[go: up one dir, main page]

JP3315922B2 - 実像式ファインダ光学系 - Google Patents

実像式ファインダ光学系

Info

Publication number
JP3315922B2
JP3315922B2 JP09618898A JP9618898A JP3315922B2 JP 3315922 B2 JP3315922 B2 JP 3315922B2 JP 09618898 A JP09618898 A JP 09618898A JP 9618898 A JP9618898 A JP 9618898A JP 3315922 B2 JP3315922 B2 JP 3315922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
prism
eyepiece
half mirror
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09618898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11295621A (ja
Inventor
幸生 蓮下
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP09618898A priority Critical patent/JP3315922B2/ja
Priority to US09/287,645 priority patent/US6115182A/en
Publication of JPH11295621A publication Critical patent/JPH11295621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3315922B2 publication Critical patent/JP3315922B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/14Viewfinders

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Viewfinders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、実像式ファインダ光学系に関す
る。
【0002】
【従来技術及びその問題点】例えば、コンパクトカメラ
において撮影光学系とは独立して設けられる実像式ファ
インダは、正のパワーを持つ対物光学系と、この対物光
学系により形成される倒立像を正立像にする正立光学系
と、正立像を拡大観察するための接眼光学系とを物体側
から順に配列して構成される。さらに、実像式ファイン
ダを備える多くのカメラは、ファインダ内に視野枠その
他のパターン情報を表示するために、対物光学系の結像
面近傍に表示部材(視野枠部材)を備えている。表示部
材は、透明部材の一部に不透明なパターンを形成し、パ
ターンの部分で物体側から入射する光を遮ることによ
り、撮影範囲を示す視野枠やオートフォーカス機構の測
距対象範囲を示す測距ゾーン枠、あるいはカメラの撮影
モードや他の数値情報を表示する。可変情報を表示する
ためには液晶表示素子等が用いられる。
【0003】ところが、従来の実像式ファインダでは、
表示部材が観察者の眼のピントが合う対物光学系の結像
面近傍に配置されているため、ファインダの組立時に表
示部材に塵埃等の異物が付着すると、視野内で目立って
見えるという問題がある。勿論、異物が視野内で目立ち
難くするためには、結像面近傍に配置される面をなく
し、あるいはその数を減らせばよく、そのために対物光
学系や正立光学系を構成する光学素子を結像面近傍から
離して配置するという試みが従来からなされている。し
かし、従来の実像式ファインダは、表示部材のパターン
を直接接眼光学系を介して観察する構成であるため、パ
ターンを明瞭に観察するためには表示部材自体を結像面
近傍から離すことができず、表示部材に異物が付着した
場合に観察の妨げとなるという問題点を完全に解決する
ことはできなかった。
【0004】特開平9−113962号公報は、ハーフ
ミラー面を有する光学系を用いてパターン情報を虚像と
して表示するようにした実像式ファインダを提案してい
る。このファインダによれば、表示部材の表面に付着し
た異物が直接観察されることはなくなるが、接眼光学系
と表示部材とが離れているため、接眼光学系から眼を離
して視野を観察したときなどに、表示部材の面上に付着
した異物が観察されてしまい、さらに接眼光学系の焦点
距離が長くなるのでファインダ倍率が低下し、物体が見
にくいという新たな問題点が発生する。
【0005】また虚像を作るためのハーフミラー面が、
プリズム(ガラスまたはプラスチック)内から空気に出
る面(「裏面反射面」)として構成される場合、この面
は面精度の影響を通常の表面反射面(空気からプリズム
に入る面)に比べて受けやすいことが知られている。と
ころが、特開平9−113962号公報の実施例のハー
フミラー面は、プリズムの裏面反射面で形成されている
だけでなく曲率が付いている。この曲率を有するプリズ
ムは、プラスチック材料を使って射出成形で形成される
のが普通である。ところが射出成形ではこのような高い
面精度が必要な反射面をもつ部品を形成することは非常
な困難を伴う。また成形できたとしてもプラスチック材
料は温度と湿度の変化をうけて変形、屈折率変化が発生
するという特性があり、撮影環境の変化に対してまで対
応させることは困難である。
【0006】さらに特開平9−113962号公報によ
ると、パターン表示面に付着した異物が直接観察される
ことはあまりなくなるが、プリズム内にハーフミラー面
を持つため、その反射面で散乱されたゴースト光が、従
来のハーフミラー面を持たない実像式ファインダに比べ
て、視野内にゴーストが多く発生してしまうといった問
題点も発生する。これは従来の虚像式ファインダには不
可避の問題でもあったが、従来の実像式ファインダの構
成では比較的問題にならなかったのである。しかし、特
開平9−113962号公報の構成を採った場合は虚像
式ファインダのようなゴーストが問題となる。
【0007】
【発明の目的】本発明は、対物光学系、正立光学系を構
成する光学素子や、表示部材に異物が付着した場合にも
これが視野内で目立つことがなく、安定した品質の実像
式ファインダ光学系を得ることを目的とする。
【0008】
【発明の概要】本発明の実像式ファインダ光学系は、物
体側から順に、正のパワーを持つ対物光学系と、この対
物光学系により結像される倒立像を正立像にする正立光
学系と、この正立像を観察するための接眼光学系とを有
し、この正立光学系は、上下方向2回、左右方向2回の
反射により像を反転するポロタイプであって、対物光学
系の結像面より接眼光学系側に、複数の反射面を有する
プリズムを含み、かつ、この正立光学系内に、対物光学
系の結像面より接眼光学系側に位置する、鏡面状のパタ
ーンを有するパターン表示面と、このパターン表示面よ
り物体側にあって、物体側からの光束の一部を透過させ
ると共に上記パターン表示面のパターンから反射されて
くる光束を再び反射させるハーフミラー面とを備え、対
物光学系による物体の実像と、上記ハーフミラーを含む
光学系による上記パターン表示面のパターンの虚像とを
上記接眼光学系を通して観察者に同時に視認させる実像
式ファインダ光学系であって、次の条件式(1)ないし
(3)を満足することを特徴としている。 (1)0<d1/fe≦0.1 (2)0.4≦d2/d3≦0.6 (3)1.5≦d2/h ≦3.5 但し、 d1:パターン表示面から、接眼光学系の最も物体側の面
までの光軸上の空気換算距離、 fe:接眼光学系の焦点距離、 d2:ハーフミラー面から接眼光学系の最も物体側の面ま
での光軸上の空気換算距離、 d3:対物光学系の結像面から接眼光学系の最も物体側の
面までの光軸上の空気換算距離、 h:正立光学系内のプリズムの最も接眼光学系に近い光
束射出面における、光軸と該光束射出面の有効範囲の最
長距離、である。
【0009】
【0010】正立光学系が、対物光学系の結像面より接
眼光学系側に3面の反射面を有するプリズムを含む態様
では、ハーフミラー面はこのプリズムの第1、第2反射
面の作る稜線を含んで光軸と直交する面上に設けること
が望ましい。また、正立光学系が、対物光学系の結像面
より接眼光学系側に2面の反射面を有するプリズムを含
む態様では、ハーフミラー面はこのプリズムの第1、第
2反射面間の光軸と直交する面上に設けることが望まし
い。
【0011】コンデンサ光学系は、対物光学系とその結
像面との間に配置されることが望ましい。ハーフミラー
面は平面からなっていることが望ましい。ハーフミラー
面は一対のプリズムの密着面に形成することも可能であ
る。正立光学系中に含まれるプリズムには、光路に沿っ
て少なくともハーフミラー面とパターン表示面との間の
コバ面に、梨地処理と黒色塗装処理の少なくとも一方が
施されている。
【0012】
【発明の実施形態】図1は、本発明による実像式ファイ
ンダ光学系の一実施形態、及び各条件式中の符号を説明
する図である。物体側から順に、対物光学系を構成する
レンズL1、L2、L3、絞りA、正立光学系の一部を
構成するミラーMR、コンデンサレンズ(コンデンサ光
学系)L4、対物光学系の結像面IM、正立光学系の残
りの3面の反射面を有するプリズムP、接眼光学系を構
成するレンズL5、L6を備えている。プリズムP内に
は、対物光学系の結像面IMより接眼光学系側に位置す
る、鏡面状のパターンを有するパターン表示面IEと、
このパターン表示面IEより物体側にあって、物体側か
らの光束の一部を透過させると共にこのパターン表示面
IE上に形成されているパターンから反射されてくる光
束を再び反射させるハーフミラー面HMとを備えてい
る。EPはアイポイントである。
【0013】パターン表示面IE上には、接眼光学系の
視野内に撮影範囲などの情報を表示するパターンが例え
ば金属薄膜を蒸着して付着形成されている。対物光学系
側からハーフミラー面HMを透過した一部の光束のう
ち、パターン上に照射された光束は、反射されて再び対
物光学系側に反射され、対物光学系側に反射したパター
ン光は、正立光学系内のハーフミラー面HMで再び接眼
光学系側に反射される。一方、対物光学系による観察物
体は、結像面IM上に実像として形成されるので、観察
者は対物光学系からのこの実像と重ね合わせて、パター
ン表示面のパターンの虚像がファインダ内情報として観
察される。
【0014】条件式(1)は、実像の物体像と虚像のパ
ターン像ともに見やすくするための条件である。条件式
(1)の下限を越えると、正立光学系の光束射出面と接
眼光学系が物理的に干渉するので構成できない。また上
限を越えると、接眼光学系の焦点距離が長くなるので、
ファインダ倍率が低下し、視界が狭くなってしまうた
め、見やすいファインダ光学系が得られない。
【0015】対物光学系の結像面IMの付近には、ゴミ
が目立たないようにするため、対物光学系、コンデンサ
光学系、正立光学系等の光学素子をできるだけ配置しな
いほうが望ましい。そして、対物光学系の結像面と、ハ
ーフミラーを介したパターン表示面とは、接眼光学系か
らみて光学的にほぼ等価な位置に配置することが好まし
い。条件式(2)は、ほぼ等価な位置に構成するための
条件式である。条件式(2)の下限を超えると、ハーフ
ミラー面HMを介してパターン情報面を観察する際の視
度が、対物系結像面を観察する際の視度より大きくマイ
ナスとなってしまう。また、上限を越えると、ハーフミ
ラー面HMを介してパターン情報面を観察する際の視度
が、対物系結像面を観察する際の視度より大きくプラス
となってしまう。どちらの場合でも両視度が異なると非
常に観察が難しい。
【0016】正立光学系としては、上下2回、左右2回
反射させることにより倒立像を上下左右反転させて正立
像とする、いわゆるポロタイプの反射系が知られてい
る。これらの反射面の一部または全部は、ミラー、プリ
ズムのいずれによっても構成できる。しかし、対物光学
系の結像面より接眼光学系側の反射面は、ミラーよりも
プリズムで構成することが望ましい。プリズムで構成す
ると、接眼光学系の焦点距離を短くすることができるの
で、ファインダ倍率をより大きくすることができる。
【0017】正立光学系の4つの反射面が、対物光学系
の結像面IMを境に1面:3面で配置される場合には、
ハーフミラー面HMは、結像面IM以降の第1反射面と
第2反射面とがなす稜線を含んで光軸と直交する面上に
配置することが望ましい。ハーフミラー面が反射面を分
断することがないし、ハーフミラー面HMを第2反射面
と第3反射面との間に設けると、条件式(2)を満たす
ことが困難である。
【0018】一方、正立光学系の4つの反射面が対物光
学系の結像面IMを境に2面:2面で配置される場合に
は、ハーフミラー面HMは、結像面IM以降の第1反射
面と第2反射面との間で、一方の反射面と、他方の反射
面のコバ面とがなす稜線を含んで光軸に直交する面上に
配置することが望ましい。やはり、ハーフミラー面が反
射面を分断することがないからである
【0019】条件式(3)は、対物光学系の結像面より
接眼光学系側に3つの反射面を配置し、かつ対物系結像
面からの光束、パターン表示面IEからハーフミラー面
HMを介する光束を必要十分に接眼光学系に透過させる
正立光学系を構成するための条件である。条件式(3)
の下限を越えると、正立光学系が大型化するので、光束
は透過しやすいが、接眼光学系の焦点距離が長くなり、
視野が狭く、小さく、見難くなってしまう。また、カメ
ラも大型化する。また、上限を越えると、視野の周辺部
がけられてしまう。
【0020】また、条件式(3)は、対物光学系の結像
面より接眼光学系側に2つの反射面を配置し、かつ対物
系結像面からの光束、パターン表示面IEからハーフミ
ラー面HMを介する光束を必要十分に接眼光学系に透過
させる正立光学系を構成するための条件でもある。条件
式(3)の下限を越えると、正立光学系が大型化するの
で、光束は透過しやすいが、接眼光学系の焦点距離が長
くなり、視野が狭く、小さく、見難くなってしまう。ま
た、カメラも大型化する。また、上限を越えると、視野
の周辺部がけられてしまう。
【0021】パターン表示面IEは、プリズムの最も接
眼光学系側の面に設けることが望ましい。これにより、
たとえパターン表示面に異物が付着していたとしても、
撮影者の眼に非常に近い面上なので、直接その異物を認
識することは少なくなる。また、ハーフミラー面を含む
正立光学系のプリズムは、樹脂材料を射出成形して作っ
たものではなく、ガラスを研磨して作った光学ガラス材
料で作ったものを用いることにより、ハーフミラー面を
より精度良く、また撮影環境にあまり影響を受けずに、
安定した品質の視野を提供することができる。
【0022】以下、表および図面を用いて具体的な数値
実施例を説明する。表および図面中、d0は対物光学系
の第1面から物体迄の距離、wは実視界(半量、゜)、
βは見かけ視界(半量、゜)、γはファインダ倍率、m
は接眼光学系ルーペ倍率(250/fe、fe;接眼光
学系の焦点距離)、Dは視度、φは射出瞳径を表す。r
は曲率半径、dはレンズ厚またはレンズ間隔、ndはd
線の屈折率、νd はアッベ数を示す。レンズ厚またはレ
ンズ間隔dの欄に記載の数値で、レンズ間隔が可変の場
合は、広角端−望遠端(wide−tele)の順に記載してい
る。各実施例の表中、反射系の欄に記載のデータは、I
E面の情報がHM面で反射して接眼レンズを通り観察者
に至る光路のデータである。また、回転対称非球面は次
式で定義される。 x=Ch2/{1+[1-(1+K)C2h2]1/2}+A4h4+A6h6+A8h8 +A10h10・・・ (x は面の頂点からの変位量、C は曲率(1/r)、h は光
軸からの高さ、K は円錐係数、Aiは非球面係数)
【0023】「実施例1」図2ないし図12は、本発明
による実像式ズームファインダ光学系の第1の実施例を
示している。この実施例の基本構成は、図1で説明した
光学系と同じである。図2は広角端、図3は望遠端の光
学構成を示し、図10と図11はそれぞれ、図2と図3
の状態における諸収差を示している。図4は、パターン
表示面IEからハーフミラー面HMを経てアイポイント
EPに至る光線を描いた光学構成図、図12は、図4に
示すパターン表示面IEを物点としハーフミラー面HM
を経て接眼光学系に至る光路の諸収差を示している。図
5ないし図7は実施例1を具体化したプリズムを含む実
像式ズームファインダ光学系を示し、図8はそのプリズ
ム単体の斜視図、図9は同プリズムに対する梨地処理又
は(及び)黒色塗装Bを施す面の例を示す斜視図であ
る。表1にこの実施例1の具体的数値データを示す。
【0024】
【表1】 WIDE TELE 反射系 d0= -2940.0 -2940.0 - ω= 26.5 13.0 - β= 11.0 11.0 11.0 γ= 0.42 0.80 - m= - - 11.6 D= -1.0 -1.0 -1.0 h= 4.30 面 No. r d(Wide) d(Tele) nd νd 1 ∞ 4.51 0.00 - - 2* -11.59 1.50 - 1.49176 57.3 3 20.47 16.32 8.27 - - 4* 8.16 3.51 - 1.49176 57.3 5 -9.50 0.20 - - - 6 -8.86 1.50 - 1.58547 29.8 7* -28.50 0.70 13.25 - - 8 ∞ 16.00 - - - 9 12.15 2.50 - 1.49176 57.3 10* -29.18 4.60 - - - 11 ∞ 4.00 - - - 12 ∞ 7.87 - 1.49176 57.3 13 ∞ 13.83 - 1.49176 57.3 14 ∞ 1.20 - - - 15* 23.08 2.60 - 1.49176 57.3 16 -16.24 1.20 - - - 17 -15.11 1.20 - 1.49176 57.3 18 -17.29 12.00 - - - 19 ∞ -998.94 - - - *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00であ
る。): 面No. K A4 A6 2 0.00 2.725×10-4 -2.463×10-6 4 0.00 6.713×10-5 9.590×10-6 7 0.00 4.115×10-4 1.394×10-5 10 0.00 4.558×10-4 -5.333×10-6 15 0.00 -7.489×10-5 3.324×10-7
【0025】この実施例1では、対物光学系の結像面I
Mの前方に、正立光学系の4つの反射面のうちの1面が
ミラーMR(反射面rf1)として位置し、残りの3面
が接眼光学系側の3面(rf2〜rf4)の反射面を有
するプリズムPから構成されている。
【0026】プリズムPは、一対のプリズムの接着面に
構成されたハーフミラー面HMと、光束出射面上のパタ
ーン表示面IEを備えている。ハーフミラー面HMは、
正立光学系の第2反射面rf2と第3反射面rf3とが
なす稜線を含んでファインダ光軸と直交する面に設けら
れている。ハーフミラー面HMは、例えば可視波長域の
一部の波長域のみを反射するような特性の良く知られた
金属薄膜から構成されている。プリズムPのパターン表
示面IEには、図8に示すように、表示情報の例として
撮影範囲枠W1(大きい枠)とオートフォーカス測距範
囲枠W2(小さい枠)の形状に金属膜が鏡面状に蒸着さ
れている。プリズムPは、さらに具体的には、プリズム
入射面pr1から反射面rf2、ハーフミラー面HMま
でを構成する小プリズムP1と、残りのハーフミラー面
HMから第4反射面rf4、プリズム出射面pr2面ま
でを構成する小プリズムP2との二つの部品から構成
し、小プリズムP2のハーフミラー面HM面に上記金属
薄膜を蒸着した後、小プリズムP1と小プリズムP2を
密着または接着して構成することができる。
【0027】対物光学系側から接眼光学系方向に入射し
た光束の一部は、図4に示すように、パターン表示面I
EのパターンW1、W2で一度物体側に反射され、ハー
フミラー面HMで再び接眼光学系方向に戻される。図8
で説明すると、対物光学系から入射した光束aは、A1
からプリズムPの各面pr1、rf2、rf3、rf
4、pr2、及び接眼光学系を経由して観察者に至る。
一方、光束aのうち、パターン表示面IE面上の情報点
B1で物体側に反射された光束bは、反射面rf4、r
f3を経由して、ハーフミラー面HM面上の点B2で再
び反射され、面rf4、pr2、及び接眼光学系を経由
して観察者に至る。
【0028】また、結像面IMとパターン表示面IEと
は、接眼光学系からみたときほぼ等価な位置に設けられ
ていて、結像面IMに形成される対物光学系による被写
体の実像と、ハーフミラー面HM面によるパターン表示
面IE面上のパターンの虚像とが観察者にとってほぼ同
じ視度で観察される。
【0029】接眼光学系のレンズL5は、これを光軸方
向に位置調整することにより、結像面IM面の対物光学
系による被写体の実像と、ハーフミラー面HM面による
パターン表示面IE面の虚像とを観察者が見やすい視度
に調節することができる。つまり、それぞれの像に対す
る視度はレンズL5の移動で同時に変更可能なので好ま
しい。プリズムPには、図9に示すように、光路に沿っ
て少なくともハーフミラー面HMとパターン表示面IE
との間のコバ面に、梨地処理と黒色塗装処理の少なくと
も一方を施した有害光防止面Bを設けることが好まし
い。迷光の進入を防ぎ、ゴーストの発生をより確実に防
止することができる。
【0030】実施例1では、ハーフミラー面HMがプリ
ズムPの入射面pr1面から7.87(mm)の位置に配置され
ており、条件式(1)ないし(3)を満足している。
【0031】「実施例2」図13ないし図19は、本発
明による実像式ズームファインダ光学系の第2の実施例
を示している。この実施例の基本構成は、実施例1と同
じである。図13は広角端、図14は望遠端の光学構成
を示し、図17と図18はそれぞれ、図13と図14の
状態における諸収差を示している。図15は、パターン
表示面IEからハーフミラー面HMを経てアイポイント
EPに至る光線を描いた光学構成図、図19は、図15
に示すパターン表示面を物点としハーフミラー面HMを
経て接眼光学系に至る光路の諸収差を示している。実施
例1で示した図8が、実施例2のプリズム単体の斜視図
である。図16は、図8で示した実施例1、2のプリズ
ムを、プリズムとミラーから構成した構成の斜視図であ
る。表2にこの実施例2の具体的数値データを示す。
【0032】
【表2】 WIDE TELE 反射系 d0= -2940.0 -2940.0 - ω= 26.6 13.1 - β= 11.0 11.0 11.0 γ= 0.42 0.79 - m= - - 12.2 D= -1.0 -1.0 -1.0 h= 4.30 面 No. r d(Wide) d(Tele) nd νd 1 ∞ 5.10 0.85 - - 2* -11.32 1.50 - 1.49176 57.3 3 19.21 17.27 9.22 - - 4 ∞ 0.00 - - - 5* 8.18 3.29 - 1.49176 57.3 6 -9.50 0.20 - - - 7 -8.85 1.50 - 1.58547 29.8 8* -29.21 16.70 29.00 - - 9 12.38 2.50 - 1.49176 57.3 10* -28.21 4.74 - - - 11 ∞ 4.00 - - - 12 ∞ 7.87 - 1.49176 57.3 13 ∞ 13.83 - 1.49176 57.3 14 ∞ 0.10 - - - 15* 23.07 2.60 - 1.49176 57.3 16 -14.97 1.20 - - - 17 -15.13 1.20 - 1.49176 57.3 18 -17.26 12.00 - - - 19 ∞ -999.38 - - - *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00であ
る。): 面No. K A4 A6 2 0.00 2.861×10-4 -2.679×10-6 5 0.00 8.466×10-5 1.133×10-5 8 0.00 4.133×10-4 1.610×10-5 10 0.00 4.717×10-4 -5.434×10-6 15 0.00 -8.842×10-5 3.807×10-7
【0033】この実施例2は、プリズムPの光束射出
面、すなわちちパターン表示面IEと接眼光学系の最も
物体側の面を、実施例1より接近させ、接眼光学系の焦
点距離を実施例1より短くしている。これにより、対物
光学系の結像面IMに近い光学系の面上に付着した異物
を接眼光学系を通して観察した場合の視度が、見やすい
視度からより大きく隔たり、より異物が観察され難くす
ることができる。この実施例1、2では、対物光学系結
像面以降の正立光学系は図8のようにプリズムで構成さ
れているが、表1、2で示したプリズム入射面から第2
反射面(pr1からrf2)の距離を、空気換算するこ
とにより、図16のようにrf2面をミラーで構成する
ことも可能である。
【0034】この実施例2は、ハーフミラー面HMがプ
リズムPの入射面pr1面から7.87(mm)の位置に配置さ
れており、条件式(1)ないし(3)を満足している。
【0035】「実施例3」図20ないし図29は、本発
明による実像式ズームファインダ光学系の第3の実施例
を示している。この実施例の基本構成は、対物光学系の
結像面IMの前後に、正立光学系の4面の反射面を2面
ずつ配置した点、及び結像面IMの前方の2つの反射面
をともにミラーで構成した点、HM面がrf3とrf4
との間に配置されかつ光軸に垂直である点を除き、実施
例1と同じである。図26を使って説明すると、対物光
学系から入射した光束aは、A1からプリズムPの各面
pr1、pr3、pr4、pr2及び接眼光学系を経由
して観察者に至る。一方、光束aのうち、パターン表示
面IE面上の情報点B1で物体側に反射された光束b
は、反射面rf4を経由して、ハーフミラー面HM面上
の点B2で再び反射され、面rf4、rf2及び接眼光
学系を経由して観察者に至る。図20は広角端、図21
は望遠端の光学構成を示し、図27と図28はそれぞ
れ、図20と図21の状態における諸収差を示してい
る。図22は、パターン表示面IEからハーフミラー面
HMを経てアイポイントEPに至る光線を描いた光学構
成図、図29は、図22に示すパターン表示面を物点と
しハーフミラー面HMを経て接眼光学系に至る光路の諸
収差を示している。図23ないし図25は実施例3を具
体化したプリズムとミラーを含む実像式ズームファイン
ダ光学系を示し、図26はそのプリズムとミラーを含む
斜視図である。表3にこの実施例3の具体的数値データ
を示す。
【0036】
【表3】 WIDE TELE 反射系 d0= -2940.0 -2940.0 - ω= 26.0 13.3 - β= 11.0 11.0 11.0 γ= 0.42 0.79 − m= − − 13.3 D= −1.0 −1.0 −1.0 h= 4.13 面 No. r d(Wide) d(Tele) nd νd 1 ∞ 4.51 0.59 - - 2* -9.93 1.50 - 1.49176 57.3 3 16.45 17.23 9.82 - - 4 ∞ 0.00 - - - 5* 8.71 3.01 - 1.49176 57.3 6 -9.30 0.20 - - - 7 -8.83 1.50 - 1.58547 29.8 8* -21.74 17.70 29.02 - - 9* 14.25 2.50 - 1.49176 57.3 10 -20.25 4.00 - - - 11 ∞ 4.00 - - - 12 ∞ 6.27 - 1.49176 57.3 13 ∞ 12.23 - 1.49176 57.3 14 ∞ 0.20 - - - 15* 15.33 2.81 - 1.49176 57.3 16 -28.76 0.61 - - - 17 -15.82 2.00 - 1.49176 57.3 18 -13.09 12.00 - - - 19 ∞ -998.94 - - - *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00であ
る。): 面No. K A4 A6 2 0.00 5.005×10-4 -6.183×10-6 5 0.00 3.093×10-6 1.088×10-5 8 0.00 2.923×10-4 1.428×10-5 9 0.00 -5.102×10-4 2.543×10-6 15 0.00 -1.648×10-4 4.956×10-7
【0037】対物光学系側から接眼光学系方向に入射し
た光束の挙動を図26について説明する。対物光学系か
ら入射した光束aは、A1からプリズムPの各面pr
1、rf3、rf4、pr2及び接眼光学系を経由して
観察者に至る。一方、光束aのうち、パターン表示面I
E面上の情報点B1で物体側に反射された光束bは、反
射面rf4を経由して、ハーフミラー面HM面上の点B
2で再び反射され、面rf4、pr2及び接眼光学系を
経由して観察者に至る。
【0038】この実施例3では、結像面IMより物体側
の反射面はミラーから構成したが、プリズムから構成す
ることも可能である。この実施例3では、ハーフミラー
面HMがプリズムPの入射面pr1面から6.27(mm)の位
置に配置されており、条件式(1)(2)及び(4)を
満足している。
【0039】各実施例の各条件式に対する値を表4に示
す。いずれの実施例も条件式(1)、(2)、(3)を
満足している。
【表4】 条件式(1) 条件式(2) 条件式(3) 実施例1 0.06 0.53 2.44 実施例2 0.005 0.50 2.18 実施例3 0.01 0.51 2.03
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、対物光学系、正立光学
系を構成する光学素子や、表示部材に異物が付着した場
合にもこれが視野内で目立つことがなく、かつ安定した
品質の実像式ファインダ光学系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実像式ファインダ光学系の一実施
形態、及び条件式中の符号を説明する光学構成図であ
る。
【図2】本発明による実像式ズームファインダ光学系の
実施例1の広角端における光学構成図である。
【図3】同実施例1の望遠端における光学構成図であ
る。
【図4】図2、図3の実像式ズームファインダ光学系に
おいてパターン表示面からハーフミラーを経てアイポイ
ントに至る光線を描いた光学構成図である。
【図5】図2ないし図4の実施例1を具体化したプリズ
ムを含む実像式ズームファインダ光学系の平面図であ
る。
【図6】同ズームファインダ光学系を横から見た図5の
側面図である。
【図7】同ズームファインダ光学系を接眼側から見た図
5の右側面図である。
【図8】図5ないし図7に示した実施例1のプリズムの
斜視図である。
【図9】同プリズムの梨地処理及び(又は)黒色塗装面
の例を示す斜視図である。
【図10】実施例1の実像式ズームファインダ光学系の
図2の広角端における諸収差図である。
【図11】同実施例1の図3の望遠端における諸収差図
である。
【図12】同実施例1の実像式ズームファインダ光学系
において、図4に示すパターン表示面を物点としハーフ
ミラーを経て接眼光学系に至る光路の諸収差図である。
【図13】本発明による実像式ズームファインダ光学系
の実施例2の広角端における光学構成図である。
【図14】同実施例2の望遠端における光学構成図であ
る。
【図15】図13、図14の実像式ズームファインダ光
学系においてパターン表示面からハーフミラーを経てア
イポイントに至る光線を描いた光学構成図である。
【図16】図13ないし図15の実施例2に用いたプリ
ズムの斜視図である。
【図17】実施例2の実像式ズームファインダ光学系の
図13の広角端における諸収差図である。
【図18】同実施例2の図14の望遠端における諸収差
図である。
【図19】同実施例2の実像式ズームファインダ光学系
において、図15に示すパターン表示面を物点としハー
フミラーを経て接眼光学系に至る光路の諸収差図であ
る。
【図20】本発明による実像式ズームファインダ光学系
の実施例3の広角端における光学構成図である。
【図21】同実施例3の望遠端における光学構成図であ
る。
【図22】図20、図21の実像式ズームファインダ光
学系においてパターン表示面からハーフミラーを経てア
イポイントに至る光線を描いた光学構成図である。
【図23】図20ないし図22の実施例3を具体化した
プリズムを含む実像式ズームファインダ光学系の平面図
である。
【図24】同ズームファインダ光学系を横から見た図2
3の側面図である。
【図25】同ズームファインダ光学系を接眼側から見た
図23の右側面図である。
【図26】図20ないし図25の実施例3に用いたプリ
ズムの斜視図である。
【図27】実施例3の実像式ズームファインダ光学系の
図20の広角端における諸収差図である。
【図28】同実施例3の図21の望遠端における諸収差
図である。
【図29】同実施例3の実像式ズームファインダ光学系
において、図22に示すパターン表示面を物点としハー
フミラーを経て接眼光学系に至る光路の諸収差図であ
る。
【符号の説明】
IM 対物光学系の結像面 IE パターン表示面 HM ハーフミラー面 P プリズム MR ミラー A 絞り
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正のパワーを持つ対物
    光学系と、この対物光学系により結像される倒立像を正
    立像にする正立光学系と、上記正立像を観察するための
    接眼光学系とを有し、 上記正立光学系は、上下方向2回、左右方向2回の反射
    により像を反転するポロタイプであって、対物光学系の
    結像面より接眼光学系側に、複数の反射面を有するプリ
    ズムを含み、 この正立光学系内に、対物光学系の結像面より接眼光学
    系側に位置する、鏡面状のパターンを有するパターン表
    示面と、このパターン表示面より物体側にあって、物体
    側からの光束の一部を透過させると共に上記パターン表
    示面のパターンから反射されてくる光束を再び反射させ
    るハーフミラー面とを備え、 上記対物光学系による物体の実像と、上記ハーフミラー
    を含む光学系による上記パターン表示面のパターンの虚
    像とを上記接眼光学系を通して観察者に同時に視認させ
    る実像式ファインダ光学系であって、 次の条件式(1)ないし(3)を満足することを特徴と
    する実像式ファインダ光学系。 (1)0<d1/fe≦0.1 (2)0.4≦d2/d3≦0.6 (3)1.5≦d2/h ≦3.5 但し、 d1:パターン表示面から、接眼光学系の最も物体側の面
    までの光軸上の空気換算距離、 fe:接眼光学系の焦点距離、 d2:ハーフミラー面から接眼光学系の最も物体側の面ま
    での光軸上の空気換算距離、 d3:対物光学系の結像面から接眼光学系の最も物体側の
    面までの光軸上の空気換算距離、 h:正立光学系内のプリズムの最も接眼光学系に近い光
    束射出面における、光軸と該光束射出面の有効範囲の最
    長距離。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の実像式ファインダ光学系
    において、パターン表示面は上記プリズムの最も接眼光
    学系側の面上に設けられている実像式ファインダ光学
    系。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の実像式ファイン
    ダ光学系において、対物光学系とその結像面との間に、
    コンデンサ光学系が配置される実像式ファインダ光学
    系。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    実像式ファインダ光学系において、ハーフミラー面は平
    面からなっている実像式ファインダ光学系。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    実像式ファインダ光学系において、正立光学系のプリズ
    ムは、対物光学系の結像面より接眼光学系側に3面の反
    射面を有するプリズムであり、ハーフミラー面はこのプ
    リズムの第1、第2反射面の作る稜線を含んで光軸と直
    交する面上にある実像式ファインダ光学系。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    実像式ファインダ光学系において、正立光学系のプリズ
    ムは、対物光学系の結像面より接眼光学系側に2面の反
    射面を有するプリズムであり、ハーフミラー面はこのプ
    リズムの第1、第2反射面間の光軸と直交する面上にあ
    る実像式ファインダ光学系。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項記載の
    実像式ファインダ光学系において、ハーフミラー面は一
    対のプリズムの密着面に形成されている実像式ファイン
    ダ光学系。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項記載の
    実像式ファインダ光学系において、正立光学系中に含ま
    れるプリズムには、光路に沿って少なくともハーフミラ
    ー面とパターン表示面との間のコバ面に、梨地処理と黒
    色塗装処理の少なくとも一方が施されている実像式ファ
    インダ光学系。
JP09618898A 1998-04-08 1998-04-08 実像式ファインダ光学系 Expired - Fee Related JP3315922B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09618898A JP3315922B2 (ja) 1998-04-08 1998-04-08 実像式ファインダ光学系
US09/287,645 US6115182A (en) 1998-04-08 1999-04-07 Real-time optical finder system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09618898A JP3315922B2 (ja) 1998-04-08 1998-04-08 実像式ファインダ光学系

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11295621A JPH11295621A (ja) 1999-10-29
JP3315922B2 true JP3315922B2 (ja) 2002-08-19

Family

ID=14158345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09618898A Expired - Fee Related JP3315922B2 (ja) 1998-04-08 1998-04-08 実像式ファインダ光学系

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6115182A (ja)
JP (1) JP3315922B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3650270B2 (ja) * 1998-07-21 2005-05-18 オリンパス株式会社 実像式ファインダー
US6867917B1 (en) * 1999-11-09 2005-03-15 Pentax Corporation Real-image finder optical system

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2700623B1 (fr) * 1993-01-18 1996-05-24 Asahi Optical Co Ltd Viseur du type à image réelle.
JP3311090B2 (ja) * 1993-07-12 2002-08-05 旭光学工業株式会社 実像式ファインダ
JP3000415U (ja) * 1994-01-25 1994-08-09 旭光学工業株式会社 ファインダの密閉構造
JP3554366B2 (ja) * 1994-07-29 2004-08-18 ペンタックス株式会社 高変倍実像式ファインダー
JP3220972B2 (ja) * 1995-10-17 2001-10-22 富士写真光機株式会社 実像式アルバダファインダ
US5926318A (en) * 1998-04-06 1999-07-20 Optimize Incorporated Biocular viewing system with intermediate image planes for an electronic display device

Also Published As

Publication number Publication date
US6115182A (en) 2000-09-05
JPH11295621A (ja) 1999-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10161018A (ja) 光学系
JP3064337B2 (ja) 実像式変倍ファインダー光学系
JP2544427B2 (ja) ファインダ―光学系
JP4097932B2 (ja) 接眼レンズを備えた一眼レフカメラ
JPH10311956A (ja) ファインダー
JP3315922B2 (ja) 実像式ファインダ光学系
EP0611976B1 (en) Keplerian zoom finder optical system
JP3368561B2 (ja) 測光機能を有する実像式ファインダー光学系
US6125238A (en) Real image type finder optical system
JP2958124B2 (ja) 実像式変倍ファインダー光学系
JPS61210316A (ja) アルバダ式フアインダ−光学系
US6075645A (en) Real-image finder optical system
JP3681132B2 (ja) ズームファインダー
JPH07281256A (ja) ファインダー装置
JP3335310B2 (ja) ファインダー内表示装置
JPH10333033A (ja) 実像式変倍ファインダー
US5625486A (en) Real image type viewfinder optical system
JP4800644B2 (ja) 接眼光学系及びリレー式ファインダー光学系
JP3196470B2 (ja) ファインダー光学系
US6091545A (en) Real image finder optical system having half mirror and information display surface within eyepiece optical system
JPH1195097A (ja) 実像式ファインダー光学系
JP2001235687A (ja) ファインダ内表示光学系
JPH1124131A (ja) 実像式ファインダー光学系
JP3147473B2 (ja) アルバダ式逆ガリレオファインダー
JP3384067B2 (ja) 実像式ファインダー

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees