JP3265896B2 - 空燃比センサのヒータ制御装置 - Google Patents
空燃比センサのヒータ制御装置Info
- Publication number
- JP3265896B2 JP3265896B2 JP03226095A JP3226095A JP3265896B2 JP 3265896 B2 JP3265896 B2 JP 3265896B2 JP 03226095 A JP03226095 A JP 03226095A JP 3226095 A JP3226095 A JP 3226095A JP 3265896 B2 JP3265896 B2 JP 3265896B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- air
- fuel ratio
- power
- ratio sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空燃比センサのヒータ制
御装置に関し、特に、機関始動後の空燃比フィードバッ
ク制御開始条件の成立時に空燃比センサの活性化が完了
するようにヒータへの供給電力を制御する空燃比センサ
のヒータ制御装置に関する。
御装置に関し、特に、機関始動後の空燃比フィードバッ
ク制御開始条件の成立時に空燃比センサの活性化が完了
するようにヒータへの供給電力を制御する空燃比センサ
のヒータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排気ガス中の酸素濃度を検出するための
酸素濃度検出器として例えばジルコニアからなり、検出
素子を流れる電流値が酸素濃度に応じて変化する空燃比
センサが公知である。ところがこの空燃比センサはセン
サ素子温度を650℃から750℃程度に維持しないと
作動せず、従って通常空燃比センサはセンサ素子温度を
650℃から750℃に維持するために例えば白金から
なるヒータを内蔵している。このようにヒータを具えた
空燃比センサではヒータへの供給電力を増大すればセン
サ素子温度を高めることができる。またヒータへの供給
電力を制御することによってセンサ素子温度を制御する
ことができる。
酸素濃度検出器として例えばジルコニアからなり、検出
素子を流れる電流値が酸素濃度に応じて変化する空燃比
センサが公知である。ところがこの空燃比センサはセン
サ素子温度を650℃から750℃程度に維持しないと
作動せず、従って通常空燃比センサはセンサ素子温度を
650℃から750℃に維持するために例えば白金から
なるヒータを内蔵している。このようにヒータを具えた
空燃比センサではヒータへの供給電力を増大すればセン
サ素子温度を高めることができる。またヒータへの供給
電力を制御することによってセンサ素子温度を制御する
ことができる。
【0003】ところでヒータの温度とヒータの抵抗値は
比例し、従ってヒータの抵抗値からヒータの温度を知る
ことができる。そこでヒータの抵抗値を検出し、機関高
負荷運転から機関低負荷運転に移行後、所定期間におい
てヒータの抵抗値がヒータ温度が例えば1100℃を越
える限界抵抗値よりも大きくなったときには基本電力を
小さくするようにしたヒータ制御装置が公知である(特
開平1−158335号公報参照)。
比例し、従ってヒータの抵抗値からヒータの温度を知る
ことができる。そこでヒータの抵抗値を検出し、機関高
負荷運転から機関低負荷運転に移行後、所定期間におい
てヒータの抵抗値がヒータ温度が例えば1100℃を越
える限界抵抗値よりも大きくなったときには基本電力を
小さくするようにしたヒータ制御装置が公知である(特
開平1−158335号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−158335号公報に開示されたヒータ制御装
置は機関始動後の暖機状態ではヒータを上限温度まで加
熱しその後その上限温度を保持するように制御するが、
機関の空燃比フィードバック制御を開始する条件が成立
するより早くに空燃比センサが活性化する場合があり、
この場合空燃比センサの活性化が完了してから空燃比フ
ィードバック制御の開始条件が成立するまでの間にヒー
タに無駄な通電がなされヒータの劣化を促進し、さらに
はヒータ発熱部付近にある空燃比センサの電極等にも悪
影響を及ぼすという問題がある。
開平1−158335号公報に開示されたヒータ制御装
置は機関始動後の暖機状態ではヒータを上限温度まで加
熱しその後その上限温度を保持するように制御するが、
機関の空燃比フィードバック制御を開始する条件が成立
するより早くに空燃比センサが活性化する場合があり、
この場合空燃比センサの活性化が完了してから空燃比フ
ィードバック制御の開始条件が成立するまでの間にヒー
タに無駄な通電がなされヒータの劣化を促進し、さらに
はヒータ発熱部付近にある空燃比センサの電極等にも悪
影響を及ぼすという問題がある。
【0005】それゆえ本発明は前記問題を解決し、機関
始動後の空燃比フィードバック制御開始条件の成立時に
空燃比センサの活性化が完了するようにヒータへの供給
電力を制御することにより、ヒータによる無駄な電力消
費をなくし、ヒータへの過剰通電によるヒータや空燃比
センサの劣化を抑制する空燃比センサのヒータ制御装置
を提供することを目的とする。
始動後の空燃比フィードバック制御開始条件の成立時に
空燃比センサの活性化が完了するようにヒータへの供給
電力を制御することにより、ヒータによる無駄な電力消
費をなくし、ヒータへの過剰通電によるヒータや空燃比
センサの劣化を抑制する空燃比センサのヒータ制御装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本ブロ
ック構成図である。前記目的を達成する本発明による空
燃比センサのヒータ制御装置は、内燃機関の排気系に設
けられた空燃比センサ15の活性状態を維持するように
空燃比センサ15を加熱するヒータへ供給する電力を制
御する空燃比センサのヒータ制御装置において、空燃比
センサ15が活性化したか否かを判断するセンサ活性判
断手段Aと、内燃機関の空燃比フィードバック制御を開
始する条件が成立したか否かを判断するフィードバック
開始判断手段Bと、内燃機関の始動から空燃比センサ1
5が活性化するまでの時間が、内燃機関の始動から空燃
比フィードバック制御の開始条件が成立するまでの時間
と等しくなるように、内燃機関の暖機時のヒータ17へ
の供給電力を学習するヒータ供給電力学習手段Cと、ヒ
ータ供給電力学習手段Cにより学習して得られた供給電
力に従ってヒータ17へ供給する電力を制御するヒータ
供給電力制御手段Dと、を備えたことを特徴とする。
ック構成図である。前記目的を達成する本発明による空
燃比センサのヒータ制御装置は、内燃機関の排気系に設
けられた空燃比センサ15の活性状態を維持するように
空燃比センサ15を加熱するヒータへ供給する電力を制
御する空燃比センサのヒータ制御装置において、空燃比
センサ15が活性化したか否かを判断するセンサ活性判
断手段Aと、内燃機関の空燃比フィードバック制御を開
始する条件が成立したか否かを判断するフィードバック
開始判断手段Bと、内燃機関の始動から空燃比センサ1
5が活性化するまでの時間が、内燃機関の始動から空燃
比フィードバック制御の開始条件が成立するまでの時間
と等しくなるように、内燃機関の暖機時のヒータ17へ
の供給電力を学習するヒータ供給電力学習手段Cと、ヒ
ータ供給電力学習手段Cにより学習して得られた供給電
力に従ってヒータ17へ供給する電力を制御するヒータ
供給電力制御手段Dと、を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の空燃比センサのヒータ制御装置は、セ
ンサ活性判断手段により空燃比センサが活性化したか否
かを判断し、内燃機関の始動から空燃比センサが活性化
するまでの時間T1を記憶し、フィードバック開始判断
手段により内燃機関の空燃比フィードバック制御を開始
する条件が成立したか否かを判断し、内燃機関の始動か
ら空燃比フィードバック制御の開始条件が成立するまで
の時間T2を記憶し、ヒータ供給電力学習手段Cによ
り、これらの時間T1、T2が等しくなるように、すな
わちT1>T2のときは次回の内燃機関暖機時のヒータ
への供給電力を所定量減少させ、T1<T2のときは次
回の内燃機関暖機時のヒータへの供給電力を所定量増加
させるようにヒータへの供給電力を学習し、ヒータ供給
電力学習手段により学習して得られた供給電力に従って
ヒータ供給電力制御手段によりヒータへ供給する電力を
制御する。それゆえ、内燃機関始動後の空燃比フィード
バック制御開始条件の成立時に空燃比センサの活性化が
完了するようにヒータへの供給電力が制御される。
ンサ活性判断手段により空燃比センサが活性化したか否
かを判断し、内燃機関の始動から空燃比センサが活性化
するまでの時間T1を記憶し、フィードバック開始判断
手段により内燃機関の空燃比フィードバック制御を開始
する条件が成立したか否かを判断し、内燃機関の始動か
ら空燃比フィードバック制御の開始条件が成立するまで
の時間T2を記憶し、ヒータ供給電力学習手段Cによ
り、これらの時間T1、T2が等しくなるように、すな
わちT1>T2のときは次回の内燃機関暖機時のヒータ
への供給電力を所定量減少させ、T1<T2のときは次
回の内燃機関暖機時のヒータへの供給電力を所定量増加
させるようにヒータへの供給電力を学習し、ヒータ供給
電力学習手段により学習して得られた供給電力に従って
ヒータ供給電力制御手段によりヒータへ供給する電力を
制御する。それゆえ、内燃機関始動後の空燃比フィード
バック制御開始条件の成立時に空燃比センサの活性化が
完了するようにヒータへの供給電力が制御される。
【0008】
【実施例】図2は内燃機関の実施例の全体構成図であ
る。本図において1は機関本体、2はピストン、3は燃
焼室、4は点火栓、5は吸気弁、6は吸気ポート、7は
排気弁、8は排気ポートを夫々示す。吸気ポート6は対
応する枝管9を介してサージタンク10に連結され、枝
管9には対応する吸気ポート6内に向けて燃料噴射を行
うための燃料噴射弁11が取付けられる。点火栓4によ
る点火時期および燃料噴射弁11からの燃料噴射量や燃
料噴射時期は電子制御ユニット20の出力信号により制
御される。サージタンク10は吸気ダクト12を介して
図示しないエアクリーナに連結され、吸気ダクト12内
にはスロットル弁13が配置される。一方、排気ポート
8は排気マニホルド14に連結され、排気マニホルド1
4内には酸素濃度より機関の空燃比を検出する空燃比セ
ンサ15が配置される。図2にはこの空燃比センサ15
の拡大図も同時に示してある。この拡大図からわかるよ
うに空燃比センサ15は例えばジルコニアからなるセン
サ素子16と、このセンサ素子16を加熱するためにセ
ンサ素子16に隣接配置されたヒータ17とを具備す
る。
る。本図において1は機関本体、2はピストン、3は燃
焼室、4は点火栓、5は吸気弁、6は吸気ポート、7は
排気弁、8は排気ポートを夫々示す。吸気ポート6は対
応する枝管9を介してサージタンク10に連結され、枝
管9には対応する吸気ポート6内に向けて燃料噴射を行
うための燃料噴射弁11が取付けられる。点火栓4によ
る点火時期および燃料噴射弁11からの燃料噴射量や燃
料噴射時期は電子制御ユニット20の出力信号により制
御される。サージタンク10は吸気ダクト12を介して
図示しないエアクリーナに連結され、吸気ダクト12内
にはスロットル弁13が配置される。一方、排気ポート
8は排気マニホルド14に連結され、排気マニホルド1
4内には酸素濃度より機関の空燃比を検出する空燃比セ
ンサ15が配置される。図2にはこの空燃比センサ15
の拡大図も同時に示してある。この拡大図からわかるよ
うに空燃比センサ15は例えばジルコニアからなるセン
サ素子16と、このセンサ素子16を加熱するためにセ
ンサ素子16に隣接配置されたヒータ17とを具備す
る。
【0009】電子制御ユニット20はディジタルコンピ
ュータからなり、双方向性バス21によって相互に接続
されたROM(リードオンリメモリ)22、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)23、CPU(マイクロプロセ
ッサ)24、入力ポート25および出力ポート26を具
備する。CPU24にはバックアップRAM27がバス
28を介して接続される。サージタンク10内にはサー
ジタンク10内の絶対圧PMに比例した出力電圧を発生
する圧力センサ18が配置され、圧力センサ18の出力
電圧はAD変換器29を介して入力ポート25に入力さ
れる。スロットル弁13にはスロットル弁13がアイド
リング開度にあることを示す出力信号を発生するスロッ
トルスイッチ19が連結され、このスロットルスイッチ
19の出力信号が入力ポート25に入力される。
ュータからなり、双方向性バス21によって相互に接続
されたROM(リードオンリメモリ)22、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)23、CPU(マイクロプロセ
ッサ)24、入力ポート25および出力ポート26を具
備する。CPU24にはバックアップRAM27がバス
28を介して接続される。サージタンク10内にはサー
ジタンク10内の絶対圧PMに比例した出力電圧を発生
する圧力センサ18が配置され、圧力センサ18の出力
電圧はAD変換器29を介して入力ポート25に入力さ
れる。スロットル弁13にはスロットル弁13がアイド
リング開度にあることを示す出力信号を発生するスロッ
トルスイッチ19が連結され、このスロットルスイッチ
19の出力信号が入力ポート25に入力される。
【0010】空燃比センサ回路30には定電圧電源31
から一定電圧が供給され、空燃比センサ15のセンサ素
子16には空燃比センサ回路30から電圧が印加され
る。センサ素子16からは機関の排気ガス中の酸素濃度
に比例した、即ち混合気の空燃比に比例した電流が流
れ、この電流値に比例した電圧がAD変換器32を介し
て入力ポート25に入力される。従ってこのAD変換器
31の出力電圧から混合気の空燃比を知ることができ
る。また空燃比センサ回路30にはセンサ素子16の内
部抵抗を測定する回路が設けられており、測定した内部
抵抗に比例した電圧がAD変換器33を介して入力ポー
ト25に入力される。このセンサ素子16の内部抵抗に
比例する電圧からセンサ素子16の温度を知ることがで
きる(特開昭57−192852号公報参照)。
から一定電圧が供給され、空燃比センサ15のセンサ素
子16には空燃比センサ回路30から電圧が印加され
る。センサ素子16からは機関の排気ガス中の酸素濃度
に比例した、即ち混合気の空燃比に比例した電流が流
れ、この電流値に比例した電圧がAD変換器32を介し
て入力ポート25に入力される。従ってこのAD変換器
31の出力電圧から混合気の空燃比を知ることができ
る。また空燃比センサ回路30にはセンサ素子16の内
部抵抗を測定する回路が設けられており、測定した内部
抵抗に比例した電圧がAD変換器33を介して入力ポー
ト25に入力される。このセンサ素子16の内部抵抗に
比例する電圧からセンサ素子16の温度を知ることがで
きる(特開昭57−192852号公報参照)。
【0011】更に入力ポート25には機関回転数NEを
表わす出力信号を発生する回転数センサ34および車速
Sを表わす出力信号を発生する車速センサ35が接続さ
れる。一方、出力ポート26は空燃比センサ15のヒー
タ17への通電を制御する通電制御回路36が接続され
る。このヒータ17への通電作用は出力ポート26から
出力される制御信号に基いてデューティー比制御され
る。また、ヒータ17と通電制御回路36との間にはヒ
ータ電圧検出回路37およびヒータ電流検出回路38が
設けられる。ヒータ電圧検出回路37はヒータ17の端
子間電圧を表わす出力電圧を発生しこの出力電圧が入力
ポート25に入力される。一方、ヒータ電流検出回路3
8はヒータ17に供給される電流値を表わす出力電圧を
発生し、この出力電圧が入力ポート25に入力される。
電子制御ユニット20において、燃料噴射制御、点火時
期制御および空燃比センサのヒータ制御等が実行され
る。
表わす出力信号を発生する回転数センサ34および車速
Sを表わす出力信号を発生する車速センサ35が接続さ
れる。一方、出力ポート26は空燃比センサ15のヒー
タ17への通電を制御する通電制御回路36が接続され
る。このヒータ17への通電作用は出力ポート26から
出力される制御信号に基いてデューティー比制御され
る。また、ヒータ17と通電制御回路36との間にはヒ
ータ電圧検出回路37およびヒータ電流検出回路38が
設けられる。ヒータ電圧検出回路37はヒータ17の端
子間電圧を表わす出力電圧を発生しこの出力電圧が入力
ポート25に入力される。一方、ヒータ電流検出回路3
8はヒータ17に供給される電流値を表わす出力電圧を
発生し、この出力電圧が入力ポート25に入力される。
電子制御ユニット20において、燃料噴射制御、点火時
期制御および空燃比センサのヒータ制御等が実行され
る。
【0012】図3〜5は第1実施例による空燃比センサ
のヒータ制御ルーチンのフローチャートである。本図に
示すヒータ制御ルーチンは、冷間時デューティ比補正量
の学習値(デューティ学習値)Dg を学習すると共にヒ
ータ17への供給電力を算出する。本ヒータ制御ルーチ
ンは所定時間、例えば100msec毎の割込周期で実行さ
れる。なお、本ルーチンを実行する前に図示しないが車
両のイグニッションスイッチがオンしたときイニシャラ
イズ処理として、タイマT、T1タイマ記憶フラグT1
FLG、T2タイマ記憶フラグT2FLGが全て0にセ
ットされ、デューティ比の初期値Dinitが90%にセッ
トされる。ヒータ17への通電は機関の運転状態、空燃
比センサ15の活性状態およびヒータ17の温度に応じ
て図2に示すようにヒータ用電源39から通電制御回路
36を介して行われる。通電制御回路36はヒータ17
への通電量をデューティ制御により調節する。このルー
チンが開始されると、まずステップ301にて図2を用
いて説明した各センサや検出回路からの信号に基づき、
機関回転数NE、吸気管圧力PM、機関水温THW、ヒ
ータ電圧Vh 、ヒータ電流Ih 、センサ素子16の内部
抵抗RS、等の各種パラメータを読み込み、始動時の水
温THW1をRAM23に記憶して、続くステップ30
2に進む。
のヒータ制御ルーチンのフローチャートである。本図に
示すヒータ制御ルーチンは、冷間時デューティ比補正量
の学習値(デューティ学習値)Dg を学習すると共にヒ
ータ17への供給電力を算出する。本ヒータ制御ルーチ
ンは所定時間、例えば100msec毎の割込周期で実行さ
れる。なお、本ルーチンを実行する前に図示しないが車
両のイグニッションスイッチがオンしたときイニシャラ
イズ処理として、タイマT、T1タイマ記憶フラグT1
FLG、T2タイマ記憶フラグT2FLGが全て0にセ
ットされ、デューティ比の初期値Dinitが90%にセッ
トされる。ヒータ17への通電は機関の運転状態、空燃
比センサ15の活性状態およびヒータ17の温度に応じ
て図2に示すようにヒータ用電源39から通電制御回路
36を介して行われる。通電制御回路36はヒータ17
への通電量をデューティ制御により調節する。このルー
チンが開始されると、まずステップ301にて図2を用
いて説明した各センサや検出回路からの信号に基づき、
機関回転数NE、吸気管圧力PM、機関水温THW、ヒ
ータ電圧Vh 、ヒータ電流Ih 、センサ素子16の内部
抵抗RS、等の各種パラメータを読み込み、始動時の水
温THW1をRAM23に記憶して、続くステップ30
2に進む。
【0013】ステップ302ではステップ301にて読
み込まれたセンサ素子16の内部抵抗RSおよびセンサ
素子の内部抵抗と温度の関係を示すマップ(図示せず)
からセンサ素子16の温度TSを算出する。なおこのマ
ップのデータは予めROM22に記憶されている。ステ
ップ303ではステップ302で算出したセンサ素子1
6の温度TSが650°C以上か否かを判別してセンサ
素子16が活性状態になったか否かを判断する。ステッ
プ303の判別結果がYESのときはステップ304へ
進み、センサ活性判断フラグT1FLGが1か否かを判
別し、T1FLGが1のときはステップ401へ進み、
T1FLGが0のときはステップ305へ進んでT1F
LGを1にセットし、その時の機関始動後からの時間T
1をRAM23に記憶してステップ401へ進む。一
方、ステップ303の判別結果がNOのときはステップ
306へ進む。
み込まれたセンサ素子16の内部抵抗RSおよびセンサ
素子の内部抵抗と温度の関係を示すマップ(図示せず)
からセンサ素子16の温度TSを算出する。なおこのマ
ップのデータは予めROM22に記憶されている。ステ
ップ303ではステップ302で算出したセンサ素子1
6の温度TSが650°C以上か否かを判別してセンサ
素子16が活性状態になったか否かを判断する。ステッ
プ303の判別結果がYESのときはステップ304へ
進み、センサ活性判断フラグT1FLGが1か否かを判
別し、T1FLGが1のときはステップ401へ進み、
T1FLGが0のときはステップ305へ進んでT1F
LGを1にセットし、その時の機関始動後からの時間T
1をRAM23に記憶してステップ401へ進む。一
方、ステップ303の判別結果がNOのときはステップ
306へ進む。
【0014】ステップ306においてはステップ301
にて読み込まれたヒータ電圧Vh 及びヒータ電流Ih と
からヒータ抵抗値RHを算出する。なお、ヒータ17の
素子として上述のように白金を用いた場合、抵抗値とヒ
ータの温度の関係は図6に示されるようにほぼリニアな
関係にあり、ヒータによってばらつきがあることが判
る。
にて読み込まれたヒータ電圧Vh 及びヒータ電流Ih と
からヒータ抵抗値RHを算出する。なお、ヒータ17の
素子として上述のように白金を用いた場合、抵抗値とヒ
ータの温度の関係は図6に示されるようにほぼリニアな
関係にあり、ヒータによってばらつきがあることが判
る。
【0015】次にステップ307ではステップ306で
読み込まれたヒータ抵抗値RHと空燃比センサ15の暖
機時のヒータ抵抗上限を定めるヒータ抵抗ガード値BR
Hとを比較し、RH<BRHのときはステップ308へ
進み、RH≧BRHのときはステップ311へ進む。
読み込まれたヒータ抵抗値RHと空燃比センサ15の暖
機時のヒータ抵抗上限を定めるヒータ抵抗ガード値BR
Hとを比較し、RH<BRHのときはステップ308へ
進み、RH≧BRHのときはステップ311へ進む。
【0016】ステップ308ではステップ301にて読
み込まれた機関水温THW1が暖機完了を判別する温度
30°C未満か否かを判別し、THW1≧30°Cのと
きはステップ309へ進み、ヒータ17へ供給する電力
のデューティ比Dを初期値D initに設定する。THW1
<30°Cのときはステップ310へ進み、ヒータ17
へ供給する電力のデューティ比Dを(Dinit−Dg )に
設定する。ここで、D g は初期値が0%のデューティ学
習値であり後で説明する。一方、ステップ311ではヒ
ータ17へ供給する電力のデューティ比Dを所定値α
%、例えば1%だけ減らし、これによりヒータ17を加
熱し過ぎないようにする。ステップ309〜311でデ
ューティ比Dを設定した後、ステップ405へ進み、設
定されたデューティ比Dに従ってヒータ17への通電を
行う。
み込まれた機関水温THW1が暖機完了を判別する温度
30°C未満か否かを判別し、THW1≧30°Cのと
きはステップ309へ進み、ヒータ17へ供給する電力
のデューティ比Dを初期値D initに設定する。THW1
<30°Cのときはステップ310へ進み、ヒータ17
へ供給する電力のデューティ比Dを(Dinit−Dg )に
設定する。ここで、D g は初期値が0%のデューティ学
習値であり後で説明する。一方、ステップ311ではヒ
ータ17へ供給する電力のデューティ比Dを所定値α
%、例えば1%だけ減らし、これによりヒータ17を加
熱し過ぎないようにする。ステップ309〜311でデ
ューティ比Dを設定した後、ステップ405へ進み、設
定されたデューティ比Dに従ってヒータ17への通電を
行う。
【0017】ステップ401〜404は空燃比センサ1
5が活性状態と判断された後にヒータ17へ供給する電
力のデューティ比Dを算出する処理を示す。ステップ4
01では、上記ステップ301にて読み込まれたヒータ
電圧Vh 及びヒータ電流Ihとから、所定時間、例えば
100m sec の間、ヒータ17を通電した場合の電力
量、つまりデューティ比100%の電力量PA を算出す
る処理を実行し、ステップ402に進む。以下、電力量
については全て100m sec 当たりの電力量とする。
5が活性状態と判断された後にヒータ17へ供給する電
力のデューティ比Dを算出する処理を示す。ステップ4
01では、上記ステップ301にて読み込まれたヒータ
電圧Vh 及びヒータ電流Ihとから、所定時間、例えば
100m sec の間、ヒータ17を通電した場合の電力
量、つまりデューティ比100%の電力量PA を算出す
る処理を実行し、ステップ402に進む。以下、電力量
については全て100m sec 当たりの電力量とする。
【0018】次にステップ402では、上記ステップ3
01にて求められた機関回転数NE及び吸気管圧力PM
とをパラメータとする例えば図7に示す如きROM22
内に記憶されているマップあるいは演算式からヒータ1
7の基本電力量PB を求め、続くステップ403に進
む。ここで、このマップにおいては、図7から明らかな
ように吸気管圧力PMが大きい場合、あるいは機関回転
数NEが大きい場合には、当然機関への燃料噴射量が多
くなり排気温度が上昇して排気によってセンサ素子16
が加熱できることからヒータ17への供給電力は小さく
するように設定され、一方機関回転数NEが小さい場
合、あるいは吸気管圧力PMが小さい場合には、排気温
度が下がり排気によってセンサ素子16が加熱できなく
なることからヒータ17への供給電力は大きくするよう
に設定されている。
01にて求められた機関回転数NE及び吸気管圧力PM
とをパラメータとする例えば図7に示す如きROM22
内に記憶されているマップあるいは演算式からヒータ1
7の基本電力量PB を求め、続くステップ403に進
む。ここで、このマップにおいては、図7から明らかな
ように吸気管圧力PMが大きい場合、あるいは機関回転
数NEが大きい場合には、当然機関への燃料噴射量が多
くなり排気温度が上昇して排気によってセンサ素子16
が加熱できることからヒータ17への供給電力は小さく
するように設定され、一方機関回転数NEが小さい場
合、あるいは吸気管圧力PMが小さい場合には、排気温
度が下がり排気によってセンサ素子16が加熱できなく
なることからヒータ17への供給電力は大きくするよう
に設定されている。
【0019】次にステップ403では、上記ステップ4
02で求めた基本電力量PB とステップ309、310
または311で求めた冷間時電力補正量Pcoldにより実
際にヒータ17に供給する目標電力量PC を次式から算
出する。 PC =PB +α ここで、αは発進時電力補正量または過昇温電力補正
量、等の補正量を示す。発進時電力補正量はアイドル運
転状態から車両が発進した直後に排気ガス温が充分に暖
まっていないのでセンサ素子16が冷えてしまうのを防
止するための増量分である。一方、過昇温電力補正量は
車両の高速走行直後に排気ガス温が高温となりセンサ素
子16が過昇温となることを防止するための減量分であ
る。
02で求めた基本電力量PB とステップ309、310
または311で求めた冷間時電力補正量Pcoldにより実
際にヒータ17に供給する目標電力量PC を次式から算
出する。 PC =PB +α ここで、αは発進時電力補正量または過昇温電力補正
量、等の補正量を示す。発進時電力補正量はアイドル運
転状態から車両が発進した直後に排気ガス温が充分に暖
まっていないのでセンサ素子16が冷えてしまうのを防
止するための増量分である。一方、過昇温電力補正量は
車両の高速走行直後に排気ガス温が高温となりセンサ素
子16が過昇温となることを防止するための減量分であ
る。
【0020】このようにして目標電力量PC が求められ
ると続くステップ404では、この目標電力量PC と上
記ステップ401にて求められたデューティ比100%
の電力量PA とをパラメータとする次式 D=(PC /PA )×100 を用いてヒータ17に目標電力量PC を供給するための
デューティ比Dを算出する。
ると続くステップ404では、この目標電力量PC と上
記ステップ401にて求められたデューティ比100%
の電力量PA とをパラメータとする次式 D=(PC /PA )×100 を用いてヒータ17に目標電力量PC を供給するための
デューティ比Dを算出する。
【0021】そして続くステップ405にて、上記求め
られたデューティ比Dのパルス信号を通電制御回路36
に送出し、ヒータ17への供給電力を制御する処理が実
行され、本ヒータ制御ルーチンを終了する。ここで、例
えばデューティ比100%の電力量PA が50〔w・1
00m sec.〕、目標電力量PC が25〔w・100mse
c.〕であるとすると、デューティ比Dは50〔%〕とな
り、通電制御回路36に送出されるパルス信号は、図8
の実線で示す如きものとなる。
られたデューティ比Dのパルス信号を通電制御回路36
に送出し、ヒータ17への供給電力を制御する処理が実
行され、本ヒータ制御ルーチンを終了する。ここで、例
えばデューティ比100%の電力量PA が50〔w・1
00m sec.〕、目標電力量PC が25〔w・100mse
c.〕であるとすると、デューティ比Dは50〔%〕とな
り、通電制御回路36に送出されるパルス信号は、図8
の実線で示す如きものとなる。
【0022】そして続くステップ501にて、ステップ
301にて読み込まれた機関水温THW1が温度30°
C以上か否かを判別し、THW1≧30°Cのときはこ
のルーチンを終了し、THW1<30°Cのときはステ
ップ502へ進む。ステップ502では機関の空燃比フ
ィードバック制御を実行開始する条件が成立しているか
否かを判別し、その判別結果がYESのときはステップ
503へ進み、NOのときはこのルーチンを終了する。
なお、上記の空燃比フィードバック制御は、始動時でな
いこと、エンジン冷却水温により暖機が完了している状
態(水温70℃以上)であると判断されること、始動後
増量、暖機増量、高負荷増量、及び加速増量等の燃料の
増量制御が実行されていない状態であること、燃料カッ
トが実行されていない状態であること、及び空燃比セン
サ15が活性状態と判断されていることの全ての条件が
満たされている場合に実行される。
301にて読み込まれた機関水温THW1が温度30°
C以上か否かを判別し、THW1≧30°Cのときはこ
のルーチンを終了し、THW1<30°Cのときはステ
ップ502へ進む。ステップ502では機関の空燃比フ
ィードバック制御を実行開始する条件が成立しているか
否かを判別し、その判別結果がYESのときはステップ
503へ進み、NOのときはこのルーチンを終了する。
なお、上記の空燃比フィードバック制御は、始動時でな
いこと、エンジン冷却水温により暖機が完了している状
態(水温70℃以上)であると判断されること、始動後
増量、暖機増量、高負荷増量、及び加速増量等の燃料の
増量制御が実行されていない状態であること、燃料カッ
トが実行されていない状態であること、及び空燃比セン
サ15が活性状態と判断されていることの全ての条件が
満たされている場合に実行される。
【0023】ステップ503では空燃比フィードバック
制御を実行開始する条件が成立したことを示すフラグT
2FLGが1にセットされているか否かを判別し、その
判別結果がYESのときはこのルーチンを終了し、その
判別結果がNOのときはステップ504へ進み、フラグ
T2FLGを1にセットし、その時の機関始動からの時
間T2を記憶してステップ505へ進む。次いでステッ
プ505ではステップ305で記憶した時間T1とステ
ップ504で記憶した時間T2との大小判別をし、T1
>T2のときはステップ506へ進み、初期値は0であ
る冷間時デューティ補正量学習値(デューティ学習値)
Dg に所定量β、例えば1〜2%を減算してデューティ
学習値Dg を更新してこのルーチンを終了し、T1=T
2のときはデューティ学習値Dg を更新せずにこのルー
チンを終了し、T1<T2のときはステップ507へ進
みデューティ学習値Dg に所定量βを加算してデューテ
ィ学習値Dg を更新してこのルーチンを終了する。この
デューティ学習値Dg はバックアップRAM27に記憶
され機関停止により制御回路25の電源が切れても消去
されず保持され、次の機関始動後のステップ310にお
いてデューティ比Dの更新に用いられる。この学習によ
り機関始動から空燃比フィードバック制御を実行開始す
る条件が成立するまでの時間T2と機関始動からセンサ
素子16が活性状態になるまでの時間T1とを丁度等し
くすることができる。
制御を実行開始する条件が成立したことを示すフラグT
2FLGが1にセットされているか否かを判別し、その
判別結果がYESのときはこのルーチンを終了し、その
判別結果がNOのときはステップ504へ進み、フラグ
T2FLGを1にセットし、その時の機関始動からの時
間T2を記憶してステップ505へ進む。次いでステッ
プ505ではステップ305で記憶した時間T1とステ
ップ504で記憶した時間T2との大小判別をし、T1
>T2のときはステップ506へ進み、初期値は0であ
る冷間時デューティ補正量学習値(デューティ学習値)
Dg に所定量β、例えば1〜2%を減算してデューティ
学習値Dg を更新してこのルーチンを終了し、T1=T
2のときはデューティ学習値Dg を更新せずにこのルー
チンを終了し、T1<T2のときはステップ507へ進
みデューティ学習値Dg に所定量βを加算してデューテ
ィ学習値Dg を更新してこのルーチンを終了する。この
デューティ学習値Dg はバックアップRAM27に記憶
され機関停止により制御回路25の電源が切れても消去
されず保持され、次の機関始動後のステップ310にお
いてデューティ比Dの更新に用いられる。この学習によ
り機関始動から空燃比フィードバック制御を実行開始す
る条件が成立するまでの時間T2と機関始動からセンサ
素子16が活性状態になるまでの時間T1とを丁度等し
くすることができる。
【0024】図9〜11は第2実施例による空燃比セン
サのヒータ制御ルーチンのフローチャートである。本図
に示すヒータ制御ルーチンは、冷間時電力補正量の学習
値(電力学習値)Pg を学習すると共にヒータ17への
供給電力を算出する。本ヒータ制御ルーチンは所定時
間、例えば100msec毎の割込周期で実行される。な
お、本ルーチンを実行する前に図示しないが車両のイグ
ニッションスイッチがオンしたときイニシャライズ処理
として、タイマT、T1タイマ記憶フラグT1FLG、
T2タイマ記憶フラグT2FLGが全て0にセットさ
れ、デューティ比の初期値Dinitが90%にセットされ
る。ヒータ17への通電は機関の運転状態、空燃比セン
サ15の活性状態およびヒータ17の温度に応じて図2
に示すようにヒータ用電源39からヒータ17への通電
量をデューティ制御により調節する。このルーチンが開
始されると、まずステップ901にて図2で説明した各
センサや検出回路からの信号に基づき、機関回転数N
E、吸気管圧力PM、機関水温THW、ヒータ電圧
Vh 、ヒータ電流Ih 、センサ素子16の内部抵抗R
S、等の各種パラメータを読み込み、始動時の水温TH
W1をRAM23に記憶して、続くステップ902に進
む。
サのヒータ制御ルーチンのフローチャートである。本図
に示すヒータ制御ルーチンは、冷間時電力補正量の学習
値(電力学習値)Pg を学習すると共にヒータ17への
供給電力を算出する。本ヒータ制御ルーチンは所定時
間、例えば100msec毎の割込周期で実行される。な
お、本ルーチンを実行する前に図示しないが車両のイグ
ニッションスイッチがオンしたときイニシャライズ処理
として、タイマT、T1タイマ記憶フラグT1FLG、
T2タイマ記憶フラグT2FLGが全て0にセットさ
れ、デューティ比の初期値Dinitが90%にセットされ
る。ヒータ17への通電は機関の運転状態、空燃比セン
サ15の活性状態およびヒータ17の温度に応じて図2
に示すようにヒータ用電源39からヒータ17への通電
量をデューティ制御により調節する。このルーチンが開
始されると、まずステップ901にて図2で説明した各
センサや検出回路からの信号に基づき、機関回転数N
E、吸気管圧力PM、機関水温THW、ヒータ電圧
Vh 、ヒータ電流Ih 、センサ素子16の内部抵抗R
S、等の各種パラメータを読み込み、始動時の水温TH
W1をRAM23に記憶して、続くステップ902に進
む。
【0025】ステップ902ではステップ901にて読
み込まれたセンサ素子16の内部抵抗RSおよびセンサ
素子の内部抵抗と温度の関係を示すマップ(図示せず)
からセンサ素子16の温度TSを算出する。なおこのマ
ップのデータは予めROM22に記憶されている。ステ
ップ903ではステップ902で算出したセンサ素子1
6の温度TSが650°C以上か否かを判別してセンサ
素子16が活性状態になったか否かを判断する。ステッ
プ903の判断結果がYESのときはステップ904へ
進み、センサ活性判断フラグT1FLGが1か否かを判
別し、T1FLGが1のときはステップ1001へ進
み、T1FLGが0のときはステップ905へ進んでT
1FLGを1にセットし、その時の機関始動後からの時
刻T1をRAM23に記憶する。次いでステップ906
では冷間時電力補正量Pcoldg を0に設定し、ステップ
ステップ1001へ進む。一方、ステップ903の判断
結果がNOのときはステップ907へ進む。
み込まれたセンサ素子16の内部抵抗RSおよびセンサ
素子の内部抵抗と温度の関係を示すマップ(図示せず)
からセンサ素子16の温度TSを算出する。なおこのマ
ップのデータは予めROM22に記憶されている。ステ
ップ903ではステップ902で算出したセンサ素子1
6の温度TSが650°C以上か否かを判別してセンサ
素子16が活性状態になったか否かを判断する。ステッ
プ903の判断結果がYESのときはステップ904へ
進み、センサ活性判断フラグT1FLGが1か否かを判
別し、T1FLGが1のときはステップ1001へ進
み、T1FLGが0のときはステップ905へ進んでT
1FLGを1にセットし、その時の機関始動後からの時
刻T1をRAM23に記憶する。次いでステップ906
では冷間時電力補正量Pcoldg を0に設定し、ステップ
ステップ1001へ進む。一方、ステップ903の判断
結果がNOのときはステップ907へ進む。
【0026】ステップ907においてはステップ901
にて読み込まれたヒータ電圧Vh 及びヒータ電流Ih と
からヒータ抵抗値RHを算出する。なお、ヒータ17の
素子として上述のように白金を用いた場合、抵抗値とヒ
ータの温度の関係は図6に示されるようにほぼリニアな
関係にあり、ヒータによってばらつきがあることが判
る。
にて読み込まれたヒータ電圧Vh 及びヒータ電流Ih と
からヒータ抵抗値RHを算出する。なお、ヒータ17の
素子として上述のように白金を用いた場合、抵抗値とヒ
ータの温度の関係は図6に示されるようにほぼリニアな
関係にあり、ヒータによってばらつきがあることが判
る。
【0027】次にステップ908ではステップ907で
読み込まれた今回処理サイクルのヒータ抵抗値RHと空
燃比センサ15の暖機時のヒータ抵抗上限を定めるヒー
タ抵抗ガード値BRHとを比較し、RH<BRHのとき
はステップ909へ進み、RH≧BRHのときはステッ
プ914へ進む。
読み込まれた今回処理サイクルのヒータ抵抗値RHと空
燃比センサ15の暖機時のヒータ抵抗上限を定めるヒー
タ抵抗ガード値BRHとを比較し、RH<BRHのとき
はステップ909へ進み、RH≧BRHのときはステッ
プ914へ進む。
【0028】ステップ909ではヒータ抵抗上限値BR
Hから今回処理サイクルのヒータ抵抗値RHを減算して
RSUB (=BRH−RH)を算出する。次いでステップ
910では冷間時電力補正量Pcoldを図12に示すマッ
プからPcoldを算出する。ステップ911ではステップ
901にて読み込まれた機関水温THW1が暖機完了を
判別する温度30°Cを越えたか否かを判別し、THW
1≧30°Cのときはステップ912へ進み、ヒータ1
7へ供給する冷間時電力補正量Pcoldg を初期値Pcold
に設定する。THW1<30°Cのときはステップ91
3へ進み、ヒータ17へ供給する冷間時電力補正量P
coldg を(Pcoldg −Pg )に設定する。ここで、Pg
は後述する初期値が0の冷間時電力補正量Pcoldg の学
習値(電力学習値)である。一方ステップ914ではヒ
ータ17へ供給する冷間時電力補正量Pcoldg を所定値
0に設定する。ステップ912〜914で冷間時電力補
正量Pcoldg を設定した後、ステップ1001へ進む。
Hから今回処理サイクルのヒータ抵抗値RHを減算して
RSUB (=BRH−RH)を算出する。次いでステップ
910では冷間時電力補正量Pcoldを図12に示すマッ
プからPcoldを算出する。ステップ911ではステップ
901にて読み込まれた機関水温THW1が暖機完了を
判別する温度30°Cを越えたか否かを判別し、THW
1≧30°Cのときはステップ912へ進み、ヒータ1
7へ供給する冷間時電力補正量Pcoldg を初期値Pcold
に設定する。THW1<30°Cのときはステップ91
3へ進み、ヒータ17へ供給する冷間時電力補正量P
coldg を(Pcoldg −Pg )に設定する。ここで、Pg
は後述する初期値が0の冷間時電力補正量Pcoldg の学
習値(電力学習値)である。一方ステップ914ではヒ
ータ17へ供給する冷間時電力補正量Pcoldg を所定値
0に設定する。ステップ912〜914で冷間時電力補
正量Pcoldg を設定した後、ステップ1001へ進む。
【0029】ステップ1001〜1004は空燃比セン
サ15が活性状態と判断された後にヒータ17へ供給す
る電力のデューティ比Dを算出する処理を示す。ステッ
プ1001では、上記ステップ901にて読み込まれた
ヒータ電圧Vh 及びヒータ電流Ih とから、所定時間、
例えば100m sec の間、ヒータ17を通電した場合の
電力量、つまりデューティ比100%の電力量PA を算
出する処理が実行され、ステップ1002に進む。以
下、電力量については全て100m sec 当たりの電力量
とする。
サ15が活性状態と判断された後にヒータ17へ供給す
る電力のデューティ比Dを算出する処理を示す。ステッ
プ1001では、上記ステップ901にて読み込まれた
ヒータ電圧Vh 及びヒータ電流Ih とから、所定時間、
例えば100m sec の間、ヒータ17を通電した場合の
電力量、つまりデューティ比100%の電力量PA を算
出する処理が実行され、ステップ1002に進む。以
下、電力量については全て100m sec 当たりの電力量
とする。
【0030】次にステップ1002では、上記ステップ
901にて求められた機関回転数NE及び吸気管圧力P
Mとをパラメータとする例えば図7に示す如きROM2
2内に記憶されているマップあるいは演算式からヒータ
17の基本電力量PB を求め、続くステップ1003に
進む。ここで、このマップにおいては、図7から明らか
な如く吸気管圧力PMが大きい場合、あるいは機関回転
数NEが大きい場合には、当然機関への燃料噴射量が多
くなり排気温度が上昇して排気によってセンサ素子16
が加熱できることから、ヒータ17への供給電力は小さ
くするように設定され、一方機関回転数NEが小さい場
合、あるいは吸気管圧力PMが小さい場合には、排気温
度が下がりセンサ素子16が加熱できなくなることから
ヒータ17への供給電力を大きくするように設定されて
いる。
901にて求められた機関回転数NE及び吸気管圧力P
Mとをパラメータとする例えば図7に示す如きROM2
2内に記憶されているマップあるいは演算式からヒータ
17の基本電力量PB を求め、続くステップ1003に
進む。ここで、このマップにおいては、図7から明らか
な如く吸気管圧力PMが大きい場合、あるいは機関回転
数NEが大きい場合には、当然機関への燃料噴射量が多
くなり排気温度が上昇して排気によってセンサ素子16
が加熱できることから、ヒータ17への供給電力は小さ
くするように設定され、一方機関回転数NEが小さい場
合、あるいは吸気管圧力PMが小さい場合には、排気温
度が下がりセンサ素子16が加熱できなくなることから
ヒータ17への供給電力を大きくするように設定されて
いる。
【0031】次にステップ1003では、上記ステップ
1002で求めた基本電力量PB とステップ912、9
13または914で求めた冷間時電力補正量Pcoldg お
よび図4のステップ403で説明した発進時電力補正量
または過昇温電力補正量、等の補正量αにより実際にヒ
ータ17に供給する目標電力量PC を次式から算出す
る。 PC =PB +Pcoldg +α
1002で求めた基本電力量PB とステップ912、9
13または914で求めた冷間時電力補正量Pcoldg お
よび図4のステップ403で説明した発進時電力補正量
または過昇温電力補正量、等の補正量αにより実際にヒ
ータ17に供給する目標電力量PC を次式から算出す
る。 PC =PB +Pcoldg +α
【0032】このようにして目標電力量PC が求められ
ると続くステップ1004では、この目標電力量PC と
上記ステップ1001にて求められたデューティ比10
0%の電力量PA とをパラメータとする次式 D=(PC /PA )×100 を用いてヒータ17に目標電力量PC を供給するための
デューティ比Dを算出する。
ると続くステップ1004では、この目標電力量PC と
上記ステップ1001にて求められたデューティ比10
0%の電力量PA とをパラメータとする次式 D=(PC /PA )×100 を用いてヒータ17に目標電力量PC を供給するための
デューティ比Dを算出する。
【0033】そして続くステップ1005にて、上記求
められたデューティ比Dのパルス信号を通電制御回路3
6に送出し、ヒータ17への供給電力を制御する処理が
実行され、本制御処理ルーチンを終了する。
められたデューティ比Dのパルス信号を通電制御回路3
6に送出し、ヒータ17への供給電力を制御する処理が
実行され、本制御処理ルーチンを終了する。
【0034】そして続くステップ1101にて、ステッ
プ901にて読み込まれた機関水温THW1が温度30
°C以上か否かを判別し、THW1≧30°Cのときは
このルーチンを終了し、THW1<30°Cのときはス
テップ1102へ進み、ステップ1102では機関の空
燃比フィードバック制御を実行開始する条件が成立して
いるか否かを判別し、その判別結果がYESのときはス
テップ1103へ進み、NOのときはこのルーチンを終
了する。なお、上記の空燃比フィードバック制御を実行
開始する条件はステップ502と同じであるので説明は
省略する。
プ901にて読み込まれた機関水温THW1が温度30
°C以上か否かを判別し、THW1≧30°Cのときは
このルーチンを終了し、THW1<30°Cのときはス
テップ1102へ進み、ステップ1102では機関の空
燃比フィードバック制御を実行開始する条件が成立して
いるか否かを判別し、その判別結果がYESのときはス
テップ1103へ進み、NOのときはこのルーチンを終
了する。なお、上記の空燃比フィードバック制御を実行
開始する条件はステップ502と同じであるので説明は
省略する。
【0035】ステップ1103では空燃比フィードバッ
ク制御を実行開始する条件が成立したことを示すフラグ
T2FLGが1にセットされているか否かを判別し、そ
の判別結果がYESのときはこのルーチンを終了し、そ
の判別結果がNOのときはステップ1104へ進み、フ
ラグT2FLGを1にセットし、その時の機関始動から
の時間T2を記憶してステップ1105へ進む。次いで
ステップ1105ではステップ905で記憶した時間T
1とステップ1104で記憶した時間T2との大小判別
をし、T1>T2のときはステップ1106へ進み、電
力学習値Pg に所定量γ、例えば0.1〜0.3W(ワ
ット)を減算して電力学習値Pg を更新してこのルーチ
ンを終了し、T1=T2のときは電力学習値Pg を更新
せずにこのルーチンを終了し、T1<T2のときはステ
ップ1107へ進み、電力学習値Pg に所定量γを加算
して電力学習値Pg を更新してこのルーチンを終了す
る。この電力学習値Pg はバックアップRAM27に記
憶され機関停止により制御回路25の電源が切れても消
去されず保持され、次の機関始動後のステップ913に
おいて冷間時電力補正量Pcoldg の更新に用いられる。
この学習により機関始動から空燃比フィードバック制御
を実行開始する条件が成立するまでの時間T2と機関始
動からセンサ素子16が活性状態になるまでの時間T1
とを丁度等しくすることができる。
ク制御を実行開始する条件が成立したことを示すフラグ
T2FLGが1にセットされているか否かを判別し、そ
の判別結果がYESのときはこのルーチンを終了し、そ
の判別結果がNOのときはステップ1104へ進み、フ
ラグT2FLGを1にセットし、その時の機関始動から
の時間T2を記憶してステップ1105へ進む。次いで
ステップ1105ではステップ905で記憶した時間T
1とステップ1104で記憶した時間T2との大小判別
をし、T1>T2のときはステップ1106へ進み、電
力学習値Pg に所定量γ、例えば0.1〜0.3W(ワ
ット)を減算して電力学習値Pg を更新してこのルーチ
ンを終了し、T1=T2のときは電力学習値Pg を更新
せずにこのルーチンを終了し、T1<T2のときはステ
ップ1107へ進み、電力学習値Pg に所定量γを加算
して電力学習値Pg を更新してこのルーチンを終了す
る。この電力学習値Pg はバックアップRAM27に記
憶され機関停止により制御回路25の電源が切れても消
去されず保持され、次の機関始動後のステップ913に
おいて冷間時電力補正量Pcoldg の更新に用いられる。
この学習により機関始動から空燃比フィードバック制御
を実行開始する条件が成立するまでの時間T2と機関始
動からセンサ素子16が活性状態になるまでの時間T1
とを丁度等しくすることができる。
【0036】図13は機関始動後のヒータ温度の変化を
示す図である。本図に示すように曲線a(実線)は機関
始動から空燃比フィードバック制御を実行開始する条件
が成立する時刻T2より早い時刻T1にセンサ素子16
が活性状態となる例を示す。曲線b(一点鎖線)は機関
始動から空燃比フィードバック制御を実行開始する条件
が成立する時刻T2にセンサ素子16が丁度活性状態と
なる例を示す。曲線c(二点鎖線)は機関始動から空燃
比フィードバック制御を実行開始する条件が成立する時
刻T2より遅い時刻T3にセンサ素子16が活性状態と
なる例を示す。曲線aは時刻T1からT2までの時間だ
けヒータを加熱する電力が無駄となり、曲線cは時刻T
2から時刻T3までの間は空燃比フィードバック制御を
実行できないのでドライバビリティや排気ガスの浄化性
が悪化する虞がある。
示す図である。本図に示すように曲線a(実線)は機関
始動から空燃比フィードバック制御を実行開始する条件
が成立する時刻T2より早い時刻T1にセンサ素子16
が活性状態となる例を示す。曲線b(一点鎖線)は機関
始動から空燃比フィードバック制御を実行開始する条件
が成立する時刻T2にセンサ素子16が丁度活性状態と
なる例を示す。曲線c(二点鎖線)は機関始動から空燃
比フィードバック制御を実行開始する条件が成立する時
刻T2より遅い時刻T3にセンサ素子16が活性状態と
なる例を示す。曲線aは時刻T1からT2までの時間だ
けヒータを加熱する電力が無駄となり、曲線cは時刻T
2から時刻T3までの間は空燃比フィードバック制御を
実行できないのでドライバビリティや排気ガスの浄化性
が悪化する虞がある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の空燃比セン
サのヒータ制御装置によれば、ヒータによる無駄な電力
消費がなくなり、ヒータへの過剰通電が防止されるので
ヒータや空燃比センサの耐久性が向上する。
サのヒータ制御装置によれば、ヒータによる無駄な電力
消費がなくなり、ヒータへの過剰通電が防止されるので
ヒータや空燃比センサの耐久性が向上する。
【図1】本発明の基本ブロック構成図である。
【図2】内燃機関の実施例の全体構成図である。
【図3】第1実施例によるヒータ制御ルーチンのフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】第1実施例によるヒータ制御ルーチンのフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】第1実施例によるヒータ制御ルーチンのフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】ヒータ温度とヒータ抵抗値との関係を示す特性
図である。
図である。
【図7】基本電力量を求めるマップを示す図である。
【図8】通電制御回路に出力される制御信号を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図9】第2実施例によるヒータ制御ルーチンのフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】第2実施例によるヒータ制御ルーチンのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図11】第2実施例によるヒータ制御ルーチンのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】冷間時電力補正量Pcoldを算出するマップを
示す図である。
示す図である。
【図13】機関始動後のヒータ温度の変化を示す図であ
る。
る。
13…スロットル弁 14…排気マニホルド 15…空燃比センサ 16…センサ素子 17…ヒータ A…センサ活性化判断手段 B…フィードバック開始判断手段 C…ヒータ供給電力学習手段 D…ヒータ供給電力制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の排気系に設けられた空燃比セ
ンサの活性状態を維持するように該空燃比センサを加熱
するヒータへ供給する電力を制御する空燃比センサのヒ
ータ制御装置において、 前記空燃比センサが活性化したか否かを判断するセンサ
活性判断手段と、 前記内燃機関の空燃比フィードバック制御を開始する条
件が成立したか否かを判断するフィードバック開始判断
手段と、 前記内燃機関の始動から前記空燃比センサが活性化する
までの時間が、前記内燃機関の始動から前記空燃比フィ
ードバック制御の開始条件が成立するまでの時間と等し
くなるように、前記内燃機関の暖機時の前記ヒータへの
供給電力を学習するヒータ供給電力学習手段と、 前記ヒータ供給電力学習手段により学習して得られた供
給電力に従って前記ヒータへ供給する電力を制御するヒ
ータ供給電力制御手段と、を備えたことを特徴とする空
燃比センサのヒータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03226095A JP3265896B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 空燃比センサのヒータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03226095A JP3265896B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 空燃比センサのヒータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08226912A JPH08226912A (ja) | 1996-09-03 |
JP3265896B2 true JP3265896B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=12354049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03226095A Expired - Fee Related JP3265896B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 空燃比センサのヒータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3265896B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3621280B2 (ja) * | 1998-12-16 | 2005-02-16 | 株式会社日立ユニシアオートモティブ | 空燃比センサの活性診断装置 |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP03226095A patent/JP3265896B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08226912A (ja) | 1996-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3265895B2 (ja) | 空燃比センサのヒータ制御装置 | |
US7206714B2 (en) | Exhaust gas sensor control device | |
JP3275676B2 (ja) | 空燃比センサのヒータ制御装置 | |
JPH07122627B2 (ja) | 酸素濃度センサ用ヒータの制御装置 | |
JP3304766B2 (ja) | 空燃比センサのヒータ制御装置 | |
US5782227A (en) | Apparatus for controlling a heater for heating an air-fuel ratio sensor | |
US5701877A (en) | Heater controller for an air-fuel ratio sensor | |
JP3265896B2 (ja) | 空燃比センサのヒータ制御装置 | |
US5731570A (en) | Heater controller for an air-fuel ratio sensor | |
JP3277690B2 (ja) | 空燃比センサー用加熱手段の制御装置 | |
JPH06129284A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPH0626427A (ja) | Ffv用エンジンの始動制御方法 | |
JP2833376B2 (ja) | 電熱触媒の通電制御装置 | |
JP3692847B2 (ja) | 酸素濃度検出装置 | |
JPH10332628A (ja) | 酸素センサ用ヒータ制御装置 | |
JP4333376B2 (ja) | 酸素センサの制御装置 | |
JP2800453B2 (ja) | 酸素濃度検出センサのヒータ制御装置 | |
JP2001021524A (ja) | 内燃機関の排気系部品の模擬温度算出装置及び内燃機関用空燃比センサの電気ヒータ制御装置 | |
JP2600822B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPH06249020A (ja) | 内燃機関の燃料供給制御装置 | |
EP0262956B1 (en) | Air-fuel ratio control system for internal combustion engines | |
JPS6155327A (ja) | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 | |
JP2741759B2 (ja) | 家庭用テレビゲームおもちゃ及びこれに類似する商品 | |
JPH09166575A (ja) | 空燃比センサのヒータ制御装置 | |
JPH02204647A (ja) | 内燃機関の空燃比制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |