JP3309806B2 - インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 - Google Patents
インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法Info
- Publication number
- JP3309806B2 JP3309806B2 JP21758098A JP21758098A JP3309806B2 JP 3309806 B2 JP3309806 B2 JP 3309806B2 JP 21758098 A JP21758098 A JP 21758098A JP 21758098 A JP21758098 A JP 21758098A JP 3309806 B2 JP3309806 B2 JP 3309806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- waveform
- pressure
- drive waveform
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/04501—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
- B41J2/0452—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits reducing demand in current or voltage
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/04501—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
- B41J2/04541—Specific driving circuit
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/04501—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
- B41J2/04581—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits controlling heads based on piezoelectric elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/04501—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
- B41J2/04588—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits using a specific waveform
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
タ、ファクシミリや複写機等の文字・画像の印字記録用
に使用されるオンデマンド方式のインクジェット記録装
置及びインクジェット記録方法に関する。
ト型プリントヘッドは、ノズル、圧力室、インク供給
系、インクタンク、圧電素子を備え、圧電素子で発生し
た変位・圧力を圧力室に伝達することによって、ノズル
からインク粒子を噴射させ、紙等の記録媒体上に文字、
絵や写真等の画像を記録する。
常2値であるため、中間階調を表現する方法として、デ
ィザ法、誤差拡散法等を用いている。しかしディザ法で
は中間階調数を多く取ろうとすると、単位画素を構成す
るためのドット数が増加することになる。そのため解像
度が低下することになる。誤差拡散法では、明度の高い
部分でドットの縞模様が見た目に画質を大きく劣化させ
る。ディザ法や誤差拡散法で前述の画質劣化要因をなく
すためには解像度を高くすれば良いが、装置のコストが
高くなる。
値印字を行う装置で同じ画素を複数回重ねて印字を行う
ことで、ドットの濃度を上げる方法がある。その際噴射
するインク粒量を重ね印字(重ね打ち)しない時と同量
にすると、1画素当たりに使用するインク量が過剰にな
り、にじみ等を生じて画像品質低下を引き起こす。その
ため、重ね打ち時にインク粒量を少なくして、更に重ね
打ちする回数を増やすことになる。しかし重ね打ち回数
を多くすると印字速度が低下することになる。
トヘッドのノズルから噴射されるインク粒量を変化させ
て中間階調を表現する方法がある。そのような方法を実
現する手段としては、インクジェットヘッドのノズル口
径を変える方法が物理的には可能であるが、そのような
インクジェットヘッドの作成には、非常に高精度な微細
加工が要求され、コスト的にも不利である。
素子に印加する駆動波形を制御することにより圧力室内
の圧力を制御し、結果的にインク粒量を制御する方法が
考案された。
粒量を制御するために圧電素子に電圧を印加する方法
は、大別すると2通りあり、そのうち常時圧電素子に電
圧を印加しておく方式では、電圧に対するストレスが大
きく(高い電圧がかかり続けることによって圧電素子の
絶縁性が低下してくる等)、ストレスを抑えるために電
圧を低くすると、インク粒量の制御性が悪くなるという
問題がある。また待機状態でも高い電圧をかけ続けるた
めに、消費電力面でも問題になる。
駆動波形を供給する構成では、長時間に亘って印字作動
に寄与しなかった圧電素子は、充電されていた電荷が放
電により抜けて、待機状態を維持できなくなる。そのた
め、印字作動が再開された時に、再充電により駆動波形
の立ち上がりが急峻になり、それが原因で、不要なイン
クを噴出したり、インク噴射が不安定になるといった問
題があった。
ィザ法や誤差拡散法等を併用することになるが、更にド
ット毎の階調数を増やすことが効果的である。しかし、
そのためには同時に供給する駆動波形の種類を増やして
やる必要があり、図9に示すような回路構成によりそれ
を行おうとすれば、階調数に応じた駆動波形発生回路と
スイッチング素子が必要となって、回路的に複雑にな
り、コスト的にも問題がある。
み創案されたもので、その第1の目的は、常時圧電素子
に電圧を印加しておく方式のインクジェット記録装置乃
至その方法の構成において、インク粒量の制御性を落と
さずに、電圧に対する圧電素子のストレスを抑えると共
に、待機時における消費電力を低下せしめんとするもの
である。
イッチが用いられて圧電素子に駆動波形が供給される構
成で、長時間に亘って印字作動に寄与しなかった圧電素
子でも、待機状態を維持できるようにし、不要なインク
を噴出せず、またインク噴射を安定化できるようにせん
とするものである。更に本願発明の第3の目的は、簡単
な回路構成で、同時に供給する駆動波形の種類を増やし
て、中間諧調表現をより豊かになるようにせんとするも
のである。
前に、その前提となる構成を以下に説明する。インク粒
量を制御するためには、圧力室内の圧力とメニスカスを
制御することになる。具体的には圧力を減じてメニスカ
スをノズル面から引き込み、その後急激に加圧してイン
クを噴射する。この時のメニスカスの引き込み量、加圧
時の圧力変動と加圧時間がインクの噴射速度とインク粒
量に反映される。この圧力変動は、圧電素子の動き、即
ち圧電素子に印加する駆動電圧波形によりコントロール
することができる。圧電素子に電圧を印加する方法に
は、上述のように2通りあり、図10(a)は、電圧印加
で圧電素子が縮んで減圧状態となる構成の印字ヘッドの
場合であり、その駆動波形は同図のように、三角波形に
なる。他方、電圧印加で圧電素子が伸びて加圧状態とな
る構成の印字ヘッドの場合は、同図(b)のように、逆三
角形の駆動波形となる。本発明の上記課題は、このう
ち、後者の構成の場合に生ずるものであり、そのため本
発明の構成は、逆三角形の駆動波形を印加する後者の構
成を前提としている。
に対応するものであり、そのうち請求項1の構成は、イ
ンクジェット記録装置の構成、又請求項2は、上記装置
の構成に対応するインクジェット記録方法の構成であ
る。
は、2種以上の駆動波形を供給する駆動波形供給装置
と、供給された駆動波形に応じて変形する変形装置と、
インクの供給を受け、前記変形装置の変形により、内部
に充填されたインクのノズルメニスカスを変動せしめる
ことで、ノズルを介して該インクを噴出する圧力室とを
有すると共に、前記駆動波形供給装置から供給される駆
動波形の少なくとも1種類が駆動周期の一周期内に変極
点を2つ以上有することを特徴としている。上記駆動波
形供給装置は、DA変換器などを有する特定の回路で構
成されるものであっても良いが、ソフトウェアによるコ
ントロールで駆動波形を供給できるような構成であって
も良いことは言うまでもない(他の各請求項についても
同じ)。また変形装置の具体的構成としては、後述する
ように、圧電素子(或いはピエゾ素子)等があるが、こ
れに限定されるわけではない(後述するように、他の各
請求項についても同じ)。
れる駆動波形の少なくとも1種類が駆動周期の一周期内
に変極点を2つ以上設けることで、待機時に圧電素子等
の変形装置に印加する電圧を抑えて、該装置へのストレ
スの低減と、待機時における消費電力の低下を達成する
と共に、インク噴射時には十分な振幅を得て、インク粒
量の制御性を確保できるようになる。
する駆動波形の一例としては、図1に示す変極点2つの
典型的な波形例の他、上記駆動波形の条件を満たすもの
であれば特に限定はない。
インクのノズルメニスカスを変動させ、メニスカスを一
旦ノズル面から引き込んだ後、急激に押し出させてイン
クを噴射する構成の場合について説明したが、変形装置
の変形によってノズルメニスカスの変動が起こった場
合、通常は、圧力室内部に充填されたインクに加わる圧
力も変動することになる。その具体的な構成は、2種以
上の駆動波形を供給する駆動波形供給装置と、供給され
た駆動波形に応じて変形する変形装置と、インクの供給
を受け、前記変形装置の変形により、内部に充填された
インクに加わる圧力を変動せしめることで、ノズルを介
して該インクを噴出する圧力室とを有すると共に、前記
駆動波形の駆動周期の一周期内で、前記圧力室内のイン
クの圧力変動の変極点(圧力変動の傾き符号が反転する
点)が2つ以上になるように設定することを特徴として
いる。即ち請求項1の構成では、駆動波形の駆動周期の
一周期内におけるインクの圧力変動の変極点を対象とし
て規定している。
変形装置に供給される駆動波形の印加電圧を下げること
ができることになるが、その場合特に粒量の大きなイン
ク粒を噴射せしめる時に、その分印加電圧・圧力・内部
容積の変動の十分な振幅を与える必要がある。そのため
に請求項1に示した駆動波形は、具体的には、請求項2
のように、前記駆動波形の駆動周期毎に待機時間を有
し、該待機時間中に所定の電圧が印加されており、且つ
駆動波形中の前記変極点の少なくとも1点の電圧は該待
機時間中の電圧よりも低く、他の少なくとも1点の電圧
は該待機時間中の電圧よりも高くなることになる。
圧力変動の状態は、具体的には、前記駆動波形の駆動周
期毎に待機時間を有し、該待機時間中に圧力室内に充填
されたインクに所定の圧力が付加されており、且つ圧力
変動の前記変極点の少なくとも1点の圧力は該待機時間
中の圧力よりも低く、他の少なくとも1点の圧力は該待
機時間中の圧力よりも高くなることになる。
変形する変形装置により、圧力室内に充填されたインク
に加わる圧力を変えることで、該インクを噴射させるイ
ンクジェット記録方法を対象としており、前記駆動波形
の駆動周期の一周期内で、前記圧力室内のインクの圧力
変動の変極点が2つ以上になるように設定することを特
徴としている。またこの場合の圧力変動の状態は、具体
的には、前記駆動波形の駆動周期毎に待機時間を有し、
該待機時間中に圧力室内に充填されたインクに所定の圧
力が付加されており、且つ圧力変動の前記変極点の少な
くとも1点の圧力は該待機時間中の圧力よりも低く、他
の少なくとも1点の圧力は該待機時間中の圧力よりも高
くなることになる。
に対応するものであり、そのうち請求項3の構成は、イ
ンクジェット記録装置の構成、又請求項4では、上記装
置の構成に対応するインクジェット記録方法の構成であ
る。
を目的とする変形装置に供給させるために使用されるも
のであるが、該スイッチング装置としてアナログのスイ
ッチング素子等が使用された場合に起こっていた放電に
よる待機時の電圧降下は、上記のように、印字作動が再
開された時に、不要なインクを噴出したり、インク噴射
が不安定になることの原因となっていた。そこで請求項
3乃至4の構成では、そのような状態になる前に、定期
的に待機時の電圧を元の状態に復帰させる構成を提供す
るものである。待機状態に復帰させるために、前記スイ
ッチング装置を利用し、該装置に初期化装置を設けるこ
とで、待機状態にある変形装置に一定周期で電圧を印加
する。請求項3のインクジェット記録装置の構成は、駆
動波形を供給する駆動波形供給装置と、供給された駆動
波形に応じて変形する変形装置と、印字データに応じて
駆動波形を供給する変形装置を選択するスイッチング装
置と、インクの供給を受け、前記変形装置の変形によ
り、内部に充填されたインクのノズルメニスカスを変動
させることで、ノズルを介して該インクを噴出する圧力
室とを有すると共に、所定の周期毎に前記変形装置を待
機状態に復帰させるたの初期化装置を、前記スイッチン
グ装置に設けることを特徴としている。
の回路構成を設けたりせず、既存の構成を利用し、そこ
に初期化装置を設けるといった簡単な構成だけで、常に
全ての変形装置が待機状態を維持できるようになる。そ
れによって、不要なインク噴射を防ぎ、且つ安定したイ
ンク噴射特性を維持できるようになる。上記初期化装置
は、特定の回路で構成されるものであっても良いが、ソ
フトウェアによるコントロールで稼働できる構成であっ
ても良いことは言うまでもない(他の各請求項について
も同じ)。
変形によって、インクのノズルメニスカスを変動させ
て、インクを噴射する構成の場合であるが、その変形に
よって、通常は、圧力室内部に充填されたインクに加わ
る圧力も変動することになる。その具体的な構成は、駆
動波形を供給する駆動波形供給装置と、供給された駆動
波形に応じて変形する変形装置と、印字データに応じて
駆動波形を供給する変形装置を選択するスイッチング装
置と、インクの供給を受け、前記変形装置の変形によ
り、内部に充填されたインクに加わる圧力を変えること
で、ノズルを介して該インクを噴出する圧力室とを有す
ると共に、所定の周期毎に前記変形装置を待機状態に復
帰させるための初期化装置を、前記スイッチング装置に
設けることを特徴としている。
インクの充填された圧力室の内部容積を変動せしめる場
合についても言え、その具体的な構成は、駆動波形を供
給する駆動波形供給装置と、供給された駆動波形に応じ
て変形する変形装置と、印字データに応じて駆動波形を
供給する変形装置を選択するスイッチング装置と、イン
クの供給を受け、前記変形装置の変形により、インクの
充填された内部容積を変えることで、ノズルを介して該
インクを噴出する圧力室とを有すると共に、所定の周期
毎に前記変形装置を待機状態に復帰させるための初期化
装置を、前記スイッチング装置に設けることを特徴とし
ている。
は、スイッチング装置として、複数の駆動波形から1つ
を選択可能な多入力一出力のアナログスイッチング素子
を有し、前記初期化装置により該アナログスイッチング
素子の1つを強制的にONするようにする。それによっ
て、変形装置を待機状態に復帰させることができるよう
になる。
置構成に対応するインクジェット記録方法の構成であ
る。
を供給する変形装置を選択し、供給された駆動波形によ
り該変形装置を変形せしめ、インクのノズルメニスカス
を変動させることで、ノズルを介して該インクを噴射さ
せるインクジェット記録方法を対象にしており、これら
の構成は何れも、所定の駆動周期毎に前記変形装置を待
機状態に復帰させることを、その基本的特徴としてい
る。
的に対応するものであり、そのうち請求項5から7まで
の構成は、インクジェット記録装置の構成、又請求項8
から10までは、上記装置の構成に対応するインクジェ
ット記録方法の構成である。
て、駆動波形の種類を増やしてドット毎の階調数を増や
す場合、図9のような構成において、単純に階調数分の
駆動波形発生回路とスイッチング素子を加えるだけで
は、回路を構成する素子等をいたずらに増やすことにな
り、製造時の工数を増大させ、且つ生産コストを上昇し
てしまうことになる。そこで請求項5乃至10の構成で
は、供給される駆動波形の少なくとも1種類が一周期内
に複数のインク噴射が可能な波形を有し、その内の1つ
若しくは複数を選択できるようにすることで、或いはそ
の等価構成によって、必要以上に回路構成を付加するこ
となく、階調数を増やせるようにするものである。請求
項5のインクジェット記録装置の構成は、駆動波形を供
給する駆動波形供給装置と、供給された駆動波形に応じ
て変形する変形装置と、印字データに応じて駆動波形を
供給する変形装置を選択するスイッチング装置と、イン
クの供給を受け、前記変形装置の変形により内部に充填
されたインクのノズルメニスカスを変動させることで、
ノズルを介して該インクを噴出する圧力室とを有すると
共に、前記駆動波形供給装置から各変形装置に供給され
る駆動波形が少なくとも2種類以上あり、その内の少な
くとも1つが一駆動周期を複数の期間に分割し、且つ各
期間内にインク噴射が可能なサブ波形を有しており、そ
の内の1つ若しくは複数を前記スイッチング装置により
選択できるようにすることを特徴としている。
つのみを供給しても良いし、これらのサブ波形を組み合
わせて供給しても良く、更にそれら以外の他の駆動波形
と組み合わせれば、中間階調数を比較的簡単な構成で増
やすことができる。例えば図2(a)(b)(c)に示すよう
な大粒量用、中粒量用及び小粒量用の駆動波形を用いる
ことで、インク粒量を大、中、小3(小1+小2)、小
2、小1の5つに設定することもできる。
変形によって、インクのノズルメニスカスを変動させ
て、インクを噴射する構成の場合であるが、その変形に
よって、通常は、圧力室内部に充填されたインクに加わ
る圧力も変動することになる。請求項28の構成は、そ
のような圧力の変動に対応した請求項24の構成と同様
な構成につき提案したもので、その具体的な構成は、駆
動波形を供給する駆動波形供給装置と、供給された駆動
波形に応じて変形する変形装置と、印字データに応じて
駆動波形を供給する変形装置を選択するスイッチング装
置と、インクの供給を受け、前記変形装置の変形により
内部に充填されたインクに加わる圧力を変えることで、
ノズルを介して該インクを噴出する圧力室とを有すると
共に、振幅の異なる圧力変動が少なくとも2種類以上あ
り、その内の少なくとも1つが一駆動周期を複数の期間
に分割し、且つ各期間内にインク噴射が可能な振幅の圧
力変動(サブ波形に相当する圧力変動であり、仮にこれ
をサブ圧力変動と言う)を引き起こせるようにしてお
り、その内の1つ若しくは複数を前記スイッチング装置
により設定できるようにすることを特徴としている。
インクの充填された圧力室内の容積を変動せしめる場合
についても言え、請求項7の構成は、そのような内部容
積の変動に対応した請求項5の構成と同様な構成につき
提案したもので、その具体的な構成は、駆動波形を供給
する駆動波形供給装置と、供給された駆動波形に応じて
変形する変形装置と、印字データに応じて駆動波形を供
給する変形装置を選択するスイッチング装置と、インク
の供給を受け、前記変形装置の変形によりインクの充填
された内部容積を変えることで、ノズルを介して該イン
クを噴出する圧力室とを有すると共に、振れ幅の異なる
内部容積変動が少なくとも2種類以上あり、その内の少
なくとも1つが一駆動周期を複数の期間に分割し、且つ
各期間内にインク噴射が可能な内部容積変動(サブ波形
に相当する内部容積変動であり、仮にこれをサブ内部容
積変動と言う)を引き起こせるようにしており、その内
の1つ若しくは複数を前記スイッチング装置により設定
できるようにすることを特徴としている。
サブ圧力変動同士、若しくはサブ内部容積変動同士の間
では、夫々が異なったインク噴射量となった方が、中間
階調数を増やせることになる。そのため請求項5サブ波
形は、具体的には、夫々異なったインク噴射量となるよ
うに設定された駆動波形である方が良い。
間に夫々設定された圧力変動は、具体的には、夫々異な
ったインク噴射量となるように振幅設定された圧力変動
である方が望ましい。更に請求項7の一駆動周期内の複
数の期間に夫々設定された内部容積変動は、夫々異なっ
たインク噴射量となるように振れ幅の設定された内部容
積変動である方がより良いことになる。
ンクの重ね打ち(連続噴射)を行う構成を含むことにな
るが、これらのインク噴射速度に大きな開きがあると、
着弾位置精度が悪くなり、出力画像が乱されることにな
る。そのため請求項5は、インク噴射速度の遅いものか
ら順に、サブ波形、サブ圧力変動若しくはサブ内部容積
変動をセットすることにし、インク粒子の着弾位置精度
を向上させている。
にインク噴射速度が大きく、逆はインク噴射速度が小さ
くなる。これは質量が大きいものの方が、同じ距離なら
着弾位置に速く到達するからである。従って上記請求項
5の構成は、インク噴射量の少ないものから順に、サブ
波形、サブ圧力変動若しくはサブ内部容積変動をセット
する構成としても、同じ結果が得られることになる。こ
の点にじみ等が生ずるのを避けるために、重ね打ち時に
次第にインク噴射量を少なくして噴射せしめていた上記
従来例とは、目的・構成及び効果とも根本的に異なるこ
とになる。
請求項5乃至7の装置構成に対応するインクジェット記
録方法の構成であり、請求項5と8、請求項6と9、請
求項7と10が各対応している。
形があった場合に、圧力室内に充填されたインクに加わ
る圧力を変えることで、該インクを噴射させるインクジ
ェット記録方法を対象にしており、振幅の異なる圧力変
動が少なくとも2種類以上あり、その内の少なくとも1
つが一駆動周期を複数の期間に分割し、且つ各期間内に
インク噴射が可能な振幅の圧力変動(サブ圧力変動)を
引き起こせるようにしており、その内の1つ若しくは複
数を設定できるようにすることを特徴としている。
変形があった場合に、インクの充填された圧力室内の容
積を変えることで、該インクを噴射させるインクジェッ
ト記録方法を対象にしており、振れ幅の異なる内部容積
変動が少なくとも2種類以上あり、その内の少なくとも
1つが一駆動周期を複数の期間に分割し、且つ各期間内
にインク噴射が可能な内部容積変動(サブ内部容積変
動)を引き起こせるようにしており、その内の1つ若し
くは複数を設定できるようにすることを特徴としてい
る。
サブ圧力変動同士、若しくはサブ内部容積変動同士の間
では、夫々が異なったインク噴射量となった方が、中間
階調数を増やせることになる。そのため請求項8のサブ
波形は、具体的には、夫々異なったインク噴射量となる
ように設定された駆動波形である方が良い。
間に夫々設定された圧力変動は、具体的には、夫々異な
ったインク噴射量となるように振幅設定された圧力変動
である方が望ましい。更に請求項10の一駆動周期内の
複数の期間に夫々設定された内部容積変動は、夫々異な
ったインク噴射量となるように振れ幅の設定された内部
容積変動である方がより良いことになる。
ンクの重ね打ち(連続噴射)を行う構成を含むことにな
るが、上述のように、これらのインク噴射速度に大きな
開きがあると、着弾位置精度が悪くなり、出力画像が乱
されることになる。そのため請求項8では、インク噴射
速度の遅いものから順に、サブ波形、サブ圧力変動若し
くはサブ内部容積変動をセットすることにし、インク粒
子の着弾位置精度を向上させている。
度が異なることは上述の通りである。従って、請求項8
のように、インク噴射量の少ないものから順に、サブ波
形、サブ圧力変動若しくはサブ内部容積変動をセットす
る構成としても、同じ結果が得られることになる。
電素子等が相当することになるが、もちろんこれに限定
されるものではなく、適当な電圧等の負荷をかけること
で、伸縮や剪断変形等の変形、或いはバイモルフ効果に
よる湾曲変形等を生ずるものであれば、どのようなもの
でも構わない。
インクジェット記録方法は、インクジェットプリンタの
構成だけに適用されるものではなく、プロッタ、ファク
シミリや複写機等、インクを噴出せしめて紙に記録でき
る構成のものならば、どのような構成にも適用できるこ
とは言うまでもない。
明する。 [実施例1]図9は、多値階調を行うインクジェットプ
リンタの回路構成を示している。同図に示すように、駆
動波形Vout1、Vout2、Vout3を出力する駆動波形供給
装置に相当する回路1a、1b及び1cと、これらの駆
動波形に応じて伸縮する圧電素子2a、2b及び2cか
らなる変形装置とを有すると共に、同図では、更に印字
データに応じて駆動波形を供給する圧電素子2a、2b
及び2cを選択するスイッチング素子3a、3b及び3
cを備えたスイッチング装置3とが設けられている。該
スイッチング装置3では、更にシフトレジスタ3d及び
ラッチ3eが備えられ、必要な圧電素子へ上記駆動波形
のいずれかを供給できるようにしている。この他、上記
圧電素子2a、2b及び2cの伸縮変形により内部に充
填されたインクのノズルメニスカスを変動せしめること
で、ノズルを介して該インクを噴出する圧力室(後述す
る図10における5で示されるものがそれに相当する)
も装備されている。
待機時も電圧を印加する必要がある。この場合、長時間
に亘って電圧がかかるため、電圧へのストレスが大き
く、且つ消費電力もそれに合わせて上昇することにな
る。そこで、図1(a)に示すような駆動周期の一周期内
に変極点を2つ(乃至それ以上)有する駆動波形(以下
心拍波形と言う)を用いることで、待機時の印加電圧を
低く抑えることができるようになる。即ちこれまで大き
な振幅を得ようとすれば、待機時の電圧から十分電圧を
下げて急激に元の電圧に復帰させる、V字型の逆三角波
形としていたため、待機時の電圧は高いものに設定され
ることになっていたが、このような心拍波形によれば、
インク噴射時に待機時の電圧を超える大きな振幅が得ら
れるため、十分なインク粒量制御が行えるようになり、
従って待機時の印加電圧は、最大値(高い方の変極点電
圧)より低く抑えることができるようになるのである。
この駆動波形は、特に大粒子を噴射する場合の駆動波形
に適している。
3)の階調制御を行う場合は、図3(a)(b)(c)のよう
に、最大粒量を心拍波形、中粒量と小粒量を三角波形と
すると良い。ここで電圧変化のない平らな部分が待機状
態であり、圧電素子2a、2b及び2cに接続されたス
イッチング素子3a、3b及び3cは、この期間に切り
替えを行うため、各波形の電圧レベルを、例えば同図の
20Vというように、そろえておくことが望ましい。
場合、待機状態では電圧素子2a、2b及び2cの両端
電圧は中間レベルに維持する必要がある。従来使用され
ていたスイッチング素子は、図4(a)に示すように、F
ETであり、通常逆方向の寄生ダイオードがあるため、
方方向の電流しか遮断できない。これでは上記した心拍
波形の場合、電圧素子がピーク電圧まで充電されて保持
されたままになる。そこで本発明の構成の場合、同図
(b)のようなアナログのスイッチング素子を用いなけれ
ばならない。
用いられた場合、図5に示すように、長期にわたって印
字に寄与しない圧電素子は、リーク電流により電圧が下
がってしまう。このことは、上記のような心拍波形を用
いない通常の駆動波形のみを供給している場合でも、該
アナログのスイッチング素子を用いている限りは、同じ
である。この場合、次にインクを噴射するサイクルでス
イッチング素子がONした瞬間に、急激に電圧が印加さ
れて充電が行われると共に、不要なインク噴射が起こっ
てしまう。
ング装置3に、シリアルデータSDATA用のラッチパ
ルスLATCHをそのまま入力して、各スイッチング素
子のVout1のスイッチングに使用されるOR回路4から
なる初期化装置を設けている。このような構成により、
図7に示すように、印字データSDATAの入力がある
毎に発せられるラッチパルスLATCHに同期して、前
記OR回路4が起動し、それによって待機時間中は各圧
電素子2a、2b及び2cのVout1のスイッチが強制的
にONとなるため、全ての圧電素子2a、2b及び2c
が一定周期で待機状態の電圧まで再充電されることにな
る。この結果、圧電素子2a、2b及び2cの電圧抜け
による不要なインク噴射を防ぐことができるようにな
る。またこの手段は圧電素子が劣化して絶縁抵抗が低下
してきた時に特に有効である。
加させようとすると、駆動波形供給装置と各圧電素子に
接続されたスイッチング素子とを増加させることで対応
できる。しかし、この場合回路的に複雑になり、大幅な
コストアップにもなってしまう。そこで図2(c)に示す
ように、一駆動周期内にインク噴射可能な2種類の駆動
波形を入れることで、階調数を増加させるようにしてい
る。即ち、本構成の場合、図2に示すように、駆動波形
が小粒子用、中粒子用及び大粒子用の3種類あり、その
内の小粒子用の駆動波形が、図2(c)に示すように、一
駆動周期を2つの期間に分割し、且つこれらの期間内に
インク噴射が可能な小1及び小2のサブ波形を有した状
態になっている。そしてこの例では、駆動波形供給装置
の回路構成として、3系統の回路を持っているので、3
種類のインク粒量を選択できる。これを図2(c)に示す
ように小粒子用の波形を2つのサブ波形に分割すること
で、前記スイッチング装置3により、4種類のインク粒
量(大、中、小2,小1)を選択できるようにしてい
る。図8は、階調数を増加させた場合の、駆動波形Vou
t1、Vout2、Vout3と、制御信号(SCLK、SDAT
A、LATCH)との関係を示すタイムチャートであ
る。このように制御信号を2倍として制御用のファーム
を変更するだけで対応でき、回路規模を大きくすること
がなく、従ってコストアップも殆どない。
2、小1=1のように適当な重みづけをして、前記スイ
ッチング装置3により、小1のサブ波形のみや小2のサ
ブ波形のみを選択したり、小1及び小2のサブ波形を連
続ONして、小1+小2のサブ波形の組み合わせを選択
できるようにでき、更にこれら以外の他の駆動波形と組
み合わせれば、中間階調数を、インク粒量として、大、
中、小3(小1+小2)、小2、小1の5つに設定する
こともできるようになる。この時、小1+小2のインク
粒子の着弾点がそろうように、インク速度の遅い波形
(小1のサブ波形)を先にして噴射せしめると良い。
動波形として構成したが、中粒子用や大粒子用の波形を
そのようにしても良いことは言うまでもない。また本構
成において、大粒子用の波形として、前述の心拍波形を
用いても良い。
インクジェット記録装置乃至記録方法によれば、駆動波
形の少なくとも1種類が駆動周期の一周期内に変極点を
2つ以上有するようにセットすること、或いは該一周期
内で、前記圧力室内のインクの圧力変動の変極点が2つ
以上になるように設定すること、或いは該一周期内で、
前記圧力室の内部容積変動の変極点が2つ以上になるよ
うに設定することで、待機時に変形装置に印加する電圧
を抑えて該装置へのストレスを低減し、且つ消費電力も
下げることが可能となると共に、インク噴射時には十分
な振幅を得てインク粒量の制御性を確保することができ
るようになる。
装置乃至記録方法によれば、再充電のためだけにわざわ
ざ別の回路構成を設けたりせず、既存の構成を利用し、
そこに初期化装置を設けるといった簡単な構成だけで、
所定の周期毎に変形装置を待機状態に復帰させることが
できるようになる。そのため常に全ての変形装置が待機
時に所定範囲内の電圧に維持され、不要なインク噴射を
防ぎ、且つ安定したインク噴射特性を維持できるように
なる。
せられるラッチパルスに同期して、変形装置を待機状態
に復帰させるようにすれば、初期化用の特定の回路を用
いなくても、変形装置に一定周期で電圧を印加すること
が可能となる。更に請求項5乃至10のインクジェット
記録装置乃至記録方法によれば、2種類以上ある駆動波
形の内の少なくとも1つが一駆動周期を複数の期間に分
割し、且つ各期間内にインク噴射が可能なサブ波形を有
しており、又は各期間内にインク噴射が可能な振幅の圧
力変動を引き起こせるようにしており、或いは各期間内
にインク噴射が可能な内部容積変動を引き起こせるよう
にしており、更にその内の1つ若しくは複数を選択乃至
設定できるようにしたことにより、駆動波形供給装置と
スイッチング素子等の余計な回路を増加させることなく
階調数を増やすことができ、回路的に複雑にならずに、
コストパフォーマンスの高い構成を提供することが可能
となる。
に上記波形設定、圧力変動の設定或いは内部容積変動の
設定を行うことで、中間階調数を容易に増やせることに
なる。加えてインク噴射速度の遅いものから順に、或い
はインク噴射量の少ないものから順に、一周期内に複数
設定される駆動波形、圧力変動若しくは内部容積変動を
セットすることにより、インク粒子の着弾位置精度を向
上させることが可能となる。
ある。
る。
る。
示すタイムチャートである。
ある。
との関係を示すタイムチャートである。
明図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 2種以上の駆動波形を供給する駆動波形
供給装置と、供給された駆動波形に応じて変形する変形
装置と、インクの供給を受け、前記変形装置の変形によ
り、内部に充填されたインクに加わる圧力を変動せしめ
ることで、ノズルを介して該インクを噴出する圧力室と
を有すると共に、前記駆動波形の駆動周期の一周期内
で、前記圧力室内のインクの圧力変動の変極点が2つ以
上になるように設定することを特徴とするインクジェッ
ト記録装置において、前記駆動波形の駆動周期ごとに大
気時間を融資、外大気時間中に圧力室内に充填された印
クに所定の圧力が付加されており、且つ圧力変動の前記
変極点の少なくとも1点の圧力は該待機時間中の圧力よ
りも低く、他の少なくとも1点の圧力は該待機時間中の
圧力よりも高いことを特徴とするインクジェット記録装
置。 - 【請求項2】 供給された駆動波形に応じて変形する変
形装置により、圧力室内に充填されたインクに加わる圧
力を変えることで、該インクを噴射させるインクジェッ
ト記録方法において、前記駆動波形の駆動周期の一周期
内で、前記圧力室内のインクの圧力変動の変極点が2つ
以上になるように設定することを特徴とするインクジェ
ット記録方法において、前記駆動波形の駆動周期毎に待
機時間を有し、該待機時間中に圧力室内に充填されたイ
ンクに所定の圧力が付加されており、且つ圧力変動の前
記変極点の少なくとも1点の圧力は該待機時間中の圧力
よりも低く、他の少なくとも1点の圧力は該待機時間中
の圧力よりも高いことを特徴とするインクジェット記録
方法。 - 【請求項3】 駆動波形を供給する駆動波形供給装置
と、供給された駆動波形に応じて変形する変形装置と、
印字データに応じて駆動波形を供給する変形装置を選択
するスイッチング装置と、インクの供給を受け、前記変
形装置の変形により、内部に充填されたインクのノズル
メニスカスを変動させることで、ノズルを介して該イン
クを噴出する圧力室とを有すると共に、所定の周期毎に
前記変形装置を待機状態に復帰させるための初期化装置
を、前記スイッチング装置に設けることを特徴とするイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項4】 印字データに応じて駆動波形を供給する
変形装置を選択し、供給された駆動波形により該変形装
置を変形せしめ、インクのノズルメニスカスを 変動させ
ることで、ノズルを介して該インクを噴射させるインク
ジェット記録方法において、所定の周期毎に前記変形装
置を待機状態に復帰させることを特徴とするインクジェ
ット記録方法。 - 【請求項5】 駆動波形を供給する駆動波形供給装置
と、供給された駆動波形に応じて変形する変形装置と、
印字データに応じて駆動波形を供給する変形装置を選択
するスイッチング装置と、インクの供給を受け、前記変
形装置の変形により内部に充填されたインクのノズルメ
ニスカスを変動させることで、ノズルを介して該インク
を噴出する圧力室とを有すると共に、前記駆動波形供給
装置から各変形装置に供給される駆動波形が少なくとも
2種類以上あり、その内の少なくとも1つが一駆動周期
を複数の期間に分割し、且つ各期間内にインク噴射が可
能なサブ波形を有しており、その内の1つ若しくは複数
を前記スイッチング装置により選択できるようにするこ
とを特徴とするインクジェット記録装置であって、前記
サブ波形が、夫々異なったインク噴射量となるように設
定された駆動波形であることを特徴とするインクジェッ
ト記録装置において、前記サブ波形を、インク噴射速度
の遅いものから順にセットすることを特徴とするインク
ジェット記録装置。 - 【請求項6】 駆動波形を供給する駆動波形供給装置
と、供給された駆動波形に応じて変形する変形装置と、
印字データに応じて駆動波形を供給する変形装置を選択
するスイッチング装置と、インクの供給を受け、前記変
形装置の変形により内部に充填されたインクに加わる圧
力を変えることで、ノズルを介して該インクを噴出する
圧力室とを有すると共に、振幅の異なる圧力変動が少な
くとも2種類以上あり、その内の少なくとも1つが一駆
動周期を複数の期間に分割し、且つ各期間内にインク噴
射が可能な振幅の圧力変動を引き起こせるようにしてお
り、その内の1つ若しくは複数を前記スイッチング装置
により設定できるようにすることを特徴とするインクジ
ェット記録装置。 - 【請求項7】 駆動波形を供給する駆動波形供給装置
と、供給された駆動波形に応じて変形する変形装置と、
印字データに応じて駆動波形を供給する変形装置を選択
するスイッチング装置と、インクの供給を受け、前記変
形装置の変形によりインクの充填された内部容積を変え
ることで、ノズルを介して該インクを噴出 する圧力室と
を有すると共に、振れ幅の異なる内部容積変動が少なく
とも2種類以上あり、その内の少なくとも1つが一駆動
周期を複数の期間に分割し、且つ各期間内にインク噴射
が可能な内部容積変動を引き起こせるようにしており、
その内の1つ若しくは複数を前記スイッチング装置によ
り設定できるようにすることを特徴とするインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項8】 印字データに応じて駆動波形を供給する
変形装置を選択し、供給された駆動波形により該変形装
置を変形せしめ、インクのノズルメニスカスを変動させ
ることで、ノズルを介して該インクを噴射させるインク
ジェット記録方法において、各変形装置に供給される駆
動波形が少なくとも2種類以上あり、その内の少なくと
も1つが一駆動周期を複数の期間に分割し、且つ各期間
内にインク噴射が可能なサブ波形を有しており、その内
の1つ若しくは複数を選択可能にすることを特徴とする
インクジェット記録方法であって、前記サブ波形が、夫
々異なったインク噴射量となるように設定された駆動波
形であることを特徴とするインクジェット記録方法にお
いて、前記サブ波形を、インク噴射速度の遅いものから
順にセットすることを特徴とするインクジェット記録方
法。 - 【請求項9】 印字データに応じて駆動波形を供給する
変形装置を選択し、供給された駆動波形により該変形装
置を変形せしめ、圧力室内に充填されたインクに加わる
圧力を変えることで、該インクを噴射させるインクジェ
ット記録方法において、振幅の異なる圧力変動が少なく
とも2種類以上あり、その内の少なくとも1つが一駆動
周期を複数の期間に分割し、且つ各期間内にインク噴射
が可能な振幅の圧力変動を引き起こせるようにしてお
り、その内の1つ若しくは複数を設定できるようにする
ことを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項10】 印字データに応じて駆動波形を供給す
る変形装置を選択し、供給された駆動波形により該変形
装置を変形せしめ、インクの充填された圧力室内の容積
を変えることで、該インクを噴射させるインクジェット
記録方法において、振れ幅の異なる内部容積変動が少な
くとも2種類以上あり、その内の少なくとも1つが一駆
動周期を複数の期間に分割し、且つ各期間内にインク噴
射が可能な内部容積変動を引き起こせるようにしてお
り、その内の1つ若しくは複数を設定できるようにする
ことを特徴とするインクジェット記録方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21758098A JP3309806B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
US09/199,567 US6270179B1 (en) | 1998-07-31 | 1998-11-25 | Inkjet printing device and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21758098A JP3309806B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000043245A JP2000043245A (ja) | 2000-02-15 |
JP3309806B2 true JP3309806B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=16706517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21758098A Expired - Fee Related JP3309806B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6270179B1 (ja) |
JP (1) | JP3309806B2 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4714979B2 (ja) * | 2000-10-10 | 2011-07-06 | パナソニック株式会社 | インクジェットプリンタにおけるヘッド駆動回路 |
US6454376B1 (en) | 2001-08-27 | 2002-09-24 | Hewlett-Packard Company | Determining inkjet printer pen turn-on voltages |
JP4408608B2 (ja) * | 2002-06-24 | 2010-02-03 | 株式会社リコー | ヘッド駆動制御装置及び画像記録装置 |
JP2005014431A (ja) | 2003-06-26 | 2005-01-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4599935B2 (ja) * | 2003-08-13 | 2010-12-15 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置及び液体吐出方法 |
US8251471B2 (en) * | 2003-08-18 | 2012-08-28 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Individual jet voltage trimming circuitry |
US7281778B2 (en) | 2004-03-15 | 2007-10-16 | Fujifilm Dimatix, Inc. | High frequency droplet ejection device and method |
US8491076B2 (en) | 2004-03-15 | 2013-07-23 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Fluid droplet ejection devices and methods |
US7686407B2 (en) * | 2004-09-29 | 2010-03-30 | Seiko Epson Corporation | Printing method, printing system, and storage medium having program recorded thereon |
US8068245B2 (en) * | 2004-10-15 | 2011-11-29 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Printing device communication protocol |
US7907298B2 (en) * | 2004-10-15 | 2011-03-15 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Data pump for printing |
US7722147B2 (en) * | 2004-10-15 | 2010-05-25 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Printing system architecture |
US8085428B2 (en) | 2004-10-15 | 2011-12-27 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Print systems and techniques |
US7911625B2 (en) * | 2004-10-15 | 2011-03-22 | Fujifilm Dimatrix, Inc. | Printing system software architecture |
JP2006123328A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Seiko Epson Corp | 液体吐出装置、液体吐出方法及び印刷システム |
US8199342B2 (en) * | 2004-10-29 | 2012-06-12 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Tailoring image data packets to properties of print heads |
US7556327B2 (en) * | 2004-11-05 | 2009-07-07 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Charge leakage prevention for inkjet printing |
US8708441B2 (en) | 2004-12-30 | 2014-04-29 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Ink jet printing |
US7988247B2 (en) | 2007-01-11 | 2011-08-02 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Ejection of drops having variable drop size from an ink jet printer |
US8393702B2 (en) | 2009-12-10 | 2013-03-12 | Fujifilm Corporation | Separation of drive pulses for fluid ejector |
JP2012223936A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Seiko Epson Corp | 圧電素子駆動回路および流体噴射装置 |
GB2515001A (en) * | 2013-05-06 | 2014-12-17 | Xaar Technology Ltd | A printhead actuator circuit |
EP3162584B1 (en) * | 2014-06-27 | 2019-10-02 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image-forming apparatus, image-forming system and image-forming method |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61177863A (ja) * | 1985-02-01 | 1986-08-09 | Nec Corp | 記録駆動回路 |
JP3156583B2 (ja) * | 1995-04-19 | 2001-04-16 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット式印字ヘッドの駆動装置 |
JPH09109389A (ja) * | 1995-10-23 | 1997-04-28 | Rohm Co Ltd | インクジェット記録装置の記録素子駆動用集積回路 |
DE69601927T2 (de) * | 1995-11-21 | 1999-09-09 | Citizen Watch Co. | Ansteuerungsverfahren und -vorrichtung für einen tintenstrahldrucker |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP21758098A patent/JP3309806B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-25 US US09/199,567 patent/US6270179B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000043245A (ja) | 2000-02-15 |
US6270179B1 (en) | 2001-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3309806B2 (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
US5980015A (en) | Ink jet printing head embodiment with drive signal circuit outputting different drive signals each printing period and with selecting circuit applying one of the signals to piezoelectric elements that expand and contract pressure generating chambers | |
US6494554B1 (en) | Apparatus and method for driving recording head for ink-jet printer | |
US8434842B2 (en) | Liquid ejecting apparatus and method of controlling liquid ejecting apparatus | |
JP6540205B2 (ja) | ヘッド駆動装置、記録ヘッドユニットおよび画像形成装置 | |
US6273538B1 (en) | Method of driving ink-jet head | |
US6726299B2 (en) | Ink jet recording apparatus, method of controlling the apparatus, and recording medium having the method recorded thereon | |
CN102069642A (zh) | 液体喷射装置及其控制方法 | |
JP2010149396A (ja) | 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法 | |
JP2007015127A (ja) | 液体噴射装置 | |
US6460960B1 (en) | Method for driving ink jet head | |
JP2785727B2 (ja) | インクジェット式プリントヘッド及びその駆動方法 | |
US6231151B1 (en) | Driving apparatus for inkjet recording apparatus and method for driving inkjet head | |
JP2010173159A (ja) | 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法 | |
JP5402656B2 (ja) | 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法 | |
JP3525011B2 (ja) | インクジェット記録ヘッドの駆動方法 | |
US6428137B1 (en) | Inkjet printing method and device | |
US8702188B2 (en) | Device and method for driving liquid-drop ejection head and image forming apparatus | |
JP2010179502A (ja) | 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法 | |
JP2010179585A (ja) | 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法 | |
JP2010179501A (ja) | 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法 | |
JPH06155768A (ja) | カラー印字装置 | |
JP3978753B2 (ja) | インクジェットプリンタ、ならびにインクジェットプリンタ用記録ヘッドの駆動装置および方法 | |
JP3767658B2 (ja) | インクジェットプリンタ、ならびにインクジェットプリンタ用記録ヘッドの駆動装置および方法 | |
JP2004174849A (ja) | インクジェットヘッドの記録方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020423 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140524 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |