JP3335483B2 - 道路等の舗装のためのpc版及びこれを用いたコンポジット舗装方法 - Google Patents
道路等の舗装のためのpc版及びこれを用いたコンポジット舗装方法Info
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Description
に使用するプレキャスト鉄筋コンクリート舗装版(以
下、PC版という。)及びこれを用いた道路等の舗装方
法、特に結合したPC版上にアスファルト表層を形成す
るいわゆるコンポジット舗装方法に関する。
ファルト舗装は、流動変形、摩耗の点で劣り、これに強
いセメントコンクリート舗装は、平坦性、振動、騒音、
滑り抵抗の点で劣る。これら両舗装の長所を生かしたコ
ンポジット舗装は、補修頻度の少ない耐久性、快適性に
優れた舗装の1つであるとされている(雑誌「舗装」2
8−11(1993年)第17頁)。
PC版と該PC版上に形成したアスファルト表層とから
なるものがある。PC版には無接合タイプと接合タイプ
とがあり、接合タイプの場合、各PC版の両側部に予め
溝を形成しておき、隣接するPC版の溝内に鉄筋を落と
し込みかつ充填材を注入するか、隣接するPC版間にわ
たる鉄筋を挿入できる鉄筋挿入孔を各PC版に形成して
おき、該孔に鉄筋を挿入した後充填材を注入するのが一
般的である。前者は落とし込みジョイントと称され、ま
た、後者はホーンジョイントと称されているが、いずれ
のショイントも、接合される版の相対運動を許す接合構
造である。
PC版間の相対運動が許されていること、PC版に膨張
収縮クラックが不可避的に発生すること、アスファルト
表層の耐張力に限度があることによって、PC版に生じ
たクラックやPC版間に生じた隙間を原因とするリフレ
クションクラックがアスファルト表層に発生し易いとい
う問題がある。アスファルト表層のリフレクションクラ
ックは、路盤の不陸により該路盤とPC版との間に空隙
が発生することによって、輪荷重のような外力の繰り返
し負荷によりPC版にクラックが発生し、成長すること
によっても発生する。
の他の問題は、PC版の接合のために上記の鉄筋の溝や
挿入孔への配置及び充填材の注入を要するため、作業性
が劣る点にある。しかし、作業性を高めるために、PC
版を相対運動を許さないで一体的に結合するジョイント
構造を採用すれば、PC版間に生じる隙間を原因とする
リフレクションクラックの発生は防止できるものの、P
C版の相対運動を制限し、温度変化又は温度差によるP
C版の膨張収縮を制限することから、PC版に不可避的
に発生するクラックが大きく成長するおそれがあり、P
C版に発生するクラックを原因とするリフレクションク
ラックのアスファルト表層における発生及び成長を防止
することが困難になる。このため、作業性に問題がある
ものの、PC版の接合を上記のような相対運動を許すジ
ョイント構造によることを余儀なくされてきた。
PC版を使用するコンポジット舗装の施工性を高めるこ
とにあり、また、コンポジット舗装構造のアスファルト
表層におけるリフレクションクラックの発生を防止する
ことにある。
発明の基本的構想は、作業性を高めるべくPC版をあえ
て一体的に結合し、これによりPC版間の応力伝達を図
ることにより、PC版間に隙間を生じさせないようにす
るとともに、クラックが発生する場所、方向、長さ及び
幅を制御する目的でPC版内にスリットを切り込んでお
くことにより、アスファルト表層が追随できない不測の
幅のクラックの発生を防止し、これによりPC版に生じ
たクラックを原因としてアスファルト表層にリフレクシ
ョンクラックが発生しないようにすることにある。した
がって、本発明にかかる道路等の舗装のためのPC版
は、相対する2つの側部の一方に設けられた複数の第1
の結合手段及びその他方に設けられた複数の第2の結合
手段と、相対する2つの端部間に設けられた少なくとも
1つのスリットとを備える。また、本発明にかかる道路
等のコンポジット舗装方法は、それぞれが少なくとも1
つのスリットを備える複数のPC版をそのスリットが舗
装すべき道路等の軸線とほぼ直交するように配置し、隣
接するPC版をそれらの間に相対運動が生じないように
結合し、結合されたPC版上にアスファルト表層を形成
することを含む。
路軸線方向の長さを極力小さくすることにより、前記の
不陸によるPC版下の空隙と輪荷重の負荷とによるPC
版のクラック及び該クラックを原因とするアスファルト
表層のリフレクションクラックが発生しないようにする
ことにある。したがって、本発明にかかるPC版は、道
路の1車線幅に相当する長手方向長さを有し、また、約
1mないし約3mの道路軸線方向長さを有し、好ましく
は、約50cmの間隔をおいて複数のスリットが形成さ
れている。経験則によれば、道路等の軸線方向に約50
cmの間隔をおいて該軸線方向と直角の方向へ発生する
クラックの最大幅は約0.5mmで、このクラック幅は
アスファルト表層が追随できる範囲内であり、この場合
にはリフレクションクラックは発生しない。したがっ
て、クラックが発生する場所、方向、長さ及び幅を制御
する目的で、道路等の軸線方向とほぼ直角の方向へ伸び
る1又は数条のスリットを前記の約50cmの間隔でP
C版に予め形成しておくことにより、PC版に不可避的
なクラックはこれが最も発生し易い場所として前記スリ
ット直上又はその近傍のPC版面に限定的に発生するた
め、設計上の輪荷重、温度変化及び温度差のもとでは、
不測の位置、方向、長さ及び幅のクラックは発生しない
と考えることができる。
道路軸線方向の長さを極力小さくするとともに、路盤上
にアスファルト中間層を形成して不陸を減じ、該不陸に
よるPC版下の空隙と輪荷重の負荷とによるPC版のク
ラック及び該クラックを原因とするアスファルト表層の
リフレクションクラックが発生しないようにすることに
ある。したがって、本発明にかかる道路等のコンポジッ
ト舗装方法は、路盤上にアスファルト中間層を形成し、
該アスファルト中間層上にそれぞれが少なくとも1つの
スリットを備える複数のPC版を前記スリットが舗装す
べき道路等の軸線とほぼ直交するように配置し、隣接す
るPC版をそれらの間に相対運動が生じないように結合
し、結合されたPC版上にアスファルト表層を形成す
る。
結合のための結合手段を備え、該結合手段による結合に
よってPC版間の応力伝達を図ることができ、アスファ
ルト表層が追随できないような大きさの隙間を生じない
ようにすることができる。また、クラックが発生する場
所、方向、長さ及び幅を制御する目的でPC版内にスリ
ットを設けたことにより、クラックはこれが発生し易い
スリット直上又はその近傍のPC版表面に発生するが、
その幅はアスファルト表層が追随できない不測の大きさ
とはならない。したがって、PC版に生じたクラックを
原因とするアスファルト表層におけるリフレクションク
ラックの発生を防止することができる。
小さくすることによって、不陸による空隙と輪荷重とに
よってPC版に発生するクラックを防止し、アスファル
ト表層におけるリフレクションクラックの発生を防止す
ることができる。さらに、路盤上又は路盤上に形成した
アスファルト中間層における不陸をPC版に設けたグラ
ウト孔を介してのグラウト材の注入によって解消するこ
とにより、PC版におけるクラックの発生及び該クラッ
クを原因とするアスファルト表層におけるリフレクショ
ンクラックの発生を一層有利に防止することができる。
PC版10は、全体に長方形の平面形状を有し、図の上
下方向すなわちPC版の幅方向(横断方向)が道路等の
軸線の方向であり、その左右方向すなわちPC版の長さ
方向(長手方向)が道路等の軸線の方向と交差する方向
である。PC版10は、運搬や敷設時に破損しないこ
と、発生するひび割れの間隔を適度に狭めること、輪荷
重や温度変化により繰り返し発生する応力に対して適度
の靭性を有すること等の諸条件を満たすように厚さ方向
中央部に縦横に鉄筋11(図4参照)が配置された鉄筋
コンクリート版である。
る2つの側部12,14の一方に複数の第1の結合手段
16を備え、その他方に複数の第2の結合手段18を備
える。いずれの結合手段もPC版10に強固に定着し、
固定されている。図5,9に示すように、各結合手段1
6は、その側部12から突出するスリーブナット20か
らなり、また、結合手段18は、PC版10の側部14
の面内に位置する金属製のプレート22を有するほぼ箱
状の継手部材24からなる。図示の例では、相対する2
つの端部34,36には、結合手段を設けていないが、
道路、滑走路等の設計に応じて両端部に結合手段を設け
るときは、側部12,14に設けたと同様に、一方の端
部に複数の第1の結合手段を設け、他方の端部に複数の
第2の結合手段を設ける。
10は、結合手段16,18をボルト26により連結す
ることによって結合される。そのため、両結合手段1
6,18は、PC版10を幅方向に横切る対応位置にそ
れぞれ設けられている。また、プレート22には、図5
に示すように、スリーブナット20を受け入れる穴23
が設けられている。さらに、結合手段18の継手部材2
4は、スリーブナット20がプレートの穴23に受け入
れられたとき、該スリーブナットにワッシャ26を介し
て嵌入されるボルト28の締め付け作業のための小さな
空間30を備えている。この空間30は、PC版の結合
後、充填材が注入される(図9参照)。この充填材とし
て、無収縮性のモルタルを使用することが好ましい。
ブナット20からなり、両結合手段16,18はボルト
28により連結されるが、2つのPC版をその間に相対
運動が生じないように、または、結合されたPC版間に
生じる隙間が表層のアスファルトの追随を許す範囲内で
あるように連結することができるものであれば、ボルト
・ナットによる連結に限られない。例えば、スリーブナ
ット20を先端にスロットを有する棒状部材に代え、ボ
ルト28を前記スロットに打ち込む楔部材に代え、これ
らによって隣接するPC版を連結することもできる。
10にはその底部に複数のスリット32が形成されてい
る。このスリット32は、PC版10内に形成した切り
込みであり、PC版10の端部34,36間において、
その一方の端部近傍から他方の端部近傍までPC版の長
手方向に連続して伸びている。図4に示すように、スリ
ット32は、PC版10をその底部に帯状の薄い金属板
33を配置して成形することによって設けることができ
る。金属板33に代え、帯状のプラスチック、紙または
木製の薄い板を用いることもできる。
2は、図8に示す帯状の金属板38によってPC版10
内に形成されている。金属板38は、鉄筋11を受け入
れ、該鉄筋により位置決められ、PC版内のほぼ中央部
に配置されている。
る複数のグラウト孔40が設けられており、また、PC
版の取扱いのために吊り具(図示せず)を取り付けるた
めの金具42が取り付けられている(図1参照)。
際、図9に示すように、路盤44を構築した後、該路盤
上にアスファルト中間層46を形成し、該アスファルト
中間層上に複数のPC版10をそのスリットが舗装すべ
き道路の軸線とほぼ直交するように隣接して配置する。
次に、隣接して配置された一方のPC版10の結合手段
16と他方のPC版の結合手段18とをボル28により
連結して両PC版を結合する。その後、必要に応じて、
グラウト孔40を介して各PC版10とアスファルト中
間層46との間の空隙にグラウト材を注入し、結合され
たPC版上にアスファルト表層50を形成する。これに
より、コンポジット舗装を完了する。
後、直ちに複数のPC版10を配置することもできる。
その場合、PC版上にアスファルト表層を形成するに先
立って、路盤に生じた不陸によるPC版と路盤との間の
空隙にグラウト材を注入する。PC版の配置に先立って
路盤上にアスファルト中間層を形成することが不陸によ
るPC版下の空隙を小さくする上で有利である。アスフ
ァルト中間層を形成し、約1mないし約3mの道路軸線
方向長さが比較的小さいPC版を配置することにより不
陸によるPC版下の空隙を著しく減ずることができ、さ
らに、PC版下にグラウト材を注入することとすれば、
不陸によるPC版下の空隙を一層減ずることができる。
該路盤上にアスファルト中間層46を形成することによ
り、また、不陸によるPC版10と路盤との間の空隙又
はPC版とアスファルト中間層との間の空隙にグラウト
材を注入することにより、PC版へのクラックの発生を
抑えることができる。したがって、アスファルト中間層
46の形成及びPC版10下へのグラウト材の注入は、
PC版上のアスファルト表層50にリフレクションクラ
ックが発生するのを防止する上で有利である。また、P
C版のクラック発生及びPC版上のアスファルト表層5
0のリフレクションクラック発生を防止するために、P
C板の幅方向寸法を上記の例におけるよりさらに小さい
1m未満とすることも有利である。
1車線幅に相当する長手方向長さを有し、約2mの道路
軸線方向長さを有し、スリット32は約50cmの間隔
をおいて3本形成されている。路盤のような下層におけ
る不陸を考慮すれば、PC版の道路軸線方向長さは小さ
い方が有利であるが、反面、これを小さくするに従って
結合手段の数量が増し、結合作業に多くの手間を要する
点で不利である。したがって、その長さは約1mない約
し3mとすることが実際的である。そのため、道路軸線
方向長さを約1mとした場合、スリット32は中央に1
本形成すれば足り、また、その長さを約3mとした場
合、スリットは約50cmの間隔をおいて5本形成する
ことが好ましい。スリット32の間隔を約50cmとす
るのは前記した経験則によるが、それによれば、温度変
化及び温度差によるPC版の膨張収縮によって、道路軸
線方向に約50cmの間隔で該軸線方向と直角の方向へ
発生するクラックの最大幅は約0.5mmで、このクラ
ック幅はアスファルト表層が追随できる範囲内であり、
この場合リフレクションクラックは発生しない。
ルト中間層に不陸が存在するために輪荷重のような荷重
の負荷によってPC版に発生する過大な応力に対して、
早い時期にクラックを発生させ、これによりその応力を
緩和し、不陸に追従した形状にPC版を塑性変形させる
こととなる。したがって、その後は、同程度以下の荷重
の負荷のもとでは、そのような過大な応力は発生しない
ことになる。さらに、スリット32は、PC版表裏の温
度差によりPC版に反りや捻じれが生じ、これによりP
C版と路盤又はアルファルト中間層との間に空隙が生じ
た場合においても、上記の不陸による場合と同様に、P
C版にクラックを生じさせ、過大応力を緩和し、これを
生じさせなくする。
図。
C版の部分的縦断面図。
図。
す、PC版の部分的縦断面図。
Claims (14)
- 【請求項1】 道路等の舗装のための、アスファルト表
層が形成されるPC版であって、相対する2つの側部の
一方に設けられた複数の第1の結合手段及びその他方に
設けられた複数の第2の結合手段と、相対する2つの端
部間に設けられた少なくとも1つのスリットとを備える
PC版。 - 【請求項2】 前記PC版は長方形の平面形状を有し、
第1及び第2の結合手段はPC版の横断方向に対応して
設けられ、前記スリットはPC版の長手方向へ伸びる、
請求項1に記載のPC版。 - 【請求項3】 前記PC版は道路の1車線幅に相当する
長手方向長さを有し、約1mないし約3mの道路軸線方
向長さを有する、請求項1又は2に記載のPC版。 - 【請求項4】 約50cmの間隔をおいて複数のスリッ
トが形成されている請求項1,2又は3に記載のPC
版。 - 【請求項5】 前記第1の結合手段は、PC版内に定着
されかつ前記相対する2つの側部の一方から突出するス
リーブナットからなり、前記第2の結合手段は、PC版
内に定着された継手部材であって、該PC版の前記側部
の面内にありしかも前記スリーブナットを受け入れる穴
が設けられたプレートを有し、かつ前記スリーブナット
に嵌入されるボルトの締め付け作業空間を規定するほぼ
箱状の継手部材からなる、請求項1又は2に記載のPC
版。 - 【請求項6】 前記スリットはPC版の底部に形成され
ている、請求項1,2又は4に記載のPC版。 - 【請求項7】 前記スリットはPC版内の厚さ方向のほ
ぼ中央に形成されている、請求項1,2又は4に記載の
PC版。 - 【請求項8】 前記スリットはPC版内に帯状の金属、
プラスチック、紙又は木製の薄い板を埋設してなる、請
求項1,2,4,6又は7に記載のPC版。 - 【請求項9】 PC版をその厚さ方向に貫通する複数の
グラウト孔を有する、請求項1ないし9のいずれか1項
に記載のPC版。 - 【請求項10】 路盤上にそれぞれが少なくとも1つの
スリットを備える複数のPC版をそのスリットが舗装す
べき道路等の軸線とほぼ直交するように配置し、隣接す
るPC版をそれらの間に相対運動が生じないように結合
し、結合されたPC版上にアスファルト表層を形成する
ことを含む、道路等のコンポジット舗装方法。 - 【請求項11】 路盤上にアスファルト中間層を形成
し、該アスファルト中間層上に前記PC版を配置するこ
とを含む、請求項10に記載の道路等のコンポジット舗
装方法。 - 【請求項12】 路盤上にアスファルト中間層を形成
し、該アスファルト中間層上にそれぞれが少なくとも1
つのスリットとグラウト孔とを備える複数のPC版を前
記スリットが舗装すべき道路等の軸線とほぼ直交するよ
うに配置し、隣接するPC版をそれらの間に相対運動が
生じないように結合し、前記グラウト孔を介してPC版
下にグラウト材を注入し、結合されたPC版上にアスフ
ァルト表層を形成する、道路等のコンポジット舗装方
法。 - 【請求項13】 路盤上にそれぞれが少なくとも1つの
スリットとグラウト孔とを備える複数のPC版を前記ス
リットが舗装すべき道路等の軸線とほぼ直交するように
配置し、隣接するPC版をそれらの間に相対運動が生じ
ないように結合し、前記グラウト孔を介してPC版下に
グラウト材を注入し、結合されたPC版上にアスファル
ト表層を形成する、道路等のコンポジット舗装方法。 - 【請求項14】 前記隣接するPC版をボルト結合す
る、請求項10ないし14のいずれかに1項に記載の道
路等のコンポジット舗装方法。
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JP20290194A JP3335483B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 道路等の舗装のためのpc版及びこれを用いたコンポジット舗装方法 |
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JPH0849202A JPH0849202A (ja) | 1996-02-20 |
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1994
- 1994-08-05 JP JP20290194A patent/JP3335483B2/ja not_active Expired - Fee Related
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