JP3283030B2 - 製袋機におけるサイドシール方法及び装置 - Google Patents
製袋機におけるサイドシール方法及び装置Info
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- JP3283030B2 JP3283030B2 JP2000117571A JP2000117571A JP3283030B2 JP 3283030 B2 JP3283030 B2 JP 3283030B2 JP 2000117571 A JP2000117571 A JP 2000117571A JP 2000117571 A JP2000117571 A JP 2000117571A JP 3283030 B2 JP3283030 B2 JP 3283030B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製袋機におけるサ
イドシール方法及び装置に関する。
イドシール方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続するテープ状のヘッダ芯材と
連続する帯状シートを繰出し移送中にヘッダ付き袋半製
品を形成し、更に、この袋半製品を間欠移送しながら、
移送方向に間隔をあけてヘッダ部に打抜き加工を施した
後、移送方向に交差する方向に沿って袋半製品を溶断す
ることにより両側縁を溶着(即ちサイドシール)された
袋体を製袋する製袋機が公知である。
連続する帯状シートを繰出し移送中にヘッダ付き袋半製
品を形成し、更に、この袋半製品を間欠移送しながら、
移送方向に間隔をあけてヘッダ部に打抜き加工を施した
後、移送方向に交差する方向に沿って袋半製品を溶断す
ることにより両側縁を溶着(即ちサイドシール)された
袋体を製袋する製袋機が公知である。
【0003】帯状シートは、巻回されたシートロールか
ら繰出された後、三角板と呼ばれる折曲手段を介して半
折重合されることにより表裏シート部を形成される。ヘ
ッダ芯材は、巻回されたテープロールから繰出された
後、前記表裏シート部の間に介装される。尚、必要に応
じて、帯状シートを断面ほぼV形に折曲加工することに
より袋半製品にガゼット部が形成される。
ら繰出された後、三角板と呼ばれる折曲手段を介して半
折重合されることにより表裏シート部を形成される。ヘ
ッダ芯材は、巻回されたテープロールから繰出された
後、前記表裏シート部の間に介装される。尚、必要に応
じて、帯状シートを断面ほぼV形に折曲加工することに
より袋半製品にガゼット部が形成される。
【0004】このようにして形成された連続する長尺の
袋半製品は、ニップロール等の連続移送駆動手段により
一定速度で移送される。然しながら、前述のような打抜
き加工やサイドシール加工は、袋半製品の連続移送中に
は実施できないため、袋半製品を連続移送から間欠移送
に切り換えることになる。
袋半製品は、ニップロール等の連続移送駆動手段により
一定速度で移送される。然しながら、前述のような打抜
き加工やサイドシール加工は、袋半製品の連続移送中に
は実施できないため、袋半製品を連続移送から間欠移送
に切り換えることになる。
【0005】そこで、袋半製品は、間欠移送に切り換え
られた後、所定時間だけ停止中に打抜き加工やサイドシ
ール加工を施され、その後、再度、所定時間だけ移送さ
れ、このような間欠移送を繰返される。このため、上流
側の連続移送駆動手段と下流側の間欠移送駆動手段の間
には、段差ロールと呼ばれる弛み制御手段が配置されて
おり、下流側で停止した袋半製品に対して、上流側から
継続的に移送される袋半製品を吸収するために、袋半製
品に弛み部分を形成すると共に、該弛み部分を段差ロー
ルにジグザグ状に巻掛けているのが現状である。
られた後、所定時間だけ停止中に打抜き加工やサイドシ
ール加工を施され、その後、再度、所定時間だけ移送さ
れ、このような間欠移送を繰返される。このため、上流
側の連続移送駆動手段と下流側の間欠移送駆動手段の間
には、段差ロールと呼ばれる弛み制御手段が配置されて
おり、下流側で停止した袋半製品に対して、上流側から
継続的に移送される袋半製品を吸収するために、袋半製
品に弛み部分を形成すると共に、該弛み部分を段差ロー
ルにジグザグ状に巻掛けているのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の製袋
機のように袋半製品を段差ロールに対してジグザグ状に
巻掛けることは、袋半製品を構成するヘッダ芯材や帯状
シートに巻き癖を形成することになるため、その後の間
欠移送段階における打抜き工程やサイドシール工程での
加工精度を妨げる要因となる。
機のように袋半製品を段差ロールに対してジグザグ状に
巻掛けることは、袋半製品を構成するヘッダ芯材や帯状
シートに巻き癖を形成することになるため、その後の間
欠移送段階における打抜き工程やサイドシール工程での
加工精度を妨げる要因となる。
【0007】また、段差ロールは、弛みを自在に吸収制
御できるように袋半製品の弛み部分に懸架されているた
め、段差ロールの自重が袋半製品に対する荷重となりテ
ンションを負荷することになる。このため、下流側の袋
半製品が全体的又は部分的に伸長し、この点からも製袋
すべき袋体の完成精度に難点があり、特に、ガゼット部
を形成した袋半製品にあっては、テンションの負荷によ
りガゼット部の変形による悪影響が大である。
御できるように袋半製品の弛み部分に懸架されているた
め、段差ロールの自重が袋半製品に対する荷重となりテ
ンションを負荷することになる。このため、下流側の袋
半製品が全体的又は部分的に伸長し、この点からも製袋
すべき袋体の完成精度に難点があり、特に、ガゼット部
を形成した袋半製品にあっては、テンションの負荷によ
りガゼット部の変形による悪影響が大である。
【0008】更に、打抜き加工やサイドシール加工のた
めに間欠移送が必要なことは、時間あたりの製袋枚数に
限界があり、量産のための生産性にも問題がある。
めに間欠移送が必要なことは、時間あたりの製袋枚数に
限界があり、量産のための生産性にも問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み、
袋半製品を間欠移送に切り換えることなく、連続移送せ
しめたままで打抜き加工やサイドシール加工を行うこと
ができるようにした製袋機におけるサイドシール方法及
び装置を提供するものである。
袋半製品を間欠移送に切り換えることなく、連続移送せ
しめたままで打抜き加工やサイドシール加工を行うこと
ができるようにした製袋機におけるサイドシール方法及
び装置を提供するものである。
【0010】 そこで、本発明の方法が第一の手段とし
て構成したところは、連続する帯状シートにより形成さ
れた長尺の袋半製品を移送駆動手段により移送すると共
に、移送方向に交差する方向に沿って溶断刃により溶断
することにより両側縁を溶着された袋体を製袋する製袋
機において、袋半製品を挟んで溶断刃に対向して配置さ
れ、袋半製品を移送駆動手段と同期して搬送する搬送コ
ンベヤを備えた構成であり、前記溶断刃を備えた移動機
台を該袋半製品の移送方向に関する前死点と後死点の間
における所定ストロークの範囲で前進及び後進せしめ、
前進中における前進速度が袋半製品の移送速度と同期す
るときにのみ、溶断刃の進出と退避による溶断を行わし
め、前記溶断の後、溶断刃の後退開始とほぼ同時に、搬
送コンベヤの搬送速度を所定時間だけ増速せしめる点に
ある。
て構成したところは、連続する帯状シートにより形成さ
れた長尺の袋半製品を移送駆動手段により移送すると共
に、移送方向に交差する方向に沿って溶断刃により溶断
することにより両側縁を溶着された袋体を製袋する製袋
機において、袋半製品を挟んで溶断刃に対向して配置さ
れ、袋半製品を移送駆動手段と同期して搬送する搬送コ
ンベヤを備えた構成であり、前記溶断刃を備えた移動機
台を該袋半製品の移送方向に関する前死点と後死点の間
における所定ストロークの範囲で前進及び後進せしめ、
前進中における前進速度が袋半製品の移送速度と同期す
るときにのみ、溶断刃の進出と退避による溶断を行わし
め、前記溶断の後、溶断刃の後退開始とほぼ同時に、搬
送コンベヤの搬送速度を所定時間だけ増速せしめる点に
ある。
【0011】 また、本発明の方法が第二の手段として
構成したところは、連続する帯状シートにより形成され
た長尺の袋半製品を移送すると共に、移送方向に交差す
る方向に沿って溶断刃により溶断することにより両側縁
を溶着された袋体を製袋する製袋機において、前記溶断
刃を備えた移動機台を該袋半製品の移送方向に関する前
死点と後死点の間における所定ストロークの範囲で前進
及び後進せしめ、前進中における前進速度Vが袋半製品
の移送速度と同期するときにのみ、溶断刃の進出と退避
による溶断を行わしめ、前記溶断の後、移動機台を前進
時の最大速度Vの2倍の速度で後進せしめる点にある。
構成したところは、連続する帯状シートにより形成され
た長尺の袋半製品を移送すると共に、移送方向に交差す
る方向に沿って溶断刃により溶断することにより両側縁
を溶着された袋体を製袋する製袋機において、前記溶断
刃を備えた移動機台を該袋半製品の移送方向に関する前
死点と後死点の間における所定ストロークの範囲で前進
及び後進せしめ、前進中における前進速度Vが袋半製品
の移送速度と同期するときにのみ、溶断刃の進出と退避
による溶断を行わしめ、前記溶断の後、移動機台を前進
時の最大速度Vの2倍の速度で後進せしめる点にある。
【0012】 更に、本発明の方法が第三の手段として
構成したところは、連続するヘッダ芯材と連続する帯状
シートにより形成された長尺のヘッダ付き袋半製品を移
送し、移送方向に間隔をあけてヘッダ部に打抜き加工を
施した後、移送方向に交差する方向に沿って袋半製品を
溶断することにより両側縁を溶着された袋体を製袋する
製袋機において、袋半製品の移送方向の上流側で前記打
抜き加工を行うようにヘッダ部に向けて進退せしめられ
る打抜き刃と、該打抜き刃よりも下流側で前記溶断を行
うように袋半製品に向けて進退せしめられる溶断刃とを
備えた移動機台を、該袋半製品の移送方向に関する前死
点と後死点の間における所定ストロークSの範囲で前進
及び後進せしめ、前記打抜き刃と溶断刃の間隔を前記ス
トロークSよりも大きく設定し、打抜き刃と溶断刃の間
に配置した移送駆動手段により袋半製品を移送せしめ、
移動機台の前進中おける前進速度が袋半製品の移送速度
と同期するときにのみ、打抜き刃の進出と退避による打
抜き加工と、溶断刃の進出と退避による溶断とを行わし
める点にある。
構成したところは、連続するヘッダ芯材と連続する帯状
シートにより形成された長尺のヘッダ付き袋半製品を移
送し、移送方向に間隔をあけてヘッダ部に打抜き加工を
施した後、移送方向に交差する方向に沿って袋半製品を
溶断することにより両側縁を溶着された袋体を製袋する
製袋機において、袋半製品の移送方向の上流側で前記打
抜き加工を行うようにヘッダ部に向けて進退せしめられ
る打抜き刃と、該打抜き刃よりも下流側で前記溶断を行
うように袋半製品に向けて進退せしめられる溶断刃とを
備えた移動機台を、該袋半製品の移送方向に関する前死
点と後死点の間における所定ストロークSの範囲で前進
及び後進せしめ、前記打抜き刃と溶断刃の間隔を前記ス
トロークSよりも大きく設定し、打抜き刃と溶断刃の間
に配置した移送駆動手段により袋半製品を移送せしめ、
移動機台の前進中おける前進速度が袋半製品の移送速度
と同期するときにのみ、打抜き刃の進出と退避による打
抜き加工と、溶断刃の進出と退避による溶断とを行わし
める点にある。
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
しい実施形態を詳述する。
【0016】(袋半製品と袋体の例示的構成)図1は、
本発明の製袋機により形成される袋体半製品と、該袋体
半製品からサイドシール加工により得られた袋体を例示
しており、(A)はヘッダ付き下部開口の袋体、(B)
はヘッダ付き上部開口の袋体をそれぞれ例示している。
本発明の製袋機により形成される袋体半製品と、該袋体
半製品からサイドシール加工により得られた袋体を例示
しており、(A)はヘッダ付き下部開口の袋体、(B)
はヘッダ付き上部開口の袋体をそれぞれ例示している。
【0017】袋半製品1は、連続するヘッダ芯材2a
と、ヘッダ芯材2aを包囲するように折曲重合すること
により表シート部3aと裏シート部3bを構成した連続
する帯状シート3とにより形成されており、ヘッダ芯材
2を封入したヘッダ部2を形成するように袋半製品1の
長手方向に向けて表裏シート部3a、3bを相互に溶着
4している。この袋半製品1は、移送中に、ヘッダ部2
の長手方向に等間隔をあけて吊下孔やフック状鉤部等の
打抜き部5を打抜き形成され、次いで、移送方向に交差
する溶断線Cに沿って溶断することにより、両側縁を溶
着(サイドシール6、6された袋体7を形成すると共に
該袋半製品1から分離する。
と、ヘッダ芯材2aを包囲するように折曲重合すること
により表シート部3aと裏シート部3bを構成した連続
する帯状シート3とにより形成されており、ヘッダ芯材
2を封入したヘッダ部2を形成するように袋半製品1の
長手方向に向けて表裏シート部3a、3bを相互に溶着
4している。この袋半製品1は、移送中に、ヘッダ部2
の長手方向に等間隔をあけて吊下孔やフック状鉤部等の
打抜き部5を打抜き形成され、次いで、移送方向に交差
する溶断線Cに沿って溶断することにより、両側縁を溶
着(サイドシール6、6された袋体7を形成すると共に
該袋半製品1から分離する。
【0018】図1(A)の場合、帯状シート3をヘッダ
芯材2aを挟んで半折重合すると共に、裏シート部3b
の自由端縁を表シート部3aの自由端縁よりも長く延設
しており、封口片部8を備えた下部開口の袋体7が形成
される。
芯材2aを挟んで半折重合すると共に、裏シート部3b
の自由端縁を表シート部3aの自由端縁よりも長く延設
しており、封口片部8を備えた下部開口の袋体7が形成
される。
【0019】図1(B)の場合、帯状シート3をヘッダ
芯材2aを挟んで折曲重合すると共に、袋底部において
ガゼット部9を形成しながら折曲重合せしめ、ヘッダ部
2の近傍に位置して突き合わせられる表シート部3aの
一方の端縁3cにより袋開口部を形成し、他方の端縁3
dにより封口片部を形成しており、ガゼット部9を備え
た上部開口の袋体7が形成される。
芯材2aを挟んで折曲重合すると共に、袋底部において
ガゼット部9を形成しながら折曲重合せしめ、ヘッダ部
2の近傍に位置して突き合わせられる表シート部3aの
一方の端縁3cにより袋開口部を形成し、他方の端縁3
dにより封口片部を形成しており、ガゼット部9を備え
た上部開口の袋体7が形成される。
【0020】一般的に、帯状シート3は薄い合成樹脂フ
ィルム又は合成樹脂ネットシート等から成り、ヘッダ芯
材2aは帯状シート3よりも厚手の合成樹脂シート又は
合成紙等から成り、加熱手段、超音波手段、高周波手段
等により、溶断と溶着が可能である。尚、袋半製品1及
び袋体7の構造は、図例のものに限定されない。
ィルム又は合成樹脂ネットシート等から成り、ヘッダ芯
材2aは帯状シート3よりも厚手の合成樹脂シート又は
合成紙等から成り、加熱手段、超音波手段、高周波手段
等により、溶断と溶着が可能である。尚、袋半製品1及
び袋体7の構造は、図例のものに限定されない。
【0021】(製袋工程の全体的構成)図2に示すよう
に、帯状シート3は、巻回されたシートロール3Rから
繰出され、連続的に移送される。本発明において、従来
のような間欠移送手段は設けられていない。帯状シート
3及び該帯状シート3に連続して形成される袋半製品1
は、所定の一定速度で継続的に移送されており、このた
め、移送駆動手段10が設けられている。図例の場合、
モータ11により駆動回転される駆動ローラ12と、従
動ローラ13との間に袋半製品1を通過せしめることに
より移送駆動手段10が構成されている。移送駆動手段
10は、シートロール3Rから後述するサイドシール加
工までのライン上において、複数個所に設け相互に移送
速度を同期せしめても良いが、本発明の場合、間欠移送
手段を必要としないため、1個所にのみ設ければ足りる
という利点がある。
に、帯状シート3は、巻回されたシートロール3Rから
繰出され、連続的に移送される。本発明において、従来
のような間欠移送手段は設けられていない。帯状シート
3及び該帯状シート3に連続して形成される袋半製品1
は、所定の一定速度で継続的に移送されており、このた
め、移送駆動手段10が設けられている。図例の場合、
モータ11により駆動回転される駆動ローラ12と、従
動ローラ13との間に袋半製品1を通過せしめることに
より移送駆動手段10が構成されている。移送駆動手段
10は、シートロール3Rから後述するサイドシール加
工までのライン上において、複数個所に設け相互に移送
速度を同期せしめても良いが、本発明の場合、間欠移送
手段を必要としないため、1個所にのみ設ければ足りる
という利点がある。
【0022】シートロール3Rから繰出された帯状シー
ト3は、連続移送中、折曲加工部14において、上述の
図1(A)又は図1(B)のような折曲加工を施され
る。また、図示省略しているが、帯状シート3に対して
テープロールから繰出されるヘッダ芯材2aが結合せし
められ、上述の溶着部4その他を加工されることによ
り、袋半製品1に仕立てあげられ、引き続き継続して等
速度で移送され、打抜き工程とサイドシール工程へと送
られる。尚、図中、15は、袋半製品1の移送状態を検
知する光電管等のセンサー手段である。
ト3は、連続移送中、折曲加工部14において、上述の
図1(A)又は図1(B)のような折曲加工を施され
る。また、図示省略しているが、帯状シート3に対して
テープロールから繰出されるヘッダ芯材2aが結合せし
められ、上述の溶着部4その他を加工されることによ
り、袋半製品1に仕立てあげられ、引き続き継続して等
速度で移送され、打抜き工程とサイドシール工程へと送
られる。尚、図中、15は、袋半製品1の移送状態を検
知する光電管等のセンサー手段である。
【0023】打抜き工程とサイドシール工程を行うステ
ージに位置して、袋半製品1の移送方向に沿う移動機台
16が設けられており、該移動機台16は、図3に示す
ように袋半製品1の移送方向に関する前死点FEと後死
点REの間における所定ストロークSの範囲内で前進及
び後進せしめられる。この前後進を可能とするため、正
逆駆動手段17が設けられており、図例の場合、正逆駆
動回転するサーボモータ18と、該サーボモータ18に
より回転されるネジロッド19と、移動機台16に設け
られ前記ネジロッド19に螺合するナット20とにより
正逆駆動手段17を構成している。従って、移送機台1
6は、サーボモータ18を逆転することにより前死点F
Eから後死点REまで後進し、サーボモータ18を正転
することにより後死点REから前死点FEまで前進す
る。
ージに位置して、袋半製品1の移送方向に沿う移動機台
16が設けられており、該移動機台16は、図3に示す
ように袋半製品1の移送方向に関する前死点FEと後死
点REの間における所定ストロークSの範囲内で前進及
び後進せしめられる。この前後進を可能とするため、正
逆駆動手段17が設けられており、図例の場合、正逆駆
動回転するサーボモータ18と、該サーボモータ18に
より回転されるネジロッド19と、移動機台16に設け
られ前記ネジロッド19に螺合するナット20とにより
正逆駆動手段17を構成している。従って、移送機台1
6は、サーボモータ18を逆転することにより前死点F
Eから後死点REまで後進し、サーボモータ18を正転
することにより後死点REから前死点FEまで前進す
る。
【0024】袋半製品1の移送方向の上流側において、
移動機台16上には上述したような打抜き部5を形成す
るための打抜き刃21が設けられている。即ち、移動機
台16に立設せしめられた支柱22に、打抜き刃21を
袋半製品1のヘッダ部2に向けて進退自在に設けると共
に、該打抜き刃21を進退せしめるエアシリンダ等の打
抜き駆動手段23を設けている。尚、ヘッダ部2を挟ん
で打抜き刃21に対向する受台24が支柱22に設けら
れており、該受台24には打抜き刃21を受入れる孔又
は凹部等の受入れ部25が形成されている。
移動機台16上には上述したような打抜き部5を形成す
るための打抜き刃21が設けられている。即ち、移動機
台16に立設せしめられた支柱22に、打抜き刃21を
袋半製品1のヘッダ部2に向けて進退自在に設けると共
に、該打抜き刃21を進退せしめるエアシリンダ等の打
抜き駆動手段23を設けている。尚、ヘッダ部2を挟ん
で打抜き刃21に対向する受台24が支柱22に設けら
れており、該受台24には打抜き刃21を受入れる孔又
は凹部等の受入れ部25が形成されている。
【0025】前記打抜き刃21よりも袋半製品1の移送
方向の下流側において、移動機台16上には上述したよ
うなサイドシール部6を形成するための溶断刃26が設
けられている。即ち、移動機台16に立設せしめられた
支柱27に、溶断刃26を袋半製品1に向けて横断する
ように進退自在に設けると共に、該溶断刃26を進退せ
しめるエアシリンダ等の溶断駆動手段28を設けてい
る。更に、袋半製品1を挟んで溶断刃26に対向する搬
送コンベヤ29が配置されている。該搬送コンベヤ29
は、製袋機のフレーム等の定位置に設置されており、サ
ーボモータ等の搬送駆動手段30により駆動回転される
駆動ローラ31と従動ローラ32との間に巻掛されたベ
ルト33により構成され、常時は、移送駆動手段10に
よる袋半製品1の移送速度と同期してベルト33を周回
走行せしめている。尚、搬送駆動手段30は、移動機台
16が移動するストロークSの範囲にわたる長さを有
し、従って、該ストロークSの範囲で移動する溶断刃2
6は、常に、搬送駆動手段30のベルト33上に臨んで
いる。
方向の下流側において、移動機台16上には上述したよ
うなサイドシール部6を形成するための溶断刃26が設
けられている。即ち、移動機台16に立設せしめられた
支柱27に、溶断刃26を袋半製品1に向けて横断する
ように進退自在に設けると共に、該溶断刃26を進退せ
しめるエアシリンダ等の溶断駆動手段28を設けてい
る。更に、袋半製品1を挟んで溶断刃26に対向する搬
送コンベヤ29が配置されている。該搬送コンベヤ29
は、製袋機のフレーム等の定位置に設置されており、サ
ーボモータ等の搬送駆動手段30により駆動回転される
駆動ローラ31と従動ローラ32との間に巻掛されたベ
ルト33により構成され、常時は、移送駆動手段10に
よる袋半製品1の移送速度と同期してベルト33を周回
走行せしめている。尚、搬送駆動手段30は、移動機台
16が移動するストロークSの範囲にわたる長さを有
し、従って、該ストロークSの範囲で移動する溶断刃2
6は、常に、搬送駆動手段30のベルト33上に臨んで
いる。
【0026】更に袋半製品1の移送端の下流側には、搬
送コンベヤ29に臨む取出コンベヤ34が配置されてい
る。この取出コンベヤ34は、上下に対向配置された一
対のエンドレス状のコンベヤベルト35、35から成
り、後述するように袋半製品1からサイドシール6によ
り袋体7が分離してコンベヤベルト35、35の間に進
入すると、該袋体7を挟持して排送する。尚、取出コン
ベヤ34は、常時、駆動回転されており、その排送速度
は、搬送コンベヤ29の搬送速度と同じ又はそれ以上で
ある。
送コンベヤ29に臨む取出コンベヤ34が配置されてい
る。この取出コンベヤ34は、上下に対向配置された一
対のエンドレス状のコンベヤベルト35、35から成
り、後述するように袋半製品1からサイドシール6によ
り袋体7が分離してコンベヤベルト35、35の間に進
入すると、該袋体7を挟持して排送する。尚、取出コン
ベヤ34は、常時、駆動回転されており、その排送速度
は、搬送コンベヤ29の搬送速度と同じ又はそれ以上で
ある。
【0027】(打抜き工程及びサイドシール工程の作
用)上述のように連続するヘッダ芯材2aと連続する帯
状シート3により形成された長尺の袋半製品1は、図3
に示すように、移送駆動手段10により一定の速度で移
送され、移送端部を搬送コンベヤ29上に載置せしめら
れる。センサー手段15が袋半製品1に等間隔で表示さ
れたマークを検知すると、移動機台16は、正逆駆動手
段17により、図3に鎖線で示すように、前死点FEか
ら後死点REまで後進せしめられた後、後死点REから
前死点FEまで前進する。その間における移動機台16
の移動速度を図6(A)に示している。同図において、
縦軸に前進方向の速度を示し、横軸に時間を示してお
り、移動機台16は、Fで示す前進時に、前進開始の加
速時と前進終了の減速時との間において一定前進速度と
なる時間領域S1を有する。この時間領域S1における
移送機台16の速度Vは、図6(C)に示す搬送コンベ
ヤ29の搬送速度Vと同じである。前述の通り、この搬
送速度Vは、移送駆動手段10による袋半製品1の移送
速度と同じであるから、前記時間領域S1は、移動機台
16が袋半製品1と同期して前進することを意味する。
その後、移動機台16は減速して後進Rに切り換わる
が、後進時の最大速度−2Vは、前進時の最大速度Vの
2倍とされる。このような速度制御は、正逆駆動手段1
7のサーボモータ18に指令を与えるコンピュータにプ
ログラムをセットすることにより容易に実施できる。
用)上述のように連続するヘッダ芯材2aと連続する帯
状シート3により形成された長尺の袋半製品1は、図3
に示すように、移送駆動手段10により一定の速度で移
送され、移送端部を搬送コンベヤ29上に載置せしめら
れる。センサー手段15が袋半製品1に等間隔で表示さ
れたマークを検知すると、移動機台16は、正逆駆動手
段17により、図3に鎖線で示すように、前死点FEか
ら後死点REまで後進せしめられた後、後死点REから
前死点FEまで前進する。その間における移動機台16
の移動速度を図6(A)に示している。同図において、
縦軸に前進方向の速度を示し、横軸に時間を示してお
り、移動機台16は、Fで示す前進時に、前進開始の加
速時と前進終了の減速時との間において一定前進速度と
なる時間領域S1を有する。この時間領域S1における
移送機台16の速度Vは、図6(C)に示す搬送コンベ
ヤ29の搬送速度Vと同じである。前述の通り、この搬
送速度Vは、移送駆動手段10による袋半製品1の移送
速度と同じであるから、前記時間領域S1は、移動機台
16が袋半製品1と同期して前進することを意味する。
その後、移動機台16は減速して後進Rに切り換わる
が、後進時の最大速度−2Vは、前進時の最大速度Vの
2倍とされる。このような速度制御は、正逆駆動手段1
7のサーボモータ18に指令を与えるコンピュータにプ
ログラムをセットすることにより容易に実施できる。
【0028】図4に示すように、移動機台16の前進中
に、打抜き刃21が袋半製品1のヘッダ部2に対して進
出及び退避し、溶断刃26が袋半製品1に対して進出及
び退避する。即ち、上流側では、打抜き刃21が下降し
てヘッダ部2を貫通した後に上昇することにより、図1
に示したような打抜き部5をヘッダ部2に形成する。下
流側では、溶断刃26が下降して袋半製品1を横断した
後に上昇することにより、図1に示したような溶断線C
に沿う溶断を行い、袋半製品1から袋体7を分離すると
共にサイドシール部6を形成する。図3に示すように、
移動機台16上における打抜き刃21と溶断刃26の間
隔は、移動機台16の移動ストロークSよりも大きく設
定されているので、図1に示すように、袋体1を分離す
る前の袋半製品1には等間隔をあけて複数個の打抜き部
5、5が形成される。
に、打抜き刃21が袋半製品1のヘッダ部2に対して進
出及び退避し、溶断刃26が袋半製品1に対して進出及
び退避する。即ち、上流側では、打抜き刃21が下降し
てヘッダ部2を貫通した後に上昇することにより、図1
に示したような打抜き部5をヘッダ部2に形成する。下
流側では、溶断刃26が下降して袋半製品1を横断した
後に上昇することにより、図1に示したような溶断線C
に沿う溶断を行い、袋半製品1から袋体7を分離すると
共にサイドシール部6を形成する。図3に示すように、
移動機台16上における打抜き刃21と溶断刃26の間
隔は、移動機台16の移動ストロークSよりも大きく設
定されているので、図1に示すように、袋体1を分離す
る前の袋半製品1には等間隔をあけて複数個の打抜き部
5、5が形成される。
【0029】エアシリンダ等の打抜き駆動手段23によ
り進退される打抜き刃21と、エアシリンダ等の溶断駆
動手段28により進退される溶断刃26は、何れも、前
述したような移動機台16が一定前進速度となる時間領
域S1にあるときにのみ、袋半製品1と接しており、該
時間領域S1でないときは必ず袋半製品1から離れてい
る。このような打抜き刃21と溶断刃26の作動状態を
図6(B)に示している。同図において、袋半製品1上
における打抜き刃21と溶断刃26の高さ位置を縦軸に
示し、時間を横軸に示している。この動きを図6(A)
に示す移動機台16の前進時と対比すれば明らかなよう
に、打抜き刃21と溶断刃26は、下降開始の後、袋半
製品1に接する所定高さHの位置で所定加工時間S2だ
け停止し、その間にそれぞれ打抜き加工とサイドシール
加工を終え、その後、上昇する。下降開始から上昇終了
までの動作は、移動機台16が前進Fを開始してから後
進Rに切り換わる前に行われ、前記の加工時間S2は、
移動機台16が袋半製品1と同期して前進する時間領域
S1の中に含まれている。従って、打抜き刃21と溶断
刃26は、何れも、移動機台16と共に、袋半製品1の
移送と同期して移動している最中に打抜き加工とサイド
シール加工を開始及び終了し、袋半製品1の移送速度と
移動機台16の移動速度の間に速度差があるときは必ず
袋半製品1から離れている。尚、前記の加工時間S2
は、溶断刃26によるサイドシール6の溶着必要時間を
考慮して決定される。また、打抜き刃21を熱刃により
構成する際には、打抜き部5におけるヘッダ芯材2aの
打抜き時間と周囲の溶着時間を考慮して決定される。こ
のような打抜き刃21と溶断刃26の作動タイミングの
制御は、前述したような正逆駆動手段17のサーボモー
タ18を制御するコンピュータのプログラムにより、打
抜き駆動手段23及び溶断駆動手段28を構成するエア
シリンダのエア供給を制御することにより実施される。
り進退される打抜き刃21と、エアシリンダ等の溶断駆
動手段28により進退される溶断刃26は、何れも、前
述したような移動機台16が一定前進速度となる時間領
域S1にあるときにのみ、袋半製品1と接しており、該
時間領域S1でないときは必ず袋半製品1から離れてい
る。このような打抜き刃21と溶断刃26の作動状態を
図6(B)に示している。同図において、袋半製品1上
における打抜き刃21と溶断刃26の高さ位置を縦軸に
示し、時間を横軸に示している。この動きを図6(A)
に示す移動機台16の前進時と対比すれば明らかなよう
に、打抜き刃21と溶断刃26は、下降開始の後、袋半
製品1に接する所定高さHの位置で所定加工時間S2だ
け停止し、その間にそれぞれ打抜き加工とサイドシール
加工を終え、その後、上昇する。下降開始から上昇終了
までの動作は、移動機台16が前進Fを開始してから後
進Rに切り換わる前に行われ、前記の加工時間S2は、
移動機台16が袋半製品1と同期して前進する時間領域
S1の中に含まれている。従って、打抜き刃21と溶断
刃26は、何れも、移動機台16と共に、袋半製品1の
移送と同期して移動している最中に打抜き加工とサイド
シール加工を開始及び終了し、袋半製品1の移送速度と
移動機台16の移動速度の間に速度差があるときは必ず
袋半製品1から離れている。尚、前記の加工時間S2
は、溶断刃26によるサイドシール6の溶着必要時間を
考慮して決定される。また、打抜き刃21を熱刃により
構成する際には、打抜き部5におけるヘッダ芯材2aの
打抜き時間と周囲の溶着時間を考慮して決定される。こ
のような打抜き刃21と溶断刃26の作動タイミングの
制御は、前述したような正逆駆動手段17のサーボモー
タ18を制御するコンピュータのプログラムにより、打
抜き駆動手段23及び溶断駆動手段28を構成するエア
シリンダのエア供給を制御することにより実施される。
【0030】溶断刃26による袋半製品1のサイドシー
ル加工は、搬送コンベヤ29のベルト33上で行われ
る。図6(B)に示した加工時間S2の間、搬送コンベ
ヤ29の搬送速度Vは、移送駆動手段10により袋半製
品1の移送速度と同じである。図5(A)は、溶断刃2
6が下降して袋半製品1を溶断溶着中の状態を示してお
り、図例の場合、袋半製品1の移送方向前端部は、取出
コンベヤ34に進入するが未だ上下のコンベヤベルト3
5、35に挟持されていない。上下のコンベヤベルト3
5、35は、搬送方向の上流側で相互に間隔が広く、下
流側で相互に間隔を狭くするように構成されているから
である。ところが、サイドシールのための加工時間S2
が経過後、溶断刃26が上昇を開始すると、これとほぼ
同時に、図6(C)にUで示すように搬送コンベヤ29
の搬送速度が瞬時だけ増速された後、元の搬送速度Vに
戻る。このため、図5(B)に示すように、サイドシー
ルを施された袋体7は、溶断刃26が離れるや否や、搬
送コンベヤ29の瞬間的な増速により袋半製品1との距
離を増すように取出コンベヤ34に向けて押し出され
る。そこで、押し出された袋体7は、間隔を狭くされた
コンベヤベルト35、35の下流側に捕まり、1枚宛、
取出コンベヤ34から排送される。尚、搬送コンベヤ2
9を搬送速度Vから瞬間Uだけ増速せしめるための制御
も、上記した正逆駆動手段17のサーボモータ18を制
御するコンピュータのプログラムにより、搬送コンベヤ
29における搬送駆動手段30を構成するサーボモータ
を制御することにより実施される。
ル加工は、搬送コンベヤ29のベルト33上で行われ
る。図6(B)に示した加工時間S2の間、搬送コンベ
ヤ29の搬送速度Vは、移送駆動手段10により袋半製
品1の移送速度と同じである。図5(A)は、溶断刃2
6が下降して袋半製品1を溶断溶着中の状態を示してお
り、図例の場合、袋半製品1の移送方向前端部は、取出
コンベヤ34に進入するが未だ上下のコンベヤベルト3
5、35に挟持されていない。上下のコンベヤベルト3
5、35は、搬送方向の上流側で相互に間隔が広く、下
流側で相互に間隔を狭くするように構成されているから
である。ところが、サイドシールのための加工時間S2
が経過後、溶断刃26が上昇を開始すると、これとほぼ
同時に、図6(C)にUで示すように搬送コンベヤ29
の搬送速度が瞬時だけ増速された後、元の搬送速度Vに
戻る。このため、図5(B)に示すように、サイドシー
ルを施された袋体7は、溶断刃26が離れるや否や、搬
送コンベヤ29の瞬間的な増速により袋半製品1との距
離を増すように取出コンベヤ34に向けて押し出され
る。そこで、押し出された袋体7は、間隔を狭くされた
コンベヤベルト35、35の下流側に捕まり、1枚宛、
取出コンベヤ34から排送される。尚、搬送コンベヤ2
9を搬送速度Vから瞬間Uだけ増速せしめるための制御
も、上記した正逆駆動手段17のサーボモータ18を制
御するコンピュータのプログラムにより、搬送コンベヤ
29における搬送駆動手段30を構成するサーボモータ
を制御することにより実施される。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、製袋の開始から終了ま
で一貫して連続移送だけを行う製袋ラインが可能になる
ので、従来のような連続移送から間欠移送への切り換え
が必要でなく、従って、段差ロールの使用により受ける
悪影響がない。このため、高い加工精度と、優れた生産
性を実現できるという効果がある。
で一貫して連続移送だけを行う製袋ラインが可能になる
ので、従来のような連続移送から間欠移送への切り換え
が必要でなく、従って、段差ロールの使用により受ける
悪影響がない。このため、高い加工精度と、優れた生産
性を実現できるという効果がある。
【図1】本発明により製袋される袋半製品と袋体を例示
しており、(A)はヘッダ部を備えた下部開口の袋体と
該袋体を形成するための袋半製品を示す斜視図、(B)
はヘッダ部とガゼット部を備えた上部開口の袋体と該袋
体を形成するための袋半製品を示す斜視図である。
しており、(A)はヘッダ部を備えた下部開口の袋体と
該袋体を形成するための袋半製品を示す斜視図、(B)
はヘッダ部とガゼット部を備えた上部開口の袋体と該袋
体を形成するための袋半製品を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る製袋工程の全工程を概
略的に示す説明図である。
略的に示す説明図である。
【図3】本発明装置における要部の実施形態を示す断面
図である。
図である。
【図4】本発明方法における打抜き加工とサイドシール
加工の実施状態を示す断面図である。
加工の実施状態を示す断面図である。
【図5】本発明方法におけるサイドシール加工の工程を
示しており、(A)はサイドシール加工終了の直前状態
を示す断面図、(B)はサイドシール加工終了の直後状
態を示す断面図である。
示しており、(A)はサイドシール加工終了の直前状態
を示す断面図、(B)はサイドシール加工終了の直後状
態を示す断面図である。
【図6】本発明方法における制御方法を示しており、
(A)は移送駆動手段による袋半製品の移送速度を示す
ダイヤグラム図、(B)は打抜き刃及び溶断刃の昇降高
さを示すダイヤグラム図、(C)は搬送コンベヤの搬送
速度を示すダイヤグラム図である。
(A)は移送駆動手段による袋半製品の移送速度を示す
ダイヤグラム図、(B)は打抜き刃及び溶断刃の昇降高
さを示すダイヤグラム図、(C)は搬送コンベヤの搬送
速度を示すダイヤグラム図である。
1 袋半製品 2 ヘッダ部 3 帯状シート 5 打抜き部 6 サイドシール部 7 袋体 9 ガゼット部 10 移送駆動手段 14 折曲加工部 16 移動機台 17 正逆駆動手段 18 サーボモータ 21 打抜き刃 23 打抜き駆動手段 26 溶断刃 28 溶断駆動手段 29 搬送コンベヤ 30 搬送駆動手段 34 取出コンベヤ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65B 57/02 B65B 57/02 E 61/10 61/10 61/16 61/16 (56)参考文献 特開 平10−129906(JP,A) 特開2000−211615(JP,A) 実開 平3−29408(JP,U) 実公 昭51−43935(JP,Y1) 国際公開83/116(WO,A1) 欧州特許出願公開937574(EP,A 2) 西独国特許出願公開2815829(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/00 - 49/00 B65B 51/00 - 51/32 B65B 57/00 - 57/02 B65B 61/00 - 61/28 WPI/L(QUESTEL)
Claims (3)
- 【請求項1】 連続する帯状シートにより形成された長
尺の袋半製品を移送駆動手段により移送すると共に、移
送方向に交差する方向に沿って溶断刃により溶断するこ
とにより両側縁を溶着された袋体を製袋する製袋機にお
いて、袋半製品を挟んで溶断刃に対向して配置され、袋
半製品を移送駆動手段と同期して搬送する搬送コンベヤ
を備えた構成であり、前記溶断刃を備えた移動機台 を該袋半製品の移送方向に
関する前死点と後死点の間における所定ストロークの範
囲で前進及び後進せしめ、前進中における前進速度が袋
半製品の移送速度と同期するときにのみ、溶断刃の進出
と退避による溶断を行わしめ、前記溶断の後、溶断刃の後退開始とほぼ同時に、搬送コ
ンベヤの搬送速度を所定時間だけ増速せしめる ことを特
徴とする製袋機におけるサイドシール方法。 - 【請求項2】 連続する帯状シートにより形成された長
尺の袋半製品を移送すると共に、移送方向に交差する方
向に沿って溶断刃により溶断することにより両側縁を溶
着された袋体を製袋する製袋機において、前記溶断刃を備えた移動機台 を該袋半製品の移送方向に
関する前死点と後死点の間における所定ストロークの範
囲で前進及び後進せしめ、前進中における前進速度Vが
袋半製品の移送速度と同期するときにのみ、溶断刃の進
出と退避による溶断を行わしめ、前記溶断の後、移動機台を前進時の最大速度Vの2倍の
速度で後進せしめる ことを特徴とする製袋機におけるサ
イドシール方法。 - 【請求項3】 連続するヘッダ芯材と連続する帯状シー
トにより形成された長尺のヘッダ付き袋半製品を移送
し、移送方向に間隔をあけてヘッダ部に打抜き加工を施
した後、移送方向に交差する方向に沿って袋半製品を溶
断することにより両側縁を溶着された袋体を製袋する製
袋機において、 袋半製品の移送方向の上流側で前記打抜き加工を行うよ
うにヘッダ部に向けて進退せしめられる打抜き刃と、該
打抜き刃よりも下流側で前記溶断を行うように袋半製品
に向けて進退せしめられる溶断刃とを備えた移動機台
を、該袋半製品の移送方向に関する前死点と後死点の間
における所定ストロークSの範囲で前進及び後進せし
め、前記打抜き刃と溶断刃の間隔を前記ストロークSよりも
大きく設定し、打抜き刃と溶断刃の間に配置した移送駆
動手段により袋半製品を移送せしめ 、 移動機台の前進中おける前進速度が袋半製品の移送速度
と同期するときにのみ、打抜き刃の進出と退避による打
抜き加工と、溶断刃の進出と退避による溶断とを行わし
めることを特徴とする製袋機におけるサイドシール方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000117571A JP3283030B2 (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 製袋機におけるサイドシール方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000117571A JP3283030B2 (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 製袋機におけるサイドシール方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001301062A JP2001301062A (ja) | 2001-10-30 |
JP3283030B2 true JP3283030B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=18628870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000117571A Expired - Fee Related JP3283030B2 (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 製袋機におけるサイドシール方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3283030B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
EP1972558A1 (en) * | 2005-12-28 | 2008-09-24 | Gunze Limited | Enveloping device |
JP4944621B2 (ja) * | 2007-01-16 | 2012-06-06 | グンゼ株式会社 | 製袋装置 |
CN103253400A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-08-21 | 江南大学 | 一种连袋成型充填真空包装机 |
CN106184848B (zh) * | 2016-07-19 | 2019-10-08 | 温州科技职业学院 | 一种胰岛素针热吻技术包装设备 |
KR101844728B1 (ko) * | 2017-12-20 | 2018-05-18 | 김성두 | 플라스틱 백 제대기 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2815829A1 (de) | 1978-04-12 | 1979-10-18 | Windmoeller & Hoelscher | Vorrichtung zum gruppenweisen abteilen von geschuppt uebereinanderliegenden werkstuecken |
JP2000211615A (ja) | 1999-01-26 | 2000-08-02 | Omori Mach Co Ltd | エンドシ―ル装置 |
-
2000
- 2000-04-19 JP JP2000117571A patent/JP3283030B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2815829A1 (de) | 1978-04-12 | 1979-10-18 | Windmoeller & Hoelscher | Vorrichtung zum gruppenweisen abteilen von geschuppt uebereinanderliegenden werkstuecken |
JP2000211615A (ja) | 1999-01-26 | 2000-08-02 | Omori Mach Co Ltd | エンドシ―ル装置 |
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---|---|
JP2001301062A (ja) | 2001-10-30 |
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