JP3288089B2 - 赤外線吸収コードパターン形成用インキ - Google Patents
赤外線吸収コードパターン形成用インキInfo
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Description
されるコードパターン形成用インキに関する。さらに詳
しくは、本発明は、従来識別ができなかった赤、黄色等
の種々の色に着色可能であり、識別は赤外線吸収により
行う、コードパターン形成用インキに関する。
ターンとしてのバーコードが、主として物流管理システ
ムのために広く利用されている。例えば、POS(販売
時点管理)システム用のJANコードや配送伝票、荷分
け伝票、納品用のバーコードタグなどの光学的データキ
ャリアとして、バーコードは広く用いられている。
の光源光として650nm、800nm又は950nm
付近に発光波長を持つ半導体レーザー又は発光ダイオー
ドが主として用いられている。そのため、光源光の波長
域が制約されるために、バーコードは、可視光領域に吸
収帯のあるカーボンブラックを用いたインキ、又はシア
ン・グリーン系統の赤色/赤外波長域に吸収特性を持つ
インキにより印刷、又はプリントされている。
フセット、フレキソ、グラビア又はシルク印刷等で、主
として、ソース・マーキングと呼ばれる大量印刷に適用
される。バーコードのプリントの方式は、ドットインパ
クト、熱転写、ダイレクトサーマル、電子写真、インク
ジェットプリント等で、主として、インストア・マーキ
ングと呼ばれる個別印刷、或いは、小ロットの情報コー
ドラベルの製造に適用されている。
イン上の制約を印刷物にもたらすとしてこれを排除する
要求が強い。そこで、可視光領域に吸収帯を持たないイ
ンキを印刷又はプリントすることにより情報コードを透
明化し、目視での判定を困難にしようとする試みもなさ
れている。
や紫外線の可視光線領域外波長の光を主に吸収するイン
キを用いて、赤外線/紫外線吸収パターンを形成する方
法が挙げられる。赤外線吸収パターンは、例えば特開昭
63−116286号、特開平3−154187号、特
開平3−227378号、特開平3−275389号、
特開平4−70349号に開示されている。又、紫外線
吸収パターンは、例えば特開昭63−183675号に
記載されている。
ードパターンが形成できるのであれば、カーボンブラッ
クの黒やシアン・グリーン系統以外の赤色や黄色等の種
々の色に着色したコードパターンも形成できる可能性が
ある。即ち、コードパターンの読み取りは赤外線又は紫
外線の吸収により行い、さらにコードパターン中に、コ
ードパターンの読み取りに関与しない可視光を吸収する
物質を共存させることにより、好みの色のコードパター
ンやレインボーカラーのコードパターンを形成すること
ができる。
ードパターンは、いずれも完全に透明ではなかった。従
来用いられている赤外線領域に吸収域をもつ色素は、シ
アニン色素、フタロシアニン系色素、ナフトキノン系色
素、アントラキノン系色素、ジルオール系色素、トリフ
ェニルメタン系色素などがある。しかし、これらは60
0nm以上の波長領域に吸収帯を持つためにシアンカラ
ーであるか、または可視領域(380nm〜700n
m)に30〜40%の吸収があるために、若干赤みがか
ったクリーム色を呈している。よって、完全に透明なバ
ーコードを形成することができなかった。また、赤外線
吸収顔料としてシアンフィルターガラスを用いるものも
あるが、この場合、ガラスはCu2+イオンを含んでお
り、550nmから吸収が始まるためにシアンカラーを
呈していた。
収を持ち、可視光領域では吸収を行わない新たな顔料を
用いた、黒色、青色、緑色、赤色、黄色等の好みの色を
有するコードパターンを形成できるインキを提供するこ
とにある。
収ガラス粉末及び着色顔料を含有することを特徴とする
赤外線吸収コードパターン形成用インキに関する。
コードパターンの識別に寄与するYb3+を含有する赤外
線吸収ガラス粉末とコードパターンの識別に寄与せず、
可視光領域に吸収を有する着色顔料を含有することを特
徴とする。
する。本発明の赤外線吸収顔料の基材となる物質は無機
材料であるガラスであり、これに希土類元素であるYb
3+イオンを含有させて、赤外線吸収特性を付加したもの
である。ガラスを基材として用いるのは、ガラスが化学
的安定性と透明性を有しており、かつYb3+がイオン状
態でアモルファスのガラス結晶中に取り込まれ、安定に
存在することが可能であるためである。
パターンがコードパターンを読み取るのに十分な量の赤
外線吸収を示す量とする。これは、本発明のコードパタ
ーン形成用インキ中の赤外線吸収ガラス粉末の含有量に
よっても異なるが、ガラス中のYb3+イオンの含有量
は、例えば約5〜60重量%とすることが好ましい。
いと、赤外線の吸収が弱くなり、その結果、コードパタ
ーン形成用インキの赤外線吸収が不十分になり、コード
パターンの識別が不可能になることがあるからである。
一方、Yb3+イオンの含有量は、多ければそれだけ赤外
線の吸収が強くなり好ましく、さらにYb3+イオンの含
有量の増加により、ガラスの耐水性や耐候性等も向上す
る傾向がある。しかし、Yb3+イオンの含有量が多くな
り過ぎるとガラス状態でYb3+イオンがイオン状態でガ
ラス中に含まれる状態を保つことが困難になり、化学安
定性や透明性や赤外吸収性が充分ではなくなる傾向があ
る。しかし、Yb3+イオンの含有量が60重量%以下で
は、ガラスの化学安定性や透明性は充分に保たれる。
尚、赤外線吸収は、Yb3+イオンの含有量が大きい程強
くなる傾向があるため、Yb3+イオンの含有量は、好ま
しくは10〜60重量%であり、より好ましくは20〜
60重量%である。
挙げるようなものがある。 (a)酸化物ガラス SiO2 、P2 O5 、Al2 O3 、Na2 O、BaO、
Ba2 O3 、Li2 O、MgO、ZnO、K2 O、Pb
O、B2 O3 、Na2 B4 O7 、Tl2 O、Mo O3 、
TeO2 、V2 O5 、Fe2 O3 、K2 O、CaO、G
eO2 、Sb2O3 、As2 O3 、Al(PO3 )3 、
SrO、Ti2 O、ZrO2 、Y2 O3、CeO2 、B
eO、R2 O、Ca3 (PO4 )2 、Na4 P2 O7 、
AlPO4
3 、ZrF4 、AlF 3 、SnF2 、LiF、Hf
F4 、LaF3 、ZnF2 、LuF3 、ThF4 、Sr
F2 、ScF3 、YF3 、InF3
−Se)、(P−As)─Se、As−(Se−T
e)、As−(S−Te)、(As−Sb)−S、(A
s−Sb)−Se、(As−Bi)−Se、Si−S、
Ge−S、Ge−Se、Ge−(Se−Te)、Ge−
P−S、Ge−P−Se、Ge−p−Te、Ge−As
−S、Ge−As−S、Ge−As−Se、Ge−As
−Te、Ge−As−(S−Se)、Ge−Sb−S、
Ge−Sb−Se、Sn−As−Se、Ga−As−
S、Ga−As−Se、In−As−S、In─As−
Se、Tl−As−S、TlAs−Se、Tl−As−
Te、Tl−As−(S−Te)、Tl−As−(Se
−Te)、Cu−As−S、Cu−As−Se、Ag−
As−S、Ag−As−Se、Au−As−S、Au−
As−Se、As−S−Cl、As−S−Br、As−
S−I、As−Se−I、As−Te−I、Cd−Ge
−P、Cd−Ge−As、Al−Ge−Se
ちつつ比較的多量のYb3+イオンを含有することができ
るという観点から、リン酸塩ガラスやフッリン酸塩ガラ
スを用いることが好ましい。特に、リン酸塩ガラスは、
Yb3+イオンとの相溶性が高いという観点からも好まし
い。
上記基材の原料及びイッテルビウム源(例えば酸化イッ
テルビウム)Yb2 O3 を混合し、通常のガラスの製法
に従って、ガラス原料を溶融し、ガラスの溶融液を冷却
し、延伸することにより、薄い板ガラスとするか、又は
水冷によりガラスビーズとし、次いで粉砕することによ
り、製造することができる。
3+の 2F7/2 → 3F5/2 の遷移に基づく吸収帯を持つ。
さらに、この吸収は、遷移金属イオンによる着色と異な
り、ブロードとならず可視領域吸収を有しないために着
色しない。
赤外線吸収ガラス粉末は、図1に示すように約970n
mをピークとする赤外領域の照射光を際立って吸収する
が、400〜700nmの可視領域には吸収を有さな
い。従って、この赤外線吸収ガラス粉末を用いた本発明
のインキによってバーコードを形成すると、吸収を行う
バーの部分(印刷部)と、反射を行うスペースの部分
(非印刷部)の間に、照射赤外光の吸収/反射の反射光
の濃淡が形成され、バーコードのシグナルを読み取るこ
とができる。
に適したプリント方式である、オフセット印刷、熱転写
プリント、インジェクトプリント、電子写真式プリント
用の、オフセットインキ、熱転写リボンインキ、インク
ジェットインキ、トナーインキである場合には、赤外線
吸収ガラス粉末は、平均粒子径が0.01μm〜1.6
μmじあり、最大粒子径が2μm以下である粉末である
ことが好ましい。上記方式により得られる印刷膜厚もし
くはプリント膜厚が通常約1〜2μmであり、最大でも
3μm程度であることから、ガラス粉末の平均粒子径を
上記範囲のサブミクロンオーダーとすることにより、印
刷ムラを抑制することができるからである。
粉末は、例えばジェットミル又はボールミル等を用いて
ガラスブロックを粉砕することにより製造することがで
きる。尚、ボールミルを用いる場合には、粒子を粉砕す
る際に発生する熱で素材が溶融することにより、粒子が
会合したり、異物の混入による変性を引き起こすことを
防ぐ目的で、容器全体を冷却しながら粉砕することが好
ましい。
ダー成分が無極性のオフセットインキ、熱転写リボンイ
ンキ、トナーインキに対しては、粉砕した赤外吸収顔料
ガラスの表面に親油性コートを施して、インキバインダ
ーへの顔料粒子の分散性を向上させることが好ましい。
分散性を向上させることにより、形成したバーコード等
コードパターンの読み取りを良好に行うことができる。
インキから顔料が析出したり、赤外光の吸収部分が印刷
されない抜けの状態の発生を防止することができる。ま
た、熱転写リボンにおいては、均一なコート層のリボン
コーティングを得ることができ、プリント時に転写不良
が発生することを防止することができる。さらに、電子
写真式プリントのトナーにおいても、トナーインキの顔
料の含有状態を均一に保つことができ、安定な吸収レベ
ルを有するコードパターンを得ることができる。
例を以下に列記する。 (a)コーティング コーティングは界面活性剤的な役割を果たす。具体的例
としては、例えば脂肪酸(低分子・高分子鎖)、脂肪酸
塩類、及びワックスなどの分散剤を用いる事ができる。
特に、フッ燐酸塩脂肪酸を用いたコーティング剤をコー
ティングしたインキ顔料をオフセットインキ化し、印刷
することにより赤外線吸収パターン印刷部への印刷ムラ
は著しく改善することができる。
反応する。具体例としては、シラン化合物、チタン化合
物、金属キレート化合物などを挙げることができる。 (c)重合性モノマー 低分子量のモノマー又はオリゴマーを顔料表面に反応さ
せ、非可逆層をつくる。具体例としては、重合性有機
酸、反応性オリゴマー等を挙げることができる。
スクリーン印刷用のインキである場合には、赤外線吸収
ガラス粉末の平均粒子径は必ずしもサブミクロンである
必要はなく、最大20μm程度まで許容できる。即ち、
グラビア印刷やシルクスクリーン印刷に用いる場合に
は、赤外線吸収ガラス粉末は、平均粒子径は0.01〜
20μmであることが適当である。
顔料の間に親和性の差異を生じない。そのため、グラビ
ア印刷に本発明のインキを用いる場合には、赤外線吸収
ガラス粉末の表面をコーティングをすることなく、グラ
ビアインキ中にガラス粉末の沈降を防止するために、界
面活性剤を混入することにより、そのまま用いることが
できる。さらに、シルクスクリーン印刷に本発明のイン
キを用いる場合にも、印刷方式と印刷速度を考慮する
と、赤外線吸収ガラス粉末は表面コーティングをするこ
となく、そのまま用いることもできる。
しては、上記赤外線吸収ガラス粉末の吸収帯(約900
〜1000nm)に吸収を有さない総ての着色顔料を用
いることができる。黄顔料、マゼンタ(紅)顔料、シア
ン(藍)顔料、フォーマットブラックの吸収スペクトル
を図2に示す。また、各顔料の例を以下に示す。尚、括
弧内は、C.I.Pigmentの分類である。
ge−16)
1) レーキボルドー10B(Red−63:1) アンソシン3Bレーキ(Red−66) アンソシン5Bレーキ(Red−67) ローダミン6Gレーキ(Red−81) エオシンレーキ(Red−90) べんがら(Red−101) ナフトールレッドFGR(Red−112)
15:1) フタロシアニンブルー(β形,非結晶形)(Blue−
15:3) フタロシアニンブルー(β形,非結晶,非集合形)(B
lue−15:4) ファストスカイブルー(Blue−17:1) アルカリブルーGトーナー(Blue−18) アルカリブルーRトーナー(Blue−19) ピーコックブルーレーキ(Blue−24) 紺青(Blue−27) 群青(Blue−29) レフレックスブルー2G(Blue−56) レフレックスブルーR(Blue−61)
−2) フタロシアニングリーンG(Green−7) グリーンゴールド(Green−10) フタロシアニングリーンY(Green−36)
料)
線吸収ガラス粉末及び着色顔料以外に、インキが一般に
含有するインキビヒクル及び必要により溶剤等を含有す
る。インキ中の赤外線吸収ガラス粉末及び着色顔料の含
有量は、コードパターンの識別に必要な赤外線吸収の強
度と着色の程度等により変化するが、例えば両者の合計
が5〜60重量%の範囲であることが好ましい。残り
は、ビヒクル及び必要により溶剤等の成分である。ま
た、赤外線吸収ガラス粉末の含有量は、2.5〜50重
量%、好ましくは25〜40重量%の範囲であり、着色
顔料の含有量は、2.5〜30重量%、好ましくは10
〜15重量%の範囲である。
ヒクルのみで溶剤を含まないものも包含する。また、本
発明のインキは、ビヒクル及び溶剤を含有する態様を包
含する。
には、蛋白質、ゴム、セルロース類、シエラック、コパ
ル、でん粉、ロジン等などの天然樹脂、ビニル系樹脂、
アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹
脂、ノボラック型フェノール樹脂等の熱可塑性樹脂、レ
ゾール型フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ポ
リウレタン樹脂、エポキシ、不飽和ポリエステル等の熱
硬化性樹脂などがあげられ、必要に応じて印刷皮膜の柔
軟性・強度安定化のための可塑剤、粘度調整、乾燥性の
ための溶剤、さらに乾燥、粘度、分散性、各種反応剤等
の助剤を適宜添加することができる。
分により汚染物質を吸着することが望ましくないことか
ら、好適には、溶剤を用いない光重合硬化型もしくは電
子線硬化型インキを用いて形成する。これらインキの硬
化物の主成分はアクリル系樹脂である。従って、上記イ
ンキはアルキルモノマーを含有するものであり、具体的
には、市販されている以下のアクリルモノマーを挙げる
ことができる。
ヘキシルアクリレート、2- エチルヘキシルEO付加物
アクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレ
ート、2- ヒドロキシエチルアクリレート、2- ヒドロ
キシプロピルアクリレート、2- ヒドロキシエチルアク
リレートのカプロラクトン付加物、2- フェノキシエチ
ルアクリレート、フェノキシジエチレングリコールアク
リレート、ノニルフェノールEO付加物アクリレート、
ノニルフェノールEO付加物にカプロラクトン付加した
アクリレート、2- ヒドロキシ- 3- フェノキシプロピ
ルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト、フルフリルアルコールのカプロラクトン付加物アク
リレート、アクリロイルモルホリン、ジシクロペンテニ
ルアクリレート、ジシクロペンタニルアクリレート、ジ
シクロペンテニルオキシエチルアクリレート、イソボル
ニルアクリレート、4,4- ジメチル- 1,3- ジオキ
ソランのカプロラクトン付加物のアクリレート、3- メ
チル- 5,5- ジメチル- 1,3- ジオキソランのカプ
ロラクトン付加物のアクリレートなどが用いられ得る。
サンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、トリプロピレングリコールジアクリレート、ヒドロ
キシピバリン酸ネオペンチルグリコールエステルジアク
リレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコー
ルエステルのカプロラクトン付加物ジアクリレート、
1,6- ヘキサンジオールのジグリシジルエーテルのア
クリル酸付加物、ヒドロキシピバルアルデヒドとトリメ
チロールプロパンのアセタール化合物のジアクリレー
ト、2,2- ビス〔4- (アクリロイロキシジエトキ
シ)フェニル〕プロパン、2,2- ビス〔4-(アクリ
ロイロキシジエトキシ,フェニル〕メタン、水添ビスフ
ェノールAエチレンオキサイド付加物のジアクリレー
ト、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、トリメチロールプロパンプ
ロピレンオキサイド付加物トリアクリレート、グリセリ
ンプロピレンオキサイド付加物トリアクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート・ペンタアクリ
レート混合物、ジペンタエリスリトールの低級脂肪酸お
よびアクリル酸のエステル、ジペンタエリスリトールの
カプロラクトン付加物アクリレート、トリス(アクリロ
イロキシエチル)イソシアヌレート、2- アクリロイロ
キシエチルホスフェートなどが用いられ得る。
は無溶剤性で、電磁波や電子線照射により連鎖的重合反
応を起こす組成となっており、このうち、紫外線照射型
のものについては、光重合開始剤と、必要に応じて増感
剤および助剤として、重合禁止剤、連鎖移動剤などを添
加する。
としてアリールアルキルケトン、オキシムケトン、アシ
ルホスフィンオキシド等、2)ラジカル重合反応型とし
てベンゾフェノン誘導体、チオキサントン誘導体等、
3)カチオン重合反応型としてアリールジアゾニウム
塩、アリールヨードニウム塩、アリールスルホニウム
塩、アリールアセトフェノン等があり、その他に4)エ
ネルギー移動型、5)光レドックス型、ならびに6)電
子移動型のものが用いられ得る。
述した紫外線照射型と同様な樹脂又はモノマーを用い
て、光重合開始剤を必要とせず、必要に応じて各種助剤
が添加され得る。
ス粉末、着色顔料、ビビクル以外に水及び水性有機溶媒
を含有するものであることができる。水は、イオン交換
水以上の純度であればよい。
浸透性付与を目的とし、例えば、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリ
セリンの如き多価アルコール類:N−アルキルピロリド
ン類:酢酸エチル、酢酸アミルの如きエステル類:メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノールの如き
低級アルコール類:メタノール、ブタノール、フェノー
ルのエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド付加
物の如きグリコールエーテル類等が挙げられる。これら
の水溶性有機溶媒は、上記溶媒例に限定されるものでは
なく、溶媒の吸湿性、保湿性、染料溶解性や浸透性、イ
ンキの粘度や氷点などを考慮して、適宜、単独もしくは
複数で使用される。これらの水溶性有機溶媒の使用料
は、インキの0.1〜70重量%の範囲が好ましい。
される諸条件を満たすために、必要に応じて、インキの
成分として従来から知られている添加物を添加すること
も可能である。これらの添加物としては、pH調製剤とし
てのアルコールアミン類、アンモニウム塩類、金属水酸
化物:比抵抗調製剤としての有機塩類、無機塩類:酸化
防止剤:防腐剤:防カビ剤:金属封鎖剤としてのキレー
ト剤等が挙げられる。
インキ吐出方向の変化などが生じない程度に、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルビロリドン、カルボキシメチ
ルセルロース、スチレンアクリル酸樹脂、スチレンマレ
イン酸樹脂等の水溶性樹脂を添加することもできる。
粉末及び着色顔料以外に、ビビクルとして合成樹脂、ワ
ックス、および必要に応じて溶剤を配合して調製する。
合成樹脂は、サーマルヘッドの電圧、融点などを考慮し
た上で適当なものを単独または混合して用いる。具体例
をあげれば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピ
レン、ポリブチン、石油樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリビ
ニルアルコール、塩化ビニリデン樹脂、メタクリル樹
脂、ポリアミド、ポリカーボネート、フッ素樹脂、ポリ
ビニルホルマール、ポリビニルブチラール、アセチルセ
ルロースプラスチック、ニトロセルロース、ポリアセタ
ールなどである。ワックスは、ミツロウ、触ロウ、イボ
タロウ、羊毛ロウ、セラックワクス、カルナバワック
ス、モンタンワックス、パラフィンワックス、キャンデ
リラワックス、ベトロラクタム、マイクロクリスタリン
ワックスなどから適宜選択して用いることができる。
方法で塗布できるインキとする場合に用いる。ベンゼ
ン、キシレン、トルエン、トリクレン、ホワイトスピリ
ット、酢酸ニチル、酢酸n−ブチル、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、n−ブタノール、エチルシ
クロヘキサン、メチルエチルケトン、エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ、シクロヘキサノンなどがその例
である。特に、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メタ
ノール、エタノール、キシレンおよびトルエンが用いら
れることが好ましい。
上に設けた熱転写シートとすることができる。ベースフ
ィルムの材料には、常用のものを使用すればよい。具体
的には、ポリエスチル、ポリプロピレン、セロファン、
アセテート、ポリカーボネートなどのプラスチックのフ
ィルム、およびコンデンサー紙、パラフィン紙などの紙
類を使用することができる。
成分は本発明の赤外線吸収ガラス粉末、着色顔料、ビビ
クル、必要に応じて帯電制御剤、オフセット防止剤、外
添剤(流動化剤)からなる。ビビクルはポリスチレン樹
脂、スチレン−アクリル系共重合体、スチレン−ブタジ
ェン系共重合体、ポリエステル系樹脂、エポキシ樹脂、
ポリオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂を挙げること
ができる。接触帯電性は、アミノ基などの電子供与性の
置換基を含むものは正帯電を帯びやすく、フッ素、カル
ボキシル基などの電子受容性置換基を有するものは負帯
電を帯びやすい。
料、第4級アンモニウム系化合物など、負帯電トナーに
はアルキルサルチル酸の金属錯体、アゾ系含金属錯体な
どが用いられる。その他添加剤として、熱ロール定着の
オフセット防止剤として低分子量ポリエチレン、低分子
量ポリプロピレンなどが用いられる。
含有し、この赤外線吸収ガラス粉末は、図1に示すよう
に約970nmに鋭い吸収を示す。そこで、本発明のイ
ンキを用いて成形したコードパターンに、照射光源とし
て、例えば半導体レーザーのパルス状の赤外光又は発光
ダイオードの赤外発光に対して900nm以下の光及び
1000nm以上の光を吸収するバンドパスフィルター
をコーティングしたレンズ等を受光センサー側に取り付
けて、約950nmをピークとする赤外線を照射すると
鋭い吸収シグナルとして識別できる。
は、バーコードを例示でき、バーコードは1次元のバー
コード以外に2次元コード等であってもよい。特に本発
明のインキでは、高い解像度が得られることから、2次
元コードに有効である。
る。 参考例 リン酸塩ガラス原料粉末としてCa3 (PO4 )2 9重
量部と酸化イッテルビウム(Yb2 O3 )粉末1重量部
とを混合した混合物を、電気炉を用いて水素雰囲気中で
還元しながら3時間かけて400℃まで加熱し、さらに
そのまま10時間400℃に保った。その後、放冷して
Yb3+を8.9重量%含有するリン酸塩ガラスを得た。
して、Ca3 (PO4 )2 8.5重量部と酸化イッテル
ビウム(Yb2 O3 )粉末1.5重量部とを混合した混
合物、及びCa3 (PO4 )2 7.5重量部と酸化イッ
テルビウム(Yb2 O3 )粉末2.5重量部とを混合し
た混合物を用いて、一酸化炭素雰囲気中で還元しながら
加熱し、その後放冷して、Yb3+を13.4重量%含有
するリン酸塩ガラス、及びYb3+を22.3重量%含有
するリン酸塩ガラスをそれぞれ得た。
用いて環流粉砕して平均粒子径が1.1μmのガラス粉
末を得た。これらの粉末の赤外線吸収スペクトルを測定
した。Yb3+を13.4重量%含有するリン酸塩ガラス
粉末、及びYb3+を22.3重量%含有するリン酸塩ガ
ラス粉末についての結果を図1に示す。
末3重量部及び着色顔料としてジスアゾエローAAA
(Yellow−12)2重量部を、アクリレートモノ
マー6重量部、ワックス3重量部及び増感剤0.5重量
部からなるオフセットビヒクルに添加混合して、オフセ
ット用黄色インキを調製した。このインキを常法により
コート紙上にバーコードをオフセット印刷した。尚、参
考のため、黄顔料の吸収スペクトル及びYb3+を22.
3重量%含有するリン酸塩ガラス粉末についての赤外線
吸収スペクトルを測定し、図3に示す。
た。このバーコードを光源として赤外発光ダイオード
(SHARP、GL480)を用い、受光部としてCC
Dリニアセンサ(SONY、ILX503)を用いて、
読み取り試験を行った。その結果、バーコード情報を読
み取ることができた。さらに、得られたバーコードは、
100時間のアーク灯による紫外線照射劣化試験、並び
に弱酸及び弱アルカリによる薬品劣化試験の後にもバー
コード情報を読み取ることができ、耐候性に優れたもの
であった。
−12)の代わりにカルシウムレッド2B(Red−4
8:2)を用いた他は実施例1と同様にしてオフセット
用赤色インキを調製した。このインキを常法によりコー
ト紙上にバーコードをオフセット印刷した。得られたバ
ーコードは、赤色を呈していた。このバーコードを実施
例1と同様にして読み取り試験を行った。その結果、バ
ーコード情報を読み取ることができた。尚、参考のた
め、マゼンタ顔料の吸収スペクトル及びYb3+を22.
3重量%含有するリン酸塩ガラス粉末についての赤外線
吸収スペクトルを測定し、図4に示す。
−12)の代わりにフタロシアニンブルー(Blue−
15:4)を用いた他は実施例1と同様にしてオフセッ
ト用青色インキを調製した。このインキを常法によりコ
ート紙上にバーコードをオフセット印刷した。得られた
バーコードは、青色を呈していた。このバーコードを実
施例1と同様にして読み取り試験を行った。その結果、
バーコード情報を読み取ることができた。尚、参考のた
め、シアン顔料の吸収スペクトル及びYb3+を22.3
重量%含有するリン酸塩ガラス粉末についての赤外線吸
収スペクトルを測定し、図5に示す。
−12)の代わりに群青(Blue−29)を用いた他
は実施例1と同様にしてオフセット用青色インキを調製
した。このインキを常法によりコート紙上にバーコード
をオフセット印刷した。得られたバーコードは、青色を
呈していた。このバーコードを実施例1と同様にして読
み取り試験を行った。その結果、バーコード情報を読み
取ることができた。
末5重量部及び着色顔料としてジスアゾエローAAA
(Yellow−12)2重量部を、ワックス5重量部
とミル攪拌して得たインクリボンインキを、4μmの厚
さのPETフィルムにグラピアコートして黄色のインク
リボンを得た。このインクリボンを用いて常法によりコ
ート紙上にバーコードを印刷した。得られたバーコード
は、黄色を呈していた。さらに、このバーコードを実施
例1と同様にして読み取り試験を行った。その結果、バ
ーコード情報を読み取ることができた。
−12)の代わりにカルシウムレッド2B(Red−4
8:2)を用いた他は実施例5と同様にして赤色のイン
クリボンを得た。このインクリボンを用いて常法により
コート紙上にバーコードを印刷した。得られたバーコー
ドは、赤色を呈していた。このバーコードを実施例1と
同様にして読み取り試験を行った。その結果、バーコー
ド情報を読み取ることができた。
−12)の代わりにフタロシアニンブルー(Blue−
15:4)を用いた他は実施例5と同様にして青色のイ
ンクリボンを得た。このインクリボンを用いて常法によ
りコート紙上にバーコードを印刷した。得られたバーコ
ードは、青色を呈していた。このバーコードを実施例1
と同様にして読み取り試験を行った。その結果、バーコ
ード情報を読み取ることができた。
−12)の代わりに群青(Blue−29)を用いた他
は実施例5と同様にして青色のインクリボンを得た。こ
のインクリボンを用いて常法によりコート紙上にバーコ
ードを印刷した。得られたバーコードは、青色を呈して
いた。このバーコードを実施例1と同様にして読み取り
試験を行った。その結果、バーコード情報を読み取るこ
とができた。
持ち、可視光領域では吸収を行わない新たな顔料を用い
た、黒色、青色、緑色、赤色、黄色等の好みの色を有す
るコードパターンを形成できるインキを提供することが
できる。
ス粉末、及びYb3+を22.3重量%含有するリン酸塩
ガラス粉末についての赤外線吸収スペクトルを示す。
料、フォーマットブラックの吸収スペクトルを示す。
重量%含有するリン酸塩ガラス粉末についての赤外線吸
収スペクトルを示す。
3+を22.3重量%含有するリン酸塩ガラス粉末につい
ての赤外線吸収スペクトルを示す。
を22.3重量%含有するリン酸塩ガラス粉末について
の赤外線吸収スペクトルを示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 Yb3+を含有する赤外線吸収ガラス粉末
及び着色顔料を含有することを特徴とする赤外線吸収コ
ードパターン形成用インキ。 - 【請求項2】 赤外線吸収ガラス粉末がYb3+を5〜6
0重量%含有するリン酸塩ガラスである請求項1記載の
インキ。 - 【請求項3】 赤外線吸収ガラス粉末が0.01〜20
μmの範囲の平均粒子径を有する、請求項1又は2記載
のインキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30496392A JP3288089B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 赤外線吸収コードパターン形成用インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30496392A JP3288089B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 赤外線吸収コードパターン形成用インキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128519A JPH06128519A (ja) | 1994-05-10 |
JP3288089B2 true JP3288089B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=17939426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30496392A Expired - Lifetime JP3288089B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 赤外線吸収コードパターン形成用インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3288089B2 (ja) |
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JP2006307045A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Toppan Forms Co Ltd | X線検知可能な印刷用インクおよびそれを用いたシート |
JP2007153984A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Dainippon Ink & Chem Inc | 赤外線吸収性印刷インキ組成物 |
WO2023210475A1 (ja) * | 2022-04-27 | 2023-11-02 | Agc株式会社 | 光学フィルタ |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP30496392A patent/JP3288089B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH06128519A (ja) | 1994-05-10 |
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