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JP3283707B2 - 転写ベルト装置 - Google Patents

転写ベルト装置

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Publication number
JP3283707B2
JP3283707B2 JP24565594A JP24565594A JP3283707B2 JP 3283707 B2 JP3283707 B2 JP 3283707B2 JP 24565594 A JP24565594 A JP 24565594A JP 24565594 A JP24565594 A JP 24565594A JP 3283707 B2 JP3283707 B2 JP 3283707B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball bearing
roller
transfer belt
frame
driven roller
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP24565594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08108949A (ja
Inventor
史 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP24565594A priority Critical patent/JP3283707B2/ja
Publication of JPH08108949A publication Critical patent/JPH08108949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3283707B2 publication Critical patent/JP3283707B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
画像形成装置における転写ベルト装置に関し、詳しくは
転写ベルトを張架するローラの取付け支持に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】感光体上のトナー像を転写用紙に転写す
る転写ベルト、この転写ベルトを回転駆動する駆動ロー
ラ、この回転に従動する従動ローラ、及び駆動ローラと
従動ローラを回動自在に支持するフレーム等から構成さ
れる転写ベルト装置が知られている。
【0003】この転写ベルト装置の従動ローラの取付け
は、図6、図7に示すように行われる。同図中、矢印C
で示すように、両端の軸に軸受35が設けられている従
動ローラ33は、その一端が一度フレーム34のローラ
取付け穴34aに差し通されてから、他端がローラ取付
け部34bに係合されてフレーム34に組付けられる。
その後、図6において、従動ローラ33の一端が、固定
部材36及び締結部品37によりローラ取付け穴34a
に固定されて、従動ローラ33はフレーム34に取付け
られる。また、図7において、従動ローラ35の他端に
Eリング38が係合されて、従動ローラ33はフレーム
34に取付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
転写ベルト装置では、軸受が設けられている従動ローラ
をフレームに組付けるとき、固定部材や締結部品を用い
るために組立性や、異常時の交換作業性が悪いという問
題点がある。また、駆動ローラや従動ローラの軸受とし
て玉軸受を使用することが多いが、玉軸受を使用した場
合には、玉軸受は振動防止や剛性向上のために軸方向に
適正な予圧で付勢することが推奨されている。この予圧
を怠ると、フレッチングと呼ばれている微小振動による
酸化をともなう摩耗が発生するという問題点がある。さ
らに、玉軸受に異常が発生して予圧を必要とした際に
は、フレームと玉軸受との間に弾性を持つ部材等を追加
して玉軸受に予圧を付与しなければならなくなり、コス
トアップや分解組立作業が複雑になるという問題点があ
る。
【0005】よって、本発明は、上述の問題点に鑑みて
なされたものであり、フレームに対してローラや玉軸受
の組立作業性が良く、組付けるだけで玉軸受に予圧を付
与する転写ベルト装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも二
つのローラの間に張架された転写ベルトと、ローラのう
ち少なくとも一つのローラの両端の軸にそれぞれ設けら
れた玉軸受と、この玉軸受を支持する一対の弾性体から
なるフレームとを備えた転写ベルト装置であって、各フ
レームの対向内側面に玉軸受を受け入れる玉軸受保持部
を形成し、この玉軸受保持部で玉軸受をローラの両側か
ら弾性的に挾み付けて支持する構成である。
【0007】
【作用】本発明によれば、弾性体からなるフレームに玉
軸受保持部を形成し、玉軸受をローラの両側から弾性的
に挾み付けて支持するので、両端の軸に玉軸受が設けら
れた部にローラを、フレームに組付けるだけで取付作業
が終了し、さらに、取付けるだけで軸受に予圧が付与さ
れる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1に示すように、転写ベルト装置10は、感光体
上のトナー像を転写用紙に転写する転写ベルト1、この
転写ベルトを回転駆動する駆動ローラ2、この回転に従
動する従動ローラ3、及び駆動ローラ2と従動ローラ3
とを図示しない玉軸受5を介して回動自在に支持するフ
レーム4等から構成されている。
【0009】図2及び図3において、従動ローラ3の両
端部はテーパー状に形成されており、その両端の軸には
それぞれ玉軸受5が設けられている。玉軸受5は、図4
に示すように、従動ローラ3の軸3aに固定された内輪
6と、ローラ支持部材4aに支持される外輪7と、内輪
6と外輪7との間に配設された複数の球8とから構成さ
れる。
【0010】フレーム4は、一対のローラ支持部材4
a,4aが連結部材を介して互いに連結して構成されて
いる。ローラ支持部材4aは、プラスチック等の弾性変
形可能な材質によって作られており、その端部41に
は、従動ローラ3の組付けを容易にする切欠き部4b
と、玉軸受5を保持する保持部4cとが一体的に設けら
れている。切欠き部4bは、玉軸受5がフレーム4に図
中矢印Aで示す向きに、組付け易いよう切欠かれてい
る。保持部4cには、玉軸受5がフレーム4に組付けら
れたとき、内輪6を逃す逃げ穴4dが穿たれている。
【0011】図3において、ローラ支持部材4aの一方
の保持部4cから他方の保持部4cまでの距離をL1
従動ローラ3の両端部に玉軸受5をそれぞれ設けたとき
の一方の玉軸受5から他方の玉軸受5までの距離をL2
とする。距離L1と距離L2との関係は、L1<L2に定め
られており、L2−L1の差がローラ支持部材4aに従動
ローラ3を組付けたときのローラ支持部材4aの弾性変
形量となる。この弾性変形量が、各玉軸受5を従動ロー
ラ3の両側から付勢し、玉軸受5に対する予圧になる。
【0012】次に、従動ローラ3の組付けについて説明
する。図2、図3において、切欠き部4bに玉軸受5を
嵌入して、保持部4cを外側(図中矢印Bで示す向き)
に弾性変形させ、玉軸受5を保持部4cに嵌合させて従
動ローラ3をローラ支持部材4aに組付ける。図5に示
すように、保持部4cに嵌合された玉軸受5の外輪7
は、ローラ支持部材4aの弾性変形による付勢力(図中
矢印F)によって、ローラ支持部材4aの内側に付勢さ
れ、内輪6は、上記付勢力の反作用の力(図中矢印
F’)によって、逃げ穴4dに遊嵌されてローラ支持部
材4aの外側に付勢される。この付勢力が、玉軸受5に
対して予圧を付与する。
【0013】フレームの弾性変形による付勢力を、玉軸
受の予圧の推奨値になるようにフレームの材質やL2
1の値によって適宜設定すれば、玉軸受を用いてロー
ラを支持する場合に、ローラをフレームに組付けるだけ
で玉軸受に適正な予圧が付与される。また、上述の一実
施例は従動ローラについて説明したが、駆動ローラの組
付け部に上述の構成を用いても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、フレームにローラを組
付けるだけで取付作業が終了し、さらに、取付けるだけ
で軸受に予圧が付与されるので、固定部材や締結部品を
用いず、また、工具等も用いずにローラがフレームに組
付け可能になり、組付作業性や交換作業性が向上し、コ
ストの低減になる。また、フレームにローラを組付ける
だけで球軸受に予圧が付与されるので、部品を追加する
ことなく、玉軸受に適正な予圧をかけることが可能にな
り、玉軸受のフレッチングの対策も同時に行うことがで
きる。さらに、フレームに対して一方向からローラを組
付けることができるので、自動組立にも対応可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す転写ベルト装置の斜視
図である。
【図2】本発明の一実施例の要部を示す拡大斜視図であ
る。
【図3】フレームの従動ローラ取付け部の寸法と、従動
ローラの寸法との関係を示す平面図である。
【図4】従動ローラに取付けられた玉軸受の一部断面の
平面図である。
【図5】玉軸受がフレームに取付けられた状態を示す一
部断面の拡大平面図である。
【図6】従来の従動ローラの取付けを説明する斜視図で
ある。
【図7】従来の従動ローラの取付けを説明する斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 転写ベルト 2 駆動ローラ 3,33 従動ローラ 4,34 フレーム 4a ローラ支持部材 4b 切欠き部 4c 保持部 4d 逃げ穴 5,35 玉軸受 10 転写ベルト装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも二つのローラの間に張架された
    転写ベルトと、上記ローラのうち少なくとも一つのロー
    ラの両端の軸にそれぞれ設けられた玉軸受と、この玉軸
    受を支持する一対の弾性体からなるフレームとを備えた
    転写ベルト装置であって、上記各フレームの対向内側面
    に上記玉軸受を受け入れる玉軸受保持部を形成し、この
    玉軸受保持部で上記玉軸受を上記ローラの両側から弾性
    的に挾み付けて支持することを特徴とした転写ベルト装
    置。
JP24565594A 1994-10-11 1994-10-11 転写ベルト装置 Expired - Lifetime JP3283707B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP24565594A JP3283707B2 (ja) 1994-10-11 1994-10-11 転写ベルト装置

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JPH08108949A JPH08108949A (ja) 1996-04-30
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JP6467914B2 (ja) 2014-12-26 2019-02-13 株式会社リコー ベルトユニット及び転写装置及び画像形成装置
JP6958000B2 (ja) * 2017-06-08 2021-11-02 ブラザー工業株式会社 駆動装置および画像形成装置
CN109335755A (zh) * 2018-10-29 2019-02-15 滁州千字文印务有限公司 印刷设备的自动送料装置

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