JP3336134B2 - 電源装置 - Google Patents
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Description
た電源装置に関するものである。
た直流を、半導体スイッチング素子からなるスイッチン
グ素子のオン・オフにより、高周波の交流に変換して負
荷に供給する電源装置がある。このような電源装置にお
いて入力電流の歪を改善するために入力電流波形を電源
電圧波形と略同一の波形とする回路方式が種々提案され
ている。
号がある。第6図はその従来例回路を示しており、この
従来例回路は、交流電源ACの一端にコンデンサC4 を
介してインバータ部1の一部に接続してある。インバー
タ部1はコンデンサC4 を介して高周波エネルギを交流
電源AC側に帰還させることで、ダイオードブリッジD
Bを経由して交流電源ACとダイオードブリッジDBと
の間に接続してあるチョークL1Aに高周波電圧を生じさ
せ、入力電圧の全区間でその高周波電圧により、ダイオ
ードブリッジDBの出力端に接続してある電解コンデン
サからなるコンデンサC2を充電し、入力電流が略正弦
波となるようにするものである。
ータ部1は、コンデンサC2 に並列に接続した二つのト
ランジスタQ1 、Q2 の直列回路と、共振用チョークL
2 と、共振用コンデンサC6 とで構成され、負荷として
は放電灯LPをコンデンサC 4 とコンデンサC3 との接
続点と、トランジスタQ1 とトランジスタQ2 との接続
点との間に上記共振用チョークL2 と、帰還用トランス
Tの1次巻線を介して接続している。また放電灯LPは
フィラメントF1 、F2 の非電源側端に始動用として正
特性サーミスタPTCと、コンデンサC7 との直列回路
を接続している。またトランジスタQ1 ,Q2 はトラン
スT1 の帰還巻線W1 ,W2 による自励回路により駆動
され、各トランジスタQ1 ,Q2 のベース回路は抵抗R
3 、コンデンサC9 或いはR4 、コンデンサC10により
構成されている。またトランジスタQ1 のベースには抵
抗R7 、R6 、R2 、R5 、コンデンサC11、ダイアッ
クQ3 からなる起動回路を通じて起動時にベース電流が
供給されるようになっている。
サC3 があり、このコンデンサC3の一端にコンデンサ
C4 を介して交流電源ACの一端が接続されている。こ
の従来例は共振回路の一部を介してコンデンサC4 で電
源回路に高周波エネルギを供給し、チョークL1Aに高周
波電圧を生じさせダイオードブリッジDBを介してその
高周波電圧にて入力電流歪を改善したものでる。
(イ)の山部a(脈流波形において)においては、コン
デンサC4 を介して低周波の交流電源ACの電圧がイン
バータ部1のコンデンサC3 の一端に印加され、また谷
部b(脈流波形において)においては、インバータ部1
の共振動作によりコンデンサC3 の一端の電圧が高周波
的に反転するが、その高周波電圧をコンデンサC4 を介
して交流電源AC側へと帰還させる。その為交流電源A
Cの脈流波形の山部aと谷部bとでコンデンサC4 がイ
ンバータ部1へ関わってくる度合いが変わり、山部aと
谷部bとで二つのインバータ部1の動作モードが存在す
ることになり、結果負荷電流の波形が図7のような電流
波形(ロ)となる。
圧の谷部bにてその出力が最大、山部aで最小となり、
交流電源AC電圧に対して逆相似波形となる。このよう
な従来例回路では、電源投入時の突入電流値が高いとい
う問題があった。同様な回路方式を採用したものとして
は米国特許第5223767号がある。この従来例は、
交流電源の一端若しくは交流電源の整流するダイオード
ブリッジの出力の一端からインピーダンス素子を介して
インバータ部へ接続しており、インバータ部の高周波動
作をインピーダンスを介して交流電源の入力側に設けた
チョークに高周波電圧を発生させ、ダイオードブリッジ
を介して平滑用の電解コンデンサを高周波的に充電し、
交流電源電圧の略全区間で入力電流を流すようにしてい
る。
ては特開昭59−220081号公報に示されたものが
ある。この従来例は図8に示すようにダイオードブリッ
ジDBの出力端間に平滑用コンデンサを接続する代わり
に、インバータ部1の高周波電圧の一部をダイオードブ
リッジDBの出力電圧に重畳する谷埋形の電源部3を設
けたものである。この回路で用いるインバータ部1はバ
イポーラトランジスタよりなる一対のトランジスタ
Q1 ,Q2 の直列回路と、一対のコンデンサC10、C11
の直列回路と、一対のダイオードD10,D11の直列回路
とを電源部3の両端間に接続し、コンデンサC10,C11
同士の接続点とダイオードD10,D11同士の接続点とを
共通に接続し、この接続点とトランジスタQ1 ,Q2 同
士の接続点との間にチョークLx とコンデンサCx との
直列回路からなる共振回路を挿入した構成を有し、コン
デンサCx の両端間に負荷2を接続してある。また、ト
ランジスタQ1 ,Q2 の直列回路とダイオードD10,D
11の直列回路とは逆並列に接続される。すなわち、ハー
フブリッジ型のインバータ回路を構成している。ここ
に、両トランジスタQ1 ,Q2 は制御回路4により高周
波で交互にオン・オフされる。
力端にカソードを接続したダイオードDaと、このダイ
オードDaのアノード側に直列接続されたチョークLa
およびコンデンサCaと、チョークLaとコンデンサC
aとの直列回路とダイオードDaとの接続点にカソード
が接続されトランジスタQ1 ,Q2 の接続点にアノード
が接続されたダイオードDbとにより構成されている。
この構成では、ダイオーブリッジDBから出力される脈
流電圧のピーク値付近(山部という)では、両トランジ
スタQ1 ,Q2 の接続点に生じる高周波をダイオードD
bで整流しチョークLaを通してコンデンサCaに充電
しておき、ダイオードブリッジDBの脈流電圧の0V付
近(谷部という)では、コンデンサCaの電荷をダイオ
ードDaを通して放出することによりインバータ部1へ
の給電を行なう。
9(a)のようであるとき、インバータ部1への入力電
圧は、図9(b)のような包絡線を持ち、谷部の電圧
は、平滑用コンデンサを用いる場合よりは低く、平滑用
コンデンサを用いない場合よりは高くなる。インバータ
部1への入力電圧が上述のように変化する結果、負荷2
への供給電流の包絡線は図9(c)のようにインバータ
部1への入力電圧を反映するように変化する。つまり、
負荷2への供給電流には交流電源ACの半サイクルごと
の周期を有する変動があり、またダイオードブリッジD
Bが出力する脈流電圧の谷部では電源部3からインバー
タ部1に給電されることで交流電源ACからの入力電流
に多少の休止期間が生じる。
生じないように図8に示す回路を改良したものとして、
特開平5−56659号公報に記載のものが提案されて
いるが、この回路では休止期間のない入力電流波形とな
るが、負荷電流波形が交流電源の周期に併せて大きく変
動する欠点を有している。
な負荷電流波形を持つ図6、図8の回路の内前者におい
ては入力電流波形が交流電源電圧と略一定の正弦波波形
となるが、電源投入時の突入電流が高いという欠点があ
る。また後者では、電源投入時の突入電流を低減できる
が、入力電流に休止期間ができるという欠点を有してい
る。また両者に共通して入力電流波形を入力電圧の波形
の相似波形に近づけると、負荷電流のリップル成分が大
きくなるという問題があった。その問題点を制御回路に
て解決しようとすると、交流電源を整流して得られる脈
流波形の谷部と、山部とで発振周波数を可変させる手段
が必要となる。この場合回路構成が複雑になり、またコ
スト的にも割り高なものとなってしまうという問題があ
った。また発振周波数を変動させることで、電源装置か
らのノイズが多くなることが考えられ、その対策回路が
必要となるという欠点があった。例えば負荷が放電灯の
場合、光出力のリップル成分が大きいため、ちらつきと
して現れたり、光出力が低下してランプ効率が低くなる
といった問題があった。
で、その目的とするところは簡単な回路構成により、入
力電流の歪を改善し、しかも電源投入時の突入電流を低
減し、更に負荷電流のリップルを低減した電源装置を提
供するにある。
に請求項1の発明では、交流電源と、前記交流電源を整
流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジ
から出力される脈流電圧を高周波の交流に変換するイン
バータ部とを備え、前記インバータ部の出力に負荷を接
続する電源装置において、前記交流電源の一端と前記ダ
イオードブリッジの負極との間には第1,第2のコンデ
ンサの直列回路を接続し、前記インバータ部は前記ダイ
オードブリッジの出力端間に接続した第1,第2のスイ
ッチング素子の直列回路と、前記第1,第2のスイッチ
ング素子の接続点と前記第1,第2のコンデンサの接続
点との間に共振用チョークと帰還用トランスの1次巻線
とを介して前記負荷と共振用コンデンサの並列回路を接
続して前記負荷、共振用コンデンサ、共振用チョークで
振動回路を構成し、前記第1,第2のスイッチング素子
を前記帰還用トランスに設けてある夫々に対応した帰還
用巻線の出力で交互にオンオフするもので、前記第1,
第2のスイッチング素子の両端間には、前記ダイオード
ブリッジの出力に対して逆方向の第1のダイオードと、
第3のコンデンサとの直列回路を接続し且つ前記,第2
のスイッチング素子の接続点から第2のダイオードを介
して、前記インバータ部の高周波出力で前記第3のコン
デンサを充電する経路を有する電源部を設けていること
を特徴とする。
流電源を整流するダイオードブリッジと、前記ダイオー
ドブリッジから出力される脈流電圧を高周波の交流に変
換するインバータ部とを備え、前記インバータ部の出力
に負荷を接続する電源装置において、前記インバータ部
は、第1,第2のダイオードの直列回路と第3,第4の
ダイオードの直列回路との並列回路を介して前記ダイオ
ードブリッジの出力端間に前記第1,第2のスイッチン
グ素子の直列回路を接続するとともに、前記第1のスイ
ッチング素子に並列に、前記負荷と第1の共振用コンデ
ンサの並列回路と、カップリング用コンデンサと、共振
用チョークと、帰還用トランスの1次巻線との直列回路
を接続し、前記帰還用トランスの1次巻線と前記共振用
チョークとの直列回路に第2、第3の共振用コンデンサ
の直列回路を並列に接続するとともに、前記第1,第2
のダイオードの接続点と前記第2の共振用コンデンサと
前記帰還用トランスの1次巻線との接続点との間に第4
の共振用コンデンサを接続し、前記第3,第4のダイオ
ードの接続点に前記第2,第3の共振用コンデンサの接
続点を接続し、前記第1,第2のスイッチング素子を前
記帰還用トランスに設けてある夫々に対応した帰還用巻
線の出力で交互にオンオフするもので、前記ダイオード
ブリッジの出力端間には、前記ダイオードブリッジの出
力に対して逆方向の第4のダイオードと、コンデンサと
の直列回路を接続しインバータ部の高周波出力でコンデ
ンサを充電する経路を有する電源部を設けていることを
特徴とする。
平滑蓄積してインバータ部の第1、第2のスイッチング
素子の直列回路の一端に給電する電源部を備えているの
で、交流電源入力電流を交流電源電圧に対して略同一位
相の正弦波形としても、負荷電流波形のピーク値を下
げ、交流電源の脈流電圧の山部、谷部で負荷電流波形の
ピーク値を持った略一定の負荷出力を得ることができ、
しかもインバータ部の高周波出力を平滑蓄積して上述の
ようにインバータ部の第1、第2のスイッチング素子の
直列回路の一端に給電するため、電源投入時に電源部に
対して突入電流が流れることはない。
の基本となる例を図面を参照して説明する。 (基本例) 図1は本基本例の回路を示しており、本基本例は交流電
源ACを全波整流するダイオードブリッジDBの出力端
間にインバータ部1のスイッチング素子Q10,Q11の直
列回路と、電源部3’とを夫々接続してある。またイン
バータ部1のスイッチング素子Q10にはチョークL0 と
コンデンサC0 と負荷2とからなる直列共振回路で構成
された振動回路を接続し、コンデンサC0 と負荷2との
接続点又はコンデンサC0 とチョークC0 との間に上記
ダイオードブリッジDBの入力端をインピーダンス素子
Zを介して接続している。インバータ部1のスイッチン
グ素子Q10、Q11は制御回路4により交互にオン、オフ
される。電源部3’は図8に用いられている電源部3と
略同じ構成であるが、ダイオードDa、チョークLb、
コンデンサCaの直列回路に並列に電解コンデンサから
なるコンデンサCaに比べて非常に小さな容量のコンデ
ンサCbを接続した点で相違している。このコンデンサ
Cbはインバータ部1の回生電流用で容量が小さいため
電源投入時の突入電流は非常に小さいものである。
にダイオーブリッジDBから出力される脈流電圧のピー
ク値付近(山部a)では、両スイッチング素子Q10,Q
11の接続点に生じる高周波を電源部3’のダイオードD
bで整流し、この整流出力によりチョークLaを通して
コンデンサCaに充電しておき、ダイオードブリッジD
Bの脈流電圧の0V付近(谷部b)では、コンデンサC
aの電荷をダイオードDaを通して放出することにより
インバータ部1への給電を行なう。
Q11の交互のオンオフにより図2(a)に示す交流電源
AC電圧と略相似形の入力電流となり、また交流電源A
Cの電圧の増減とは逆方向に増減する負荷電流が流れる
ことになる。そしてその負荷電流波形は図2(b)のよ
うな波形となり、一方電源部3’の負荷電流波形は図2
(c)に示すような波形となる。
とにより、図2(d)に示すように負荷電流波形のピー
ク値が下がり、しかも図2(a)の交流電源ACを全波
整流した電圧波形の山部a、谷部bにピークを持つこと
になり、略一定の負荷出力が得られる。つまり従来例の
説明で述べた如く電源部3’によりインバータ部1の電
源電圧は図9(b)に示すように交流電源ACを全波整
流した脈流電圧波形の谷部で低下する電圧波形となる
が、インバータ部1は従来例で説明したように二つの共
振動作により交流電源ACを全波整流した脈流電圧波形
の谷部で負荷出力が最大となるような回路動作を行うこ
とから、この相反する二つの回路動作により、図2
(d)に示す負荷電流波形を得ることができるのであ
る。
インバータ部1の高周波で行うため電源投入時には突入
電流が流れない。次に本発明の実施例を説明する。 (実施例1) 本実施例は上記基本例の構成を上述した図6の従来例に
適用したものであって、本実施例では図6の従来例に設
けてあった電解コンデンサC2 の代わりに、上記基本例
と同様な構成の電源部3’を図3に示すように用いたも
のであり、また上記基本例におけるインピーダンス素子
ZをコンデンサC4 が構成する。
電圧波形が電源部3’により上記の図9(b)に示すよ
うになる。一方インバータ部1に流れる負荷電流の波形
は上記の図2(b)に示すような波形となるため、基本
例と同様に合わさった負荷電流波形は図2(d)に示す
ような波形となる。従って本実施例の入力電流波形は図
4に示すように交流電源ACの電圧波形(イ)と同位相
の正弦波形(ロ)となり、入力電流歪が改善される。
適用したもので、当該回路の平滑コンデンサの代わりに
基本例及び実施例1と同様な電源部3’を図5に示すよ
うに用いたものである。この実施例回路はダイオードブ
リッジDBの出力端間に、ダイオードD5 、D6 、放電
灯LPのフィラメントF1 を介してインバータ部1のト
ランジスタQ1 ,Q2 の直列回路とを接続している。ま
たダイオードD5 ,D6 の直列回路にはダイオード
D7 ,D8 の直列回路を並列に接続しており、ダイオー
ドD5 ,D6 の接続点とトランジスタQ1 ,Q2 の接続
点との間には共振用コンデンサC21を、またダイオード
D7 ,D8 の接続点とトランジスタQ1 ,Q2 の接続点
との間には共振用コンデンサC22を、更にダイオードD
7 ,D8 の接続点とトランジスタQ1 ,Q2 の接続点と
の間には共振用コンデンサC23を共振用チョークL10と
帰還用のトランスRK1 の1次巻線を介して接続してあ
る。
タQ1 ,Q2 の直列回路構成で、カップリング用コンデ
ンサC20と、共振用チョークL10と、ダイオードブリッ
ジDBから出力される脈流電圧の山部と谷部で異なる共
振動作となるコンデンサC21乃至C23とにより構成され
る。またトランジスタQ1 の起動用として抵抗R10、R
11、ダイアックQ3 、コンデンサC24からなる起動回路
が設けられ、更にトランジスタQ1 ,Q2 のベース・エ
ミッタ回路には放電灯LPとトランジスタQ1,Q2 の
接続点の間に上記コンデンサC20、チョークL10を介し
て一次巻線を挿入してあるトランスRK1 の帰還用巻線
RK2 、RK3 を接続してあって、この帰還用巻線RK
2 、RK3 の出力により自励発振動作を行うようになっ
ている。
リング用コンデンサC20、共振用コンデンサC25による
共振回路により共振動作を行う共振用コンデンサC25の
両端に接続されており、その両端に発生する高周波電圧
により点灯する。そのインバータ部1の各部には上述し
たようにダイオードD5 乃至D7 、コンデンサC21乃至
C23を介してダイオードブリッジDBから出力される交
流電源ACを整流した脈流電圧が印加されているため
に、その交流電源ACを整流して得た脈流電圧の振幅に
よりインバータ部1の共振動作に影響を及ぼす。その振
幅は交流電源ACをダイオードブリッジDBで整流して
得た脈流電圧の山部と谷部とを移動することから、山部
と谷部とで共振動作が変化し、放電灯LPに流れるラン
プ電流が異なり、つまり山部で低く、谷部で高くなり、
その間を交流電源ACの正弦波状に変化することから、
ランプ電流波形が図2で示す負荷電流と同様な波形とな
る。
整流して得られた脈流電圧波形の山部aと、谷部bにお
いて、共振用コンデンサC21乃至C23が関与し、その結
果負荷である放電灯LPの電流波形は図2(b)に示す
ような波形となる。また谷埋め電源部3’によるインバ
ータ部1の入力電圧は図9(b)に示すようになること
から、交流電源ACの谷部a、山部bにおいて相反する
動作によって結果的には図2(d)に示すようなランプ
電流波形が得られ、ランプ電流波形のピーク値を抑える
ことができ、波高率の低い波形が得られる。そして入力
電流波形は図4に示すように交流電源ACの電圧波形イ
と同位相の正弦波形ロとなり、入力電流歪が改善され
る。
平滑蓄積してインバータ部の第1、第2のスイッチング
素子の直列回路の一端に給電する電源部を備えているの
で、交流電源入力電流を交流電源電圧に対して略同一位
相の正弦波形としても、負荷電流波形のピーク値を下
げ、交流電源の脈流電圧の山部、谷部で負荷電流波形の
ピーク値を持った略一定の負荷出力を得ることができ、
しかもインバータ部の高周波出力を平滑蓄積して上述の
ようにインバータ部の第1、第2のスイッチング素子の
直列回路の一端に給電するため、電源投入時に電源部に
対して突入電流が流れることはなく、しかも簡単な回路
構成で実現できるという効果がある。
Claims (2)
- 【請求項1】交流電源と、前記交流電源を整流するダイ
オードブリッジと、前記ダイオードブリッジから出力さ
れる脈流電圧を高周波の交流に変換するインバータ部と
を備え、前記インバータ部の出力に負荷を接続する電源
装置において、前記交流電源の一端と前記ダイオードブリッジの負極と
の間には第1,第2のコンデンサの直列回路を接続し、 前記インバータ部は前記ダイオードブリッジの出力端間
に接続した第1,第2のスイッチング素子の直列回路
と、前記第1,第2のスイッチング素子の接続点と前記
第1,第2のコンデンサの接続点との間に共振用チョー
クと帰還用トランスの1次巻線とを介して前記負荷と共
振用コンデンサの並列回路を接続して前記負荷、共振用
コンデンサ、共振用チョークで振動回路を構成し、前記
第1,第2のスイッチング素子を前記帰還用トランスに
設けてある夫々に対応した帰還用巻線の出力で交互にオ
ンオフするもので、 前記第1,第2のスイッチング素子の両端間には、前記
ダイオードブリッジの出力に対して逆方向の第1のダイ
オードと、第3のコンデンサとの直列回路を接続し且つ
前記,第2のスイッチング素子の接続点から第2のダイ
オードを介して、前記インバータ部の高周波出力で前記
第3のコンデンサを充電する経路を有する電源部を設け
ている ことを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】交流電源と、前記交流電源を整流するダイ
オードブリッジと、前記ダイオードブリッジから出力さ
れる脈流電圧を高周波の交流に変換するインバータ部と
を備え、前記インバータ部の出力に負荷を接続する電源
装置において、前記インバータ部は、第1,第2のダイオードの直列回
路と第3,第4のダイオードの直列回路との並列回路を
介して前記ダイオードブリッジの出力端間に前記第1,
第2のスイッチング素子の直列回路を接続するととも
に、前記第1のスイッチング素子に並列に、前記負荷と
第1の共振用コンデンサの並列回路と、カップリング用
コンデンサと、共振用チョークと、帰還用トランスの1
次巻線との直列回路を接続し、前記帰還用トランスの1
次巻線と前記共振用チョークとの直列回路に第2、第3
の共振用コンデンサの直列回路を並列に接続するととも
に、前記第1,第2のダイオードの接続点と前記第2の
共振用コンデンサと前記帰還 用トランスの1次巻線との
接続点との間に第4の共振用コンデンサを接続し、前記
第3,第4のダイオードの接続点に前記第2,第3の共
振用コンデンサの接続点を接続し、前記第1,第2のス
イッチング素子を前記帰還用トランスに設けてある夫々
に対応した帰還用巻線の出力で交互にオンオフするもの
で、 前記ダイオードブリッジの出力端間には、前記ダイオー
ドブリッジの出力に対して逆方向の第4のダイオード
と、コンデンサとの直列回路を接続しインバータ部の高
周波出力でコンデンサを充電する経路を有する電源部を
設けている ことを特徴とする電源装置。
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JPH08149848A (ja) | 1996-06-07 |
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