JP3320188B2 - 内線電話制御方式 - Google Patents
内線電話制御方式Info
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- JP3320188B2 JP3320188B2 JP04554694A JP4554694A JP3320188B2 JP 3320188 B2 JP3320188 B2 JP 3320188B2 JP 04554694 A JP04554694 A JP 04554694A JP 4554694 A JP4554694 A JP 4554694A JP 3320188 B2 JP3320188 B2 JP 3320188B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,構内交換機の内線電話
グループにおいて保留呼に応答する場合の内線電話制御
方式であって,特に保留呼の回線指定番号を可変桁数で
指定できるようにした内線電話制御方式に関するもので
ある。
グループにおいて保留呼に応答する場合の内線電話制御
方式であって,特に保留呼の回線指定番号を可変桁数で
指定できるようにした内線電話制御方式に関するもので
ある。
【0002】現状の応答サービスでは,例えば保留動作
をした電話機の内線番号を,応答する側で了解している
ことが前提となり,簡便性に欠ける。また,内線電話グ
ループが大きいときには,保留回線の指定番号(通常
は,保留動作をした電話機の内線番号の下1桁)が重複
し,希望した回線の応答ができない場合がある。したが
って,構内交換機の内線電話グループにおいて,保留回
線の応答時のダイヤル作業を簡潔にし,保留回線の選択
を確実にするサービスを実現する技術が必要とされる。
をした電話機の内線番号を,応答する側で了解している
ことが前提となり,簡便性に欠ける。また,内線電話グ
ループが大きいときには,保留回線の指定番号(通常
は,保留動作をした電話機の内線番号の下1桁)が重複
し,希望した回線の応答ができない場合がある。したが
って,構内交換機の内線電話グループにおいて,保留回
線の応答時のダイヤル作業を簡潔にし,保留回線の選択
を確実にするサービスを実現する技術が必要とされる。
【0003】
【従来の技術】内線電話グループ内に保留された呼を指
定する方式として,従来は,保留呼応答機能を設定され
た特定の番号または機能ボタン(以下,応答特番とい
う)と内線電話番号の下1桁等で表される回線指定番号
との組み合わせ入力による応答方式,または応答特番だ
けの応答方式が採用されていた。
定する方式として,従来は,保留呼応答機能を設定され
た特定の番号または機能ボタン(以下,応答特番とい
う)と内線電話番号の下1桁等で表される回線指定番号
との組み合わせ入力による応答方式,または応答特番だ
けの応答方式が採用されていた。
【0004】前者は,同一末尾の内線電話番号が複数あ
る場合には,任意の保留回線を選択することができなか
った。また,後者は,複数の保留呼がある場合にどの保
留呼に応答するかを指定することができなかった。さら
に,保留呼に対して回線指定番号の指定による応答方式
と,応答特番だけによる応答方式の両方を,同一内線電
話グループ内で重複して有効にすることもできなかっ
た。
る場合には,任意の保留回線を選択することができなか
った。また,後者は,複数の保留呼がある場合にどの保
留呼に応答するかを指定することができなかった。さら
に,保留呼に対して回線指定番号の指定による応答方式
と,応答特番だけによる応答方式の両方を,同一内線電
話グループ内で重複して有効にすることもできなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来,同一内線電話グ
ループでの上記2方式の混在ができないため,次のよう
な問題があった。
ループでの上記2方式の混在ができないため,次のよう
な問題があった。
【0006】内線電話グループの規模が大きい場合に,
保留回線指定に用いる内線電話番号の桁数を小さくする
と,同一末尾の番号が複数存在することになり,希望す
る保留回線の応答ができなくなるという問題があり,使
用する桁数を大きくすると,内線電話グループ内の保留
回線が少ないときや内線電話番号の末尾の重複がないと
きでも,保留回線応答の操作が増えるという問題があっ
た。
保留回線指定に用いる内線電話番号の桁数を小さくする
と,同一末尾の番号が複数存在することになり,希望す
る保留回線の応答ができなくなるという問題があり,使
用する桁数を大きくすると,内線電話グループ内の保留
回線が少ないときや内線電話番号の末尾の重複がないと
きでも,保留回線応答の操作が増えるという問題があっ
た。
【0007】さらに,一度に保留される回線は多くの場
合1回線のみであるにもかかわらず,保留回線応答操作
として複数の保留回線がある場合と全く同様に保留回線
を指定するオペレーションが必要であった。
合1回線のみであるにもかかわらず,保留回線応答操作
として複数の保留回線がある場合と全く同様に保留回線
を指定するオペレーションが必要であった。
【0008】一方,応答特番のみで応答する場合には,
複数の保留回線があるときに希望する保留回線を指定す
ることができなかった。本発明は上記問題点の解決を図
り,構内交換機の内線電話グループにおいて,保留回線
の応答操作を簡潔にし,保留呼の選択を確実にする内線
電話サービスを実現することを目的とする。
複数の保留回線があるときに希望する保留回線を指定す
ることができなかった。本発明は上記問題点の解決を図
り,構内交換機の内線電話グループにおいて,保留回線
の応答操作を簡潔にし,保留呼の選択を確実にする内線
電話サービスを実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図中,10は構内交換機,11は制御
部,12は桁数可変入力制御手段,13は保留呼選択手
段,14は保留呼管理テーブル,15は時間監視用のタ
イマ,16は端末回線部,20は内線グループ,21a
〜21dは同一内線グループ内の電話機を表す。
ック図である。図中,10は構内交換機,11は制御
部,12は桁数可変入力制御手段,13は保留呼選択手
段,14は保留呼管理テーブル,15は時間監視用のタ
イマ,16は端末回線部,20は内線グループ,21a
〜21dは同一内線グループ内の電話機を表す。
【0010】制御部11は,桁数可変入力制御手段1
2,保留呼選択手段13,端末回線部16を制御する手
段である。端末回線部16は,電話機からの番号操作を
制御部11に伝達し,また,制御部11からの情報によ
り,電話機への保留回線の接続を行う。
2,保留呼選択手段13,端末回線部16を制御する手
段である。端末回線部16は,電話機からの番号操作を
制御部11に伝達し,また,制御部11からの情報によ
り,電話機への保留回線の接続を行う。
【0011】桁数可変入力制御手段12は,内線グルー
プ20における保留呼に応答するための応答指定と回線
指定番号のダイヤル入力に対して,タイマ15により入
力の時間を監視し,所定の監視時間内に入力がない場合
には回線指定番号の入力が終了したと認識し,それまで
に入力された桁数分の回線指定番号を有効とする手段で
ある。
プ20における保留呼に応答するための応答指定と回線
指定番号のダイヤル入力に対して,タイマ15により入
力の時間を監視し,所定の監視時間内に入力がない場合
には回線指定番号の入力が終了したと認識し,それまで
に入力された桁数分の回線指定番号を有効とする手段で
ある。
【0012】保留呼選択手段13は,桁数可変入力制御
手段12により入力した可変桁数の回線指定番号に基づ
いて応答すべき保留呼を選択する手段である。また,制
御部11は,内線グループ20における保留呼の応答時
に,その内線グループ内での保留回線が1回線のみであ
るかどうかを調べる手段を有し,保留呼選択手段13
は,保留回線が1回線のみであるときには,回線指定番
号のダイヤルを省略してその保留回線の保留呼を選択す
る。
手段12により入力した可変桁数の回線指定番号に基づ
いて応答すべき保留呼を選択する手段である。また,制
御部11は,内線グループ20における保留呼の応答時
に,その内線グループ内での保留回線が1回線のみであ
るかどうかを調べる手段を有し,保留呼選択手段13
は,保留回線が1回線のみであるときには,回線指定番
号のダイヤルを省略してその保留回線の保留呼を選択す
る。
【0013】さらに,他の構成においては,制御部11
は,保留呼管理テーブル14により内線グループ20ご
とに保留呼の保留順番を管理するようにし,保留呼選択
手段13は,桁数可変入力制御手段12により入力した
桁数0を含むことがある可変桁数の回線指定番号に該当
する保留回線が複数ある場合に,保留呼管理テーブル1
4に記録されている保留順番に基づいて,保留状態にな
った最後または最初から順に保留呼を選択するように構
成される。
は,保留呼管理テーブル14により内線グループ20ご
とに保留呼の保留順番を管理するようにし,保留呼選択
手段13は,桁数可変入力制御手段12により入力した
桁数0を含むことがある可変桁数の回線指定番号に該当
する保留回線が複数ある場合に,保留呼管理テーブル1
4に記録されている保留順番に基づいて,保留状態にな
った最後または最初から順に保留呼を選択するように構
成される。
【0014】
【作用】本発明では,保留回線の応答時に,電話機から
の応答特番の後の保留回線指定番号入力の際に,構内交
換機10内のタイマ監視により,保留回線指定番号とし
て用いる番号の桁数を可変にすることができる。
の応答特番の後の保留回線指定番号入力の際に,構内交
換機10内のタイマ監視により,保留回線指定番号とし
て用いる番号の桁数を可変にすることができる。
【0015】また,保留回線数等の状況に合わせて,保
留呼選択についての場合分け処理を行う。これにより,
保留応答に関するオペレーションの簡略化が可能になっ
ている。
留呼選択についての場合分け処理を行う。これにより,
保留応答に関するオペレーションの簡略化が可能になっ
ている。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。図2
は,本発明の実施例における構成を示す図である。図2
において,図1と同符号のものは図1に示すものに対応
し,17はメンテナンスコンソール,18は内線グルー
プ管理部を表す。ここで,端末回線部16,内線グルー
プ管理部18は,従来から存在するものと同じ機能を持
つものである。また,タイマ15,メンテナンスコンソ
ール17は,ハードウェアとしては従来のものと同様な
ものである。
は,本発明の実施例における構成を示す図である。図2
において,図1と同符号のものは図1に示すものに対応
し,17はメンテナンスコンソール,18は内線グルー
プ管理部を表す。ここで,端末回線部16,内線グルー
プ管理部18は,従来から存在するものと同じ機能を持
つものである。また,タイマ15,メンテナンスコンソ
ール17は,ハードウェアとしては従来のものと同様な
ものである。
【0017】メンテナンスコンソール17は,内線電話
番号の設定,保留回線指定番号の受け付け桁数ごとの最
大入力待ち時間,保留回線指定番号の最大受け付け桁数
等の設定を行う手段である。メンテナンスコンソール1
7は,ディスプレイ・パネル,コンピュータ等の入出力
装置,または特定の保守機能が設定された電話機等によ
り実現される。
番号の設定,保留回線指定番号の受け付け桁数ごとの最
大入力待ち時間,保留回線指定番号の最大受け付け桁数
等の設定を行う手段である。メンテナンスコンソール1
7は,ディスプレイ・パネル,コンピュータ等の入出力
装置,または特定の保守機能が設定された電話機等によ
り実現される。
【0018】内線グループ管理部18は,内線グループ
を管理する手段である。例えば電話機21aから応答特
番に入力があると,その保留応答要求を端末回線部16
が受け付け,制御部11に伝達する。制御部11は電話
機21aの所属する内線グループ20内の保留回線数を
検索する。内線グループ20内の保留回線が1回線のと
きは,即座に端末回線部16に保留回線の接続を指示す
る。
を管理する手段である。例えば電話機21aから応答特
番に入力があると,その保留応答要求を端末回線部16
が受け付け,制御部11に伝達する。制御部11は電話
機21aの所属する内線グループ20内の保留回線数を
検索する。内線グループ20内の保留回線が1回線のと
きは,即座に端末回線部16に保留回線の接続を指示す
る。
【0019】内線グループ20内の保留回線が2回線以
上のときには,タイマ15による時間監視を開始し,電
話機21aからの保留回線指定番号の入力を待つ。0桁
以上の保留回線指定番号の入力を受け付けた後,入力な
しの状態が所定の時間以上続いたことをタイマ15によ
り感知すると,入力終了と判断して,それまでに入力さ
れた保留回線指定番号の桁数により処理を分ける。ここ
で,タイマ15による監視ではなく,終了ボタンの入力
を監視し,終了ボタンの入力によって,保留回線指定番
号の入力終了を判断してもよい。
上のときには,タイマ15による時間監視を開始し,電
話機21aからの保留回線指定番号の入力を待つ。0桁
以上の保留回線指定番号の入力を受け付けた後,入力な
しの状態が所定の時間以上続いたことをタイマ15によ
り感知すると,入力終了と判断して,それまでに入力さ
れた保留回線指定番号の桁数により処理を分ける。ここ
で,タイマ15による監視ではなく,終了ボタンの入力
を監視し,終了ボタンの入力によって,保留回線指定番
号の入力終了を判断してもよい。
【0020】0桁のときは,保留呼管理テーブル14を
参照し,端末回線部16に最後に保留状態になった回線
の接続を指示する。1桁以上n桁のときは,内線番号の
下n桁で特定した電話機によって保留された回線の接続
を端末回線部16に指示する。
参照し,端末回線部16に最後に保留状態になった回線
の接続を指示する。1桁以上n桁のときは,内線番号の
下n桁で特定した電話機によって保留された回線の接続
を端末回線部16に指示する。
【0021】次に,メンテナンスコンソール17によ
り,0桁時の最大入力待ち時間が4秒,1桁時の最大入
力待ち時間が3秒,最大受け付け桁数が2桁に設定され
ている場合の本実施例の動作を説明する。
り,0桁時の最大入力待ち時間が4秒,1桁時の最大入
力待ち時間が3秒,最大受け付け桁数が2桁に設定され
ている場合の本実施例の動作を説明する。
【0022】(1)内線グループ内の保留回線が1回線
の場合 例えば電話機21aへの着信が保留されると,制御部1
1は,保留呼管理テーブル14に保留内線番号「内線0
1」,その内線グループ「nn」,保留時刻「hhmm
ss」等の情報を書き込む。
の場合 例えば電話機21aへの着信が保留されると,制御部1
1は,保留呼管理テーブル14に保留内線番号「内線0
1」,その内線グループ「nn」,保留時刻「hhmm
ss」等の情報を書き込む。
【0023】ここで,電話機21a以外に着信が保留さ
れていないとする。このとき,電話機21dから保留特
番を入力すると,制御部11は,内線グループ20内に
他に保留回線がないので,即座に,電話機21aへの着
信回線(電話機21aの保留呼)を電話機21dに接続
するよう端末回線部16に指示し,保留呼管理テーブル
14内の保留回線の情報を削除する。
れていないとする。このとき,電話機21dから保留特
番を入力すると,制御部11は,内線グループ20内に
他に保留回線がないので,即座に,電話機21aへの着
信回線(電話機21aの保留呼)を電話機21dに接続
するよう端末回線部16に指示し,保留呼管理テーブル
14内の保留回線の情報を削除する。
【0024】(2)内線グループ内の保留回線が複数回
線の場合 例えば電話機21a,電話機21b,電話機21cの順
序で回線が保留された場合,制御部11は,保留呼管理
テーブル14に,それぞれの保留回線の保留内線番号,
内線グループ,保留時刻等の情報を書き込む。
線の場合 例えば電話機21a,電話機21b,電話機21cの順
序で回線が保留された場合,制御部11は,保留呼管理
テーブル14に,それぞれの保留回線の保留内線番号,
内線グループ,保留時刻等の情報を書き込む。
【0025】 電話機21dから保留特番を入力する
と,制御部11は,タイマ15によりタイマ監視を開始
し,以下の条件により場合分けして処理を行う。 入力がないまま監視開始から4秒間の入力待ち時間
が経過すると,制御部11は,タイマ15からのタイム
アウトの通告により,0桁時の最大入力待ち時間の超過
を感知し,最後に保留された電話機21cの保留回線を
電話機21dに接続するよう端末回線部16に指示し,
電話機21cの保留回線の情報を保留呼管理テーブル1
4から削除する。
と,制御部11は,タイマ15によりタイマ監視を開始
し,以下の条件により場合分けして処理を行う。 入力がないまま監視開始から4秒間の入力待ち時間
が経過すると,制御部11は,タイマ15からのタイム
アウトの通告により,0桁時の最大入力待ち時間の超過
を感知し,最後に保留された電話機21cの保留回線を
電話機21dに接続するよう端末回線部16に指示し,
電話機21cの保留回線の情報を保留呼管理テーブル1
4から削除する。
【0026】 監視開始から4秒間の入力待ち時間内
に番号「0」が入力されると,制御11はタイマ15の
監視を中止し,再びタイマ監視を開始する。さらに3秒
間の入力待ち時間が経過すると,制御部11は,タイマ
15からの通告により1桁時の最大入力待ち時間の超過
を感知し,入力待ちを終了して保留回線指定番号が1桁
であると判定する。内線グループの内線番号のうち,下
1桁が「0」である内線番号は「10」で,グループ内
では1つであるので,内線番号「10」の電話機21b
の保留回線を電話機21dに接続するよう端末回線部1
6に指示し,電話機21bの保留回線の情報を保留呼管
理テーブル14から削除する。
に番号「0」が入力されると,制御11はタイマ15の
監視を中止し,再びタイマ監視を開始する。さらに3秒
間の入力待ち時間が経過すると,制御部11は,タイマ
15からの通告により1桁時の最大入力待ち時間の超過
を感知し,入力待ちを終了して保留回線指定番号が1桁
であると判定する。内線グループの内線番号のうち,下
1桁が「0」である内線番号は「10」で,グループ内
では1つであるので,内線番号「10」の電話機21b
の保留回線を電話機21dに接続するよう端末回線部1
6に指示し,電話機21bの保留回線の情報を保留呼管
理テーブル14から削除する。
【0027】 監視開始から4秒間の入力待ち時間内
に番号「0」が入力され,さらに3秒間の入力待ち時間
内に番号「1」が入力されると,最大受け付け桁数の設
定から,制御部11は,入力待ちを終了して保留回線指
定番号が2桁であると判定する。内線グループの内線番
号のうち,下2桁が「01」である内線番号はグループ
内に1つであるので,内線番号「01」の電話機21a
の保留回線を電話機21dに接続するよう端末回線部1
6に指示し,電話機21aの保留回線の情報を保留呼管
理テーブル14から削除する。
に番号「0」が入力され,さらに3秒間の入力待ち時間
内に番号「1」が入力されると,最大受け付け桁数の設
定から,制御部11は,入力待ちを終了して保留回線指
定番号が2桁であると判定する。内線グループの内線番
号のうち,下2桁が「01」である内線番号はグループ
内に1つであるので,内線番号「01」の電話機21a
の保留回線を電話機21dに接続するよう端末回線部1
6に指示し,電話機21aの保留回線の情報を保留呼管
理テーブル14から削除する。
【0028】 監視開始から4秒間の入力待ち時間内
に番号「0」が入力され,さらに3秒間の入力待ち時間
内に終了ボタンまたは確定ボタン等による「桁数入力終
了指示」または「入力確定指示」等が入力されると,制
御部11は,入力待ちを終了して保留回線指定番号が1
桁であると判定する。内線グループの内線番号のうち,
下1桁が「0」である内線番号は「10」でグループ内
では1つであるので,内線番号「10」の電話機21b
の保留回線を電話機21dに接続するよう端末回線部1
6に指示し,電話機21bの保留回線の情報を保留呼管
理テーブル14から削除する。
に番号「0」が入力され,さらに3秒間の入力待ち時間
内に終了ボタンまたは確定ボタン等による「桁数入力終
了指示」または「入力確定指示」等が入力されると,制
御部11は,入力待ちを終了して保留回線指定番号が1
桁であると判定する。内線グループの内線番号のうち,
下1桁が「0」である内線番号は「10」でグループ内
では1つであるので,内線番号「10」の電話機21b
の保留回線を電話機21dに接続するよう端末回線部1
6に指示し,電話機21bの保留回線の情報を保留呼管
理テーブル14から削除する。
【0029】以上のように,制御部11は内線グループ
内の保留状況を判定して,適切な処理を行う。図3は,
本発明の実施例の制御ブロック図である。以下,制御の
流れを図3に示す(1) 〜(12)に従って説明する。
内の保留状況を判定して,適切な処理を行う。図3は,
本発明の実施例の制御ブロック図である。以下,制御の
流れを図3に示す(1) 〜(12)に従って説明する。
【0030】(1) ある内線グループ内の着信回線につい
て保留操作があると,端末回線部16から制御部11へ
保留要求が通知される。 (2) 保留要求を受けた制御部11は,内線グループ管理
部18に照会し内線グループ情報を得る。
て保留操作があると,端末回線部16から制御部11へ
保留要求が通知される。 (2) 保留要求を受けた制御部11は,内線グループ管理
部18に照会し内線グループ情報を得る。
【0031】(3) 次に制御部11は,保留内線番号,内
線グループ,保留時刻を,保留呼管理テーブル14に書
き込む。 (4) その後,端末回線部16へ呼(回線)の保留を指示
する。
線グループ,保留時刻を,保留呼管理テーブル14に書
き込む。 (4) その後,端末回線部16へ呼(回線)の保留を指示
する。
【0032】(5) 続いて,ある内線電話からの保留応答
要求があると,端末回線部16から制御部11へ通知さ
れる。 (6) 制御部11は,保留呼管理テーブル14により同一
グループの保留呼(回線)数を検索する。
要求があると,端末回線部16から制御部11へ通知さ
れる。 (6) 制御部11は,保留呼管理テーブル14により同一
グループの保留呼(回線)数を検索する。
【0033】(7) 同一グループにおける現在の保留呼が
複数あったとする。制御部11は,タイマ15に対し監
視時間を指定してタイマ初期化を指示する。 (8) 番号入力があると,端末回線部16から制御部11
へ通知される。
複数あったとする。制御部11は,タイマ15に対し監
視時間を指定してタイマ初期化を指示する。 (8) 番号入力があると,端末回線部16から制御部11
へ通知される。
【0034】(9) その後,タイマ15からタイムアウト
が通告されると,制御部11は入力終了と判断する。 (10)制御部11は,入力番号に該当する保留呼を保留呼
管理テーブル14から検索する。
が通告されると,制御部11は入力終了と判断する。 (10)制御部11は,入力番号に該当する保留呼を保留呼
管理テーブル14から検索する。
【0035】(11)制御部11は,端末回線部16に対
し,検索した保留呼の接続を指示する。 (12)その後,その保留呼情報を保留呼管理テーブル14
から削除する。
し,検索した保留呼の接続を指示する。 (12)その後,その保留呼情報を保留呼管理テーブル14
から削除する。
【0036】図4は保留呼管理テーブルの例を示す図で
ある。保留呼管理テーブル14には,回線の保留操作を
行った電話機の内線番号を示す着信内線番号41,回線
の保留操作を行った電話機の属する内線グループを示す
着信内線グループ42,回線の保留操作を行った時刻を
hhmmss(hhは時,mmは分,ssは秒を表す数
値)で示す保留時刻43の情報が格納される。保留時刻
43によって,保留順番を調べることができる。
ある。保留呼管理テーブル14には,回線の保留操作を
行った電話機の内線番号を示す着信内線番号41,回線
の保留操作を行った電話機の属する内線グループを示す
着信内線グループ42,回線の保留操作を行った時刻を
hhmmss(hhは時,mmは分,ssは秒を表す数
値)で示す保留時刻43の情報が格納される。保留時刻
43によって,保留順番を調べることができる。
【0037】図5は,制御部11による保留応答処理の
フローチャートである。保留応答要求が発生すると,ス
テップS1において,保留呼(回線)数を判定し,保留
呼数が0であれば,ステップS2のエラー処理を行う。
エラー処理として,表示装置付の多機能内線電話機等の
場合には,表示装置にエラー表示を行う。保留呼数が0
でなければステップS3の処理へ進む。
フローチャートである。保留応答要求が発生すると,ス
テップS1において,保留呼(回線)数を判定し,保留
呼数が0であれば,ステップS2のエラー処理を行う。
エラー処理として,表示装置付の多機能内線電話機等の
場合には,表示装置にエラー表示を行う。保留呼数が0
でなければステップS3の処理へ進む。
【0038】ステップS3において,保留呼数を判定
し,保留呼数が1であればステップS4により,該当す
る保留呼(回線)を接続する。保留呼数が1でなけれ
ば,ステップS5の処理へ進む。
し,保留呼数が1であればステップS4により,該当す
る保留呼(回線)を接続する。保留呼数が1でなけれ
ば,ステップS5の処理へ進む。
【0039】ステップS5において,要求のあった電話
機からの入力のタイマ監視を開始し,ステップS6にお
いて,電話機からの入力が設定時間(数秒)以上途絶え
るまで監視を繰り返し,設定時間を超過しても入力がな
く,タイマ15からのタイムアウトが通告されたなら
ば,ステップS7の処理を行う。
機からの入力のタイマ監視を開始し,ステップS6にお
いて,電話機からの入力が設定時間(数秒)以上途絶え
るまで監視を繰り返し,設定時間を超過しても入力がな
く,タイマ15からのタイムアウトが通告されたなら
ば,ステップS7の処理を行う。
【0040】ステップS7において,保留呼管理テーブ
ル14上でステップS6で入力された入力桁数分の番号
が内線番号の下位桁数となる内線番号のうち,最も保留
時刻が新しい同一内線グループ内の保留呼を検索する。
入力桁数が0の場合は全ての保留呼(回線)を対象とす
る。
ル14上でステップS6で入力された入力桁数分の番号
が内線番号の下位桁数となる内線番号のうち,最も保留
時刻が新しい同一内線グループ内の保留呼を検索する。
入力桁数が0の場合は全ての保留呼(回線)を対象とす
る。
【0041】ステップS8において,該当する保留呼が
検索できたかどうかを判定し,検索ができたならばステ
ップS9に進んで,該当する保留呼(回線)を接続す
る。検索失敗であればステップS10のエラー処理を行
う。
検索できたかどうかを判定し,検索ができたならばステ
ップS9に進んで,該当する保留呼(回線)を接続す
る。検索失敗であればステップS10のエラー処理を行
う。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
回線指定番号の桁数可変入力が可能になり,大きな規模
の内線グループ内での回線を保留している内線番号の下
1桁の重複の区別,および,応答特番のみの保留応答が
可能となる。利用者のオペレーションも簡単である。
回線指定番号の桁数可変入力が可能になり,大きな規模
の内線グループ内での回線を保留している内線番号の下
1桁の重複の区別,および,応答特番のみの保留応答が
可能となる。利用者のオペレーションも簡単である。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】実施例における制御ブロック図である。
【図4】実施例で用いる保留呼管理テーブルの例を示す
図である。
図である。
【図5】実施例における保留応答処理のフローチャート
である。
である。
10 構内交換機 11 制御部 12 桁数可変入力制御手段 13 保留呼選択手段 14 保留呼管理テーブル 15 タイマ 16 端末回線部 20 内線グループ 21a〜21d 電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−253967(JP,A) 特開 平3−127538(JP,A) 特開 平4−220098(JP,A) 実公 昭50−33043(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/58 - 3/62
Claims (3)
- 【請求項1】 内線の操作による通話中の呼を保留する
手段と,保留呼に対する応答操作により応答する手段と
を備える構内交換機において, 内線電話グループにおける保留呼に応答するための応答
指定と回線指定番号のダイヤル入力に対して,タイマに
より入力時間を監視し,所定の監視時間内に入力がない
場合に回線指定番号の入力が終了したと認識し,それま
でに入力された桁数分の回線指定番号を有効とする桁数
可変入力制御手段と, 前記桁数可変入力制御手段により入力された回線指定番
号の桁数が1以上の場合に,入力された桁数分の回線指
定番号を用いて応答すべき保留呼を選択する保留呼選択
手段とを備え, かつ,前記保留呼選択手段は,前記保留呼を選択する際
に,着信内線番号と着信内線グループと保留時間を対応
付けて格納する保留呼管理テーブルを備え, 前記入力された桁数分の回線指定番号と一致する下位桁
を持つ前記着信内線番号のうち,最も保留時間が新しい
同一着信内線グループ内の保留呼を応答すべき保留呼と
して選択する ことを特徴とする内線電話制御方式。 - 【請求項2】 内線の操作による通話中の呼を保留する
手段と,保留呼に対する応答操作により応答する手段と
を備える構内交換機において, 内線電話グループにおける保留呼に応答するための応答
指定と回線指定番号のダイヤル入力に対して,タイマに
より入力時間を監視し,所定の監視時間内に入力がない
場合に回線指定番号の入力が終了したと認識し,それま
でに入力された桁数分の回線指定番号を有効とする桁数
可変入力制御手段と, 着信内線番号と着信内線グループと保留時間を対応付け
て格納する保留呼管理テーブルと, 前記桁数可変入力制御手段における所定の監視時間内に
入力がなく,回線指定番号の入力桁数が0の場合に,前
記着信内線番号のうち,最も保留時間が新しい同一着信
内線グループ内の保留呼を応答すべき保留呼として選択
する保留呼選択手段とを備えたことを特徴とする内線電
話制御方式。 - 【請求項3】 内線電話グループにおける保留呼の応答
時に,その内線電話グループ内での保留回線が1回線の
みであるかどうかを調べる手段と, 保留回線が1回線のみであるときには,回線指定番号の
ダイヤル入力なしで保留回線の保留呼を選択する保留呼
選択手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1記
載の内線電話制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04554694A JP3320188B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 内線電話制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04554694A JP3320188B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 内線電話制御方式 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001323310A Division JP3735286B2 (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 内線電話制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07254932A JPH07254932A (ja) | 1995-10-03 |
JP3320188B2 true JP3320188B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=12722369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04554694A Expired - Fee Related JP3320188B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 内線電話制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3320188B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100394805C (zh) * | 1996-02-13 | 2008-06-11 | 株式会社东芝 | 数字按钮电话系统 |
JP2008166941A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Sanyo Electric Co Ltd | マルチライン電話機 |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP04554694A patent/JP3320188B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07254932A (ja) | 1995-10-03 |
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Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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