JP3298531B2 - Phs電話システム - Google Patents
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Description
局とからなるPHS電話システムに関する。
ードを有している。公衆モードでは、PHS子機は、無
線接続された公衆基地局と公衆用の端末番号を利用して
発着信が可能である。また、自営モードでは、家庭内等
に配設された有線回線に接続された自営基地局(親機)
と無線接続され、自営基地局用のコードレス子機として
利用することができる。
は、在宅時には自営モードに切り替えて使用する一方、
外出時には公衆モードに切り替えて使用するため、モー
ドの切り替えが面倒である。また、PHS子機のモード
を自営モードに切り替えてしまうと、発呼者が公衆モー
ドで発信してもこうした自営モードのPHS子機を呼出
すことができない。以上のような理由から、従来のPH
S子機は自営モードでは利用されずに、単に移動端末、
すなわち公衆モードでの利用にとどまっており、本来の
利用形態が十分活用されていない。このため、PHS子
機を、本来の利用形態である公衆基地局を介する移動端
末、及び自営基地局を介するコードレス子機として有効
に利用することが検討されている。
機を検出したか否かを交換網側で判断することにより、
発呼側が公衆モードで発信したときに公衆基地局がPH
S子機を検出していなければ、このPHS子機宛の着信
を自営基地局に転送させる一方、発呼側が自営モードで
発信したときに自営基地局がPHS子機5を検出してい
なければ公衆基地局にこのPHS子機宛の着信を転送さ
せるようなことが検討されている。
ば複数のPHS子機が無線接続されている場合、着信転
送された自営基地局側ではどのPHS子機に対する着信
なのかを識別することができないという問題がある。し
たがって本発明は、PHS子機を、本来の利用形態であ
る移動端末及びコードレス子機として有効利用するとと
もに、自営基地局に複数のPHS子機が無線接続される
場合に各PHS子機を的確に識別して着信を報知するこ
とを目的とする。
るために本発明は、複数のPHS子機に、自営基地局を
介して利用される際に識別される識別番号を設け、かつ
自営基地局は、交換網から着信が報知されPHS子機へ
の呼出を行うときにこの着信に含まれる識別番号に応じ
てPHS子機への呼出を制御するとともに、この呼出時
に該当のPHS子機が検出できない場合は呼出不可を交
換網に通知し、交換網は呼出不可が通知されるとテーブ
ル内の前記識別番号に対応するPHS子機を検索し、検
索したPHS子機が位置登録されている公衆基地局へ着
信を転送するものである。
して説明する。図4は、本発明に係るPHS電話システ
ムの実施の形態を示すブロック図である。本システム
は、例えば家庭内に親機として設置された自営基地局1
と、街頭等に設置された公衆基地局3と、自営基地局1
及び公衆基地局3に無線接続されるPHS子機5と、各
基地局1,3をそれぞれ回線La、Lbを介して収容す
るNTT網などの交換網100とからなる。
図である。自営基地局1は、無線部11、変復調部1
2、チャネルコーディック部13、メモリ14AやCP
U等からなる制御部14、回線Laの制御を行う回線制
御部18、及び音声処理部19等から構成され、無線部
11及びアンテナATを介しPHS子機5と無線接続さ
れる。
に音声処理部19にマイク22及びレシーバ23が接続
されている。また、表示部15、ダイヤルキー等の操作
部16及び着信時に着信鳴動するブザー17も設けら
れ、これらは制御部14に接続されている。さらに、回
線からの音声メッセージを録音する録音部20も設けら
れ、録音部20の録音・再生制御は録再制御部21によ
り行われる。さらにまた、自営基地局1は図示しないフ
ァクシミリ通信部を備えファクシミリの通信機能も有し
ている。なお、図1では自営基地局1は回線Laを介し
て交換網100に接続されているが、家庭内や事務所内
に配設されているボタン電話装置の主装置に接続するよ
うにしてもよい。
ク図であり、公衆基地局3は、無線部31と、変復調部
32と、チャネルコーディック部33と、メモリ34B
やCPU等からなる制御部34と、回線Lbの制御を行
う回線制御部38と、音声処理部39とからなり、回線
Lbを介して交換網100に接続される。なお、公衆基
地局3は無線部31及びアンテナATを介しPHS子機
5と無線接続される。
に示す公衆基地局3に無線接続されるPHS子機5の構
成を示すブロック図である。PHS子機5は、図3に示
すように、無線部51、変復調部52、チャネルコーデ
ィック部53、メモリ54AやCPU等からなる制御部
54、及び音声処理部59等から構成され、無線部51
及びアンテナATを介し自営基地局1及び公衆基地局3
の何れかに無線接続される。ここで、音声処理部59に
はマイク62及びレシーバ63が接続されている。ま
た、制御部54には表示部55,ダイヤルキー等の操作
部56及び着信時に着信鳴動するブザー57が接続され
ている。
圏内にあり、利用者が操作部56を操作することにより
相手番号をダイヤルすると、制御部54はこの発信操作
を検出して、操作情報をチャネルコーディック部53へ
送出する。すると、この操作情報は変復調部52で変調
され無線部51及びアンテナATを介して自営基地局1
へ送信される。自営基地局1ではPHS子機5の発信操
作情報をアンテナAT及び無線部11を介して受信する
と、変復調部12で復調し、チャネルコーディック部1
3を介して制御部14に送出する。制御部14はこの操
作情報を入力すると、回線制御部18にその操作情報を
与え、この結果、その操作情報は回線制御部18から回
線Laを介して交換網100に送出される。交換網10
0はその発信操作情報を受け付けると相手に呼出を行
う。そして相手が応答すると、交換網100,回線L
a,自営基地局1の音声処理部19,チャネルコーディ
ック部13,変復調部12,無線部11,アンテナA
T,PHS子機5のアンテナAT,無線部51,変復調
部52,チャネルコーディック部53,音声処理部59
を介し、マイク62,レシーバ63を使用することによ
り、PHS子機5の利用者と相手側とで通話が開始され
る。
を操作することにより相手番号をダイヤルすると、制御
部14はこの発信操作を検出して、操作情報を回線制御
部18に与え、回線制御部18から回線Laを介して交
換網100に送出する。交換網100はその発信操作情
報を受け付けると相手に呼出を行う。そして相手が応答
すると、交換網100,回線La,自営基地局1の音声
処理部19を介し、マイク22,レシーバ23を使用す
ることにより、自営基地局1の利用者と相手側とで通話
が開始される。
La及び回線制御部18を介して交換網100からの着
信を検出すると、表示部15に着信表示を行い、かつブ
ザー17を着信鳴動させる。また、このときPHS子機
5が自身に無線接続されている場合は、チャネルコーデ
ィック部13にこの着信情報を送出する。すると、この
着信情報は変復調部12で変調され無線部11及びアン
テナATを介してPHS子機5へ送信される。この着信
情報はPHS子機5のアンテナAT,無線部51で受信
され、さらに変復調部52で復調された後、チャネルコ
ーディック部53を介して制御部54に与えられる。制
御部54では自営基地局1からの着信情報を入力すると
表示部55に着信表示を行い、かつブザー57を着信鳴
動させる。こうした着信報知に対して、自営基地局1側
またはPHS子機5側の何れかが着信応答操作を行う
と、この応答操作信号が交換網100側へ送信され、自
営基地局1またはPHS子機5の何れかの応答操作を行
った利用者と相手側とで通話が開始される。
局3の圏内にあり、利用者が操作部56を操作すること
により相手番号をダイヤルすると、制御部54は同様に
この発信操作を検出して、操作情報をチャネルコーディ
ック部53へ送出する。すると、この操作情報は変復調
部52で変調され無線部51及びアンテナATを介して
公衆基地局3へ送信される。公衆基地局3ではPHS子
機5の発信操作情報をアンテナAT及び無線部31を介
して受信すると、変復調部32で復調し、チャネルコー
ディック部33を介して制御部34に送出する。制御部
34はこの操作情報を入力すると、回線制御部38にそ
の操作情報を与え、この結果その操作情報は回線制御部
38から回線Lbを介して交換網100に送出される。
交換網100はその発信操作情報を受け付けると相手に
呼出を行う。そして相手が応答すると、交換網100,
回線Lb,公衆基地局3の音声処理部39,チャネルコ
ーディック部33,変復調部32,無線部31,アンテ
ナAT,PHS子機5のアンテナAT,無線部51,変
復調部52,チャネルコーディック部53,音声処理部
59を介し、マイク62,レシーバ63を使用すること
により、PHS子機5の利用者と相手側とで通話が開始
される。
Lb及び回線制御部38を介して交換網100からの着
信を検出すると、このときPHS子機5が自身に無線接
続されている場合は、チャネルコーディック部33にこ
の着信情報を送出する。すると、この着信情報は変復調
部32で変調され無線部31及びアンテナATを介して
PHS子機5へ送信される。この着信情報はPHS子機
5のアンテナAT,無線部51で受信され、さらに変復
調部52で復調された後、チャネルコーディック部53
を介して制御部54に与えられる。この場合、制御部5
4では同様に表示部55に着信表示を行い、かつブザー
57を着信鳴動させる。こうした着信報知に対して、P
HS子機5側で着信応答操作を行うと、この応答操作信
号が交換網100側へ送信され、PHS子機5の利用者
と相手側とで通話が開始される。
にはそれぞれ異なる電話番号が付与されており、発呼者
が自営基地局1の電話番号をダイヤル発信すると、一般
に交換網100では自営基地局1に着信させる。これに
より自営基地局1のブザーが着信鳴動するとともに、こ
の自営基地局1にPHS子機5が無線接続されている場
合は、PHS子機5のブザー57も着信鳴動する。しか
し、PHS子機5が自営基地局1と無線接続されていな
い場合は、PHS子機5を呼び出すことはできない。こ
のため、本発明では、自営基地局1がこのPHS子機5
を検出したか否かを交換網100が判断のうえ、自営基
地局1がPHS子機5を検出していればこのPHS子機
宛の着信を自営基地局1に転送し、自営基地局1からP
HS子機5を呼び出すようにする。また、自営基地局1
がPHS子機5を検出していなければ図2に示す公衆基
地局3にこのPHS子機宛の着信を転送し、公衆基地局
3からPHS子機5を呼び出すようにする。
ダイヤル発信すると、一般に交換網100ではPHS子
機5の位置登録情報にしたがって図2に示す公衆基地局
3に着信させる。即ち、公衆基地局3ではPHS子機5
を検出している場合はその位置登録を行うとともに、こ
の位置登録情報を交換網100へ送る。交換網100
は、このPHS子機5を位置登録した公衆基地局を該当
PHS子機5の位置登録情報としてメモリ100Aに記
憶する。そして交換網100は、発呼者のPHS子機5
の電話番号の上記ダイヤル発信を受け付けると、最後に
位置登録が行われた該当公衆基地局3へこのPHS子機
5宛の着信を報知する。しかし、PHS子機5が既にそ
の公衆基地局3の圏外にある場合は該当公衆基地局3は
PHS子機5を呼び出すことができない。このため、本
発明では、こうした場合は自営基地局1にこのPHS子
機5宛の着信を転送し、自営基地局1からPHS子機5
を呼び出すようにする。
在を検出する方法として、本発明では第1、第2、第3
及び第4の検出方法がある。第1の検出方法は、自営基
地局1及び公衆基地局3がPHS子機5を検出して交換
網100に送信し、交換網100はこの情報を受信して
メモリ100Aに記憶する方法である。第2の検出方法
は、交換網100が定期的に自営基地局1及び公衆基地
局3に問い合わせて各基地局におけるPHS子機5の検
出情報を入力しメモリ100Aに記憶する方法である。
第3の検出方法は、発呼者の発信操作に基づく着信を報
知したときに着信報知された該当の基地局からの情報を
もとにPHS子機5を検出する方法である。第4の検出
方法は、PHS子機5が移動し位置登録が必要になると
基地局に対して位置登録を行うとともに位置登録された
基地局は交換網100に通知する。そして位置登録され
た自営基地局1または公衆基地局3は、所定のタイミン
グでPHS子機5の位置確認を行い、PHS子機5が検
出できない場合は交換網100に通知する方法である。
このように交換網100が、前記第1〜第4の何れかの
検出方法によりPHS子機5の所在を検出することによ
り、発呼者はPHS子機5の所持者(利用者)の居場所
に応じて自営基地局1の電話番号を発信するか、または
PHS子機5の電話番号を発信するかを選択する必要が
無く、どの電話番号を発信しても自動的にPHS子機5
を呼び出すことが可能になる。
衆基地局3の動作を示すフローチャートである。交換網
100からPHS子機5宛の着信を回線Lbを介して受
信すると公衆基地局3の制御部34はステップS21で
この着信を受け付ける。公衆基地局3の制御部34は、
着信を受け付けると、PHS子機5との間の無線リンク
を確立する無線確立処理をステップS22で行う。ここ
で、PHS子機5との間で無線リンクが確立せず、した
がってPHS子機5からの電波が受信できなければステ
ップS30へ移行し交換網100に呼出エラーデータを
送信して終了する。
に存在することにより、PHS子機5との間で無線リン
クが確立し、したがってPHS子機5からの電波が受信
されれば、ステップS23の判定は「Y」となり、この
場合はステップS24でPHS子機5に呼出を行う。そ
の後、発呼者が発呼を放棄することにより発信側回線L
bが開放されるか否か、及びPHS子機5が呼出に応答
するか否かをそれぞれステップS25,S26で判断
し、PHS子機5が呼出に応答すれば、ステップS27
でPHS子機5を通話チャネルに接続して発呼側とPH
S子機5とを通話させる通話処理を行う。
話切断操作、または発呼側の終話による発信側回線Lb
の開放をステップS28で判断し、これらの何れかが行
われ、ステップS28の「切断?」が「Y」となると、
PHS子機5を通話チャネルから開放する無線切断処理
をステップS29で行って終了する。また、PHS子機
5の呼出中に発信側回線Lbが開放されステップS25
の判定が「Y」となると、同様にステップS29で無線
切断処理を行って終了する。
ように8台のPHS子機5A〜5Hが自営基地局1に無
線接続されるものとしている。これらの各PHS子機5
A〜5Hはそれぞれ異なる固有の電話番号を有し、公衆
基地局3を介する発着信の際に用いられる。したがっ
て、上記公衆基地局3では着信時に交換網100から通
知される上記電話番号に対応するPHS子機5の呼び出
しを行う。
うに自営基地局1に無線接続可能であるが、こうした各
PHS子機5A〜5Hへの着信の際には自営基地局1で
は各PHS子機5A〜5Hを個別に識別する必要があ
る。このため、自営基地局1に接続される回線LaがI
SDN回線の場合、これらの各PHS子機5A〜5Hが
識別可能なように、それぞれ異なる図5に示すサブアド
レス「01」〜「08」を付与する。そして、発呼側で
は図5の例えばPHS子機5Aを自営基地局1を介して
呼び出すときには、図5に示す自営基地局1の電話番号
「3211−0111」にサブアドレス「01」を付加
して発信し、自営基地局1ではこの発信に基づく着信が
交換網100から報知されると、このサブアドレス「0
1」を検出してPHS子機5Aを呼び出すようにする。
なお、図5に示すこれらの電話番号は、本実施の形態で
は、交換網100のメモリ100A内のテーブル100
Cに記憶される。
営基地局1の動作を示すフローチャートである。交換網
100から回線Laを介して着信が到来すると自営基地
局1の制御部14はステップS41でこの着信を検出す
る。制御部14は、着信を検出すると、この着信にPH
S子機5の前記サブアドレスが付加されているか否かを
ステップS42で判断し、サブアドレスが付加されてい
れば、このサブアドレスに対応したPHS子機5との間
の無線リンクを確立する無線確立処理をステップS43
で行う。また、サブアドレスが付加されていなければ在
圏する全てのPHS子機5との間の無線リンクを確立す
る無線リンク確立処理をステップS44で行う。ここ
で、PHS子機5との間で無線リンクが確立せず、した
がってPHS子機5からの電波が受信できなければステ
ップS52へ移行し交換網100に呼出エラーデータを
送信して終了する。
に存在することにより、PHS子機5との間で無線リン
クが確立し、したがってPHS子機5からの電波が受信
されれば、ステップS45の判定は「Y」となり、この
場合はステップS46でPHS子機5に呼出を行う。そ
の後、発呼者が発呼を放棄することにより発信側回線L
aが開放されるか否か、及びPHS子機5が呼出に応答
するか否かをそれぞれステップS47,S48で判断
し、PHS子機5が呼出に応答すれば、ステップS49
でPHS子機5を通話チャネルに接続して発呼側とPH
S子機5とを通話させる通話処理を行う。
話切断操作、または発呼側の終話による発信側回線La
の開放をステップS50で判断し、これらの何れかが行
われ、ステップS50の「切断?」が「Y」となると、
PHS子機5を通話チャネルから開放する無線切断処理
をステップS51で行って終了する。また、PHS子機
5の呼出中に発信側回線Laが開放されステップS47
の判定が「Y」となると、同様にステップS51で無線
切断処理を行って終了する。
ャートであり、交換網100の制御部100Bの動作を
示すものである。発呼者(発信者)により電話端末7が
オフフックされ、電話端末7の操作部が操作されてPH
S子機5の電話番号が発信されるか、或いは自営基地局
1の電話番号が発信されると、交換網100の制御部1
00Bではこの電話番号の操作に基づく発信を受け付け
る(ステップS1)。
0の制御部100Bは、発呼側が操作した電話番号に対
応する基地局に着信を報知することにより着信側の呼出
を行う(ステップS2)。即ち、発呼者の発呼が自営基
地局1の電話番号の操作による発呼の場合は自営基地局
1に着信を報知し、自営基地局1及びPHS子機5の呼
出を行う。また、発呼者の発呼がPHS子機5の電話番
号の操作による発呼の場合はPHS子機5が位置登録さ
れている公衆基地局に着信を報知し、公衆基地局からP
HS子機5への呼出を行わせる。
を、着信を報知した該当基地局からの情報をもとにステ
ップS3で判断し、着信側が呼出に応答しステップS3
の判定が「Y」となると、ステップS6で発呼側端末と
着信側との通話パスを接続し両者間で通話させる通信処
理を行う。そして通話中には、発呼側または着信側の終
話をステップS7で判断し、終話が検出されると、発呼
側または着信側の通信に関わる回線をステップS8で開
放して終了する。なお、発呼者が呼出中にオンフックし
ステップS5の「発信者回線開放?」が「Y」となる
と、この呼出に関わる全ての回線を開放し(ステップS
8)処理を終了する。
信報知された該当基地局の圏内にPHS子機5が存在せ
ず、端末呼出エラー(上述した呼出エラーデータ)がそ
の基地局から返送されて、ステップS4の判定が「Y」
となると、交換網100の制御部100Bは、メモリ1
00Aのテーブル100Cに記憶されているこのPHS
子機5に関わる転送すべき宛先電話番号を検索し、転送
すべき宛先(転送先)があるか否かをステップS10で
判断する。
1」を有するPHS子機5Aを自営基地局1を介して呼
び出すために、発呼者が自営基地局1の電話番号「32
11−0111」に、サブアドレス「01」を付加して
発信し、自営基地局1に着信報知したときに、着信報知
された自営基地局1の圏内にPHS子機5Aが存在せず
端末呼出エラーとなる場合は、図5のテーブル100C
内の前記電話番号「3211−0111」、及びサブア
ドレス「01」と対に記憶されているこのPHS子機5
Aの公衆基地局用の電話番号「1234−5671」を
検索し、この電話番号を有するPHS子機5Aが最後に
位置登録された公衆基地局を転送先として決定してステ
ップS10の「転送先あり?」を「Y」と判定する。そ
して、ステップS11でその公衆基地局へこのPHS子
機5A宛の着信を転送する。
子機5Aを呼び出すために図5の電話番号「1234−
5671」を発信操作し、該当の公衆基地局に着信を報
知したとき、着信報知された公衆基地局の圏内にPHS
子機5Aが存在せず端末呼出エラーとなる場合は、テー
ブル100C内の前記電話番号「1234−5671」
と対に記憶されているこのPHS子機5Aを収容する自
営基地局1の電話番号「3211−0111」及びサブ
アドレス「01」を検索し、ステップS10の「転送先
あり?」を「Y」と判定する。そして、ステップS11
でその自営基地局1へPHS子機5A宛の着信を転送す
る。
子機5への呼出が行われるが、PHS子機5がこの呼出
に応答してステップS14の「着信側応答」が「Y」と
なると、ステップS6へ移行して発呼側端末と着信側と
の通話パスを接続し両者間で通話させる通信処理を行
う。そして通話中には、発呼側または着信側の終話をス
テップS7で判断し、終話が検出されると、発呼側また
は着信側の通信に関わる回線をステップS8で開放して
終了する。なお、着信転送された基地局からPHS子機
の呼出中に発呼者がオンフックしステップS15の「発
信者回線開放?」が「Y」となると、この呼出に関わる
全ての回線を開放し(ステップS8)処理を終了する。
S子機5が存在せずその基地局から呼出エラーデータが
返送される場合は、ステップS16の「呼出エラーデー
タ検出?」は「Y」となる。この場合は、PHS子機5
は自営基地局1及び公衆基地局の双方の圏内に存在しな
いということで、ステップS12で発呼側にビジートー
ンを送出する。そして、発呼側がこのビジートーンを聴
取することによりオンフックし、ステップS13の「発
信者回線開放?」が「Y」となると、ステップS8で回
線を開放し処理を終了する。また、着信が報知された基
地局から端末呼出エラーが送出されたときにこの着信を
転送する転送先が存在せずステップS10の判定が
「N」となる場合も、ステップS12で発呼者にビジー
トーンを送出し、発呼を放棄させる。そしてこの発呼の
放棄(オンフック)により、ステップS13の「発信者
回線開放?」が「Y」となると、ステップS8で回線を
開放し処理を終了する。
子機を収容する場合、各々のPHS子機にサブアドレス
を付与するとともに、自営基地局の電話番号及び各PH
S子機のサブアドレスと、各PHS子機の公衆基地局用
の電話番号とを関連づけて交換網100のテーブル10
0Cに記憶するようにしたので、基地局を介してPHS
子機を呼び出したときに該当基地局とPHS子機間の無
線リンクが確立せずPHS子機を異なる基地局に転送す
るような場合、交換網100では前記テーブル100C
の記憶情報に基づき各PHS子機を個別に識別して着信
転送することができる。
接続される回線LaをISDN回線とし、自営基地局圏
内のPHS子機5を識別する識別番号としてサブアドレ
スを付加するようにしたが、自営基地局1の回線Laが
アナログ回線の場合は前記識別番号をダイヤルイン番号
とする。即ち、自営基地局1を介し例えばPHS子機5
Aを呼び出す場合、まず自営基地局1の図5に示す電話
番号「3211−0111」を発信し自営基地局1に着
信させ、自営基地局1に一旦応答させた後、続いてダイ
ヤルイン番号「01」を発信することにより、自営基地
局1にPHS子機5Aを呼び出しさせるようにする。こ
のようなダイヤルイン番号の場合も前記サブアドレスの
場合と同様、的確に各PHS子機5A〜5Hを識別して
呼び出すことができる。
数のPHS子機に自営基地局を介して利用される際に識
別される識別番号を設け、かつ自営基地局は交換網から
着信が報知されPHS子機への呼出を行うときにこの着
信に含まれる識別番号に応じてPHS子機への呼出を制
御するとともに、この呼出時に該当のPHS子機が検出
できない場合は呼出不可を交換網に通知し、交換網は呼
出不可が通知されるとテーブルに基づいて前記識別番号
に対応するPHS子機を検索し、検索したPHS子機が
位置登録されている公衆基地局へ着信を転送するように
したので、PHS子機を、本来の利用形態である公衆基
地局を介する移動端末として利用できることは勿論、自
営基地局を介するコードレス子機としても利用すること
ができ、かつ自営基地局は、各PHS子機を的確に識別
して着信転送できる。
自営基地局のブロック図である。
ク図である。
ク図である。
る。
構成を示す図である。
る。
である。
である。
…電話端末、11,31,51…無線部、12,32,
52…変復調部、13,33,53…チャネルコーディ
ック部、14,34,54,100B…制御部、14
A,34B,54A,100A…メモリ、15,55…
表示部、16,56…操作部、17,57…ブザー、1
8,38…回線制御部、19,39,59…音声処理
部、20…録音部、21…録再制御部、100…交換
網、100C…テーブル、110…留守センタ、La,
Lb…回線。
Claims (1)
- 【請求項1】 自営基地局と、公衆基地局と、前記自営
基地局及び公衆基地局に無線接続が可能な複数のPHS
子機と、前記自営基地局及び公衆基地局を収容する交換
網とからなるPHS電話システムにおいて、 前記複数のPHS子機には、自営基地局を介して利用さ
れる際に識別される識別番号が設けられ、 前 記自営基地局は、 前記交換網から着信が報知され前記PHS子機への呼出
を行うときに前記着信に含まれる前記識別番号に応じて
前記PHS子機への呼出を制御する制御手段と、 前記制御手段の呼出時に該当のPHS子機が検出できな
い場合は呼出不可を前記交換網に通知する通知手段と を
備え、 前記交換網は、 PHS子機に設けられた前記識別番号と前記公衆基地局
を介して利用されるPHS子機の電話番号とが対に登録
されたテーブルと、 前記通知手段により呼出不可が通知されたときに前記テ
ーブルの識別番号に基づいて対応の電話番号を有するP
HS子機を検索するとともに、検索したPHS子機が位
置登録されている公衆基地局へ前記着信を転送する着信
転送手段と を備えたことを特徴とするPHS電話システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36799098A JP3298531B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | Phs電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36799098A JP3298531B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | Phs電話システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000197123A JP2000197123A (ja) | 2000-07-14 |
JP3298531B2 true JP3298531B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18490701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36799098A Expired - Fee Related JP3298531B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | Phs電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3298531B2 (ja) |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP36799098A patent/JP3298531B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000197123A (ja) | 2000-07-14 |
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