JP3323952B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
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Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気自動車等の車両
に利用される空気調和装置、特にコンプレッサから流出
した冷媒を、冷房運転時においては、少なくとも空調ダ
クト外の第3熱交換器、空調ダクト内の第2熱交換器、
膨張弁、空調ダクト内の第1熱交換器の順で循環させ、
暖房運転時においては、第3熱交換器をバイパスして循
環させるようにした冷暖房サイクルを有する空気調和装
置に関する。
に利用される空気調和装置、特にコンプレッサから流出
した冷媒を、冷房運転時においては、少なくとも空調ダ
クト外の第3熱交換器、空調ダクト内の第2熱交換器、
膨張弁、空調ダクト内の第1熱交換器の順で循環させ、
暖房運転時においては、第3熱交換器をバイパスして循
環させるようにした冷暖房サイクルを有する空気調和装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車用の空気調和装置としては、
例えば特開昭59─49439号公報や実公昭62─1
8484号公報等に示されるヒートポンプ式の空気調和
装置を利用することが考えられるが、近年においては、
空調ダクトのエバポレータ(第1熱交換器)の下流にサ
ブコンデンサ(第2熱交換器)を設け、メインコンデン
サ(第3熱交換器)の流入側に設けられた三方弁の切り
換えによって、コンプレッサから流出した冷媒を、冷房
運転時には第3熱交換器、第2熱交換器、膨張弁、第1
熱交換器、コンプレッサの順で循環させ、暖房運転時に
は第3熱交換器をバイパスさせて、第2熱交換器、膨張
弁、第1熱交換器、コンプレッサの順で循環させるよう
にした新システムが考えられている。
例えば特開昭59─49439号公報や実公昭62─1
8484号公報等に示されるヒートポンプ式の空気調和
装置を利用することが考えられるが、近年においては、
空調ダクトのエバポレータ(第1熱交換器)の下流にサ
ブコンデンサ(第2熱交換器)を設け、メインコンデン
サ(第3熱交換器)の流入側に設けられた三方弁の切り
換えによって、コンプレッサから流出した冷媒を、冷房
運転時には第3熱交換器、第2熱交換器、膨張弁、第1
熱交換器、コンプレッサの順で循環させ、暖房運転時に
は第3熱交換器をバイパスさせて、第2熱交換器、膨張
弁、第1熱交換器、コンプレッサの順で循環させるよう
にした新システムが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような新システム
においては、図4に示されるように、エアミックスドア
の開度を第2熱交換器の通風量が大きくなるように変化
させていけば(エアミックスドアの開度を大きくすれ
ば)、第1熱交換器直後の空気温度や第2熱交換器直後
の空気温度が低くなる特性があり、逆に、エアミックス
ドアの開度を第2熱交換器の通風量が小さくなるように
変化させていけば(エアミックスドアの開度を小さくす
れば)、第1熱交換器直後の空気温度や第2熱交換器直
後の空気温度が高くなる特性を有している。
においては、図4に示されるように、エアミックスドア
の開度を第2熱交換器の通風量が大きくなるように変化
させていけば(エアミックスドアの開度を大きくすれ
ば)、第1熱交換器直後の空気温度や第2熱交換器直後
の空気温度が低くなる特性があり、逆に、エアミックス
ドアの開度を第2熱交換器の通風量が小さくなるように
変化させていけば(エアミックスドアの開度を小さくす
れば)、第1熱交換器直後の空気温度や第2熱交換器直
後の空気温度が高くなる特性を有している。
【0004】このためエアミックスドアの開度をもって
第1熱交換器の凍結を防ぐためには、エアミックスドア
を第2熱交換器の通風量が小さくなるように(エアミッ
クスドアの開度が小さくなるように)移動させる必要が
あるが、このように第2熱交換器の通風量を小さくして
いくと、高圧側の圧力が上昇し、この高圧側の圧力が上
昇しすぎるとカットオフスイッチが作動してコンプレッ
サが停止してしまう恐れがある。電気自動車において
は、コンプレッサを稼働させる電動機の起動トルクが小
さいので、一旦コンプレッサを停止させると高圧側と低
圧側との圧力差がなくなるまで再起動できなくなる不都
合が生じる。特に、膨張弁として感温式のものを用いる
場合には、サイクルの停止に伴って膨張弁が完全に閉じ
てしまうので、サイクルを再び稼働させて高低圧のバラ
ンスをとるまでに時間がかかることが懸念される。
第1熱交換器の凍結を防ぐためには、エアミックスドア
を第2熱交換器の通風量が小さくなるように(エアミッ
クスドアの開度が小さくなるように)移動させる必要が
あるが、このように第2熱交換器の通風量を小さくして
いくと、高圧側の圧力が上昇し、この高圧側の圧力が上
昇しすぎるとカットオフスイッチが作動してコンプレッ
サが停止してしまう恐れがある。電気自動車において
は、コンプレッサを稼働させる電動機の起動トルクが小
さいので、一旦コンプレッサを停止させると高圧側と低
圧側との圧力差がなくなるまで再起動できなくなる不都
合が生じる。特に、膨張弁として感温式のものを用いる
場合には、サイクルの停止に伴って膨張弁が完全に閉じ
てしまうので、サイクルを再び稼働させて高低圧のバラ
ンスをとるまでに時間がかかることが懸念される。
【0005】また、コンプレッサの回転数をもって第1
熱交換器の凍結を防ぐことも考えられるが、冷房負荷が
小さい冷房運転時においては、コンプレッサの回転数が
小さい場合でも凍結の恐れがあり、コンプレッサを最小
回転数にしても凍結が回避できない場合には、コンプレ
ッサを停止するしかなかった。コンプレッサを停止させ
ることは、上述した不都合を招くものである。また、暖
房運転時においても、暖房能力が必要な時ほど第1熱交
換器は凍結しやすく、この場合にコンプレッサの回転数
を下げたり、コンプレッサを停止すると必要暖房能力が
得られなくなる欠点がある。
熱交換器の凍結を防ぐことも考えられるが、冷房負荷が
小さい冷房運転時においては、コンプレッサの回転数が
小さい場合でも凍結の恐れがあり、コンプレッサを最小
回転数にしても凍結が回避できない場合には、コンプレ
ッサを停止するしかなかった。コンプレッサを停止させ
ることは、上述した不都合を招くものである。また、暖
房運転時においても、暖房能力が必要な時ほど第1熱交
換器は凍結しやすく、この場合にコンプレッサの回転数
を下げたり、コンプレッサを停止すると必要暖房能力が
得られなくなる欠点がある。
【0006】そこで、この発明においては、コンプレッ
サを停止させることなく熱交換器の凍結防止を図り、ま
た、コンプレッサの停止直後においても速やかに再起動
させることができるサイクル構成を備えた車両用空気調
和装置を提供することを課題としている。
サを停止させることなく熱交換器の凍結防止を図り、ま
た、コンプレッサの停止直後においても速やかに再起動
させることができるサイクル構成を備えた車両用空気調
和装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明の要
旨とするところは、空調ダクト内に第1熱交換器と、エ
アミックスドアで通風量が調節される第2熱交換器とを
配置し、コンプレッサ、空調ダクト外に配された第3熱
交換器、前記第2熱交換器、膨張弁、及び前記第1熱交
換器を少なくともこの順で接続し、暖房運転時には前記
コンプレッサから供給される冷媒を前記第3熱交換器を
バイパスして循環させる冷暖房サイクルを有し、前記コ
ンプレッサの吐出側と前記第1熱交換器の流入側とを連
通するホットバイパス通路を設け、このホットバイパス
通路を開閉弁で開閉するようにしたことにある。
旨とするところは、空調ダクト内に第1熱交換器と、エ
アミックスドアで通風量が調節される第2熱交換器とを
配置し、コンプレッサ、空調ダクト外に配された第3熱
交換器、前記第2熱交換器、膨張弁、及び前記第1熱交
換器を少なくともこの順で接続し、暖房運転時には前記
コンプレッサから供給される冷媒を前記第3熱交換器を
バイパスして循環させる冷暖房サイクルを有し、前記コ
ンプレッサの吐出側と前記第1熱交換器の流入側とを連
通するホットバイパス通路を設け、このホットバイパス
通路を開閉弁で開閉するようにしたことにある。
【0008】
【作用】したがって、暖房運転時においては、コンプレ
ッサから吐出した冷媒が、第3熱交換器をバイパスして
第2熱交換器に入り、この第2熱交換器でのみ放熱され
る。そして、第2熱交換器で放熱された冷媒は、その後
膨張弁で減圧され、第1熱交換器で空調ダクト内の空気
から吸熱し、コンプレッサに戻される。この場合のエア
ミックスドアの開度は、100%(第2熱交換器の通風
量を最大とした状態)ないしは中間位置に設定される。
そして、このような暖房サイクルにより、空調ダクトの
上流から送られる空気は、一旦第1熱交換器で冷却さ
れ、その全部または一部が第2熱交換器で加熱されて、
車室内に供給される。
ッサから吐出した冷媒が、第3熱交換器をバイパスして
第2熱交換器に入り、この第2熱交換器でのみ放熱され
る。そして、第2熱交換器で放熱された冷媒は、その後
膨張弁で減圧され、第1熱交換器で空調ダクト内の空気
から吸熱し、コンプレッサに戻される。この場合のエア
ミックスドアの開度は、100%(第2熱交換器の通風
量を最大とした状態)ないしは中間位置に設定される。
そして、このような暖房サイクルにより、空調ダクトの
上流から送られる空気は、一旦第1熱交換器で冷却さ
れ、その全部または一部が第2熱交換器で加熱されて、
車室内に供給される。
【0009】この際、第1熱交換器の凍結を防ぐために
エアミックスドアの開度を小さくすると、高圧側の圧力
が高まりすぎてコンプレッサが停止してしまうことが心
配されるが、ホットバイパス通路を開とすることで、高
温、高圧の熱交換媒体が第一熱交換器に直接導かれ、サ
イクルの停止が防げると共に、第1熱交換器の凍結が回
避される。
エアミックスドアの開度を小さくすると、高圧側の圧力
が高まりすぎてコンプレッサが停止してしまうことが心
配されるが、ホットバイパス通路を開とすることで、高
温、高圧の熱交換媒体が第一熱交換器に直接導かれ、サ
イクルの停止が防げると共に、第1熱交換器の凍結が回
避される。
【0010】また、冷房運転時においては、コンプレッ
サから吐出した冷媒が、第3熱交換器で放熱され、第2
熱交換器を介して膨張弁に至り、膨張弁で減圧されて第
1熱交換器で空調ダクト内の空気から吸熱し、コンプレ
ッサに戻される。この場合のエアミックスドアの開度
は、0%(第2熱交換器の通風量を最小とした状態)な
いしは中間位置に設定される。そして、このような冷房
サイクルにより、空調ダクトの上流から送られる空気
は、一端第1熱交換器で冷却され、エアミックスドアの
開度が0%であれば全部が第2熱交換器をバイパスし、
中間位置であれば、一部がリヒートされて車室内に供給
される。
サから吐出した冷媒が、第3熱交換器で放熱され、第2
熱交換器を介して膨張弁に至り、膨張弁で減圧されて第
1熱交換器で空調ダクト内の空気から吸熱し、コンプレ
ッサに戻される。この場合のエアミックスドアの開度
は、0%(第2熱交換器の通風量を最小とした状態)な
いしは中間位置に設定される。そして、このような冷房
サイクルにより、空調ダクトの上流から送られる空気
は、一端第1熱交換器で冷却され、エアミックスドアの
開度が0%であれば全部が第2熱交換器をバイパスし、
中間位置であれば、一部がリヒートされて車室内に供給
される。
【0011】冷房負荷の小さい中間期等においては、コ
ンプレッサの回転数が低くても第1熱交換器が凍結限界
温度を下回る恐れがあり、この場合にコンプレッサの回
転数をいきおい低くすると、制御不能となる心配がある
が、ホットバイパス通路を開とすることで、高温、高圧
の熱交換媒体が第1熱交換器に直接導かれ、第1熱交換
器の凍結の恐れが回避される。
ンプレッサの回転数が低くても第1熱交換器が凍結限界
温度を下回る恐れがあり、この場合にコンプレッサの回
転数をいきおい低くすると、制御不能となる心配がある
が、ホットバイパス通路を開とすることで、高温、高圧
の熱交換媒体が第1熱交換器に直接導かれ、第1熱交換
器の凍結の恐れが回避される。
【0012】さらに、稼働していたコンプレッサが停止
した直後にあっては、高圧側と低圧側との圧力差が大き
いが、この状態で再びコンプレッサを起動させる場合に
ホットバイパス通路を開ければ、圧力差がなくなるアン
ロード状態となり、コンプレッサの起動トルクが小さく
ても速やかに起動させることができる。
した直後にあっては、高圧側と低圧側との圧力差が大き
いが、この状態で再びコンプレッサを起動させる場合に
ホットバイパス通路を開ければ、圧力差がなくなるアン
ロード状態となり、コンプレッサの起動トルクが小さく
ても速やかに起動させることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0014】図1において、この発明に係る空気調和装
置が示され、空気調和装置1は、例えば電気自動車に搭
載されるもので、空調ダクト2の最上流側にインテーク
装置が設けられ、このインテーク装置を介して送風機の
回転により吸引された空気は、エバポレータ(第1熱交
換器)3およびサブコンデンサ(第2熱交換器)4に送
られ、ここで熱交換されるようになっている。第2熱交
換器4は、第1熱交換器3よりも下流側に配置され、そ
こを通過する空気とバイパスする空気との割合をエアミ
ックスドア5の開度をアクチュエータ6で調節すること
によって可変できるようになっている。
置が示され、空気調和装置1は、例えば電気自動車に搭
載されるもので、空調ダクト2の最上流側にインテーク
装置が設けられ、このインテーク装置を介して送風機の
回転により吸引された空気は、エバポレータ(第1熱交
換器)3およびサブコンデンサ(第2熱交換器)4に送
られ、ここで熱交換されるようになっている。第2熱交
換器4は、第1熱交換器3よりも下流側に配置され、そ
こを通過する空気とバイパスする空気との割合をエアミ
ックスドア5の開度をアクチュエータ6で調節すること
によって可変できるようになっている。
【0015】尚、エアミックスドア5は、開度0%で破
線で示すα位置にあり、第2熱交換器4の通風量が最小
となり、開度100%で実線で示すβ位置にあり、第2
熱交換器4の通風量が最大となる。
線で示すα位置にあり、第2熱交換器4の通風量が最小
となり、開度100%で実線で示すβ位置にあり、第2
熱交換器4の通風量が最大となる。
【0016】そして、空調ダクト2の最下流側は、デフ
ロスト吹出口、ベント吹出口、およびヒート吹出口に分
かれて車室に開口し、その分かれた部分にモードドアが
設けられ、このモードドアを操作することで吹出モード
が切り換えられるようになっている。
ロスト吹出口、ベント吹出口、およびヒート吹出口に分
かれて車室に開口し、その分かれた部分にモードドアが
設けられ、このモードドアを操作することで吹出モード
が切り換えられるようになっている。
【0017】前記第2熱交換器4の流出側は、リキッド
タンク7及び膨張弁8を介して第1熱交換器3の流入側
に接続され、第1熱交換器3の流出側は、アキュムレー
タ9を介してコンプレッサ10の吸入側に配管接続され
ている。また、コンプレッサ10の吐出側は電磁弁(第
1開閉弁)11を介してメインコンデンサ(第3熱交換
器)12の流入側に接続され、第3熱交換器12の流出
側は、逆止弁14を介して第2熱交換器4の流入側に接
続されている。
タンク7及び膨張弁8を介して第1熱交換器3の流入側
に接続され、第1熱交換器3の流出側は、アキュムレー
タ9を介してコンプレッサ10の吸入側に配管接続され
ている。また、コンプレッサ10の吐出側は電磁弁(第
1開閉弁)11を介してメインコンデンサ(第3熱交換
器)12の流入側に接続され、第3熱交換器12の流出
側は、逆止弁14を介して第2熱交換器4の流入側に接
続されている。
【0018】更に、コンプレッサ10の吐出側と逆止弁
14の流出側との間には、電磁弁(第2開閉弁)15に
て開閉され、第3熱交換器12をバイパスするバイパス
通路16が配管接続され、また、コンプレッサ10の吐
出側と膨張弁8の流出側との間には、電磁弁(第3開閉
弁)17にて開閉されるホットバイパス通路18が配管
接続されている。
14の流出側との間には、電磁弁(第2開閉弁)15に
て開閉され、第3熱交換器12をバイパスするバイパス
通路16が配管接続され、また、コンプレッサ10の吐
出側と膨張弁8の流出側との間には、電磁弁(第3開閉
弁)17にて開閉されるホットバイパス通路18が配管
接続されている。
【0019】しかして、第1乃至第3開閉弁11,1
5,17の開閉制御により、コンプレッサ10から吐出
した冷媒を第3熱交換器12、逆止弁14、第2熱交換
器4、リキッドタンク7、膨張弁8、第1熱交換器3、
アキュムレータ9の順で循環させる第1経路と、第3熱
交換器12をバイパスして第2熱交換器4、リキッドタ
ンク7、膨張弁8、第1熱交換器3、アキュムレータ8
の順で循環させる第2経路と、コンプレッサ10から吐
出した冷媒を直接第1熱交換器3に導き、アキュムレー
タ9を介してコンプレッサ10に戻す第3経路とに切り
換えれるようになっている。
5,17の開閉制御により、コンプレッサ10から吐出
した冷媒を第3熱交換器12、逆止弁14、第2熱交換
器4、リキッドタンク7、膨張弁8、第1熱交換器3、
アキュムレータ9の順で循環させる第1経路と、第3熱
交換器12をバイパスして第2熱交換器4、リキッドタ
ンク7、膨張弁8、第1熱交換器3、アキュムレータ8
の順で循環させる第2経路と、コンプレッサ10から吐
出した冷媒を直接第1熱交換器3に導き、アキュムレー
タ9を介してコンプレッサ10に戻す第3経路とに切り
換えれるようになっている。
【0020】20は第1熱交換器3直後の吹出温度(t
e)を検出するエバ温度センサであり、このセンサの出
力信号は、コントロールユニット21に入力される。こ
のコントロールユニット21は、図示しない中央演算処
理装置(CPU)、読出専用メモリ(ROM)、ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポート(I/O)
等よりなるもので、前記センサ20を含む制御上の種々
の信号が入力され、所定のプログラムにしたがって各信
号を処理し、開閉弁11,15,17を開閉制御すると
共に、コンプレッサ10の駆動用電動機22やアクチュ
エータ6に駆動回路23,24を介して制御信号を出力
し、コンプレッサ10の吐出能力、エアミックスドア5
の開度を制御するようになっている。
e)を検出するエバ温度センサであり、このセンサの出
力信号は、コントロールユニット21に入力される。こ
のコントロールユニット21は、図示しない中央演算処
理装置(CPU)、読出専用メモリ(ROM)、ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポート(I/O)
等よりなるもので、前記センサ20を含む制御上の種々
の信号が入力され、所定のプログラムにしたがって各信
号を処理し、開閉弁11,15,17を開閉制御すると
共に、コンプレッサ10の駆動用電動機22やアクチュ
エータ6に駆動回路23,24を介して制御信号を出力
し、コンプレッサ10の吐出能力、エアミックスドア5
の開度を制御するようになっている。
【0021】図2において、上記コントロールユニット
21による冷暖房制御作動例がフローチャートとして示
され、以下このフローチャートに基づいて制御作動例を
説明する。
21による冷暖房制御作動例がフローチャートとして示
され、以下このフローチャートに基づいて制御作動例を
説明する。
【0022】コントロールユニット21は、コンプレッ
サ10が稼働して空調制御が開始されるとステップ50
に進み、このステップ50において空調制御が冷房制御
であるか暖房制御であるかを判定する。ステップ50に
おいて、暖房制御が開始されたと判定された場合には、
ステップ52へ進み、第1開閉弁11を閉、第2開閉弁
15を開とし、第2経路への冷媒の流れを許容し、第1
経路を遮断する。また、ステップ50において、冷房制
御が開始されたと判定された場合には、ステップ54へ
進み、第1開閉弁11を開、第2開閉弁15を閉とし、
第1経路への冷媒の流れを許容し、第2経路を遮断す
る。そして、ステップ56において、第1熱交換器3の
凍結防止処理とコンプレッサ10の再起動時処理が実行
される。
サ10が稼働して空調制御が開始されるとステップ50
に進み、このステップ50において空調制御が冷房制御
であるか暖房制御であるかを判定する。ステップ50に
おいて、暖房制御が開始されたと判定された場合には、
ステップ52へ進み、第1開閉弁11を閉、第2開閉弁
15を開とし、第2経路への冷媒の流れを許容し、第1
経路を遮断する。また、ステップ50において、冷房制
御が開始されたと判定された場合には、ステップ54へ
進み、第1開閉弁11を開、第2開閉弁15を閉とし、
第1経路への冷媒の流れを許容し、第2経路を遮断す
る。そして、ステップ56において、第1熱交換器3の
凍結防止処理とコンプレッサ10の再起動時処理が実行
される。
【0023】ステップ56の具体的処理例が図3に示さ
れ、以下これについて説明すると、ステップ60及び6
2において、第1熱交換器3直後の吹出温度(te)
が、2°Cより大きいか、0°Cより小さいか、0°C
〜2°Cの範囲内にあるか否かを判定する。teが2°
Cより大きい場合には、第1熱交換器3の凍結の恐れが
ないので、ステップ64へ進み、第3開閉弁17を閉じ
てホットバイパス通路18を遮断する。これに対してt
eが0°Cより小さい場合には、第1熱交換器の凍結の
恐れがあるので、ステップ66へ進み、第3開閉弁17
を開いてホットバイパス通路18を開き、コンプレッサ
10から吐出した冷媒の一部をこのホットバイパス通路
18に導く。また、teが0°C〜2°Cの範囲内にあ
る場合には、現状のサイクル状態を維持する。そして、
次のステップ68においては、コンプレッサ10が一時
的に停止した後に再起動する要請があるか否かを判定
し、再起動する要請がある場合には、ステップ70へ進
み、第3の開閉弁17を開いて高圧側と低圧側との圧力
差を無くし(アンロード状態とし)、コンプレッサ10
の回転を保証する。
れ、以下これについて説明すると、ステップ60及び6
2において、第1熱交換器3直後の吹出温度(te)
が、2°Cより大きいか、0°Cより小さいか、0°C
〜2°Cの範囲内にあるか否かを判定する。teが2°
Cより大きい場合には、第1熱交換器3の凍結の恐れが
ないので、ステップ64へ進み、第3開閉弁17を閉じ
てホットバイパス通路18を遮断する。これに対してt
eが0°Cより小さい場合には、第1熱交換器の凍結の
恐れがあるので、ステップ66へ進み、第3開閉弁17
を開いてホットバイパス通路18を開き、コンプレッサ
10から吐出した冷媒の一部をこのホットバイパス通路
18に導く。また、teが0°C〜2°Cの範囲内にあ
る場合には、現状のサイクル状態を維持する。そして、
次のステップ68においては、コンプレッサ10が一時
的に停止した後に再起動する要請があるか否かを判定
し、再起動する要請がある場合には、ステップ70へ進
み、第3の開閉弁17を開いて高圧側と低圧側との圧力
差を無くし(アンロード状態とし)、コンプレッサ10
の回転を保証する。
【0024】したがって、暖房制御時においては、エア
ミックスドア5の開度を小さくすれば第1熱交換器3の
吹出温度(Te)が上昇する特性を有しているので、エ
アミックスドア5の開度を小さくすることで第1熱交換
器3の吹出温度を凍結限界温度より大きくすることがで
きるが、エアミックスドア5の開度が小さくなると、高
圧側の圧力が上昇してカットオフスイッチが作動し、コ
ンプレッサ10が停止してしまう恐れがある。しかし、
第1熱交換器3の吹出温度が0°Cより小さくなると第
3経路(ホットバイパス通路18)が開となるので、コ
ンプレッサ10から吐出した高温、高圧冷媒が直接第1
熱交換器3に導かれるので、コンプレッサ10を停止さ
せることなく第1熱交換器3の凍結を防ぐことができ
る。
ミックスドア5の開度を小さくすれば第1熱交換器3の
吹出温度(Te)が上昇する特性を有しているので、エ
アミックスドア5の開度を小さくすることで第1熱交換
器3の吹出温度を凍結限界温度より大きくすることがで
きるが、エアミックスドア5の開度が小さくなると、高
圧側の圧力が上昇してカットオフスイッチが作動し、コ
ンプレッサ10が停止してしまう恐れがある。しかし、
第1熱交換器3の吹出温度が0°Cより小さくなると第
3経路(ホットバイパス通路18)が開となるので、コ
ンプレッサ10から吐出した高温、高圧冷媒が直接第1
熱交換器3に導かれるので、コンプレッサ10を停止さ
せることなく第1熱交換器3の凍結を防ぐことができ
る。
【0025】また、冷房制御時においては、冷房負荷が
小さい場合にはコンプレッサ10の回転数を抑えて冷媒
の流量を少なくし、第1熱交換器3の凍結を防ぐことも
考えられるが、コンプレッサ10は回転数が限界値を越
えて下回ると制御不能に陥る恐れがある。しかし、第1
熱交換器3の吹出温度が0°Cより小さくなると、同様
に第3経路(ホットバイパス通路18)が開となるの
で、コンプレッサ10から吐出した高温、高圧冷媒が直
接第1熱交換器3に導かれて、コンプレッサ10を必要
以上に低回転させることなく第1熱交換器3の凍結を防
ぐことができる。
小さい場合にはコンプレッサ10の回転数を抑えて冷媒
の流量を少なくし、第1熱交換器3の凍結を防ぐことも
考えられるが、コンプレッサ10は回転数が限界値を越
えて下回ると制御不能に陥る恐れがある。しかし、第1
熱交換器3の吹出温度が0°Cより小さくなると、同様
に第3経路(ホットバイパス通路18)が開となるの
で、コンプレッサ10から吐出した高温、高圧冷媒が直
接第1熱交換器3に導かれて、コンプレッサ10を必要
以上に低回転させることなく第1熱交換器3の凍結を防
ぐことができる。
【0026】さらに、コンプレッサ10が一時的に停止
し、時間を置かずに再稼働するような場合には、高圧側
と低圧側との圧力差がまだ残っているので、コンプレッ
サ10の再起動の要請にもかかわらず、コンプレッサ1
0の電動機22の起動トルクが小さいために回転しない
事態が予想されるが、本発明によれば、再起動する要請
がある場合には、第3の開閉弁17を開いてアンロード
状態とするので、コンプレッサ10を難なく回転させる
ことができる。
し、時間を置かずに再稼働するような場合には、高圧側
と低圧側との圧力差がまだ残っているので、コンプレッ
サ10の再起動の要請にもかかわらず、コンプレッサ1
0の電動機22の起動トルクが小さいために回転しない
事態が予想されるが、本発明によれば、再起動する要請
がある場合には、第3の開閉弁17を開いてアンロード
状態とするので、コンプレッサ10を難なく回転させる
ことができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
コンプレッサから流出した冷媒を、冷房運転時において
は、少なくとも第3熱交換器、第2熱交換器、膨張弁、
第1熱交換器の順で循環させ、暖房運転時においては、
第3熱交換器をバイパスして循環させるようにした冷暖
房サイクルを有する空気調和装置において、コンプレッ
サの吐出側と第1熱交換器の流入側とを連通するホット
バイパス通路を設け、必要によりこの通路を開閉させる
ようにするので、コンプレッサを停止させずに第1熱交
換器の凍結を防止することができる。
コンプレッサから流出した冷媒を、冷房運転時において
は、少なくとも第3熱交換器、第2熱交換器、膨張弁、
第1熱交換器の順で循環させ、暖房運転時においては、
第3熱交換器をバイパスして循環させるようにした冷暖
房サイクルを有する空気調和装置において、コンプレッ
サの吐出側と第1熱交換器の流入側とを連通するホット
バイパス通路を設け、必要によりこの通路を開閉させる
ようにするので、コンプレッサを停止させずに第1熱交
換器の凍結を防止することができる。
【0028】また、コンプレッサが例え停止しても、再
起動時にホットバイパス通路を開ければ、アンロード状
態が構成されて高圧側と低圧側との圧力差を無くし、コ
ンプレッサの回転トルクが小さい場合でも、速やかに起
動させることができるものである。
起動時にホットバイパス通路を開ければ、アンロード状
態が構成されて高圧側と低圧側との圧力差を無くし、コ
ンプレッサの回転トルクが小さい場合でも、速やかに起
動させることができるものである。
【図1】この発明に係る車両用空気調和装置の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】及び
【図3】コントロールユニットによる空調制御作動例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】エアミックスドアの開度に対するエバポレータ
(第1熱交換器)の吹出温度、及びサブコンデンサ(第
2熱交換器)の吹出温度特性を示す線図である。
(第1熱交換器)の吹出温度、及びサブコンデンサ(第
2熱交換器)の吹出温度特性を示す線図である。
1 空気調和装置 2 空調ダクト 3 第1熱交換器 4 第2熱交換器 5 エアミックスドア 8 膨張弁 10 コンプレッサ 11 第1開閉弁 12 第3熱交換器 15 第2開閉弁 17 第3開閉弁 18 ホットバイパス通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−254212(JP,A) 特開 昭63−103727(JP,A) 特開 平3−164667(JP,A) 特開 平4−278154(JP,A) 特開 昭59−49439(JP,A) 特開 昭62−18484(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 - 1/34
Claims (1)
- 【請求項1】 空調ダクト内に第1熱交換器と、エアミ
ックスドアで通風量が調節される第2熱交換器とを配置
し、コンプレッサ、空調ダクト外に配された第3熱交換
器、前記第2熱交換器、膨張弁、及び前記第1熱交換器
を少なくともこの順で接続し、暖房運転時には前記コン
プレッサから供給される冷媒を前記第3熱交換器をバイ
パスして循環させる冷暖房サイクルを有し、前記コンプ
レッサの吐出側と前記第1熱交換器の流入側とを連通す
るホットバイパス通路を設け、このホットバイパス通路
を開閉弁で開閉するようにしたことを特徴とする車両用
空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16011993A JP3323952B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16011993A JP3323952B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 車両用空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06344758A JPH06344758A (ja) | 1994-12-20 |
JP3323952B2 true JP3323952B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=15708279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16011993A Expired - Fee Related JP3323952B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323952B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101313593B1 (ko) | 2011-10-11 | 2013-10-01 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량용 히트 펌프 시스템 |
CN110410976A (zh) * | 2019-07-31 | 2019-11-05 | 广东美的暖通设备有限公司 | 风冷热泵系统及风冷热泵系统的控制方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3373326B2 (ja) * | 1995-04-17 | 2003-02-04 | サンデン株式会社 | 車両用空気調和装置 |
JP3335037B2 (ja) * | 1995-04-17 | 2002-10-15 | サンデン株式会社 | 車両用空気調和装置 |
KR100753522B1 (ko) | 2001-05-15 | 2007-08-30 | 한라공조주식회사 | 냉매량을 조절할 수 있는 공기조화장치의 냉방시스템 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP16011993A patent/JP3323952B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101313593B1 (ko) | 2011-10-11 | 2013-10-01 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량용 히트 펌프 시스템 |
CN110410976A (zh) * | 2019-07-31 | 2019-11-05 | 广东美的暖通设备有限公司 | 风冷热泵系统及风冷热泵系统的控制方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06344758A (ja) | 1994-12-20 |
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