JP3271203B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
係り、特にアルミニウム等の金属配線の研磨に用いられ
て好適な半導体装置の製造方法に関する。
係り、特にアルミニウム等の金属配線の研磨に用いられ
て好適な半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の集積度を増大させるために
多層配線が用いられる。配線に段差があると配線切れ等
による配線不良が発生するが、これを防止するため平坦
化が多層配線を実現する上で最も重要な技術である。こ
の平坦化はコンタクトホールおよび配線と配線との間で
行う必要がある。コンタクトホールに対する平坦化はア
ルミニウム(Al)もしくはタングステン(W)を埋め
込むことで実現している。他方配線と配線との間での平
坦化は層間絶縁膜を平坦化することによって実現してい
る。
多層配線が用いられる。配線に段差があると配線切れ等
による配線不良が発生するが、これを防止するため平坦
化が多層配線を実現する上で最も重要な技術である。こ
の平坦化はコンタクトホールおよび配線と配線との間で
行う必要がある。コンタクトホールに対する平坦化はア
ルミニウム(Al)もしくはタングステン(W)を埋め
込むことで実現している。他方配線と配線との間での平
坦化は層間絶縁膜を平坦化することによって実現してい
る。
【0003】上記層間絶縁膜を平坦化する方法として
は、成膜とエッチバックを組み合せる方法、エッチバッ
クの犠牲層として塗布焼成ガラス膜(SOG:Spin On
Glass)あるいはフォトレジストを用いてエッチングす
る方法等がある。これらの方法の1つである成膜とエッ
チバックを組み合わせる方法を以下図6を用いて説明す
る。
は、成膜とエッチバックを組み合せる方法、エッチバッ
クの犠牲層として塗布焼成ガラス膜(SOG:Spin On
Glass)あるいはフォトレジストを用いてエッチングす
る方法等がある。これらの方法の1つである成膜とエッ
チバックを組み合わせる方法を以下図6を用いて説明す
る。
【0004】図6(a)に示すように、シリコン基板1
上に層間絶縁膜としてのSiO2膜102を500nm
の厚さに成膜した後、フォトリソグラフィーを用いてレ
ジストパターン103を形成する。次にレジストパター
ン103をマスクとして、反応性イオンエッチングによ
りコンタクトホール104を開口し、レジストパターン
103を除去する。
上に層間絶縁膜としてのSiO2膜102を500nm
の厚さに成膜した後、フォトリソグラフィーを用いてレ
ジストパターン103を形成する。次にレジストパター
ン103をマスクとして、反応性イオンエッチングによ
りコンタクトホール104を開口し、レジストパターン
103を除去する。
【0005】次に図6(b)に示すように、スパッタ法
により以下の条件でTi膜105を成膜する。
により以下の条件でTi膜105を成膜する。
【0006】 Ar流量 100SCCM ガス圧力 0.5Pa ウェハー加熱温度 150℃ ターゲット電力 4kW Ti膜厚 0.1μm 次に、スパッタ法により以下の条件でAl−Si膜10
6を全面に成膜する。
6を全面に成膜する。
【0007】 Ar流量 100SCCM ガス圧力 0.5Pa ウェハー加熱温度 500℃ ターゲット電力 22.5kW Al−Si膜厚 0.6μm 次に図6(c)に示すように、フォトリソグラフィーを
用いてレジストパターン107を配線形成領域に形成す
る。次にレジストパターン107をマスクとして、反応
性イオンエッチングによりAl−Si膜106およびT
i膜105をエッチングし、Al−Si膜106aおよ
びTi膜105aを形成する。
用いてレジストパターン107を配線形成領域に形成す
る。次にレジストパターン107をマスクとして、反応
性イオンエッチングによりAl−Si膜106およびT
i膜105をエッチングし、Al−Si膜106aおよ
びTi膜105aを形成する。
【0008】次に図6(d)に示すように、層間絶縁膜
としてのSiO2膜108を成膜する。まず、プラズマ
CVD(化学気相成長)法により、以下の条件でSiO
2を成膜する。
としてのSiO2膜108を成膜する。まず、プラズマ
CVD(化学気相成長)法により、以下の条件でSiO
2を成膜する。
【0009】 生成ガス テトラエトキシシラン(TEOS)/O2=
350/350SCCM 圧力
1.33KPa ウェハー加熱温度 390℃ RFバイアス 350W SiO2膜厚 100nm 次に、熱CVD法により以下の条件でSiO2を成膜す
る。
350/350SCCM 圧力
1.33KPa ウェハー加熱温度 390℃ RFバイアス 350W SiO2膜厚 100nm 次に、熱CVD法により以下の条件でSiO2を成膜す
る。
【0010】 生成ガス TEOS/O2=1000/2000SCCM 圧力 12KPa ウェハー加熱温度 390℃ SiO2膜厚 450nm 次に以下の条件でエッチバックし、凹部と凸部とのエッ
チング比の違いを利用して平坦化する。
チング比の違いを利用して平坦化する。
【0011】 生成ガス CF4/O2=100/8SCCM 圧力 40Pa マグネトロンRIE エッチ量 450nm 次にプラズマCVD法により以下の条件でSiO2を成
膜する。
膜する。
【0012】 生成ガス TEOS/O2=350/350SCCM 圧力 1.33KPa ウェハー加熱温度 390℃ RFバイアス 350W SiO2膜厚 100nm 次に図6(e)に示すように、ビアホール109を開口
し、その後2層目のメタル膜(Ti膜およびAl−Si
膜)を成膜する。まずスパッタ法により、以下の条件で
Ti膜110を全面に成膜する。
し、その後2層目のメタル膜(Ti膜およびAl−Si
膜)を成膜する。まずスパッタ法により、以下の条件で
Ti膜110を全面に成膜する。
【0013】 Ar流量 100SCCM ガス圧力 0.5Pa ウェハー加熱温度 150℃ ターゲット電力 4kW Ti膜厚 0.1μm 次にスパッタ法により、以下の条件でAl−Si膜11
1を全面に成膜する。
1を全面に成膜する。
【0014】 Ar流量 100SCCM ガス圧力 0.5Pa ウェハー加熱温度 150℃ ターゲット電力 22.5kW Al−Si膜厚 0.8μm 上記SiO2膜108はSiO2の成膜(熱CVD)とエ
ッチバックによる凹部と凸部のエッチングレート差(凹
部が凸部に比べて著しく小さくなる)を利用して平坦化
したものであるが図6(e)に示すように完全には平坦
にならずにSiO2108に段差が発生してしまう。ま
た上述した層間絶縁膜を平坦化する他の方法について
も、完全には平坦とはならず段差が発生してしまう。こ
の段差は配線を多層化すればするほど大きくなる。とこ
ろがフォトレジストのパターン形成に用いるステッパー
の焦点深度は±0.5μm程度しかなく段差の上下で同
時にパターンを形成することが不可能になるという問題
も出てくる。
ッチバックによる凹部と凸部のエッチングレート差(凹
部が凸部に比べて著しく小さくなる)を利用して平坦化
したものであるが図6(e)に示すように完全には平坦
にならずにSiO2108に段差が発生してしまう。ま
た上述した層間絶縁膜を平坦化する他の方法について
も、完全には平坦とはならず段差が発生してしまう。こ
の段差は配線を多層化すればするほど大きくなる。とこ
ろがフォトレジストのパターン形成に用いるステッパー
の焦点深度は±0.5μm程度しかなく段差の上下で同
時にパターンを形成することが不可能になるという問題
も出てくる。
【0015】そこで発明者は先に、Al配線用のAl膜
を反応性イオンエッチング等によるエッチバックによら
ずに研磨による平坦化方法を提案した。以下、この平坦
化方法を図7および図8を用いて説明する。
を反応性イオンエッチング等によるエッチバックによら
ずに研磨による平坦化方法を提案した。以下、この平坦
化方法を図7および図8を用いて説明する。
【0016】まず、図7(a)に示すようにシリコン基
板1上に層間絶縁膜としてのSiO 2膜202を成膜す
る。次に図7(b)に示すようにフォトリソグラフィー
によりレジストパターン203を形成し、このレジスト
パターン203をマスクとして反応性イオンエッチング
により以下の条件で配線に対応する部分に溝204を掘
る。
板1上に層間絶縁膜としてのSiO 2膜202を成膜す
る。次に図7(b)に示すようにフォトリソグラフィー
によりレジストパターン203を形成し、このレジスト
パターン203をマスクとして反応性イオンエッチング
により以下の条件で配線に対応する部分に溝204を掘
る。
【0017】 ガス CHF3/O2=75/8SCCM ガス圧力 6.5Pa RFパワー 1350W 溝深さ 0.7μm 次にレジストパターン203を除去し、その後図7
(c)に示すように下層レジスト膜、SOG(塗布ガラ
ス)膜、上層レジスト膜を順次形成する。次に上層レジ
スト膜をコンタクトホールパターンに開口し上層レジス
トパターン207を形成する。次に上層レジストパター
ン207をマスクとして、反応性イオンエッチングによ
り以下の条件でSOG膜をエッチングしSOG膜パター
ン206を形成する。
(c)に示すように下層レジスト膜、SOG(塗布ガラ
ス)膜、上層レジスト膜を順次形成する。次に上層レジ
スト膜をコンタクトホールパターンに開口し上層レジス
トパターン207を形成する。次に上層レジストパター
ン207をマスクとして、反応性イオンエッチングによ
り以下の条件でSOG膜をエッチングしSOG膜パター
ン206を形成する。
【0018】 ガス CHF3/O2=75/8SCCM ガス圧力 6.5Pa RFパワー 1350W 次にSOG膜パターン206をマスクとして、反応性イ
オンエッチングにより以下の条件で下層レジスト膜をエ
ッチングし下層レジストパターン205を形成する。
オンエッチングにより以下の条件で下層レジスト膜をエ
ッチングし下層レジストパターン205を形成する。
【0019】次に、下層レジストパターン205をマス
クとして、反応性イオンエッチングにより以下の条件で
SiO2膜202をエッチングし、図7(d)に示すよ
うにコンタクトホール208を開口する。
クとして、反応性イオンエッチングにより以下の条件で
SiO2膜202をエッチングし、図7(d)に示すよ
うにコンタクトホール208を開口する。
【0020】 ガス C4F8 50SCCM 圧力 2Pa RFパワー 1200W 次に、下層レジストパターン205を除去し、図8
(a)に示すようにTiとAl−Siの2層からなるメ
タル膜を成膜する。まずスパッタ法により、以下の条件
でTi膜209を成膜する。
(a)に示すようにTiとAl−Siの2層からなるメ
タル膜を成膜する。まずスパッタ法により、以下の条件
でTi膜209を成膜する。
【0021】 Ar流量 100SCCM ガス圧力 0.5Pa ウェハー加熱温度 150℃ ターゲット電力 4kW Ti膜厚 0.1μm 次にスパッタ法により、以下の条件でメタル膜の上層の
Al−Si膜210を成膜する。
Al−Si膜210を成膜する。
【0022】 Ar流量 100SCCM ガス圧力 0.5Pa ウェハー加熱温度 500℃ ターゲット電力 22.5kW Al−Si膜厚 0.6μm 次に、図8(b)に示すように対抗面の素材として耐薬
品性のあるポリウレタン製の不織布を使用し、研磨面に
はKOH 1wt%水溶液を用い、2軸回転研磨機によ
りウェハーと対抗面とを回転させながらAl−Si膜2
10およびTi膜209を研磨しAl−Si膜210a
およびTi膜209aを平坦化する。次に層間絶縁膜と
してSiO2膜211を形成し、その後ビアホール21
2を形成する。次に図8(c)に示すようにTi膜21
3およびAl−Si膜214を成膜しAl−Si膜21
0aとからなる2層Al−Si配線を形成する。
品性のあるポリウレタン製の不織布を使用し、研磨面に
はKOH 1wt%水溶液を用い、2軸回転研磨機によ
りウェハーと対抗面とを回転させながらAl−Si膜2
10およびTi膜209を研磨しAl−Si膜210a
およびTi膜209aを平坦化する。次に層間絶縁膜と
してSiO2膜211を形成し、その後ビアホール21
2を形成する。次に図8(c)に示すようにTi膜21
3およびAl−Si膜214を成膜しAl−Si膜21
0aとからなる2層Al−Si配線を形成する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述した方法はウェハ
ーに不織布の対抗面を押しあて、ウェハーおよび対抗面
の回転による摩擦力により、柔らかいAl−Si膜21
0およびTi膜209を研磨して平坦化する方法であ
り、より硬いSiO2膜202は研磨のストッパーとな
る(図8(b))。研磨の際に、図9に示すように広い
Al配線では研磨のストッパーとなるSiO2膜202
の間の間隔が広いので、不織布による圧力を広いAl配
線の中央部の方でより受けるので研磨レートが他の部分
よりも速くなり、中央部の厚みが薄くなってしまう。極
端な場合は中央部でAl−Si膜210aの膜厚が無く
なってしまい、断線による不良が発生し問題となる。
ーに不織布の対抗面を押しあて、ウェハーおよび対抗面
の回転による摩擦力により、柔らかいAl−Si膜21
0およびTi膜209を研磨して平坦化する方法であ
り、より硬いSiO2膜202は研磨のストッパーとな
る(図8(b))。研磨の際に、図9に示すように広い
Al配線では研磨のストッパーとなるSiO2膜202
の間の間隔が広いので、不織布による圧力を広いAl配
線の中央部の方でより受けるので研磨レートが他の部分
よりも速くなり、中央部の厚みが薄くなってしまう。極
端な場合は中央部でAl−Si膜210aの膜厚が無く
なってしまい、断線による不良が発生し問題となる。
【0024】そこで、本発明はAl等の配線が均一な膜
厚を有するように平坦化をすることができる構造を有す
る半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
厚を有するように平坦化をすることができる構造を有す
る半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、半導体
基板上または上方に形成され、溝を有する第1材料膜
と、該第1材料膜の溝部に平坦に埋め込まれた第2材料
膜とを有する半導体装置の製造方法において、この半導
体基板上または上方に第1材料膜を形成する工程と、こ
の第1材料膜をパターニングし、溝を形成する工程と、
所定の溝部内においてこの第1材料膜とは異なる材質か
らなる研磨ストッパーを島状に形成する工程と、半導体
基板上方全面に第2材料膜を形成する工程と、この第2
材料膜を研磨し平坦化する工程とを含むことを特徴とす
る半導体装置の第1の製造方法によって解決される。
基板上または上方に形成され、溝を有する第1材料膜
と、該第1材料膜の溝部に平坦に埋め込まれた第2材料
膜とを有する半導体装置の製造方法において、この半導
体基板上または上方に第1材料膜を形成する工程と、こ
の第1材料膜をパターニングし、溝を形成する工程と、
所定の溝部内においてこの第1材料膜とは異なる材質か
らなる研磨ストッパーを島状に形成する工程と、半導体
基板上方全面に第2材料膜を形成する工程と、この第2
材料膜を研磨し平坦化する工程とを含むことを特徴とす
る半導体装置の第1の製造方法によって解決される。
【0026】また、本発明に係る半導体装置の第2の製
造方法は、半導体基板上または上方に形成され、配線形
成領域に溝部とコンタクトホール部とを有する層間絶縁
膜と、該層間絶縁膜の溝部およびコンタクトホール部に
平坦に埋め込まれた金属配線とを有する半導体装置の製
造方法において、この半導体基板上または上方に層間絶
縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜にパターニング
し配線形成領域に溝部を形成する工程と、所定のこの溝
部内においてこの層間絶縁膜とは異なる材質からなる研
磨ストッパーを島状に形成する工程と、この層間絶縁膜
にコンタクトホールを形成する工程と、半導体基板上方
全面に金属配線材料膜を形成する工程と、この金属配線
材料膜を研磨し、溝部およびコンタクトホール部に平坦
な金属配線を形成する工程とを含むことを特徴とするも
のである。
造方法は、半導体基板上または上方に形成され、配線形
成領域に溝部とコンタクトホール部とを有する層間絶縁
膜と、該層間絶縁膜の溝部およびコンタクトホール部に
平坦に埋め込まれた金属配線とを有する半導体装置の製
造方法において、この半導体基板上または上方に層間絶
縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜にパターニング
し配線形成領域に溝部を形成する工程と、所定のこの溝
部内においてこの層間絶縁膜とは異なる材質からなる研
磨ストッパーを島状に形成する工程と、この層間絶縁膜
にコンタクトホールを形成する工程と、半導体基板上方
全面に金属配線材料膜を形成する工程と、この金属配線
材料膜を研磨し、溝部およびコンタクトホール部に平坦
な金属配線を形成する工程とを含むことを特徴とするも
のである。
【0027】なお、本発明に係る第2の製造方法におい
て、研磨ストッパーが層間絶縁膜よりも高硬度の材質で
あって、この金属配線に対して濡れ性の良い材質である
ことを特徴とするものである。
て、研磨ストッパーが層間絶縁膜よりも高硬度の材質で
あって、この金属配線に対して濡れ性の良い材質である
ことを特徴とするものである。
【0028】
【作用】本発明の第1、第2の製造方法によれば、図3
に示すように半導体基板1上に形成された層間絶縁膜
(SiO2)2a上の配線形成領域に溝が形成され、こ
の溝のうち所定の溝(広い溝)内に島状に研磨ストッパ
ーとしてのストッパー用小パターンが形成されている。
従って、図5(c)に示すように半導体基板1上方全面
に金属配線材料膜9,10を形成した後、これらの金属
配線材料膜9,10を研磨により平坦化する際に、この
ストッパー用小パターン13aが研磨ストッパーとして
働くので金属配線材料膜9,10に対して圧力(摩擦
力)を均一化することができる。 これにより、エッチン
グレートを均一にすることができ、金属配線9a,10
aを平坦化することができる。
に示すように半導体基板1上に形成された層間絶縁膜
(SiO2)2a上の配線形成領域に溝が形成され、こ
の溝のうち所定の溝(広い溝)内に島状に研磨ストッパ
ーとしてのストッパー用小パターンが形成されている。
従って、図5(c)に示すように半導体基板1上方全面
に金属配線材料膜9,10を形成した後、これらの金属
配線材料膜9,10を研磨により平坦化する際に、この
ストッパー用小パターン13aが研磨ストッパーとして
働くので金属配線材料膜9,10に対して圧力(摩擦
力)を均一化することができる。 これにより、エッチン
グレートを均一にすることができ、金属配線9a,10
aを平坦化することができる。
【0029】しかも、研磨ストッパーとして図4(c)
に示すように層間絶縁膜2cとは異なる材質であって、
層間絶縁膜2cよりも高硬度の材質からなるストッパー
用小パターン13aを用いることによって、図5(d)
に示す金属配線9a,10aを好適に平坦化することが
できる。このとき、研磨ストッパーが金属配線9aまた
は10aと濡れ性の良い材質であると金属配線にとって
好都合である。
に示すように層間絶縁膜2cとは異なる材質であって、
層間絶縁膜2cよりも高硬度の材質からなるストッパー
用小パターン13aを用いることによって、図5(d)
に示す金属配線9a,10aを好適に平坦化することが
できる。このとき、研磨ストッパーが金属配線9aまた
は10aと濡れ性の良い材質であると金属配線にとって
好都合である。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0031】図1および図2は本発明に係るAl配線の
平坦研磨を行うための構造を有する第1実施例による半
導体装置の製造工程断面図であり、図3はAlの平坦研
磨を行うための構造を有する半導体装置の鳥瞰図であ
る。図1(b)および図3に示すようにシリコン基板1
上に、層間絶縁膜としてのSiO2膜2aが形成され、
Al配線形成領域として溝4が形成されている。この溝
4のうち広い配線形成領域内に島状にSiO2の一部か
らなるストッパー用小パターン12が形成されている。
平坦研磨を行うための構造を有する第1実施例による半
導体装置の製造工程断面図であり、図3はAlの平坦研
磨を行うための構造を有する半導体装置の鳥瞰図であ
る。図1(b)および図3に示すようにシリコン基板1
上に、層間絶縁膜としてのSiO2膜2aが形成され、
Al配線形成領域として溝4が形成されている。この溝
4のうち広い配線形成領域内に島状にSiO2の一部か
らなるストッパー用小パターン12が形成されている。
【0032】図2(a)に示すように金属配線としての
Al−Si膜10,Ti膜9を研磨により平坦化する際
にストッパー用小パターン12が研磨ストッパーとして
働きAl−Si膜10,Ti膜9にかかる圧力を一定に
することができるので、Al−Si膜10a,Ti膜9
aの平坦化を向上させることができる。ストッパー用小
パターン12が島状に形成されるので電気的には全く問
題でない。
Al−Si膜10,Ti膜9を研磨により平坦化する際
にストッパー用小パターン12が研磨ストッパーとして
働きAl−Si膜10,Ti膜9にかかる圧力を一定に
することができるので、Al−Si膜10a,Ti膜9
aの平坦化を向上させることができる。ストッパー用小
パターン12が島状に形成されるので電気的には全く問
題でない。
【0033】次に上述のAl配線の平坦研磨を行うため
の構造を有する半導体装置の製造方法を図1および図2
を用いて説明する。
の構造を有する半導体装置の製造方法を図1および図2
を用いて説明する。
【0034】まず図1(a)に示すように、シリコン基
板1上に層間絶縁膜としてのSiO 2を成膜する。次に
図1(b)に示すようにAl配線形成領域以外の領域お
よび広いAl配線形成領域に対しては島状(図示せず)
にフォトリソグラフィーによりレジストパターン3を形
成する。次にレジストパターン3をマスクとして、反応
性イオンエッチングによりAl配線形成領域に溝4を掘
る。
板1上に層間絶縁膜としてのSiO 2を成膜する。次に
図1(b)に示すようにAl配線形成領域以外の領域お
よび広いAl配線形成領域に対しては島状(図示せず)
にフォトリソグラフィーによりレジストパターン3を形
成する。次にレジストパターン3をマスクとして、反応
性イオンエッチングによりAl配線形成領域に溝4を掘
る。
【0035】 ガス C4F8 50SCCM 圧力 2Pa RFパワー 1200W 溝深さ 0.7μm すると、広いAl配線形成領域の溝4内に島状にSiO
2膜2aの一部からなるストッパー用小パターン12が
形成される。
2膜2aの一部からなるストッパー用小パターン12が
形成される。
【0036】次に、レジストパターン3を除去し、その
後下層レジスト膜を平坦な膜厚に形成する。次に下層レ
ジスト膜上にSOG(塗布ガラス)膜を塗布形成し、S
OG膜上に上層レジスト膜を形成する。次に図1(c)
に示すようにフォトリソグラフィーにより上層レジスト
膜をコンタクトホールパターンに開口し、上層レジスト
パターン7を形成する。次に上層レジストパターン7を
マスクとして反応性イオンエッチングにより以下の条件
でSOG膜の一部をエッチングし、SOG膜パターン6
を形成する。
後下層レジスト膜を平坦な膜厚に形成する。次に下層レ
ジスト膜上にSOG(塗布ガラス)膜を塗布形成し、S
OG膜上に上層レジスト膜を形成する。次に図1(c)
に示すようにフォトリソグラフィーにより上層レジスト
膜をコンタクトホールパターンに開口し、上層レジスト
パターン7を形成する。次に上層レジストパターン7を
マスクとして反応性イオンエッチングにより以下の条件
でSOG膜の一部をエッチングし、SOG膜パターン6
を形成する。
【0037】 ガス CHF3/O2=75/8SCCM ガス圧力 6.5Pa RFパワー 1350W 次に、SOG膜6をマスクとして反応性イオンエッチン
グにより以下の条件で下層レジストパターン7の一部を
エッチングし下層レジストパターン5を形成する。この
時、上層レジストパターン7も同時にエッチング除去さ
れる。
グにより以下の条件で下層レジストパターン7の一部を
エッチングし下層レジストパターン5を形成する。この
時、上層レジストパターン7も同時にエッチング除去さ
れる。
【0038】 ガス O2/S2Cl2/N2 =30/10/10SCC
M 圧力 0.67Pa マイクロ波パワー 850W RFパワー 30W ウェハー温度 −30℃ 次に下層レジストパターン5をマスクとして反応性イオ
ンエッチングにより以下の条件でSiO2膜2aの一部
をエッチングし、図1(d)に示すようにコンタクトホ
ール8を開口する。この時、SOG膜パターン6も同時
にエッチング除去される。
M 圧力 0.67Pa マイクロ波パワー 850W RFパワー 30W ウェハー温度 −30℃ 次に下層レジストパターン5をマスクとして反応性イオ
ンエッチングにより以下の条件でSiO2膜2aの一部
をエッチングし、図1(d)に示すようにコンタクトホ
ール8を開口する。この時、SOG膜パターン6も同時
にエッチング除去される。
【0039】 ガス C4F8 50SCCM 圧力 2Pa RFパワー 1200W 次に、下層レジストパターン5を除去し、その後メタル
膜を成膜する。まず、図2(a)に示すようにスパッタ
法により以下の条件でTi膜9を成膜する。
膜を成膜する。まず、図2(a)に示すようにスパッタ
法により以下の条件でTi膜9を成膜する。
【0040】 Ar流量 100SCCM ガス圧力 0.5Pa ウェハー加熱温度 150℃ ターゲット電力 22.5kW Ti膜厚 0.1μm 次に、スパッタ法により以下の条件でAl−Si膜10
を成膜する。
を成膜する。
【0041】 Ar流量 100SCCM ガス圧力 0.5Pa ウェハー加熱温度 500℃ ターゲット電力 22.5kW Al−Si膜厚 0.6μm 次に、対抗面の素材として耐薬品性のあるポリウレタン
製の不織布を使用し、研磨面にはKOH 1wt%水溶
液を用いて、2軸回転研磨機によりウェハーと対抗面と
を回転させて図2(b)に示すようにAl−Si膜10
およびTi膜9を研磨しAl−Si膜10aおよびTi
膜9aを形成する。この時、ストッパー用小パターン1
2が研磨ストッパーとして働くので広いAl配線部にお
いてもAl−Si膜10aの膜厚が目減りすることなく
狭いAl配線部と同じ膜厚にすることができる。
製の不織布を使用し、研磨面にはKOH 1wt%水溶
液を用いて、2軸回転研磨機によりウェハーと対抗面と
を回転させて図2(b)に示すようにAl−Si膜10
およびTi膜9を研磨しAl−Si膜10aおよびTi
膜9aを形成する。この時、ストッパー用小パターン1
2が研磨ストッパーとして働くので広いAl配線部にお
いてもAl−Si膜10aの膜厚が目減りすることなく
狭いAl配線部と同じ膜厚にすることができる。
【0042】次にシリコン基板1上方全面に1層配線と
2層配線との間の層間絶縁膜としてSiO2(以後図示
せず)を形成し、その後ビアホールを開口する。次にT
i,Al−Si膜を順次成膜し多層配線を形成する。
2層配線との間の層間絶縁膜としてSiO2(以後図示
せず)を形成し、その後ビアホールを開口する。次にT
i,Al−Si膜を順次成膜し多層配線を形成する。
【0043】図4および図5は本発明に係るAlの平坦
研磨を行うための構造を有する半導体装置の第2実施例
による工程断面図である。図4(d)に示すように本第
2実施例おいても、第1実施例と同様に広いAl配線形
成領域に研磨ストッパーとしてストッパー用小パターン
13aが形成されている。ストッパー用小パターン13
aは層間絶縁膜であるSiO2とは異なり、SiO2より
も硬いP−SiNからなる。このストッパー用小パター
ン13aがAlの平坦研磨において、研磨ストッパーと
して働くので広いAl配線と狭いAl配線の膜厚を同じ
にすることができる。
研磨を行うための構造を有する半導体装置の第2実施例
による工程断面図である。図4(d)に示すように本第
2実施例おいても、第1実施例と同様に広いAl配線形
成領域に研磨ストッパーとしてストッパー用小パターン
13aが形成されている。ストッパー用小パターン13
aは層間絶縁膜であるSiO2とは異なり、SiO2より
も硬いP−SiNからなる。このストッパー用小パター
ン13aがAlの平坦研磨において、研磨ストッパーと
して働くので広いAl配線と狭いAl配線の膜厚を同じ
にすることができる。
【0044】次に第2実施例による上述のAlの平坦研
磨を行うための構造を有する半導体装置の製造方法を図
4および図5を用いて説明する。
磨を行うための構造を有する半導体装置の製造方法を図
4および図5を用いて説明する。
【0045】まず図4(a)に示すように、シリコン基
板1上に層間絶縁膜としてのSiO 2膜2を形成する。
次に図4(b)に示すように、Al配線形成領域を除く
領域にフォトリソグラフィーを用いてレジストパターン
3を形成する。次にレジストパターン3をマスクとし
て、反応性イオンエッチングにより第1実施例と同じ条
件にてSiO2膜2の一部をエッチングし、Al配線形
成領域に溝4を掘り、SiO22Cを形成する。
板1上に層間絶縁膜としてのSiO 2膜2を形成する。
次に図4(b)に示すように、Al配線形成領域を除く
領域にフォトリソグラフィーを用いてレジストパターン
3を形成する。次にレジストパターン3をマスクとし
て、反応性イオンエッチングにより第1実施例と同じ条
件にてSiO2膜2の一部をエッチングし、Al配線形
成領域に溝4を掘り、SiO22Cを形成する。
【0046】次に図4(c)に示すように、全面にプラ
ズマCVD法により以下の条件でP−SiN膜13を5
00nmの厚さに成膜する。
ズマCVD法により以下の条件でP−SiN膜13を5
00nmの厚さに成膜する。
【0047】 生成ガス SiH4/NH3/N2 =290/1730
/1000SCCM 圧力 332Pa 成長温度 400℃ 次に図4(d)に示すように、フォトリソグラフィーに
より広いAl配線形成領域に島状(図示せず)にレジス
トパターン15を形成する。次にレジストパターン15
をマスクとして反応性イオンエッチングによりストッパ
ー用小パターン13aを形成する。この時、SiO2膜
2cの側壁部にP−SiNのサイドウォール13bが形
成される。このサイドウォール13bは後で形成するT
i膜と濡れ性が良いので好都合である。
/1000SCCM 圧力 332Pa 成長温度 400℃ 次に図4(d)に示すように、フォトリソグラフィーに
より広いAl配線形成領域に島状(図示せず)にレジス
トパターン15を形成する。次にレジストパターン15
をマスクとして反応性イオンエッチングによりストッパ
ー用小パターン13aを形成する。この時、SiO2膜
2cの側壁部にP−SiNのサイドウォール13bが形
成される。このサイドウォール13bは後で形成するT
i膜と濡れ性が良いので好都合である。
【0048】次にレジストパターン15を除去し、その
後第1実施例に示したと同様に図5(a)に示すように
下層レジストパターン5,SOG膜パターン6,上層レ
ジストパターン7を形成する。次に図5(b)に示すよ
うに下層レジストパターン5をマスクとして反応性イオ
ンエッチングによりコンタクトホール8を開口し、Si
O2膜2dを形成する。
後第1実施例に示したと同様に図5(a)に示すように
下層レジストパターン5,SOG膜パターン6,上層レ
ジストパターン7を形成する。次に図5(b)に示すよ
うに下層レジストパターン5をマスクとして反応性イオ
ンエッチングによりコンタクトホール8を開口し、Si
O2膜2dを形成する。
【0049】次に図5(c)に示すようにスパッタ法に
よりTi膜9,Al−Si膜10を順次形成する。次に
図5(d)に示すようにAl−Si膜10およびTi膜
9を第1実施例と同様にして研磨し、平坦なAl−Si
膜10aおよびTi膜9aを形成する。この時、ストッ
パー用小パターン13aが研磨ストッパーとして働くの
で、広いAl配線と狭いAl配線の膜厚を同じにするこ
とができる。次に第1実施例と同様に第2層メタル配線
を形成する。
よりTi膜9,Al−Si膜10を順次形成する。次に
図5(d)に示すようにAl−Si膜10およびTi膜
9を第1実施例と同様にして研磨し、平坦なAl−Si
膜10aおよびTi膜9aを形成する。この時、ストッ
パー用小パターン13aが研磨ストッパーとして働くの
で、広いAl配線と狭いAl配線の膜厚を同じにするこ
とができる。次に第1実施例と同様に第2層メタル配線
を形成する。
【0050】本実施例においては、研磨ストッパーを配
線形成において適用したが勿論配線以外にも適用可能で
ある。
線形成において適用したが勿論配線以外にも適用可能で
ある。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体装置の第1、第2の製造方法によれば、ウェハー全面
で完全平坦化が可能となり、Al配線の広い部分と狭い
部分とで膜厚を同じにすることができ、アルミニウムの
段切れ等の不具合をなくすことができ、信頼性の高いA
l配線を形成することができる。またストッパーの材質
や膜厚を変えることにより、広いAl配線のみならず狭
いAl配線の膜厚を制御することができる。
体装置の第1、第2の製造方法によれば、ウェハー全面
で完全平坦化が可能となり、Al配線の広い部分と狭い
部分とで膜厚を同じにすることができ、アルミニウムの
段切れ等の不具合をなくすことができ、信頼性の高いA
l配線を形成することができる。またストッパーの材質
や膜厚を変えることにより、広いAl配線のみならず狭
いAl配線の膜厚を制御することができる。
【図1】本発明の第1実施例によるAl配線工程断面図
(I)である。
(I)である。
【図2】本発明の第1実施例によるAl配線工程断面図
(II)である。
(II)である。
【図3】Al平坦研磨を行うことのできる半導体装置の
鳥瞰図である。
鳥瞰図である。
【図4】本発明の第2実施例によるAl配線工程断面図
(I)である。
(I)である。
【図5】本発明の第2実施例によるAl配線工程断面図
(II)である。
(II)である。
【図6】従来例による層間絶縁膜工程断面図である。
【図7】従来例によるAl配線工程断面図(I)であ
る。
る。
【図8】従来例によるAl配線工程断面図(II)であ
る。
る。
【図9】従来例の問題点を説明するための図である。
1 シリコン基板 2,2a,2b,2c,2d SiO2膜 3 レジストパターン 4 溝 5 下層レジストパターン 6 SOG膜 7 上層レジストパターン 8 コンタクトホール 9,9a Ti膜 10,10a Al−Si膜 12,13a ストッパー用小パターン 13 P−SiN膜 13b サイドウォール 102 SiO2膜 103 レジストパターン 104 コンタクトホール 105,105a Ti膜 106,106a Al−Si膜 107 レジストパターン 108 SiO2 109 ビアホール 110 Ti膜 111 Al−Si膜 202 SiO2 203 レジストパターン 204 溝 205 下層レジストパターン 206 SOG膜パターン 207 上層レジストパターン 208 コンタクトホール 209,209a Ti膜 210,210a Al−Si膜 211 SiO2膜 212 ビアホール 213 Ti膜 214 Al−Si膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 H01L 21/3205 - 21/3213 H01L 21/768
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板上または上方に形成され、溝
を有する第1材料膜と、該第1材料膜の溝部に平坦に埋
め込まれた第2材料膜とを有する半導体装置の製造方法
において、 前記半導体基板上または上方に第1材料膜を形成する工
程と、 前記第1材料膜をパターニングし、前記溝を形成する工
程と、 所定の前記溝部内において前記第1材料膜とは異なる材
質からなる研磨ストッパーを島状に形成する工程と、 前記半導体基板上方全面に第2材料膜を形成する工程
と、 前記第2材料膜を研磨し平坦化する工程とを、 含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板上または上方に形成され、配
線形成領域に溝部とコンタクトホール部とを有する層間
絶縁膜と、該層間絶縁膜の溝部およびコンタクトホール
部に平坦に埋め込まれた金属配線とを有する半導体装置
の製造方法において、 前記半導体基板上または上方に層間絶縁膜を形成する工
程と、 前記層間絶縁膜にパターニングし前記配線形成領域に溝
部を形成する工程と、 所定の前記溝部内において前記層間絶縁膜とは異なる材
質からなる研磨ストッパーを島状に形成する工程と、 前記層間絶縁膜にコンタクトホールを形成する工程と、 前記半導体基板上方全面に金属配線材料膜を形成する工
程と、 前記金属配線材料膜を研磨し、前記溝部およびコンタク
トホール部に平坦な金属配線を形成する工程とを、 含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記研磨ストッパーが前記層間絶縁膜よ
りも高硬度の材質であって、前記金属配線に対して濡れ
性の良い材質であることを特徴とする請求項2記載の半
導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34689992A JP3271203B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34689992A JP3271203B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06196570A JPH06196570A (ja) | 1994-07-15 |
JP3271203B2 true JP3271203B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18386579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34689992A Expired - Fee Related JP3271203B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3271203B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
KR100215847B1 (ko) * | 1996-05-16 | 1999-08-16 | 구본준 | 반도체 장치의 금속 배선 및 그의 형성 방법 |
CN100437929C (zh) * | 2004-08-04 | 2008-11-26 | 探微科技股份有限公司 | 蚀刻具不同深宽比的孔洞的方法 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP34689992A patent/JP3271203B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06196570A (ja) | 1994-07-15 |
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