JP3337162B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法Info
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Description
方法、画像符号化装置及び画像符号化方法に関し、例え
ば所定の画像データを異なる解像度でなる複数の画像デ
ータに分割して符号化する画像符号化装置に適用して好
適なものである。
入力画像データをピラミツド符号化等の階層符号化の手
法を用いて階層的に符号化するものがある。この画像符
号化装置においては、高解像度の入力画像データを第1
の階層データとして、この第1の階層データよりも解像
度が低い第2の解像データ、さらに第2の解像データよ
りも解像度が低い第3の階層データ、……を順次再帰的
に形成し、これら複数の階層データを通信路や記録再生
経路でなる伝送路で伝送する。
像復号化装置では、複数の階層データについて全て復号
化しても良く、またそれぞれに対応するテレビジヨンモ
ニタの解像度等により、何れかの階層データのうち所望
の1つを選択して復号化しても良い。これにより、階層
化された複数の階層データから所望の階層データのみに
ついて復号化することにより、必要最小限の伝送データ
量で所望の画像データを得ることもできる。
化として例えば4階層の符号化を実現する画像符号化装
置1では、それぞれ3段分の間引きフイルタ2、3、4
と補間フイルタ5、6、7とを有し、入力画像データD
1について各段の間引きフイルタ2、3、4によつて順
次解像度の低い縮小画像データD2、D3、D4を形成
すると共に補間フイルタ5、6、7により縮小画像デー
タD2、D3、D4を縮小前の解像度に戻す。
及び各補間フイルタ5〜7の出力D5〜D7はそれぞれ
差分回路8、9、10に入力され、これにより差分デー
タD8、D9、D10が生成される。この結果画像符号
化装置1においては、階層データのデータ量を低減する
と共に信号電力を低減する。ここでこの差分データD8
〜D10及び縮小画像データD4はそれぞれ面積が1、
1/4 、1/16、1/64のサイズとなつている。
差分データD8〜D10及び間引きフイルタ4より得ら
れる縮小画像データD4は、各符号器11、12、1
3、14によつて符号化されて圧縮処理が施され、この
結果各符号器11、12、13、14から解像度の異な
る第1、第2、第3及び第4の階層データD11、D1
2、D13及びD14が、所定の順序で伝送路に送出さ
れる。
層データD11〜D14は、図10に示す画像復号化装
置20によつて復号される。すなわち第1〜第4の階層
データD11〜D14は、それぞれ復号器21、22、
23、24によつて復号され、この結果復号器24から
は第4の階層データD24が出力される。
いて補間フイルタ26より得られる第4の階層データD
24の補間データと加算され、これにより第3の階層デ
ータD23が復元される。同様にして復号器22の出力
は加算回路30において補間フイルタ27より得られる
第3の階層データD23の補間データと加算され、これ
により第2の階層データD22が復元される。さらに復
号器21の出力は加算回路31において補間フイルタ2
8より得られる第2の階層データD22の補間データと
加算され、これにより第1の階層データD21が復元さ
れる。
符号化方法を実現する画像符号化装置においては、入力
画像データを複数の階層データに分割して符号化するた
め、必然的に階層成分だけデータ量が増加し、その分階
層符号化を用いない高能率符号化方式に比して圧縮効率
が低下するという問題がある。また圧縮効率を向上しよ
うとした場合、各階層データ間に適用される量子化器に
よつて画質劣化が発生する問題がある。
で、画像データを階層符号化する際に圧縮効率を向上し
得ると共に画質劣化を低減し得る画像処理装置、画像処
理方法、画像符号化装置及び画像符号化方法を提案しよ
うとするものである。
め本発明においては、解像度の最も低い最上位階層情報
から解像度の最も高い最下位階層情報でなる複数の階層
情報からなる画像データを処理する画像処理装置40に
おいて、所定の階層より上位側の階層情報を量子化した
際の量子化特性を記録する記録手段と、記録手段によっ
て記録された量 子化特性の履歴に基づいて当該量子化特
性の履歴を分類する分類手段と、当該分類手段による分
類の傾向を反映するように量子化特性を決定する量子化
特性決定手段とを設けるようにする。
を順次再帰的に異なる複数の解像度でなる複数の階層デ
ータD32、D33、D34及びD35に分割し、当該
階層データD32、D33、D34及びD35間で互い
に対応するブロツク毎に、解像度の低い上位階層データ
の量子化ステツプ幅p0に基づいてブロツク内の階層間
データD41、D42、D43及びD44の量子化値を
決定し、当該ブロツク内の量子化値の分布に基づいて選
択されるゲインGを、上位階層データの量子化ステツプ
幅p0に乗ずることにより、上位階層データよりも解像
度の高い下位階層データの量子化ステツプ幅p1を決定
する際、下位階層データよりも上位の階層データにおけ
るゲインの選択結果の履歴を用いて履歴分布を求め、下
位階層データの量子化ステツプ幅を決定する際に当該下
位階層データに隣接する上位階層データの量子化ステツ
プ幅p0に乗ずるゲインGを履歴分布に基づいて決定す
るようにする。
た際の量子化特性の履歴に基づいて当該量子化特性の履
歴を分類し、その分類の傾向を反映するように所定の階
層の量子化特性を決定することにより、当該所定の階層
における階層データに対して適切な量子化ステツプ幅を
得ることができる。
層データの量子化ステツプ幅p1を決定する際、下位階
層データよりも上位の階層データにおけるゲインの選択
結果の履歴を用いて求めた履歴分布に基づいて当該下位
階層データに隣接する上位階層データの量子化ステツプ
幅p0に乗ずるゲインGを決定することにより、各階層
データD41、D42、D43、D44及びD45に適
応した量子化ステツプ 幅を決定することができる。
する。
て、例えば高品位テレビジヨン信号等の静止画像を階層
符号化して圧縮する原理を示す。この階層符号化では下
位階層データの単純な算術平均で上位階層データを作
り、伝送すべき下位階層データを減少させて、情報量の
増加を伴わない階層構造を実現する。また上位階層から
下位階層の復号についてはブロツク毎のアクテイビテイ
に基づいて適応的に分割を制御することで、平坦部分の
情報量を削減する。さらに下位階層のために行う差分信
号の符号化では、その量子化特性を上位階層のアクテイ
ビテイに基づいて、付加コードなしにブロツク毎に切り
替えることにより高能率化を実現する。
まず入力される高品位テレビジヨン信号を下位階層と
し、この下位階層の2ライン×2画素の小ブロツク中の
4画素X1 〜X4 について、次式
する。この下位階層では、次式
することで、元々の4画素データと同じ情報量で階層構
造を構成する。
〜X3 は、次式
Xi を加えて復号値E〔Xi 〕を求め、残つた1画素
は、次式
復号値を引く事で復号値E〔X4 〕を決定する。ここ
で、E〔 〕は復号値を意味する。
層から下位階層へは解像度が階層毎に4倍になるが、平
坦部ではこの分割を禁止する事で冗長度を削減してい
る。なおこの分割の有無を指示するためのフラグが1ビ
ツト、ブロツク単位で用意される。下位階層での分割の
必要性の判断は局所的なアクテイビテイとして、例えば
差分データの最大値で判断する。
標準画像(Y信号)を用い、5階層符号化した場合の適
応分割結果を図2に示す。最大差分データに対する閾値
を変化させた時の各階層の画素数を本来の画素数に対す
る割合を示すが、空間相関に基づく冗長度削減のようす
が分かる。削減効率は画像によつて変わるが最大差分デ
ータに対する閾値を1〜6と変化させると、平均的な削
減率は28〜69〔%〕になる。
て下位階層を作り、そのとき下位階層では上位階層デー
タからの差分データを符号化することで、信号レベル幅
を有効に削減できる。図2について上述した階層符号化
による5階層の場合を、図3に示すが、ここでは階層を
下位から数えて第1〜5階層と名付けた。
信号レベル幅の削減が見られる。特に画素数の多い第1
〜4階層は差分信号なので、大幅な削減が達成でき、以
降の量子化で効率が向上する。図3の表からわかるよう
に削減効率の絵柄への依存性は少なく、全ての絵に対し
て有効である。
で、エラー伝播をブロツク内にとめながら、下位階層を
上位階層の平均値からの差分に変換する事で、効率の良
さも合わせ持つ事ができる。実際上階層符号化では同一
空間的位置での階層間のアクテイビテイには相関があ
り、上位階層の量子化結果から下位階層の量子化特性を
決定する事で、受信側に逆量子化のための量子化情報を
伝送する必要のない(但し、初期値を除く)適応量子化
器を実現できる。
いて画像を階層符号化してマルチ解像度で表現し、階層
構造を利用した適応分割及び適応量子化を行う事で、各
種HD標準画像(8ビツトのY/PB /PR )を約1/
8に圧縮することができる。また適応分割のために用意
されるブロツク毎の付加コードは、圧縮効率の向上のた
めに各階層でランレングス符号化が行われる。このよう
にして、各階層で充分な画質の画像が得られ、最終的な
最下位階層も視覚的劣化のない良好な画像を得ることが
できる。
し、入力画像データD31が差分回路41及び平均化回
路42に入力される。平均化回路42は、図5に示すよ
うに、最下位階層としての第1階層データでなる入力画
像データD31の 4画素X1(1)〜X4(1)から第
2階層データD32の画素X1(2)を生成する。この
第2階層データD32の画素X1(2)に隣接する画素
X2(2)〜X4(2)も同様に第1階層データD31
の 4画素平均により生成される。
平均化回路44に入力される。平均化回路44は、第2
階層データD32の 4画素平均により第3階層データD
33を生成する。例えば図5に示す場合では、第2階層
データD32の画素X1(2)〜X4(2)から第3階
層データD33の画素X1(3)が生成されると共に、
画素X1(3)に隣接する画素X2(3)〜X4(3)
も同様に第2階層データD32の 4画素平均により生成
される。
平均化回路46に入力される。平均化回路46は上述の
場合と同様に第3階層データD33の 4画素平均によ
り、図5に示すように、画素X1(4)〜X4(4)で
なる第4階層データD34を生成する。この第4階層デ
ータD34は差分回路47及び平均化回路48に入力さ
れる。平均化回路48は、第4階層データD34の 4画
素平均により最上位階層となる第5階層データD35を
生成する。図5に示すように、第4階層データD34の
4画素X1(4)〜X4(4)を平均化することにより
第5階層データD35の画素X1(5)が生成される。
5のブロツクサイズは、最下位階層である第1階層デー
タD31のブロツクサイズを1×1とすると、第2階層
データD32は1/2 ×1/2 、第3階層データD33は1/
4 ×1/4 、第4階層データD34は1/8 ×1/8 、最上位
階層データである第5階層データD35は1/16×1/16と
なる。
下位階層データの 4画素平均化により生成する場合、上
位階層データをM、下位階層画素値をa、b、c、dと
すると、伝送画素は、上位階層データM、下位階層画素
a、b、cの 4画素のままで良いことになる。すなわち
M、a、b、c、dを用いて、次式、
dを容易に復元することができる。
いて図6に示す。ここで各階層データは、下位階層の 4
画素平均により生成されており、図中の斜線部分のデー
タを伝送しなくとも(5)式で示す算術式により全デー
タを復元することができる。この結果、画像符号化装置
40においては、続く符号器による符号化対象画素数を
低減し得、これにより複数の階層画像に分解した上で符
号化をする場合でも圧縮効率の低下を回避し得るように
なされている。
号器49によつて第5階層データD35を圧縮符号化す
ることにより第5階層圧縮符号化データD55を生成す
る。また画像符号化装置40においては、以上の5つの
各階層データD31〜D35について、隣接階層間の差
分演算を施すことにより、階層間差分データD44、D
43、D42、D41を生成するようになされている。
先ず差分回路47に第4階層データD34を入力すると
共に、第5階層圧縮符号化データD55を復号器50に
より復元して復元データD36として入力する。これに
より差分回路47は第4階層データD34と第5階層デ
ータD35との階層間差分データD44を発生し、これ
を符号器51に出力する。符号器51は階層間差分デー
タD44を圧縮符号化することにより第4階層圧縮符号
化データD54を生成する。
分回路45に、第3階層データD33を入力すると共
に、第4階層圧縮符号化データD54を復号器52によ
り復元して第4階層データD34と同様の復元データD
37を入力する。これにより差分回路45は第3階層デ
ータD33と復元データD37(すなわち第4階層デー
タD34)との階層間差分データD43を発生し、これ
を符号器53に出力する。符号器53は階層間差分デー
タD43を圧縮符号化することにより第3階層圧縮符号
化データD53を生成する。
差分回路43に、第2階層データD32を入力すると共
に、第3階層圧縮符号化データD53を復号器54によ
り復元して第3階層データD33と同様の復元データD
38を入力する。これにより差分回路43は第2階層デ
ータD32と復元データD38(すなわち第3階層デー
タD33)との階層間差分データD42を発生し、これ
を符号器55に出力する。符号器55は階層間差分デー
タD42を圧縮符号化することにより第2階層圧縮符号
化データD52を生成する。
41に、第1階層データD31を入力すると共に、第2
階層圧縮符号化データD52を復号器56により復元し
て第2階層データD32と同様の復元データD39を入
力する。これにより差分回路41は第1階層データD3
1と復元データD39(すなわち第2階層データD3
2)との階層間差分データD41を発生し、これを符号
器57に出力する。符号器57は階層間差分データD4
1を圧縮符号化することにより第1階層圧縮符号化デー
タD51を生成する。
は、第5階層圧縮符号化データD55、第4階層圧縮符
号化データD54、第3階層圧縮符号化データD53、
第2階層圧縮符号化データD52、第1階層圧縮符号化
データD51を順次この順序で生成するようになされて
いる。
量子化器を有する。 画像符号化装置40においては、上
位階層データに対応する下位階層データ領域を「ブロツ
ク」と定義すると、このブロツク内の階層間差分データ
D41〜D44のアクテイビテイによりブロツク内のデ
ータ変化の特性を把握し、このデータ特性に基づいて量
子化器の特性を決定するようになされている。ここでア
クテイビテイとは、所定ブロツク内の階層間差分データ
D41〜D4 4の最大値、平均値、絶対値和、標準偏差
又はn乗和等により求めることができる相関値である。
子化器が用いられ、この量子化器において差分値が+12
8 〜−128 の範囲にある階層間差分データを 2ビツト量
子化する場合の量子化特性を図7に示す。このように差
分値は、0〜3までに量子化される。また実施例の場
合、各階層データは 2× 2の 4画素平均により上位階層
データが生成されているため、各ブロツクの下位階層に
は 4画素が存在する。
としては、先ず上位階層で決定済みの量子化ステツプ幅
により、階層間差分データを 2ビツト量子化する。この
とき図7に示す 0〜 3のいずれかの量子化値が生成され
る。ここでブロツク内 4画素の量子化値の分布は、ブロ
ツク内のアクテイビテイを表わすため、この 4画素の量
子化値の分布に基づいて次の階層の量子化ステツプ幅を
決定する。かくして量子化ステツプ幅をブロツク内量子
化値分布に基づいて選定するようにしたことにより、量
子化器の種類を示す付加コードが不要となる。
符号器49、51、53、55、57による圧縮効率を
向上させることができると共に、圧縮符号化処理の際の
画質劣化を低減することができる。次に実施例における
量子化ステツプ幅の決定規則を説明する。先ず各量子化
値0〜3を、図7に示すように、区間A及びBに分類す
る。すなわち量子化値が1又は2であつた場合にはこれ
を区間Aとし、量子化値が0又は3であつた場合にはこ
れを区間Bとする。
合の量子化器の特性として、アクテイビテイの高いブロ
ツクにおいては、量子化ステツプ幅の大きな粗い量子化
器を用い、これに対してアクテイビテイの低いブロツク
においては、量子化ステツプ幅の狭い量子化器を用いる
ことが必要であることを考慮して、以下の規則を設定す
る。
の量子化ステツプ幅をp0 、下位階層の量子化ステツプ
幅をp1 としたとき、 規則1) 4画素の量子化値が全て区間Bに属する場合、p1 = 2×p0 規則2) 4画素の量子化値が区間Aと区間Bに属する場合、p1 =p0 規則3) 4画素の量子化値が全て区間Aに属する場合、p1 =p0 /2 に基づいて下位階層の量子化ステツプ幅p1 を決定す
る。
イが大きい場合に対応し、この場合に次の下位階層の量
子化ステツプ幅を大きくし、量子化歪みを抑制する機能
を果たす。また規則2は、ブロツク内アクテイビテイの
状態として多くの場合が考えられるが、一般的には空間
相関により区間Bのデータの絶対値は大きくないと考え
られるため、上位階層の量子化ステツプ幅を保持する機
能を果たす。さらに規則3は、ブロツク内アクテイビテ
イが小さい場合に対応し、この場合に次の下位階層の量
子化ステツプ幅を小さくし、平坦部分での画質劣化を抑
制する機能を果たす。
は、上位階層のブロツク内アクテイビテイに応じて下位
階層の量子化ステツプ幅を決定するようになされてい
る。
1〜規則3に従つて量子化ステツプ幅を決定するのに加
えて、この際決定対象の階層より上位階層における量子
化ステツプ幅の決定結果の記録、すなわち上位階層にお
ける量子化ステツプ幅の選択履歴を、現在の量子化ステ
ツプ幅の決定対象である階層に反映させるようになされ
ている。
いて、p1 =G×p0 と表され、4画素の量子化値の組
合せに応じてゲインGを決定するものである。ここで実
施例の画像符号化装置40においては、決定対象の階層
より上位階層の決定履歴(すなわち履歴信号S1〜S
4)と、規則1〜規則3とに基づいて、一段とアクテイ
ビテイに適応したゲインGを決定し、このゲインGを現
階層で用いた量子化ステツプ幅にかけ合わせることによ
って新しい量子化ステップ幅を決定するようになされて
いる。なお、上位階層における量子化ステツプ幅の決定
履歴とは、換言すれば、ゲインGの選択結果の履歴とい
うことができる。
を次のように分類する。 パターン1) 4画素の量子化値が全て区間Bに属する場合。 パターン2) 4画素の量子化値が区間Aと区間Bに属する場合。 パターン3) 4画素の量子化値が全て区間Aに属する場合。 さらに、量子化値の決定対象となる階層より上位階層の
決定履歴における各パターンの度数を次のように定義す
る。 N1) 上位階層決定履歴におけるパターン1の度数。 N2) 上位階層決定履歴におけるパターン2の度数。 N3) 上位階層決定履歴におけるパターン3の度数。
ターン3とN1〜N3を用いて、上述の規則1を以下の
規則1−1〜規則1−4に詳細分類し、この規則1−1
〜規則1−4により得られるゲインGに基づいて量子化
ステツプ幅を決定する。 規則1−1) パターン1であつて、N3=0の場合、G=2 規則1−2) パターン1であつて、N1=0の場合、G=1.5 規則1−3) パターン1であつて、N1>TH0かつN3>TH1の場合、 G=1.0 。ここでTH0及びTH1はパターン発生度数のしき い値であり、このしきい値TH0及びTH1は階層番号(第1 階層〜第5階層)に応じて決定する。 規則1−4) パターン1であつて、上位階層決定履歴が上記以外の場合、G =2.0
則1−4に詳細分類した理由は、規則1は上位階層にお
ける量子化ステツプ幅に対して大きなゲイン(G=2)
を与えるため、複数階層に亘る決定においては、ゲイン
Gが発振することにより量子化ステツプ幅が発振するお
それがあるためである。すなわち、規則1〜規則3のよ
うに、量子化ステツプ幅の決定対象となる階層の直前の
上位階層のアクテイビテイのみに基づいて現在の量子化
ステツプ幅を決定しようとすると、ゲインG=2と、ゲ
インG=1/2 とが交錯して現れ、このときゲインGが発
振し、適切な量子化ステツプ幅を選定し得ない。
いては、規則1−1〜規則1−4に基づいて上位階層で
のゲインGの選択履歴を考慮することにより、階層画像
の特性に応じてゲインGを収束させ、これによりゲイン
Gの発振による画質劣化を未然に回避するようになされ
ている。
てもブロツクの高アクテイビテイが認められる場合であ
り、このときこの階層の量子化器は大きいゲイン(G=
2)を与えて、量子化ステツプ幅を決定することを意味
する。また規則1−2は、選択履歴においてはブロツク
のアクテイビテイが高いとはいえない場合であり、この
とき量子化器は徐々にゲインGを下げることを意味す
る。さらに規則1−3は、選択履歴において、大きいゲ
インGと小さいゲインGの双方が出現する場合であり、
このとき量子化器はゲインGが発振しているおそれがあ
ることにより、ゲインGの前値ホールドを行うことを意
味する。さらに規則1−4は、パターン1の一般的な処
理を行うことを意味する。
いては、規則1−1〜規則1−4、規則2及び規則3に
基づいて量子化ステツプ幅のゲインGを決定し、この決
定されたゲインGを隣接する上位階層の量子化ステツプ
幅に乗じて現階層の量子化ステツプ幅を決定するように
したことにより、ゲインGによる量子化ステツプ幅の発
振を未然に回避することができ、これにより量子化の際
の画像劣化を一段と低減することができる。
すような処理手順に従つて順次第1〜第n階層圧縮符号
データを生成する(実施例の場合n=5)。すなわち画
像符号化装置40は、ステツプSP1から入つてステツ
プSP2において、n階層を想定して階層カウンタIに
n−1を入力する。
3において、平均化回路42、44、46、48によつ
てn階層分の階層データD31〜D35を生成し、ステ
ツプSP4に進む。ここで画像符号化装置40は最上位
階層の属性となる量子化ステツプ幅の初期値を設定す
る。画像符号化装置40は、続くステツプ5において、
最上位階層データD35の符号化及び復号化処理を実行
する。因に、このとき画像符号化装置40はステツプS
P4において初期化した量子化ステツプ幅の初期値によ
り最上位階層データD35を量子化するわけではなく、
量子化ステツプ幅の初期値は下位階層での量子化ステツ
プ幅を決定するための初期値として設定されている。
に進んで、先ず差分回路47、45、43又は41によ
つて階層間差分演算を行い、このとき生成される階層間
差分データD44、D43、D42又はD41に対して
上位階層の量子化ステツプ幅による量子化を実行する。
次に画像符号化装置40はステツプSP7において、ブ
ロツク内の量子化値の分布を判定し、ステツプSP8に
おいて、上述の規則1−1〜規則1−4、規則2及び規
則3に従つた判定を行い、当該判定結果に基づいて量子
化ステツプ幅を決定し、下位階層に伝送する。
9において、ステツプSP8で決定した量子化ステツプ
幅を用いて階層間差分データD44、D43、D42又
はD41の符号化及び復号化を実行する。画像符号化装
置40はステツプSP10において、階層カウンタIを
デイクリメントし、続くステツプSP11において階層
カウンタIが0であるか否か判断する。
全階層の処理が終了したことを意味し、このとき画像符
号化装置40はステツプSP12に移つて当該処理手順
を終了する。これに対してステツプSP11において否
定結果が得られると、画像符号化装置40はステツプS
P5に戻つて1つ下の階層に対して上述したステツプS
P5〜ステツプSP10の処理を繰り返す。
履歴を参考にして、下位階層の量子化ステツプ幅p1を
決定する際のゲインGを決定するようにしたことによ
り、各階層データに対して適切な量子化ステツプ幅を得
ることができ、画質劣化の低減した画像符号化装置40
を実現することができる。
ての量子化ステップ幅のゲインGを、規則1−1〜規則
1−4、規則2及び規則3に基づいて決定する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、必ずしも全階層
に亘つて規則1−1〜規則1−4、規則2及び規則3に
基づいて量子化ステツプ幅を決定する必要はなく、階層
毎に適用するゲイン決定規則を変更するようにしても良
い。
画像の大きさが異なることにより、画質劣化の見え方と
符号化効率が階層間で異なることを考慮すると、必ずし
も全階層に亘つて同じゲイン決定規則を適用する必要は
ないと考えられるため、例えば、下位階層においては、
上述した規則1−1〜規則1−4、規則2及び規則3を
適用して量子化ステツプ幅を決定するのに対して、上位
階層においては、規則1〜規則3を適用するようにして
も良い。このようにすれば、画質の見え方に応じた量子
化ステツプ幅を決定し得、符号化効率の良い画像符号化
装置を得ることができる。
おける量子化ステツプ幅の決定履歴を下位階層の量子化
ステツプ幅に反映させるゲイン決定規則として規則1〜
規則3及び規則1−1〜規則1−4を用いた場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、ゲイン決定規則と
しては種々のものを適用することができ、要は上位階層
における量子化ステツプ幅の決定履歴を下位階層の量子
化ステツプ幅に反映させることができれば良い。
プ幅の決定履歴を下位階層の量子化ステツプ幅に反映さ
せるためのゲインGは、Wi(H,p0 )と関数表現で
き、この結果下位階層の量子化ステツプ幅p1 は、隣接
する上位階層の量子化ステツプ幅をp0 を用いて、p1
=Wi(H,p0 )×p0 と表わすことができる。
層よりも上位側の階層情報を量子化した際の量子化特性
の履歴に基づいて当該量子化特性の履歴を分類し、その
分類の傾向を反映するように所定の階層の量子化特性を
決定することにより、当該所定 の階層における階層デー
タに対して適切な量子化ステップ幅を得ることができ、
かくして画質劣化の低減した画像処理装置及び画像処理
方法を実現することができる。
も解像度の高い下位階層データの量子化ステツプ幅p1
を決定する際、下位階層データよりも上位の階層データ
におけるゲインの選択結果の履歴を用いて求めた履歴分
布に基づいて当該下位階層データに隣接する上位階層デ
ータの量子化ステツプ幅p0に乗ずるゲインGを決定す
ることにより、各階層データD41、D42、D43、
D44及びD45に適応した量子化ステツプ幅を決定す
ることができ、かくして画質劣化の低減した画像符号化
装置及び画像符号化方法を実現することができる。
る階層データの説明に供する略線図である。
である。
準偏差を示す図表である。
構成を示すブロツク図である。
ある。
ある。
る。
トである。
る。
る。
差分回路、42、44、46、48……平均化回路、4
9、51、53、55、57……符号器、50、52、
54、56……復号器、D31〜D35……階層デー
タ、D41〜D44……階層間差分データ、D51〜D
55……階層圧縮復号データ。
Claims (11)
- 【請求項1】解像度の最も低い最上位階層情報から解像
度の最も高い最下位階層情報でなる複数の階層情報から
なる画像データを処理する画像処理装置において、所定の階層より上位側の階層情報を量子化した際の量子
化特性を記録する記録手段と 、上記記録手段によって記録された上記量子化特性の履歴
に基づいて当該量子化特性の履歴を分類する分類手段
と 、上記分類手段による上記分類の傾向を反映するように上
記 量子化特性を決定する量子化特性決定手段とを具える
ことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】上記量子化特性決定手段により決定された
上記量子化特性に基づいて上記所定の階層の階層情報を
量子化する量子化手段と を具えることを特徴とする請求
項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】上記量子化特性は、量子化ステツプ幅であ
る ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】上記量子化手段は、上記上位側の階層情報
に対応する上記所定の階層のブロックを量子化する こと
を特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】上記所定の階層より上位側の階層情報を量
子化した量子化値の分布を求める分布手段とを有し、 上記量子化特性決定手段は、上記量子化値の分布の傾向
をも反映するように上記所定の階層の量子化特性を決定
する ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項6】上記量子化特性は、量子化ステツプ幅であ
る ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 【請求項7】上記量子化特性決定手段は、量子化ステツ
プ幅を決定する際に用いるゲインを上記履歴及び上記分
布の少なくともいずれか一方の傾向を反映するようにし
て求める ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装
置。 - 【請求項8】上記量子化特性決定手段は、上記ゲインを
階層毎に異なる規則で決定する ことを特徴とする請求項
7に記載の画像処理装置。 - 【請求項9】画像データを順次再帰的に異なる複数の解
像度でなる複数の階層データに分割し、当該階層データ
間で互いに対応するブロツク毎に、解像度の低い上位階
層データの量子化ステツプ幅に基づいて上記ブロツク内
の階層間データの量子化値を決定し、当該ブロツク内の
量子化値の分布に基づいて選択されるゲインを、上記上
位階層データの量子化ステツプ幅に乗ずることにより、
上記上位階層データよりも解像度の高い下位階層データ
の量子化ステツプ幅を決定する画像符号化装置におい
て、 当該下位階層データよりも上位の階層データにおけるゲ
インの選択結果の履歴を用いて履歴分布を求め、 上記下位階層データの量子化ステツプ幅を決定する際に
当該下位階層データに隣接する上位階層データの量子化
ステツプ幅に乗ずるゲインを、上記履歴分布に基づいて
決定する ことを特徴とする画像符号化装置。 - 【請求項10】解像度の最も低い最上位階層情報から解
像度の最も高い最下位階層情報でなる複数の階層情報か
らなる画像データを処理する画像処理方法において、所定の階層より上位側の階層情報を量子化した際の量子
化特性を記録する第1のステツプと 、上記第1のステツプで記録された上記量子化特性の履歴
に基づいて当該量子化特性の履歴を分類する第2のステ
ツプと 、上記第2のステツプで上記分類の傾向を反映するように
上記量子化特性を決定する第3のステツプと を具えるこ
とを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項11】 画像データを順次再帰的に異なる複数の
解像度でなる複数の階層データに分割し、当該階層デー
タ間で互いに対応するブロツク毎に、解像度の低い上位
階層データの量子化ステツプ幅に基づいて上記ブロツク
内の階層間データの量子化値を決定し、当該ブロツク内
の量子化値の分布に基づいて選択されるゲインを、上記
上位階層データの量子化ステツプ幅に乗ずることによ
り、上記上位階層データよりも解像度の高い下位階層デ
ータの量子化ステツプ幅を決定する画像符号化方法にお
いて、 当該下位階層データよりも上位の階層データにおけるゲ
インの選択結果の履歴を用いて履歴分布を求め、 上記下位階層データの量子化ステツプ幅を決定する際に
当該下位階層データに隣接する上位階層データの量子化
ステツプ幅に乗ずるゲインを、上記履歴分布に基づいて
決定する ことを特徴とする画像符号化方法。
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-
1993
- 1993-09-22 JP JP25920693A patent/JP3337162B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0795574A (ja) | 1995-04-07 |
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