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JP3309526B2 - 電気自動車の充電装置 - Google Patents

電気自動車の充電装置

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JP3309526B2
JP3309526B2 JP31589793A JP31589793A JP3309526B2 JP 3309526 B2 JP3309526 B2 JP 3309526B2 JP 31589793 A JP31589793 A JP 31589793A JP 31589793 A JP31589793 A JP 31589793A JP 3309526 B2 JP3309526 B2 JP 3309526B2
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次電池を電源とし、
インバータを介して交流電動機により車輪を駆動する電
気自動車における二次電池の充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、電気自動車のパワートレインと
充電装置を示す公知例である。図において、100は電
気自動車、1は二次電池、2は主スイッチ、3はヒュー
ズ、4は回生機能を持つ電力変換器としての三相のイン
バータ、5は交流電動機、6はインバータ4と交流電動
機5間の接続線、7は差動装置、81,82は車輪を示
しており、交流電動機5の回転は差動装置7により減速
されて車輪81,82に各々伝えられる。上記インバー
タ4は、二次電池1の直流電力を交流電力に逆変換し、
交流電動機5のトルクと回転数とを制御している。
【0003】電気自動車100の力行時には、インバー
タ4による直流から交流への逆変換によって電力は二次
電池1からインバータ4を介して交流電動機5に加えら
れ、車輪81,82すなわち車体を駆動する。制動時に
は力行時とは逆に、インバータ4による交流から直流へ
の順変換により、車体の運動エネルギーは車輪81,8
2、交流電動機5、インバータ4を介して直流電力とし
て二次電池1に回生される。
【0004】さて、二次電池を電源とする電気自動車
は、電池の蓄積エネルギーが有限であるため適宜に電池
を充電することが必要である。すなわち、電気自動車を
使用するためには二次電池の充電動作と充電装置とが不
可欠になる。図3において、300は充電装置であり、
電気自動車100の二次電池1に接続された充電用直流
コネクタ200に、充電用ケーブル400を介して接続
される。また、充電装置300は、配電系統500の交
流コネクタ600に充電用ケーブル700を介して接続
される。充電時には、電気自動車100の主スイッチ2
を“開”として、充電装置300により配電系統500
から二次電池1を充電する。
【0005】上記充電方法の場合、十分に時間をかけて
も差し支えない場合を除き、一般に二次電池1を急速充
電することが要求されるため、充電装置300の容量と
しては、電気自動車100の交流電動機駆動用インバー
タ4と同様か、それ以上の大きさが必要になる。このた
め、充電装置300が必然的に大形化し、充電作業も大
がかりなものとなる。
【0006】このような問題を解決する方法として、電
気自動車に搭載されている交流電動機駆動用のインバー
タは、通常、回生動作が可能であって容量が大きいと共
に、いわゆる順逆変換が可能な交流−直流変換器であ
り、しかも、従来では二次電池の充電時にこのインバー
タを使用していないことに着目して、インバータと交流
電動機との接続を切り離し、交流電圧を電気自動車外部
の配電系統からリアクトルを介してインバータの交流側
に加え、このインバータを制御回路により順変換動作さ
せて二次電池を充電する方法が、本出願人によって既に
提案されている(特願平4−279443号などを参
照)。
【0007】図4は、特願平4−279443号に記載
された充電装置を示している。図3と同一の構成要素に
は同一番号を付して説明を省略し、異なる部分について
のみ説明すると、9は減速機、60はスイッチ、62,
63,64は接続線、210,610は交流コネクタ、
410は充電用ケーブル、710は交流リアクトルであ
る。
【0008】この充電装置において、充電時にはスイッ
チ60を“開”にして交流電動機5をインバータ4から
切り離すと共に、交流リアクトル710を介して充電用
ケーブル410の交流コネクタ210を電気自動車10
0の車両側に、また、交流コネクタ610を配電系統5
00側に接続する。なお、二次電池1の充電は、インバ
ータ4を順変換(交流−直流変換)させることにより行
う。この充電装置では、波形改善等の目的により交流リ
アクトル710が必須になっている。
【0009】上記交流リアクトル710を不要とする従
来技術として、交流電動機5の巻線を充電時のリアクタ
ンスとして作用させる充電装置も提案されている(特願
平5−37386号などを参照)。図5はこの従来技術
において、充電用交流電源が三相の配電系統である場合
のものであり、図3、図4と同一の構成要素には同一番
号を付してある。異なる部分についてのみ説明すると、
交流電動機5の巻線51,52,53の各一端は接続線
6を介してインバータ4の交流側に接続され、各他端は
接続線65を介して切替スイッチ66の共通端子にそれ
ぞれ接続されている。また、切替スイッチ66の一方の
切替端子は接続線67により一括して接続されていると
共に、他方の切替端子は接続線64により交流コネクタ
210に接続されている。
【0010】上記構成において、切替スイッチ66によ
り接続線64,65を相互に接続し、交流コネクタ21
0を充電用ケーブル420及び系統側の交流コネクタ
(図示せず)を介し配電系統500に接続することによ
り、交流電動機5の巻線51,52,53をリアクタン
スとして作用させながら二次電池1を充電する。巻線5
1,52,53を本来の電動機巻線として使用する場合
には、切替スイッチ66により接続線65,67を相互
に接続することにより巻線51,52,53をY結線
し、交流電動機5をY結線の電動機として動作させる。
【0011】図6は、図4または図5の充電装置による
充電動作時の電圧、電流波形を示している。図6におい
て、vSは配電系統500の相電圧、iSは同電流、vI
はインバータ4の交流電圧、vBは二次電池1の電圧、
Bは同最大電圧、iBは同電流(充電電流)である。図
4または図5の充電装置によれば、配電系統500の電
圧及び電流が正弦波状になり、高調波や波形歪の低減、
更には力率1の運転が可能であり、電力品質が大きく向
上して効果的な充電を行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図4または
図5の従来技術により二次電池1を充電する場合、特に
注意を払わなければならないのは二次電池1に流れる電
流のリプルである。図示されていないが、インバータ4
の直流側には平滑用コンデンサが接続されており、電気
自動車100の運転時に、インバータ動作によりインバ
ータ4の直流側に発生するスイッチング電流を上記平滑
用コンデンサが吸収し、有害なリプルを含んだ電流が二
次電池1に流れないようにしている。この作用は、力行
時はもとより回生制動時も同様であり、図4、図5の例
では、充電用交流電源としての配電系統500が図示の
如く三相であれば、充電動作は電気自動車100の回生
制動と同じになるので、二次電池1に害を与えることは
ない。
【0013】さて、電気自動車を広く普及させるために
は、一般家庭でも二次電池1を簡単に充電できること、
すなわち単相交流電源でも充電できることが必要であ
る。ここで、図4または図5の充電装置を用いて、単相
の配電系統から二次電池1を充電する場合について説明
する。図7は、図4と同じ充電方法により単相の配電系
統520から二次電池1を充電するようにしたもので、
図7において61はスイッチ、220,620は交流コ
ネクタ、420は充電用ケーブル、720は交流リアク
トルをそれぞれ示している。
【0014】図8は、配電系統が単相及び三相の場合に
ついて各部の電圧、電流波形を比較したもので、同図
(b),(c)がそれぞれ単相、三相の場合の波形図、
同図(a)が主要部の回路図である。なお、同図(a)
は配電系統が単相の場合を示してあり、図中、41は平
滑用コンデンサである。
【0015】単相、三相の何れの場合にも、インバータ
4の直流電流iIの波形は、ほぼ正弦波状の交流電流iS
を波高値とする整流波形をスイッチングした波形とな
り、同図(c)に示すように、三相の場合には電気自動
車の回生動作と同じになって二次電池1の電圧vB及び
電流iBはほぼ平滑された直流となる。一方、単相の場
合には同図(b)に示すごとく、インバータ4の直流電
流iIはほぼ正弦波状の交流電流iSの全波整流波形をス
イッチングした波形であり、その波高値は交流電源周波
数の2倍の周波数で脈動することになる。これらの図か
ら判るように、充電用交流電源が単相の場合には、三相
の場合に比べて直流電流iIの脈動が非常に大きくなっ
てしまう。
【0016】平滑用コンデンサ41の容量は、同図
(c)に示す三相交流に対応した値に設計されているの
で、電流iIの脈動が大きくなると、同図(b)に示す
ように二次電池1の電圧vB及び電流iBも大きく脈動す
る。このように脈動の大きな電流を二次電池1に流す
と、発熱の増大はもとより、電池機能の障害が発生した
り寿命の著しい低下を招き、二次電池としては致命的に
なってしまう。
【0017】平滑用コンデンサ41の容量を更に大きく
すれば電流iIの脈動を三相並みに抑えることも可能で
あるが、車載形であるこのコンデンサを単相電源による
充電のためにのみ大容量化することは、装置の大形化、
重量化や価格増加、電気自動車全体の効率低下をもたら
すため好ましくない。従って、車両駆動用として機能す
る機器のみを用いて、単相交流電源から二次電池を充電
できるような充電装置の提供が望まれていた。
【0018】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、装置の大形化や価
格増加等をもたらすことなく単相交流電源から二次電池
を充電できるようにした電気自動車の充電装置を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、インバータは交流電流波形を自由に制御
できること、及び、充電用交流電源が単相の場合であっ
ても、インバータの直流電流の波高値の脈動を三相交流
電源による充電時並みにすれば、二次電池の充電は可能
になることに着目してなされたものである。
【0020】すなわち、本発明は、二次電池の直流電力
を、回生機能を持つ順逆変換動作可能な電力変換器によ
り交流電力に変換して車輪駆動用の交流電動機に供給す
る電気自動車であって、二次電池の充電時に、電力変換
器と交流電動機との接続を切り離して交流電圧を電気自
動車外部の充電用交流電源により電力変換器の交流側に
加え、あるいは、電力変換器と交流電動機との接続を切
り離すことなく、交流電圧を電気自動車外部の充電用交
流電源から交流電動機の巻線を介して電力変換器の交流
側に加え、前記電力変換器を交流−直流変換動作させて
二次電池を充電する電気自動車の充電装置において、前
記充電用交流電源が単相の場合に、電力変換器の交流電
流波形をほぼ方形波状に制御する手段を備えたものであ
る。
【0021】
【作用】本発明によれば、充電用交流電源が単相の場合
には、電力変換器すなわちインバータの交流電流波形を
ほぼ方形波状に制御するため、インバータの直流電流波
形は、その波高値が上記交流電流波形を単相全波整流し
てなる波形をスイッチングした波形となり、本来であれ
ば交流電源周波数の2倍の周波数で発生する直流電流波
形の波高値の脈動が非常に小さくなる。この結果、平滑
用コンデンサの電圧や二次電池の電圧、電流の脈動も非
常に小さくなる。従って、平滑用コンデンサの容量を増
加させることなく、単相の充電用交流電源から直接、イ
ンバータを介して二次電池を充電することが可能にな
る。
【0022】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1はこの実施例の主要部を示すブロック図であ
り、前記同様に1は二次電池、4はインバータである。
なお、インバータ4の直流側の主スイッチやヒューズ、
平滑用コンデンサは図示を省略してある。インバータ4
の交流側は、電気自動車の運転時には接続線65を介し
て車輪駆動用の交流電動機に接続されると共に、二次電
池1の充電時には、最終的には充電用交流電源としての
単相の配電系統に接続されるが、途中の交流コネクタや
充電用ケーブルの図示も省略してある。
【0023】ここで、二次電池1の充電時に、図4に示
したように、インバータ4と交流電動機との接続を切り
離した状態でインバータ4を介し二次電池1を充電する
のが請求項1記載の発明の実施例に相当し、図5に示し
たように、インバータ4と交流電動機との接続をそのま
まにして交流電動機の巻線及びインバータ4を介し二次
電池1を充電するのが請求項2記載の発明の実施例に相
当する。
【0024】また、図1において、42は電気自動車の
駆動制御装置であり、図示されていないアクセルペダル
やブレーキペダル、各種スイッチからの信号により電気
自動車全体の駆動制御を行うものである。43はインバ
ータ制御装置であり、駆動制御装置42からの指令に基
づいてインバータ4の始動/停止、力行/回生動作を制
御すると共に、インバータ4の入出力電圧、電流が指令
値に一致するようにインバータ4を制御する。このた
め、インバータ制御装置43には、インバータ4の交流
電流を検出する電流検出器44と、インバータ4の直流
電流(二次電池1を流れる電流)を検出する電流検出器
45と、二次電池1の電圧(平滑用コンデンサの電圧)
を検出する電圧検出器46とが接続されている。
【0025】更に、47はインバータ交流電流波形指令
器であり、正弦波発生器471及び方形波発生器472
と、これらうちの何れか一方を選択してインバータ制御
装置43に入力するための切替スイッチ470とを備え
ている。上記指令器47は、駆動制御装置42からの指
令に基づき切替スイッチ470を操作し、インバータ4
の交流電流指令の波形を正弦波または方形波に切り替え
るためのもので、電気自動車の運転時または三相配電系
統による二次電池1の充電時には切替スイッチ470を
a側に切り替えて交流電流指令の波形を正弦波とし、単
相配電系統による充電時には切替スイッチ470をb側
に切り替えて交流電流指令の波形を方形波とする。
【0026】図2は、この実施例において、単相配電系
統により二次電池1を充電する場合の各部の電圧、電流
波形図である。なお、三相配電系統により充電する場合
には図8(c)と同様になる。前述の如く、単相配電系
統による充電時にはインバータ4の交流電流指令が方形
波となるため、インバータ4の交流電流iSは図2に示
すようにほぼ方形波になる。なお、本実施例でも交流電
流iS及び電圧vSの位相を合わせて電源側力率が1にな
るように制御する。
【0027】このようにすると、インバータ4の直流電
流iIの波形は、方形波を全波整流した波形のスイッチ
ング波形となり、スイッチング電流波形の波高値の脈動
は、図8(c)の三相配電系統による充電時の直流電流
Iの脈動と同等か、またはこれよりも小さくなる。従
って、二次電池1の電圧vB及び電流iBの脈動は、図2
に示すようにほとんど生じなくなり、電流iBのリプル
が低減される。これにより、インバータ4の直流側に接
続される平滑用コンデンサの容量を増やす必要がなく、
単相配電系統から直接、インバータ4を介して二次電池
1を充電することができる。
【0028】なお、上記実施例では、図1及び図2に示
したようにインバータ4の交流電流波形を方形波とする
場合につき説明したが、二次電池1を流れる電流のリプ
ルが許容できる範囲内で、交流電源電流波形に含まれる
低次高調波成分を低減したほぼ方形波状の波形(例えば
台形波や、方形波に負の第3調波を重畳した波形など)
にすることも勿論可能である。また、充電用交流電源が
三相の場合には、交流電源電流を正弦波状の力率1の波
形にすることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、充電
用交流電源が単相の場合には電力変換器の交流電流波形
をほぼ方形波状に制御するため、電力変換器の直流電流
波形は、その波高値が上記交流電流波形を単相全波整流
してなる波形をスイッチングした波形となり、電力変換
器の直流電流波形の波高値の脈動ひいては二次電池の充
電電流の脈動を許容範囲内に抑えることができる。これ
により、次のような効果がある。
【0030】1)単相の充電用交流電源から二次電池を
直接充電できるので、一般家庭用の商用電源を利用して
充電することができ、電気自動車の実用化、普及拡大の
観点から極めて有益である。 2)二次電池の電流リプルを低減することにより、車載
形の平滑用コンデンサの容量増大が防げるため、電気自
動車の軽量化並びに効率向上が可能になる。 3)電気自動車内に充電用の付加機器が一切必要なく、
電気自動車の低コスト化が可能である。 4)特に、交流電動機の巻線のリアクタンスを利用する
場合には、充電時に交流リアクトルを別個に用意する必
要がなく、充電装置の一層の簡素化、低コスト化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の主要部を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例の充電時の動作を示す各部の電
圧、電流波形図である。
【図3】電気自動車のパワートレインと従来の充電装置
等を示す図である。
【図4】別の従来技術を示す図である。
【図5】更に別の従来技術を示す図である。
【図6】図4、図5の従来技術による各部の電圧、電流
波形図である。
【図7】充電用交流電源として単相配電系統を用いる場
合の図4に対応する図である。
【図8】配電系統が単相、三相の場合の比較説明図であ
る。
【符号の説明】 1 二次電池 4 インバータ 42 駆動制御装置 43 インバータ制御装置 44,45 電流検出器 46 電圧検出器 47 インバータ交流電流波形指令器 470 切替スイッチ 471 正弦波発生器 472 方形波発生器 65 接続線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 11/18 H02J 7/10 H02M 1/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池の直流電力を、回生機能を持つ
    順逆変換動作可能な電力変換器により交流電力に変換し
    て車輪駆動用の交流電動機に供給する電気自動車であっ
    て、二次電池の充電時に、前記電力変換器と交流電動機
    との接続を切り離し、交流電圧を電気自動車外部の充電
    用交流電源により前記電力変換器の交流側に加え、前記
    電力変換器を交流−直流変換動作させて二次電池を充電
    する電気自動車の充電装置において、前記充電用交流電源が三相の場合に、前記電力変換器の
    交流電流波形を正弦波状に制御し、かつ、 前記充電用交
    流電源が単相の場合に、前記電力変換器の交流電流波形
    をほぼ方形波状に制御する手段を備えたことを特徴とす
    る電気自動車の充電装置。
  2. 【請求項2】 二次電池の直流電力を、回生機能を持つ
    順逆変換動作可能な電力変換器により交流電力に変換し
    て車輪駆動用の交流電動機に供給する電気自動車であっ
    て、二次電池の充電時に、交流電圧を電気自動車外部の
    充電用交流電源から前記交流電動機の巻線を介して前記
    電力変換器の交流側に加え、前記電力変換器を交流−直
    流変換動作させて二次電池を充電する電気自動車の充電
    装置において、 前記充電用交流電源が単相の場合に、前記電力変換器の
    交流電流波形をほぼ方形波状に制御する手段を備えたこ
    とを特徴とする電気自動車の充電装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の充電装置におい
    て、電源側力率が1になるように電力変換器の交流電流
    を制御することを特徴とする電気自動車の充電装置。
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