JP3310234B2 - 反射型液晶表示装置用反射板の製造方法 - Google Patents
反射型液晶表示装置用反射板の製造方法Info
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Description
置用反射板の製造方法に関するものである。
デバイスの製造プロセスや、液晶表示デバイスの製造プ
ロセスにおいては、電極や配線等を形成するため、金属
薄膜が形成される場合がある。これらの製造プロセスに
おいて、金属薄膜は、一般に真空蒸着、スパッタリン
グ、CVD法などの薄膜形成方法により形成される。こ
のような薄膜形成方法は、一般に減圧雰囲気下で行われ
るため、真空チャンバーなどの反応容器内に基板等を設
置して行う必要がある。従って、金属薄膜形成の対象物
が大きくなると、そのような大きな対象物を収納できる
真空チャンバーが必要となり、その製造が困難になると
いう問題があった。
曲面などの複雑な表面形状を有すると、金属薄膜の形成
が困難になるという問題があった。また、コンタクトホ
ールやビアホールなどの凹部を埋め込んで金属薄膜を形
成する場合には、上記薄膜形成方法によれば、均一な厚
みで薄膜が形成されるので、膜厚の厚い金属薄膜を形成
しなければならないという問題があった。また、金属薄
膜形成後の表面に該凹部に基づく凹凸が形成されてしま
うという問題もあった。
の超微粒子を分散させたペーストを塗布し、塗布後これ
を焼成することにより金属薄膜を形成する方法が開示さ
れている。このような方法によれば、ペーストの塗布に
より金属薄膜を形成することができるので、大面積の金
属薄膜を形成したり、複雑な表面形状の基材の上に金属
薄膜を形成するのに適している。
せたペーストを用いれば、物品の表面にめっき調の金属
光沢を有する金属塗膜を形成することができる。従っ
て、めっきの代替としてこのような金属の超微粒子を分
散させたペーストを用いることができる。このような方
法によれば、大きな面積を有する物品の表面に、めっき
調の金属光沢を容易に付与することができる。また、プ
ラスチックなどの非導電性の物品に対しても容易にめっ
き調の金属光沢を付与することができる。
の超微粒子は、減圧雰囲気下で金属を蒸発させて製造す
るものであり、製造コストが高くなり高価であるため、
実用的な用途は限られてしまうという問題があった。
工程で、かつ経済的なコストで反射型液晶表示装置用反
射板を製造することができる方法を提供することにあ
る。
装置用反射板の製造方法は、貴金属または銅の化合物
を、高分子分散剤の存在下に還元して得られる貴金属ま
たは銅のコロイド粒子を含有する塗料から塗膜を形成す
る工程と、該塗膜を加熱して塗膜中のコロイド粒子を融
着させて金属薄膜からなる反射層を形成する工程とを備
えている。
属または銅のコロイド粒子は、貴金属または銅の化合物
を、高分子分散剤の存在下に還元して得ることができ
る。具体的には、例えば貴金属または銅の化合物を溶媒
に溶解し、高分子分散剤を加えた後、貴金属または銅に
還元して上記高分子分散剤で保護された貴金属または銅
のコロイド粒子を得ることができる。この状態で、上記
溶媒を除去することにより貴金属または銅の固体ゾルが
得られる。この固体ゾルに、溶媒及び必要に応じてバイ
ンダー樹脂を添加して、上記塗料を調製することができ
る。このようにして形成される貴金属または銅のコロイ
ド粒子の粒径は、数nm〜数10nm程度の超微粒子で
ある。本発明においては、このようなコロイド粒子を含
有する塗料を塗布して塗膜を形成し、この塗膜を加熱す
ることにより塗膜中のコロイド粒子を融着させて金属薄
膜を形成する。貴金属または銅の固体ゾル及びこれに溶
剤を添加して得られるコロイド溶液については、後に詳
細に説明する。
固体ゾルに溶媒を添加して得られる塗料、または上記貴
金属または銅の固体ゾルに溶媒及びバインダー樹脂を添
加して得られる塗料を塗布して塗膜を形成し、該塗膜を
加熱して金属薄膜を形成する。本発明においては、塗料
を塗布後、好ましくは塗膜を加熱する前に、溶媒を除去
するため乾燥を行う。乾燥温度は、添加した溶媒の種類
及び添加量等に応じて適宜調整される。乾燥後、塗膜を
加熱して塗膜中のコロイド粒子を融着させて金属薄膜を
形成する。加熱温度は、金属薄膜を形成し得る温度であ
れば特に限定されないが、一般には、100〜500℃
の範囲の温度で加熱することが好ましい。加熱温度が低
すぎると、コロイド粒子の融着が起こらず、金属薄膜を
形成することができない場合がある。また、加熱温度が
高すぎると、塗膜中に含有される高分子分散剤の揮発等
により金属薄膜の表面に穴が形成される場合がある。も
っとも、このような穴が形成されてもよいような用途に
おいては、より高い温度で加熱してもよい。
特に限定されるものではないが、例えば、0.01μm
〜200μmの範囲の厚みの金属薄膜を形成することが
できる。特に、微小な粒径のコロイド粒子を含有するも
のであるので、0.1μm程度の薄い金属薄膜を形成す
ることが可能である。
金属薄膜を形成することができる。従って、反射型液晶
表示装置に用いる反射板における反射層となる金属薄膜
を形成することができる。
射層が光散乱性微粒子を含む金属薄膜から形成されてい
てもよい。このような光散乱性微粒子を金属薄膜中に含
めることにより、反射層で反射した光の散乱性を高める
ことができ、広い視野角を得ることができる。このよう
な光散乱性微粒子を含む金属薄膜は、上記塗料中に光散
乱性微粒子を含有させることにより形成することができ
る。
微粒子、有機物微粒子などを用いることができる。無機
物微粒子の具体例としては、酸化アルミニウム、酸化チ
タン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化イットリ
ウム、酸化珪素、酸化マンガン、酸化鉛、酸化ジルコニ
ウム、酸化マグネシウム、酸化ホルミウム、酸化インジ
ウム、酸化銅、硫酸バリウム、フッ化マグネシウム、フ
ッ化カルシウム、フッ化リチウム、フッ化ナトリウム、
フッ化バリウム等の微粒子が挙げられる。
乳化剤を用いないソープフリー乳化重合や媒体に極性有
機溶媒を使用した分散重合により得られる粒子等が使用
でき、その具体例としては、架橋ポリメタクリル酸メチ
ル、ベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド縮合物硬化樹
脂、ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮
合物硬化樹脂、メラミン・ホルムアルデヒド縮合物樹脂
粒子等の球状微粒子やポリテトラフルオロエチレン、ペ
ルフルオロアルコキシ樹脂、テトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリフルオロビニ
リデン、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、
ポリフルオロビニル等の含フッ素ポリマー微粒子等が挙
げられる。
架橋樹脂粒子としては、特に以下の乳化重合で得られる
ものが好ましく用いられる。すなわち、両イオン性基を
分子内に有する単量体を多価アルコール成分の1つとし
て合成したアルキド樹脂あるいはポリエステル樹脂等の
乳化能を有する樹脂と、重合開始剤との存在下に、水性
媒体中でエチレン性不飽和モノマーを乳化重合させるこ
とにより得られるものが好ましく用いられる。
体としては、−N+ −R−COO-または−N+ −R−
SO3 - として表され、2つ以上のヒドロキシル基を有
するものが挙げられる。このような単量体としては、ヒ
ドロキシル基含有アミノスルホン酸型両性イオン化合物
が、樹脂を合成する上で好ましく、具体的には、ビスヒ
ドロキシエチルタウリン等が挙げられる。
化能を有する両イオン性基を分子内に有する樹脂として
は、酸価が30〜150mgKOH/g、好ましくは4
0〜150mgKOH/gであり、数平均分子量が50
0〜5000、好ましくは700〜3000であるポリ
エステル樹脂を用いることが好ましい。酸価及び数平均
分子量が大きくなりすぎると、樹脂のハンドリング性が
低下し、逆に酸価及び数平均分子量が小さくなりすぎる
と、塗膜とした場合に乳化能を有する樹脂が脱離した
り、耐溶剤性が低下したりする場合がある。
れるエチレン性不飽和モノマーとして、分子内に2個以
上のラジカル重合可能なエチレン性不飽和基を有するモ
ノマーを含有させることが好ましい。このような分子内
に2個以上のラジカル重合可能なエチレン性不飽和基を
有するモノマーは、全単量体中の0.1〜90重量%の
範囲で含有させることが好ましい。さらに好ましくは1
0〜70重量%である。このようなモノマーを含有させ
ることにより、架橋樹脂粒子に対し、有機溶剤に溶解し
ない十分な架橋を付与することができる。
チレン性不飽和基を有する単量体としては、多価アルコ
ールの重合性不飽和モノカルボン酸エステル、多塩基酸
の重合性不飽和アルコールエステル、及び2個以上のビ
ニル基で置換された芳香族化合物などが挙げられる。
エチレン性不飽和単量体としては、アクリル酸、メタク
リル酸などのカルボキシル基含有単量体;2−ヒドロキ
シエチルアクリレートなどのヒドロキシル含有単量体;
ジメチルアミノエチルアクリレートなどの含窒素アルキ
ルアクリレートもしくはメタクリレート;アクリル酸ア
ミドなどの重合性アミド;アクリロニトリルなどの重合
性ニトリル;アルキルアクリレートまたはメタクリレー
ト;スチレンなどの重合性芳香族化合物;エチレン、プ
ロピレンなどのα−オレフィン;酢酸ビニルなどのビニ
ル化合物;ブタジエンなどのジエン化合物などが挙げら
れる。
るので、適当な硬度を有しており、また耐熱性を有して
いる。従って、後工程において加熱されても、変形する
がことなく、凹凸形状を良好に保つことができる。
粒子は、上記の架橋樹脂粒子に限定されるものではな
く、架橋された樹脂粒子であればその他のタイプの架橋
樹脂粒子を用いることができる。
は、要求される光散乱能及び使用する光散乱性微粒子の
種類等を考慮して適宜選択されるものであるが、例え
ば、光散乱性微粒子の顔料重量濃度(PWC)として、
90%以下が好ましい。
は、上記塗膜を下地層の凹凸面の上に形成し、下地層の
凹凸形状を引き継ぐことによって、表面に凹凸が形成さ
れた金属薄膜を形成してもよい。このような実施形態に
おいては、反射層表面の凹凸形状により反射光を散乱さ
せ、視野角を広くすることができる。
形成する方法は、特に限定されるものではなく、架橋樹
脂粒子などの有機微粒子や無機微粒子を含ませた塗料を
塗布して表面に凹凸が形成された塗膜を形成する方法
や、フォトリソグラフィー法を用い感光性樹脂層の表面
に凹凸を形成する方法などによって形成することができ
る。
は、反射層の上に光散乱層を設けることにより、反射光
を散乱させて視野角を広げてもよい。上記光散乱層とし
ては、該光散乱層を通過する際に光を散乱させることが
できるものであれば特に限定されるものではないが、例
えば、上記光散乱性微粒子を含有したクリアー塗料から
形成することができる。本発明の反射型液晶表示装置
は、上記本発明の製造方法により製造される反射板を備
えることを特徴としている。
本発明の反射板の反射面側にカラーフィルター層が設け
られていてもよい。カラーフィルター層は、液晶表示装
置の各画素を着色してカラー表示可能にするため設けら
れる層であり、通常、赤(R)、緑(G)、青(B)の
各色に着色された層として形成される。カラーフィルタ
ー層の形成方法は、特に限定されるものではなく、例え
ば従来から一般的に知られている方法により形成するこ
とができる。例えば、特開平4−247402号公報に
記載されたレジスト電着法や、特開平2−804号公報
に記載された顔料分散法や、染色法、印刷法、電着法、
転写法などの方法により形成することができる。また、
カラーフィルター層を形成する位置は、反射板の最外層
に形成してもよいし、光散乱層及び/またはクリアー層
を形成する場合、光散乱層と反射層との間や、クリアー
層と反射層との間などに形成してもよい。
む電着法により形成する場合、本発明により形成する金
属薄膜を電極としてカラーフィルター層を形成してもよ
い。本発明の反射型液晶表示装置においては、上述のよ
うに光散乱層やカラーフィルター層を反射板の反射面側
に設けてもよいが、当然のことながら、これらの光散乱
層やカラーフィルター層は観察者側の基板に設けられて
いてもよい。
介して入射した光を反射板で反射して画像を表示する液
晶ディスプレイであれば、いずれのタイプのものにも適
用することができ、例えば、TN(ツイステッドネマチ
ック)型、STN(スーパーツイステッドネマチック)
型、GH(ゲストホスト)型ディスプレイや、強誘電性
液晶ディスプレイなど従来から知られている液晶ディス
プレイに適用することができる。また、駆動方式も特に
限定されるものではなく、単純マトリクスやアクティブ
マトリクスなど従来から知られている駆動方式の液晶デ
ィスプレイに適用することができる。
または銅の化合物を、高分子分散剤の存在下に還元して
得られる貴金属または銅のコロイド粒子を含有すること
を特徴とする塗料組成物である。本発明の塗料組成物
は、貴金属または銅の固体ゾルに、例えば溶剤を添加す
るか、あるいは溶剤とバインダー樹脂を添加することに
より調製することができる。溶剤のみ添加する場合の溶
剤の具体例としては、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族系溶剤;アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶
剤;ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリ
コールジエチルエーテル等のエーテル系溶剤;酢酸エチ
ル、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸−n
−ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、エチレングリコー
ルモノメチルエーテルアセタート、エチレングリコール
モノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモ
ノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテルアセタート、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテルアセタート、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセタート、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテルアセタート、プロピレングリコールジ
アセタート、γ−ブチロラクトン等のエステル系溶剤;
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メ
チルピロリドン等のアミド系溶剤等が挙げられる。これ
らの溶剤のうち、エステル系溶剤及びケトン系溶剤が好
ましく、単独で、または2種以上を混合して使用するこ
とができる。また、本発明で用いられる塗料組成物は、
水系の塗料組成物であってもよい。従って、水系の溶剤
が用いられてもよい。
ては、一般に塗膜形成樹脂として用いられている樹脂を
用いることができ、アクリル樹脂、塩ビ酢ビ共重合樹
脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂などが例示される。硬
化樹脂の場合、硬化系としては、エポキシ硬化系、メラ
ミン硬化系、(ブロック)イソシアネート硬化系等の熱
硬化系や、酸化重合系、光重合開始剤等による光硬化系
などの硬化系が好ましい。また、常温硬化可能なアクリ
ル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂な
どの樹脂を用いることもできる。また、必要に応じて、
塗料組成物中には種々の添加剤を添加することができ
る。このような添加剤としては、ポリエチレンワック
ス、ポリプロピレンワックスなどのワックス類や、界面
活性剤、カップリング剤、可塑剤、分散剤等が挙げられ
る。以下に塗膜形成用樹脂及びその架橋剤について説明
する。
ル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)ア
クリル酸ヒドロキシブチル、N−メチロールアクリルア
ミド等の水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル系単量
体、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、
フマル酸、マレイン酸等のカルボキシル基を有するエチ
レン性不飽和単量体、及び、(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プ
ロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸n−ドデシ
ル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体の少
なくとも1種を通常の方法により重合することにより得
ることができる。なお、(メタ)アクリル酸は、アクリ
ル酸またはメタクリル酸を意味する。さらに、共重合可
能な(メタ)アクリロニトリル、スチレン、(メタ)ア
クリル酸アミド、ジメチルアクリルアミド、N,N−ジ
メチルプロピルアクリルアミド、n−プトキシメチルア
クリルアミド等を配合してもよい。アクリル樹脂の数平
均分子量は、1,800〜100,000とするのが好
ましく、5,000〜20,000がさらに好ましい。
その無水物とを重縮合(エステル化)して得られる。
ール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール、1,6−へキサンジオール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、トリエチレングリコール、グリセリン、トリメチロ
ールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリ
ット、ジペンタエリトリット等が挙げられ、これらの多
価アルコールを1種または2種以上組み合わせて用いる
ことができる。
ル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コ
ハク酸、無水コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無
水フタル酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、
無水トリメリット酸等が挙げられ、これらを1種または
2種以上組み合わせて用いることができる。ポリエステ
ル樹脂の数平均分子量は、200〜10,000である
のが好ましく、300〜6,000がより好ましい。
はその無水物(例えば、上記のもの)、メラミン樹脂等
のアミノ樹脂やブロックポリイソシアネート化合物等が
挙げられる。また、常温乾燥により硬化することができ
る2液型ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂等も使用す
ることができる。
グアナミン等のアミノ化合物の1種または2種以上の混
合物をホルムアルデヒドと反応させた縮合物及びその縮
合物にメタノール、ブタノール等の低級アルコールを反
応させたアルキルエーテル化メラミン樹脂等が挙げられ
る。このようなアルキルエーテル化メラミン樹脂の数平
均分子量は、400〜1,200であるのが好ましい。
1個のイミノ基を有するアミノ樹脂が好ましく、平均で
0〜0.2個のイミノ基を有するアミノ樹脂が好まし
い。イミノ基以外の部分はアルキルエーテル基等が結合
している。なお、このトリアジン環1個当たりのイミノ
基の平均個数は、元素分析により求めた炭素、水素及び
窒素の重量比と、1 H−NMRから求めたNH/−NC
H2 ORのモル比とから算出する。
チレンジイソシアネート(HMDI)等の脂肪族多官能
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPD
I)等の脂環族多官能イソシアネート及びジフェニルメ
タン−4,4′−ジイソシアネート(MDI)や水添M
DI等のポリイソシアネート化合物の官能基をブロック
剤によって部分的にまたは完全にブロックしたものが挙
げられる。
合割合としては、固形分換算で塗膜形成用樹脂が90〜
50重量%、好ましくは85〜60重量%であり、架橋
剤が10〜50重量%、好ましくは15〜40重量%で
ある。架橋剤が10重量%未満では(塗膜形成用樹脂が
90重量%を超えると)、塗膜中の架橋が十分でない。
一方、架橋剤が50重量%を超えると(塗膜形成用樹脂
が50重量%未満では)、塗料組成物の貯蔵安定性が低
下するとともに硬化速度が大きくなるため、塗膜外観が
悪くなる。
溶解するものであればよく、塗料のタイプとしては、有
機溶剤型、非水分散型、水溶液型または水分散型の形態
として使用し得る。水系の場合には適量の親水性有機溶
剤を含有させてもよい。なお、有機溶剤としては、トル
エン、キシレン等の炭化水素類、アセトン、メチルエテ
ルケトン等のケトン類、酢酸エチル、セロソルブアセテ
ート、ブチルセロソルブ等のエステル類、アルコール類
等が挙げられる。
架橋剤の合計の配合割合は、塗料組成物中の貴金属また
は銅のコロイド粒子及び高分子分散剤が固形分換算で、
10重量%以上となるように配合することが好ましい。
溶液>本発明に用いる貴金属または銅の固体ゾル及びコ
ロイド溶液は、貴金属または銅のコロイド粒子及び高分
子分散剤を含むものである。上記貴金属または銅のコロ
イド粒子は、貴金属または銅の化合物から形成される。
ば、金、銀、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オス
ミウム、イリジウム、白金等を挙げることができる。な
かでも、金、銀、白金が好ましい。
貴金属または銅を含むものであれば特に限定されず、例
えば、塩化金酸、硝酸銀、酢酸銀、過塩素酸銀、塩化白
金酸、塩化白金酸カリウム、塩化銅(II)、酢酸銅(I
I)、硫酸銅(II)等を挙げることができる。
和性の高い官能基が導入されている両親媒性の共重合体
である。本発明においては、このような高分子分散剤が
貴金属または銅のコロイド粒子の保護コロイドとして機
能するため、貴金属または銅の超微粒子(コロイド粒
子)を安定した状態で製造することができる。
いが、以下に説明するものを好適に使用することができ
る。すなわち、 (1)顔料親和性基を主鎖及び/または複数の側鎖に有
し、かつ、溶媒和部分を構成する複数の側鎖を有する櫛
形構造の高分子 (2)主鎖中に顔料親和性基からなる複数の顔料親和部
分を有する高分子 (3)主鎖の片末端に顔料親和性基からなる顔料親和部
分を有する直鎖状の高分子 ここで、上記顔料親和性基とは、顔料の表面に対して強
い吸着力を有する官能基をいい、例えば、オルガノゾル
においては、第3級アミノ基、第4級アンモニウム、塩
基性窒素原子を有する複素環基、ヒドロキシル基、カル
ボキシル基;ヒドロゾルにおいては、フェニル基、ラウ
リル基、ステアリル基、ドデシル基、オレイル基等を挙
げることができる。上記顔料親和性基は、貴金属または
銅に対して強い親和力を示す。上記高分子分散剤は、上
記顔料親和性基を有することにより、貴金属または銅の
保護コロイドとして充分な性能を発揮することができ
る。
親和性基を有する複数の側鎖とともに、溶媒和部分を構
成する複数の側鎖を主鎖に結合した構造のものであり、
これらの側鎖があたかも櫛の歯のように主鎖に結合され
ているものである。本明細書中、上述の構造を櫛形構造
と称する。上記櫛形構造の高分子(1)において、上記
顔料親和性基は、側鎖末端に限らず、側鎖の途中や主鎖
中に複数存在していてもよい。なお、上記溶媒和部分
は、溶媒に親和性を有する部分であって、親水性または
疎水性の構造をいう。上記溶媒和部分は、例えば、水溶
性の重合鎖、親油性の重合鎖等から構成されている。
限定されず、例えば、特開平5−177123号公報に
開示されている1個以上のポリ(カルボニル−C3 〜C
6 −アルキレンオキシ)鎖を有し、これらの各鎖が3〜
80個のカルボニル−C3 〜C6 −アルキレンオキシ基
を有しかつアミドまたは塩架橋基によってポリ(エチレ
ンイミン)に結合されている構造のポリ(エチレンイミ
ン)またはその酸塩からなるもの;特開昭54−370
82号公報に開示されているポリ(低級アルキレン)イ
ミンと、遊離のカルボン酸基を有するポリエステルとの
反応生成物よりなり、各ポリ(低級アルキレン)イミン
連鎖に少なくとも2つのポリエステル連鎖が結合された
もの;特公平7−24746号公報に開示されている末
端にエポキシ基を有する高分子量のエポキシ化合物に、
アミン化合物と数平均分子量300〜7000のカルボ
キシル基含有プレポリマーとを同時にまたは任意順に反
応させて得られる顔料分散剤等を挙げることができる。
性基が1分子中に2〜3000個存在するものが好まし
い。2個未満であると、分散安定性が充分ではなく、3
000個を超えると、粘度が高すぎて取り扱いが困難と
なり、また、コロイド粒子の粒度分布が広くなる。より
好ましくは、25〜1500個である。
分を構成する側鎖が1分子中に2〜1000存在するも
のが好ましい。2未満であると、分散安定性が充分では
なく、1000を超えると、粘度が高すぎて取り扱いが
困難となり、また、コロイド粒子の粒度分布が広くな
る。より好ましくは、5〜500である。
子量が2000〜1000000であることが好まし
い。2000未満であると、分散安定性が充分ではな
く、1000000を超えると、粘度が高すぎて取り扱
いが困難となり、また、コロイド粒子の粒度分布が広く
なる。より好ましくは、4000〜500000であ
る。
顔料親和部分を有する高分子(2)は、複数の顔料親和
性基が主鎖にそって配置されているものであり、上記顔
料親和性基は、例えば、主鎖にペンダントしているもの
である。本明細書中、上記顔料親和部分は、上記顔料親
和性基が1つまたは複数存在して、顔料表面に吸着する
アンカーとして機能する部分をいう。
平4−210220号公報に開示されているポリイソシ
アネートと、モノヒドロキシ化合物及びモノヒドロキシ
モノカルボン酸またはモノアミノモノカルボン酸化合物
の混合物、並びに、少なくとも1つの塩基性環窒素とイ
ソシアネート反応性基とを有する化合物との反応物;特
開平2−612号公報、特開昭63−241018号公
報に開示されているポリウレタン/ポリウレアよりなる
主鎖に複数の第3級アミノ基または塩基性環式窒素原子
を有する基がペンダントした高分子;特開平1−279
919号公報に開示されている水溶性ポリ(オキシアル
キレン)鎖を有する立体安定化単位、構造単位及びアミ
ノ基含有単位からなる共重合体であって、アミン基含有
単量単位が第3級アミノ基若しくはその酸付加塩の基ま
たは第4級アンモニウムの基を含有しており、該共重合
体1g当たり0.025〜0.5ミリ当量のアミノ基を
含有する共重合体;特開平6−100642号公報に開
示されている付加重合体からなる主鎖と、少なくとも1
個のC1〜C4アルコキシポリエチレンまたはポリエチ
レン−コプロピレングリコール(メタ)アクリレートか
らなる安定化剤単位とからなり、かつ、2500〜20
000の重量平均分子量を有する両親媒性共重合体であ
って、主鎖は、30重量%までの非官能性構造単位と、
合計で70重量%までの安定化剤単位及び官能性単位を
含有しており、上記官能性単位は、置換されているかま
たは置換されていないスチレン含有単位、ヒドロキシル
基含有単位及びカルボキシル基含有単位であり、ヒドロ
キシル基とカルボキシル基、ヒドロキシル基とスチレン
基及びヒドロキシル基とプロピレンオキシ基またはエチ
レンオキシ基との比率が、それぞれ、1:0.10〜2
6.1;1:0.28〜25.0;l:0.80〜6
6.1である両親媒性高分子等を挙げることができる。
子中に2〜3000個存在するものが好ましい。2個未
満であると、分散安定性が充分ではなく、3000個を
超えると、粘度が高すぎて取り扱いが困難となり、ま
た、コロイド粒子の粒度分布が広くなる。より好ましく
は、25〜1500個である。
00〜1000000であることが好ましい。2000
未満であると、分散安定性が充分ではなく、10000
00を超えると、粘度が高すぎて取り扱いが困難とな
り、また、コロイド粒子の粒度分布が広くなる。より好
ましくは、4000〜500000である。
顔料親和部分を有する直鎖状の高分子(3)は、主鎖の
片末端のみに1つまたは複数の顔料親和性基からなる顔
料親和部分を有しているが、顔料表面に対して充分な親
和性を有するものである。
定されず、例えば、特開昭46−7294号公報に開示
されている一方が塩基性であるA−Bブロック型高分
子;米国特許第4656226号明細書に開示されてい
るAブロックに芳香族カルボン酸を導入したA−Bブロ
ック型高分子;米国特許第4032698号明細書に開
示されている片末端が塩基性官能基であるA−Bブロッ
ク型高分子;米国特許第4070388号明細書に開示
されている片末端が酸性官能基であるA−Bブロック型
高分子;特開平1−204914号公報に開示されてい
る米国特許第4656226号明細書に記載のAブロッ
クに芳香族カルボン酸を導入したA−Bブロック型高分
子の耐候黄変性を改良したもの等を挙げることができ
る。
基が1分子中に2〜3000固存在するものが好まし
い。2個未満であると、分散安定性が充分ではなく、3
000個を超えると、粘度が高すぎて取り扱いが困難と
なり、また、コロイド粒子の粒度分布が広くなる。より
好ましくは、5〜1500個である。
量が1000〜1000000であることが好ましい。
1000未満であると、分散安定性が充分ではなく、1
000000を超えると、粘度が高すぎて取り扱いが困
難となり、また、コロイド粒子の粒度分布が広くなる。
より好ましくは、2000〜500000である。
るものを使用することもできる。上記市販品としては、
例えば、ソルスパース20000、ソルスパース240
00、ソルスパース26000、ソルスパース2700
0、ソルスパース28000(ゼネカ社製);ディスパ
ービック160、ディスパービック161、ディスパー
ビック162、ディスパービック163、ディズパービ
ック166、ディスパービック170、ディスパービッ
ク180、ディスパービック182、ディスパービック
184、ディスパービック190(ピックケミー社
製);EFKA−46、EFKA−47、EFKA−4
8、EFKA−49(EFKAケミカル社製);ポリマ
ー100、ポリマー120、ポリマー150、ポリマー
400、ポリマー401、ポリマー402、ポリマー4
03、ポリマー450、ポリマー451、ポリマー45
2、ポリマー453(EFKAケミカル社製);アジス
パーPB711、アジスパーPA111、アジスパーP
B811、アジスパーPW911(味の素社製);フロ
ーレンDOPA−158、フローレンDOPA−22、
フローレンDOPA−17、フローレンTG−730
W、フローレンG−700、フローレンTG−720W
(共栄社化学社製)等を挙げることができる。
に存在し、溶媒和部分を構成する側鎖を有するグラフト
構造のもの〔上記櫛形構造の高分子(1)〕;主鎖に、
顔料親和性基を有するもの〔上記高分子(2)及び上記
直鎖状の高分子(3)〕であるので、コロイド粒子の分
散性が良好であり、貴金属または銅のコロイド粒子に対
する保護コロイドとして好適である。上記高分子分散剤
を使用することにより、貴金属または銅のコロイド粒子
を高い濃度で含有する貴金属または銅のコロイド粒子分
散体を得ることができる。
または銅100重童部に対して50〜1000重童部が
好ましい。50重量部未満であると、上記貴金属または
銅のコロイド粒子の分散性が不充分であり、1000重
量部を超えると、塗料に配合した際に、ビヒクルに対す
る高分子分散剤の混入量が多くなり、物性等に不具合が
生じやすくなる。より好ましくは、100〜650重量
部である。
及びコロイド溶液において、上記貴金属または銅のコロ
イド粒子は、上記高分子分散剤1kgあたり、50mm
ol(mM)以上含有されることが好ましい。より好ま
しくは、100mmol(mM)以上である。
において、貴金属または銅のコロイド粒子は、体積平均
粒径が5〜150nmであることが好ましい。また、本
発明に用いる貴金属または銅の固体ゾルは、狭い粒度分
布を示すものであることが好ましい。本発明に用いる貴
金属または銅のコロイド溶液において、コロイド粒子の
平均粒径は、5〜30nmであることが好ましい。
及びコロイド溶液は、以下に述べる製造方法によって得
ることができる。すなわち、貴金属または銅の固体ゾル
の製造方法は、貴金属または銅の化合物を溶媒に溶解
し、高分子分散剤を加えた後、貴金属または銅に還元し
て上記高分子分散剤で保護された貴金属または銅のコロ
イド粒子を形成し、その後、上記溶媒を除去することに
より固体ゾルとするものである。また、貴金属または銅
のコロイド溶液の製造方法は、貴金属または銅の化合物
を溶媒に溶解し、高分子分散剤を加えた後、貴金属また
は銅に還元するものである。
は銅の化合物は、溶媒に溶解して使用される。上記溶媒
としては上記貴金属または銅を含む化合物を溶解するこ
とができるものであれば特に限定されず、例えば、水;
アセトン、メタノール、エチレングリコール、酢酸エチ
ル等の有機溶媒等を挙げることができる。これらは単独
で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。なお、
水と有機溶媒とを混合して使用する場合には、上記有機
溶媒としては水可溶性のものが好ましい。
ド溶液はヒドロゾルとなる。この場合、上記貴金属また
は銅の化合物は、50mM以上の濃度となるように水で
溶解されることが好ましい。50mM未満であると、高
濃度のコロイド溶液を得ることができない。より好まし
くは、100mM以上である。
コロイド溶液は、オルガノゾルとなる。この場合、上記
貴金属または銅の化合物は、10mM以上の濃度となる
ように上記有機溶媒に溶解されることが好ましい。10
mM未満であると、高濃度のコロイド溶液を得ることが
できない。より好ましくは、50mM以上である。
る混合溶液である場合、まず、上記貴金属または銅の化
合物を水に溶解した後、高分子分散剤を溶解した水可溶
性有機溶媒を添加して溶液とすることが好ましい。上記
貴金属または銅の化合物を水に溶解することにより、オ
ルガノゾルをより高濃度に調製することができる。この
とき、上記貴金属または銅の化合物は、50mM以上と
なるように水に溶解されることが好ましい。50mM未
満であると、貴金属または銅のコロイド粒子を高い割合
で含有した高濃度の固体ゾル及びコロイド溶液を得るこ
とができない。より好ましくは、100mM以上であ
る。
液は、pH7以下であることが好ましい。pH7を超え
ると、例えば、銀の化合物として硝酸銀を用いる場合、
銀イオンを還元する際に酸化銀等の副生成物が生成し、
溶液が白濁するので好ましくない。上記水溶液のpHが
7を超える場合には、例えば、0.1N程度の硝酸等を
添加して、pHを7以下に調整することが好ましい。
は銅の化合物を溶解する水に対して、体積比が1.0以
上となるように添加することが好ましい。1.0未満で
あると、溶剤型塗料用の高分子分散剤が溶解しない。よ
り好ましくは、5.0以上である。
子分散剤を添加する。上記高分子分散剤は、上記溶媒が
水及び水可溶性有機溶媒からなる混合溶媒である場合に
は、水不溶性のものであることが好ましい。水溶解性で
あると、水可溶性有機溶媒を除去して固体ゾルを得る際
に、コロイド粒子を析出させるのが困難となる。上記水
不溶性の高分子分散剤としては、例えば、ディスパービ
ック161、ディスパービック166(ビックケミー社
製)、ソルスパース24000、ソルスパース2800
0(ゼネカ社製)等を挙げることができる。
高分子分散剤を添加した後、貴金属または銅のイオンを
還元する。上記還元の方法としては特に限定されず、例
えば、化合物を添加して化学的に還元する方法、高圧水
銀灯を用いて光照射する方法等を挙げることができる。
ば、従来より還元剤として使用されている水素化ホウ素
ナトリウム等のアルカリ金属水素化ホウ素塩;ヒドラジ
ン化合物;クエン酸またはその塩、コハク酸またはその
塩等を使用することができる。また、上記還元剤のほか
に、アルカノールアミンを使用することができる。
として使用されないものであるが、上記貴金属または銅
の化合物の溶液に上記アルカノールアミンを添加して撹
梓、混合することによって、貴金属イオンや銅イオン等
が常温付近で貴金属、銅に還元される。上記アルカノー
ルアミンを使用することにより、危険性や有害性の高い
還元剤を使用する必要がなく、加熱や特別な光照射装置
を使用することなしに、貴金属または銅の化合物を還元
することができる。
されず、例えば、ジメチルアミノエタノール、トリエタ
ノールアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、メチルエタノールアミン、メチルジエタノールアミ
ン、プロパノールアミン、2−(3−アミノプロピルア
ミノ)エタノール、ブタノールアミン、ヘキサノールア
ミン、ジメチルアミノプロパノール等を挙げることがで
きる。
貴金属または銅の化合物の溶液1molに対して1〜2
0molが好ましい。1mol未満であると、還元が充
分に行われず、20molを超えると、生成したコロイ
ド粒子の耐凝集安定性が低下する。より好ましくは、2
〜8molである。
リウムを使用する場合、上記水素化ホウ素ナトリウム
は、高価であり、取り扱いにも留意しなければならない
が、常温で還元することができるので、加熱や特別な光
照射装置を用意する必要がない。
上記貴金属または銅の化合物1molに対して1〜50
molが好ましい。1mol未満であると、還元が充分
に行われず、50molを超えると、耐凝集安定性が低
下する。より好ましくは、1.5〜10molである。
使用する場合、アルコールの存在下で加熱還流すること
によって貴金属イオンや銅イオン等を還元することがで
きる。上記クエン酸またはその塩は、非常に安価であ
り、入手が容易である利点がある。上記クエン酸または
その塩としては、クエン酸ナトリウムを使用することが
好ましい。
記貴金属または銅の化合物1molに対して1〜50m
o1が好ましい。1mol未満であると、還元が充分に
行われず、50molを超えると、耐凝集安定性が低下
する。より好ましくは、1.5〜10molである。
たは銅のイオンを還元した後、上記高分子分散剤で保護
された貴金属または銅のコロイド粒子を沈殿させてから
上記溶媒を除去する。上記溶媒として水及び水可溶性有
機溶媒を使用する場合には、使用する高分子分散剤の性
質に応じて以下の方法に従って上記溶媒を除去すること
ができる。
場合、まず、上記水可溶性有機溶媒を蒸発等により除去
して、上記高分子分散剤で保護された貴金属または銅の
コロイド粒子を沈殿させた後、水を除去することが好ま
しい。上記高分子分散剤が水不溶性のものであるので、
上記水可溶性有機溶媒を除去することにより、上記高分
子分散剤により保護された貴金属または銅のコロイド粒
子が沈殿する。
は、蒸発速度が水より大きいものであることが好まし
い。蒸発速度が水より小さいものであると、上記高分子
分散剤として水不溶性のものを使用した場合、溶媒を除
去して固体ゾルとする際に、上記水可溶性有機溶媒を先
に取り除くことができず、貴金属または銅のコロイド粒
子を沈殿させることができない。
合、該高分子分散剤を溶解しない非極性有機溶媒を過剰
量添加して上記高分子分散剤で保護された貴金属または
銅のコロイド粒子を沈殿させた後、デカンテーション等
により溶媒を除去することもできる。
は銅のコロイド粒子は、残留イオンが存在すると、塗料
中で凝集を引き起こすことがあるので、残留イオンが存
在しないことが好ましい。上記残留イオンは、上記溶媒
の除去の際に同時に除去されるが、上記溶媒を除去した
後、上記高分子分散剤で保護された貴金属または銅のコ
ロイド粒子をイオン交換水で洗浄することが好ましい。
上記高分子分散剤で保護された貴金属または銅のコロイ
ド粒子が過剰量の上記非極性溶媒により沈殿された場合
は、上記非極性有機溶媒で洗浄することができる。
は、上記溶媒を除去した後、乾燥させることにより得る
ことができる。得られる貴金属または銅の固体ゾルは、
従来の製造方法により得られる固体ゾルと比較して、高
い濃度で貴金属または銅のコロイド粒子を含有してい
る。また、得られる貴金属または銅の固体ゾルは、コロ
イド平均粒径が、例えば5〜150nmであり、粒度分
布が狭いので、均一な金属薄膜が形成できる。
溶液の製造方法によれば、ヒドロゾルの場合、濃度が5
0mM以上、オルガノゾルの場合、10mM以上の貴金
属または銅のコロイド溶液を得ることができる。また、
得られた貴金属または銅のコロイド溶液は、コロイド粒
径が例えば5〜30nmであり、粒度分布が狭い。
イド溶液の製造方法は、上記貴金属または銅の化合物を
溶剤に溶解して溶液とし、上記高分子分散剤を加えた
後、貴金属または銅に還元するといった少ない工程で簡
便に行うことができ、従来の貴金属の固体ゾル及びコロ
イド溶液と比較して高濃度の貴金属または銅のコロイド
粒子を含有する固体ゾル及びコロイド溶液を製造するこ
とができる。特に、アルカノールアミンを使用すること
により、温和な条件で簡便に製造することができる。
溶液が貴金属または銅の化合物の水溶液を用いて製造し
たものである場合、塗料化の際に、必要に応じて、水溶
液中のイオンを除去することが好ましい。上記水溶液中
のイオンを除去することによって、塗料組成物中で貴金
属または銅のコロイドがより凝集しにくくなり、塗料組
成物としての貯蔵安定性や塗装作業生等を低下させるこ
とがない。
を形成する方法の一実施例を説明するための断面図であ
る。基板1の上には、貴金属または銅のコロイド粒子を
含有する塗料が塗布される。塗布後、塗膜を乾燥するこ
とにより塗料中に含まれている溶媒が除去され、塗膜2
が形成される。塗膜2中には、貴金属または銅のコロイ
ド粒子及び高分子分散剤が含有されている。さらに、バ
インダー樹脂を含有した塗料を用いる場合には、バイン
ダー樹脂が含まれている。
イド粒子を融着させて金属薄膜2を形成する。このよう
にして形成される金属薄膜2は、一般には、導電性を有
し、かつめっき調の金属光沢を有している。従って、電
極または配線等の導体回路の形成に用いることができ
る。導体回路を形成する際のパターニングは、塗料を塗
布する際にスクリーン印刷等の印刷によって行ってもよ
いし、金属薄膜を全面に形成した後フォトリソグラフィ
ー法などを用いてパターニングしてもよい。
なく、塗膜2を加熱する際の加熱温度に耐え得る基板で
あればよい。例えば、半導体基板、プリント基板、サー
マルヘッド、電子部品等の基板が挙げられ、ポリイミド
などの耐熱性樹脂等の樹脂から形成された基板であって
もよい。
す模式的断面図である。基板3の上には、表面凹凸層4
が設けられている。基板3としては、液晶表示装置に用
いることができる一般的な基板を用いることができ、例
えば、ガラス基板やプラスチック基板などを用いること
ができる。表面凹凸層4は、例えば、有機物微粒子また
は無機物微粒子などの光散乱性微粒子とバインダー樹脂
を含む塗料から形成した塗膜や、あるいは感光性樹脂層
をフォトリソグラフィー法によりエッチングすることに
より表面に凹凸を形成した樹脂層などから形成すること
ができる。
れている。この反射層5は、本発明の金属薄膜の形成方
法により形成された金属薄膜からなる反射層である。す
なわち、貴金属または銅のコロイド粒子を含有する塗料
を塗布し塗膜を形成した後、該塗膜を加熱することによ
り形成した金属薄膜である。
が設けられており、カラーフィルター層6の上には平坦
化層7が設けられている。平坦化層7は、透明性を有す
る塗膜などから形成することができ、例えばアクリル樹
脂などから形成することができる。
透明駆動電極8が形成されている。他方の基板11も、
基板3と同様あるいは異なる材質から形成されたものを
用いることができ、基板11の内側には、ITOなどか
らなる透明駆動電極10が形成されている。透明駆動電
極8と透明駆動電極10の間に、液晶層9が挟まれ保持
されている。
によって反射されるが、反射層5の表面は、上述のよう
に表面凹凸層4に基づく微細な凹凸形状を有しているの
で、様々な方向から入射した光が、表示画面に対し垂直
な方向に散乱して反射される。
の実施例を示す模式的断面図である。基板3の上には、
反射層5が形成されている。反射層5は、図2に示す実
施例と同様に、本発明の金属薄膜の形成方法により形成
された金属薄膜である。反射層5の上には、光散乱層1
2が設けられている。光散乱層12は、例えば、有機物
微粒子または無機物微粒子などの光散乱性微粒子を含む
クリアー塗膜層から形成されている。光散乱層12の上
には、図2に示す実施例と同様に、カラーフィルター層
6、平坦化層7、透明駆動電極8、液晶層9、透明駆動
電極10、及び基板11が設けられている。
の表面で反射されるが、反射光は光散乱層12を通過す
る際散乱する。このため、様々な方向から入射した光
が、表示画面に対し垂直な方向にも散乱される。
の光散乱層12を塗料から形成する際、光散乱層12を
形成する塗料をウエットオンウエットで塗布し、塗布後
反射層5と光散乱層12を同時に加熱してもよい。
て、反射層5を半透過性の反射層とすることにより半透
過反射型の液晶表示装置とすることができる。この場
合、基板3の下側にバッグライト等の光源が設けられた
構成となる。なお、本発明の液晶表示装置は、図2及び
図3に示す構造のものに限定されるものではない。
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。なお、以下において部及び%は、特に断らない限
り、重量部及び重量%を意味する。
装置、温度計、窒素導入管、冷却管及びデカンターを備
えた反応容器に、ビスヒドロキシエチルタウリン213
部、ネオペンチルグリコール208部、無水フタル酸2
96部、アゼライン酸376部及びキシレン30部を仕
込み昇温した。反応により生成した水はキシレンと共沸
させて除去した。還流開始より約3時間かけて反応液温
を210℃とし、カルボン酸相当の酸価が135mgK
OH/gになるまで攪拌と脱水とを継続して反応させ
た。液温を140℃まで冷却した後、「カージュラE1
0」(商品名:シェル社製のバーサティック酸グリシジ
ルエステル)500部を30分で滴下し、その後、2時
間攪拌を継続して反応を終了した。酸価55mgKOH
/g、水酸基価91mgKOH/g及び数平均分子量1
250の両性イオン基含有ポリエステル樹脂を得た。
0部、脱イオン水140部、ジメチルエタノールアミン
1部、スチレン50部及びエチレングリコールジメタク
リレート50部をステンレス製ビーカー中で激しく攪拌
することによりモノマー懸濁液を調製した。また、アゾ
ビスシアノ吉草酸0.5部、脱イオン水40部及びジメ
チルエタノールアミン0.32部を混合することにより
開始剤水溶液を調製した。
却管を備えた反応容器に上記両性イオン基含有ポリエス
テル樹脂5部、脱イオン水280部及びジメチルエタノ
ールアミン0.5部を仕込み、80℃に昇温した。ここ
に、モノマー懸濁液251部と開始剤水溶液40.82
部とを同時に60分かけて滴下し、さらに60分反応を
継続した後、反応を終了させた。
マルジョンに、キシレンを加え、減圧下共沸蒸留により
水を除去し、媒体をキシレンに置換して、固形分含有量
20%の架橋樹脂粒子のキシレン溶液を得た。
mMの硝酸銀水溶液10mlをビーカーに取り、アセト
ン90mlで希釈した後、高分子分散剤(商品名「ソル
スパース28000」、ゼネカ社製)1gを溶解させ
た。高分子分散剤を完全に溶解させた後、ジメチルアミ
ノエタノール5mlを加えて銀コロイド溶液を得た。
し、アセトンを除去した。これにより銀コロイドが析出
し、沈澱した。上澄みの水層をデカンテーションで除去
し、さらにイオン交換水で沈澱物を洗浄した後、完全に
乾燥させて銀の固体ゾルを得た。
ゾルに、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テートを添加し、25重量%のコロイド溶液を調製し
た。得られたコロイド溶液を、ガラス板上にスピンコー
ターで塗布し、オーブンにて160℃で10分間乾燥し
て溶媒を除去した後、オーブンにて250℃で1時間焼
成した。これにより銀からなる金属薄膜を形成した。得
られた金属薄膜は、金属光沢を有するものであった。ま
た、その厚みは0.2μmであった。表面抵抗値をロレ
スタ(三菱油化社製)を用いて測定したところ、0.2
Ω/□であった。
で、合成例1の銀の固体ゾルを含有させた塗料溶液を調
製した。
ターで塗布し、ホットプレート上にて150℃で1分間
加熱した後、オーブンにて250℃にて2時間焼成し、
金属薄膜を形成した。得られた金属薄膜の表面は、酸化
チタン粒子を含有することにより凹凸形状が形成されて
いた。従って、光拡散性の金属薄膜であった。金属薄膜
の厚みは2μmであった。反射率を分光測色計(ミノル
タ社製、CM−1000)で測定した結果、70%であ
った。
で、表面凹凸層を形成するための塗料を調製した。
ーターにて塗布した後、次に合成例1で調製した銀の固
体ゾルを含有した塗料溶液を、ウエットオンウエットで
スピンコーターにて塗布した。
加熱した後、オーブンにて250℃で2時間焼成し、金
属薄膜を形成した。得られた金属薄膜の表面は、下地層
である表面凹凸層の凹凸形状を引き継ぎ、凹凸が形成さ
れていた。表面凹凸層と金属薄膜の合計の厚みは3μm
であった。得られた金属薄膜について、分光測色計(ミ
ノルタ社製、CM−1000)により反射率を測定した
ところ、80%であった。
0mMの塩化金酸水溶液10mlをビーカーに取り、ア
セトン90mlで希釈した後、高分子分散剤(商品名
「ソルスパース24000」、軟化温度60℃、ゼネカ
社製)1gを溶解させた。高分子分散剤を完全に溶解さ
せた後、ジメチルアミノエタノール5mlを加えて、鮮
やかで濃厚な赤色の金コロイド溶液を得た。
し、アセトンを除去した。高分子分散剤(商品名「ソル
スパース24000」、軟化温度60℃、ゼネカ社製)
は、水に不溶性なので、アセトン量の減少に伴い、高分
子分散剤に保護された金コロイドが析出し、沈澱した。
上澄みの水層をデカンテーションで除去し、さらにイオ
ン交換水で沈澱物を洗浄した後、完全に乾燥させて金の
固体ゾルを得た。
ゾルに、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テートを添加し、15重量%のコロイド溶液を調製し
た。得られたコロイド溶液を、ガラス板上にスピンコー
ターで塗布し、オーブンにて160℃で10分間乾燥し
て溶媒を除去した後、オーブンにて250℃で1時間焼
成した。これにより金からなる金属薄膜を形成した。得
られた金属薄膜は、金属光沢を有するものであった。ま
た、その厚みは0.5μmであった。表面抵抗値をロレ
スタ(三菱油化社製)を用いて測定したところ、0.2
Ω/□であった。
mMの塩化銅(II)水溶液10mlをビーカーに取り、
アセトン90mlで希釈した後、高分子分散剤(商品名
「ソルスパース28000」、軟化温度0℃以下、ゼネ
カ社製)1gを溶解させた。高分子分散剤を完全に溶解
させた後、2Mの水酸化ホウ素ナトリウム水溶液を10
ml加えて、鮮やかで濃厚な赤色の銅コロイド溶液を得
た。
し、アセトンを除去した。高分子分散剤(商品名「ソル
スパース28000」、軟化温度0℃以下、ゼネカ社
製)は、水に不溶性なので、アセトン量の減少に伴い、
高分子分散剤に保護された銅コロイドが析出し、沈澱し
た。上澄みの水層をデカンテーションで除去し、さらに
イオン交換水で沈澱物を洗浄した後、完全に乾燥させて
銅の固体ゾルを得た。
ゾルに、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テートを添加し、20重量%のコロイド溶液を調製し
た。得られたコロイド溶液を、ガラス板上にスピンコー
ターで塗布し、オーブンにて160℃で10分間乾燥し
て溶媒を除去した後、オーブンにて250℃で1時間焼
成した。これにより銅からなる金属薄膜を形成した。得
られた金属薄膜は、金属光沢を有するものであった。ま
た、その厚みは1.0μmであった。表面抵抗値をロレ
スタ(三菱油化社製)を用いて測定したところ、0.3
Ω/□であった。
造方法によれば、塗料の塗布による簡易な工程で、かつ
経済的なコストで金属薄膜からなる反射層を形成するこ
とができる。
式的断面図。
模式的断面図。
す模式的断面図。
Claims (8)
- 【請求項1】 液晶層を介して入射した光を反射して画
像を表示する反射型液晶表示装置用の反射板を製造する
方法であって、 貴金属または銅の化合物を、高分子分散剤の存在下に還
元して得られる貴金属または銅のコロイド粒子を含有す
る塗料から塗膜を形成する工程と、 前記塗膜を加熱して塗膜中の前記コロイド粒子を融着さ
せて金属薄膜からなる反射層を形成する工程とを備える
反射型液晶表示装置用反射板の製造方法。 - 【請求項2】 前記塗料中に光散乱性微粒子がさらに含
有されており、前記反射層が光散乱性微粒子を含む金属
薄膜から形成されている請求項1に記載の反射型液晶表
示装置用反射板の製造方法。 - 【請求項3】 前記塗膜が凹凸面の上に形成され、前記
反射層が表面に凹凸の形成された金属薄膜から形成され
ている請求項1または2に記載の反射型液晶表示装置用
反射板の製造方法。 - 【請求項4】 前記反射層の上に光散乱層を形成する工
程をさらに備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の
反射型液晶表示装置用反射板の製造方法。 - 【請求項5】 前記光散乱層が光散乱性微粒子を含むク
リアー塗膜層から形成される請求項4に記載の反射型液
晶表示装置用反射板の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方
法により製造される反射板を備える反射型液晶表示装
置。 - 【請求項7】 前記反射板の反射面側にカラーフィルタ
ー層が設けられている請求項6に記載の反射型液晶表示
装置。 - 【請求項8】 前記カラーフィルター層が、前記金属薄
膜を電極として電着法により形成したカラーフィルター
層である請求項7に記載の反射型液晶表示装置。
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