JP3271913B2 - モータアクチュエータ及びその製造方法 - Google Patents
モータアクチュエータ及びその製造方法Info
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- JP3271913B2 JP3271913B2 JP31703496A JP31703496A JP3271913B2 JP 3271913 B2 JP3271913 B2 JP 3271913B2 JP 31703496 A JP31703496 A JP 31703496A JP 31703496 A JP31703496 A JP 31703496A JP 3271913 B2 JP3271913 B2 JP 3271913B2
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Description
ータ及びその製造方法に関し、特に、電気的な配線部分
に特徴を有するモータアクチュエータ及びその製造方法
に関する。
開昭62−33691号公報に開示されるようなものが
ある。このモータアクチュエータは、出力歯車に設けら
れたブラシが回路パターンに接触することで回路が導通
して回転するもので、この回路パターンはプリント基板
に設けられている。また、回路パターンには、モータへ
の給電プレートや外部との接続のためのコネクタピンが
接続されている。
ンは、半田付けによって接続されるものであるため、接
続作業に手間がかかるものであった。しかも、給電プレ
ートやコネクタピンは、それぞれ別体で個別に製造され
るものなので、部品数が多くなってコストが高くなると
いう問題もあった。さらに、ブラシを出力歯車に設ける
作業も手間のかかるものであった。
いる従来の位置検出装置として、実公平7−32179
号公報に開示されるようなものがある。この位置検出装
置は、出力軸に設けられて出力軸と共に回動するブラシ
が、エンコーダパターンに接触し、この接触状態から位
置検出を行うものである。このエンコーダパターンは、
ブラシと対向するプリント基板に形成されていて、常に
ブラシと接触している共通接片と該共通接片の周囲に配
設された複数の単接片とを有し、ブラシと各単接片との
接触状態から位置検出を行う。ここで、複数の単接片
は、それぞれ独立した状態でプリント基板に設けられる
ものであり、部品点数が多くなるという問題点があっ
た。また、個々に独立して設けられた単接片は、繰り返
し回転するブラシと摺動する際に、単接片の端部がめく
れたりする等の破損が生じるおそれが高く、位置制御の
信頼性が低いものになるという問題点もあった。さら
に、ブラシを出力歯車に設ける作業も手間のかかるもの
であった。
めになされたもので、その目的は、部品数を少なくし、
製造作業を簡略化して、コストを削減できるモータアク
チュエータ及びその製造方法を提供することにある。
に、本発明のモータアクチュエータは、モータにより回
転する歯車と、この歯車の一方の面に設けられ該歯車と
共に回動するパターン導体と、導電ユニットと、を有
し、前記導電ユニットは、互いに連結されて絶縁樹脂に
よって固められる第1及び第2の導電プレートを有し、
前記第1の導電プレートは、前記パターン導体に摺動す
る複数のブラシと、複数の第1の連結部を含んで所定の
配電パターンを形成する第1のパターン部と、を有し、
前記第2の導電プレートは、他部品と電気的に接続する
ための複数の外部接続端子と、複数の第2の連結部を含
んで所定の配電パターンを形成する第2のパターン部
と、を有し、前記導電ユニットは、前記第1及び第2の
導電プレートにて形成される一対の給電端子を有し、前
記第1及び第2の連結部のうちの少なくとも一つが切断
されることで、前記第1及び第2のパターン部の配電パ
ターンは、前記モータの駆動に適合するように変形され
てなる。
出力軸を有する出力歯車以外の減速歯車も含む。また、
一対の給電端子は、双方の端子が第1の導電プレート上
または第2の導電プレート上のいずれかに形成されてい
るものでもよいし、あるいは一対の端子のうち一方の端
子と他方の端子が分割されて、第1の導電プレート上ま
たは第2の導電プレート上のいずれかに形成されている
ものでもよい。
給電端子および複数の外部接続端子が、第1又は第2パ
ターン部とともに、第1の導電プレートまたは第2の導
電プレートに一体的に形成されているので、それぞれの
半田付けを行う必要がなく、製造が容易で、かつ部品点
数の削減が可能となる。
端子は、一体的にユニット化されているので、ハウジン
グに取り付けるときに、複数を同時に取り付けられるこ
ととなる。よって、取付け作業を簡略化することができ
る。また、それぞれの端子は、予め絶縁樹脂によって保
持された状態となっているので、不要な第1又は第2の
連結部を切断しても、各部材がバラバラにならない。
と外部接続端子を含む第2の導電プレートとを別体とし
ているので、それぞれの導電プレートを製造する導電板
を適宜選択することにより、製造後に加工等施す必要な
く、それぞれの導電プレートに必要な強度や弾力性を得
ることができる。
は、前記第2の導電プレートの外部接続端子の延設方向
に沿った方向に折り返される爪部を有し、前記第1又は
第2の連結部のいずれか他方は、折り返された前記爪部
によって保持される取付部を有してもよい。
延設方向に沿った方向に折り返されるので、爪部を折り
返すときに外部接続端子を軸線からずれさせないように
なる。そして、外部接続端子の位置ずれを防止できる。
置合わせのために相互に係合する穴及び突起を有するよ
うにすれば、外部接続端子の位置ずれは一層防止でき
る。
電プレートよりも肉厚に形成されていることが好まし
い。
されるブラシを含む第1の導電プレートよりも、外部接
続端子を含む第2の導電プレートが肉厚に形成されてい
ることにより、外部接続端子に所定の強度を付与するこ
とができ、相手コネクタとの嵌合時に変形することを防
止することができる。
とする円周上に形成された導体部と、前記導体部の一部
に、前記歯車の軸を中心とする第1の円周上に沿って円
弧状に形成され、前記導体部の導通を遮断する第1の遮
断部と、前記導体部の一部に、前記歯車の軸を中心とす
る第2の円周上に沿って円弧状に、かつ前記第1の遮断
部と所定角度ずれた位置に形成される第2の遮断部と、
を有し、前記複数のブラシは、前記第1の遮断部および
第2の遮断部を避けて前記導体部に常時摺動する常時導
電端子と、前記第1の遮断部が形成される前記第1の円
周上を摺動する第1の断続導電端子と、前記第2の遮断
部が形成される前記第2の円周上を摺動する第2の断続
導電端子と、を含んで構成されてもよい。
電端子が、導体部に接触するときには、この導体部に常
時導通する常時導電端子と導通することとなって、モー
タが回転するように構成することができる。
に、あるいは第2の断続導電端子が第2の遮断部に接触
するときには、第1あるいは第2の断続導電端子と常時
導電端子との導通が遮断されて、モータが停止する。よ
って、導体部および遮断部の形状に応じてモータの回転
を制御することができる。
て前記歯車の軸を中心とする円弧状に形成される抵抗部
と、前記歯車の軸を中心とする円周上に形成され、かつ
前記抵抗部の円弧の長さ方向の一端部で電気的接続され
る導体部と、を有し、前記複数のブラシは、前記導体部
に接触して導通する導体導電端子と、前記抵抗部に接触
して導通する抵抗導電端子と、を含み構成されてもよ
い。
に接触して接続され、導体部は抵抗部の一端部に接続さ
れ、この抵抗部の長さ方向の所定点で抵抗導電端子が接
触して電気的に接続されることとなる。ここで、導体部
は抵抗部の円弧の長さ方向の一端部で接続されているの
で、抵抗部を摺動する抵抗導電端子の接点の位置によっ
て、この接点と導体部との間の抵抗部の長さが変化し、
抵抗値が変わるようになっている。そして、歯車が回転
すると、抵抗導電端子は抵抗部を摺動して異なる抵抗値
で電圧降下を生じさせて、電気的に接続される。そし
て、抵抗値を変化させることができ、歯車の回転位置に
応じて抵抗値を変化させて、モータの回転を制御するこ
とができる。
とする円周方向に沿って形成された共通導体部と、該共
通導体部の周囲に同心の複数列で円周方向に間隔をあけ
て配設された複数の個別導体部とを有し、前記共通導体
部および前記複数の個別導体部は、それぞれの内側また
は外側の少なくとも一部が接続されて一体化され、前記
複数のブラシは、前記共通導体部が形成される円周上を
摺動して常に該共通導体部に接触する共通ブラシと、前
記複数の個別導体部の各々が形成される円周上を摺動し
てそれぞれの個別導体部に接触する個別ブラシと、を含
んでもよい。
ブラシと接触している。そして、個別導体部と個別ブラ
シとの接触状態の組み合わせによって信号ラインが決定
され、位置の検出が行われる。信号ラインの変更は、共
通導体部及び個別導体部を変更し、第1又は第2の連結
部の切断位置を変更することで、簡単に行うことがで
き、低コストのモータアクチュエータを提供することが
できる。また、共通導体部と個別導体部とは一体的に形
成されているので、個別導体部が独立して形成されてい
る場合と比して、形成が容易でかつ強度が高く、くり返
し個別ブラシと摺動しても破損しにくいので、位置制御
の信頼性が高い。
軸は、自動車の冷暖房装置におけるダンパに接続され
て、このダンパの向きを切り替える方向に駆動力を伝達
可能に取り付けられ、前記ダンパは、内外気切替用のダ
ンパ、吹出口切替用のダンパ、又は冷風温風の混合割合
調整用のダンパのうち、すくなくともいずれか一つであ
ってもよい。
エータを、自動車の冷暖房装置のダンパを制御するモー
タアクチュエータとして用いたものであり、自動車の冷
暖房装置のダンパを制御することができる。
は、複数のブラシと、複数の第1の連結部を含んで所定
の配電パターンを形成する第1のパターン部と、が一体
化された状態の第1の導電プレートを、一枚の導電板か
ら製造する工程と、他部品と電気的に接続するための複
数の外部接続端子と、複数の第2の連結部を含んで所定
の配電パターンを形成する第2のパターン部と、が一体
化された状態の第2の導電プレートを、一枚の導電板か
ら製造する工程と、前記第1の導電プレートと前記第2
の導電プレートとを連結する工程と、前記連結された第
1の導電プレートと第2の導電プレートとを、絶縁樹脂
によって一体的に固めて導電ユニットを形成する工程
と、その後、前記第1及び第2の導電プレートの、第1
及び第2の連結部のうちの少なくとも一つを切断して、
前記第1及び第2のパターン部の配電パターンをモータ
の駆動に適合させる工程と、この切断工程後に、前記導
電ユニットをハウジングに取り付ける工程と、を含む。
シ及び第1のパターン部又は外部接続端子及び第2のパ
ターン部を同時に製造するので、歩留まりがよくなると
ともに製造工程も簡略化される。そして、所定の弾力を
もたせるために薄く形成すべきブラシを含む第1の導電
プレートと、所定の強度をもたせるために厚く形成すべ
き外部接続端子を含む第2の導電プレートとを別体とし
て形成しているので、製造する導電板を適宜選択するこ
とで、製造後に加工等を要さず、それぞれに必要な厚さ
に容易に形成することができる。第1の導電プレートと
第2の導電プレートとは、連結され保持された後に第1
又は第2の連結部が切断されて、モータ固有の配電パタ
ーンが形成されるので、連結部の切断箇所を変えるだけ
で、種々の回路に対応した配電パターンを形成すること
ができる。
状態で製造された第2の導電プレートは、全ての連結部
を切断すれば、それぞれ独立して他と接続できるように
なるが、2本づつショートされたまま不要な箇所を切断
すれば、3本の外部接続端子と同等のものとすることが
できる。
接続端子が一体的に固定された状態でハウジングに取り
付けられるので、取り付け作業が簡単になる。
は、前記第2の導電プレートの外部接続端子の延設方向
に沿った方向に折り返される爪部を有し、前記第1又は
第2の連結部のいずれか他方は、折り返された前記爪部
によって保持される取付部を有し、前記爪部を前記外部
接続端子の延設方向に沿った方向に折り返して前記取付
部を保持することで、前記第1の導電プレートと前記第
2の導電プレートとを連結してもよい。こうすること
で、外部接続端子が軸線からそれないので、位置ずれを
防止することができる。
に係合する穴及び突起を有し、前記穴及び突起を係合さ
せて位置合わせをしてから、前記第1の導電プレートと
前記第2の導電プレートとを連結してもよい。こうする
ことで外部接続端子の位置精度が一層高まる。
について、図面を参照して説明する。
タを示す分解斜視図である。このモータアクチュエータ
は、車両のエアコン制御を行うためのもので、ハウジン
グ10に、モータ20、ウォーム30、減速歯車32、
34、出力歯車36、パターン基板40、及び導電ユニ
ット50が収納されて構成される。
合成樹脂にて形成され、上記種々の部材が内部に取り付
けられるケース部12と、このケース部12を覆った状
態ではめ込んで取り付けられるカバー部14と、からな
る。
位置決めを行って取り付けるためのモータ取付部12a
と、減速歯車32、34の回転支持軸12bと、導電ユ
ニット50を位置決めして熱かしめにて固定するための
取付突起12cと、車両本体とねじにて取り付けるため
の複数の取付部12dと、カバー部14との係合取り付
けのための係合突起12eと、出力歯車36の回転軸3
8の一端を支持するためのボス16と、コネクタ部18
aと、が形成されている。このコネクタ部18aは、カ
バー部14に設けられるコネクタ部18bと一体化し
て、外部との電気的接続を行うプラグを差し込むジャッ
クを構成するようになっている。
dと重ね合わされて車体に取り付けられる取付部14d
と、上記係合突起12eに係合する係合片14eと、出
力軸38の他端が外部に突出するように形成された出力
穴14aと、が形成されている。
にて電源と接続されている。そして、出力軸22側に取
付板24が設けられ、この取付板24は、上記モータ取
付部12aにより形成される取付溝26にはめ込むこと
ができるようになっている。こうすることで、モータ2
0の位置決め及び取り付けが可能となる。また、このモ
ータ20の出力軸22には、ウォーム30が設けられて
いる。
32、34を介して、出力歯車36に伝達されるように
なっている。詳しくは、減速歯車32は、大径歯車32
a及び小径歯車32bが一体化されてなり、減速歯車3
4は、大径歯車34a及び小径歯車34bが一体化され
てなる。そして、ウォーム30の回転は、減速歯車32
の大径歯車32aに伝達され、小径歯車32bから出力
され、減速歯車34の大径歯車34aに伝達され、小径
歯車34bから出力歯車36に出力されるようになって
いる。また、この減速歯車32、34は、回転の中心に
穴32c、34cが形成されてなり、この穴32c、3
4cに回転支持軸12bを挿通することで、ハウジング
10のケース部12に取り付けられるようになってい
る。こうして、モータ20の回転は、出力歯車36に伝
達される。
成されるもので、上記小径歯車34bの回転を回転軸3
8に伝達するものである。なお、回転軸38の端部に
は、図示しないクランクが取り付けられるため、切り欠
き38aが形成され、かみ合う取り付けができるように
なっている。
の一方の面に固着されるもので、そのパターンについて
は、後述する。
と、絶縁樹脂による保持部50bと、からなり、これら
導電プレート50a及び保持部50bにて一体的に設け
られた取付部58の穴に、取付突起12cを挿通して熱
かしめにて固定できるようになっている。あるいは、取
付部58は取付突起12cを圧入できるように形成して
もよい。または、ケース部12に図示しない係合部を形
成し、導電ユニット50に図示しない被係合部を形成し
ておいて、両者を係合させて固定できるようにしてもよ
い。なお、これら係合部及び被係合部は、周知の構造で
形成される。
は、導電ユニット50が適正な位置に配置されるように
予め設計されている。すなわち、導電ユニット50のブ
ラシ部61〜66は、パターン基板40との接点が、出
力歯車36の回転の中心を通る直線上に配置されてい
る。そこで、取付部58を取付突起12cに取り付ける
だけで、導電ユニット50の適正な位置に配置されるよ
うに、これら取付部58及び取付突起12cを正確な位
置に設けたのである。
0aを示す平面図、図2(B)はその正面図、図2
(C)はその側面図である。なお、図2(A)の導電プ
レート50aの連結部60a〜60f及び70a〜70
iのいくつかは切断され、ブラシ61〜66は角度調整
されて、導電ユニット50はケース部12に組み付けら
れる。このとき、図2(A)に示す導電プレート50a
は、図1に示すようになる。
40と接触するブラシ61〜66と、上記モータ20の
端子28a、28bに接続される一対の給電端子78、
79と、抵抗、コンデンサ等との接続用の一対の接続端
子80、82と、外部との接続用のコネクタピン71〜
77とを有し、これらの端子を相互に接続するパターン
部56とからなる。平板状のパターン部56より、ブラ
シ61〜66、給電端子78,79、接続端子80,8
2、コネクタピン71〜77が立ち上げ形成されてい
る。
に、別体の部材である第1の導電プレート52と第2の
導電プレート54とが連結されて形成されている。
の導電プレート54を示す平面図である。また、図4
(A)は、第1の導電プレート52と第2の導電プレー
ト54との連結部分を示す平面図、図4(B)はその側
面図、図4(C)は図4(A)におけるC−C断面図で
ある。
等の導電板を所定形状に打ち抜くことにより製造されて
いる。詳しくは、ブラシ61〜66、給電端子78,7
9、接続端子80,82と、これら端子群と接続された
パターン部56aとが、パターン部56aの一部がショ
ートした状態で一枚の導電板より一体的に形成され、ブ
ラシ61〜66等の形成箇所を曲げて製造されている。
第1の導電プレート52の、第2の導電プレート54に
連結される側の端部には、連結部100a〜100gが
設けられている。なお、本実施例において、第1の導電
プレート52は、すずメッキされた黄銅板よりなる。
等の導電板を所定形状に打ち抜くことにより製造されて
いる。詳しくは、コネクタピン71〜77とこれらコネ
クタピン71〜77と接続されたパターン部56bと
が、パターン部56bの一部がショートした状態で一枚
の導電板より一体的に形成された部材であり、第1の導
電プレート52より肉厚に形成されている(図4(B)
参照)。第2の導電プレート54の、第1の導電プレー
ト52に連結される側の端部には、連結部110a〜1
10gが設けられている。なお、本実施例において、第
2の導電プレート54は、リン青銅板よりなる。
ート54とは、それぞれが有する連結部100aと11
0a、100bと110b、……、100gと110g
とが対応して、かしめられた後に、スポット溶接される
ことにより、互いに連結固定される。
は、第1の導電プレート52のパターン部56aの一部
から突出して形成される。また、連結部110a〜11
0gは、第2の導電プレート54のパターン部56bの
端部に形成されており、図4(A)に示すように、その
一部が幅狭部112a〜112gとなっている。
すると、連結部100fは、連結部110fの幅狭部1
12fを挟持した状態でかしめられる(図4(A)〜図
4(C)参照)。
び第2の導電プレート54をそれぞれ1枚の導電板を打
ち抜いて形成し、これらを連結固定して導電プレート5
0aを製造することで、ブラシ、給電端子やコネクタ部
などを個々に製造してから、これらを半田付けなどして
接続する工程が省略でき、しかも複数のブラシ61〜6
6等を同時に製造することとなるので、材料に無駄がな
く歩留りが向上する。さらに、打ち抜きと曲げの工程を
同時に行うことで製造工程が簡略化されることとなる。
第1の導電プレート52と第2の導電プレート54とで
構成することにより、容易にそれぞれの端子を必要な肉
厚とすることができる。すなわち、ブラシ61〜66
は、ブラシとしての弾力をもたせるために薄くする必要
があるのに対し、コネクタピン71〜77は相手コネク
タとの嵌合時の変形をなくすため、厚くする必要があ
る。本実施例においては、第1の導電プレート52およ
び第2の導電プレート54をそれぞれ所定の肉厚の導電
板より製造することにより、コネクタピン71〜77を
有する第2の導電プレート54が、ブラシ61〜66を
有する第1の導電プレート52より肉厚に形成されてい
て、このように、リブ形成等の加工を要さず、導電板の
選択により容易に所定の肉厚を確保することができる。
(C)に示すように、パターン部56の一部がショート
された状態で形成されており、各ブラシ61〜66、各
コネクタピン71〜77及び給電端子78、79が相互
に電気的接続された状態となっている。
のショート部分である連結部60a〜60f及び70a
〜70iによって、相互に電気的に導通する状態となっ
ており、これらの連結部60a〜60f及び70a〜7
0iは、必要に応じて切断されることになる(詳細は後
述する)。
は、図1に示すように、保持部50bにて保持されてい
る。詳しくは、パターン部56の領域において、連結部
60a〜60f及び70a〜70iの全てを切断して
も、各ブラシ61〜66及びコネクタピン71〜77が
バラバラにならないように、保持部50bは形成されて
いる。したがって、各ブラシ61〜66及びコネクタピ
ン71〜77がバラバラにならなければ、保持部50b
の形状は問われない。ただし、この保持部50bは、連
結部60a〜60f及び70a〜70iを避けて設けて
おき、必要に応じて、これら連結部60a〜60f及び
70a〜70iを切断できるようにすることが好まし
い。
のパターン部56の連結部60a〜60f及び70a〜
70iを適宜切断することにより、ブラシ61〜66の
うちいずれかと、コネクタピン71〜77及び給電端子
78、79のうちいずれかと、が電気的に導通すること
で、モータ固有のパターン部を構成することとなる。
0a〜70iの切断は、導電ユニット50がハウジング
10に取り付けられる前、あるいは後のいずれの場合で
も可能なようにすることが好ましい。また、導電ユニッ
ト50がハウジング10に取り付けられた後に、連結部
に60a〜60f及び70a〜70iを切断する場合に
は、レーザーが用いられることとなるが、ハウジング1
0を傷つけないようにケース部12に貫通穴(図示せ
ず)を形成しておき、レーザーが通り抜けるようにする
ことが望まれる。
ュエータの導電プレート50aの変形例である導電プレ
ート600aを構成する第1の導電プレート610およ
び第2の導電プレート620を示す平面図である。導電
プレート600aは、本実施の形態に係るモータアクチ
ュエータの導電プレート50aと同様に、別体の第1の
導電プレート610と第2の導電プレート620とが連
結固定されてなる。
1〜606、接続端子640とこれら端子群と接続固定
されたパターン部630aとがショートした状態で一枚
の導電板より一体的に形成されている。
ン651〜657、給電端子644,646及び接続端
子642と、これら端子群と接続されたパターン部63
0bとが、ショートした状態で一枚の導電板より一体的
に形成されている。
0aと変形例の導電プレート600aとの相違点は、モ
ータとの接続用の給電端子644,646が、コネクタ
ピン651〜657を含む第2の導電プレート620に
設けられている点にある。また、他の相違点は、コンデ
ンサ等と接続される一対の接続端子640,642の一
方が第1の導電プレート610に、他方が第2の導電プ
レート620に設けられていることにある。
電プレート620は、それぞれ一枚の金属板等の導電板
を所定形状に打ち抜き、必要な箇所を折り曲げることに
より製造されている。また、第2の導電プレート620
は第1の導電プレート610よりも肉厚に形成されてい
る。第1の導電プレート610は、例えばすずメッキさ
れた黄銅板よりなり、第2の導電プレート620は、例
えばリン青銅板よりなる。
の導電プレート620とは、それぞれが有する連結部6
60a〜660g、670a〜670g同士がかしめら
れた後にスポット溶接されることにより連結固定され、
導電プレート600aを形成する。連結部の形状および
連結固定方法については、上述した実施の形態の導電プ
レート50aの場合と同様であるので詳しい説明は省略
する。
持された後に、電気的接続に不要なショート部分が適宜
切断されて、モータ固有のパターン部を構成することと
なるのも上述した実施の形態の導電プレート50aと同
様である。
るために薄くする必要があるブラシ601〜606を含
む第1の導電プレート610と、相手コネクタとの嵌合
時の変形をなくすため所定の厚さを必要とするコネクタ
ピン651〜657を含む第2の導電プレート620と
を、それぞれ所定の肉厚の導電板より別体として製造す
ることにより、容易に所定の肉厚を確保することができ
る。
た実施の形態においては61〜66)とコネクタピン6
51〜657(同71〜77)とが、それぞれ第1の導
電プレート610(同52)又は第2の導電プレート6
20(同54)に形成されていれば、上述した効果を達
成することができる。給電端子644,646(同7
8,79)、接続端子640,642(同80,82)
は、必要に応じて第1または第2の導電プレートのどち
ら側に設けられていてもよいし、一対の給電端子のそれ
ぞれ、一対の接続端子のそれぞれが分割されて第1およ
び第2の導電プレートに設けられていてもよい。
り車両用エアコンが制御される概略図を図6に示す。同
図において、モータアクチュエータ1、2、3が、コン
トローラ部90の操作に応じて駆動されるようになって
いる。モータアクチュエータ1は、内気導入用ダクト9
2aと外気導入用ダクト92bとの切り替え用のダンパ
92を駆動するものである。また、モータアクチュエー
タ2は、吹き出し口切り替え用のダンパ94、96を駆
動するものである。具体的には、ダンパ94によって、
デフロスタに至るダクト94aと、車内の吹き出し口に
至るダクト94bとが切り替えられ、このダクト94b
は、ダンパ96によって、ダッシュボード付近の吹き出
し口に至るダクト96aと、車内で足下に設けられる吹
き出し口に至るダクト96bと、に切り替えられるよう
になっている。さらに、モータアクチュエータ3は、冷
風と温風との混合割合を調整するダンパ98の駆動を行
うもので、ヒータコア98aを開閉するようになってい
る。なお、各モータアクチュエータ1、2、3によりダ
ンパ92〜98を揺動させるには、回転運動を揺動運動
に変える必要があるが、そのための機構は公知であると
ともに本願発明とは直接関係ないので説明を省略する。
1、2、3を駆動するための回路を図7(A)〜図7
(C)に示す。図7(A)はモータアクチュエータ1を
駆動するための回路、図7(B)はモータアクチュエー
タ2を駆動するための回路、図7(C)はモータアクチ
ュエータ3を駆動するための回路である。そして、図7
(A)〜図7(C)において、パターン基板42、4
4、46は、図1のパターン基板40の具体的なパター
ンを示すものである。
明する。
パターンは、円盤状の導体部42aに、同心であるが異
なる円周上に180度ずれた位置で、絶縁部101、1
02がそれぞれ設けられたものである。そして、導体部
42aには、ブラシ61〜66(図2(A)〜図2
(C)参照)が摺動し、両者の接触点を図7(A)にお
いて接点111〜116で示す。なお、ブラシと接点と
は、ブラシ61と接点111、ブラシ62と接点11
2、…、ブラシ66と接点116、という対応関係にあ
る。
01を有する第1の円周上を摺動し、接点113及び1
14は絶縁部102を有する第2の円周上を摺動し、接
点115及び116は、絶縁部を有しない領域で常に導
体部42aに摺動するようになっている。また、接点1
11及び112は、短絡されてスイッチ120の切換接
点121に接続され、接点113及び114は、短絡さ
れてスイッチ120の切換接点122に接続され、スイ
ッチ120にて切り換えられて切換接点121又は12
2のいずれか一方が接地されるようになっている。そし
て、接点115及び116は短絡されて、モータ20の
一方の端子28b(図1参照)に接続され、他方の端子
28aは電源に接続されている。
ット50における連結部60a〜60f、70a〜70
iの所定個所を切断することで形成される。そして、図
8は、連結部の所定個所が切断されて図7(A)の回路
の一部をなす導電ユニット50を示す図である。
0b、60d、70b、70d、70f、70iであ
る。こうすることで、導通状態は次のようになる。
び112)は、連結部60a及び70aにて短絡され
て、コネクタピン71及び72から、図示しない切換接
点121に接続されるようになっている(図7(A)参
照)。
4)は、連結部60c及び70cにて短絡されて、コネ
クタピン73及び74から、図示しない切換接点122
に接続されるようになっている(図7(A)参照)。な
お、ブラシ62と63とは、連結部60b及び70bが
切断されることで、電気的に導通が遮断されている。
及び116)は、連結部60e及び70eにて短絡され
て、給電端子79から、図示しないモータ20の一方の
端子28bに接続されるようになっている(図1参
照)。なお、ブラシ64と65とは、連結部60d及び
70dが切断されることで、電気的に導通が遮断されて
いる。
1参照)は、給電端子78からコネクタピン77を経
て、図示しない電源に接続されるようになっている。な
お、コネクタピン76と77とは、連結部70f及び7
0iが切断されることで、電気的に導通が遮断されてい
る。
チュエータ1の動作を説明する。同図に示す状態で、ス
イッチ120は切換接点121を接地させているが、接
点111及び112が絶縁部101上にあるので、接点
111及び112と、接点115及び116と、の間が
遮断されて電流が流れないのでモータ20は回転しな
い。そこで、スイッチ120を切り換えて、切換接点1
22を接地させると、導体部42aにて、接点111及
び112と、接点115及び116と、の間が導通し、
モータ20が回転する。そして、接点112及び113
が、絶縁部102上に来ると、この絶縁部102にて回
路が遮断されて、モータ20の回転が停止する。
って、接点111及び112が絶縁部101上に来た場
合と、接点113及び114が絶縁部102上に来た場
合と、の2箇所の位置でモータ20の回転が止まること
となる。
パターン基板40を具体化したもので、回転軸38を中
心として回転する出力歯車36の一方の面に取り付けら
れるものである。したがって、パターン基板42は、回
転軸38の回転に対応して回転するので、モータ20が
停止する上記2箇所の位置は、回転軸38の回転位置に
対応するものである。すなわち、スイッチ120の操作
によって、回転軸38を所定の2箇所の位置で停止させ
ることができることとなる。
タ1は、2箇所の位置で停止するので、ダクト92aを
閉じる、又はダクト92bを閉じる位置にダンパ92を
配置することができる。
明する。
パターンは、円盤状の導体部44aに、同心の異なる円
周上の所定角度ずれた位置で、絶縁部201〜205が
それぞれ設けられたものである。そして、導体部44a
には、ブラシ61〜66(図2(A)〜図2(C)参
照)が摺動し、両者の接触点を図7(B)において接点
211〜216で示す。なお、ブラシと接点とは、ブラ
シ61と接点211、ブラシ62と接点212、…、ブ
ラシ66と接点216、という対応関係にある。
る第1の円周上を摺動し、接点212は絶縁部202を
有する第2の円周上を摺動し、接点213は絶縁部20
3を有する第3の円周上を摺動し、接点214は絶縁部
204を有する第4の円周上を摺動し、接点215は絶
縁部205を有する第5の円周上を摺動し、接点216
は、絶縁部を有しない領域で常に導体部44aに摺動す
るようになっている。
接点221に接続され、接点212は切換接点222に
接続され、接点213は切換接点223に接続され、接
点214は切換接点224に接続され、接点215は切
換接点225に接続され、スイッチ220にて切り換え
られて、切換接点221〜225のうちいずれか一が接
地されるようになっている。そして、接点216は、モ
ータ20の一方の端子28b(図1参照)に接続され、
他方の端子28aは電源に接続されている。
0における連結部60a〜60f、70a〜70iの所
定個所を切断することで形成される。そして、図9は、
連結部の所定個所が切断されて図7(B)の回路の一部
をなす導電ユニット50を示す図である。
の全ての連結部が切断されている。そして、図7(B)
を参照して図9に基づき導通状態を説明すると、ブラシ
61(接点211)はコネクタピン71から切換接点2
21に接続され、ブラシ62(接点212)はコネクタ
ピン72から切換接点222に接続され、ブラシ63
(接点213)はコネクタピン73から切換接点223
に接続され、ブラシ64(接点214)はコネクタピン
74から切換接点224に接続され、ブラシ65(接点
215)はコネクタピン75から切換接点225に接続
されている。また、各ブラシ61〜66は、連結部が切
断されることで、相互に遮断されている。
電端子79から、図示しないモータ20の一方の端子2
8bに接続されるようになっている(図1参照)。
1参照)は、給電端子78からコネクタピン77を経
て、図示しない電源に接続されるようになっている。な
お、給電端子79と78とは、連結部70gが切断され
ることで電気的に導通が遮断され、コネクタピン76と
77とは、連結部70iが切断されることで、電気的に
導通が遮断されている。
チュエータ2の動作を説明する。同図に示す状態で、ス
イッチ220は切換接点222を接地させているが、接
点212が絶縁部202上にあるので、接点212と接
点216と、の間が遮断されて電流が流れなくてモータ
20は回転しない。
えば切換接点221を接地させると、導体部44aに
て、接点211と接点216と、の間が導通し、モータ
20が回転する。そして、接点211が、絶縁部201
上に来ると、この絶縁部201にて回路が遮断されて、
モータ20の回転が停止する。
導体部44aにて、接点213と接点216と、の間が
導通し、モータ20が回転する。そして、接点213
が、絶縁部203上に来ると、この絶縁部203にて回
路が遮断されて、モータ20の回転が停止する。また、
切換接点224を接地させると、導体部44aにて、接
点214と接点216と、の間が導通し、モータ20が
回転する。そして、接点214が、絶縁部204上に来
ると、この絶縁部204にて回路が遮断されて、モータ
20の回転が停止する。さらに、切換接点225を接地
させると、導体部44aにて、接点215と接点216
と、の間が導通し、モータ20が回転する。そして、接
点215が、絶縁部205上に来ると、この絶縁部20
5にて回路が遮断されて、モータ20の回転が停止す
る。
って、接点211が絶縁部201上に来た場合と、接点
212が絶縁部202上に来た場合と、接点213が絶
縁部203上に来た場合と、接点214が絶縁部204
上に来た場合と、接点215が絶縁部205上に来た場
合と、の5箇所の位置でモータ20の回転が止まること
となる。
タ2は、5箇所の位置で停止し、図示しないリンク機構
などによって、ダンパ94、96を駆動し、ダクト94
a、94b、96a、96bの開閉を調整できるように
なっている。
明する。
パターンは、外周端部付近にリング状に形成された導体
部301と、これと同心かつ小径で形成された導体部3
03と、が円弧状の抵抗部302にて電気的に接続され
たものである。詳しくは、導体部301に内周方向に突
出する突出部301aと、導体部303に外周方向に突
出する突出部303aと、の間に抵抗部302が設けら
れて接続されている。ここで、抵抗部302は、導体部
301、303と比較して、抵抗値が高く、抵抗器とな
るものである。また、抵抗部302は、円弧状に形成さ
れて長手方向の両端にて、突出部301aと303aと
の間に接続されている。
部302のいずれかに、ブラシ61〜66(図2(A)
〜図2(C)参照)が摺動し、両者の接触点を図7
(C)において接点311〜316で示す。なお、ブラ
シと接点とは、ブラシ61と接点311、ブラシ62と
接点312、…、ブラシ66と接点316、という対応
関係にある。
01を有する円周上を摺動し、接点313及び314は
抵抗部302を有する円周上を摺動し、接点315及び
316は、導体部303上を摺動するようになってい
る。
れて長手方向の両端にて、導体部301と303との間
に接続されているので、接点311及び312と、接点
313及び314と、の間の抵抗値は、接点313及び
314が突出部301aに近づくほど小さくなり、接点
313及び314が突出部303aに近づくほど大きく
なる。
て制御部320の端子321に接続され、接点313及
び314は、短絡されて制御部320の端子322に接
続され、接点315及び316は、短絡されて制御部3
20の端子323に接続されている。
3との間に一定の電圧を印加するとともに、端子321
と端子322との間の電圧を検出して記憶する。そし
て、この検出された電圧によって、パターン基板46が
設けられた出力歯車36(図1参照)の回転位置を把握
し、その回転軸38の回転位置を把握することができ
る。
び314の位置によって、この接点313及び314
と、接点311及び312との間の抵抗値が変わり、こ
の間に現れる電圧が変化することとなる。要するに、パ
ターン基板46とブラシ61〜66との組み合わせによ
り、分圧回路を形成するのである。これを逆に考えれ
ば、上記電圧から回転軸38の回転位置を検出すること
ができるのである。さらに、こうして検出された回転軸
38の回転位置に対応して、ダンパ98(図6参照)の
開閉状態が決定される。
ラ部90(図6参照)にて設定された温度に対応するダ
ンパ98の開閉状態を判断し、これに対応する回転軸3
8の回転位置を判断し、これに対応する接点313及び
314の位置を判断し、これに対応して接点311及び
312と、接点313及び314と、の間に現れるべき
電圧を演算設定する。
基板46を回転させるため、制御部320は、所定の電
圧を端子324、325間に印加して、モータ20を駆
動する。こうして、接点311及び312と接点313
及び314との間に実際に現れた電圧と、ダンパ98の
開閉状態の対応して設定された電圧とが一致すれば、電
源の供給を停止してモータ20を停止させる。以上のよ
うにして、ダンパ98の駆動が行われる。
ニット50における連結部60a〜60f、70a〜7
0iの所定個所を切断することで形成される。そして、
図10は、連結部の所定個所が切断されて図7(C)の
回路の一部をなす導電ユニット50を示す図である。
60b、60d、60e、70b、70d、70e、7
0f、70h、70iである。こうすることで、導通状
態は次のようになる。
び312)は、連結部60a及び70aにて短絡され
て、コネクタピン71及び72から、端子321に接続
されるようになっている(図7(C)参照)。
4)は、連結部60c及び70cにて短絡されて、コネ
クタピン73及び74から、端子322に接続されるよ
うになっている(図7(C)参照)。なお、ブラシ62
と63とは、連結部60b及び70bが切断されること
で、電気的に導通が遮断されている。
及び316)は、連結部60fにて短絡されて、端子3
23に接続されるようになっている(図7(C)参
照)。なお、ブラシ64と65とは、連結部60d及び
70dが切断されることで、電気的に導通が遮断されて
いる。
とが導通し、給電端子79とコネクタピン76とが導通
して、給電端子78と79とは、連結部70f及び70
iが切断されることで、電気的に遮断されている。ま
た、コネクタピン75と76とは、連結部60eが切断
されることで、電気的に導通が遮断されている。
28bは、給電端子79からコネクタピン76を経て端
子324、325の一方に接続され、モータ20の端子
28aは、給電端子78からコネクタピン77を経て端
子324、325の他方に接続されるようになってい
る。
エータによる位置検出機構の変形例について説明する。
タ3を駆動するための回路を示す。パターン基板48
は、図1のパターン基板40の具体的なパターンを示す
ものである。
402と複数の個別導体部からなり、かつ、ダンパ98
の位置を検出して信号を出力するためのエンコーダパタ
ーン49が形成されている。
いて、共通導体部402は、内周端付近にリング状に設
けられている。個別導体部404a、404bは、共通
導体部402と同心であるが大径の円周上に配置されて
いる。その外側に、個別導体部406a、406bが配
置され、さらにその外側に個別導体部408a、408
bが配置され、その外側に個別導体部410a、410
bが配置されている。これらの共通導体部402および
複数の個別導体部404a〜410bは、図11に示す
ように、内側または外側の円弧部の少なくとも一部を他
の個別導体部と当接させた状態で配置され、全体として
一体的に形成されている。
04a〜410bにブラシ61〜65(図2(A)〜図
2(C)参照)が摺動し、両者の接触点を411〜41
5で示す。なおブラシ66については本回路においては
用いられていない。ブラシと接点とは、ブラシ61と接
点411、ブラシ62と接点412、…、ブラシ65と
接点415、という対応関係にある。
れている円周上を摺動する。すなわち、共通導体部40
2は、常にブラシ61と接触し、端子521を介してプ
ラス電位すなわちHレベルに接続されている。
404bを有する円周上を摺動し、接点413は個別導
体部406aおよび406bを有する円周上を摺動し、
接点414は個別導体部408aおよび408bを有す
る円周上を摺動し、接点415は個別導体部410aお
よび410bを有する円周上を摺動するようになってい
る。
S.1〜5の位置において、対応する接点412〜41
5と接触する。そして、接点は、Hレベルとなる。
ロコンピュータ500によって行われる。マイクロコン
ピュータ500は、中央演算装置502、ROMおよび
RAMによって構成されるメモリ504、入出力インタ
フェイス506を含む。入出力インタフェイス506の
入力端子522〜525は、各接点412〜415に接
続されている。
ェイス506に接続されている。また、入出力インタフ
ェイス506の出力端はモータ20の駆動回路510に
接続されている。この駆動回路510は、マイクロコン
ピュータ500から正回転、逆回転あるいは停止を支持
する指令信号が入力され、その指令信号に従ってモータ
20に対して、正回転または逆回転させ、あるいはモー
タ20を停止させるものである。
の動作について述べる。
が入力されると、マイクロコンピュータ500のメモリ
504中のROMに記憶されている表から、対応する信
号が読み出される。なお、ROMには図12に示す表が
記憶されている。
されており、この信号が読み出される。そして、CPU
502は、ROMから読み出された所定モードの信号と
RAMから読み出された現在ポジションの信号とを対比
する。その対比の結果に従って、CPU502は、正回
転あるいは逆回転の指令信号を駆動回路510へ出力す
る。
電流を出力し、モータ20を回転させる。
に示す出力歯車36が回転し、それに伴いパターン基板
48が回転してエンコーダパターン49に対する接点4
11〜415の位置が変化する。そして、エンコーダパ
ターン49からの入力信号によって、マイクロコンピュ
ータ500において、接点411〜415の位置が検出
される。すなわち、接点411〜415と接続された入
力端子522〜525からの入力信号が、Hレベル(2
進コードで1)であるか、Lレベル(2進コードで0)
であるかが各々検出される。
示す信号と指定された所定モードの信号とが対比され、
両者が一致する位置で、モータ20が停止される。この
現在位置の信号はメモリ504のRAMに記憶される。
こうして、ダンパ98の駆動が行われ、所定モードで設
定された11箇所の位置検出を必要最小限の4ビットで
行われる。
における連結部60a〜60f、70a〜70iの所定
箇所を切断することで形成される。そして、図13は、
連結部の所定箇所が切断されて図11の回路の一部をな
す導電ユニット50を示す図である。
部が切断されている。そして、図11を参照して図13
に基づき導通状態を説明すると、ブラシ61(接点41
1)はコネクタピン71から端子521に接続されて電
源に接続されている。ブラシ62(接点412)はコネ
クタピン72から入力端子522に接続され、ブラシ6
3(接点413)はコネクタピン73から入力端子52
3に接続され、ブラシ64(接点414)はコネクタピ
ン74から入力端子524に接続され、ブラシ65(接
点415)はコネクタピン75から入力端子525に接
続されている。各ブラシ61〜65は、連結部が切断さ
れることで相互に遮断されており、ブラシ66は、連結
部60fおよび70hが切断されることによって電気的
導通が一切遮断され本回路においては用いられない端子
となっている。
と、コネクタピン77は端子527とそれぞれ接続さ
れ、給電端子78、79からモータ20に接続されるよ
うになっている。なお、給電端子78と79とは、連結
部70iが切断されることで電気的に導通が遮断され、
コネクタピン76と77とは、連結部70fが切断され
ることで電気的導通が遮断されている。
によれば、パターン基板48に設けられた位置検出用の
エンコーダパターン49と導電ユニット50の連結部6
0a〜60f、70a〜70iの切断位置を選定するこ
とによって、きわめて簡単な4ビット信号の位置制御機
構を構成することができ、低コストのモータアクチュエ
ータを得ることができる。しかもエンコーダパターン4
9を構成する個別導体部は、ブラシ61〜65とくり返
し摺動されるものであるが、この個別導体部が一体的に
形成されているので、形成が容易でかつ強度が高く、位
置制御の信頼性が高い。
1に示す導電ユニット50を製造する工程の一例を示す
図である。まず、図14(A)に示すように、一枚の導
電板から第1の導電プレート52を形成する。詳しく
は、プレス金型によって導電板を打ち抜くと同時に、接
続端子80、82、給電端子78などを曲げ加工する。
ただし、ブラシ61〜66(図3参照)については、図
1に示すような最終的な形状とは異なり、仮の形状とし
て立ち上げてから直角に曲げておく。また、図3に示す
第2の導電プレート54を、他の一枚の導電板からプレ
ス金型によって形成する。なお、一枚の導電板から第1
及び第2の導電プレート52、54を同時に形成しても
よい。
び第2の導電プレート52、54を連結して、導電プレ
ート50aが得られる。連結方法は、図4(A)〜図4
(C)に示される。
プレート50aの所定部分を絶縁樹脂にて固めて保持部
50bを形成する。その後、プレスによって、導電プレ
ート50aの連結部60a〜60f及び70a〜70i
(図2参照)のいくつかを切断する。また、同時に、ブ
ラシ61〜66の形状を調整するための最終的な曲げ加
工を行う。こうして、導電ユニット50を得ることがで
きる。
の形状の調整が最後になるので、工程作業中にブラシ6
1〜66が変形することを防止できる。そして、ブラシ
61〜66の高さを一定にすることができ、パターン基
板40(図1参照)への接点圧を一定にすることができ
る。
途中の導電プレートを示す図である。導電プレート70
0は、別部材である第1の導電プレート702と第2の
導電プレート704とが連結されて形成されている。第
1の導電プレート702の連結部712と第2の導電プ
レート704の連結部714との連結部分を、同図にお
いて拡大して示す。
導電プレート702の連結部712の平面図、側面図及
び正面図が示されている。また、図17(A)及び図1
7(B)には、第2の導電プレート704の平面図及び
側面図が示されている。
は、固定部712aの先端から2つの爪部712bが形
成され、固定部712aには係合穴712cが形成され
てなる。爪部712bは、固定部712aから立ち上げ
られており、しかも折り返しやすいように屈曲した形状
になっている。
02は、図2に示す導電プレート52と同様に、複数の
ブラシ720を有する。ブラシ720は、仮結合部72
2によって連結されている。仮結合部722には、ガイ
ド穴722aが形成されており、このガイド穴722a
は製造工程における位置決めのために使用され、その後
切断される。第1の導電プレート702のその他の構成
及び製造方法は、図2に示す導電プレート52と同様で
ある。
714は、取付部714aに係合突起714bが形成さ
れてなる。係合突起714bは、上記係合穴712cに
係合するようになっている。また、図15に示す第2の
導電プレート704は、図2に示す導電プレート54と
同様に、複数のコネクタピン730を有する。コネクタ
ピン730は、取付部714aから延設されている。こ
こで、コネクタピン730は、上記第1の導電プレート
702の連結部712に設けられた2つの爪部712b
の間に配置できる幅になっている。これに対して、取付
部714aは、2つの爪部712bの間の間隔よりも大
きい幅になっている。したがって、取付部714aは、
爪部712bによって引っかかるようになっている。
32によって連結されている。仮結合部732には、ガ
イド穴732aが形成されており、このガイド穴732
aは製造工程における位置決めのために使用され、その
後切断される。第2の導電プレート704のその他の構
成及び製造方法は、図2に示す導電プレート54と同様
である。
び第2の導電プレート702、704を連結する工程を
示す図である。
ド穴722a(図15参照)に図示しない治具を挿通す
ることで位置決めする。次に、図18(A)に示すよう
に、第2の導電プレート704を、ガイド穴732aに
治具740を挿通することで位置決めする。詳しくは、
まず、第1の導電プレート702の係合穴712cの真
上に、第2の導電プレート704の係合突起714bが
配置されるように、第2の導電プレート704を配置す
る。そして、係合穴712cに係合突起714bをはめ
込む。
導電プレート702の爪部712bをかしめて、さらに
通電熱かしめを行う。すなわち、爪部712bを折り返
して、取付部714aを固定部712a及び爪部712
bで挟んで、連結部712、714を連結する。ここ
で、爪部712bは、折り返す方向に傾斜しているの
で、金型の上下方向の運動によって、かしめを行うこと
ができる。また、爪部712bは、コネクタピン730
の長手方向に沿った方向に折り返される。したがって、
爪部712bを折り返すときに、コネクタピン730を
長手方向に交差する方向にずれさせないので位置ずれが
ない。
02、704が連結され、導電プレート700を得るこ
とができる。その後、仮結合部722、732が切断さ
れ、図2に示す導電プレート50aと同様に、電気的な
連結部が切断され、ブラシ720の傾斜角度が調整され
る。
704を、第1の導電プレート702の上から装着でき
るので、自動化に適した製造方法となる。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
本発明に係るモータアクチュエータは、自動車のエアコ
ン制御に限らず、種々の装置に用いられて位置制御を行
うことができる。また、パターン基板は、出力歯車に限
らず、例えば減速歯車の一方の面に固着されていてもよ
い。
示す分解斜視図である。
調整前の導電プレートの拡大平面図、図2(B)はその
正面図、図2(C)はその側面図である。
電プレートと第2の導電プレートとを示す平面図であ
る。
電プレートとの取付け部分を示す平面図、図4(B)は
その側面図、図4(C)は図4(A)におけるC−C断
面図である。
第2の導電プレートとの変形例を示す平面図である。
制御を示す概略図である。
チュエータを駆動するための回路を示す図である。
路の一部をなす導電ユニットを示す図である。
路の一部をなす導電ユニットを示す図である。
回路の一部をなす導電ユニットを示す図である。
の回路の変形例を示す図である。
の一部をなす導電ユニットを示す図である。
導電ユニットを製造する工程の一例を示す図である。
を示す図である。
プレートの連結部の平面図、側面図及び正面図を示す図
である。
電プレートの平面図及び側面図を示す図である。
第2の導電プレートを連結する工程を示す図である。
体) 50 導電ユニット 50a、600a 導電プレート 50b 固定部 52、610 第1の導電プレート 54、620 第2の導電プレート 61〜66、601〜606 ブラシ部(接触端子) 71〜77、651〜657 コネクタピン部(外部接
続端子) 78、79、644、646 給電部(給電端子) 60a〜60f、70a〜70i 連結部(ショート部
分)
Claims (11)
- 【請求項1】 モータにより回転する歯車と、この歯車
の一方の面に設けられ該歯車と共に回動するパターン導
体と、導電ユニットと、を有し、 前記導電ユニットは、互いに連結されて絶縁樹脂によっ
て固められる第1及び第2の導電プレートを有し、 前記第1の導電プレートは、前記パターン導体に摺動す
る複数のブラシと、複数の第1の連結部を含んで第1の
所定の配電パターンを形成する第1のパターン部と、を
有し、 前記第2の導電プレートは、他部品と電気的に接続する
ための複数の外部接続端子と、複数の第2の連結部を含
んで第2の所定の配電パターンを形成する第2のパター
ン部と、を有し、 前記導電ユニットは、前記第1及び第2の導電プレート
にて形成される一対の給電端子を有し、 前記第1及び第2のパターン部の配電パターンは、前記
モータの駆動に適合するモータアクチュエータ。 - 【請求項2】 請求項1記載のモータアクチュエータに
おいて、 前記第1又は第2の連結部のいずれか一方は、前記第2
の導電プレートの外部接続端子の延設方向に沿った方向
に折り返される爪部を有し、 前記第1又は第2の連結部のいずれか他方は、折り返さ
れた前記爪部によって保持される取付部を有するモータ
アクチュエータ。 - 【請求項3】 請求項2記載のモータアクチュエータに
おいて、 前記第1及び第2の連結部は、位置合わせのために相互
に係合する穴及び突起を有するモータアクチュエータ。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
されたモータアクチュエータにおいて、 前記第2の導電プレートは、前記第1の導電プレートよ
りも肉厚に形成されているモータアクチュエータ。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
されたモータアクチュエータにおいて、 前記パターン導体は、 前記歯車の軸を中心とする導体部と、 前記導体部の一部に、前記歯車の軸を中心とする第1の
円周上に沿って円弧状に形成され、前記導体部の導通を
遮断する第1の遮断部と、 前記導体部の一部に、前記歯車の軸を中心とする第2の
円周上に沿って円弧状に、かつ前記第1の遮断部と所定
角度ずれた位置に形成される第2の遮断部と、を有し、 前記複数のブラシは、 前記第1の遮断部および第2の遮断部を避けて前記導体
部に常時摺動する常時導電端子と、 前記第1の遮断部が形成される前記第1の円周上を摺動
する第1の断続導電端子と、 前記第2の遮断部が形成される前記第2の円周上を摺動
する第2の断続導電端子と、を含んで構成されるモータ
アクチュエータ。 - 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
のモータアクチュエータにおいて、 前記パターン導体は、 所定の抵抗率を有して前記歯車の軸を中心とする円弧状
に形成される抵抗部と、 前記歯車の軸を中心とする円周上に形成され、かつ前記
抵抗部の円弧の長さ方向の一端部で電気的接続される導
体部と、を有し、 前記複数のブラシは、 前記導体部に接触して導通する導体導電端子と、前記抵
抗部に接触して導通する抵抗導電端子と、を含み構成さ
れるモータアクチュエータ。 - 【請求項7】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
のモータアクチュエータにおいて、 前記パターン導体は、前記歯車の軸を中心とする円周方
向に沿って形成された共通導体部と、該共通導体部の周
囲に同心の複数列で円周方向に間隔をあけて配設された
複数の個別導体部とを有し、 前記共通導体部および前記複数の個別導体部は、それぞ
れの内側または外側の少なくとも一部が接続されて一体
化され、 前記複数のブラシは、前記共通導体部が形成される円周
上を摺動して常に該共通導体部に接触する共通ブラシ
と、前記複数の個別導体部の各々が形成される円周上を
摺動してそれぞれの個別導体部に接触する個別ブラシ
と、を含むモータアクチュエータ。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
されたモータアクチュエータにおいて、 前記モータの駆動力を外部に伝達する出力軸は、自動車
の冷暖房装置におけるダンパに接続されて、このダンパ
の向きを切り替える方向に駆動力を伝達可能に取り付け
られ、 前記ダンパは、内外気切替用のダンパ、吹出口切替用の
ダンパ、又は冷風温風の混合割合調整用のダンパのう
ち、少なくともいずれか一つであるモータアクチュエー
タ。 - 【請求項9】 モータアクチュエータの製造方法におい
て、 複数のブラシと、複数の第1の連結部及び第1の仮連結
部を含んで第1の仮配電パターンを形成する第1のパタ
ーン部と、が一体化された状態の第1の導電プレート
を、一枚の導電板から製造する工程と、 他部品と電気的に接続するための複数の外部接続端子
と、複数の第2の連結部及び第2の仮連結部を含んで第
2の仮配電パターンを形成する第2のパターン部と、が
一体化された状態の第2の導電プレートを、一枚の導電
板から製造する工程と、 前記第1の導電プレートと前記第2の導電プレートとを
連結する工程と、 前記連結された第1の導電プレートと第2の導電プレー
トとを、絶縁樹脂によって一体的に固めて導電ユニット
を形成する工程と、 その後、前記第1及び第2の導電プレートの、第1及び
第2の仮連結部を切断して、モータの駆動に適合する配
電パターンを形成する工程と、 この切断工程後に、前記導電ユニットをハウジングに取
り付ける工程と、を含むモータアクチュエータの製造方
法。 - 【請求項10】 請求項9記載のモータアクチュエータ
の製造方法において、 前記第1又は第2の連結部のいずれか一方は、前記第2
の導電プレートの外部接続端子の延設方向に沿った方向
に折り返される爪部を有し、 前記第1又は第2の連結部のいずれか他方は、折り返さ
れた前記爪部によって保持される取付部を有し、 前記爪部を前記外部接続端子の延設方向に沿った方向に
折り返して前記取付部を保持することで、前記第1の導
電プレートと前記第2の導電プレートとを連結するモー
タアクチュエータの製造方法。 - 【請求項11】 請求項10記載のモータアクチュエー
タの製造方法において、 前記第1及び第2の連結部は、相互に係合する穴及び突
起を有し、 前記穴及び突起を係合させて位置合わせをしてから、前
記第1の導電プレートと前記第2の導電プレートとを連
結するモータアクチュエータの製造方法。
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Family
ID=26568895
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JP31703496A Expired - Lifetime JP3271913B2 (ja) | 1995-12-04 | 1996-11-13 | モータアクチュエータ及びその製造方法 |
Country Status (1)
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-
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