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JP3329484B2 - Apl検出回路 - Google Patents

Apl検出回路

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Publication number
JP3329484B2
JP3329484B2 JP13237992A JP13237992A JP3329484B2 JP 3329484 B2 JP3329484 B2 JP 3329484B2 JP 13237992 A JP13237992 A JP 13237992A JP 13237992 A JP13237992 A JP 13237992A JP 3329484 B2 JP3329484 B2 JP 3329484B2
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JP
Japan
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circuit
input
level
output
apl
Prior art date
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Application number
JP13237992A
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English (en)
Other versions
JPH05328375A (ja
Inventor
俊治 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05328375A publication Critical patent/JPH05328375A/ja
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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば液晶TVなど
の映像信号処理回路における、APL(平均画像レベ
ル)を検出するAPL検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶TVでは、液晶パネルのDレンジが
狭いため、過大入力レベルに対して白つぶれが生じやす
い。そこで白つぶれ防止策として、コントラスト自動調
整回路を設けている。この回路は、入力レベルがある一
定レベルよりも大きくなったときに、そのレベルに応じ
て輝度信号を抑圧するものである。この過大入力レベル
検出の1つ方式として、APLを検出するものがある。
【0003】図4は従来の映像信号処理回路に用いた、
コントラスト自動調整回路を示すものである。図4にお
いて、入力端子21から入力された輝度信号を、ゲイン
制御回路23によりゲイン制御し、DC(直流)再生回
路24によりDC再生する。ー方入力端子22から入力
されたクロマ信号は、復調回路25により色差信号に復
調し、マトリクス回路26において、DC再生回路24
の輝度信号と演算し、出力端子1,2,3からそれぞれ
R,G,B信号を出力する。ここでAPL検出のため、
出力RGB信号は逆マトリクス回路27により演算され
た輝度信号を再生した後、積分回路10でDC成分を抽
出し、一定レベル以上の出力に対しゲイン制御回路23
を制御し、振幅を下げるよう帰還をかける。ゲイン制御
回路23によりゲインを絞られた輝度信号は、DC再生
回路24によりペデスタルレベルが一定レベルに抑えて
いるので、白ピークを下げることで、白つぶれを防止で
きる。
【0004】ここで、DC再生回路24の出力から直接
APL検出する方法もあるが、回路のばらつきに左右さ
れず出力映像に忠実な、コントラスト自動調整をかける
ために、ここでは映像信号処理の最終段にできるだけ近
い信号に対し、APL検出を行っている。
【0005】図5は、図4の破線で囲むAPL検出部の
具体例を示すものである。R信号が入力端子1aからア
ンプ4の非反転入力に、G信号が入力端子2aからアン
プ5の非反転入力に、B信号が入力端子3aからアンプ
6の非反転入力に、それぞれ入力する。アンプ4,5,
6の反転入力には、リファレンス電位32を接続する。
アンプ4,5,6の出力を加算回路7により加算して、
輝度信号を再生し、積分回路10によりDC成分を抽出
して、APLを検出する。
【0006】ところで、図4における、RGB出力1,
2,3には、回路のばらつきなどによりDCオフセット
が生じる場合がある。このためRGB出力1,2,3
は、ー般的には、クランプ回路などによりDC再生す
る。ところが、ブライトコントロール、直流伝送補正な
どにより、出力信号のペデスタルレベルが変動する場合
もあり、この場合には上記クランプ回路を用いることは
できない。このとき、RGB出力1,2,3の軸間DC
オフセットが、APL検出レベルのばらつきとなる、と
いう問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のAPL
検出回路では、APL検出回路入力に軸間DCオフセッ
トがあると、APL検出レベルのばらつきとなる、とい
う欠点があった。
【0008】この発明は、入力の軸間にDCオフセット
があっても、APL検出レベルのばらつきにならず、各
軸共通の入力DCレベル変動に対してはAPL検出レベ
ルが正確に追従できる回路を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、逆マトリク
ス回路出力のペデスタルレベルを基準レベルにクランプ
し、しかもその基準レベルをAPL検出回路の任意の一
入力のペデスタルレベルとしたものである。
【0010】
【作用】このような構成によれば、逆マトリクス回路出
力の出力ペデスタルレベルは常に基準となる入力のペデ
スタルレベルに一致するため、軸間の入力DCオフセッ
トには不感となり、各軸共通の入力DCレベル変動に対
しては、出力を変化させることが出来る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例につき図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、この発明のAPL検出回路
の一実施例を示すものである。この回路は、クランプ回
路8を用いて加算回路7出力の基準DCレベルを、入力
端子2aのG入力の基準DCレベルに等しくなるように
した部分の構成が図5と異なる。なお、クランプ回路8
の帰還先はアンプ4,5,6の反転入力としている。基
準レベルの比較は、パルス入力9に供給されるクランプ
パルスを用い、ペデスタルレベルのみの比較を行う。
【0012】このような構成では、G入力基準レベルに
対し、R入力基準レベルがばらついても加算回路7の出
力基準レベルには関係ない。これは入力端子3aのB入
力についても同様である。簡易的なブライトコントロー
ルにより、輝度信号のDCレベルを変動させた場合は、
RGB入力ともDCが変動する。この場合はG入力基準
レベルが変動することにより、クランプ回路8の出力は
G入力基準レベルの変動分をそのまま出力するため、A
PLは正確に再生できる。
【0013】図2は逆マトリクス回路の具体的に示した
ものである。この回路は、入力端子1aがベースに接続
されたトランジスタQ1 のコレクタは、電源Vccに接続
し、エミッタは電流源I1 を介して接地するとともに抵
抗R1 を介してトランジスタQ2 のエミッタと相互接続
する。トランジスタQ2 のコレクタは、抵抗R4を介し
て電源Vccに接続するとともに加算出力端子12に接続
する。トランジスタQ2 のエミッタは、電流源I2 を介
して接地し、トランジスタQ2 のベースは制御入力端子
13に接続する。入力端子2aにベースが接続されたト
ランジスタQ3 のコレクタは、電源Vccに接続し、エミ
ッタは、電流源I3 を介して接地するとともに抵抗R2
を介してトランジスタQ4 のエミッタと相互接続する。
トランジスタQ4のコレクタは、加算出力端子12に接
続し、エミッタは、電流源I4を介して接地するととも
にベースは、制御入力端子13に接続する。
【0014】入力端子3aにベースが接続されたトラン
ジスタQ5 のコレクタは、電源Vccに接続し、エミッタ
は、電流源I5 を介して接地するとともに抵抗R3 を介
してトランジスタQ6 のエミッタと相互接続する。トラ
ンジスタQ6 のコレクタは、加算出力端子12に接続す
る。トランジスタQ6 のエミッタは、電流源I6 を介し
て接地し、ベースは、制御入力端子13に接続する。
【0015】この回路において、加算出力端子12の基
準レベルが、入力端子2aに供給されたG入力の基準レ
ベルよりも高くなったとき、クランプ回路8は、制御入
力端子13の電位が高くなるため、加算出力端子12の
基準レベルを下げる方向に制御する。
【0016】ここで、RGB入力(Vr、Vg、Vb)
に対する加算出力(Vy)は、
【0017】
【式1】 となる。逆マトリクスによる輝度信号再生のためには、 Vy=A・(0.30Vr+0.59Vg+0.11Vb) であればよい。このとき、A=1となるようにゲイン設
定すれば、各軸共通の入力DCレベル変動に対して、出
力を1:1で変化させることができる。
【0018】図3はクランプ回路8を具体的に示したも
のである。加算出力端子12をトランジスタQ7 のベー
スに、入力端子2aをトランジスタQ8 のベースにそれ
ぞれ接続する。トランジスタQ7 ,Q8 のエミッタは、
相互接続するとともに電流源I7 を介して接地する。ト
ランジスタQ7 のコレクタはカレントミラーCM1 の入
力に、トランジスタQ8 のコレクタはカレントミラーC
M2 の入力に接続する。カラントミラーCM2 の出力
は、カレントミラーCM3 の入力に接続し、カレントミ
ラーCM1 の出力は、カレントミラーCM3 の出力、制
御出力端子13に接続するとともにコンデンサC1を介
して接地する。
【0019】この回路では、クランプ入力9からクラン
プパルスが到来したときのみ電流源I7 がオンし、回路
がアクティブとなる。加算出力端子12の基準レベル
が、入力端子2aに供給されるG入力の基準レベルより
も高いとき、コンデンサC1 をチャージして制御出力端
子13の電位が高くなる。これは制御入力端子13に接
続されるため、結果的に加算出力12基準レベルがG入
力の基準レベルに等しくなるように帰還がかかる。
【0020】なお、図2の加算出力端子12を、図3の
加算入力端子12に直結すると回路のDレンジが少なく
なるため、エミッタフォロアなどのレベルシフタを介し
て接続してもよい。この場合は入力基準レベルと出力基
準レベルとの間にレベルシフト分のオフセットがつくだ
けであり、回路動作の本質的な部分には何ら影響される
ものではない。
【0021】上記した実施例では、クランプ回路8の帰
還先を逆マトリクス回路のRGBそれぞれのアンプの反
転入力にしたが、任意の1入力アンプにしても同様の効
果が得られることは言うまでもない。しかし図1のよう
にRGBそれぞれのアンプの反転入力に帰還する場合
は、軸間の入力DCオフセットがより大きくても制御が
可能である、すなわち制御範囲が広い、というメリット
がある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のAPL
検出回路によれば、基準となるべき1軸出力のペデスタ
ルにクランプすることにより、他軸のDCオフセットの
影響はなくし、3軸共通のDC変動には正確に追従でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のー実施例を示す構成図。
【図2】図1の逆マトリクス回路の具体的な回路図。
【図3】図1のクランプ回路の具体的な回路図。
【図4】APL検出回路を備えた従来の信号処理回路の
システム構成図。
【図5】図4のAPL検出回路の構成図。
【符号の説明】
4〜6…アンプ、 7…加算回路、 8…クランプ回
路、 9…パルス入力、10…積分回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/64 H04N 5/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信が入力されこれらをそれぞれ
    増幅する複数のアンプと、 前記増幅された複数の信号を加算する加算回路と、 前記加算された信号における基準期間のレベルと前記複
    数の信号のいずれかひとつの信号における基準期間の
    ベルとの差を検出する検出回路とを具備し、 前記検出回路の検出出力は、前記複数のアンプのうちの
    少なくともいずれかにその増幅の制御基準として帰還さ
    れる ことを特徴とするAPL検出回路。
  2. 【請求項2】 前記検出回路の検出出力は、前記複数の
    アンプそれぞれにそれらの増幅の制御基準として帰還さ
    れることを特徴とする請求項1記載のAPL検出回路。
  3. 【請求項3】 前記加算回路の出力を積分して平均画像
    レベルを得ることを特徴とする請求項1記載のAPL検
    出回路。
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