JP3317941B2 - ダイビング用レギュレーター - Google Patents
ダイビング用レギュレーターInfo
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63C—LAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
- B63C11/00—Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
- B63C11/02—Divers' equipment
- B63C11/18—Air supply
- B63C11/22—Air supply carried by diver
- B63C11/2227—Second-stage regulators
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
レギュレーター、より詳しくは、通常セカンドステージ
と呼称されるものに使用するのに好適なレギュレーター
に関する。
態を保つことができる本体と、この本体に設けられた圧
力調整可能なエアー供給機構と、前記本体に接続された
マウスピースと、前記本体に開閉可能に取り付けられた
逆止弁とを有するダイビング用レギュレーターはよく知
られている。その供給機構は、本体外のエアー供給源に
接続されるハウジングと、ハウジング内に位置する圧力
調整弁と、この弁が離脱可能に圧接する弁座とを有し、
弁座はハウジングに形成された管状部に抜脱可能に嵌合
する口金の先端部に形成されている。
では、口金とハウジングの管状部との間に本体内のエア
ーの漏洩を防ぐO−リングが介在しているから、口金は
管状部内面に密着し、口金の抜脱は必ずしも容易ではな
い。ときには、抜脱作業中に弁座に傷をつけてしまい、
口金を新品と交換しなければならないということもあ
る。また、弁と弁座との密着をよくするために、口金の
先端部分はシャープエッジを持つように加工されること
がある。かような先端部分が柔軟弾性材料からなる弁と
長時間密着した状態に放置されると、両者の密着度合い
が強くなり、レギュレーターを使用するときに弁がスム
ーズに作動しないということもある。
改良に係り、前記弁座を有する口金の抜脱を容易にする
ことと、前記弁と弁座との離脱をスムーズにすることと
を課題にしている。
この発明が対象とするのは、ダイバーが着用したときに
実質的に気密状態を保つことができる本体と、前記本体
内に設けられた圧力調整可能なエアー供給機構と、前記
本体の外側に接続されたマウスピースと、前記本体に開
閉可能に取り付けられた逆止弁とを有するダイビング用
レギュレーターである。
が特徴とするところは、前記エアー供給機構が、前記本
体の外側に位置するエアー供給源に接続されるハウジン
グと、前記ハウジング内に設けられた減圧弁と、前記ハ
ウジング内に設けられていて前記減圧弁が離脱可能に圧
接する弁座とを有し、前記弁座は前記ハウジングに形成
された管状部の内側に抜脱可能にO−リングを介して密
着状に嵌合する口金の前記ハウジング内方に位置する先
端部に形成されており、前記口金における前記先端部の
反対端部内面には螺条が形成されているとともに、該螺
条は、前記減圧弁の弁座に圧接する圧力を調整するため
に設けられた圧力調整用ねじ部材を構成する止めねじの
ねじ部と螺合可能であること、にある。
座に前記減圧弁の離脱を容易にする恒久的な表面処理が
施されていることである。
係るダイビング用レギュレーターの詳細を説明すると、
以下のとおりである。
は、ダイバーの背負うエアータンクからファーストステ
ージ(図示せず)を介して延びる低圧ホース2に接続し
て使用されるもので、本体3と、柔軟弾性プラスチック
製のマウスピース4とを有する。本体3は、硬質プラス
チック製のメインボディー5と、その正面側に位置する
弾性のダイヤフラムカバー6と、カバー6に対する剛性
な第1、2抑え部材7,8とを有し、メインボディー5
の背面側には排気用ダクト9が図の左右方向へ延びてい
る。図の左方において、メインボディー5に接続された
低圧ホース2の先端部がスリーブ11で覆われており、
図の右方には圧力調整ノブ12が位置している。
図である。メインボディー5の正面側に螺着している第
1抑え部材7を外すと、第1抑え部材7とともに第2抑
え部材8とダイフラムカバー6とが外れる。メインボデ
ィー5の内部には、ダイヤフラム10と、圧力調整機構
を内蔵した管状のハウジング13とが位置し、背面側に
は柔軟弾性プラスチック製の逆止弁14(図4を併せて
参照)が取り付けられている。ダイヤフラム10は周知
慣用の素材からなるもので、メインボディー5に螺着す
る第1抑え部材7によって、メインボディー5の内周に
形成された座面16に気密状態で密着する。ハウジング
13は、図の左右方向においてメインボディー5を貫通
し、その貫通する部位においてハウジング13とメイン
ボディー5とは気密状態にある。ハウジング13から
は、ダイヤフラム10へ向かってレバー17が延び、マ
ウスピース4へ向かってデフレクタ21の延出部22が
延びている。
ある。管状のハウジング13には、その周壁23を貫通
する第1吐出孔24と第2吐出孔26とが形成されてい
る(図7を併せて参照)。周壁23の外側には周壁23
から少し離れてデフレクタ21の管状部27が位置し、
周壁23と管状部27との間には空間28が形成されて
いる。管状部27には、第1吐出孔24とほぼ同じ位置
に給気孔29が形成され、給気孔29の縁部からはそこ
に基端22Aを有する延出部22がハウジング13の径
方向外側へ延びている。延出部22では基端22Aから
延びた先端部分22Bが本体3の連結部31に位置して
いる。連結部31には、マウスピース4がバンド4Aに
よって固定されている。
その先端部17Aがダイヤフラム10の内面に近接する
か、または補強板33を介して圧接している。そのダイ
ヤフラム10の外面近傍には、ダイヤフラムカバー6の
内面から延びる突起34が位置している。
弁14は、円盤状のもので、その中央部の突起36を本
体3の透孔37に圧入することによってメインボディー
5に取り付けられている。逆止弁14の後方にはダクト
9が位置している。
ーを吸い込もうとすると、図3においてダイヤフラム1
0より右側に位置する本体3の部分が減圧状態となっ
て、ダイヤフラム10が矢印A方向へ移動し、レバー1
7を押す。押されたレバー17は、ハウジング13内の
給気弁72(図4参照)を開き、エアーが低圧ホース2
からハウジング13内へ流入する。そのエアーの一部
は、ハウジング13におけるエアーの流入方向で見て給
気弁72の前方に位置している第1吐出孔24から外へ
出てデフレクタ21の給気孔29を通って矢印B方向へ
流れ、デフレクタ21の延出部22に図2の下方から衝
突して流速が弱められたのち、矢印C方向へ流れてマウ
スピース4に達する。また、エアーの一部は、ハウジン
グ13の第2吐出孔26から外へ出てデフレクタ21の
管状部27内面に衝突したのちに、流速を弱められなが
ら、空間28において矢印D1方向と矢印D2 の方向と
へ流れ、給気孔29から外へ出ると延出部22に衝突し
てマウスピース4へと流れる。ダイバーが本体3へ向か
って呼気を吐出するときには、ダイヤフラム10とレバ
ー17とが図示の状態に復帰し、ハウジング13内の給
気弁72が閉じてエアーの供給が停止する。呼気は、逆
止弁14を仮想線の如く押し開き、ダクト9を経て排出
される。デフレクタ21の延出部22および管状部27
は、それぞれがハウジング13における第1吐出孔24
と第2吐出孔26とを径方向外側で、すなわちこれら第
1、2吐出孔24,26の直上部でこれら第1、2吐出
孔24,26を覆い、延出部22は給気孔29をもその
直上部で覆っている。
る。メインボディー5に納まるハウジング13は、図の
左方においてメインボディー5の第1透孔41から延出
し、その延出する部分42には外側からナット43が螺
着している。延出部分42の先端にはナット44によっ
て低圧ホース2が取り付けられている。図の右方におい
ては、メインボディー5の第2透孔46から外側へ延び
る管状の連結部材47がハウジング13の右端部にハウ
ジング13の軸方向から螺着している。連結部材47の
右端部に形成されたフランジ部48は環状のスペーサー
49を介してメインボディー5の外側に右方から当接し
ており、もう一方ではハウジング13の延出部分42に
螺着するナット43がメインボディー5の外側に左方か
ら圧接することによって、ハウジング13がメインボデ
ィー5に固定されている。
クタ21の管状部27は、その両端部27A,27Bが
ハウジング13の周面に密着し、中間部27Cは、ハウ
ジング13のうちの部分的に周壁の外径が小さく形成さ
れている部位13Aとの間に空間28を形成している。
部位13Aには、ハウジング13の内部と空間28とに
つながる第1,2吐出孔24,26が形成され、図にお
ける第1吐出孔24の上方にはデフレクタ21の給気孔
29が位置している。第2吐出孔26は、その開孔面積
が第1吐出孔24のそれと同じであるか、またはそれよ
りも大きくなるように形成されている(図7参照)。デ
フレクタ21の延出部22は、本体3の連結部31の幅
を2等分する中心線CLから図の左方へ偏倚して連結部
31の周壁31Aに内側から当接している。ハウジング
13には、デフレクタ21の端部27Bに右方から接す
るようにO−リング51が取り付けられており、デフレ
クタ21は、図の右方へ動くことがない。
に口金62が螺着している。口金62は、メインボディ
ー5の内側寄りにおいてオリフィスを形成している先端
部63と、メインボディー5の内側寄りにおいてO−リ
ング64を介してハウジング13の周壁内面に密着して
いる後端部66とを有する。口金62の先端部63は、
その前面にフッ素加工を施された座面63Aを有し、周
面に形成された螺条63Bによって、ハウジング13の
内周面に螺着している。口金62の後端部66の内周面
には螺条67が形成されている。口金62の座面63A
には、円柱状のステム部材71の後端部73に取り付け
られたシリコンゴム製の減圧用の弁72が図の右方から
圧接している。
の他に、後端部73の右方に中間部74、中間部74の
右方に前端部76を有し、後端部73から前端部76へ
向かって外径が順次小さくなる。後端部73には、レバ
ー17の内端部17B(図6参照)が納まる凹部77が
形成されている。中間部74の外側には、案内部材78
が中間部74の周方向へ回動することがないように嵌合
している。
に対してその周方向と軸方向とに摺動できるような状態
で当接している。ステム部材71の前端部76は、案内
部材78の前端部79から延出している(図9参照)。
ね81の後端部82が右方から圧接している。コイルば
ね81の前端部83は、連結部材47に納まるスライダ
ー84の後端部86に圧接している。
48Aにハウジング13の軸方向でもある部材47の軸
方向(図の左右方向)へスライド可能かつ周方向へ回転
不能に納まるもので、同じく中央孔48Aに部材47の
軸方向へスライド不能かつ周方向へ回転可能に納まる圧
力調整用ねじ部材85の後端部に形成された多条ねじ8
7に螺着している。
の前端部47Aの内側に螺着するナット88によって連
結部材47からの抜脱が阻止されている。ねじ部材85
の前端部87Aには、メインボディー5の外側に位置す
るノブ12が止めねじ91を介して取り付けられてい
る。止めねじ91は、ねじ部91Aがねじ部材85の前
端部87Aに螺着している。連結部材47のフランジ4
8とノブ12との間には、環状の板ばね92が介在して
いる。板ばね92はノブ12の内面12Aに固定され、
ノブ12とともに回転する(図10参照)。
ー1では、互いに当接する部材どうしの間に適宜のO−
リングが介在し、実質的な意味において本体3内部の気
密性が保たれている。
口金62の座面63Aに弁72がコイルばね81の作用
によって圧接し、その圧接によって低圧ホース2からハ
ウジング13へのエアーの流入が阻止されている。ダイ
バーが本体3のエアーを吸い込むことによるダイヤフラ
ム10の変形を介してレバー17が動き、レバー17の
内端部17Bがステム部材71をばね81に抗して図4
の右方へ移動させる。すると、弁72が座面63Aから
離脱して開き、低圧ホース2からのエアーがハウジング
13へ流入する。
ハウジング13へのエアーの流入が可能になった状態を
示す図4と同様な図面である。図では、ダイヤフラム1
0が変形してレバー17の外端部17Aが押され、その
ときのレバー17の動きによって弁72が座面63Aか
ら離脱している。弁72と座面63Aとの間には間隙6
0が生じ、そこから低圧ホース2のエアーがハウジング
13へ流入する。
圧接する力は、ノブ12を回転させてばね81の圧縮状
態を変えることによって調整することができる。その調
整は、次のとおりである。まず、ノブ12を回転させる
と多条ねじ87が回転し、その回転に伴ってスライダー
84が図4の左方または右方へ直線的にスライドしてば
ね81の圧縮を強めたり、弱めたりする。ばね81を強
く圧縮すると、ばね81が案内部材78を介して弁72
を座面63Aに強く圧接する。かような状態にある弁7
2を弁座63Aから離脱させるには、ばね81の圧縮強
さに対応する強い力をレバー17に作用させる必要があ
る。 スライダー84は、図の右方へスライドすると、
その前端に形成されたフランジ86Aがねじ部材85の
端面85Aに当接して停止し、図の左方へスライドする
と、フランジ86Aがねじ部材85の肩部47Aに当接
して停止する。多条ねじ87のリードは、ノブ12を1
回転させるとスライダー84が端面85Aと肩部47A
との間のフルストロークをスライドするように形成され
ていることが好ましい。そのようであると、レギュレー
ター1を使用するダイバーは、ノブ12の回転位置から
エアーの圧力がどの程度のレベルに調整されているかと
いうことを容易に理解することができる。
に示される矢印B,C,D1 ,D2方向へ流れてダイバ
ーの口許へ向かい、その過程でデフレクタ21に衝突し
て流速が低下するとともに流れの幅が広がるので、ダイ
バーにとって吸い込み易い。このようにエアーが流れる
と、ハウジング13から吐出されるエアーの流れに付随
して生じがちな本体3内のエアーのフリーフローの現象
を防止することもできる。その防止によって、本体3内
の真空度が異常に高くなることを抑えることができる。
これらの効果を高めるうえにおいて、ハウジング13の
第2吐出孔26の開孔面積を第1吐出孔24のそれより
も大きくすることが望ましい。また、デフレクタ21が
マウスピース4の中央から側方へ偏倚した位置にあるか
ら、供給するエアーによってダイバーの口許を正面から
刺激することがないばかりか、デフレクタ21は、ダイ
バーが呼気を吐出するときの邪魔になることもない。か
ようなデフレクタ21は、ハウジング13に直接取り付
けられていて、ハウジング13の第1、2吐出孔24,
26を直上部で覆うから、エアーの流速を低くすること
が至極容易である。
脱を容易にするための恒久的な表面処理としてテフロン
加工が施されているから、弁72はその座面63Aから
の離脱がスムーズで、レギュレーター1を使用せずに長
期間放置しておいても、弁72が座面63Aに強く密着
してしまい容易に離脱しないというようなトラブルを未
然に防ぐことができる。また、口金62は、後端部66
の内周面に螺条67を有するから、レギュレーター1の
保守・点検の際には、ハウジング13に対する口金62
の螺着を解いたのち、ハウジング13の後端(図の左
方)から適宜のボルトをその螺条67に取り付けて引張
れば、口金62を傷つけたりすることなくハウジング1
3から速やかに抜き取ることができる。そのボルトとし
て止めねじ91のねじ部91Aを利用できるように螺条
67を形成しておけば、保守・点検の際にボルトを特に
用意する必要がない。
ジング13におけるレバー17の取り付け部位を破断し
て示すハウジング13の分解破断側面図と、レバー17
の取り付け状態を示すハウジング13の分解破断側面図
と、同図(図8)のIX−IX線矢視図とである。ただ
し、図7、8、9には、口金62と仮想線で示されるス
テム部材71とが取り付けられ、デフレクタ21等のそ
の他の部材が外されているハウジング13が示されてい
る。これらの図において、レバー17は、ほぼ矩形のフ
レーム構造を有する金属製の部材であって、ダイヤフラ
ム12に当接する外端部17Aと、一部分がハウジング
13に納まる内端部17Bと、これら内外端部17A,
17B間に延びる互いに平行な側部17Cとを有する。
内端部17Bは、図7において左右方向へ延びているハ
ウジング13の長軸に対して垂直をなし、前面20Aと
後面20Bとを有し、断面形状は垂直方向に長い矩形を
呈している(図8参照)。
には、次のようにする。ハウジング13の周壁には、図
7において上下の径方向へ延び、図9において径をまた
ぐように延びる第1切り欠き部101と、切り欠き部1
01の下端部においてハウジング13の軸方向左側(図
の左方)へ延びる第2切り欠き部102とが形成されて
いる。第2切り欠き部102の左方には垂直な端面10
3が形成されている。ハウジング13内には仮想線で示
す位置にステム部材71の後端部73(図4参照)が図
の右方から挿入されており、後端部73の凹部77が図
の上下方向において第1切り欠き部101とほぼ同じ位
置にある。レバー17は、そのフレーム構造の内側にハ
ウジング13を挿入し、内端部17Bを矢印P方向から
第1切り欠き部101へ挿入するとともに、ステム部材
71の凹部77へ納める。次に、図8,9に示されるよ
うに内端部17Bをステム部材71とともに左方へ移動
させ、内端部17Bの後面20Bを第2切り欠き部10
2の端面103に当接する。ステム部材71は凹部77
の壁面73Aを内端部17Bの前面20Aに当接する。
その後に、図7に示されるように矢印Q方向からデフレ
クタ21をハウジング13に取り付ける。このようにし
てハウジング13に取り付けられたレバー17は、内端
部17Bの前面20Aにばね81で押圧されているステ
ム部材71の壁面73Aが圧接し、その圧接によって内
端部17Bの後面20Bがハウジングの端面103に圧
接して、レバー17が図4の状態に保たれる。レバー1
7は、ダイヤフラム10によって図5のように押される
と、それまではほぼ垂直な状態にあった内端部17Bが
傾いて(図5参照)、ステム部材71をばね81に抗し
て前方(図8の右方)へ移動させ、間隙60を生じさせ
ることができる。ダイヤフラム10が元の位置へ復帰す
れば、ステム部材71も図5の状態に復帰する。
ム構造のレバー17は、簡単に変形することがなく、形
状が安定しているから、その取り扱いが非常に容易であ
る。また、レバー17の内端部17Bを従来技術に見ら
れるように中心線P−Pで分割し、側部17Cのそれぞ
れが比較的短い内端部17Bを持つように形成すること
も可能である。ただし、そのようなレバー17は、側部
17Cがそれぞれ独自に動き得るので、変形し易いとい
う難点を有し、好ましいものではない。しかしながら、
いずれの形状のレバー17にせよ、この発明におけるハ
ウジング13であればレバー17の内端部17Bをハウ
ジング13の第1、2切り欠き部101,102へ挿入
するだけで簡単に取り付けることができる。レバー17
を取り付けるに当たってそれを変形させるという必要性
が全くないから、従来技術のように変形し易いレバーで
も十分に役に立つ。
分解斜視図である。連結部材47のフランジ部48がノ
ブ12と向かい合う面には、フランジ部48の径方向へ
延びる溝106がフランジ部48の周り方向へ所要の間
隔で多数形成されている。ノブ12の内面12Aには、
複数の突起12Bが形成され、ほぼ環状ないし馬蹄形に
形成された板ばね92の折曲部92Aを突起12Bどう
しの間に挿入して、この板ばね92を内面12Aに取り
付けることができる。内面12Aの突起12Cは、板ば
ね92を適度に撓み得るように支えている。板ばね92
には、フランジ部48へ向かって凸となるような突起9
2が形成されている。ねじ部材85の外端部87Aをノ
ブ12の透孔12Dに挿入し、ノブ12に取り付けた板
ばね92をフランジ部48に当接し、止めねじ91をノ
ブ12の外側からねじ部材85の外端部87Aに螺着さ
せる。フランジ部48を含む連結部材47はメインボデ
ィー5に固定されており、ねじ部材85とノブ12とは
一体となって連結部材47に対して回転する。回転の際
には板ばね92の突起92Bが溝106に対して出入を
繰り返すことで、ノブ12にラッチェット機能をもたせ
ることができる。
クタ21は、ハウジング13の外側に取り付けられて、
ハウジング13のエアー供給用の第1、2吐出孔24,
26をその直上部で覆うものであるから、その限りにお
いては、ハウジング13が第1吐出孔24だけ、または
第2吐出孔26だけを持つ態様、つまりエアー供給用の
孔の数を制約することなくこの発明を実施することがで
きる。また、第1吐出孔24を持たず第2吐出孔26だ
けを持つハウジング13に対しては、延出部22を持た
ず管状部27だけで形成されたデフレクタ21を使用す
ることもできる。
は、弁座が形成されている先端部とは反対の端部内面に
螺条を有するから、この口金をハウジングから抜き取る
ときに、適宜のボルトを口金に螺着させて引き抜くこと
ができる。このようにすることで、口金の抜き取り作業
が楽になると同時に、口金に損傷を与えることがなくな
る。
ーの図4と同様な図面。
Claims (2)
- 【請求項1】 ダイバーが着用したときに実質的に気密
状態を保つことができる本体と、前記本体内に設けられ
た圧力調整可能なエアー供給機構と、前記本体の外側に
接続されたマウスピースと、前記本体に開閉可能に取り
付けられた逆止弁とを有するダイビング用レギュレータ
ーにおいて、 前記エアー供給機構が、前記本体の外側に位置するエア
ー供給源に接続されるハウジングと、前記ハウジング内
に設けられた減圧弁と、前記ハウジング内に設けられて
いて前記減圧弁が離脱可能に圧接する弁座とを有し、前
記弁座は前記ハウジングに形成された管状部の内側に抜
脱可能にO−リングを介して密着状に嵌合する口金の前
記ハウジング内方に位置する先端部に形成されており、
前記口金における前記先端部の反対端部内面には螺条が
形成されているとともに、該螺条は、前記減圧弁の弁座
に圧接する圧力を調整するために設けられた圧力調整用
ねじ部材を構成する止めねじのねじ部と螺合可能である
ことを特徴とする前記レギュレーター。 - 【請求項2】 前記弁座に前記減圧弁の離脱を容易にす
る恒久的な表面処理が施されている請求項1記載のレギ
ュレーター。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30974699A JP3317941B2 (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | ダイビング用レギュレーター |
US10/149,286 US6681766B1 (en) | 1999-09-24 | 2000-10-13 | Regulator for diving |
PCT/JP2000/007143 WO2002032760A1 (fr) | 1999-09-24 | 2000-10-13 | Detendeur de plongee |
TW089122449A TW537993B (en) | 1999-09-24 | 2000-10-25 | Regulator for diving |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30974699A JP3317941B2 (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | ダイビング用レギュレーター |
PCT/JP2000/007143 WO2002032760A1 (fr) | 1999-09-24 | 2000-10-13 | Detendeur de plongee |
Publications (2)
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