JP3326798B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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Description
ものである。
ぶ)に代表される電荷転送装置を用いた固体撮像装置は
その低雑音特性等が得られる点から広く使用されるよう
になってきている。
装置に用いられている構造について説明する。
平面図である。固体撮像装置は光電変換素子部1、垂直
CCD転送電極部2、水平CCD転送電極部3及び出力
部4から構成されている。
た光が入射すると、光によって光電変換素子部1内に電
子−正孔対が発生する。このようにして発生した電子は
光電変換素子部1より垂直CCD転送電極部2に送られ
る。垂直CCD転送電極部2には、垂直CCD転送電極
部2の長手方向に配列された各光電変換素子部1の電子
が同時に送り込まれる。さらに、垂直CCD転送電極部
2に取り出された電子は、水平CCD転送電極部3に送
られる。水平CCD転送電極部3には、水平CCD転送
電極部3の長手方向と垂直に配列された各垂直CCD転
送電極2の電子が同時に送り込まれる。
取り出された電子は出力部4を通して出力される。この
出力信号は画像の再生回路を通ってディスプレイ等の出
力媒体から被写体の画像として出力される。
転送電極部2を通るA−A’線での固体撮像装置の断面
図を示す。
と濃度を有したp層6がある。p層6の内部の所定領域
にn層7の光電変換素子が形成されている。また、p層
6にあってn層7と離間した位置に高濃度のp層8が形
成されている。p層8内に垂直CCDである転送チャン
ネルとなるn層9が設けられている。
み出され、n層9内であって紙面に垂直な方向に信号電
荷は転送される。
Si−SiO2の界面準位に起因する暗電流の発生を防
止するために形成されている。
層6に負電位となる逆バイアス電圧Vsubが電源11
によって印加されている。すなわち、p層8と基板5の
間に逆バイアス電圧Vsubが印加されている。このた
めn層7で形成された光電変換素子下のp層6は空乏化
する。p層6が空乏化すると、n層7に蓄積することの
できる電荷量より過剰となった電荷を基板5側に排出す
る。このようにしてブルーミング現象を防止することが
行なわれている。
することによってn層7内の信号電荷をすべて基板5側
に排出する、いわゆる電子シャッタの動作を行なうこと
が可能となる。
12が形成されている。絶縁膜12上には垂直CCD部
2を構成しているp層8とn層9上、及びn層7とp層
8の間隙領域を含む領域上に垂直CCD転送電極13が
形成されている。さらに、固体撮像装置を物理的な衝撃
から保護するために転送電極13の側壁及び上面に絶縁
膜12を形成している。
された電子を垂直CCD転送チャンネルとなるp層8あ
るいはp層9に読み出させるための電極として作用して
いる。
り、電子シャッタ動作を行なうためには、p層6が所定
範囲の濃度と深さを有していることが必要である。
るB−B’線に沿った不純物濃度分布を示す。また、図
27に、図26の不純物濃度のネット値を示す。両図面
において、縦軸は不純物の濃度を示す。横軸は基板表面
からの距離を示す。縦軸の上側にp型不純物原子の濃度
を示し、縦軸の下側にn型不純物原子の濃度を示す。
れぞれ図25のp層10、p層6、基板5、n層7の不
純物濃度を示している。
物濃度のネット値を示している。斜線19の領域は光電
変換素子のn層7のネット不純物分布であって、n層に
蓄積される有効ドナーの総量を示している。
7は、基板5表面で最も高濃度であり、基板5内部に行
くにつれて濃度が低下する。n層7の上部には暗電流を
低減するためにp層10が形成されている。p層10の
不純物濃度14は、n層7の濃度より高濃度で、基板5
内部への広がりが少ない。このためn層7はネット不純
物19になる。
状態は広く分布している。すなわち、基板5表面を濃度
の極大点として基板5内部に行くにつれて、徐々にその
濃度が減少する。
させないように、光電変換素子に蓄積された電子を垂直
CCD転送電極部に読みだした後、光電変換素子のn層
7がほぼ完全に空乏化させる必要がある。このため、ネ
ット不純物濃度19に示された有効ドナーの総量がn層
7に蓄積できる電荷量の上限にしておくことが必要であ
る。すなわち、有効ドナーの総量が光電変換素子の飽和
特性の上限値を決定することになる。
基板5の不純物濃度16を加えた値から、p層10の不
純物濃度14とp層6の不純物濃度15を差し引いたも
のである。各々のプロセス上の制約からネット不純物濃
度19は、不純物濃度14と不純物濃度17によって決
まる。不純物濃度17は基板5表面での濃度が最も高く
なっている。この濃度が最も高くなっている部分を逆導
電型のp層10の不純物濃度14によって補償してい
る。
装置の断面工程図を示す。n型基板5の主面上にp型不
純物であるボロンをイオン注入する。この後、高温の熱
処理によってp層6を形成する。この後、通常のフォト
リソグラフィを用いて垂直CCD転送チャネルとなる領
域以外にレジストパターンを形成する。レジストパター
ンをマスクとしてボロンをイオン注入しp層8を形成す
る。この後、再度、フォトリソグラフィを用いて垂直C
CD転送チャネルとなるp層8内のn層9を形成する領
域以外にレジストパターンを形成する。レジストパター
ンをマスクとしてリンをイオン注入しn層9を形成す
る。この後、基板5主面に絶縁膜12を熱酸化により堆
積する。さらに、絶縁膜12上に垂直CCD転送電極1
3となる電極材料を形成する(図28)。
を用いて転送電極13となる領域より広い領域にレジス
トパターン20を形成する。レジストパターン20をマ
スクに電極材料をドライエッチングを施し、絶縁膜12
が露出するまでエッチングする。次にレジストパターン
20をマスクにさらに絶縁膜20を保護膜としてリンの
イオン注入を行なう。このイオン注入によって光電変換
素子となるn層7が形成される(図29)。
る。基板5表面には絶縁膜12と転送電極13より広い
領域の電極材料が形成されている。次に、転送電極13
となる領域以外にレジストパターンを形成し、このレジ
ストパターンをマスクに電極材料をドライエッチングす
る。以上の工程で転送電極13が形成される。この時、
光電変換素子より電子が垂直CCD転送チャンネルに読
み出されるn層7とp層8の間隙上に転送電極13が設
けられていなければならない。このため転送電極13作
製時のドライエッチングでは、もともと光電変換素子と
なるn層7の側壁端と転送電極13の側壁端が一致して
いるため、転送電極13の一方の側壁端を短くして所定
の長さに形成する(図30)。
ストをマスクにボロンをイオン注入する。これによって
n層7上に暗電流を防止するためのp層10が形成され
る(図31)。
転送装置では以下のような欠点があった。
も高くなっており、この濃度が最も高くなっている部分
を逆導電型のp層10の不純物濃度14によって補償し
ている。このため、光電変換素子として導入されたn層
7の不純物濃度17の内、比較的濃度の低い領域を光電
変換素子として用いている。すなわち、濃度の低い光電
変換素子では、そこに蓄積できる有効ドナー総量が少な
くなり飽和電荷量を十分に高くとることができない。
純物の導入量を増やしている。また、導入された不純物
を高温熱処理によって基板深部へ拡散させて、光電変換
素子の体積を増加させることが行なわれる。
と垂直な方向に不純物濃度17が広がる。このためp層
8とn層7の間隙部や、垂直CCD転送チャンネルであ
るn層9へも拡散してしまう。
の位置関係は、転送電極12を形成する時に行なわれる
露光工程でのマスクの位置合わせ精度と拡散によって形
成されるn層7の拡散領域によって定まる。このため高
温での熱拡散によって形成される位置を制御することが
極めて困難である。n層7の端部と垂直CCD転送電極
12との位置の制御性が悪いと、光電変換素子より垂直
CCD転送チャンネルに取り出す読み出しの際に光電変
換素子に信号となる電子が取り残されてしまう。
を生じさせる原因となり、著しく画質を劣化させる。
の欠陥が増加し、いわゆる白キズが増加する。このため
歩留まりが低下する。
上記問題点を解決するために、半導体基板に、信号電荷
を蓄積する光電変換素子部の主たる一導電型不純物が分
布した第1領域と、第1領域の基板表面側に逆導電型不
純物が分布した第2領域とを備え、第1領域の一導電型
不純物の基板深さ方向の濃度極大部が、第2領域の基板
内部側の端部よりも基板深くにある。
光電変換素子部の主たる一導電型不純物が分布した第1
領域と、第1領域の基板表面側に逆導電型不純物が分布
した第2領域とを備え、第1領域の基板表面側の端部
が、第2領域の逆導電型不純物の基板深さ方向の濃度極
大部よりも基板深くにある。
は、光電変換素子となるn層を高加速エネルギーのイオ
ン注入を用いて実現するため、不純物濃度分布は基板内
部に最も濃度の高い領域を持たせることができる。
ドナー総量が増加し飽和電荷量を十分に高くすることが
できる。
防止用のp層が形成されている。イオン注入によって基
板内部に光電変換素子となるn層の濃度の極大値を形成
されている。このため基板表面でのp層の不純物濃度の
ネット値は、従来の固体撮像素子のp層の濃度より高濃
度にすることができる。このため低い暗電流特性を有す
る光電変換素子を備えた固体撮像装置を得ることができ
る。
ながら説明する。
置の断面図を示す。この実施例は図25で示した従来の
固体撮像装置と全く同じ構成をしている。
と濃度を有したp層6がある。p層6の内部の所定領域
にn層7の光電変換素子が形成されている。また、p層
6にあってn層7と離間した位置に高濃度のp層8が形
成されている。p層8内に垂直CCDである転送チャン
ネルとなるn層9が設けられている。n層7に蓄積され
た信号電荷はn層9に読み出され、n層9内であって紙
面に垂直な方向に信号電荷は転送される。n層7上であ
って基板5の表面に高濃度のp層10が形成されてい
る。p層10は、Si−SiO2の界面準位に起因する
暗電流の発生を防止するために形成されている。
12が形成されている。絶縁膜12上には垂直CCD部
2を構成しているp層8とn層9上、及びn層7とp層
8の間隙領域を含む領域上に垂直CCD転送電極13が
形成されている。さらに、固体撮像装置を物理的な衝撃
から保護するために転送電極13の側壁及び上面に絶縁
膜12を形成している。
された電子をp層8を経由して垂直CCD転送チャンネ
ルとなるn層9に読み出させるための電極としても作用
している。
換素子のn層7、p層6及び基板5を通るA−A’線に
沿った基板内の不純物濃度分布を示す。また、図3に、
図2の不純物濃度分布のネット不純物分布を示す。
撮像装置の断面形状については、従来のそれと全く同じ
であるが、形成されている不純物層の不純物濃度分布が
異なっている。このことについてより詳細に説明してい
く。
す。横軸は基板5表面からの距離を示す。横軸より上側
すなわち縦軸の上側にp型不純物の濃度を示し、横軸よ
り下側すなわち縦軸の下側にn型不純物の濃度を示す。
ぞれ図1のp層6、基板5、n層7、p層10の不純物
濃度を示している。
度を合成した値(以下、ネット値と呼ぶ)を示してい
る。斜線26の領域は光電変換素子のn層7のネット不
純物濃度である。n層7に蓄積される有効ドナーの総量
を示している。
3は、基板5の内部に最も高濃度すなわち濃度が極大と
なる点が存在する。基板5表面では、n層7の不純物濃
度は低く、基板5内部に行くにつれて濃度が高くなる。
このように基板5内部にn層7の不純物濃度の極大値が
存在し、極大値となる深さよりさらに基板内部に行くに
つれてn層7の不純物濃度は低下する。従来の固体撮像
装置ではn層7の不純物濃度は、基板5表面あるいは暗
電流を低減するp層10の不純物濃度が分布している深
さ程度に浅い領域に極大となる領域を持つように形成さ
れている。
p層10が形成されている。p層10の不純物濃度24
は、n層7の濃度より高濃度で、基板5内部への広がり
が少なくなるように形成されている。
電変換素子のn層7の基板5内部の深部にある端部に少
なくとも重なるように形成されている。その不純物濃度
21は、n層7と重なり合った部分より濃度が高くなり
始め、さらに基板5深部に極大値を持つように分布して
いる。従来の固体撮像装置ではp層6の不純物濃度は、
基板5表面あるいは暗電流を低減するp層10の不純物
濃度が分布している深さ程度に浅い領域に極大となる領
域を持つように形成されている。またその不純物濃度の
分布状態は低濃度で基板5のかなり深部にまで及んでい
る。
純物濃度の分布状態の相違により、光電変換素子に蓄積
される有効ドナーの総量に大きな違いが生じる。
る有効ドナーの総量は、次のようにして求められる。不
純物濃度23に基板5の不純物濃度22を加えた値か
ら、p層10の不純物濃度24とp層6の不純物濃度2
1を差し引いた値から求められる。
n層7の不純物濃度は、基板5表面あるいは暗電流を低
減するp層10の不純物濃度が分布している深さ程度の
浅い領域に極大となる領域を持つように形成されてい
る。このため、光電変換素子となるn層7の内、最も不
純物濃度の高い領域は、基板5の表面に形成された高濃
度で、分布状態の浅いp層10によって打ち消されてし
まう。このため光電変換素子に蓄積される有効ドナーの
絶対量は低下することになる。さらに、p層6の不純物
濃度が低濃度であるが基板5深部にまで深く分布してい
るため光電変換素子のn層7の濃度は全体に低くなって
しまう。このため光電変換素子に蓄積される有効ドナー
の絶対量は低下することになる。
換素子であるn層7は、基板5表面あるいは暗電流を低
減するp層10の不純物濃度が分布している深さ程度に
浅い領域では不純物濃度は極端に低くなるように形成さ
れている。このため、光電変換素子となるn層7が、基
板5の表面に形成された高濃度の不純物濃度24すなわ
ち分布状態の浅いp層10によって打ち消される濃度は
殆ど問題にならない程度である。このため光電変換素子
に蓄積される有効ドナーの絶対量は従来の場合と比べて
問題にならない程度低下するのみである。
5の深部に不純物濃度21が形成されている。不純物濃
度21の端部は光電変換素子のn層7の端部と重なるよ
うに分布している。ここでも、不純物濃度21と重なり
合う不純物濃度23の領域では、そのn型不純物の濃度
は極端に低くなるように形成されている。このため、光
電変換素子となるn層7が、不純物濃度21によって打
ち消される濃度は殆ど問題にならない程度である。この
ため光電変換素子に蓄積される有効ドナーの絶対量は従
来の場合と比べて問題にならない程度低下するのみであ
る。このようにp層6とn層7を重ねる時、不純物濃度
21には次のような制限が加えられる。第1に重なりが
ない場合には、図3で示されるネット不純物濃度の実線
25が図4に示すような形状になる。有効ドナーが蓄積
される領域が基板5深部に突起状に突き出た領域ができ
る。このような形状の光電変換素子では、ネット不純物
濃度26が不純物濃度21によって打ち消されることが
ないため、実質的なネット不純物濃度26が大きくな
る。ネット不純物濃度26が大きくなると有効ドナー総
量が大きくなる。
なり合う領域の不純物濃度21の最大値aの濃度が、基
板5の不純物濃度bより大きくなくてはならない。すな
わちaの濃度はn層7の不純物濃度の分布端部での不純
物濃度6の濃度を示している。もし、aの値がbの値よ
り小さい場合には、図4に示されたネット不純物濃度の
実線25のように基板5深部で不純物濃度は突起形状と
なる。
には、実線25のp側の盛り上がりの壁が高くなる。す
なわち、n層7と基板5との間に形成される電位障壁が
高くなる。電位障壁が高いと、基板5に印加すべき電圧
を高くすることでブルーミング現象を防止することがで
きる。
あってn層7とp層6の重なり合う領域が浅く、aの値
が極端にbの値より大きくかつp層6の厚さが薄い場合
には、ネット不純物濃度26が不純物濃度25によって
打ち消される量が少なくなるためネット不純物濃度26
は高くなる。このため有効ドナー総量は大きくなる。ま
た、基板5に印加すべき電圧は低くても十分な効果が得
られる。
10とp層6の不純物濃度21,24と全く重ならない
領域に持っている。このように不純物濃度23を形成す
ることによって有効ドナーの総量を多くすることができ
る。
層10及びp層6の不純物濃度21,24とそれぞれ端
部でのみ重なり合っている。すなわち、p層10の不純
物濃度24とp層6の不純物濃度21とは重なり合うこ
とがなく、両者をn層7の不純物濃度23によって連続
している。このような不純物濃度分布を造ることで、光
電変換素子のn層7に蓄積される有効ドナーの総量を顕
著に増加させることができる。
電変換素子のn層7に蓄積される有効ドナー総量を示す
斜線26の面積は、従来の総量を示す斜線19の面積よ
り大きくなっている。
値が従来のものより大きくなり、固体撮像素子の飽和電
荷量、すなわちダイナミックレンジを大幅に向上させる
ことができる。
である。p層10の濃度は、1018〜1019cm-3で、
その拡散長は0.5ミクロンである。また、p層6の濃
度は、約1015cm-3で、その領域は基板5表面から
1.5ミクロンから拡散長3.0ミクロンである。n層7
の濃度は、1016〜1017cm-3で、その拡散長は1.
8ミクロンである。よってn層7とp層6の重なり合う
領域は0.3ミクロンとなる。
内の不純物濃度を示す。具体的には、図1に示されたp
層10と光電変換素子のn層7、p層6及び基板5を通
るA−A’線に沿った基板内の不純物濃度を示す。
す。本発明では図1に示されているように固体撮像装置
の断面形状については、従来のそれと全く同じである
が、形成されている不純物層の不純物濃度分布が異なっ
ている。このことについてより詳細に説明していく。
全く同じものを示す。図5の破線27,28,29,3
0はそれぞれ図1のp層6、基板5、n層7、p層10
の不純物濃度を示している。
度のネット値を示している。斜線32の領域は光電変換
素子のn層7のネット不純物濃度である。n層7に蓄積
される有効ドナーの総量を示している。
9は、基板5の内部に最も高濃度すなわち濃度が極大と
なる点が存在する。基板5表面では、n層7の不純物濃
度は低く、基板5内部に行くにつれて濃度が高くなる。
このように基板5内部にn層7の不純物濃度の極大値が
存在し、極大値となる深さよりさらに基板内部に行くに
つれてn層7の不純物濃度は低下する。以上のようにn
層7の不純物濃度の分布は第1の実施例と同じである。
ためにp層10が形成されている。p層10の不純物濃
度30は、n層7の濃度より高濃度で、基板5内部への
広がりが少なくなるように形成されているのも第1の実
施例と同じである。
の固体撮像装置の不純物濃度15と同じように低濃度
で、基板5表面から基板5深部にまで形成されている点
である。
濃度の極大値を持つ。またその分布状態は基板5深部に
広がっている。p層6の拡散深さはn層7の拡散深さよ
り深くまで形成されている。
純物濃度の分布状態の相違は、光電変換素子に蓄積され
る有効ドナーの総量に大きな違いが生じる。
る有効ドナーの総量は、次のようにして求められる。不
純物濃度29に基板5の不純物濃度28を加えた値か
ら、p層10の不純物濃度30とp層6の不純物濃度2
7を差し引いた値から求められる。
n層7の不純物濃度は、基板5表面あるいは暗電流を低
減するp層10の不純物濃度が分布している深さ程度の
浅い領域に極大となる領域を持つように形成されてい
る。このため、光電変換素子となるn層7の内、最も不
純物濃度の高い領域は、基板5の表面に形成された高濃
度で、分布状態の浅いp層10によって打ち消されてし
まう。このため光電変換素子に蓄積される有効ドナーの
絶対量は低下することになる。さらに、p層6の不純物
濃度が低濃度であるが基板5深部にまで深く分布してい
るため光電変換素子のn層7の濃度は全体に低くなって
しまう。このため光電変換素子に蓄積される有効ドナー
の絶対量は低下することになる。
換素子であるn層7は、基板5表面あるいは暗電流を低
減するp層10の不純物濃度が分布している深さ程度に
浅い領域では不純物濃度は極端に低くなるように形成さ
れている。このため、光電変換素子となるn層7が、基
板5の表面に形成された高濃度の不純物濃度30すなわ
ち分布状態の浅いp層10によって打ち消される濃度は
殆ど問題にならない程度である。このため光電変換素子
に蓄積される有効ドナーの絶対量は従来の場合と比べて
問題にならない程度低下するのみである。しかし、第1
の実施例においてはp層6の不純物濃度27が、基板5
の深部に形成されている。不純物濃度27の端部は光電
変換素子のn層7の端部と重なるように分布している。
このため、光電変換素子となるn層7が、不純物濃度2
7によって打ち消される濃度は殆ど問題にならない程度
であった。これと比較すると第2の実施例では、p層6
が基板5表面から拡散されて形成されている点で従来の
固体撮像装置と同じである。このため、第1の実施例よ
りは光電変換素子に蓄積される有効ドナーの絶対量は少
なくなる。従来の場合と比べた場合には、第2の実施例
でも問題にならない程度有効ドナーの総量が低下するの
みである。
の固体撮像装置と異なる部分である。第1の実施例では
n層7とp層6の重なり合う領域が問題となったが、第
2の実施例では従来のプロセスで容易に形成することが
できる。
素子のn層7に蓄積される有効ドナー総量を示す斜線3
2の面積は、従来の総量を示す斜線15の面積より大き
くなっている。
値が従来のものより大きくなり、固体撮像素子の飽和電
荷量を大きくすることができる。
ある。p層10の濃度は、1018〜1019cm-3で、そ
の拡散長は0.5ミクロンである。また、p層6の濃度
は、約2×1014cm-3で、その領域は基板5表面から
拡散長5.5ミクロンである。n層7の濃度は、1016
〜1017cm-3で、その拡散長は1.8ミクロンであ
る。よってn層7とp層6の重なり合う領域は1.8ミ
クロンとなる。
ると、従来の固体撮像装置ではその飽和電荷量が4×1
04/画素程度であったのが、1.2×105/画素程度
の値が得られる。
像装置の断面構造を示す。この図は従来技術の図25に
示された固体撮像装置に対応した領域の断面図である。
と濃度を有したp層33が形成されている。p層33に
n層の光電変換素子7の一部の領域が形成されている。
また、p層33には高濃度のp層8が形成され、p層8
内に垂直CCD転送チャンネルとなるn層9が設けられ
ている。さらに、光電変換素子7の底部に接して高濃度
で厚さの薄いp層34が形成されている。p層34はp
層33とそれと隣合うp層33で挟まれたn型基板5に
形成されている。光電変換素子7の上には高濃度のp層
10が形成されている。また、p層8は、n層7及びp
層10と離間して形成されている。
子7の所定領域を除く領域にSiO2等の絶縁膜12を
介して垂直CCD転送電極13が形成されている。
33と、高濃度で厚さの薄いp層34の2つの領域上に
形成されている。
荷はn層9に読み出され、n層9内であって紙面に垂直
な方向に信号電荷は転送される。
度p層10は、Si−SiO2の界面準位に起因する暗
電流の発生を防止するために形成されている。
従来の固体撮像装置と異なっている構成は、光電変換素
子のn層7が、低濃度で厚いp層23と、高濃度で厚さ
の薄いp層34の2つの領域上に少なくとも形成されて
いる点である。
のを用いた。また、p層33の濃度は1015cm-3で、
その拡散長は3ミクロンである。n層7の濃度は1016
〜1017cm-3で、その拡散長は1.8ミクロンであ
る。また、p層10の濃度は1018〜1019cm-3で、
その拡散長は0.5ミクロンである。p層8の濃度は3
×1017cm-3で、その拡散長は1.2ミクロンであ
る。n層9の濃度は5×1016cm-3で、その拡散長は
0.8ミクロンである。p層34の濃度は4×1015c
m-3で、その拡散長は1.5ミクロンである。
垂直CCD転送部であるn層9から離れた位置に形成さ
れている。p層34は光電変換素子のn層7の長辺に沿
って形成されている。p層34の長辺方向への長さは3
ミクロンである。この長さが、さらに長く光電変換素子
のn層7の長辺に沿って形成されていると電子シャッタ
を動作させるための印加電圧を低くすることができる。
すなわち、n層7に蓄積された信号電荷を全て基板5に
排出するために基板5に印加すべきパルス電圧を低くす
ることができる。
の、垂直CCD転送部であるn層9から最も離れた端部
がこの実施例では一致している。n層7の端部よりp層
34の端部が隣接するp層33にまで伸びて形成されて
いても同様の効果を得ることができる。このように、端
部を形成するのにその位置関係に余裕があるため製造上
のマージンが大きくなる。
短くなる場合には、n層7が基板5と直接接触すること
となり、n層7には信号電荷が蓄積できなくなる。
さは、1.5ミクロンである。この厚さは固体撮像装置
の電子シャッタを動作させるときにn層7に印加すべき
パルス電圧の値を左右する。すなわち、この厚さより薄
い場合には、n層7と基板5の間に生じる電位障壁が低
くなる。このため基板5に印加すべき電圧を低くするこ
とができる。
合には、n層7と基板5の間に生じる電位障壁が高くな
る。このため基板5に印加すべき電圧を高くする必要が
ある。
に正電位、p層33に負電位となる逆バイアス電圧Vs
ubが印加される。
Vsubをn型基板5に印加したときに、図7で示され
たC−C’線、及びD−D’線に沿った電位分布を図
8,9に示す。
ング現象を減少させるのに効果があることを詳細に説明
するための図である。
C’線、及び実線37はD−D’線に沿った電位分布を
示す。領域10,7,33,5はそれぞれ高濃度p層1
0、光電変換素子のn層7,低濃度で厚いp層33,n
型基板5の深さ方向の厚さを示している。
厚いp層33内での極小電位38の値が高濃度で厚さの
薄いp層34の極小電位39の値よりも高くなってい
る。
形成している。このためn層7及びその周辺で発生した
電荷は、この電位の井戸を形成するポテンシャルに沿っ
て移動する。この結果電位の井戸内に電荷が蓄積されて
いく。さらに蓄積される電荷が多くなり、極小電位38
を越える電位を持つ電荷がでてくると、過剰電荷となっ
てp層33の電位分布に沿って移動する。この結果、過
剰電荷はn型基板5へ排出される。
7に高輝度の光が入射したときに生じる現象である。す
なわち、入射した光によって光電変換素子内に瞬時に多
量の電子が生じる。光電変換素子内には一定容量の電子
しか蓄積することができない。そこで瞬時に生じた電子
の量が多量で光電変換素子に蓄積される容量より多い場
合には、隣接した垂直CCDの転送チャンネル内に過剰
な電子が流入することによってが生じる。このような現
象をブルーミング現象と呼ばれている。
図8に示される破線36と実線37の2つのタイプの分
布を示す。光電変換素子のn層7で形成された電子は、
電位の井戸内に蓄積されていく。その蓄積量が多くなる
と、光電変換素子のn層7の2つの分布形状の内、より
電位の低い方の電位分布の部分から電子がp層33へ流
れていく。実線37で示される分布状態の極小電位38
は破線36の極小電位39より低いため、実線37の電
位分布を持つ領域から最初に電子がp層33へ流れてい
く。
ッタの動作を行なうのに有効な構成であることを詳細に
説明するための図である。
積された全ての信号電荷をn型基板5に排出することで
ある。図9は電子シャッタの動作を行わせた時の基板5
内の電位分布である。すなわち電子シャッタの動作は光
電変換素子のn層7に蓄積された電子が全て基板5に排
出することである。蓄積された電子が完全に排出されな
ければ電子シャッタを動作させた時に、光電変換素子単
位に各々異なる電荷量が内部に蓄積された(取り残され
た)状態となる。このため取り残された電荷によって固
定パターンを発生させることになる。
5に図8より更に高い正電圧Vsubを印加されてい
る。
線に沿った電位分布をそれぞれ破線40及び実線41に
示す。
高濃度p層10、光電変換素子のn層7,低濃度で厚い
p層33,n型基板5の深さ方向の厚さを示している。
厚さの薄いp層34の極小電位42が低濃度で厚いp層
33の極小電位43よりも高くなっており、かつ極小電
位42はn層7の電位44よりも低くなっている。この
ため、光電変換素子のn層7に蓄積された信号電荷は、
電位の低い破線42に沿って移動する。この時、光電変
換素子のn層7内の極小電位44より破線42の電位が
低くなっているため、光電変換素子に蓄積された信号電
荷が全てn型基板5に排出される。
めのVsubに対する電位の関係を示す図である。
れ低濃度で厚いp層33、及び高濃度で厚さの薄いp層
34内の極小電位のVsub電圧依存性を示している。
て、p層33内の極小電位が徐々に高くなる。
につれて、p層34内の極小電位が急激に高くなる。
合、p層33の不純物濃度がp層34の不純物濃度より
低く、かつその厚さが厚くなっている点に起因する。す
なわち、p層34は逆に不純物濃度は高く、かつその厚
さが薄く形成されている。
電荷量のVsub電位依存性は、図10の交点47以下
では実線45によって、また交点47以上では破線46
で決定される。すなわち、光電変換素子の蓄積電荷量は
図11に示すようなVsub電位依存性を持つ。これよ
り光電変換素子に蓄積されている間、すなわち図8で示
された状態が図11の領域48に相当している。
する時には図9に示された状態、すなわち図11で示さ
れた実線よりも高電圧の時の状態で動作させる。このよ
うにすることで、高い飽和電荷量を持つ光電変換素子を
低いVsubとなるパルス電圧で電子シャッタの動作を
行なうことができる。
ためには、領域48のように最大蓄積電荷量の変化がV
sub電位に対して緩やかなVsub電位依存性領域で
行うのがよい。
体型VTRのVsub電位調整が容易となる。また、こ
のようなVsub電位領域で用いることで光電変換素子
の最大蓄積電荷量の減少を少なくすることができる。
は、領域49のように最大蓄積電荷量の変化がVsub
に対して急峻なVsub依存性を有する領域で用いるの
がよい。
は、ブルーミングの発生を防止する時に印加される電位
に更にクロック電圧を加えて実現する。
像装置で電子シャッタを動作させる時に、印加されるク
ロック電圧より低い電圧で電子シャッタを動作させるこ
とができる。
ッタを動作させる時に、印加されるクロック電圧は、3
0ボルトであるのに対してこの実施例の固体撮像装置で
は18ボルトという低い電圧で電子シャッタを動作させ
ることができる。
低濃度で厚いp層33と高濃度で厚さの薄いp層34を
形成することによって、ブルーミングを防止するための
ビデオカメラのVsub電位の調整を容易にでき、また
光電変換素子の最大蓄積電荷量(飽和電荷量)を高くす
ることができる。また、電子シャッタを動作させるのに
低いクロック電圧で実現することができる。
線35で示すように光電変換素子のn層7内に一部が重
なるように形成する。すなわち、破線35に示すような
位置に形成することで、高濃度で薄いp層34と接する
n層7の厚さが実質上薄くなる。このため、光電変換素
子の信号電荷を読み出す際に、光電変換素子のn層7が
空乏化した状態となる。よってそこに発生する電位分布
は読み出し側に深くなるため、残像の発生を防止するこ
とがより容易になる。
について図12を用いて説明する。
−A’線に沿った断面図である。n型基板5上に形成さ
れた所定範囲の深さと濃度を有したp層33が形成され
ている。p層33にn層7の光電変換素子の一部の領域
が形成されている。また、p層33には高濃度のp層8
が形成され、p層8内に垂直CCDである転送チャンネ
ルとなるn層9が設けられている。さらに、光電変換素
子のn層7の底部の一部に接して高濃度で厚さの薄いp
層34が形成されている。p層34はp層33とそれと
隣合うp層33で挟まれたn型基板5に形成されてい
る。光電変換素子のn層7の上には高濃度のp層10が
形成されている。また、p層8は、p層7及びp層10
と離間して形成されている。
子のn層7の所定領域を除く領域にSiO2等の絶縁膜
12を介して垂直CCDの転送電極13が形成されてい
る。
は、高濃度で厚さの薄いp層34が垂直CCD転送チャ
ンネルとなるp層8の読み出し側に形成されていること
である。
で厚さの薄いp層34に接した部分を低濃度で厚いp層
33に接した部分よりもやや深く形成する。光電変換素
子のn層7の形状は鍵型となり、その短辺の先端にp層
34が形成されている。これによって、光電変換素子の
n層7が空乏化されたとき、光電変換素子の読み出し側
の電位が高くなる。このため、読み出し時に光電変換素
子の電荷が容易に移動することができる。このため残像
の発生を防止することがより容易になる。
駆動方法を図8、9を参照しながら説明する。
ている。基板5には正電圧が印加されている。このた
め、p層8、33、34と基板5の間は、逆バイアス状
態となっている。この時の信号電荷蓄積期間における電
位分布を図7のC−C’線、D−D’線に沿った電位分
布として示したのが上記したように図8である。
が、p層34の極小電位39よりも深い。このため、光
電変換素子のn層7で過剰電荷となったなった電子が極
小電位38に沿って移動し、基板5に排出されなければ
ならない。このためには、基板5へ所定の電圧を印加す
ればよい。
間での電位分布を図7のC−C’線、D−D’線に沿っ
た電位分布として示したのが上記したように図9であ
る。
高い電圧を基板5に印加する必要がある。更に高い電圧
を基板5に印加することで、n層7に蓄積されていた信
号電荷をすべてn型基板5へ排出することができる。こ
のためには、n層7の極大電位44よりも、p層34の
極小電位42の方が、高い電位にする必要がある。
くし、p層34を高濃度で、深く形成することによっ
て、従来より低い電圧で電子シャッタの動作をさせるこ
とができる。この時、p層33の極小電位43の電位
は、p層34の極小電位42よりも低くなっている。す
なわち、基板5に印加するVsub電位を高くして行く
と、p層33の極小電位43がp層34の極小電位42
を追い越すことができる。
低くとも、電位シャッタを動作させることができる。
て説明する。図13の断面図は従来技術(図24)のB
−B’線に沿った断面図である。n型基板5上に形成さ
れた所定範囲の深さと濃度を有したp層33が形成され
ている。p層33とその隣合うp層33で挟まれた領域
はn型基板5である。p層33と隣合うp層33に挟ま
れたn型基板5にはp層34が形成されている。p層3
3とp層34の各々の一部の領域に光電変換素子のn層
7が連続して形成されている。隣合う光電変換素子の間
は分離用のp層52が形成されている。
比較したとき、p層33内のp層8および、p層8内の
転送チャンネルとなるn層9が設けられていない構成で
ある。
部に接して高濃度で厚さの薄いp層34が形成されてい
る。光電変換素子のn層7の上には高濃度のp層10が
形成されている。
子のn層7の所定領域を除く領域にSiO2等の絶縁膜
12を介して垂直CCDの転送電極50が形成されてい
る。さらに垂直CCDの転送電極51が絶縁膜12を介
して形成されている。
子とその隣合う光電変換素子間の分離部に1個形成され
ている。すなわち、p層34が2個の光電変換素子に対
して共通に形成されている。
p層34の形成個数を光電変換素子の個数の半分にする
ことができる。また、光電変換素子と接する高濃度で厚
さの薄いp層34の面積を小さくすることができるので
ブルーミングの発生を防止することが容易になる。
線にに沿った深さ方向の不純物原子濃度分布である。5
3,54,55,56,57はそれぞれ高濃度p層1
0,光電変換素子のn層7,高濃度で厚さの薄いp層3
4,低濃度で厚いp層33,n型基板5の不純物濃度で
ある。
純物濃度55として形成するためには、光電変換素子の
n層7の不純物濃度54を基板5表面よりも基板内部に
不純物原子濃度の極大値を有するように形成する。この
ような構造にすることで光電変換素子のn層7内のネッ
ト不純物濃度の減少を少なくできる。このため、光電変
換素子の特性を劣化することがない。このとき低濃度で
厚いp層33の不純物濃度56も高濃度で厚さの薄いp
層34と同様に基板表面よりも基板内部にその不純物原
子濃度分布の極大値を有する構造とすることによって、
低濃度で厚いp層33と高濃度で厚さの薄いp層34の
不純物濃度55との独立性が保ち易く不純物濃度の制御
がより容易になる。
で厚さの薄いp層34を形成するときにホウ素等の不純
物を200KeV以上の加速エネルギーで注入すること
によって実現することできる。
ネット不純物濃度分布は図15のようになる。58,5
9,60,61はそれぞれ高濃度p層10,光電変換素
子のn層7,高濃度で厚さの薄いp層34,n型基板5
のネット不純物濃度を示す。62,63はそれぞれ低濃
度で厚いp層33,n型基板5のネット不純物濃度を示
している。このとき低濃度で厚いp層33も高濃度で厚
さの薄いp層34と同様に200KeV以上の加速エネ
ルギーで注入することによって不純物濃度分布制御がよ
り容易になる。
例の固体撮像装置の断面工程図を示す。比抵抗20オー
ム・cmであるn型基板5の主面のほぼ全面にp型不純
物であるボロンをイオン注入する。ここでボロンのイオ
ン注入は、注入量約5×1011/cm2で行なう。この
イオン注入によって基板5表面にボロンが導入される。
p層6を形成する。上記本発明の第2の実施例の固体撮
像装置では、イオンを基板5表面に導入し、熱拡散させ
て不純物濃度が広範囲に分布するようにしている。すな
わち基板5を高温で熱処理することによってイオン注入
されたボロンを拡散させてp層6を形成する。
が高温の熱処理によってイオンを広範囲に拡散させるた
め、不純物濃度はp層6の領域内で広範囲に分布するよ
うに形成させている。
て垂直CCD転送チャネルとなる領域以外にレジストパ
ターンを形成する。レジストパターンをマスクとしてボ
ロンをイオン注入しp層8を形成する。
ガスを用いてドライエッチングを行い除去する。さらに
再度、フォトリソグラフィを用いて垂直CCD転送チャ
ネルとなるp層8内のn層9を形成する領域以外にレジ
ストパターンを形成する。
オン注入しn層9を形成する。この後、レジストパター
ンを酸素系のドライエッチングを用いて除去する。
り形成する。ここでは、絶縁膜12として酸化膜を用い
ている。
極13となる電極材料を形成する。さらに、電極材料上
にレジストを塗布する(図16)。
極13となる領域より広い領域以外の領域、すなわち光
電変換素子となるn層7が形成されるべき領域のレジス
トを通常のフォトリソグラフィを用いて除去し、レジス
トパターン20を形成する。レジストパターン20をマ
スクに電極材料にドライエッチングを施し、絶縁膜12
が露出するまでエッチングする。
をマスクにさらに絶縁膜12を保護膜としてリンのイオ
ン注入を行なう。このイオン注入によって光電変換素子
となるn層7が形成される(図17)。
360〜800keV、注入量1.2×1012〜3.4×
1012/cm2で行なう。
子に導入される不純物の導入量を増やす必要がない。導
入量を増加させるためには、相当時間のロスを生じるこ
ととなる。このため固体撮像装置を形成する時のスルー
プットが低下することがない。
って基板深部へ拡散させて、光電変換素子の体積を増加
させる必要がない。このため高温熱処理によって誘起さ
れる基板内の欠陥が生じることがない。さらに、他の拡
散層から不純物が拡散され、所望の不純物濃度をもたせ
るよう制御する必要がない。また、高温熱処理を行なう
ことで光電変換素子が拡散し広がって、垂直CCD転送
チャンネルや転送チャンネルと光電変換素子との間隙に
まで拡散することがない。
送電極の端部との位置関係は、高温の熱処理を行なうこ
とによって、その拡散層の位置を制御することが困難と
なることがない。このため両者の位置関係を容易に得る
ことができる。このことは固体撮像装置のブルーミング
現象を生じることを防止でき、飽和特性が低下すること
による画質の劣化をとどめることができる。
る。基板5表面には絶縁膜12と転送電極13より広い
領域の電極材料が形成されている。次に、転送電極13
となる領域にレジストパターンを形成し、このレジスト
パターンをマスクに電極材料をドライエッチングする。
以上の工程で転送電極13が形成される(図18)。
D転送チャンネルに読み出されるn層7とp層8の間隙
上に転送電極13が設けられていなければならない。こ
のため転送電極13作成時のドライエッチングでは、も
ともと光電変換素子となるn層7の側壁端と転送電極1
3の側壁端が一致しているため、転送電極13の一方の
側壁端を短くして所定の長さに形成する。
る。この転送電極13とレジストパターンをマスクにボ
ロンをイオン注入する。これによってn層7上に暗電流
を防止するためのp層10が形成される(図19)。
であったが、p型光電変換素子の場合も同様の効果があ
ることはもちろんである。
の極性を逆にしても同様の効果があることももちろんで
ある。
定する必要がないのは当然である。図20〜図23に上
記他発明の第1の実施例の固体撮像装置の断面工程図を
示す。
外の領域にレジストパターンを形成する。すなわち光電
変換素子の下に形成された高濃度で薄いp層34の領域
の基板5上にレジストパターンを形成する。次にレジス
トパターンをマスクにして基板5全面にp型不純物であ
るボロンをイオン注入する。
イエッチングを用いて除去する。次にp層33となる領
域に新たにレジストパターン64を形成する。すなわち
光電変換素子の下に形成された高濃度で薄いp層34の
領域以外の基板5上にレジストパターン64を形成す
る。次にこのレジストパターン64をマスクにn型基板
5にp型不純物であるボロンをイオン注入する(図2
0)。
ドライエッチングを用いて除去する。
その注入順序が入れ替わってもかまわない。
が重なり合うと、重なり合った部分の不純物濃度が高く
なり、またその厚さも厚くなる。このため、重なり合っ
た部分は基板へ信号電荷を排出する場合には寄与しな
い。
重なり合わずに形成されていると、その重なり合わない
間隙の部分のp型不純物濃度が低くなる。このため飽和
電荷量は低下してしまうかあるいは印加すべきVsub
電圧が低下することとなる。
CCD転送チャネルとなる領域以外にレジストパターン
を形成する。レジストパターンをマスクとしてボロンを
イオン注入しp層8を形成する。
を用いてドライエッチングを行い除去する。さらに再
度、フォトリソグラフィを用いて垂直CCD転送チャネ
ルとなるp層8内のn層9を形成する領域以外にレジス
トパターンを形成する。
オン注入しn層9を形成する。この後、レジストパター
ンを酸素系のドライエッチングを用いて除去する。
って形成する。ここでは、絶縁膜12として酸化膜を用
いている。
る光電変換素子のイオン注入のマスクとして用いられる
ため、高精度に膜厚が制御されていなければならない。
極13となる電極材料を形成する。さらに、電極材料上
にフォトリソグラフィを用いて転送電極13となる領域
より広い領域以外の領域にレジストパターン65を形成
する。レジストパターン65をマスクに電極材料をドラ
イエッチングを施し、絶縁膜12が露出するまでエッチ
ングする(図21)。
をマスクにさらに絶縁膜12を保護膜としてリンのイオ
ン注入を行なう。このイオン注入によって光電変換素子
となるn層7が形成される。
成されている領域で高く、p層33に形成されている領
域では低くなる。すなわち、基板5に形成されている光
電変換素子のn層7は、基板5のn型不純物濃度とイオ
ン注入されたn型不純物濃度の和で決まる。これに対し
て、p層33に形成されている光電変換素子のn層7
は、p層33のp型不純物濃度とイオン注入されたn型
不純物濃度の和で決まる。
内で不純物濃度の異なる領域が形成される。
素子となるn層7の拡散層底部に形成されるように制御
されている。
施例では、高濃度で薄いp層34は、転送電極13側に
形成される。
領域では、その不純物濃度はn層7とp層34の不純物
濃度の和となる。
厚さの薄いp層34に接した部分を低濃度で厚いp層3
3に接した部分よりもやや深く形成する。光電変換素子
のn層7の形状は鍵型となり、その短辺の先端にp層3
4が形成されている。これによって、光電変換素子のn
層7が空乏化されたとき、光電変換素子の読み出し側の
電位が高くなる。このため、読み出し時に光電変換素子
の電荷が容易に移動できるようになる。
7との接合面が、p層33とn層7との接合面より深く
なるように形成されている。すなわち、p層34を形成
するときに、イオン注入するボロンの加速エネルギを、
p層33を形成する時のイオン注入の加速エネルギより
も高くして行なう。従って、n層7の基板5の深さ方向
への厚さが厚くすることによって、その部分の電位を高
くなる。
子に導入される不純物の導入量を増やす必要がない。導
入量を増加させるためには、相当時間のロスを生じるこ
ととなる。このため固体撮像装置を形成する時にスルー
プットが低下することがない。
って基板深部へ拡散させて、光電変換素子の体積を増加
させる必要がない。このため高温熱処理によって誘起さ
れる基板内の欠陥が生じることがない。さらに、他の拡
散層から不純物が拡散され、所望の不純物濃度をもたせ
るよう制御する必要がない。また、高温熱処理を行なう
ことで光電変換素子が拡散し広がって、垂直CCD転送
チャンネルや転送チャンネルと光電変換素子との間隙に
まで拡散することがない。
送電極の端部との位置関係は、高温の熱処理を行なうこ
とによって、その拡散層の位置を制御することが困難と
なることがない。このため両者の位置関係を容易に得る
ことができる。このことは固体撮像装置のブルーミング
現象を生じることを防止でき、画質の劣化をとどめるこ
とができる。
る。基板5表面には絶縁膜12と転送電極13より広い
領域の電極材料が形成されている。次に、転送電極13
となる領域にレジストパターンを形成し、このレジスト
パターンをマスクに電極材料をドライエッチングする。
以上の工程で転送電極13が形成される(図22)。
D転送チャンネルに読み出されるn層7とp層8の間隙
上に転送電極13が設けられていなければならない。こ
のため転送電極13作成時のドライエッチングでは、も
ともと光電変換素子となるn層7の側壁端と転送電極1
3の側壁端が一致しているため、転送電極13の一方の
側壁端を短くして所定の長さに形成する。
る。この転送電極13とレジストパターンをマスクにボ
ロンをイオン注入する。これによってn層7上に暗電流
を防止するためのp層10が形成される(図23)。
の製造方法では、光電変換素子となるn層を高加速エネ
ルギのイオン注入を用いて実現するため、不純物濃度分
布は基板内部に最も濃度の高い領域を持たせることがで
きる。
ドナー総量が増加し飽和電荷量を十分に高くすることが
できる。
るため、光電変換素子の端部と垂直CCD転送電極との
位置関係は、転送電極12を形成する時に行なわれる露
光工程でのマスクの位置合わせ精度によって定まる。こ
のため高温での熱拡散によって形成される位置を制御す
る必要がなく、光電変換素子の端部と垂直CCD転送電
極との位置の制御性が高い。このため固体撮像装置は残
像現象を生じ難くなり、画質が劣化するのを防止でき
る。
形成するn層の不純物濃度分布において、その濃度の極
大値が基板内部にすることができる。このため光電変換
素子に蓄積される有効ドナー総量が多くなる。したがっ
て高い飽和特性を有する光電変換素子を備えた固体撮像
装置を得ることができる。
防止用のp層が形成されている。イオン注入によって基
板内部に光電変換素子となるn層の濃度の極大値を形成
されている。このため基板表面でのp層の不純物濃度の
ネット値は、従来の固体撮像素子のp層の濃度より高濃
度にすることができる。このため低い暗電流特性を有す
る光電変換素子を備えた固体撮像装置を得ることができ
る。
電変換素子の不純物濃度は基板深部での濃度が最も高く
なっている。このため従来行なわれていたような光電変
換素子に導入される不純物の導入量を増やす必要がな
い。導入量を増加させるためには、相当時間のロスを生
じることとなる。このため固体撮像装置を形成する時の
スループットが低下することがない。さらに、白きずに
よる歩留まりの低下を防止することができる。
って基板深部へ拡散させて、光電変換素子の面積を増加
させる必要がない。このため高温熱処理によって誘起さ
れる基板内の欠陥が生じることがない。さらに、他の拡
散層から不純物が拡散され、所望の不純物濃度をもたせ
るよう制御する必要がない。また、高温熱処理を行なう
ことで光電変換素子が拡散し広がって、垂直CCD転送
チャンネルや転送チャンネルと光電変換素子との間隙に
まで拡散することがない。
例であったが、p型光電変換素子の場合も同様の効果が
あることはもちろんである。
る主たる不純物が形成する領域(第1領域)と、暗電流
を低減する層を構成する主たる不純物が形成する領域
(第2領域)との重なりが小さくなり、光電変換素子に
蓄積される信号電荷量を決定する有効ドナーの絶対量が
従来と比べて飛躍的に大きくなって、飽和電荷量が十分
に大きくなる。また、これら第1領域および第2領域を
それぞれ形成するためのイオン注入の注入量が低減され
る。これらのイオン注入量が多いといわゆる白キズを発
生する確率が増加するため、イオン注入量の低減は製造
技術上の価値が非常に高い。
るための断面図
濃度を説明するための図
不純物濃度を説明するための図
不純物濃度を説明するための図
濃度を説明するための図
不純物濃度を説明するための図
るための断面図
明するための電位分布図
説明するための電位分布図
るための図
明するための図
するための断面図
するための別の断面図
物濃度を説明するための図
ト不純物濃度を説明するための図
説明するための図
説明するための図
説明するための図
説明するための図
説明するための図
説明するための図
説明するための図
説明するための図
ための図
明するための図
めの断面図
めの断面図
めの断面図
めの断面図
Claims (10)
- 【請求項1】 半導体基板に、信号電荷を蓄積する光電
変換素子部の主たる一導電型不純物が分布した第1領域
と、前記第1領域の前記基板表面側に逆導電型不純物が
分布した第2領域とを備え、前記第1領域の一導電型不
純物の前記基板深さ方向の濃度極大部が、前記第2領域
の前記基板内部側の端部よりも前記基板深くにあること
を特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項2】 半導体基板に、信号電荷を蓄積する光電
変換素子部の主たる一導電型不純物が分布した第1領域
と、前記第1領域の前記基板表面側に逆導電型不純物が
分布した第2領域とを備え、前記第1領域の前記基板表
面側の端部が、前記第2領域の逆導電型不純物の前記基
板深さ方向の濃度極大部よりも前記基板深くにあること
を特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項3】 半導体基板に、信号電荷を蓄積する光電
変換素子部の主たる一導電型不純物が分布した第1領域
と、前記第1領域の前記基板表面側に逆導電型不純物が
分布した第2領域とを備え、前記第1領域の一導電型不
純物の前記基板深さ方向の濃度極大部が、前記第2領域
の前記基板内部側の端部よりも前記基板深くにあり、前
記第1領域の前記基板表面側の端部が、前記第2領域の
逆導電型不純物の前記基板深さ方向の濃度極大部よりも
前記基板深くにあることを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項4】 前記第2領域の逆導電型不純物の前記基
板深さ方向の濃度極大部の濃度が1×1018〜1×10
19cm-3であることを特徴とする請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載の固体撮像装置。 - 【請求項5】 前記第1領域は、前記基板に加速エネル
ギー200keV以上で前記一導電型不純物をイオン注
入し、形成したものであることを特徴とする請求項1な
いし請求項4のいずれかに記載の固体撮像装置。 - 【請求項6】 前記基板に逆導電型の拡散層をさらに備
え、前記拡散層の逆導電型不純物の前記基板深さ方向の
濃度極大部が、前記第1領域の一導電型不純物の前記基
板深さ方向の濃度極大部よりも前記基板深くにあること
を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
の固体撮像装置。 - 【請求項7】 前記基板に逆導電型の拡散層をさらに備
え、前記拡散層内に前 記第1領域及び前記第2領域が設
けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5
のいずれかに記載の固体撮像装置。 - 【請求項8】 前記基板に一導電型の転送チャンネルを
さらに備え、前記転送チャンネルと前記第1領域とが離
間していることを特徴とする請求項1ないし請求項7の
いずれかに記載の固体撮像装置。 - 【請求項9】 前記第2領域が暗電流防止層であること
を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
の固体撮像装置。 - 【請求項10】 前記第1領域及び前記第2領域は、各
々の前記濃度極大部を形成する主たる不純物導入条件に
よって前記一導電型不純物又は前記逆導電型不純物が分
布した領域であることを特徴とする請求項1ないし請求
項9のいずれかに記載の固体撮像装置。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (3)
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JP2-167134 | 1990-06-25 | ||
JP16713490 | 1990-06-25 | ||
JP09388891A JP3326798B2 (ja) | 1990-06-25 | 1991-04-24 | 固体撮像装置 |
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---|---|---|---|
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JP2001203034A Division JP2002026303A (ja) | 1990-06-25 | 2001-07-04 | 固体撮像装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04218966A JPH04218966A (ja) | 1992-08-10 |
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Family
ID=26435164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP09388891A Expired - Lifetime JP3326798B2 (ja) | 1990-06-25 | 1991-04-24 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3326798B2 (ja) |
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JP2006186261A (ja) | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
JP6285667B2 (ja) * | 2013-09-03 | 2018-02-28 | キヤノン株式会社 | 固体撮像装置の製造方法 |
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-
1991
- 1991-04-24 JP JP09388891A patent/JP3326798B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04218966A (ja) | 1992-08-10 |
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