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JP3278770B2 - 多相ハイブリッド型ステッピングモータ - Google Patents

多相ハイブリッド型ステッピングモータ

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Publication number
JP3278770B2
JP3278770B2 JP22484492A JP22484492A JP3278770B2 JP 3278770 B2 JP3278770 B2 JP 3278770B2 JP 22484492 A JP22484492 A JP 22484492A JP 22484492 A JP22484492 A JP 22484492A JP 3278770 B2 JP3278770 B2 JP 3278770B2
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JP
Japan
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fixed magnetic
magnetic pole
teeth
small teeth
pole
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吉村典之
吉田賢司
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Minebea Co Ltd
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Minebea Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP93306065A priority patent/EP0581612B1/en
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Priority to DE69308676T priority patent/DE69308676T2/de
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K37/00Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors
    • H02K37/10Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type
    • H02K37/12Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K37/14Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
    • H02K37/18Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures of homopolar type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多相ハイブリッド型ス
テッピングモータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッド形ステッピングモータは、
高精度の位置決めに適したアクチュエータとして、四半
世紀以上も前からよく知られている。その応用範囲に
は、完全自動化生産ライン用をはじめとする各種の工作
機械、およびプリンタ、プロッタ、ファクシミリ、ディ
スクドライブ、などのコンピュータ周辺機器が含まれて
いる。
【0003】4相ハイブリッド型ステッピングモータハ
イブリッド形ステッピングモータで最も普通のタイプ
は、いわゆる4相モータで、ステータに固定磁極が8つ
付いている。図9(a)、(b)はこのような4相のハ
イブリッド形ステッピングモータの縦断面図であり、図
9(a)は図10のA−A’断面を示し、図9(b)は
図10のB−B’断面を示す。これらの固定磁極の各々
には、巻線11と5つの小歯12が付いている。図10
に示すように小歯12は、内部で回転する軸状永久磁石
13の両端に取り付けられたロータ・キャップ14(ホ
ールキャップ、最低2個ある)の歯15と向かい合って
いる。ロータ・キャップ14は各々50の歯15を持
ち、一方はN極、もう一方はS極となる。ロータ・キャ
ップ14の歯15のピッチは、360°/50=7.2
°となる。二つのロータ・キャップ14は、回転方向に
0.5歯ピッチ、ずれている。ロータ・キャップ14
は、通常、積層珪素鋼板または塊状電磁軟鋼でできてお
り、シャフト16やそれぞれに取り付けられた永久磁石
13とともに、ロータ・システムを形成する。
【0004】現在市販されているハイブリッド形ステッ
ピングモータには、複数のロータ・システムを持つもの
がある。通常、ステータの固定磁極17に付いている小
歯12のピッチは、ロータの歯ピッチ(Tp)に等し
い。図9の場合、隣接する各固定磁極は互いに45°ず
つ離れている(ある固定磁極の中央の小歯の中心から隣
接する固定磁極の中央の小歯の中心までの角度が、45
°である)。一つの固定磁極の中央位置にロータ・キャ
ップ14の或る歯15の中央を合わせ、隣る固定磁極の
中央位置と相対する歯15の位置づれを1歯ピッチに対
する割合で表したものをシフト角と定義すれば、上記の
例で、いま、隣接する固定磁極間の物理的な角度は45
°、1歯ピッチは7.2°である。ここでシフト角を計
算すると、 シフト角は45°割る7.2°(歯ピッチ)マイナス相
隣る固定磁極間の歯ピッチの整数 ({シフト角=45°/[7.2°(歯ピッチ)]−[歯ピッチの整数]} =6.25−6=0.25) となり、上記例では0.25が得られる。これは歯ピッチの4分の1に等しく、 電気角でいえば90°である。それは、1歯ピッチが電
気角360°に相当するためである。
【0005】このような固定子構造は、対称形固定子構
造と見なすことができる。それは、すべての固定磁極が
おなじ数の小歯を持ち、歯ピッチと等しく、隣接する各
固定磁極の一番外側の小歯どうしの間隔、すなわち巻線
スロット間隔も均一だからである。この場合巻線スロッ
ト間隔は、 [2.25Tp]−[1歯幅]=1.25である。
【0006】理論的に言うと、この種のモータには48
個のステータ小歯を付けることができる(1固定磁極に
6小歯)。ただし、[1.25Tp]−[1歯幅]のス
ロット間隔への巻線挿入が可能で、必要なだけのフェー
ズ・インダクタンスを実現できることが条件になる。
【0007】この種のモータは、ロータの歯数とは無関
係に、対称型固定子構造を採用できる。ただし、以下の
条件が満たされなければならない。すなわち、 [ロータの歯数/固定磁極数=K+1/4](Kは整
数) 一例をあげると、50/8=6.25の場合は、対称型
固定子型構造を採用できる。48/8=6の場合は、シ
フト角が無いため、採用できない。逆に言うと、ロータ
歯数NR=8(K+0.25)であるモータは、対称型
固定子構造を採用できる。したがって、固定磁極数が8
でNR=10;18;26;34;42;50;および
58の場合対称型固定子構造の採用が可能となる。
【0008】この種のモータは、正弦的なディテント・
トルク(静止トルク)を生み出す。このトルクは歯ピッ
チの4分の1の周期を持ち、固定磁極への外部からの励
磁が無い時にも、ロータ位置を保つ。
【0009】電圧を加えられた固定磁極は、ロータ・シ
ステムとともに、ほとんど正弦的な静止トルクを生み出
す(図11)。このトルクは、歯ピッチTpと等しい周
期を持つ。また、各固定磁極間の電気角は90°であ
る。以上を考慮すると、図12のようなトルク・ヴェク
タ・ダイヤグラムを書くことができる。簡単に見て取れ
ることだが、第1相は固定磁極1と5によって、第2相
は固定磁極2と6によって、第3相は固定磁極3と7に
よって、第4相は固定磁極4と8によって成り立ってい
る。トルクが最大になるのは8つの固定磁極すべてに電
圧が加えられた時であることもわかる。全ステップ角α
F=電気角90°、あるいはαF=1/4Tpが実現す
るのは、4つの相(すなわち、1;5;3;7)の分極
が同時に変化した時である。半ステップ角αH=45°
ないし1/8Tpを達成するには、固定磁極の分極を変
える代わりにスイッチ・オフしなければならない。
【0010】この場合のトルクは、半ステップ・モード
で、√2からの1までの範囲で変化する。二つの固定磁
極の磁極の極性は常に180°離れている(たとえば、
1と3、あるいは2と4)。また最大トルクは、4つの
固定磁極の極性が同時に変化したとき、ステップからス
テップへと大きくなる。そのため、第1相と第2相は接
続可能となる。第2相と第4相も同様である。その結
果、比較的シンプルないわゆるH型ブリッジ・ドライバ
の採用が可能になる。このドライバは、8個のトランジ
スタで全ステップと半ステップの両モードを実現する。
【0011】どちらのモードにおいても、電圧を加えら
れた8つの固定磁極は図19のように分極する。図19
中のステップ1は全ステップ・ポジション、ステップ2
は半ステップ・ポジションである。
【0012】図19からわかるように、このモータのS
極とN極の数はつねに等しい。それが意味するのは、N
極のロータ・キャップに働く半径方向の力は、S極のロ
ータ・キャップに働くそれに等しくなる、ということで
ある。このことは、モータ使用期間中における軸受け部
分のダメージ回避に、また、機械的な不調の抑制やステ
ップ角交差の維持に、大きな意味を持つ。
【0013】図19から分かるように、8つの固定磁極
すべてに電圧を加えたとき、隣り合った2つの固定磁極
がまずN極(S極)となり、次の2つの固定磁極がS極
(N極)となる。このことが、全ステップ・ポジション
における安定性を良好なものとする。それは、図11が
示すように、ある1つの固定磁極と同相であるなら、デ
ィテントオフフェーズ(第4高調波、固定磁極の巻線に
電流を流さないときのディテント力)は8つの固定磁極
に電圧を加えた時の静止トルクのスティフネスを支持し
ないからである。(図11はディテント・オフフェーズ
を示す)。
【0014】対称型ハイブリッド型ステッピング・モー
タに関する以上の説明は、以下の一般法則にまとめるこ
とができる。 1.ロータ歯数は以下のように決まる。 NR=mp[(n−1)+(K+1/m)] ただし、 m=相の数 p=相ごとの固定磁極の数 K=1以上の正の整数 n=固定磁極ごとの小歯の数 2.固定磁極の小歯の最大数 NSmax=NR−p および、 NS=mpn したがって、NSはつねにNRより小さくなる。 3.固定磁極の最小数は、相の数に等しくなる。これは
つまり、相ごとの固定磁極の最小数は1になる、という
ことである。 |mp|min=m 4.固定磁極の歯ピッチTpは、ロータの歯ピッチと等
しくなることがある。 TpS=TpR ただし、TpR=360°/NR しかし、対称型固定子構造の場合、固定磁極の歯ピッチ
は以下のようにもなる。 Tps=360°/NR−p 5.基本的なディテント・トルクは、速度に伴うトルク
変動(コッギング)と同様、ロータの歯ピッチの高調波
の順番と連動する周期を持つ。 6.1回転あたりのステップ数 全ステップ・モード:Nrevf=mNR 半ステップ・モード:Nrevh=2mNR したがって、ステップ角は以下のようになる。 αF=360°/mNR および、 αH=180°/mNR
【0015】4相以下の相数のハイブリッド型ステッピ
ングモータは次のような弱点を持っている。すなわち、 1.半ステップ・モード時の静止位置、または、ステッ
プからステップへのスイッチング中における動トルクの
大きな変動がある。この変動率は、1/√2である。 2.比較的高いディテント・トルクをもつ。これがステ
ップ角の精度やマイクロ・ステッピングの動きに、悪影
響を与えることがある。 3.マイクロ・ステッピング・モード時、正弦波電流の
変動が正弦波の頂点においては、非常に小さな変化を要
求する。モータが小型である場合、トルク変化が非常に
小さいため、ロータは動かないかもしれない。 4.この種のモータは、ステップ周波数が1KHZ以下
の場合、トルク変動に伴い、比較的強い共振現像を生み
出す。この種のモータは、その領域内では一定の負荷な
いし追加のダンパーがないかぎりロータ回転しないとい
う、特定の速度領域を持つことがある。 5.スタートおよびストップ・ステップ周波数が、比較
的低い。6.ロータの歯数に制限があるため、達成可能
なステップ角の大多数や回転数とのステップ数が、工業
製品での使用を考えた場合、あまり実用的なものとはな
らない。
【0016】 5相ハイブリッド形ステッピング・モータ 上記の弱点のいくつかは、相の数を増やすことで解消で
きる。米国特許第3,866,104号及び第4,00
0,452号は、5相ハイブリッド形ステッピングモー
タについて説明している。上述の一般法則(計算式)
は、5相モータにもあてはまる。
【0017】ただし、5相の場合、相の数を2で割って
も答は整数にならない。また、PMモータにおいて電流
の方向を変化させると、極性は電気角で180°転換す
る(図13)。そのため、このモータが許容する1回転
分のステップ数(NREV)は通常の2倍になる。 したがって、Nrevf=2mNR および αF=180°/mNR、 Nrevh=4mNR および αH= 90°/mNR、 となる。
【0018】米国特許第3,866,104号が説明す
る5相モータは、隣接する固定磁極間のシフト角が3/
5Tpのものである。従って、固定磁極2と4の間の電
気角は、72°(1/5Tp)になる(図14)。
【0019】この場合、トルク・ヴェクタ・ダイヤグラ
ムの図15のようになり、固定磁極の分極状況は図20
のようになる。このダイヤグラムと図20は、ONであ
る相が5つであっても4つであっても全ステップ駆動は
ともに可能であることを示している。半ステップ駆動
は、5相ONと4相ONを交互に繰り返すことにより、
達成される。
【0020】半ステップ・モード時のトルク差異は、ち
ょうど5%である。コッギング・トルクもディテント・
トルクも第5高調波になる(図16)。これば前述のモ
ータと比較した場合、大きな進歩である。
【0021】共振周波数の範囲も大幅に高くなり、「運
転不可」の速度領域はまったくなくなる。 ロータの歯数(対称型固定子構造)は、以下の計算式で求められる。 NR=5p[(n−1)+(K+3/5)]
【0022】したがって、歯数が16、26、36、4
6、56、等々のロータが可能となる。ただし、この中
で商業的に重要な歯数は36だけである。50とか10
0とかいった歯数は多くの用途において非常に有用であ
るが、対称型の設計では実現することがきない。しかし
ながら、米国特許第4,095,161号が説明するよ
うに、対称型5相固定子構造でシフト角3/5Tpのも
のは、歯数の異なる4種類のロータとともに使うことが
できる。一例をあげると、図14が示す固定子構造はN
R=36を前提に設計されたものだが、NRが32、3
8、42であっても使用できる。
【0023】NR=20、30、40、50、等々が可
能となるのは、米国特許第3,866,104号が説明
しているように、非対称型固定子構造を採用した場合の
みである。つまり、ステータの歯の最大数は小さくな
る。これが、ある固定磁極の歯数と一緒には使えないロ
ータの歯ピッチ(Tp)が常に4つあるためである。
【0024】図17は、この種のモータ用の固定子構造
の設計例である(NR=50)。またこの種の5相非対
称型モータに関する基本的な計算式は、次の如くであ
る。 NR=5p[(n−1)+(K+3/5)]+4 NRとNSの間で可能な差異は、最小5pである。従
い、10固定磁極モータの場合、最小の差異10にな
る。これが意味するモータは、1回転のステップ数が5
00、αP=0.72°、NRは50、NSは40とな
る。このようなモータの場合、最大トルクは低下し、こ
のことは欠点と見なされねばならない。また、以下のよ
うな欠点も生じることになる。 1.ディテント・トルクは小さいが、それにも関わら
ず、静止トルクの平衡点を変化させる可能性があり、そ
れがステップ角精度の低下につながる場合がある(図1
6参照)。 2.半ステップ・モードで5つ又は3つの相がONであ
る時、固定磁極のN極の数は固定磁極のS極の数と決し
て等しくはならない(図20参照)。その結果、2つの
ロータ・キャップに働く半径方向の力にアンバランスが
生じ(図18参照)、軸受にかかる力は大きくなる。こ
れが製造公差にも影響し、ステップ角の精度を低下させ
る、半ステップ・モードの場合、N極とS極の数は2ス
テップごとに変化するので、ロータ・キャップに働く半
径方向の力も2ステップごとに変化する。このことは、
より大きくなった4カ所(又は2カ所)の巻線スロット
間隔とあいまって、特定の周波数において、より大きな
振動の原因となる。 3.半ステップ・モードにおいて、N極とS極の数の相
違と2ステップ時の磁化のばらつきは回転軸の両方向の
回転時におけるヒステリシスをひき起す。そしてこのよ
うな小歯と固定磁極間で引き合ったり離そうとするため
に生起される現象は、ロータ・キャップ上の、N極、S
極の数が減るに連れて、より大きくなる。 4.隣接する固定磁極間のシフト角が3/5Tpである
ような5相モータは、4相モータの項で説明したよう
に、隣接する2つの固定磁極がおなじ分極となることを
許さない。このことが、平衡点での安定性を低下させ
る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
4相あるいは5相ステッピングモータには多くの欠点が
存在する。そこで本発明は、上述のような従来の欠点を
解決するために成されたものであり、その目的は、ハイ
ブリッド型ステッピングモータにおいて、トルクの変動
を可及的に小さくし、トルク・スティフネスを改善し、
さらに回転時の共振振動を少なくすることができるハイ
ブリッド型ステッピングモータを提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上述のような本発明の目
的を達成するために、本発明は、回転軸方向に磁化され
た1個以上の永久磁石を備えたロータを具備する多相ハ
イブリッド型ステッピングモータにおいて、前記永久磁
石と、軟磁鋼製で外周に等間隔で複数個(NR個)の小
歯を設け該永久磁石の両端に付設されたポールキャップ
とを有し、これら永久磁石の両端に設けられた2つのポ
ールキャップにそれぞれ設けられた複数個の小歯は互い
に1/2歯ピッチ(1/2Tp)だけずらされているロ
ータと、該ロータの外周に配置され内側に向かって放射
状に10個の固定磁極を備えこれら固定磁極の各々には
タップを持たない捲線が付設された非対称型固定子構造
と、該非対称型固定子構造にそれぞれ配設され、ロータ
の歯ピッチと同間隔で設けられた2つ以上の小歯とを有
し、非対称型固定子構造の小歯の数の合計(NS)は、
NS=5×(n0 +n1 ){n0 は5つの極歯各々の小
歯の数、n1 は残りの5つの極歯の小歯の数}で決ま
り、小歯がn1 である固定磁極は小歯がn0 である固定
磁極の間に配設され、かつ回転軸芯を中心として小歯が
n1 である固定磁極の反対側には小歯がn0 である固定
磁極が配置され、ロータの歯数(NR)と該非対称型固
定子構造の小歯の数の合計(NS)の関係は、NS≧
0.8NR{NSは0.8NRよりも大きいか、等し
い}であり、NRとNSとの差は、NR−NS=K(S
0−S1)+10(S1−1+B){Kは2から5の間
の整数、S0とS1は可能な限り小さい整数であり両者
が等しくとも良い。Bは1つの分数であって、10B
(Bの10倍)はかならず整数となる}であり、10個
の巻線には必要なだけのN極とS極とを印加電源を供給
する電源供給手段により作り出し、全ステップ角=電気
角90°=αF,αF=360°/10NR及び半ステ
ップ角=電気角45°=αH,αH=360°/20N
Rのステップ角をもつ事を特徴とする多相ハイブリッド
型ステッピングモータを提供する。
【0027】
【作用】上記のようなロータの歯構造と固定磁極の小歯
構造を有しているため、静止トルクも平衡していて、高
精度のステップ角が得られる。また、フル・ステップ・
モード時でも、ハーフ・ステップ・モード時でも、S極
とN極の数が等しいために、回転時の異常振動が起こら
ない。
【0028】
【実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図面を用い
て詳細に説明する。この発明は、非対称型固定子構造を
採用した10固定磁極モータが持つ上記の4つの欠点の
うち、最低3つについて改善できるものである。さら
に、この発明は、4つの欠点すべてに関して固定子構造
の設計を改善することもできる。
【0029】最初の実施の形態は、10の固定磁極を持
ち、NR=50である5相モータに対して、トルク・ス
ティフネス、ステップ角精度、効率の改善をもたらすも
のである(隣接する固定磁極間のシフト角は1/5T
p)。10の固定磁極の小歯数を全て4とする代わり
に、2つ目ごとの固定磁極に小歯を1つずつ加えてい
る。このような構成により、小歯が4つの固定磁極の反
対側には常に小歯が5つの固定磁極がくる(図1)。
【0030】また、ロータの歯数と固定磁極の小歯数の
差は、5になる(4と5を掛けた数を50から引き、余
った数から5と5を掛けた数を引く)。米国特許第3,
866,104号とその一般的計算式が説明する標準的
な設計の場合、この差は10歯になる。したがって、固
定子の小歯数のロータ歯数に対する比率は、標準的な設
計においては0.8にとどまるのに対し、改良されたこ
の設計においては45/50=0.9になる。
【0031】この設計はまた、トルク平衡点の安定性を
も改善する。それは、最低2つの隣接する固定磁極がN
極であり、他の2つの隣接する固定磁極がS極となるか
らである(図7)。
【0032】さらに、速度特性の向上という点でも改善
が期待できる。それは、この設計では、巻線スロット間
隔の大きな箇所が、標準的な設計の場合は2カ所ないし
4カ所であるのに対して、3カ所だからである。
【0033】この大きなスロットル間隔の三角形配置
は、以前説明した半径方向の力の方形(4方向)分散と
あいまって、振動を減少させる。
【0034】固定磁極数10個の非対称型固定子構造に
おいて、はっきりした改善を4つのエリアすべてで達成
するため、40、50、80、90ないし100といっ
たロータ歯数に対して、次に説明する実施の形態は、隣
接する固定磁極間のシフト角として3/10Tpないし
7/10Tpという数字を採用している。2つ目ごとの
固定磁極には、上記で説明したように、小歯1つを追加
している。
【0035】いま、非常に重要なステップ角を持つモー
タを設計するためには、ロータ歯数とステータ小歯数の
差を5、ないし3とすればよい。
【0036】さらに、このようなモータが必要とする大
きな巻線スロット間隔は、2カ所だけである。この箇所
の間隔は、他の8つのスロットの間隔より1歯ピッチ多
くするだけでよい。また、重要なモータで、10カ所の
スロット間隔が均一なものを設計することもできる。図
2と図3は、この2つの実施の形態の典型的な設計例を
示している。
【0037】図4を参照すると、ロータ・キャップに働
く半径方向の力は、3つの方向に分散している。その力
は、双方のロータ・キャップに対して等しく働いてい
る。このような3方向への力の分散が製造公差に与える
影響は、かなり低い。ステップ角精度は向上し、振動も
減少する。これは、間隔の大きなスロット部分が2カ所
しかないからである。図8は、5つの連続するステップ
に関する固定磁極の分極状況を示している。図8から明
らかなように、このモータは、どこのポジションであ
れ、おなじ数のN極とS極をもっている。このことはヒ
ステリシスの減少につながる。また、最低の2つの隣接
する固定磁極はNであり、最低2つの他の隣接する極は
Sである。トルク面での改善は図5のヴェクタ・ダイヤ
グラムに示されている。なお、シフト角の選択は3/1
0Tp乃至7/10Tpであるため、10個の固定磁極
をもつこのようなモータを、p=1の10相モータとみ
なすこともできる。
【0038】本発明において、多相ハイブリッド型ステ
ッピングモータが持つディテント・トルクは静止トルク
曲線の10番目の調波が作用する。すなわち、図6が示
すように、電圧を加えられた固定磁極に発生した第10
調波もロータを安定した点に吸引する作用をする。そし
て、電圧を加えられた固定磁極数が10個の場合である
本発明は、従来例の固定磁極が8個のものよりも安定位
置にロータが止まる点が多くなり、トルク・スティフネ
スのバランスが改善される。また、この改善は、全ステ
ップモードだけでなく、半ステップ・モード時のステッ
プ精度をも改善する。これは、静止トルク曲線ゼロ・ポ
ジションにおいてディテント曲線とクロスし、ロータが
安定する位置に静止するからである。
【0039】この発明のモータに関する基本的な計算式
を以下に示す。 NR−NS=K(SO−Sl)+10(Sl−l+B)・・・(1) ただし、NS=5(no+nl) no=5つの固定磁極における小歯の数 nl=他の5つの固定磁極における小歯の数 K =2と5のあいだの何らかの整数 S0およびS1=可能な限り小さい整数 B=10倍すれば整数になる1つの分数 本願発明の3つの実施例は、全てno=5、nl=4で
あり、従って、NSは45となる。また、上記段落00
35の記載によれば、非常に重要なステップ角を持つモ
ータを設計するためには、ロータ歯数とステータ小歯数
の差を5ないし3に設定している。これは経験値でもあ
る。よって、ロータの歯数NRは、50(実施例1,
2)または48(実施例3)である。一方、上記式
(1)において、右辺の変数SO、Sl、K、Bに種々
の変数を代入する時、実施例1乃至3におけるロータ歯
数、ステータ歯数、の組み合わせは成立する。
【0040】本発明に係る多相ハイブリッド型ステッピ
ングモータは10の相をもっており、それぞれに対向し
ている2つの相は、ロータが異なる次のステップ位置に
スイッチする時、互いに電磁的に結合してロータを回転
させる。このことは、8つの固定磁極を持つ4相モータ
に関連して、すでに説明した。したがって、原則とし
て、この種の10相のモータに電圧を加える時は、米国
特許第3,842,332号が説明するように、ペンタ
ゴン・ドライブを介して行なう。あるいは、2極式のス
ター・ドライブを介して行なう。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
ロータの外周に配置され内側に向かって放射状に10個
の固定磁極を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持
たない捲線が付設された非対称型固定子構造と、該非対
称型固定子構造にそれぞれ配設され、ロータの歯ピッチ
と同間隔で設けられた2つ以上の小歯とを有し、非対称
型固定子構造の小歯の数の合計(NS)は、NS=5×
(n0 +n1 ){n0 は5つの極歯各々の小歯の数、n
1 は残りの5つの極歯の小歯の数}で決まり、小歯がn
1 である固定磁極は小歯がn0 である固定磁極の間に配
設され、かつ回転軸芯を中心として小歯がn1 である固
定磁極の反対側には小歯がn0 である固定磁極が配置さ
れ、ロータの歯数(NR)と該非対称型固定子構造の小
歯の数の合計(NS)の関係は、NS≧0.8NR{N
Sは0.8NRよりも大きいか、等しい}であり、NR
とNSとの差は、NR−NS=K(S0−S1)+10
(S1−1+B){Kは2から5の間の整数、S0とS
1は可能な限り小さい整数であり両者が等しくとも良
い。Bは1つの分数であって、10B(Bの10倍)は
かならず整数となる}であり、10個の巻線には必要な
だけのN極とS極とを印加電源を供給する電源供給手段
により作り出し、全ステップ角=電気角90°=αF,
αF=360°/10NR及び半ステップ角=電気角4
5°=αH,αH=360°/20NRのステップ角を
もつ事を特徴とする構成を有することにより、従来の8
極あるいは5極の固定磁極を有するものと比較して、固
定子構造の小歯数のロータ歯数に対する比率は、従来の
ものにおいては0.8にとどまるのに対し、改良された
この設計においては更にこの比率を向上させることがで
きるため、トルク・スティフネスも安定し、静止トルク
も平衡していて、高精度のステップ角が得られる。ま
た、フル・ステップ・モード時でも、ハーフ・ステップ
・モード時でも、S極とN極の数が等しく、ロータの周
囲に小歯が比較的均等に配置されているため、回転時の
異常振動が起こらないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図
【図2】本発明の他の実施例の正面図
【図3】本発明のもう一つ他の実施例の正面図
【図4】本発明のロータのベクトル図
【図5】本発明のトルクベクトル図
【図6】本発明にかかるモータのトルク波形図
【図7】各固定磁極の磁極の変化を示す図表図
【図8】各固定磁極の磁極の変化を示すもう一つ他の例
の図表図
【図9】従来例のモータの縦断面図
【図10】従来のステッピングモータの横断面図
【図11】従来例のトルク波形図
【図12】従来例の静止トルクを示すベクトル図
【図13】従来の5相モータのトルクーベクトル図
【図14】従来の対称型5相ステップモータの正面図
【図15】従来の5相モータのトルクーベクトル図
【図16】従来のトルクトルク波形図
【図17】従来の非対称型の固定磁極の正面図
【図18】従来例のロータギャップに働くアンバランス
な力を示すベクトル図
【図19】従来例の各固定磁極の磁極の変化を示す図表
【図20】従来例の各固定磁極の磁極の変化を示す図表
【符号の説明】
11・・・巻線 12・・・小歯 13・・・永久磁石 14・・・ロータ・キャップ 15・・・歯 16・・・シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田賢司 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4. 106 番地73 ミネベア株式会社 軽井 沢製作所内 (56)参考文献 特開 昭49−129810(JP,A) 特開 昭49−88027(JP,A)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸方向に磁化された1個以上の永久磁
    石を備えたロータを具備する多相ハイブリッド型ステッ
    ピングモータにおいて、前記永久磁石と、軟磁鋼製で外
    周に等間隔で複数個(NR個)の小歯を設け該永久磁石
    の両端に付設されたポールキャップとを有し、これら永
    久磁石の両端に設けられた2つのポールキャップにそれ
    ぞれ設けられた複数個の小歯は互いに1/2歯ピッチ
    (1/2Tp)だけずらされているロータと、該ロータ
    の外周に配置され内側に向かって放射状に10個の固定
    磁極を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持たない
    捲線が付設された非対称型固定子構造と、該非対称型固
    定子構造にそれぞれ配設され、ロータの歯ピッチと同間
    隔で設けられた2つ以上の小歯とを有し、非対称型固定
    子構造の小歯の数の合計(NS)は、NS=5×(n0
    +n1 ){n0 は5つの極歯各々の小歯の数、n1 は残
    りの5つの極歯の小歯の数}で決まり、小歯がn1 であ
    る固定磁極は小歯がn0 である固定磁極の間に配設さ
    れ、かつ回転軸芯を中心として小歯がn1 である固定磁
    極の反対側には小歯がn0 である固定磁極が配置され、
    ロータの歯数(NR)と該非対称型固定子構造の小歯の
    数の合計(NS)の関係は、NS≧0.8NR{NSは
    0.8NRよりも大きいか、等しい}であり、NRとN
    Sとの差は、NR−NS=K(S0−S1)+10(S
    1−1+B){Kは2から5の間の整数、S0とS1は
    可能な限り小さい整数であり両者が等しくとも良い。B
    は1つの分数であって、10B(Bの10倍)はかなら
    ず整数となる}であり、10個の巻線には必要なだけの
    N極とS極とを印加電源を供給する電源供給手段により
    作り出し、全ステップ角=電気角90°=αF,αF=
    360°/10NR及び半ステップ角=電気角45°=
    αH,αH=360°/20NRのステップ角をもつ事
    を特徴とする多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
  2. 【請求項2】回転軸方向に磁化された1個以上の永久磁
    石を備えたロータを具備する多相ハイブリッド型ステッ
    ピングモータにおいて、前記永久磁石と、軟磁鋼製で外
    周に等間隔で複数個(NR個)の小歯を設け該永久磁石
    の両端に付設されたポールキャップとを有し、これら永
    久磁石の両端に設けられた2つのポールキャップにそれ
    ぞれ設けられた複数個の小歯は互いに1/2歯ピッチ
    (1/2Tp)だけずらされているロータと、該ロータ
    の外周に配置され内側に向かって放射状に10個の固定
    磁極を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持たない
    捲線が付設された非対称型固定子構造と、該非対称型固
    定子構造にそれぞれ配設され、ロータの歯ピッチと同間
    隔で設けられた2つ以上の小歯とを有し、非対称型固定
    子構造の小歯の数の合計(NS)は、NS=5×(n0
    +n1 ){n0 は5つの極歯各々の小歯の数、n1 は残
    りの5つの極歯の小歯の数}で決まり、小歯がn1 であ
    る固定磁極は小歯がn0 である固定磁極の間に配設さ
    れ、かつ回転軸芯を中心として小歯がn1 である固定磁
    極の反対側には小歯がn0 である固定磁極が配置され、
    ロータの歯数(NR)と該非対称型固定子構造の小歯の
    数の合計(NS)の関係は、NS≧0.8NR{NSは
    0.8NRよりも大きいか、等しい}であり、NRとN
    Sとの差は、NR−NS=K(S0−S1)+10(S
    1−1+B){Kは2から5の間の整数、S0とS1は
    可能な限り小さい整数であり両者が等しくとも良い。B
    は0.3}であり、10個の巻線には必要なだけのN極
    とS極とを印加電源を供給する電源供給手段により作り
    出し、全ステップ角=電気角90°=αF,αF=36
    0°/10NR及び半ステップ角=電気角45°=α
    H,αH=360°/20NRのステップ角を持ち、シ
    フト角(電気角)36°が固定磁極の任意の位置の固定
    磁極を1として、該固定磁極1とこれから数えて第8番
    目の固定磁極間と、前記1とした固定磁極から数えて2
    番目の固定磁極と、該1とした固定磁極から数えて第9
    番目の固定磁極間と、前記1とした固定磁極から数えて
    3番目の固定磁極と、該1とした固定磁極から数えて第
    10番目の固定磁極間で、非対称型固定子構造が達成さ
    れることを特徴とする多相ハイブリッド型ステッピング
    モータ。
  3. 【請求項3】向かい合った2つの固定磁極の捲線に電圧
    が印加されてこれらが相反する磁極極性となることを特
    徴とする請求項2記載の多相ハイブリッド型ステッピン
    グモータ。
  4. 【請求項4】前記固定磁極の小歯数がロータの歯数(N
    R)より10個の歯数だけ少なくなるように前記定数
    K、SO、S1を設定することを特徴とする請求項2記
    載の多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
  5. 【請求項5】回転軸方向に磁化された1個以上の永久磁
    石を備えたロータを具備する多相ハイブリッド型ステッ
    ピングモータにおいて、前記永久磁石と、軟磁鋼製で外
    周に等間隔で複数個(NR個)の小歯を設け該永久磁石
    の両端に付設されたポールキャップとを有し、これら永
    久磁石の両端に設けられた2つのポールキャップにそれ
    ぞれ設けられた複数個の小歯は互いに1/2歯ピッチ
    (1/2Tp)だけずらされているロータと、該ロータ
    の外周に配置され内側に向かって放射状に10個の固定
    磁極を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持たない
    捲線が付設された非対称型固定子構造と、該固定磁極に
    それぞれ配設され、ロータの歯ピッチと同間隔で設けら
    れた2つ以上の小歯とを有し、非対称型固定子構造の小
    歯の数の合計(NS)は、NS=5×(n0 +n1 )
    {n0 は5つの極歯各々の小歯の数、n1 は残りの5つ
    の極歯の小歯の数}で決まり、小歯がn1 である固定磁
    極は小歯がn0 である固定磁極の間に配設され、かつ回
    転軸芯を中心として小歯がn1である固定磁極の反対側
    には小歯がn0 である固定磁極が配置され、ロータの歯
    数(NR)と該非対称型固定子構造の小歯の数の合計
    (NS)の関係は、NS≧0.8NR{NSは0.8N
    Rよりも大きいか、等しい}であり、NRとNSとの差
    は、NR−NS=K(S0−S1)+10(S1−1+
    B){Kは2から5の間の整数、S0とS1は可能な限
    り小さい整数であり両者が等しくとも良い。Bは0.
    7}であり、10個の巻線には必要なだけのN極とS極
    とを印加電源を供給する電源供給手段により作り出し、
    全ステップ角=電気角90°=αF,αF=360°/
    10NR及び半ステップ角=電気角45°=αH,αH
    =360°/20NRのステップ角を持ち、シフト角
    (電気角)36°が固定磁極の任意の位置の固定磁極を
    1として、該固定磁極1とこれから数えて第4番目の固
    定磁極間と、前記1とした固定磁極から数えて2番目の
    固定磁極と、該1とした固定磁極から数えて第5番目の
    固定磁極間で達成されることを特徴とする多相ハイブリ
    ッド型ステッピングモータ。
  6. 【請求項6】向かい合った2つの非対称型固定子構造の
    捲線に電圧が印加されてこれらが相反する磁極極性とな
    ることを特徴とする請求項5記載の多相ハイブリッド型
    ステッピングモータ。
  7. 【請求項7】前記非対称型固定子構造の小歯数がロータ
    の歯数(NR)より10個の歯数だけ少なくなるように
    前記定数K、SO、S1を設定することを特徴とする請
    求項5記載の多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
  8. 【請求項8】回転軸方向に磁化された1個以上の永久磁
    石を備えたロータを具備する多相ハイブリッド型ステッ
    ピングモータにおいて、前記永久磁石と、軟磁鋼製で外
    周に等間隔で複数個(NR個)の小歯を設け該永久磁石
    の両端に付設されたポールキャップとを有し、これら永
    久磁石の両端に設けられた2つのポールキャップにそれ
    ぞれ設けられた複数個の小歯は互いに1/2歯ピッチ
    (1/2Tp)だけずらされているロータと、該ロータ
    の外周に配置され内側に向かって放射状に10個の固定
    磁極を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持たない
    捲線が付設された非対称型固定子構造と、固定磁極にそ
    れぞれ配設され、ロータの歯ピッチと同間隔で設けられ
    た2つ以上の小歯とを有し、非対称型固定子構造の小歯
    の数の合計(NS)は、NS=5×(n0 +n1 ){n
    0 は5つの極歯各々の小歯の数、n1 は残りの5つの極
    歯の小歯の数}で決まり、小歯がn1 である固定磁極は
    小歯がn0 である固定磁極の間に配設され、かつ回転軸
    芯を中心として小歯がn1 である固定磁極の反対側には
    小歯がn0 である固定磁極が配置され、ロータの歯数
    (NR)と該非対称型固定子構造の小歯の数の合計(N
    S)の関係は、NS≧0.8NR{NSは0. 8NR
    よりも大きいか、等しい}であり、NRとNSとの差
    は、NR−NS=K(S0−S1)+10(S1−1+
    B){Kは2から5の間の整数、S0とS1は可能な限
    り小さい整数であり両者が等しくとも良い。Bは0.
    2}であり、10個の巻線には必要なだけのN極とS極
    とを印加電源を供給する電源供給手段により作り出し、
    全ステップ角=電気角90°=αF,αF=360°/
    10NR及び半ステップ角=電気角45°=αH,αH
    =360°/20NRのステップ角を持ち、シフト角
    (電気角)72°が隣接する非対称型磁極間で達成され
    ることを特徴とする多相ハイブリッド型ステッピングモ
    ータ。
  9. 【請求項9】向かい合った2つの固定磁極の捲線に電圧
    が印加されてこれらが相反する磁極極性となることを特
    徴とする請求項8記載の多相ハイブリッド型ステッピン
    グモータ。
  10. 【請求項10】回転軸方向に磁化された1個以上の永久
    磁石を備えたロータを具備する多相ハイブリッド型ステ
    ッピングモータにおいて、前記永久磁石と、軟磁鋼製で
    外周に等間隔で複数個(NR個)の小歯を設け該永久磁
    石の両端に付設されたポールキャップとを有し、これら
    永久磁石の両端に設けられた2つのポールキャップにそ
    れぞれ設けられた複数個の小歯は互いに1/2歯ピッチ
    (1/2Tp)だけずらされているロータと、該ロータ
    の外周に配置され内側に向かって放射状に10個の固定
    磁極を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持たない
    捲線が付設された非対称型固定子構造と、該非対称型固
    定子構造にそれぞれ配設され、ロータの歯ピッチと同間
    隔で設けられた2つ以上の小歯とを有し、非対称型固定
    子構造の小歯の数の合計(NS)は、NS=5×(n0
    +n1 ){n0 は5つの極歯各々の小歯の数、n1 は残
    りの5つの極歯の小歯の数}で決まり、小歯がn1 であ
    る固定磁極は小歯がn0 である固定磁極の間に配設さ
    れ、かつ、回転軸芯を中心として小歯がn1 である固定
    磁極の反対側には小歯がn0 である固定磁極が配置さ
    れ、ロータの歯数(NR)と該ステータの小歯の数の合
    計(NS)の関係は、NS≧0.8NR{NSは0.8
    NRよりも大きいか、等しい}であり、NRとNSとの
    差は、NR−NS=K(S0−S1)+10(S1−1
    +B){Kは2から5の間の整数、S0とS1は可能な
    限り小さい整数であり両者が等しくとも良い。Bは0.
    3}であり、10個の巻線には必要なだけのN極とS極
    とを印加電源を供給する電源供給手段により作り出し、
    全ステップ角=電気角90°=αF,αF=360°/
    10NR及び半ステップ角=電気角45°=αH,αH
    =360°/20NRのステップ角を持ち、シフト角
    (電気角)36°が固定磁極の任意の位置の固定磁極を
    1として、該固定磁極1とこれから数えて第8番目の固
    定磁極間と、前記1とした固定磁極から数えて2番目の
    固定磁極と、該1とした固定磁極から数えて第9番目の
    固定磁極間と、前記1とした固定磁極から数えて3番目
    の固定磁極と、該1とした固定磁極から数えて第10番
    目の固定磁極間で達成され、前記非対称型固定子構造の
    小歯数がロータの歯数(NR)より3個の歯数だけ少な
    くなるように前記定数K、SO、S1を設定することを
    特徴とする多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
  11. 【請求項11】10個の固定磁極を持つ非対称型固定子
    構造において2つ目毎に小歯の数が1つ多く、5つの固
    定磁極の小歯の数はn0であり、隣接する固定磁極の小
    歯の数はn1であることを特徴とする請求項10記載の
    多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
  12. 【請求項12】回転軸方向に磁化された1個以上の永久
    磁石を備えたロータを具備する多相ハイブリッド型ステ
    ッピングモータにおいて、前記永久磁石と、軟磁鋼製で
    外周に等間隔で複数個(NR個)の小歯を設け該永久磁
    石の両端に付設されたポールキャップとを有し、これら
    永久磁石の両端に設けられた2つのポールキャップにそ
    れぞれ設けられた複数個の小歯は互いに1/2歯ピッチ
    (1/2Tp)だけずらされているロータと、該ロータ
    の外周に配置され内側に向かって放射状に10個の固定
    磁極を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持たない
    捲線が付設された非対称型固定子構造と、固定磁極にそ
    れぞれ配設され、ロータの歯ピッチと同間隔で設けられ
    た2つ以上の小歯とを有し、非対称型固定子構造の小歯
    の数の合計(NS)は、NS=5×(n0 +n1 ){n
    0 は5つの極歯各々の小歯の数、n1 は残りの5つの極
    歯の小歯の数}で決まり、小歯がn1 である固定磁極は
    小歯がn0 である固定磁極の間に配設され、かつ、回転
    軸芯を中心として小歯がn1である固定磁極の反対側に
    は小歯がn0 である固定磁極が配置され、ロータの歯数
    (NR)と該非対称型固定子構造の小歯の数の合計(N
    S)の関係は、NS≧0.8NR{NSは0.8NRよ
    りも大きいか、等しい}であり、NRとNSとの差は、
    NR−NS=K(S0−S1)+10(S1−1+B)
    {Kは2から5の間の整数、S0とS1は可能な限り小
    さい整数であり両者が等しくとも良い。Bは0.3}で
    あり、10個の巻線には必要なだけのN極とS極とを印
    加電源を供給する電源供給手段により作り出し、全ステ
    ップ角=電気角90°=αF,αF=360°/10N
    R及び半ステップ角=電気角45°=αH,αH=36
    0°/20NRのステップ角を持ち、シフト角(電気
    角)36°が固定磁極の任意の位置の固定磁極を1とし
    て、該固定磁極1とこれから数えて第8番目の固定磁極
    間と、前記1とした固定磁極から数えて2番目の固定磁
    極と、該1とした固定磁極から数えて第9番目の固定磁
    極間と、前記1とした固定磁極から数えて3番目の固定
    磁極と、該1とした固定磁極から数えて第10番目の固
    定磁極間で達成され、前記非対称型固定子構造の小歯数
    がロータの歯数(NR)より5個の歯数だけ少なくなる
    ように前記定数K、SO、S1を設定することを特徴と
    する多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
  13. 【請求項13】10個の固定磁極を持つ非対称型固定子
    構造において2つ目毎に小歯の数が1つ多く、5つの該
    固定磁極の小歯の数はn0であり、隣接する固定磁極の
    小歯の数はn1であることを特徴とする請求項12記載
    の多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
  14. 【請求項14】回転軸方向に磁化された1個以上の永久
    磁石を備えたロータを具備する多相ハイブリッド型ステ
    ッピングモータにおいて、前記永久磁石と、軟磁鋼製で
    外周に等間隔で複数個(NR個)の小歯を設け該永久磁
    石の両端に付設されたポールキャップとを有し、これら
    永久磁石の両端に設けられた2つのポールキャップにそ
    れぞれ設けられた複数個の小歯は互いに1/2歯ピッチ
    (1/2Tp)だけずらされているロータと、該ロータ
    の外周に配置され内側に向かって放射状に10個の固定
    磁極を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持たない
    捲線が付設された非対称型固定子構造と、該非対称型固
    定子構造にそれぞれ配設され、ロータの歯ピッチと同間
    隔で設けられた2つ以上の小歯とを有し、非対称型固定
    子構造の小歯の数の合計(NS)は、NS=5×(n0
    +n1 ){n0 は5つの極歯各々の小歯の数、n1 は残
    りの5つの極歯の小歯の数}で決まり、歯がn1 である
    固定磁極は小歯がn0 である非対称型ステータの間に配
    設され、かつ回転軸芯を中心として小歯がn1 である固
    定磁極の反対側には小歯がn0 である固定磁極が配置さ
    れ、ロータの歯数(NR)と該非対称型固定子構造の小
    歯の数の合計(NS)の関係は、NS≧0.8NR{N
    Sは0.8NRよりも大きいか、等しい}であり、NR
    とNSとの差は、NR−NS=K(S0−S1)+10
    (S1−1+B){Kは2から5の間の整数、S0とS
    1は可能な限り小さい整数であり両者が等しくとも良
    い。Bは0.3}であり、10個の巻線には必要なだけ
    のN極とS極とを印加電源を供給する電源供給手段によ
    り作り出し、全ステップ角=電気角90°=αF,αF
    =360°/10NR及び半ステップ角=電気角45°
    =αH,αH=360°/20NRのステップ角を持
    ち、シフト角(電気角)36°が固定磁極の任意の位置
    の固定磁極を1として、該固定磁極1とこれから数えて
    第8番目の固定磁極間と、前記1とした固定磁極から数
    えて2番目の固定磁極と、該1とした固定磁極から数え
    て第9番目の固定磁極間と、前記1とした固定磁極から
    数えて3番目の固定磁極と、該1とした固定磁極から数
    えて第10番目の固定磁極間で達成され、前記非対称型
    固定子構造の小歯数がロータの歯数(NR)より15個
    の歯数だけ少なくなるように前記定数K、SO、S1を
    設定することを特徴とする多相ハイブリッド型ステッピ
    ングモータ。
  15. 【請求項15】10個の固定磁極を持つ非対称型固定子
    構造において2つ目毎に小歯の数が1つ多く、5つの該
    固定磁極の小歯の数はn0であり、隣接する該固定磁極
    の小歯の数はn1であることを特徴とする請求項14記
    載の多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
  16. 【請求項16】回転軸方向に磁化された1個以上の永久
    磁石を備えたロータを具備する多相ハイブリッド型ステ
    ッピングモータにおいて、前記永久磁石と、軟磁鋼製で
    外周に等間隔で複数個(NR個)の歯を設け該永久磁石
    の両端に付設されたポールキャップとを有し、これら永
    久磁石の両端に設けられた2つのポールキャップにそれ
    ぞれ設けられた複数個の歯は互いに1/2歯ピッチ(1
    /2Tp)だけずらされているロータと、該ロータの外
    周に配置され内側に向かって放射状に10個の固定磁極
    を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持たない捲線
    が付設された複数の非対称型ステータと、該非対称型ス
    テータにそれぞれ配設され、ロータの歯ピッチと同間隔
    で設けられた2つ以上の小歯とを有し、非対称型ステー
    タの小歯の数の合計(NS)は、NS=5×(n0 +n
    1 ){n0 は5つの極歯各々の小歯の数、n1 は残りの
    5つの極歯の小歯の数}で決まり、小歯がn1 である非
    対称型ステータは小歯がn0 である非対称型ステータの
    間に配設され、かつ回転軸芯を中心として小歯がn1 で
    ある非対称型ステータの反対側には小歯がn0 である非
    対称型ステータが配置され、ロータの歯数(NR)と該
    ステータの小歯の数の合計(NS)の関係は、NS≧
    0.8NR{NSは0.8NRよりも大きいか、等し
    い}であり、NRとNSとの差は、NR−NS=K(S
    0−S1)+10(S1−1+B){Kは2から5の間
    の整数、S0とS1は可能な限り小さい整数であり両者
    が等しくとも良い。Bは0.7}であり、10個の巻線
    には必要なだけのN極とS極とを印加電源を供給する電
    源供給手段により作り出し、全ステップ角=電気角90
    °=αF,αF=360°/10NR及び半ステップ角
    =電気角45°=αH,αH=360°/20NRのス
    テップ角を持ち、シフト角(電気角)36°が固定磁極
    の任意の位置の固定磁極を1として、該固定磁極1とこ
    れから数えて第4番目の固定磁極間と、前記1とした固
    定磁極から数えて2番目の固定磁極と、該1とした固定
    磁極から数えて第5番目の固定磁極間で達成され、前記
    非対称型固定子構造の小歯数がロータの歯数(NR)よ
    り7個の歯数だけ少なくなるように前記定数K、SO、
    S1を設定することを特徴とする多相ハイブリッド型ス
    テッピングモータ。
  17. 【請求項17】10個の固定磁極を持つ非対称型固定子
    構造において2つ目毎に小歯の数が1つ多く、5つの該
    固定磁極の小歯の数はn0であり、隣接する該固定磁極
    の小歯の数はn1であることを特徴とする請求項16記
    載の多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
  18. 【請求項18】回転軸方向に磁化された1個以上の永久
    磁石を備えたロータを具備する多相ハイブリッド型ステ
    ッピングモータにおいて、前記永久磁石と、軟磁鋼製で
    外周に等間隔で複数個(NR個)の小歯を設け該永久磁
    石の両端に付設されたポールキャップとを有し、これら
    永久磁石の両端に設けられた2つのポールキャップにそ
    れぞれ設けられた複数個の小歯は互いに1/2歯ピッチ
    (1/2Tp)だけずらされているロータと、該ロータ
    の外周に配置され内側に向かって放射状に10個の固定
    磁極を備えこれら固定磁極の各々にはタップを持たない
    捲線が付設された非対称型固定子構造と、該非対称型固
    定子構造にそれぞれ配設され、ロータの歯ピッチと同間
    隔で設けられた2つ以上の小歯とを有し、非対称型固定
    子構造の小歯の数の合計(NS)は、NS=5×(n0
    +n1 ){n0 は5つの極歯各々の小歯の数、n1 は残
    りの5つの極歯の小歯の数}で決まり、小歯がn1 であ
    る固定磁極は小歯がn0 である固定磁極の間に配設さ
    れ、かつ回転軸芯を中心として小歯がn1 である固定磁
    極の反対側には小歯がn0 である固定磁極が配置され、
    ロータの歯数(NR)と該非対称型固定子構造の小歯の
    数の合計(NS)の関係は、NS≧0.8NR{NSは
    0.8NRよりも大きいか、等しい}であり、NRとN
    Sとの差は、NR−NS=K(S0−S1)+10(S
    1−1+B){Kは2から5の間の整数、S0とS1は
    可能な限り小さい整数であり両者が等しくとも良い。B
    は0.2}であり、10個の巻線には必要なだけのN極
    とS極とを印加電源を供給する電源供給手段により作り
    出し、全ステップ角=電気角90°=αF,αF=36
    0°/10NR及び半ステップ角=電気角45°=α
    H,αH=360°/20NRのステップ角を持ち、シ
    フト角(電気角)72゜が隣接する非対称型磁極間で達
    成され、前記ステータの小歯数がロータの歯数(NR)
    より5個の歯数だけ少なくなるように前記定数K、S
    O、S1を設定することを特徴とする多相ハイブリッド
    型ステッピングモータ。
  19. 【請求項19】10個の固定磁極を持つ非対称型固定子
    構造において2つ目毎に小歯の数が1つ多く、5つの該
    固定磁極の小歯の数はn0であり、隣接する該固定磁極
    の小歯の数はn1であることを特徴とする請求項18記
    載の多相ハイブリッド型ステッピングモータ。
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