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JP3304477B2 - α,β−置換シクロペンタノン誘導体の製造法 - Google Patents

α,β−置換シクロペンタノン誘導体の製造法

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JP3304477B2
JP3304477B2 JP05483393A JP5483393A JP3304477B2 JP 3304477 B2 JP3304477 B2 JP 3304477B2 JP 05483393 A JP05483393 A JP 05483393A JP 5483393 A JP5483393 A JP 5483393A JP 3304477 B2 JP3304477 B2 JP 3304477B2
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JP
Japan
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carbon atoms
compound
hydrogen atom
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史衛 佐藤
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Nissan Chemical Corp
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Nissan Chemical Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医農薬品の中間体、特
にプロスタグランジン類の合成中間体として有用なα,
β−置換シクロペンタノン誘導体の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】α,β
−置換シクロペンタノン誘導体類は医農薬中間体として
注目されており、特に強力な生理活性を有するプロスタ
グランジン類の合成中間体として有用である。従来、プ
ロスタグランジン類を製造する反応の1つとして、次式
で表わされる共役付加反応によるプロスタグランジンF
2 αの合成法が知られている〔ジー・スターク等、ジャ
ーナル・アメリカン・ケミカル・ソサイヤティ(J.A
m.Chem.Soc.)、97巻、4745,626
0頁、(1975年)〕。
【0003】
【化6】
【0004】前記プロスタグランジンF2αの合成法は
化合物(IV)からの収率が高く、しかも共役付加の試薬
を選択することによりα鎖部分を自由に変更することが
できる特徴を有している。しかしながら、従来知られて
いる共役付加試薬は、置換基としてCO212、CN、
OCOR13(但し、式中R12及びR13は互いに同一又
は異種の炭素数1〜6のアルキル基を示す)などの有機
金属試剤と反応し易い基を含むことができず、このため
このような置換基は変換により形成されていた。例え
ば、上記プロスタグランジンF2αの合成においても−
CH(CH3)OC25基を離脱させてアルコールに変換
し、これを更に有毒なクロム系酸化剤で酸化することに
よってカルボン酸に誘導するという迂遠な方法を用いて
おり、工業的製法としては種々問題があった。
【0005】一方、上述の従来直接導入できなかった置
換基を有し、かかる置換基を直接導入し得る共役付加試
剤を用いる方法として有機亜鉛試剤を用いる方法がある
〔佐藤ら、特開平02−184487号〕。
【0006】
【化7】
【0007】上述の方法は、前記ジー・スタークの方法
の問題点の多くを解決する有力な方法である。しかしな
がら有機亜鉛試剤の反応もアニオン反応であるため、置
換基としてOH、COOHのような、反応性の水素原子
を持つものは含むことができない。又、どちらの方法
も、アニオン反応のため部分構造として
【0008】
【化8】
【0009】のようにβ脱離をし易いもの、
【0010】
【化9】
【0011】のようにマイケル付加し易いもの、
【0012】
【化10】
【0013】のようにアレンになり易いものを含む場合
には、試剤の調製ができないか、副反応を起こし易い。
更に水分や酸素の混入を防ぐ必要があり、又、一般に極
低温を必要とする場合が多く、試剤の調製には特殊なノ
ウハウがあり、失敗することもある。
【0014】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、プロスタグランジン類の中間体として有用であり、
工業的に有利にプロスタグランジン類に誘導することが
できるα,β−シクロペンタノン誘導体を不安定なアニ
オン性の反応試剤を用いる等の不都合なく短工程で効率
よく製造する方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
上記目的を達成するため鋭意検討を行なった結果、下記
一般式〔I〕
【0016】
【化11】
【0017】〔但し、式中Xは(α−OZ,β−H)又
は(α−H,β−OZ)を示し、Zは水酸基の保護基を
示す。又、Yは(α−H,β−R)又は(α−R,β−
H)を示し、Rは
【0018】
【化12】
【0019】で示される基で、TはCH2CH2又はCH
=CHより選ばれる基を、j及びkはそれぞれ独立に
0、1又は2の整数を、R0は(2−k)個の水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアル
コキシ基を、R1は炭素数1〜10のアルキル基、炭素
数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜10のアルケ
ニル基、炭素数2〜10のアルキニル基、フェニル基、
フェノキシ基、「ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコ
キシ基」で置換されたフェニル基若しくはフェノキシ
基、あるいは−B−D(Bは炭素数1〜4のアルキレン
基を、Dはフェニル基、フェノキシ基、「ハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のアルキル
基、炭素数1〜6のアルコキシ基、フェニル基若しくは
フェノキシ基」で置換されたフェニル基若しくはフェノ
キシ基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基を示す。)
で表される基を示し、Z′は上記Zと同種又は異種の水
酸基の保護基を示す。〕で表される置換シクロペンタノ
ン誘導体と、一般式〔II〕 A(CR23)l1 m(CR45)np(CR67)q2 r(CR89)s1 〔II〕 〔但し、式中、Aはハロゲン原子又は
【0020】
【化13】
【0021】(RXは水素原子、炭素数1〜9のアルキ
ル基、アラルキル基又はアリール基を表す。)を示し、
2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8はそれぞれ独立
に水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜
4のアルコキシ基を示し、R9は水素原子、炭素数1〜
6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ハロゲ
ン原子、CN、NH2、OH又は−COORa(Raは水
素原子、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数2〜6の
アルケニル基を示す)を、UはCH2CH2 、CH=C
H、C≡C、C=C=C又はフェニレン基より選ばれる
基を示し、lは1〜7の整数、m、p及びrはそれぞれ
0又は1の整数、n、q及びsはそれぞれ0〜5の整数
を示す。X1及びX2はそれぞれ酸素原子又はイオウ原子
を示し、Z1はCO2y、CN、OH、OCORz、CO
NRbc(Rb及びRcはそれぞれ水素原子、炭素数1〜
6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ベンジ
ル基又はフェニル基を示す。)、水素原子、ハロゲン原
子、又は置換若しくは無置換の芳香族基より選ばれる基
を示し、Ry及びRzはそれぞれ水素原子、炭素数1〜6
のアルキル基又は炭素数2〜6のアルケニル基を示
す。〕で表わされる有機ラジカル前駆体とを、水素化ス
ズ、及びアゾビスイソブチロニトリル又はトリアルキル
ボラン、亜鉛−銅錯体等のラジカル発生剤の存在下で反
応させ、必要により加水分解を施すことにより、上記有
機ラジカル前駆体中に、水酸基、カルボキシル基、β−
オキサ基、α,β−不飽和エステル基、β−三重結合と
いった基が含まれていても支障なくこれらの基を直接導
入することができ、又クロム系酸化剤等の有毒な反応試
剤を用いることなく、短工程かつ高収率に下記一般式
〔III〕
【0022】
【化14】
【0023】〔但し、式中Wは(α−OQ,β−H)又
は(α−H,β−OQ)を示し、Qは水素原子又はZと
同じ水酸基の保護基を示す。又、Vは(α−H,β−
R)又は(α−R,β−H)を示し、Rは
【0024】
【化15】
【0025】で示される基で、T、R0、j及びkは前
記と同じ意味を示し、Q′は水素原子又はZ′と同じ水
酸基の保護基を示す。又、X1、X2、U、R2、R3、R
4、R5、R6、R7、R8、R9、Z1、l、m、n、p、
q、r及びsは前記と同じ意味を示す。〕で表わされる
α,β−置換シクロペンタノン誘導体が得られることを
知見し、本発明を完成したものである。
【0026】従って、本発明は、上記〔I〕式の置換シ
クロペンタノンと上記〔II〕式の有機ラジカル前駆体と
を、ラジカル発生剤の存在下で反応させ、所望により加
水分解することを特徴とする上記〔III〕式で表わされ
るα,β−置換シクロペンタノン誘導体の製造法を提供
する。
【0027】以下、本発明について更に詳しく説明す
る。本発明のα,β−置換シクロペンタノン誘導体の製
造法において、第1の出発原料である一般式
【0028】
【化16】
【0029】で表わされる置換シクロペンタノン誘導体
は既知の化合物であり、特開平2−128号公報に記載
された方法等、種々の方法により製造することができ
る。ここで、上記一般式〔I〕において、X及びYは前
記した通りであり、Xは(α−OZ,β−H)又は(α
−H,β−OZ)、Yは(α−H,β−R)又は(α−
R,β−H)を示し、Zは水酸基の保護基、Rは
【0030】
【化17】
【0031】で示される基で、TはCH2CH2又はCH
=CHより選ばれる基を、j及びkはそれぞれ独立に
0、1又は2の整数を、R0は(2−k)個の水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアル
コキシ基を、R1は炭素数1〜10のアルキル基、炭素
数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜10のアルケ
ニル基、炭素数2〜10のアルキニル基、フェニル基、
フェノキシ基、「ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコ
キシ基」で置換されたフェニル基若しくはフェノキシ
基、あるいは−B−D(Bは炭素数1〜4のアルキレン
基を、Dはフェニル基、フェノキシ基、「ハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のアルキル
基、炭素数1〜6のアルコキシ基、フェニル基若しくは
フェノキシ基」で置換されたフェニル基若しくはフェノ
キシ基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基を示す。)
で表される基を示し、Z′は水酸基の保護基であるが、
この場合、Z,Z′の水酸基の保護基としては、トリア
ルキルシリル基(例えばトリメチルシリル基、t−ブチ
ルジメチルシリル基)、アルコキシアルキル基(例えば
メトキシメチル基)、アラルキルオキシアルキル基(例
えばベンジルオキシメチル基)、トリチル基、更にはテ
トラヒドロピラニル(THP)基等が挙げられ、Zと
Z′とは互いに同一でも異なっていてもよい。kが2の
場合、2つのZ′基が一緒になって、アルキレン基(例
えば、エチレン基、1,1,2,2−テトラメチルエチ
レン基)であっても良い。又、
【0032】
【化18】
【0033】のR1としては炭素数1〜10であるもの
が好ましく、具体的にはメチル基、n−プロピル基、n
−ペンチル基、フェノキシメチル基、3−(t−ブチル
ジメチルシリルオキシ)−2−ヘキシル基等の置換若し
くは未置換のアルキル基;ビニル基、アリル基、2−ペ
ンテン−1−イル基、4−フェニル−2−ブテン−1−
イル基等の置換若しくは未置換のアルケニル基;1−ブ
チニル基、1−ヘキシニル基、2−ペンチニル基、5−
(エトキシエチルオキシ)−2−ペンチン−1−イル基
等の置換若しくは未置換のアルキニル基;フェニル基、
3−トリフロロメチルフェニル基等の置換若しくは未置
換のアリール基などが挙げられる。
【0034】この場合、プロスタグランジン類の中間体
を得るに際してはRの
【0035】
【化19】
【0036】で示される基が
【0037】
【化20】
【0038】(但し、式中Z″は水酸基の保護基を示
し、前述の水酸基の保護基Zと同一であっても異なって
いてもよい。
【0039】
【化21】
【0040】は一重結合又は二重結合を示し、R10は炭
素数1〜10のアルキル基、炭素数3〜8のシクロアル
キル基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数2〜1
0のアルキニル基、フェニル基、フェノキシ基、「ハロ
ゲン原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のアル
キル基、炭素数1〜6のアルコキシ基」で置換されたフ
ェニル基若しくはフェノキシ基、あるいは−B−D(B
は炭素数1〜4のアルキレン基を、Dはフェニル基、フ
ェノキシ基、「ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、
炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ
基、フェニル基若しくはフェノキシ基」で置換されたフ
ェニル基若しくはフェノキシ基又は炭素数5〜7のシク
ロアルキル基を、R4は、水素原子、メチル基、エチル
基、メトキシ基、エトキシ基等を示す。)で表わされる
基であることが好ましい。なお、R10としては、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−
ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、アミル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル
基、2−メチルヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル
基、2−ヘキシル基、シクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基、シクロヘキシルメチル基、ヘキサ−4−イン−2
−イル基、ヘプタ−4−イン−2−イル基、2,6−ジ
メチル−ヘプタ−5−エン−1−イル基、ペンタ−1−
エン−1−イル基、ペンタ−2−エン−1−イル基、ヘ
キサ−1−エン−2−イル基、3−エトキシ−2−メチ
ル−プロパン−2−イル基、エトキシエチル基、5−メ
トキシヘキシル基、2−(トリメチルシリルオキシ)−
2−ヘキシル基、ハロゲン化メチル基、ハロゲン化n−
ブチル基、ハロゲン化n−ペンチル基、ハロゲン化ノニ
ル基、フェニル基、ベンジル基、ハロゲン化フェニル
基、n−ペンチルオキシメチル基、1−エトキシ−2−
メチル−プロパン−2−イル基、フェノキシメチル基、
ベンジロキシメチル基、p−クロルフェノキシメチル
基、2−フェニルエチル基、ベンジロキシエチル基、p
−フルオロフェノキシメチル基、フェニルアセチレニル
基、m−クロルフェノキシメチル基、m−トリフルオロ
メチル−フェノキシメチル基、1−ブチル−シクロプロ
ピル基、3−エチル−シクロペンチル基、ベンゾチオフ
ェン−5−イル基、2−オクテニル基、3−メトキシカ
ルボニルプロピル基、ビニル基等が挙げられ、Z″とし
ては、前記Zと同様の保護基を例示することができる。
【0041】次に、本発明製造法の第2出発原料である
有機ラジカル前駆体は、一般式〔II〕 A(CR23)l1 m(CR45)np(CR67)q2 r(CR89)s1 〔II〕 で表わされるもので、式〔II〕中のA、U、l、m、
n、p、q、r、s、R2、R3、R4、R5、R6、R7
8、R9、X1、X2及びZ1は前記の通りであり、Aは
ハロゲン原子、又は
【0042】
【化22】
【0043】(RXは水素原子、炭素数1〜9のアルキ
ル基、アラルキル基又はアリール基を表す。)を、Uは
CH2CH2 、CH=CH、C≡C、C=C=C又はフ
ェニレン基より選ばれる基を示し、lは1〜7の整数、
m、p及びrはそれぞれ0又は1の整数、n、q及びs
はそれぞれ0〜5の整数を示す。X1及びX2はそれぞれ
酸素原子又はイオウ原子を示し、Z1はCO2y、C
N、OH、OCORz、CONRbc(Rb及びRcはそ
れぞれ水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1
〜6のアルコキシ基、ベンジル基又はフェニル基を示
す。)、水素原子、ハロゲン原子、又は置換若しくは無
置換の芳香族基より選ばれる基を示し、Ry及びRzはそ
れぞれ水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数
2〜6のアルケニル基を示す。この場合、式中のR2
9及びZ1を除いた炭素原子数は合計で1〜10の範囲
内にはいるものとすることが好ましい。
【0044】Z1で示された置換基のうち置換若しくは
無置換の芳香族基としては、「ハロゲン原子、トリフル
オロメチル基、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜
6のアルコキシ基、CO2d、CN、OH、OCORe
又はCONRfg(Rd及びReはそれぞれ水素原子、炭
素数1〜6のアルキル基又は炭素数2〜6のアルケニル
基を示す。Rf及びRgはそれぞれ水素原子、炭素数1〜
6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ベンジ
ル基又はフェニル基を示す。)」で置換されていてもよ
いフェニル基、ナフチル基、チエニル基、フリル基、ピ
ロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、イソチアゾ
リル基、イソオキサゾリル基、ピリジル基、ピラジニル
基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、インドリル基、
キノリル基、キノキサリニル基等を挙げることができ
る。
【0045】Aのハロゲン原子としては、塩素原子、臭
素原子又はヨウ素原子であり、
【0046】
【化23】
【0047】中のRXとしては、水素原子、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、t−ブチル、オクチル等のア
ルキル基、ベンジル基等のアラルキル基、フェニル基等
のアリール基が挙げられる。
【0048】上記式〔II〕の有機ラジカル前駆体として
具体的には、これらの式をAR5と表わした場合におい
て、R5がメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−
ブチル基、t−ブチル基、
【0049】
【化24】
【0050】
【化25】
【0051】
【化26】
【0052】等であるものが挙げられる。なお、上記式
iPrはi−プロピル基、nBuはn−ブチル基、t
uはターシャーリーブチル基である。
【0053】Aが
【0054】
【化27】
【0055】である化合物は、対応するアルコール体
(R5OH)から公知の方法(例えば、D.H.R.B
artonら、Synthesis,1981,74
3.)に従い合成することができる。
【0056】
【化28】
【0057】本発明の製造法は、上記一般式〔I〕の置
換シクロペンタノン誘導体と一般式〔II〕の有機ラジカ
ル前駆体とをラジカル発生剤の存在下で反応させ、必要
に応じて加水分解することにより、一般式〔III〕
【0058】
【化29】
【0059】で示されるα,β−置換シクロペンタノン
誘導体を合成するものである。ここで、上記一般式〔II
I〕において、W、V、U、X1、X2、R2、R3、R4
5、R6、R7、R8、R9、Z1、l、m、n、p、q、
r、sは前記の通りであり、Wは(α−OQ,β−H)
又は(α−H,β−OQ)、Vは(α−H,β−R)又
は(α−R,β−H)を示し、Qは水素原子又はZと同
じ水酸基の保護基、Rは
【0060】
【化30】
【0061】で示される基で、TはCH2CH2又はCH
=CHより選ばれる基を、j及びkはそれぞれ独立に
0、1又は2の整数を、R0は(2−k)個の水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアル
コキシ基を、R1は炭素数1〜10のアルキル基、炭素
数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜10のアルケ
ニル基、炭素数2〜10のアルキニル基、フェニル基、
フェノキシ基、「ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコ
キシ基」で置換されたフェニル基若しくはフェノキシ
基、あるいは−B−D(Bは炭素数1〜4のアルキレン
基を、Dはフェニル基、フェノキシ基、「ハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のアルキル
基、炭素数1〜6のアルコキシ基、フェニル基若しくは
フェノキシ基」で置換されたフェニル基若しくはフェノ
キシ基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基を示す。)
で表される基を示し、Q′は水素原子又はZ′と同じ水
酸基の保護基である。X1及びX2はそれぞれ窒素原子、
酸素原子又はイオウ原子を示し、Z1はCO2y、C
N、OH、OCORz、CONRbc(Rb及びRcはそ
れぞれ水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1
〜6のアルコキシ基、ベンジル基又はフェニル基を示
す。)、水素原子、ハロゲン原子、又は置換若しくは無
置換の芳香族基より選ばれる基を示し、Ry及びRzはそ
れぞれ水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数
2〜6のアルケニル基を示し、lは1〜7の整数、m、
p及びrはそれぞれ0又は1の整数、n、q及びsはそ
れぞれ0〜5の整数を示す。
【0062】この場合、Q及びQ′の水酸基の保護基並
びに
【0063】
【化31】
【0064】のR0、R1としては前記一般式〔I〕の
Z、Z′、R0及びR1で示したものと同様のものを例示
することができ、又このα,β−置換シクロペンタノン
誘導体〔III〕をプロスタグランジン類製造の中間体と
する場合には、上記
【0065】
【化32】
【0066】基が
【0067】
【化33】
【0068】(但し、式中R10、R11、Z′、
【0069】
【化34】
【0070】は前記と同様の意味を示す)で表わされる
基であることが好ましい。
【0071】上記置換シクロペンタノン誘導体〔I〕と
有機ラジカル前駆体〔II〕との反応において、有機ラジ
カル前駆体〔II〕は置換シクロペンタノン誘導体〔I〕
に対し0.5〜10当量、特に1〜5当量用いることが
好ましい。
【0072】ラジカル発生剤は、ラジカル開始触媒とし
て用いるが、このラジカル発生剤としては、過酸化ベン
ゾイル、過酸化アセチル、t−ブチルヒドロペルオキシ
ド、クメンヒドロペルオキシド、ペルオキソ二硫酸カリ
ウム等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾ
ビスシクロヘキサンカルボニトリル等のアゾ化合物ある
いはトリメチルボラン、トリエチルボラン、トリブチル
ボラン等のアルキルボラン化合物及び亜鉛粉末を銅塩又
はアンモニウム塩と超音波で処理したものを挙げること
ができる。
【0073】ここでラジカル発生剤として過酸化物、ア
ゾ化合物、アルキルボラン化合物を用いる場合には、有
機ラジカル前駆体〔II〕に対して触媒量〜数当量、好ま
しくは0.05〜2当量用いる。更にラジカル性還元剤
として、トリブチルススヒドリド、トリフェニルスズヒ
ドリド、ジブチルスズヒドリド、ジフェニルスズヒドリ
ド等のスズヒドリド化合物を0〜過剰量、好ましくは1
〜5当量用いる。この場合の反応は、溶媒を用いて行う
ことができ、用いられる溶媒としては反応を阻害しない
ものであればよく、好ましくはベンゼン、トルエン、キ
シレンのようなベンゼン系溶媒、シクロヘキサン、ヘキ
サン、ペンタンのような炭化水素系溶媒及びそれらの混
合溶媒である。なお、反応温度は、通常−100℃〜溶
媒の還流温度、好ましくは−50〜100℃であり、特
にボラン化合物を用いる場合、低温でも反応が進行す
る。反応時間は通常10分〜24時間である。
【0074】さらに、ラジカル発生剤として亜鉛を用い
る場合には、亜鉛粉末を、ヨウ化銅、臭化銅、塩化銅の
ような銅塩、あるいは塩化アンモニウム、酢酸アンモニ
ウム、硫酸アンモニウム、塩化テトラメチルアンモニウ
ム、臭化テトラエチルアンモニウムのようなアンモニウ
ム塩と超音波等で処理することで、有機ラジカル前駆体
〔II〕と反応させることができる。有機ラジカル前駆体
〔II〕に対して過剰量の、好ましくは1〜5等量の亜鉛
と、触媒量の、好ましくは0.05〜2等量の銅塩ある
いはアンモニウム塩を用いる。反応溶媒としては、水、
メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノー
ル等のアルコール類、エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒又は
それらの混合溶媒を用いることができる。反応温度とし
ては、−20〜80℃、好ましくは、10〜25℃で、
反応時間は30分〜24時間である。
【0075】なお、得られた反応生成物を加水分解する
必要がある場合、加水分解条件としては、通常の条件を
採用し得、例えばエステルの場合は水酸化ナトリウム、
水酸化リチウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリに
よる加水分解のほかに、加水分解酵素や微生物を用いる
方法が挙げられる。又、ニトリルを加水分解する場合や
水酸基の保護基をはずす場合には、上記のアルカリ加水
分解のほかに硫酸、塩酸、リン酸等の酸による加水分解
も採用される。
【0076】
【発明の効果】本発明の製造法によれば、医薬品の中間
体、特にプロスタグランジン類の合成中間体として有用
なα,β−置換シクロペンタノン誘導体、特に下記式
〔IIIa〕
【0077】
【化35】
【0078】(但し、式中Z、Z′、U、T、X1
2、Z1、R0、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7
8、R9、k、l、m、n、p、q、r及びsは前記と
同じ意味を示す。)で示される化合物を不安定なアニオ
ン試剤を調製したり、水分、酸素の混入を気にしたり有
毒な反応試剤を用いる等の不都合なく、中性の温和な条
件下で短工程で高収率に、即ち工業的有利に製造するこ
とができる。
【0079】以下、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもので
はない。なお、下記例において、THFはテトラヒドロ
フラン、Meはメチル基、Etはエチル基、nBuはn
−ブチル基、tBuはt−ブチル基、TBSは tBuM
eSi基、AIBNはアゾビスイソブチロニトリルを示
す。
【0080】
【実施例】
【0081】実施例1
【0082】
【化36】
【0083】アルゴン雰囲気下、メチレンシクロペンタ
ノン(1)(465mg,1mmol)と6−ヨードヘ
キサン酸アリル(2)(1.14g,4mmol)のベ
ンゼン(10ml)溶液に、トリブチルスズヒドリド
(1.08ml,4mmol)とAIBN(8.2m
g,0.05mmol)を室温で加え、80℃に加熱し
て4時間撹拌した。室温に冷却後、反応液をシリカゲル
のショートカラムで濾過し、濾液を減圧濃縮した。 残
さをシリカゲルのカラムクロマトグラフィーで精製する
と、化合物(3)(368mg、収率61%)および化
合物(4)(72mg,収率12%)が得られた。
【0084】化合物(3) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.02(2s, 12H), 0.05(2s, 12
H), 0.87(2s, 18H), 0.89(2s, 18H), 0.70-1.00(m, 3
H), 1.02-1.81(m, 18H), 1.85-2.03(m, 1H), 2.08-2.25
(m, 3H), 2.44(dt, J=10.7, 7.2Hz, 1H), 2.63(dd, J=
6.9, 18.2Hz, 1H), 3.98-4.09(m, 1H), 4.11-4.25(m, 1
H), 4.63(d, J=5.0Hz, 2H), 5.15-5.40(m, 2H), 5.45-
5.64(m, 2H), 5.82(d, J=15.4Hz, 1H), 5.87-6.13(m, 1
H).13 C-nmr(75MHz,CDCl3):-4.71, -4.67, -4.6, -4.2, 14.
2, 18.0, 18.2, 20.0, 23.1, 25.8, 25.9, 26.4, 27.5,
28.2, 29.17, 29.23, 32.0, 36.9, 46.3, 47.5,53.2,
53.5, 64.7, 71.1, 73.2, 117.9, 121.0, 128.9, 132.
4, 136.3, 149.4,166.1, 215.7. IR(neat):775, 835, 1100, 1250, 1360, 1460, 1650, 1
725, 1740, 2855, 2930. [α]D 20 −40.3°(c=2.45,CHCl3
【0085】化合物(4) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.00(4s, 12H), 0.03(4s, 12
H), 0.06(4s, 12H), 0.08(4s, 12H), 0.87(2s, 18H),
0.88(2s, 18H), 0.80-0.96(m, 3H), 1.03-1.75(m,18H),
2.22(d, J=18.8Hz, 1H), 2.31(t, J=7.6Hz, 2H), 2.41
(dd, J=18.8, 5.1Hz, 1H), 2.56-2.66(m, 1H), 2.85-2.
94(m, 1H), 3.96-4.06(m, 1H), 4.20(d, J=5.2Hz, 1H),
4.57(dt, J=5.7, 1.4Hz, 1H), 5.07(dd, J=10.3, 15.1
Hz, 1H), 5.22(ddt, J=1.4, 10.4, 1.2Hz, 1H), 5.30(d
dt, J=1.5, 16.4, 1.5Hz, 1H), 5.58(dd, J=15.1, 6.6H
z, 1H), 5.92(ddt, J=10.4, 16.4, 5.7Hz, 1H).
【0086】実施例2 アルゴン雰囲気下、化合物(1)(465mg,1mm
ol)と化合物(2)(1.14g,4mmol)のト
ルエン(1ml)溶液に、0℃で、トリブチルスズヒド
リド(1.08ml,4mmol)とトリエチルボラン
(2Mヘキサン溶液,0.1mmol)を加え、0℃で
3時間撹拌した。実施例1と同様に処理することで、化
合物(3)と(4)の16.7:1(1H-nmrより算出)
の混合物410mg(収率68%)が得られた。
【0087】実施例3 実施例2で、反応温度を20℃で行なうと、化合物
(3)と(4)の11.1:1の混合物416mg(収
率69%)が得られた。
【0088】実施例4 亜鉛粉末(584mg,8.93mmol)とヨウ化銅
(357mg,1.88mmol)のエタノール−水
(9:1,16.3ml)溶液を、5分間超音波処理し
た。この溶液に、化合物(1)(465mg,1mmo
l)と化合物(2)(1.14g,4mmol)のエタ
ノール−水(9:1,4ml)溶液を加え、18℃で6
時間超音波処理した。飽和食塩水(15ml)を加えエ
ーテルで抽出し、実施例1と同様に精製すると、化合物
(3)と(4)の10:1の混合物362mg(収率6
0%)が得られた。
【0089】実施例5
【0090】
【化37】
【0091】実施例1と同様にして、化合物(1)と化
合物(5)から、化合物(6)(収率55%)と化合物
(7)(収率10%)が得られた。
【0092】化合物(6) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.02(2s, 12H), 0.05(2s, 12
H), 0.87(2s, 18H), 0.89(2s, 18H), 0.82-0.95(m, 3
H), 1.17-1.68(m, 18H), 1.87-1.97(m, 1H), 2.17(dd,
J=8.2, 18.3Hz, 1H), 2.28(t, J=7.5Hz, 2H), 2.44(dt,
J=11.0, 7.5Hz, 1H), 2.62(ddd, J=18.3, 1.2, 6.9Hz,
1H), 3.66(s, 3H), 3.99-4.14(m, 2H), 5.50(dd, J=7.
7, 15.4Hz, 1H), 5.59(dd, J=15.4, 4.8Hz, 1H).13 C-nmr(75MHz,CDCl3):-4.6, -4.5, -4.2, 14.1, 18.1,
18.3, 22.7, 25.0, 25.1, 25.8, 25.9, 26.7, 27.8, 2
9.0, 29.5, 31.9, 34.1, 38.6, 47.6, 51.4, 53.3, 53.
9, 72.7, 128.7, 136.2, 174.0, 216.0. [α]D 21 −41.4°(c=2.60,CHCl3
【0093】化合物(7) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.00(4s, 12H), 0.02(4s, 12
H), 0.06(4s, 12H), 0.09(4s, 12H), 0.87(2s, 18H),
0.88(2s, 18H), 0.82-0.97(m, 3H), 1.02-1.78(m,18H),
2.23(d, J=18.9Hz, 1H), 2.29(t, J=7.5Hz, 2H), 2.41
(dd, J=18.9, 5.1Hz, 1H), 2.56-2.66(m, 1H), 2.85-2.
95(m, 1H), 3.66(s, 3H), 3.97-4.05(m, 1H), 4.21(d,
J=5.3Hz, 1H), 5.07(dd, J=10.4, 15.0Hz, 1H), 5.59(d
d, J=15.0,6.3Hz, 1H).
【0094】実施例6
【0095】
【化38】
【0096】実施例1と同様にして、化合物(1)と化
合物(8)から、化合物(9)と(10)の5:1の混
合物(収率50%)が得られた。
【0097】化合物(9) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.02(3s, 12H), 0.05(3s, 12
H), 0.06(3s, 12H), 0.87(2s, 18H), 0.89(2s, 18H),
0.81-0.96(m, 3H), 1.15-1.68(m, 18H), 1.84-1.92(m,
1H), 2.17(dd, J=8.2, 18.4Hz, 1H), 2.32(t, J=7.4Hz,
2H), 2.44(dt, J=11.0, 7.7Hz, 1H), 2.62(ddd, J=18.
4, 1.1, 7.1Hz, 1H), 3.98-4.14(m, 2H), 5.50(dd, J=
7.2, 15.4Hz, 1H), 5.59(dd, J=15.4, 4.9Hz, 1H).13 C-nmr(75MHz,CDCl3):-4.6, -4.5, -4.2, 14.1, 18.1,
18.3, 22.7, 24.7, 25.1, 25.8, 26.0, 26.7, 27.8, 2
8.9, 29.5, 31.9, 34.0, 38.6, 47.6, 53.4, 53.9, 72.
7, 73.2, 128.7, 136.2, 179.4, 216.1.
【0098】実施例7 実施例4と同様にして、化合物(1)と化合物(8)か
ら、化合物(9)と(10)の10:1の混合物(収率
32%)が得られた。
【0099】実施例8
【0100】
【化39】
【0101】実施例1と同様にして、化合物(1)と化
合物(11)から、化合物(12)(収率61%)と化
合物(13)(収率12%)が得られた。
【0102】化合物(12) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.01(2s, 12H), 0.05(2s, 12
H), 0.87(2s, 18H), 0.89(2s, 18H), 0.80-0.95(m, 3
H), 1.14-1.80(m, 14H), 1.87-1.99(m, 1H), 2.17(dd,
J=8.2, 18.2Hz, 1H), 2.30(t, J=6.7Hz, 2H), 2.43(dt,
J=10.9, 7.6Hz, 1H), 2.63(dd, J=18.2, 6.8Hz, 1H),
3.74(s, 3H), 3.98-4.13(m, 2H), 5.50(dd,J=7.6, 15.4
Hz, 1H), 5.61(dd, J=15.4, 4.7Hz, 1H).13 C-nmr(75MHz,CDCl3):-4.7, -4.6, -4.3, 14.0, 18.0,
18.2, 18.5, 22.6, 25.1, 25.8, 25.9, 26.2, 27.3, 2
7.8, 31.8, 38.5, 47.5, 52.5, 53.5, 53.6, 72.6, 72.
9, 73.2, 89.5, 128.6, 136.5, 154.2, 215.9. [α]D 22 −36.0°(c=1.33,CHCl3
【0103】化合物(13) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.00(4s, 12H), 0.03(4s, 12
H), 0.06(4s, 12H), 0.09(4s, 12H), 0.87(2s, 18H),
0.89(2s, 18H), 0.75-0.95(m, 3H), 1.05-1.80(m,14H),
2.23(d, J=19.7Hz, 1H), 2.33(t, J=7.1Hz, 2H), 2.42
(dd, J=19.7, 5.1Hz, 1H), 2.56-2.68(m, 1H), 2.87-2.
96(m, 1H), 3.75(s, 3H), 3.98-4.07(m, 1H), 4.21(d,
J=5.6Hz, 1H), 5.07(dd, J=9.8, 14.9Hz, 1H), 5.61(d
d, J=14.9,7.1Hz, 1H).
【0104】実施例9 実施例2と同様にして、化合物(1)と化合物(11)
から、化合物(12)と(13)の15.8:1の混合
物(収率70%)が得られた。
【0105】実施例10 実施例3と同様にして、化合物(1)と化合物(11)
から、化合物(12)と(13)の10.8:1の混合
物(収率71%)が得られた。
【0106】実施例11
【0107】
【化40】
【0108】実施例1と同様にして、化合物(1)と化
合物(14)から、化合物(15)(収率65%)と化
合物(16)(収率10%)が得られた。
【0109】化合物(15) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.00(2s, 12H), 0.04(2s, 12
H), 0.86(2s, 18H), 0.88(2s, 18H), 0.82-0.95(m, 3
H), 1.20-1.75(m, 12H), 1.90-1.99(m, 1H), 2.16(dd,
J=8.1, 18.2Hz, 1H), 2.44(dt, J=7.6, 11.0Hz, 1H),
2.55(t, J=6.6Hz, 2H), 2.61(dd, J=18.2, 7.1Hz, 1H),
3.38(t, J=6.0Hz, 2H), 3.65(t, J=6.6Hz, 2H), 3.67
(s, 3H), 4.00-4.12(m, 2H), 5.49(dd, J=7.7, 15.5Hz,
1H), 5.59(dd,J=4.9, 15.5Hz, 1H).13 C-nmr(75MHz,CDCl3):-4.7, -4.6, -4.3, 14.0, 18.0,
18.2, 22.6, 24.5, 25.0, 25.8, 25.9, 26.8, 31.8, 3
4.9, 38.5, 47.5, 51.6, 53.4, 53.5, 65.9, 71.0, 72.
6, 73.2, 128.6, 136.4, 172.0, 215.9. IR(neat):770, 830, 1110, 1250, 1360, 1460, 1740, 2
850, 2940. [α]D 23 −36.3°(c=3.65,CHCl3
【0110】化合物(16) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.00(4s, 12H), 0.02(4s, 12
H), 0.06(4s, 12H), 0.08(4s, 12H), 0.87(s, 18H), 0.
80-0.97(m, 3H), 1.03-1.80(m, 12H), 2.21(d, J=19.2H
z, 1H), 2.41(dd, J=19.2, 5.2Hz, 1H), 2.57(t, J=6.6
Hz, 2H), 2.56-2.69(m, 1H), 2.86-2.95(m, 1H), 3.38
(t, J=6.8Hz, 1H), 3.66(t, J=6.6Hz, 1H),3.69(s, 3
H), 3.97-4.05(m, 1H), 4.20(d, J=5.6Hz, 1H), 5.07(d
d, J=10.3, 15.4Hz, 1H), 5.59(dd, J=15.4, 6.1Hz, 1
H).
【0111】実施例12 実施例2と同様にして、化合物(1)と化合物(14)
から、化合物(15)と(16)の14.2:1の混合
物(収率70%)が得られた。
【0112】実施例13 実施例3と同様にして、化合物(1)と化合物(14)
から、化合物(15)と(16)の10.4:1の混合
物(収率65%)が得られた。
【0113】実施例14
【0114】
【化41】
【0115】実施例1と同様にして、化合物(1)と化
合物(17)から、化合物(18)(収率33%)と化
合物(19)(収率9%)が得られた。
【0116】化合物(18) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.03(2s, 12H), 0.05(2s, 12
H), 0.87(2s, 18H), 0.90(2s, 18H), 0.80-0.94(m, 3
H), 1.20-1.80(m, 10H), 2.04-2.12(m, 1H), 2.19(dd,
J=8.2, 18.4Hz, 1H), 2.24-2.31(m, 1H), 2.38-2.53(m,
6H), 2.63(ddd, J=18.4, 1.1, 7.0Hz, 1H), 3.68(s, 3
H), 4.01-4.14(m, 2H), 5.51(dd, 7.9, 15.4Hz, 1H),
5.63(dd, J=5.0, 15.4Hz, 1H).13 C-nmr(75MHz,CDCl3):-4.7, -4.6, -4.3, 14.0, 14.7,
16.5, 18.0, 18.2, 22.6, 25.0, 25.8, 25.9, 27.5, 3
1.9, 33.8, 38.5, 47.4, 51.7, 52.3, 53.6, 72.6, 73.
2, 78.9, 80.2, 128.5, 136.6, 172.5, 215.7. IR(neat):770, 830, 1090, 1240, 1360, 1460, 1735, 2
320, 2850, 2930. [α]D 23 −46.0°(c=0.78,CHCl3
【0117】化合物(19) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.00(4s, 12H), 0.02(4s, 12
H), 0.06(4s, 12H), 0.09(4s, 12H), 0.87(2s, 18H),
0.89(2s, 18H), 0.80-0.98(m, 3H), 1.05-1.60(m,8H),
2.25(d, J=17.3Hz, 1H), 2.35-2.55(m 7H), 2.85-2.98
(m, 2H), 3.68(s, 3H), 3.97-4.04(m, 1H), 4.21(d, J=
5.6Hz, 1H), 5.07(dd, J=8.4, 14.5Hz, 1H),5.50(dd, J
=14.5, 6.6Hz, 1H).
【0118】実施例15 実施例3と同様にして、化合物(1)と化合物(17)
から、化合物(18)と(19)の10.1:1の混合
物(収率39%)が得られた。
【0119】実施例16
【0120】
【化42】
【0121】実施例1と同様にして、化合物(20)と
化合物(21)から、化合物(22)(収率60%)と
化合物(23)(収率12%)が得られた。
【0122】化合物(22) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.02(4s, 12H), 0.04(4s, 12
H), 0.05(4s, 12H), 0.06(4s, 12H), 0.87(2s, 18H),
0.89(2s, 18H), 0.75-0.97(m, 6H), 1.00-1.80(m,15H),
1.87-2.00(m, 1H), 2.08-2.24(m, 3H), 2.44(dt, J=1
0.9, 7.1Hz, 1H),2.62(ddd, J=1.1, 6.9, 18.2Hz, 1H),
3.98-4.09(m, 1H), 4.13-4.22(m, 1H), 4.62(dt, J=5.
6, 1.4Hz, 2H), 5.23(ddt, J=1.3, 10.4, 1.2Hz, 1H),
5.32(ddt,J=1.6, 17.2, 1.5Hz, 1H), 5.50(dd, J=6.5,
15.4Hz, 1H), 5.57(dd, J=15.4, 5.2Hz, 1H), 5.82(dt,
J=15.6, 1.5Hz, 1H), 5.93(ddt, 10.4, 17.2, 5.6Hz,
1H), 6.96(dt, J=15.6, 6.9Hz, 1H).13 C-nmr(75MHz,CDCl3):-4.6, -4.5, -4.1, 14.2, 18.1,
20.1, 23.1, 25.8, 26.0, 26.5, 27.7, 28.3, 29.2, 2
9.3, 32.1, 36.9, 46.3, 47.6, 53.3, 53.6, 64.9, 71.
1, 73.3, 117.9, 120.9, 128.8, 132.3, 136.2, 149.4,
166.1, 215.8. [α]D 20 −34.2°(c=3.50,CHCl3
【0123】化合物(23) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.00(4s, 12H), 0.02(4s, 12
H), 0.06(4s, 12H), 0.08(4s, 12H), 0.87(2s, 18H),
0.89(2s, 18H), 0.78-0.95(m, 15H), 2.12-2.28(m,3H),
2.41(dd, J=4.7, 19.1Hz, 1H), 2.56-2.68(m 1H), 2.8
6-2.94(m, 1H), 4.00-4.14(m, 1H), 4.21(d, J=5.1Hz,
1H), 4.63(d, J=5.6Hz, 2H), 5.07(dd, J=10.3, 15.4H
z, 1H), 5.24(d, J=10.3Hz, 1H), 5.32(d, J=16.4Hz, 1
H), 5.57(dd,J=15.4, 7.5Hz, 1H), 5.83(d, J=15.6Hz,
1H), 5.95(ddt, J=10.3, 16.4, 5.6Hz, 1H), 6.97(dt,
J=15.6, 5.6Hz, 1H).
【0124】実施例17 実施例2と同様にして、化合物(20)と化合物(2
1)から、化合物(22)と(23)の14.7:1の
混合物(収率65%)が得られた。
【0125】実施例18 実施例3と同様にして、化合物(20)と化合物(2
1)から、化合物(22)と(23)の9.6:1の混
合物(収率70%)が得られた。
【0126】実施例19
【0127】
【化43】
【0128】実施例1と同様にして、化合物(24)と
化合物(5)から、化合物(25)(収率64%)と化
合物(26)(収率14%)が得られた。
【0129】化合物(25) 1 H-nmr(300MHz,CDCl3,δ):0.04(2s, 15H), 0.10(2s, 15
H), 0.87(s, 9H), 0.92(t, J=7.1Hz, 3H), 1.16(2s, 3
H), 1.17(2s, 3H), 1.15-1.69(m, 16H), 1.86-1.99(m,
1H), 2.12-2.32(m, 3H), 2.26(t, J=7.5Hz, 2H), 2.35-
2.47(m, 1H), 2.55-2.67(m, 1H), 3.66(s, 3H), 3.95-
4.06(m, 1H), 5.25-5.37(m, 1H), 5.52-5.69(m, 1H).
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−120044(JP,A) 特開 昭50−101337(JP,A) 特開 昭63−316786(JP,A) 特開 平6−116233(JP,A) 特開 平6−65194(JP,A) 特開 平6−192219(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 405/00 504 C07C 45/69 C07C 49/395

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔I〕 【化1】 〔但し、式中Xは(α−OZ,β−H)又は(α−H,
    β−OZ)を示し、Zは水酸基の保護基を示す。又、Y
    は(α−H,β−R)又は(α−R,β−H)を示し、
    Rは 【化2】 で示される基で、TはCH2CH2又はCH=CHより選
    ばれる基を、j及びkはそれぞれ独立に0、1又は2の
    整数を、R0は(2−k)個の水素原子、炭素数1〜4
    のアルキル基又は炭素数1〜4のアルコキシ基を、R1
    は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数3〜8のシクロ
    アルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数2
    〜10のアルキニル基、フェニル基、フェノキシ基、
    「ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6
    のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基」で置換さ
    れたフェニル基若しくはフェノキシ基、あるいは−B−
    D(Bは炭素数1〜4のアルキレン基を、Dはフェニル
    基、フェノキシ基、「ハロゲン原子、トリフルオロメチ
    ル基、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアル
    コキシ基、フェニル基若しくはフェノキシ基」で置換さ
    れたフェニル基若しくはフェノキシ基又は炭素数5〜7
    のシクロアルキル基を示す。)で表される基を示し、
    Z′は上記Zと同種又は異種の水酸基の保護基を示
    す。〕で表される置換シクロペンタノン誘導体と、一般
    式〔II〕 A(CR23)l1 m(CR45)np(CR67)q2 r(CR89)s1 〔II〕 〔但し、式中、Aはハロゲン原子又は 【化3】 (RXは水素原子、炭素数1〜9のアルキル基、アラル
    キル基又はアリール基を表す。)を示し、R2、R3、R
    4、R5、R6、R7及びR8はそれぞれ独立に水素原子、
    炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアルコキ
    シ基を示し、R9は水素原子、炭素数1〜6のアルキル
    基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ハロゲン原子、C
    N、NH2、OH又は−COORa(Raは水素原子、炭
    素数1〜6のアルキル基又は炭素数2〜6のアルケニル
    基を示す)を、UはCH2CH2 、CH=CH、C≡
    C、C=C=C又はフェニレン基より選ばれる基を示
    し、lは1〜7の整数、m、p及びrはそれぞれ0又は
    1の整数、n、q及びsはそれぞれ0〜5の整数を示
    す。X1及びX2はそれぞれ酸素原子又はイオウ原子を示
    し、Z1はCO2y、CN、OH、OCORz、CONR
    bc(Rb及びRcはそれぞれ水素原子、炭素数1〜6の
    アルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ベンジル基
    又はフェニル基を示す。)、水素原子、ハロゲン原子、
    又は置換若しくは無置換の芳香族基より選ばれる基を示
    し、Ry及びRzはそれぞれ水素原子、炭素数1〜6のア
    ルキル基又は炭素数2〜6のアルケニル基を示す。〕で
    表わされる有機ラジカル前駆体とを、ラジカル発生剤の
    存在下で反応させ、所望により加水分解することを特徴
    とする一般式〔III〕 【化4】 〔但し、式中Wは(α−OQ,β−H)又は(α−H,
    β−OQ)を示し、Qは水素原子又はZと同じ水酸基の
    保護基を示す。又、Vは(α−H,β−R)又は(α−
    R,β−H)を示し、Rは 【化5】 で示される基で、T、R0、j及びkは前記と同じ意味
    を示し、Q′は水素原子又はZ′と同じ水酸基の保護基
    を示す。又、X1、X2、U、R2、R3、R4、R5
    6、R7、R8、R9、Z1、l、m、n、p、q、r及
    びsは前記と同じ意味を示す。〕で表わされるα,β−
    置換シクロペンタノン誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】 ラジカル発生剤が、過酸化物、アゾ化合
    物又はアルキルボラン化合物である請求項1記載の製造
    法。
  3. 【請求項3】 ラジカル発生剤と共にさらに水素化スズ
    化合物を用いて反応させることを特徴とする請求項2記
    載の製造法。
  4. 【請求項4】 ラジカル発生剤が、亜鉛を銅塩又はアン
    モニウム塩と超音波で処理したものである請求項1記載
    の製造法。
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