〜40nmのポリシリコンを成膜し、
その上に、反射防止膜として、20〜150nmの膜厚
のSiX y z 膜(水素Hを含有)を成膜し、その上
にレジスト膜を成膜した場合、その定在波効果を示す。
図18から明らかなように、下地基板の種類に拘らず、
定在波効果を双方ともに同様に最小限にできることが確
認された。
【0057】なお、図18に示す実験において、レジス
トとしては、XP8843を用いた。レジストのnPR
よびkPRは、それぞれ1.802および0.0107で
あった。ポリシリコン膜のnpolyおよびkpolyは、それ
ぞれ1.68および3.27であった。タングステンシ
リサイドのnWSi およびkWSi は、それぞれ1.96お
よび2.69であった。半導体基板のnsub およびk
sub は、それぞれ1.572および3.583であっ
た。SiX y z 膜のnarl およびkarl は、それぞ
れ2.15および0.67であった。
【0058】露光用光としては、波長λが248nmの
KrFを用いた。また、SiX yz 膜は、平行平板
型プラズマCVD法、ECRプラズマCVD法、もしく
はバイアスECRプラズマCVD法を利用し、マイクロ
波(2.45GHz)を用いて、SiH4 +O2 +N2
の混合ガスを用いて成膜した。
【0059】実施例2 この実施例2では、高吸収膜として、チタンナイトライ
ド、チタンオキシナイトライド、などのチタン系材料を
用いた以外は、実施例1と同様にして、本発明の有効性
を証明した。
【0060】i線(365nm)、KrF(248n
m)、ArF(193nm)におけるTiN、TiON
の光学定数(屈折率n)および吸収係数α(l/nm)
は、下の表2の通りである。
【0061】
【表2】
【0062】上記表2より、実施例1と同様にして、チ
タンナイトライド、チタンオキシナイトライド、などの
チタン系材料において、αd≧2を満たすためには、d
=15〜120nmの膜厚で用いれば良いことが分か
る。図19に、シリコン基板上に120nmの膜厚のチ
タンナイトライドTiN膜を成膜し、該膜上にレジスト
を塗布した際の定在波効果を示す。レジストとしては、
XP8843を用いた。レジストのnPRおよびkPRは、
それぞれ1.802および0.0107であった。Ti
N膜のnTiN およびkTiN は、それぞれ2.19および
1.6であった。半導体基板のnsub およびksub は、
それぞれ1.57および3.58であった。露光用光と
しては、波長λが248nmのKrFを用いた。
【0063】図20に、タングステンシリサイド上に、
やはり120nmの膜厚のTiN膜を成膜し、該膜上に
レジストを塗布した際の定在波効果を示す。レジストと
しては、XP8843を用いた。レジストのnPRおよび
PRは、それぞれ1.802および0.0107であっ
た。TiN膜のnTiN およびkTiN は、それぞれ2.1
9および1.6であった。タングステンシリサイドのn
WSi およびkWSi は、それぞれ1.96および2.69
であった。露光用光としては、波長λが248nmのK
rFを用いた。
【0064】両図において、横軸に、レジスト膜厚、縦
軸に、レジストを実際に感光させる成分であるレジスト
吸収光量を取っている。図19と図20とを比較する
と、同一の結果となっている。すなわち、いかに反射率
の異なる複数の高反射層領域を有する下地基板上におい
ても、膜厚15〜120nmのTiN,TiON等のチ
タン系材料を下地基板全面に成膜することにより、該下
地基板は同一の反射のみを有する基板と実質的に等価と
なる。
【0065】したがって、図15に示すように、光学条
件が相違する領域A,Bが形成された下地基板25上
に、本実施例の高吸収層32を全面に設けることで、そ
の下地基板25を、光学的に単一の基板と同様に扱うこ
とが可能になることが証明された。
【0066】高吸収層32の表面には、図15に示すレ
ジスト膜28を直接または反射防止膜34を介して成膜
する。その後、フォトマスク30を用いて、レジスト膜
28をパターン加工すれば、定在波効果を最小にして、
レジスト膜28を高精度で微細パターンに加工すること
ができる。
【0067】実施例3 この実施例3では、高吸収膜として、タングステン、タ
ングステンシリサイドなどの高融点金属または高融点金
属シリサイド系材料を用いた以外は、実施例1と同様に
して、本発明の有効性を証明した。
【0068】i線(365nm)、KrF(248n
m)、ArF(193nm)におけるW,WSiの光学
定数(屈折率n)および吸収係数α(l/nm)は、下
の表3の通りである。
【0069】
【表3】
【0070】上記表3より、実施例1と同様にして、タ
ングステン、タングステンシリサイドなどの高融点金属
または高融点金属シリサイド系材料において、αd≧2
を満たすためには、d=8〜30nmの膜厚で用いれば
良いことが分かる。図21に、シリコン基板上に30n
mの膜厚のタングステンシリサイドWSi膜を成膜し、
該膜上にレジストを塗布した際の定在波効果を示す。レ
ジストとしては、XP8843を用いた。レジストのn
PRおよびkPRは、それぞれ1.802および0.010
7であった。WSi膜のnWSi およびkWSi は、それぞ
れ1.96および2.69であった。半導体基板のn
sub およびksub は、それぞれ1.57および3.58
であった。露光用光としては、波長λが248nmのK
rFを用いた。
【0071】図22に、タングステンシリサイド上に、
やはり30nmの膜厚のWSi膜を成膜し、該膜上にレ
ジストを塗布した際の定在波効果を示す。レジストとし
ては、XP8843を用いた。レジストのnPRおよびk
PRは、それぞれ1.802および0.0107であっ
た。WSi膜のnWSi およびkWSi は、それぞれ1.9
6および2.69であった。露光用光としては、波長λ
が248nmのKrFを用いた。
【0072】両図において、横軸に、レジスト膜厚、縦
軸に、レジストを実際に感光させる成分であるレジスト
吸収光量を取っている。図21と図22とを比較する
と、同一の結果となっている。すなわち、いかに反射率
の異なる複数の高反射層領域を有する下地基板上におい
ても、膜厚8〜30nmのW,WSi等の高融点金属ま
たは高融点金属シリサイド系材料を下地基板全面に成膜
することにより、該下地基板は同一の反射のみを有する
基板と実質的に等価となる。したがって、図15に示す
ように、光学条件が相違する領域A,Bが形成された下
地基板25上に、本実施例の高吸収層32を全面に設け
ることで、その下地基板25を、光学的に単一の基板と
同様に扱うことが可能になることが証明された。
【0073】高吸収層32の表面には、図15に示すレ
ジスト膜28を直接または反射防止膜34を介して成膜
する。その後、フォトマスク30を用いて、レジスト膜
28をパターン加工すれば、定在波効果を最小にして、
レジスト膜28を高精度で微細パターンに加工すること
ができる。
【0074】実施例4 本実施例4では、図23に示すように、実際に半導体装
置に微細パターンを製造する方法について説明する。図
23(A)に示すように、たとえばシリコンウェーハな
どで構成された半導体基板20上に、ゲート絶縁層を介
して、ポリシリコン層22およびタングステンシリサイ
ド24から成るポリサイド構造のゲート電極を形成す
る。その上に、被加工膜として、酸化シリコン膜等の透
明絶縁膜26を成膜する。この透明絶縁膜26におい
て、タングステンシリサイド24の上部に位置する領域
と、半導体基板20の表面に形成される不純物拡散層の
上部に位置する領域とでは、露光を行う際に、下地基板
25(ポリシリコン膜22、タングステンシリサイド膜
24および透明絶縁膜26が形成された半導体基板2
0)の光学条件が相違する。
【0075】そこで、本実施例では、透明絶縁膜26の
上に、まず、高吸収膜32を全面に成膜する。本実施例
では、高吸収膜32としては、実施例1と同様に、ポリ
シリコン、非晶質シリコン、ドープトシリコンなどのシ
リコン系材料を用いる。高吸収膜32の膜厚は、たとえ
ば40nmである。膜厚40nmの多結晶シリコン、非
晶質シリコン、ドープドポリシリコン等のシリコン系材
料を、下地基板25の全面に成膜することにより、該下
地基板25は同一の反射のみを有する基板と実質的に等
価となる。
【0076】次に、その高吸収膜32の表面に、反射防
止膜34を成膜する。反射防止膜34としては、たとえ
ば30nm程度の膜厚のSiX y z 膜(水素Hを含
有)またはSiX y 膜を、平行平板型プラズマCVD
法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイアスECR
プラズマCVD法を利用し、マイクロ波(2.45GH
z)を用いて、SiH4 +O2 +N2 の混合ガスを用い
て成膜した。
【0077】次に、この反射防止膜34の上に、レジス
ト膜28を成膜した。レジスト膜28としては、XP8
843を用いた。次に、フォトマスクを用いて露光を行
い、レジスト28に微細パターン40a,40bを形成
した。露光用光としては、波長λが248nmのKrF
を用いた。
【0078】その際に、高吸収膜32および反射防止膜
34をレジスト膜28の下層側に位置させることで、下
地基板25に光学条件が相違する領域が形成されていて
も、定在波効果の影響をほとんどなくすことができ、安
定して良好な微細パターン40a,bを形成することが
できた。
【0079】次に、本実施例では、図23(B)に示す
ように、微細パターン40a,40bが形成されたレジ
スト膜28をマスクとして、反射防止層34および高吸
収層32をエッチングした。エッチングに際しては、C
HF3 (50〜100SCCM)+O2 (30SCCM)などの
フッ素ガスを用い、2Pa程度の圧力下で、100〜1
000W程度のパワーをかけ、イオン性を高めたRIE
(リアクティブイオンエッチング)を行った。
【0080】次に、図23(C)に示すように、レジス
ト28を酸素プラズマを用いて除去した。次に、図23
(C)に示す状態で、下地基板25の全面をエッチバッ
ク処理した。エッチバック処理に際しては、フッ素ガス
を用い、2Pa程度の圧力下で、10〜100W程度の
パワーをかけ、イオン性を高めたRIEによりエッチバ
ックを行った。このエッチバックにより、図23
(D),(E)に示すように、SiX y z 膜または
SiX y 膜で構成される反射防止膜34およびシリコ
ン系材料で構成される高吸収膜32が、下地の透明絶縁
膜26と共にエッチング加工される。エッチバック処理
は、タングステンシリサイド層24および半導体基板2
0の表面に到達する微細コンタクトホール42a,42
bが形成された時点で終了する。
【0081】上記エッチバック処理が終了した時点でも
って、反射率の異なる複数の高反射層を有する下地基板
25上に、微細なマスクパターンを一回の露光で形成し
たこととなる。実施例5 本実施例5では、図23に示すように、実際に半導体装
置に微細パターンを製造する方法について説明する。こ
の実施例5では、実施例4と比較し、高吸収膜32とし
て、チタンナイトライド、チタンオキシナイトライドな
どのチタン系材料膜(100nm)で構成し、図23
(B)に示す工程でのチタン系材料の高吸収膜32のエ
ッチング加工時に、塩素系ガスを用いてRIEし、図2
3(C)〜(E)に示す工程のエッチバック処理で、C
HF3 (50〜100SCCM)+C22 (30SCCM)な
どのフッ素ガスを用いた以外は、実施例4と同様にし
て、半導体装置の製造を行った。
【0082】なお、図23(C)〜(D)に示す工程と
でのエッチングの選択比は、SiO 2 /SiOx y
H=3〜8程度、SiO2 /TiN=3〜8程度であっ
た。このエッチバックは、ゲート電極、およびアクティ
ブ層である半導体基板の表面に夫々にエッチングが到達
した時点で終了する。
【0083】上記エッチングが終了した時点でもって、
反射率の異なる複数の高反射層を有する下地基板上に、
微細なマスクパターンを一回の露光で形成することがで
きる。実施例6 本実施例6では、図23に示すように、実際に半導体装
置に微細パターンを製造する方法について説明する。こ
の実施例6では、実施例4と比較し、高吸収膜32とし
て、タングステン、タングステンシリサイド等の高融点
金属または高融点金属シリサイド系材料膜(30nm)
で構成し、図23(B)に示す工程での高融点金属また
は高融点金属系シリサイド系材料の高吸収膜32のエッ
チング加工時に、塩素系ガスを用いてRIEし、図23
(C)〜(E)に示す工程のエッチバック処理で、CH
3 (50〜100SCCM)+C22 (30SCCM)など
のフッ素ガスを用いた以外は、実施例4と同様にして、
半導体装置の製造を行った。
【0084】本実施例でも、反射率の異なる複数の高反
射層を有する下地基板上に、微細なマスクパターンを一
回の露光で形成することができる。実施例7 本実施例7では、図24に示すように、実際に半導体装
置に微細パターンを製造する方法について説明する。
【0085】図24(A)に示すように、たとえばシリ
コンウェーハなどで構成された半導体基板20上に、ゲ
ート絶縁層を介して、ポリシリコン層22およびタング
ステンシリサイド24から成るポリサイド構造のゲート
電極を形成する。その上に、被加工膜として、酸化シリ
コン膜等の透明絶縁膜26を成膜する。この透明絶縁膜
26において、タングステンシリサイド24の上部に位
置する領域と、半導体基板20の表面に形成される不純
物拡散層の上部に位置する領域とでは、露光を行う際
に、下地基板25(ポリシリコン膜22、タングステン
シリサイド膜24および透明絶縁膜26が形成された半
導体基板20)の光学条件が相違する。
【0086】そこで、本実施例では、透明絶縁膜26の
上に、まず、高吸収膜32を全面に成膜する。本実施例
では、高吸収膜32としては、実施例2と同様に、チタ
ンナイトライド、チタンオキシナイトライドなどのチタ
ン系材料を用いる。高吸収膜32の膜厚は、たとえば1
00nmである。膜厚100nmのチタン系材料の高吸
収膜32を、下地基板25の全面に成膜することによ
り、該下地基板25は同一の反射のみを有する基板と実
質的に等価となる。
【0087】次に、その高吸収膜32の表面に、反射防
止膜34を成膜する。反射防止膜34としては、たとえ
ば100nm程度の膜厚のSiX y z 膜(水素Hを
含有)またはSiX y 膜を、平行平板型プラズマCV
D法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイアスEC
RプラズマCVD法を利用し、マイクロ波(2.45G
Hz)を用いて、SiH4 +O2 +N2 の混合ガスを用
いて成膜した。
【0088】次に、この反射防止膜34の上に、レジス
ト膜28を成膜した。レジスト膜28としては、XP8
843を用いた。次に、フォトマスクを用いて露光を行
い、レジスト28に微細パターン40a,40bを形成
した。露光用光としては、波長λが248nmのKrF
を用いた。
【0089】その際に、高吸収膜32および反射防止膜
34をレジスト膜28の下層側に位置させることで、下
地基板25に光学条件が相違する領域が形成されていて
も、定在波効果の影響をほとんどなくすことができ、安
定して良好な微細パターン40a,bを形成することが
できた。
【0090】次に、本実施例では、図23(B)に示す
ように、微細パターン40a,40bが形成されたレジ
スト膜28をマスクとして、反射防止層34、高吸収層
32、および透明絶縁膜26を順次エッチングした。S
X y z 膜(水素Hを含有)またはSiX y 膜で
構成される反射防止層34のエッチングに際しては、S
22 (5〜30SCCM)、C48 (30〜70SCCM)
+CHF3 (10〜30SCCM)、CHF3 (50〜10
0SCCM)+O 2 (3〜20SCCM)などのフッ素ガスを用
い、2Pa程度の圧力下で、100〜1000W程度の
パワーをかけ、イオン性を高めたRIE(リアクティブ
イオンエッチング)を行った。
【0091】チタン系の高吸収膜32のエッチングは、
塩素系ガスを用いて行った。透明絶縁膜26のエッチン
グは、S22 (5〜30SCCM)、C48 (30〜7
0SCCM)+CHF3 (10〜30SCCM)、CHF3 (5
0〜100SCCM)+O2 (3〜20SCCM)などのフッ素
ガスを用い、2Pa程度の圧力下で、100〜1000
W程度のパワーをかけ、イオン性を高めたRIE(リア
クティブイオンエッチング)により行った。このエッチ
ングは、タングステンシリサイド膜24を有するゲート
電極の表面、および半導体基板20のアクティブ層の表
面にエッチングが到達した状態で終了する。このエッチ
ングにより、透明絶縁膜26には、微細パターンのコン
タクトホール42a,42bが形成された。
【0092】次に、図24(C)に示すように、レジス
ト28を酸素プラズマを用いて除去した。次に、図24
(C)に示す状態で、その下地基板25の表面に、図2
4(D)に示すように、コンタクトホール42a,42
b内に入り込むように、チタン膜46およびチタンナイ
トライド膜48を夫々2nm、30nm程度成膜した。
これは選択タングステンを用いて配線構造を形成する際
の密着層となる層である。
【0093】その後、タングステンによる選択成長法を
用いて、コンタクトホール42a,42b内に、タング
ステンで構成される導電性プラグ層44a,44bを埋
め込んだ。その後、タングステンで構成される導電性プ
ラグ層44a,44bをフッソ系のガスを用いて、エッ
チバックした後に、チタン膜46、チタンナイトライド
膜48、SiOx y :HもしくはSix y などで構
成される反射防止層34、およびチタン系高吸収膜32
を、塩素系のガスを用いて、除去した。
【0094】その結果、図25(F)に示すように、微
細パターンのコンタクトホール42a,42b内に導電
性プラグ層44a,44bが埋め込み形成された半導体
装置を得ることができた。実施例8 本実施例では、上記実施例1〜実施例7で示した、Si
x y z 膜を、以下の手法により成膜して反射防止膜
を形成した以外は、これら実施例と同様にして、半導体
装置上に微細パターンを形成した。
【0095】すなわち、本実施例では、平行平板型プラ
ズマCVD法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイ
アスECRプラズマCVD法を利用し、マイクロ波
(2.45GHz)を用いて、SiH4 +O2 +N2
混合ガス、もしくはSiH4 +N2 O混合ガスを用い
て、反射防止膜を成膜した。
【0096】実施例9 本実施例では、上記実施例1〜実施例7で示した、Si
x y z 膜を、以下の手法により成膜して反射防止膜
を形成した以外は、これら実施例と同様にして、半導体
装置上に微細パターンを形成した。
【0097】すなわち、本実施例では、平行平板型プラ
ズマCVD法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイ
アスECRプラズマCVD法を利用し、マイクロ波
(2.45GHz)を用いて、SiH4 +O2 +N2
混合ガス、もしくはSiH4 +N2 O混合ガスを用い、
バッファガスとしてArを用いて反射防止膜を成膜し
た。
【0098】実施例10 本実施例では、上記実施例1〜実施例7で示した、Si
x y z 膜を、以下の手法により成膜して反射防止膜
を形成した以外は、これら実施例と同様にして、半導体
装置上に微細パターンを形成した。
【0099】すなわち、本実施例では、平行平板型プラ
ズマCVD法、ECRCVD法、もしくはバイアスEC
RCVD法を利用し、SiH4 +O2 +N2 の混合ガ
ス、もしくはSiH4 +N2 O混合ガスを用いて成膜し
た。
【0100】実施例11 本実施例では、上記実施例1〜実施例7で示した、Si
x y z 膜を、以下の手法により成膜して反射防止膜
を形成した以外は、これら実施例と同様にして、半導体
装置上に微細パターンを形成した。
【0101】すなわち、本実施例では、平行平板型プラ
ズマCVD法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイ
アスECRプラズマCVD法を利用し、SiH4 +O2
+N2 の混合ガス、もしくはSiH4 +N2 O混合ガス
を用い、バッファガスとしてArを用いて成膜した。
【0102】実施例12 本実施例では、上記実施例1〜実施例7で示した、Si
x y 膜を、以下の手法により成膜して反射防止膜を形
成した以外は、これら実施例と同様にして、半導体装置
上に微細パターンを形成した。
【0103】すなわち、本実施例では、平行平板型プラ
ズマCVD法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイ
アスECRプラズマCVD法を利用し、マイクロ波
(2.45GHz)を用いて、SiH4 +NH3 混合ガ
ス、もしくはSiH2 C12 +NH3混合ガスを用いて
反射防止膜を成膜した。
【0104】実施例13 本実施例では、上記実施例1〜実施例7で示した、Si
x y 膜を、以下の手法により成膜して反射防止膜を形
成した以外は、これら実施例と同様にして、半導体装置
上に微細パターンを形成した。
【0105】すなわち、本実施例では、平行平板型プラ
ズマCVD法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイ
アスECRプラズマCVD法を利用し、マイクロ波
(2.45GHz)を用いて、SiH4 +O2 混合ガ
ス、もしくは、SiH2 C12 +NH3 混合ガスを用
い、バッファガスとしてArを用いて、反射防止膜を成
膜した。
【0106】実施例14 本実施例では、上記実施例1〜実施例7で示した、Si
x y 膜を、以下の手法により成膜して反射防止膜を形
成した以外は、これら実施例と同様にして、半導体装置
上に微細パターンを形成した。
【0107】すなわち、本実施例では、平行平板型プラ
ズマCVD法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイ
アスECRプラズマCVD法を利用し、SiH4 +NH
3 混合ガス、もしくは、SiH2 C12 +NH3 混合ガ
スを用いて、反射防止膜を成膜した。
【0108】実施例15 本実施例では、上記実施例1〜実施例7で示した、Si
x y 膜を、以下の手法により成膜して反射防止膜を形
成した以外は、これら実施例と同様にして、半導体装置
上に微細パターンを形成した。
【0109】すなわち、本実施例では、平行平板型プラ
ズマCVD法、ECRプラズマCVD法、もしくはバイ
アスECRプラズマCVD法を利用し、SiH4 +O2
混合ガス、もしくは、SiH2 C12 +NH3 混合ガス
を用い、バッファガスとしてArを用いて、反射防止膜
を成膜した。
【0110】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、段差を有し、しかも光学条件が相違する複数の領域
を有する下地基板上であっても、i線(365nm)よ
りも短波長の光、たとえばi線、KrF、ArFエキシ
マレーザを光源に用いて、一回の露光で、微細なレジス
トパターンを、良好に、しかも安定して形成することが
できる。
【0111】本発明に係る微細パターンの製造方法は、
特に、微細パターンを有する半導体装置の製造方法に対
して好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はレジスト膜内での光の干渉を示す概略図
である。
【図2】図2はシリコン基板上の定在波効果を示す図で
ある。
【図3】図3はアルミニウムシリサイド上の定在波効果
を示す図である。
【図4】図4はタングステンシリサイド上の定在波効果
を示す図である。
【図5】図5は段差による定在波効果への影響を推定す
る図である。
【図6】図6は吸収光量の変動とパターン寸法変動との
関係を示すグラフである。
【図7】図7は反射率が相違する領域が複数形成された
下地基板上への微細パターンの形成における問題点を示
す断面図である。
【図8】図8は下地基板の反射率が相違するとレジスト
の吸収量が相違することを示すグラフである。
【図9】図9はシリコン基板上の定在波効果を示す図で
ある。
【図10】図10は反射防止膜の膜厚を固定して、光学
定数n,kを変化させた場合の吸収光量の等高線を示す
図である。
【図11】図11は他の異なったレジスト膜厚につい
て、図10と同様な吸収光量の等高線を示す図である。
【図12】図12は他の異なったレジスト膜厚につい
て、図10と同様な吸収光量の等高線を示す図である。
【図13】図13は他の異なったレジスト膜厚につい
て、図10と同様な吸収光量の等高線を示す図である。
【図14】図14は製造条件を変化させた場合のSix
y z の光学定数の変化を示すグラフである。
【図15】図15は半導体装置の透明絶縁膜に微細パタ
ーンを形成する場合の断面図である。
【図16】図16はシリコン基板上にポリシリコン膜を
成膜した場合の定在波効果を示す図である。
【図17】図17はタングステンシリサイド上にポリシ
リコン膜を成膜した場合の定在波効果を示す図である。
【図18】図18はシリコン基板またはタングステンシ
リサイド上にポリシリコン膜を成膜し、その上にSiX
y z 膜を成膜した場合の定在波効果の低減を示すグ
ラフである。
【図19】図19はシリコン基板上にチタン系膜を成膜
した後の定在波効果を示す図である。
【図20】図20はタングステンシリサイド上にチタン
系膜を成膜した後の定在波効果を示す図である。
【図21】図21はシリコン基板上にタングステンシリ
サイド膜を成膜した後の定在波効果を示す図である。
【図22】図22はタングステンシリサイド上にタング
ステンシリサイド膜を成膜した後の定在波効果を示す図
である。
【図23】図23(A)〜(E)は本発明の実施例に係
る半導体装置の製造過程を示す要部断面図である。
【図24】図24(A)〜(E)は本発明の他の実施例
に係る半導体装置の製造過程を示す要部断面図である。
【図25】図25(F)は図24(E)の続きの工程を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
20… 半導体基板 22… ポリシリコン膜 24… タングステンシリサイド膜 25… 下地基板 26… 透明絶縁膜 28… レジスト膜 32… 高吸収膜 34… 反射防止膜 42a,42b… コンタクトホール 44a,44b… 導電性プラグ層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に異なる光学条件を有する少なくとも
    二つの領域が形成されるように、半導体基板の表面に形
    成された被加工膜上に、フォトリソグラフィー法により
    所定パターンのレジスト膜を形成し、このレジストをマ
    スクとして、エッチングを行い、上記被加工膜を加工す
    る工程を有する半導体装置の製造方法であって、 上記被加工膜上に、上記フォトリソグラフィー工程に用
    いる露光用光の波長に対して光吸収性の高い高吸収膜を
    形成する工程と、 この高吸収膜上に反射防止膜を形成する工程と、 この反射防止膜上にレジスト膜を形成する工程と、 このレジスト膜をフォトリソグラフィー法により所定の
    パターンに加工する工程と、 上記所定パターンのレジスト膜をマスクとして、上記反
    射防止膜および高吸収膜を所定パターンにエッチング加
    工する工程と、 上記レジスト膜を除去した後に、上記反射防止膜および
    所定パターンの高吸収層をマスクとして、上記被加工膜
    をエッチング加工する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】相互に異なる光学条件を有する少なくとも
    二つの領域が形成されるように、半導体基板の表面に形
    成された被加工膜上に、フォトリソグラフィー法により
    所定パターンのレジスト膜を形成し、このレジストをマ
    スクとして、エッチングを行い、上記被加工膜を加工す
    る工程を有する半導体装置の製造方法であって、 上記被加工膜上に、上記フォトリソグラフィー工程に用
    いる露光用光の波長に対して光吸収性が高く、高融点金
    属、高融点金属化合物および高融点金属シリサイドのう
    ちのいずれかの材料で構成される高吸収膜を形成する工
    程と、 この高吸収膜上に反射防止膜を形成する工程と、 この反射防止膜上にレジスト膜を形成する工程と、 このレジスト膜をフォトリソグラフィー法により所定の
    パターンに加工する工程と、 上記所定パターンのレジスト膜をマスクとして、上記反
    射防止膜、高吸収膜および被加工膜を所定パターンにエ
    ッチング加工し、被加工膜にホールを形成する工程と、 上記ホール内に入り込むように、上記反射防止膜上に、
    高融点金属、高融点金属化合物および高融点金属シリサ
    イドのうちのいずれかの材料で構成される下地膜を形成
    する工程と、 上記下地膜が形成された上記ホール内に、導電性プラグ
    層を埋め込み形成する工程と、 その後、全面エッチバック法により、上記ホール内部以
    外の下地膜、反射防止膜、高吸収膜および導電性プラグ
    層の上方一部をエッチチング加工する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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