[go: up one dir, main page]

JP3325541B2 - 無線通信システムおよび無線通信制御方法 - Google Patents

無線通信システムおよび無線通信制御方法

Info

Publication number
JP3325541B2
JP3325541B2 JP12529799A JP12529799A JP3325541B2 JP 3325541 B2 JP3325541 B2 JP 3325541B2 JP 12529799 A JP12529799 A JP 12529799A JP 12529799 A JP12529799 A JP 12529799A JP 3325541 B2 JP3325541 B2 JP 3325541B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
information
wireless terminal
wireless communication
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12529799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000316178A (ja
Inventor
本 岳 文 坂
光 清 利
木 良 成 熊
藤 紀 康 加
谷 修 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12529799A priority Critical patent/JP3325541B2/ja
Publication of JP2000316178A publication Critical patent/JP2000316178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3325541B2 publication Critical patent/JP3325541B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上り方向の通信速
度と下り方向の通信速度が異なる非対称な無線通信シス
テムに関し、特に、2種類の異なるネットワークとの間
で通信を行う無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】次世代マルチメディア無線通信システム
として、大量の情報を高速に伝送可能な無線通信システ
ムが提案されている。これらの中で、上りの伝送速度が
低速で、下りの伝送速度が高速の上下非対称のシステム
が注目されている。例えば、PHS(Personal Handy-ph
one System)網に高速ダウンリンク通信路を付加して情
報提供サービスを行う無線通信システムが提案されてい
る。
【0003】図18はこの種の従来の無線通信システム
の概略構成を示す図である。図18のシステムでは、利
用者は無線端末51を利用して情報蓄積サーバ52にア
クセスし、所望の情報をサーバ52から無線端末51に
ダウンロードするものである。
【0004】サーバ52は、情報を高速に伝送可能なMM
AC(Multimedia Mobile Access Communication)網53に
接続されており、MMAC網53には複数のMMAC基地局54
が接続されている。これらMMAC基地局54は、無線端末
51に対して情報を高速に送信することができる。
【0005】MMAC網53には、中継局55を介してPH
S網56が接続されており、このPHS網56には複数
のPHS基地局57が接続されている。PHS基地局5
7は、無線端末51との間で、低速ながらも双方向に情
報を送受信することができる。例えば、PHS基地局5
7と無線端末51との間の伝送速度は32kbpsであり、MM
AC基地局54から無線端末51への情報送信速度は10Mb
ps程度である。
【0006】この種の無線通信システムでは、システム
を構築した当初は、利用者の多い場所、例えば、鉄道駅
周辺、繁華街周辺および空港等にMMAC基地局54を設置
する。設置されたMMAC基地局54のサービスエリアはそ
れほど広くはない。一方、PHS基地局57は、すでに
数多く設置されており、そのサービスエリアは、MMAC基
地局54のサービスエリアよりも広い。
【0007】この種の無線通信システムにおける通信方
式として、デュアルモード方式とハイブリッド方式があ
る。デュアルモード方式では、無線端末51はMMACサー
ビスエリア内ではMMAC基地局54と双方向の高速な通信
を行い、MMACサービスエリア外ではPHS基地局57と
双方向の低速な通信を行う。一方、ハイブリッド方式で
は、無線端末51の小型軽量化と低価格化等を図るため
に、無線端末51はMMACサービスエリア内ではPHS基
地局57に対して低速な送信を行うとともに、MMAC基地
局54から高速な受信を行い、MMACサービスエリア外で
はPHS基地局57と双方向の低速な通信を行う。
【0008】この種の無線通信システムにおいて、無線
端末51がハイブリッド方式でMMAC網53に接続された
サーバ52に情報の送信を要求する場合、無線端末51
からサーバ52へのアップリンク通信路は、PHS基地
局57、PHS網56、中継局55およびMMAC網53を
介して設定される。これに対して、サーバ52から無線
端末51へのダウンリンク通信路は、MMAC網53とMMAC
基地局54を介して設定される。このようなアップリン
クとダウンリンクの各通信路の設定により、サーバ52
は、画像情報や音声情報等を含む、大量の情報を短時間
で無線端末51に送信できるようになる。
【0009】無線通信システムを利用したマルチメディ
アサービスは、無線端末51での大容量の情報の受信が
中心になると考えられ、PHS等の既存の無線通信シス
テムに高速送信可能な新たなシステムを付加することに
より、大部分のマルチメディアサービスを無線端末51
に提供可能になる。
【0010】また、既存の無線端末51を利用してマル
チメディアサービスの提供を受けられるようにすること
で、無線端末51の低コスト化、低消費電力化および小
型化を図ることができる。さらに、無線通信システムを
新たに導入した初期段階では、サービスエリアが局所的
になることが予想されるが、既存の無線通信システムを
併用することにより、低速ではあるが、広い範囲でサー
ビスを提供することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たハイブリッド方式とデュアルモード方式のいずれを採
用する場合でも、無線端末51は、PHS網56と通信
するための通信回路と、MMAC網と通信するための通信回
路とを備える必要があり、各通信回路にそれぞれ電源電
圧を供給しなければならないため、無線端末の消費電力
が増えるという問題がある。
【0012】また、MMAC網53に接続されたサーバ52
が無線端末51に情報を送信しようとしたときに、送信
要求を受けた無線端末51がMMACのサービスエリア内に
いない場合があり、無線端末51がサーバ52からの情
報を正常に受け取れないおそれがあった。
【0013】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、無線端末の消費電力を低減で
き、かつ、システム構成を複雑にすることなく第1およ
び第2のネットワークと無線端末との間で効率的かつ安
定に通信を行うことができる無線通信システム、無線基
地局、移動端末、および通信制御方法を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、複数の第1の無線基地局の
少なくとも一つを介して無線端末と通信を行なう第1の
無線通信ネットワークと、前記第1の無線通信ネットワ
ークよりも広い通信エリアを持ち、複数の第2の無線基
地局の少なくとも一つを介して前記無線端末と通信を行
なう第2の無線通信ネットワークとからなる無線通信シ
ステムであって、前記第1の無線通信ネットワーク内に
おける前記無線端末の第1の識別子と、前記第2の無線
通信ネットワーク内での前記無線端末の第2の識別子と
の変換を行なう識別子変換手段と、前記第1の無線通信
ネットワークに接続され、前記無線端末に対して情報を
提供可能な情報提供手段と、前記情報提供手段から前記
第1の識別子に基づいた前記無線端末に対する接続要求
があった場合、前記識別子変換手段が変換した前記第2
のネットワーク内での前記無線端末の第2の識別子に基
づいて、該接続要求を前記第2の無線通信ネットワーク
上の前記第2の無線基地局を介して前記無線端末に送信
する第1の通信制御手段と、前記接続要求に対し、無線
通信端末から前記第2の無線基地局を介して接続可能で
ある旨の応答があった場合には、前記第1の無線通信ネ
ットワーク上の前記第1の無線通信基地局を介して、前
記情報提供手段からの情報を前記無線端末へ送信する第
2の通信制御手段とを具備する。
【0015】請求項1の発明では、情報提供手段による
無線端末に対する接続要求を、第2の無線通信ネットワ
ークを介して無線端末に送信するため、第1の無線通信
ネットワークと無線端末との間にアップリンク通信路を
設定する必要がない。また、第1の無線通信ネットワー
ク内における無線端末の第1の識別子と、第2の無線通
信ネットワーク内における無線端末の第2の識別子との
変換を行う識別子変換手段を設けたため、情報提供手段
は、第1の識別子を指定するだけで、特定の無線端末に
対して接続要求を通知できる。
【0016】
【0017】
【0018】請求項2の発明では、第1の無線通信ネッ
トワークとの間で通信を行う場合に限り、無線端末内の
第1の通信制御回路に電源電圧を供給するため、無線端
末の消費電力を低減できる。
【0019】請求項3の発明では、情報提供手段から移
動端末に宛てた情報を蓄積手段に蓄積するため、情報提
供手段が送信した情報を無線端末が直ちに受信できない
場合でも、その情報を後で受信できる。
【0020】請求項4の発明では、情報提供手段が送信
した情報を蓄積する場所を無線端末が指定できるように
したため、後に移動端末は容易に情報をダウンロードす
ることができる。
【0021】
【0022】請求項5の発明では、DHCPサーバが割
り当てた無線端末のIPアドレスを情報提供手段が指定
することにより、第2の無線通信ネットワークを介して
無線端末に情報提供要求を送信することができる。
【0023】請求項6の発明では、第1および第2の無
線通信ネットワークの間で双方向に情報を送受する接続
手段が複数ある場合には、そのうちのどれに接続すべき
かを、第2の無線通信ネットワークを介して無線端末に
通知するため、無線端末は指定された接続手段を介して
第1の無線通信ネットワークと通信を行うことができ
る。
【0024】
【0025】請求項7の発明は、複数の第1の無線基地
局の少なくとも一つを介して無線端末と通信を行なう第
1の無線通信ネットワークと、前記第1の無線通信ネッ
トワークよりも広い通信エリアを持ち、複数の第2の無
線基地局の少なくとも一つを介して前記無線端末と通信
を行なう第2の無線通信ネットワークとからなる無線通
信システムの無線通信制御方法であって、前記第1の無
線通信ネットワーク内における前記無線端末の第1の識
別子と、前記第2の無線通信ネットワーク内での前記無
線端末の第2の識別子との変換を行なう第1のステップ
と、前記第1の無線通信ネットワークに接続された情報
提供手段からの接続要求を、前記識別子変換手段が変換
した前記第2のネットワーク内での前記無線端末の第2
の識別子に基づいて、前記第2の無線通信ネットワーク
上の前記第2の無線基地局を介して、前記無線端末に送
信する第2のステップと、前記接続要求に対し、前記無
線端末から前記第2の無線基地局を介して接続可能であ
る旨の応答があった場合には、前記第1の無線通信ネッ
トワーク上の前記第1の無線基地局を介して、前記情報
提供手段からの情報を前記無線端末へ送信する第3のス
テップとからなる。
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る無線通信シス
テムおよび通信制御方法について、図面を参照しながら
具体的に説明する。
【0028】(第1の実施形態)図1は本発明に係る無
線通信システムの第1の実施形態のブロック図である。
図1の無線通信システムは、地理的に狭い範囲で移動端
末に対して移動通信サービスを提供するMMAC網(第1の
無線通信ネットワーク)1と、MMAC網1よりも地理的に
広い範囲で移動端末に対して移動通信サービスを提供す
るPHS網(第2の無線通信ネットワーク)2とを有す
る。
【0029】以下では、MMAC網1がモバイルIPを利用
する場合について説明する。ここで、モバイルIPと
は、移動端末が通信中に移動してサブネットが変化して
も、上位のプロトコルが切断されないようにしたもので
あり、http://www.ietf.org/rfc/rfc2002.txtにRFC(Req
uest For Comments)として記載されている。
【0030】モバイルIPでは、各移動端末を識別する
ためにIPアドレスを一意に割り当てる。割り当てたI
Pアドレスは、各移動端末が移動しても変化しない。
【0031】図1のMMAC網1には、移動端末(PS:Person
al Station)3に対して高速に情報を送信可能な無線基
地局(AP:Access Point)4が少なくとも一つ以上接続さ
れている。AP4は、第2の通信制御手段に対応する。
【0032】この他、MMAC網1には、PS3に対して各
種の情報を提供するサーバ(SV:Server)5と、情報を送
信可能なPS3のIPアドレスを保持するFA(Foreign
Agent)6と、PS3へのダウンリンクとアップリンク
を統合するHR(Hybrid Router)7と、PS3宛の情報
を一時的に格納する蓄積装置(DS:Data Storage)8と、
PS3のIPアドレスとFA6のIPアドレスとの対応
関係を保持するHA(HomeAgent)9とが接続されてい
る。HA9は、自身が管理するPS3に対して、どのF
A6を介して情報を送信できるかを把握する。HA9
は、識別子変換手段に対応する。なお、DS8は必須の
構成ではない。
【0033】一方、PHS網2には、PS3と双方向の
通信を行う無線基地局(CS:Cell Station)10が少なく
とも一つ以上接続されている。
【0034】これらMMAC網1とPHS網2は、HAS(H
ybrid Access Server)11により接続されている。HA
S11は、第1の通信制御手段に対応する。なお、図1
では、2つのHAS11を図示しているが、HAS11
の数には特に制限はない。
【0035】図2はPS3の内部構成を示す図である。
PS3の内部には、図2に示すように、MMAC網1と通信
を行うためのMMAC通信回路(第1の無線通信回路)21
と、PHS網2と通信を行うためのPHS通信回路(第
2の無線通信回路、アドレス送信手段)22と、MMAC通
信回路21およびPHS通信回路22を管理制御する通
信制御部23と、MMAC網1およびPHS網2に対する位
置登録の制御を行う位置登録処理部24とを有する。
【0036】PHS通信回路22はPHS網2との間で
送受信を行い、MMAC通信回路21はMMAC網1からの受信
のみを行う。
【0037】PS3のメイン電源スイッチをオンにする
と、自動的にPHS通信回路22に電源電圧が供給され
てCS10との間で交信を行う。これに対して、MMAC通
信回路21には通常は電源電圧は供給されておらず、MM
AC網1と通信を行う必要が生じた場合のみMMAC通信回路
21に電源電圧が供給される。これにより、PS3の消
費電力を低減できるとともに、無線周波数の有効利用が
図れる。
【0038】図3は第1の実施形態の動作を示す図であ
り、SV5がPS3に対して通信要求を行う場合の動作
を示している。図3の縦軸は時間軸である。以下、図3
に基づいて第1の実施形態の動作を説明する。
【0039】まず、時刻T1において、SV5はHA9
に対してPS3宛ての情報(IPパケット)を送信す
る。なお、SV5は、PS3宛てのIPパケットを送信
する代わりに、PS3のIPアドレスを指定して、該P
S3に対して通信要求を行ってもよい。
【0040】いずれの場合も、HA9は、PS3への通
信要求が生じたことを認識すると、MMAC網1を介して該
PS3に情報を送信するために使用される該PS3に固
定的に割り当てられたIPアドレスから、PHS網2を
介して該PS3への通信路を確立するために使用される
該PS3のPHS電話番号への変換を行う。なお、この
変換は、HA9以外の装置で行ってもよい。
【0041】ここで、HA9は、PS3の電話番号を直
接利用して、該PS3に対して通信要求があった旨を通
知してもよいが、図1に示すようにHA9がPHS網2
に直接接続されていない場合には、HA9はMMAC網1と
PHS網2の双方に接続されている適当なHAS11に
対して、PS3のPHS電話番号を指定して、該PS3
に対して通信要求があった旨を該PS3に通知するよう
に要求する。
【0042】この時点まで、PS3は、図2に示すMMAC
通信回路21には電源電圧を供給しない。PS3は、S
V5からHAS11とPHS網2を介して、通信の要求
があった旨の通知を受けると、MMAC通信回路21に電源
電圧を供給して、AP4からの電波を受信可能にする。
【0043】AP4は、自己のIDを常時報知(ブロー
ドキャスト)しており、図3の時刻T2でPS3がAP
4の識別子(ID)を受信すると、時刻T3にて、PS
3はHAS11に対してPIAFS(PHS Internet Access
Forum Standard)接続を行う。
【0044】その後、時刻T4にて、PS3はHAS1
1に対してLCPの接続要求を行う。LCPは、データ
リンクの確立とユーザー認証を行うプロトコルである。
その後、時刻T5にて、HAS11からPS3に対して
LCPの接続応答があると、時刻T6にて、PS3はH
AS11に対してIPCP(Internet Protocol Control Pro
tocol)の接続要求を行う。IPCPは、送受信者のIPアド
レスや圧縮方式を決定するプロトコルである。
【0045】その後、時刻T7にて、HAS11からP
S3に対してIPCPの接続応答があると、PS3は、PH
S網2を介してHAS11に対して位置登録(ケアオブ
アドレスの登録)を開始する。なお、図3は、PPP(P
oint to Point Protocol)によりHAS11に接続する
例を示している。
【0046】具体的には、まず、時刻T8にて、PS3
はFA6にアクセスし、該PS3自身のIPアドレスを
該FA6に登録する。該FA6は、該PS3を管理して
いるHA9にアクセスし、該PS3のIPアドレスと該
FA6自身のIPアドレスを通知し、該PS3への情報
を該FA6経由で送信可能である旨を通知する。なお、
該PS3は、該PS3への情報を転送すべきFA6をH
A9に直接通知することも可能である。
【0047】PS3の位置登録が完了すると、該PS3
は、必要に応じて各種の制御情報の送受信を行う。例え
ば、図3の時刻T9において、PS3は、CS10、H
AS11、およびHR7を介して、AP4に対してリン
クチャネルの確立を要求する。この要求を受けて、AP
4はPS3に対してリンクチャネルが確立された旨の応
答を行う(時刻T10)。これにより、PS3とAP4と
の間に無線回線が設定される(時刻T11)。
【0048】その後、AP4は、HR7を介してFA6
に対して無線チャネルが確立した旨を通知する(時刻T
12)。この通知を受けてFA6は、IPパケットをAP
4に対して送信する(時刻T13)。IPパケットの送信
を受けたAP4は、このIPパケットをPS3に対して
送信する(時刻T14)。
【0049】以上の手続きを経て、PS3とSV5との
間での通信が可能になる。例えば、ハイブリッド方式で
通信を行う場合、PS3は、CS10、PHS網2、H
AS11、およびHR7を介して、SV5に対して情報
を送信する。一方、SV5は、PHS網を介することな
く、HA9、FA6、HR7、およびAP4を介して、
PS3に対して情報を送信する。
【0050】このように、第1の実施形態では、MMAC網
1に接続されたSV5からPS3に対して情報を送信す
る場合に、PS3への情報送信要求をPHS網2を介し
てPS3に送信するため、PS3は、その送信要求を受
けるまでは、MMAC通信回路21に電源電圧を供給する必
要がなく、PS3の消費電力を低減できる。また、SV
5からの情報は、PHS網2を介さずにMMAC網1から直
接高速にPS3に送信されるため、PS3は短時間で大
量の情報を受信できる。
【0051】さらに、PS3のMMAC網1への位置登録
は、PHS網2を介して行うため、PS3とMMAC網1に
接続されたAP4との間にアップリンク通信路を設定す
る必要がなく、システム構成を簡略化できる。
【0052】また、MMAC網1に接続されたHA9にてI
PアドレスとPHS電話番号との変換を行うため、SV
5はPS3のPHS電話番号を把握しておく必要がな
く、PS3に対応するIPアドレスを指定するだけで、
PHS網2を経由してPS3に情報送信要求を通知でき
る。したがって、SV5の処理負担が軽減する。
【0053】(第2の実施形態)第2の実施形態は、第
1の実施形態とは逆に、PS3からSV5に対して情報
の送信を要求するものである。
【0054】図4は第2の実施形態の動作を示す図であ
り、PS3からSV5に対してハイブリッド方式で接続
を行う場合の動作を示している。
【0055】まず、PS3は、AP4が常時報知してい
るAP4の識別子(ID)を受信する(時刻T22)。P
S3は、AP4の識別子の受信を定期的に行ってもよい
が、代わりに、CS10の報知情報を定期的に受信し、
CS10がMMACのサービスエリアである旨を報知したの
をPS3が受信したとき(時刻T21)に、図2に示すMM
AC通信回路21に電源電圧を供給して、AP4の識別子
の受信動作を開始してもよい。これにより、PS3の消
費電力を低減できる。
【0056】PS3は、SV5に対して通信要求が生じ
ると、PHS網2を介してHAS11に対してPPP(P
oint-to-Point Protocol)で接続した後、MMAC網1への
位置登録を開始する。具体的には、図3と同様に、HA
S11に対してPIAFS接続を行った後(時刻T23)、L
CPとIPCPの接続設定を行う(時刻T24〜T27)。
【0057】その後、PS3はFA6にアクセスして、
PS3自身のIPアドレスをFA6に登録する。FA6
は、PS3を管理しているHA9にアクセスし、PS3
のIPアドレスとFA6自身のIPアドレスを通知す
る。これにより、HA9は、FA6経由でPS3に情報
を送信できることを認識する。なお、PS3は、該PS
3に情報を送信すべきFA6を、HA9に直接通知して
もよい。
【0058】以上の手順でPS3の位置登録が完了する
と、PS3は必要に応じて各種の制御情報の送受信を行
った後(時刻T29〜T31)、PS3とSV5との間での
通信が可能になる。
【0059】図4はPS3とSV5との間でハイブリッ
ド方式で通信を行う例を示している。この場合、PS3
からの要求は、CS10、PHS網2、HAS11、お
よびHR7を介してSV5に送信され、SV5からの情
報は、HA9、FA6、HR7、およびAP4を介して
PS3に送信される(時刻T32)。
【0060】このように、第2の実施形態では、PS3
からSV5に対して情報の送信を要求する場合に、PS
3からの送信要求をPHS網2を介してSV5に送信す
るとともに、MMAC網1への位置登録を行うため、位置登
録前、すなわち、SV5に対して情報の送信を要求する
前はPS3内のMMAC通信回路21に電源電圧を供給しな
くて済み、PS3の消費電力を低減できる。また、SV
5からの情報はMMAC網1から直接PS3に送信されるた
め、PS3はSV5からの情報を高速に受信できる。
【0061】(第3の実施形態)第3の実施形態は、第
1の実施形態と同様に、SV5から特定のPS3に対し
て情報の送信要求を行うものであり、PS3宛ての情報
を一時的にSV5に蓄積するとともに、SV5のIPア
ドレスをPHS網2を介してPS3に通知し、PS3が
MMACサービスエリアに入ると、PS3がSV5にアクセ
スしてPS3宛ての情報を受信するものである。
【0062】図5は第3の実施形態の動作を示す図であ
り、SV5がPS3に対して通信要求を行う場合の動作
を示している。まず、PS3に対する通信要求の生じた
SV5は、HA9に対して該PS3のIPアドレスを指
定し、PS3に対する着信通知を送信する(時刻T4
1)。それと同時に、SV5はPS3宛ての情報を一時
的に蓄積する。なお、PS3宛ての情報をSV5の内部
に蓄積する代わりに、他の蓄積装置、例えば図1に示す
DS8に蓄積してもよい。PS3宛ての情報をSV5以
外の蓄積装置に蓄積した場合は、蓄積装置のIPアドレ
ス等の識別子を、上述した着信通知と併せてHA9に送
信する。
【0063】以下では、PS3宛ての情報をSV5の内
部に蓄積し、SV5のIPアドレスを上述した着信通知
と併せてHA9に送信する例について説明する。
【0064】HA9は、SV5からPS3への通信要求
が生じたことを認識すると、MMAC網1を介してPS3に
情報を送信するのに使用されるPS3のIPアドレス
を、PHS網2を介してPS3への通信路を確立するた
めに使用されるPS3のPHS電話番号に変換する。な
お、この変換は、HA9以外の装置で行ってもよい。
【0065】PS3は、SV5からの通信要求がある旨
の通知を受けても、MMACのサービスエリア外にある場合
は、直ちにはSV5へのアクセスを行う必要はない。例
えば、PS3がMMACのサービスエリア内にいる旨の通知
をCS10から受けた場合に、PS3内のMMAC通信回路
21に電源電圧を供給して、AP4が報知しているAP
4自身の識別子(ID)を受信する(時刻T43)。
【0066】その後、PS3は所定の通信制御を行った
後(時刻T44〜T48)、HA9への位置登録を開始する
(時刻T49)。
【0067】位置登録が完了すると、PS3は必要に応
じて各種の制御情報の送受信を行い(時刻T50〜T5
2)、PS3宛ての情報を蓄積しているSV5に接続
し、PS3はSV5との通信が可能になる。なお、位置
登録は、PS3が各種の制御情報の送受信を完了した後
に行ってもよい。
【0068】図5はPS3とSV5との間でハイブリッ
ド方式で通信を行う例を示している。この場合、PS3
は、CS10、PHS網2、HAS11、およびHR7
を介してSV5に対して情報を送信し、SV5は、PH
S網2を介することなく、HA9、FA6、HR7、お
よびAP4を介してPS3に対して情報を送信する(時
刻T53)。
【0069】このように、第3の実施形態も、第1の実
施形態と同様に、PS3がSV5と通信を行う直前にMM
ACの位置登録を行うため、通信を行わないときはPS3
内のMMAC通信回路21に電源電圧を供給しなくて済み、
PS3の消費電力を低減できる。また、SV5からPS
3への通信要求が生じた時点で、PS3がMMACのサービ
スエリア外に存在する場合には、MMAC網1内にPS3宛
ての情報を一時蓄積するようにしたため、SV5の情報
送信時にPS3が情報を受信できない場合でも、後で確
実に受信でき、情報の取りこぼしが起きない。
【0070】(第4の実施形態)第3の実施形態では、
PS3がMMAC網1との間で高速受信のみを行う、いわゆ
るハイブリッド方式について説明したが、以下に説明す
る第4の実施形態は、PS3がMMAC網1との間で送受信
を行う、いわゆるデュアルモード方式の通信を行うもの
である。
【0071】図6はPS3とSV5との間でデュアルモ
ード方式で通信を行う場合の動作を示す図である。この
場合、PS3はAP4からAP4自身の識別子(ID)
を受信すると(時刻T63)、PHS網2を介さずに直接
AP4との間で制御信号をやり取りして(時刻T64〜T
66)、PS3の位置登録を行う(時刻T67)。位置登録
が完了すると、PS3とAP4との間での通信が可能に
なる。
【0072】PS3とSV5との間でデュアルモード方
式で通信を行う場合は、PS3は、AP4およびMMAC網
1を介してSV5に対して情報の送信を行い、SV5
は、HA9、FA6、およびAP4を介してPS3に対
して情報の送信を行う。
【0073】このように、PS3がSV5との間でデュ
アルモード方式で通信を行う場合でも、通信を行う直前
にMMAC網1にPS3の位置登録を行うため、通信を行わ
ないときはMMAC通信回路21に電源電圧を供給する必要
がなく、PS3の消費電力を低減できる。また、PS3
がSV5に情報を送信する場合も、PHS網2を介さず
にAP4経由で情報を送信するため、高速にSV5に情
報を送信できる。
【0074】(第5の実施形態)第5の実施形態は、S
V5からPS3に宛てた情報をDS8に一時的に蓄積す
るものである。
【0075】図7は第5の実施形態の動作を示す図であ
り、SV5からPS3に情報を送信する場合の動作、特
に、着信通知を受けたPS3が、MMACのサービスエリア
外にいるなどでSV5からの情報を受信できない場合
に、PS3宛ての情報を一時的に蓄積する蓄積装置(D
S8)のIPアドレスを、PHS網2経由でPS3に通
知し、PS3がMMACサービスエリア内に入った後にDS
8にアクセスしてPS3宛ての情報を受信する場合の動
作例を示している。
【0076】SV5は、特定のPS3に対する通信要求
を、該PS3のIPアドレスを指定してHA9に送信す
る。HA9は、該PS3への通信要求が生じたことを認
識すると、MMAC網1を介してPS3に情報を送信するた
めに使用されるPS3のIPアドレスから、PHS網2
を介してPS3への通信路を確立するために使用される
PS3のPHS電話番号への変換を行う(時刻T81)。
【0077】PS3は、通信要求がある旨の通知を受け
ても、MMACのサービスエリア外にいる場合は、SV5に
直ちにアクセスせず、PS3宛ての情報を一時的に蓄積
するDS8のアドレス情報を、PHS網2を介してHA
S11に送信する(時刻T82)。すなわち、この実施形
態では、SV5からの情報を一時的に蓄積するDS8の
種類やDS8内の蓄積場所(以下、DS8のアドレス情
報と呼ぶ)をPS3が指定することを特徴とする。
【0078】SV5はDS8のアドレス情報をPS3か
ら通知されると、PS3宛ての情報を、指定されたDS
8、あるいは指定されたDS8内の蓄積場所に蓄積す
る。
【0079】PS3は、CSIOからの報告によりMMACのサ
ービスエリア内に入ったことを認識すると(時刻T8
3)、PHS網2への接続を行った後(時刻T85〜T8
9)、PS3内のMMAC通信回路21に電源電圧を供給し
て位置登録を開始する(時刻T90)。
【0080】位置登録が完了すると、PS3は必要に応
じて各種の制御信号の送受信を行う(時刻T91〜T9
3)。これにより、PS3とDS8との間での通信が可
能になる。
【0081】図7はPS3とDS8との間でハイブリッ
ド方式で通信を行う例を示している。この場合、PS3
はCS10、PHS網2、HAS11、MMAC網1および
HR7を介してDS8に情報を送信し、DS8はHA
9、FA6、HR7、およびAP4を介してPS3に情
報を送信する(時刻T94)。
【0082】このように、第5の実施形態は、SV5か
ら送信された情報を一時的に蓄積するDS8のアドレス
情報をPS3が指定するようにしたため、SV5からの
情報をPS3が直ちに受信できない場合でも、受信でき
る準備が整ったときに確実に受信でき、情報の取りこぼ
しが起きない。また、第1〜第4の実施形態と同様に、
PS3がDS8との間で通信を行う要求が生じた場合の
み、PS3内のMMAC通信回路21に電源電圧を供給すれ
ばよいため、PS3の消費電力を低減できる。
【0083】(第6の実施形態)第1〜第5の実施形態
では、MMAC網1がモバイルIPを利用する例について説
明したが、MMAC網1を回線交換的に利用してもよい。
【0084】図8は本発明に係る無線通信システムの第
6の実施形態のブロック図である。図8のMMAC網1は、
電話番号などからなるMMAC識別子を用いて回線交換的に
通信を行う。MMAC網1には、FA6やHA9の代わり
に、MMAC識別子とPHS電話番号との変換を行うアドレ
ス変換器(AT:Address Traslator)31と、PS3の位置
情報を管理する位置レジスタ(LR:Location Register)3
2とが接続されている。
【0085】図9は第6の実施形態の動作を示す図であ
り、SV5からPS3に通信要求を行う場合の動作を示
している。
【0086】PS3は、CSが報知(ブロードキャス
ト)するMMACのサービスエリアである旨の情報を受信す
る(時刻T101)。その後、SV5は、PS3のMMAC識
別子(例えば、MMAC網1での電話番号)を指定して、該
PS3への通信要求をAT31に対して行う(時刻T10
2)。AT31は、PS3への通信要求が生じたことを
認識すると、MMAC網1を介してPS3へ情報送信を行う
のに利用されるPS3のMMAC識別子から、PHS網2を
介してPS3へ情報送信を行うのに利用されるPHS電
話番号への変換を行う。
【0087】AT31が直接PS3の電話番号を指定で
きる場合は、その電話番号を指定してPS3に対して通
信の要求を行ってもよい。一方、AT31がPHS網2
に接続されていない場合、AT31は適当なHAS11
に対して、該PS3のPHS電話番号を指定して、該P
S3に対して通信要求があった旨を通知する。
【0088】PS3は、SV5から通信要求があった旨
の通知を受け、かつ、AP4が報知(ブロードキャス
ト)したAP4自身の識別子(ID)を受信すると(時
刻T103)、PHS網2への接続を行った後(時刻T104
〜T108)、必要に応じて各種の制御情報の送受信を行
う(時刻T109〜T111)。このとき、PS3は、MMAC網
1への位置登録も行う(時刻T112)。
【0089】PS3の位置登録が完了すると、AP4か
らAT31に対して無線チャネルが確立された旨が通知
され(時刻T113)、AT31からSV5に対してPS
3との通信が可能である旨が通知される(時刻T11
4)。これにより、PS3とSV5との間での通信が可
能になる。
【0090】例えば、PS3とSV5との間でハイブリ
ッド方式で通信を行う場合は、PS3は、CS10、P
HS網2、HAS11、およびHR7を介してSV5に
情報の送信を行う。また、SV5は、PHS網2を介す
ることなく、HR7およびAP4を介してPS3に情報
の送信を行う。
【0091】このように、第6の実施形態は、MMAC網1
を回線交換的に利用する場合でも、SV5からの通信要
求をPHS網2を介してPS3に送信でき、また、SV
5からの情報はPHS網2を介さずにMMAC網1から直接
PS3に高速送信することができる。また、第1〜第5
の実施形態と同様に、PS3がSV5との間で通信を行
う要求が生じた場合のみ、PS3内のMMAC通信回路21
に電源電圧を供給すればよいため、PS3の消費電力を
低減できる。
【0092】(第7の実施形態)第7の実施形態は、第
6の実施形態の変形例であり、SV5からPS3に送る
べき情報を一時的に蓄積するDS8を設けたものであ
る。
【0093】図10は本発明に係る無線通信システムの
第7の実施形態のブロック図である。図10の無線通信
システムは、LR32を持たない点とDS8を設けた点
を除いて図8の無線通信システムと同じである。なお、
LR32を設けてもよい。
【0094】図11は第7の実施形態の動作を示す図で
あり、SV5からPS3に通信要求を行う場合の動作を
示している。
【0095】SV5は、PS3への通信要求をAT31
に送信するとともに、該PS3に送信すべき情報をDS
8に一時的に蓄積する(時刻T122)。また、AT31
は、CS10を介して該PS3に対して、SV5から通
信要求があった旨を通知する。
【0096】その後、PS3がAP4からのAP4自身
の識別子(ID)を受信すると、PS3はPHS網2に
接続して各種制御情報の設定を行い、設定が終了する
と、PS3とAP4との間での通信が可能になる。
【0097】なお、図11ではPS3のMMAC網1への位
置登録を行う処理を省略している。これは、位置登録を
行わなくても、SV5からPS3に情報を送信できるた
めである。
【0098】PS3とAP4との間でハイブリッド方式
で通信を行う場合は、PS3は、CS10、PHS網
2、HAS11、およびHR7を介してDS8に情報の
送信を行う。また、DS8は、HR7およびAP4を介
してPS3に情報の送信を行う。
【0099】このように、第7の実施形態は、SV5か
らPS3への送信情報を一時的にDS8に蓄積するた
め、SV5からPS3への送信要求があった場合にPS
3がMMACサービスエリア内にいなくても、後でDS8か
らPS3に情報を送信できる。また、MMAC網1に対して
PS3の位置登録を行わずにSV5からPS3に情報を
送信するため、通信制御を簡略化することができる。ま
た、第1〜第6の実施形態と同様に、PS3がMMACのサ
ービスエリア内にいる場合のみ、PS3内のMMAC通信回
路21に電源電圧を供給すればよいため、PS3の消費
電力を低減できる。
【0100】(第8の実施形態)第8の実施形態は、第
7の実施形態の変形例であり、SV5からPS3に宛て
た情報を一時的に蓄積するDS8の種類やDS8内の蓄
積場所をPS3が指定するものである。
【0101】第8の実施形態は、第7の実施形態と同様
の構成を有するため、ブロック図を省略する。
【0102】図12は第8の実施形態の動作を示す図で
あり、着信通知を受けたPS3がMMACのサービスエリア
外にいるなどでSV5からの情報を受信できない場合の
動作例を示している。
【0103】SV5は、特定のPS3に対する通信要求
を、該PS3のIPアドレスを指定してAT31に送信
する。AT31は、該PS3への通信要求が生じたこと
を認識すると、MMAC網1を介してPS3に情報を送信す
るために使用されるPS3のIPアドレスから、PHS
網2を介してPS3への通信路を確立するために使用さ
れるPS3のPHS電話番号への変換を行う。
【0104】PS3は、通信要求がある旨の通知を受け
ても、MMACのサービスエリア外にいる場合は、SV5に
直ちにアクセスせず、PS3宛ての情報を一時的に蓄積
する蓄積装置(DS8)のMMAC識別子をPHS網2を介
してSV5に通知する(時刻T143)。この通知を受け
て、SV5は、指定されたDS8、またはDS8内の指
定された蓄積場所にPS3宛ての情報を一時的に蓄積す
る。
【0105】PS3は、MMACのサービスエリア内に入っ
たことを認識すると(時刻T144)、PHS網2への接
続を行った後(時刻T145〜T149)、必要に応じて各種
の制御信号の送受信を行う(時刻T150〜T152)。これ
により、PS3とDS8との間での通信が可能になる。
【0106】このように、第8の実施形態は、SV5か
ら送信された情報を一時的に蓄積するDS8の種類やD
S8内の蓄積場所をPS3が指定するようにしたため、
SV5からの送信情報をPS3がすぐには受信できない
場合でも、受信できる準備が整ったときに確実にダウン
ロードでき、ダウンロードを目的として何度もMMAC網1
にアクセスする必要がなくなる。
【0107】また、第1〜第7の実施形態と同様に、P
S3がMMACのサービスエリア内にいる場合のみ、PS3
内のMMAC通信回路21に電源電圧を供給すればよいた
め、PS3の消費電力を低減できる。
【0108】(第9の実施形態)第9の実施形態は、MM
AC網1に接続されたDHCP(Dynamic Host ConfigurationP
rotocol)サーバがPS3等のIPアドレスを動的に割り
当てるものである。
【0109】第9の実施形態における無線通信システム
は、図8や図10と同様のブロック構成を有するため、
ブロック図を省略する。HAS11の内部には、IPア
ドレスを付与するDHCPサーバが設けられており、PS3
のIPアドレスはDHCPサーバにより動的に割り当てられ
る。
【0110】図13は第9の実施形態の動作を示す図で
ある。HAS11以外にDHCPサーバの機能を持たせても
よく、また、HAS11を複数設けて、そのいずれかに
DHCPサーバの機能を持たせてもよい。
【0111】PS3がSV5からの通信要求を受信して
(時刻T162)、AP4からのAP4自身の識別子(I
D)を受信すると(時刻T163)、PS3はCS10を
介してHAS11に対してPIAFS接続を行い(時刻T16
4)、LCP接続要求を行う(時刻T165)。HAS11
からPS3にLCP接続応答があると(時刻T166)、
次に、PS3は、HAS11に対してIPアドレスの割
り当て要求を行い(時刻T167)、HAS11からPS
3にIPアドレスの割り当て応答があると(時刻T16
8)、PS3はAP4にリンクチャネルの確立要求を行
う(時刻T169)。次に、AP4からPS3にリンクチ
ャネルの確立応答があると(時刻T170)、PS3とA
P4との間に無線回線を接続し(時刻T171)、PS3
はAT31に対して位置登録を行う(時刻T172)。す
なわち、PS3はAT31に対してIPアドレスの登録
を行う。
【0112】AT31は、PS3のMMAC識別子、PHS
電話番号、およびIPアドレスの対応関係を保持する。
また、AT31は、SV5に対してPS3のIPアドレ
スを通知し、ハイブリッド接続が完了したことをSV5
に通知する。これにより、PS3とSV5との間での通
信が可能になる。
【0113】例えば、ハイブリッド方式で通信を行う場
合は、PS3は、CS10、PHS網2、HAS11、
およびHR7を介してSV5に情報を送信する。また、
SV5は、HR7とAP4を介して該PS3に情報を送
信する。
【0114】このように、第9の実施形態は、DHCPサー
バから割り当てられたIPアドレスとPHS電話番号と
をAT31で変換するため、SV5はPS3のIPアド
レスやPS3のMMAC識別子を指定するだけで、PS3へ
の送信要求をPHS網2を介してPS3に送信すること
ができる。
【0115】また、第1〜第8の実施形態と同様に、P
S3がMMACのサービスエリア内にいる場合のみ、PS3
内のMMAC通信回路21に電源電圧を供給すればよいた
め、PS3の消費電力を低減できる。
【0116】(第10の実施形態)第10の実施形態
は、第9の実施形態の変形例であり、SV5からPS3
に宛てた情報を一時的に蓄積するDS8を設けたもので
ある。
【0117】第10の実施形態における無線通信システ
ムも、図8や図10と同様のブロック構成を有するた
め、ブロック図を省略する。
【0118】図14は第10の実施形態の動作を示す図
であり、着信通知を受けたPS3が、MMACのサービスエ
リア外にいるなどでSV5からの情報を受信できない場
合に、PS3宛ての情報を一時的に蓄積する蓄積装置
(DS)8のIPアドレスを、PHS経由でPS3に通
知し、PS3がMMACサービスエリア内に入った後にDS
8にアクセスしてPS3宛ての情報を受信する場合の動
作例を示している。
【0119】PS3は、SV5からの通信要求をCS1
0を介して受信しても、自己がMMACのサービスエリア内
にいなければ、SV5からの情報の受信を行わない。S
V5は、PS3への着信要求をAT31に対して行うと
ともに、PS3への情報をDS8に一時的に蓄積する
(時刻T181)。
【0120】PS3は、AP4からのAP4自身の識別
子(ID)を受信すると、CS10とPHS網2を介し
てHAS11との間で制御情報のやり取りを行い(時刻
T182〜T191)、最終的にPS3とDS8との間で通信
が可能になる(時刻T192)。
【0121】PS3は、DS8に割り当てられたIPア
ドレスを指定し、HR7を介してDS8に対してPS3
に情報を送信するように指示する。また、DS8からの
情報は、HR7とAP4を介してPS3に送信される。
【0122】このように、第10の実施形態は、SV5
からPS3に宛てた情報を一時的に蓄積するDS8を設
けるため、PS3がすぐにはSV5からの情報を受信で
きない場合でも、後にDS8から情報を受信することが
できる。また、第1〜第9の実施形態と同様に、PS3
がMMACのサービスエリア内にいる場合のみ、PS3内の
MMAC通信回路21に電源電圧を供給すればよいため、P
S3の消費電力を低減できる。
【0123】(第11の実施形態)第11の実施形態
は、第10の実施形態の変形例であり、SV5からPS
3に宛てた情報を一時的に蓄積するDS8の種類やDS
8内の蓄積場所をPS3が指定するものである。
【0124】第11の実施形態における無線通信システ
ムも、図8や図10と同様のブロック構成を有するた
め、ブロック図を省略する。
【0125】図15は第11の実施形態の動作を示す図
であり、着信通知を受けたPS3がMMACのサービスエリ
ア外にいるなどでSV5からの情報を受信できない場合
の動作例を示している。
【0126】SV5は、特定のPS3に対する通信要求
を、該PS3のIPアドレスを指定してAT31に送信
する。AT31は、該PS3への通信要求が生じたこと
を認識すると、MMAC網1を介してPS3に情報を送信す
るために使用されるPS3のIPアドレスから、PHS
網2を介してPS3への通信路を確立するために使用さ
れるPS3のPHS電話番号への変換を行う。
【0127】PS3は、通信要求がある旨の通知を受け
ても、MMACのサービスエリア外にいる場合は、SV5に
直ちにアクセスせず、PS3宛ての情報を一時的に蓄積
するDS8のIPアドレスをSV5に送信する。SV5
は、PS3からの指示にしたがって、DS8に情報を蓄
積する。
【0128】その後、PS3は、MMACのサービスエリア
内に入ったことを認識すると(時刻T204)、PS3内
のMMAC通信回路21に電源電圧を供給してPHS網2へ
の接続を行った後(時刻T205)、各種の制御信号の送
受信を行う(時刻T210〜T212)。これにより、PS3
とAP4との間での通信が可能になる。
【0129】このように、第11の実施形態は、SV5
から送信された情報を一時的に蓄積するDS8の種類や
DS8内の蓄積場所をPS3が指定するようにしたた
め、SV5からの情報をPS3が直ちに受信できない場
合でも、受信できる準備が整ったときに確実にダウンロ
ードでき、ダウンロードを目的として何度もMMAC網1に
アクセスする必要がなくなる。また、第1〜第10の実
施形態と同様に、PS3がMMACのサービスエリア内にい
る場合のみ、PS3内のMMAC通信回路21に電源電圧を
供給すればよいため、PS3の消費電力を低減できる。
【0130】(第12の実施形態)次に、上述した第1
〜第11の実施形態のいずれかで使用可能な無線基地局
(AP4)の詳細構成について説明する。
【0131】図16はMMAC網1に接続されるAP4の詳
細構成を示すブロック図である。図示のように、AP4
は、MMAC網1を介して情報を送受信する送受信部41
と、PS3に対して少なくとも高速に情報を送信可能な
無線送信部42と、PS3がアクセスすべきHAS11
をPS3に通知するアクセス先通知部43とを有する。
【0132】図17は図16のAP4の処理動作を示す
フローチャートであり、PS3がハイブリッド方式でMM
AC網1に接続する場合のAP4の処理動作を示してい
る。以下、このフローチャートに基づいて図16のAP
4の処理動作を説明する。
【0133】まず、PS3がアクセスすべきHAS11
をPHSの無線基地局を介してPS3に通知する(ステ
ップS1)。具体的には、AP4はHAS11の識別
子、例えばHAS11の電話番号をPS3に通知する。
【0134】PS3は、AP4から通知されたHAS1
1にアクセスした後、ハイブリッド方式での接続要求を
行う。このとき、PS3は、アクセス可能なAP4も通
知する。
【0135】AP4は、PS3からの接続要求を、HA
S11とHR7を介して受信する(ステップS2)。次
にAP4は、接続要求に対する応答をPS3に送信する
(ステップS3)。このとき、PS3とAP4との間で
送受信すべき他の制御信号も同様に送受信することがで
きる。
【0136】以上の手続きにより、PS3はMMAC網1を
介してハイブリッド方式で通信を行うことができる。ま
た、PS3がアクセスすべきHAS11が変更になった
場合は、AP4がPS3に新たなHAS11の識別子を
送信することにより、PS3は適切なHAS11にアク
セスすることができる。
【0137】なお、PS3がHAS11以外の装置を介
してMMAC網1にアクセスする場合は、その装置の識別子
をAP4からPS3に通知すればよい。例えば、AP4
がPHS網2にも接続されている場合は、AP4自身の
識別子(例えば、電話番号)をPS3に通知すればよ
い。
【0138】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、情報提供手段から移動端末への情報送信要求を、
第2の無線通信ネットワークを介して移動端末に送信す
るようにしたため、第1の無線通信ネットワークと移動
端末との間は、ダウンリンク通信路だけを設ければよ
く、システム構成を簡略化できる。
【0139】また、第1の無線通信ネットワーク内での
移動端末の識別子と、第2の無線通信ネットワーク内で
の移動端末の識別子との変換を行う識別子変換手段を設
けるため、情報提供手段が指定した特定の移動端末に、
第2の無線通信ネットワークを経由して情報送信要求を
通知することができる。
【0140】また、本発明によれば、移動端末からの情
報提供手段に対する情報提供要求を、第2の無線通信ネ
ットワークを介して情報提供手段に通知するようにした
ため、第1の無線通信ネットワークと移動端末との間
は、ダウンリンク通信路だけを設ければよく、システム
構成を簡略化できる。
【0141】さらに、移動端末が第1の無線通信ネット
ワークと通信する必要が生じたときのみ、移動端末内の
第1の無線通信回路に電源電圧を供給するため、移動端
末の消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信システムの第1の実施形
態のブロック図。
【図2】PSの内部構成を示す図。
【図3】第1の実施形態の動作を示す図。
【図4】第2の実施形態の動作を示す図。
【図5】第3の実施形態の動作を示す図。
【図6】第4の実施形態の動作を示す図。
【図7】第5の実施形態の動作を示す図。
【図8】本発明に係る無線通信システムの第6の実施形
態のブロック図。
【図9】第6の実施形態の動作を示す図。
【図10】本発明に係る無線通信システムの第7の実施
形態のブロック図。
【図11】第7の実施形態の動作を示す図。
【図12】第8の実施形態の動作を示す図。
【図13】第9の実施形態の動作を示す図。
【図14】第10の実施形態の動作を示す図。
【図15】第11の実施形態の動作を示す図。
【図16】MMAC網に接続されるAPの詳細構成を示すブ
ロック図。
【図17】図16のAPの処理動作を示すフローチャー
ト。
【図18】この種の従来の無線通信システムの概略構成
を示す図。
【符号の説明】
1 MMAC網 2 PHS網 3 移動端末(PS) 4 無線基地局(AP) 5 サーバ(SV) 6 FA 7 HR 8 蓄積装置(DS) 9 HA 10 無線基地局(CS) 11 HAS 21 MMAC通信回路 22 PHS通信回路 23 通信制御部 24 位置登録処理部 31 アドレス変換器(AT) 32 位置レジスタ(LR) 41 送受信部 42 無線送信部 43 アクセス先通知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加 藤 紀 康 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝 研究開発センター内 (72)発明者 森 谷 修 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会 社東芝 本社事務所内 (56)参考文献 特開 平9−200825(JP,A) 特開 平8−275243(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の第1の無線基地局の少なくとも一つ
    を介して無線端末と通信を行なう第1の無線通信ネット
    ワークと、 前記第1の無線通信ネットワークよりも広い通信エリア
    を持ち、複数の第2の無線基地局の少なくとも一つを介
    して前記無線端末と通信を行なう第2の無線通信ネット
    ワークとからなる無線通信システムであって、 前記第1の無線通信ネットワーク内における前記無線端
    末の第1の識別子と、 前記第2の無線通信ネットワーク内での前記無線端末の
    第2の識別子との変換を行なう識別子変換手段と、 前記第1の無線通信ネットワークに接続され、前記無線
    端末に対して情報を提供可能な情報提供手段と、 前記情報提供手段から前記第1の識別子に基づいた前記
    無線端末に対する接続要求があった場合、前記識別子変
    換手段が変換した前記第2の無線通信ネットワーク内で
    の前記無線端末の第2の識別子に基づいて、該接続要求
    を前記第2の無線通信ネットワーク上の前記第2の無線
    基地局を介して前記無線端末に送信する第1の通信制御
    手段と、 前記接続要求に対し、前記無線端末から前記第2の無線
    基地局を介して接続可能である旨の応答があった場合に
    は、前記第1の無線通信ネットワーク上の前記第1の無
    線通信基地局を介して、前記情報提供手段からの情報を
    前記無線端末へ送信する第2の通信制御手段とを具備し
    たことを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】前記無線端末は、 前記第1の無線基地局と無線通信を行なう第1の通信手
    段と、 前記第2の無線基地局と無線通信を行なう第2の通信手
    段とを有し、 該無線端末のメイン電源スイッチがオンの間は、前記第
    2の通信手段に常時電源電圧を供給し、前記第1の無線
    基地局との通信を開始する場合に限り、前記第1の通信
    手段に電源電圧を供給することを特徴とする請求項1に
    記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】前記第1の無線通信ネットワークに接続さ
    れ、前記情報提供手段から前記無線端末への送信情報を
    一時的に蓄積可能な蓄積手段を備え、 前記第1の無線基地局は、該無線基地局固有の識別情報
    を前記無線端末へ報知する手段を有し、 前記第2の通信制御手段は、前記無線端末が前記識別情
    報を受信したことを示す前記無線端末からの応答を受信
    した後に前記第1の無線基地局を介して前記蓄積手段に
    蓄積された前記情報を前記無線端末に転送することを特
    徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】前記無線端末は、前記情報提供手段から該
    無線端末への送信情報を蓄積する前記蓄積手段のアドレ
    ス情報を前記情報提供手段に送信するアドレス送信手段
    を有し、 前記情報提供手段は、前記無線端末から送信された前記
    アドレス情報に基づいて、特定の前記蓄積手段へ前記無
    線端末宛の送信情報を転送することを特徴とする請求項
    3に記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】前記第1の無線通信ネットワーク内におけ
    る前記無線端末の第1の識別子として、各無線端末に対
    して動的にIPアドレスを割り当てるアドレス割り当て
    手段を具備し、 前記識別子変換手段は、前記無線端末の前記IPアドレ
    スを、前記第2の無線通信ネットワーク内における前記
    無線端末の前記第2の識別子に変換することを特徴とす
    る請求項1記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】前記第1の無線通信ネットワークと前記第
    2の無線通信ネットワーク間で双方向に情報を送受する
    複数の接続手段と、 前記複数の接続手段のうち、前記無線端末が前記第1の
    無線通信ネットワークとの間で通信を行う場合に、アク
    セスすべき前記接続手段の識別情報を前記第2の無線基
    地局を介して前記無線端末に通知するアクセス先通知手
    段とを更に具備したことを特徴とする請求項1記載の無
    線通信システム。
  7. 【請求項7】複数の第1の無線基地局の少なくとも一つ
    を介して無線端末と通信を行なう第1の無線通信ネット
    ワークと、 前記第1の無線通信ネットワークよりも広い通信エリア
    を持ち、複数の第2の無線基地局の少なくとも一つを介
    して前記無線端末と通信を行なう第2の無線通信ネット
    ワークとからなる無線通信システムの無線通信制御方法
    であって、 前記第1の無線通信ネットワーク内における前記無線端
    末の第1の識別子と、前記第2の無線通信ネットワーク
    内での前記無線端末の第2の識別子との変換を行なう第
    1のステップと、 前記第1の無線通信ネットワークに接続された情報提供
    手段からの接続要求を、前記識別子変換手段が変換した
    前記第2のネットワーク内での前記無線端末の第2の識
    別子に基づいて、前記第2の無線通信ネットワーク上の
    前記第2の無線基地局を介して、前記無線端末に送信す
    る第2のステップと、 前記接続要求に対し、前記無線端末から前記第2の無線
    基地局を介して接続可能である旨の応答があった場合に
    は、前記第1の無線通信ネットワーク上の前記第1の無
    線基地局を介して、前記情報提供手段からの情報を前記
    無線端末へ送信する第3のステップとからなることを特
    徴とする無線通信制御方法。
JP12529799A 1999-04-30 1999-04-30 無線通信システムおよび無線通信制御方法 Expired - Lifetime JP3325541B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12529799A JP3325541B2 (ja) 1999-04-30 1999-04-30 無線通信システムおよび無線通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12529799A JP3325541B2 (ja) 1999-04-30 1999-04-30 無線通信システムおよび無線通信制御方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002120081A Division JP4155551B2 (ja) 2002-04-23 2002-04-23 無線通信システム、端末局装置および無線通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000316178A JP2000316178A (ja) 2000-11-14
JP3325541B2 true JP3325541B2 (ja) 2002-09-17

Family

ID=14906607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12529799A Expired - Lifetime JP3325541B2 (ja) 1999-04-30 1999-04-30 無線通信システムおよび無線通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3325541B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3580250B2 (ja) 2000-12-22 2004-10-20 株式会社デンソー 無線通信システム、ネットワークおよび無線通信システムに用いられる移動端末
FI20011342A0 (fi) 2001-06-25 2001-06-25 Nokia Corp Menetelmä ja laite tiedon hankkimiseksi

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000316178A (ja) 2000-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3402612B2 (ja) 動的に割り当てられるアドレスを無線通信局の宛て先とするための方法と装置
US7260638B2 (en) Method and system for enabling seamless roaming in a wireless network
KR100396643B1 (ko) 무선패킷데이터단말
EP2332290B1 (en) Scalable wlan gateway
EP2274875B1 (en) Scalable wlan gateway
US7979560B2 (en) Method of providing push service to mobile terminal in a mobile communication system for high-speed data transmission and push server apparatus using the same
JP2002084317A (ja) 通信システム、移動端末装置、ゲートウェイ装置、アドレス割り当て方法及び検索サービス方法
JP2002164919A (ja) 無線通信制御局、無線端末、ホームエージェント及び無線通信方法
KR20050028582A (ko) 헤테로지니어스 네트워크를 통한 데이터 푸쉬 서비스시스템 및 방법
CN102984295A (zh) 一种移动终端及其地址分配方法
US8504023B2 (en) Method and system for wireless data flow
KR20070031136A (ko) 무선 통신 시스템에서 아이피 주소 구성 방법 및 시스템
CN103384365A (zh) 一种网络接入方法、业务处理方法、系统及设备
KR20050040429A (ko) 이동 통신 시스템의 무선 패킷 데이터 서비스 방법
US8134971B2 (en) Method and system for transmitting and receiving data in a heterogeneous communication system
EP4171086A1 (en) Method and apparatus for sending domain name system request
US20080225807A1 (en) Transmitter, receiver and system as well as related methods and computer programs for identifying at least one network capability
JP3325541B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信制御方法
WO2023226946A1 (zh) 通信方法、系统、无线接入设备及接入控制器
JP4155551B2 (ja) 無線通信システム、端末局装置および無線通信制御方法
JPH08274776A (ja) 無線通信方法及びシステム
JP4125636B2 (ja) 移動通信システム
CN114531472B (zh) 通信方法和电子设备
JP2011199893A (ja) 仲介装置
JP2004356945A (ja) 移動通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130705

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term