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JP3265174B2 - 電気機器配設装置 - Google Patents

電気機器配設装置

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Publication number
JP3265174B2
JP3265174B2 JP33460195A JP33460195A JP3265174B2 JP 3265174 B2 JP3265174 B2 JP 3265174B2 JP 33460195 A JP33460195 A JP 33460195A JP 33460195 A JP33460195 A JP 33460195A JP 3265174 B2 JP3265174 B2 JP 3265174B2
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JP
Japan
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治 露峰
忠晴 土本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP33460195A priority Critical patent/JP3265174B2/ja
Publication of JPH09182217A publication Critical patent/JPH09182217A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、設置現場で組立
可能な分電盤や制御盤等の電気機器配設装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、分電盤等において、ブレーカ等
の電気機器を有する内器ブロックは箱体の底板に取着さ
れている。しかし、大型の場合、内器ブロックの重量で
箱体の底板が変形する恐れがあり、このため内器ブロッ
クを強固に固定する構成が必要であった。
【0003】そこで、図7に示すような提案例(たとえ
ば特願平6-227903号)があった。すなわち、この分電盤
は、一対の側面部材100と、上下方向に複数並んで各
両端が側面部材100間の背面側に取付けられた複数の
背面部材101と、これらの背面部材101に取付部材
102を介して取付けられてブレーカ等を固定した内器
ブロック(図示せず)と、この内器ブロックを覆うよう
に一対の側面部材100間の前面側に配設された蓋体1
03とを備えている。104は取付部材、105は蓋体
103の支持部材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この分電盤
は、大型になると、内器ブロック102のブレーカ数が
増大し重量が増すので、重量により背面部材100の変
形を防止するために背面部材100を小さくすることが
必要になるが、背面部材100が沢山必要になるという
欠点があった。
【0005】したがって、この発明の目的は、大型化し
ても背面部材の数を多くすることなく、内器ブロックを
強固に固定できる電気機器配設装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気機器
配設装置は、相対向する一対の側面部材と、上下方向に
複数並んで各両端が前記側面部材間の背面側に取付けら
れた複数の背面部材と、少なくとも2個の前記背面部材
に上下部が取付けられた内器ブロックと、この内器ブロ
ックを覆うように前記一対の側面部材間の前面側に配設
された蓋体とを備え、前記内器ブロックを取着した前記
背面部材は他の前記背面部材よりも幅を短くしたことを
特徴とするものである。
【0007】請求項1記載の電気機器配設装置によれ
ば、内器ブロックを取着した背面部材を他の背面部材よ
りも幅を短くしたため、背面部材に内器ブロックの重量
が加わっても変形しにくくなるので、機器配線装置を大
型化し重量化しても背面部材の数を多くすることなく、
内器ブロックを強固に固定できる。請求項2記載の電気
機器配設装置は、請求項1において、横方向に位置する
他の電気機器配設装置から導出された接続導体の収納ス
ペースを形成する列盤用ケーブルラック部を前記内器ブ
ロックの上側の前記背面部材に設け、上下階の電気機器
配設装置から導出された接続導体の収納スペースを形成
する幹線用ケーブルラック部を前記内器ブロックの側部
の前記背面部材に設けたものである。
【0008】請求項2記載の電気機器配設装置によれ
ば、請求項1の効果のほか、横並びの別の電気機器配設
装置と配線する接続導体と、上下階の別の電気機器配設
装置と配線する接続導体とをそれぞれ収納することがで
きるとともに、接続導体の配線スペースと内器ブロック
の配設スペースとを確保できる。請求項3記載の電気機
器配設装置は、請求項2において、列盤用ケーブルラッ
ク部が、前記一対の側面部材の対向方向に並んで前記背
面部材に取着される複数の列盤用固定部材と、これらの
固定部材に前記背面部材から所定間隔をおいて取着され
た列盤用連結部材とを有するものである。
【0009】請求項3記載の電気機器配設装置によれ
ば、請求項2の効果のほか、各列盤用固定部材および列
盤用連結部材と背面部材との間に形成された空間を接続
導体の導入位置に設定でき、内器ブロックに固着された
ブレーカ等の電気機器に列盤からの接続導体を接続し易
くできる。請求項4記載の電気機器配設装置は、請求項
3において、列盤用連結部材の両端を前記側面部材に取
着したものである。
【0010】請求項4記載の電気機器配設装置によれ
ば、請求項3の効果のほか、連結部材を強固に固定する
ことができる。請求項5記載の電気機器配設装置は、請
求項2において、幹線用ケーブルラック部が、前記背面
部材に取着される幹線用固定部材と、前記背面部材から
所定間隔で配設されるように前記幹線用固定部材に一端
が取着され他端が前記側面部材の一方に取着された幹線
用連結部材とを有するものである。
【0011】請求項5記載の電気機器配設装置によれ
ば、請求項2の効果のほか、幹線用の接続導体を幹線用
連結部材と背面部材との間に挿入することにより簡単に
配線することができる。請求項6記載の電気機器配設装
置は、請求項5において、前記背面部材に前記幹線用ケ
ーブルラック部と前記内器ブロックとを隔離する隔離部
材を取着したものである。
【0012】請求項6記載の電気機器配設装置によれ
ば、請求項5の効果のほか、隔離部材により幹線と内器
ブロックの隔離が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図4により説明する。すなわち、この電気機器配設
装置である分電盤は、一対の側面部材1と、複数の背面
部材2a〜2eと、内器ブロック3と、蓋体4とを有す
る。相対向する一対の側面部材1は、実施の形態では、
アルミニウム等の金属材料によりなる板状であるが、図
4および図5に示すように相対向面側に2列の凸条部6
が形成され、かつ内部が空洞になった筒状をなしてお
り、また凸条部6の表面の両側寄りには上下方向に延び
た狭幅のレール状の溝部7がそれぞれ2列形成され、ま
た一対の凸条部6の相対向側と反対側の側面にも同様の
レール条の溝部8が上下方向に形成されている。これら
の溝部7,8にそれぞれ長尺状の固定部材9が溝部7,
8の長手方向から嵌挿されて固定手段(図示せず)によ
り固定されており、固定部材9には長手方向に沿って複
数のねじ孔10(図1)が穿設されている。
【0014】図2および図3に示すように、側面部材1
の上下端部に取付部材11,13が取付けられる。この
取付部材11,13は金属材料よりなる断面略L字形を
なし、その一片に固定部材9のねじ孔10に整合する孔
が形成され、ねじ12により固定部材9に取付けられて
いる。取付部材11の他片には天井に穿設されたボルト
孔に整合する孔14を形成し、ボルト(図示せず)によ
り天井に固定し、同様に取付部材13の他片に形成した
孔を床に穿設したボルト孔に整合し、ボルト(図示せ
ず)により床に固定し、これにより側面部材1を床およ
び天井に対して垂直姿勢に設けている。
【0015】図2に示すように、背面部材連結片15の
一側に孔を形成し、この孔にねじ(図示せず)を通し、
このねじを側面部材1の背面側の固定部材9のねじ孔1
0にねじ締め固定している。背面部材連結片15の他側
にはねじ孔16を形成し、所定の位置に切込み20を形
成している。複数の背面部材2a〜2eは、上下方向に
複数並んで各両端が側面部材1間の背面側に取付けら
れ、内器ブロック3を取着する背面部材2b,2eは他
の背面部材2a,2c,2dよりも上下方向の幅を短く
している。実施の形態では、各背面部材2a〜2eが横
長矩形の板状に形成され、背面部材2a,2c,2dは
上下片17を後方に向けて折曲してあり、背面部材2
b,2eは図1のように他の背面部材2a,2c,2d
の半分以下の幅を有し、かつ断面ハット形に形成して上
下片21を形成し強度を確保している。背面部材2a〜
2eにそれぞれボルトやねじが通ることができる多数の
孔18を形成するが、背面部材2a,2c,2dでは一
定間隔で縦横に列設し、背面部材2b,2eでは一定間
隔で横一列に列設している。また背面部材2a〜2eの
両端には取付孔19を形成し、上下片17の端部を背面
部材連結片15の切込み20に嵌まるように取付孔19
を背面部材連結片15のねじ孔16に整合し、図1に示
すようにねじ28をねじ締めして背面部材2a〜2eを
固定している。このようにして、各背面部材2a〜2e
は相互に隙間なく並べられ、このとき背面部材2b,2
eの上下片21の先端は隣接する背面部材2の上下片1
7の下側に係合しており、背面部材2a,2c,2dに
よる背面部材2b,2dの補強作用を兼用している。
【0016】内器ブロック3は、2個の背面部材2b,
2eに上下部が取付けられている。実施の形態では内器
ブロック3を背面部材2b,2eに一対並設している。
各内器ブロック3は、背面側に向いた折曲片を両側に設
けた縦長であって互いに横並びした一対のフレーム23
と、これらのフレーム23を一端片において複数のねじ
24により連結する断面Z字形の取付部材25と、一対
のフレーム23にまたがってねじ31により固定された
ハット形の一対の支持具26と、一対の支持具26間に
取付けられた取付板27と、取付板27上に縦方向に列
設された複数の電気機器であるブレーカ29とを有す
る。
【0017】この内器ブロック3は背面部材2b,2e
の所定位置すなわち背面全体を正面からみて図1に示す
ように右下寄りの位置となるように、背面部材2b,2
eにボルト30を立設し、取付部材25に形成した孔を
ボルト30に通し、ナット32で締付けて内器ブロック
3を背面部材2b,2eに固定している。この場合、一
対の内器ブロック3の間に断面C字形の配線部材33を
配置し、両端をねじ34で背面部材2b,2eの孔に通
しナット(図示せず)で締付けている。ただし、ねじ3
4を螺合するねじ孔を背面部材2b,2eに形成してお
いてもよい。
【0018】また、横方向に位置する他の分電盤(図示
せず)から導出された電線を用いた接続導体36の収納
スペースを形成する列盤用ケーブルラック部37を内器
ブロック3の上側の背面部材2aに設け、上下階の分電
盤(図示せず)から導出された電線を用いた接続導体3
8の収納スペースを形成する幹線用ケーブルラック部3
9を内器ブロック3の側部の背面部材2c,2dに設け
ている。列盤用ケーブルラック部37は、一対の側面部
材1の対向方向に並んで背面部材2aにねじ41により
取着された複数の列盤用固定部材40と、これらの列盤
用固定部材40に背面部材2aから所定間隔をおいてね
じ42により取着された列盤用連結部材43とを有す
る。この列盤用連結部材43は実施の形態において断面
C字形をなし、列盤用固定部材40の連結位置を調整可
能に多数の孔を長手方向に形成している。またL字形の
固定部材44の一片を列盤用連結部材43の両端の下側
に重ね固定部材44に形成したねじ孔に列盤用連結部材
43の孔を整合し、ねじ80で連結し、固定部材44の
他片の孔にねじ45を通して側面部材1の溝部7の固定
部材9のねじ孔に締付け、これにより列盤用連結部材4
3の両端を側面部材1に取着している。接続導体36は
側面部材1に形成した貫通孔(図示せず)を通して隣の
分電盤(図示せず)より配線され、背面部材2aと、列
盤用固定部材40と、列盤用連結部材43との間の空間
を通って内器ブロック3のブレーカ29に配線される。
【0019】幹線用ケーブルラック部39は、背面部材
2c,2dにねじ50により一片が取着されるZ字折曲
形の幹線用固定部材47と、背面部材2c,2dから所
定間隔で配設されるように幹線用固定部材47に一端が
ねじ51により取着された幹線用連結部材49とを有す
る。この幹線用連結部材49の他端はL字形の固定部材
48の一片にねじ53により固定され、固定部材48の
他片が一方の側面部材1の溝部7の固定部材9のねじ孔
10にねじ52により取着されている。なお幹線用連結
部材49には横一列に多数の孔を形成している。そして
上下階の接続導体38が床または天井を貫通して配線さ
れ、背面部材2c,2dと幹線用固定部材47と幹線用
連結部材49とにより形成されるスペースに通されてい
る。
【0020】また背面部材2b,2eに幹線用ケーブル
ラック部39と内器ブロック3とを隔離する隔離部材5
5を取着している。実施の形態では、断面略J字形に形
成した板状であり、その折返し部の両端がねじ56で背
面部材2b,2eに取付けられている。蓋体4は、内器
ブロック3を覆うように一対の側面部材1間の前面側に
配設されている。実施の形態では、図6に示すように上
板60と、下板61と、その間の複数の扉板62と、複
数の係止部材63から構成され、これらは塗装めっき鋼
板等の金属材料により形成されている。また、上板60
は上側にコ字形に側片を延出し、下側にZ字形に側片を
延出し、Z字形の延出片64の両端に側面部材1の溝部
8の固定部材9のねじ孔10に整合する取付孔65を形
成し、ねじ(図示せず)により固定している。下板61
も上板60と相似形であるが延出片66が上向きになっ
ており、両端の取付孔65を上板60と同様に側面部材
1の固定部材9にねじにより取付けている。また延出片
64,66の所定位置に係止部材取付用のねじ孔67を
形成するとともに、延出片64の付け根側の中間片68
の所定位置に軸孔(図示せず)を形成し、延出片66の
付け根側の中間片69の前記軸孔に向けて突出する軸7
0を設けている。各扉板62は薄箱形に形成され、正面
の左側の略中央高さに把手71を回動自在にねじ等で取
付け、把手71の裏面側に係止片72を取付け、上端の
右端に上板60の軸孔に嵌合する軸73を設け、下端の
右端に軸70に嵌合する軸孔を形成している。このた
め、軸70が扉板62の軸孔に嵌合し、軸73が上板6
0の軸孔に嵌合することにより扉板62が回動自在に上
板60と下板61とに支持されることとなる。係止部材
63は扉板62の間に位置するようにねじによりねじ孔
67に係止部材63の上下の孔76を通して取付けられ
ている。このため、扉板62を閉じた状態で把手71を
回動すると係止片72が係止部材63に係止し、扉板6
2が閉じた状態を保持することとなる。なお、最も左側
の扉板62は左側の側面部材1の対向面の前端側に形成
した溝75(図5)に係止する。
【0021】この実施の形態によれば、内器ブロック3
を取着した背面部材2b,2eを他の背面部材2a,2
c,2dよりも幅を短くしたため、背面部材2b,2e
に内器ブロック3の重量が加わっても変形しにくくなる
ので、機器配線装置を大型化し重量化しても背面部材2
a〜2eの数を多くすることなく、内器ブロック3を強
固に固定できる。
【0022】また横方向に位置する他の電気機器配設装
置から導出された接続導体36の収納スペースを形成す
る列盤用ケーブルラック部37を内器ブロック3の上側
の背面部材2aに設け、上下階の電気機器配設装置から
導出された接続導体38の収納スペースを形成する幹線
用ケーブルラック部39を内器ブロック3の側部の背面
部材2c,2dに設けたため、横並びの別の電気機器配
設装置と配線する接続導体36と、上下階の別の電気機
器配設装置と配線する接続導体38とをそれぞれ収納す
ることができるとともに、接続導体36,38の配線ス
ペースと内器ブロック3の配設スペースとを確保でき
る。
【0023】さらに列盤用ケーブルラック部37が、一
対の側面部材1の対向方向に並んで背面部材2aに取着
される複数の列盤用固定部材40と、これらの固定部材
40に背面部材2aから所定間隔をおいて取着された列
盤用連結部材43とを有するため、各列盤用固定部材4
0および列盤用連結部材43と背面部材2aとの間に形
成された空間を接続導体36の導入位置に設定でき、内
器ブロック3に固着されたブレーカに列盤からの接続導
体36を接続し易くできる。
【0024】また列盤用連結部材43の両端を側面部材
1に取着したため、連結部材43を強固に固定すること
ができる。さらに幹線用ケーブルラック部39が、背面
部材2c,2dに取着される幹線用固定部材47と、背
面部材2c,2dから所定間隔で配設されるように幹線
用固定部材47に一端が取着され他端が側面部材1の一
方に取着された幹線用連結部材49とを有するため、幹
線用の接続導体38を幹線用連結部材49と背面部材2
c,2dとの間に挿入することにより簡単に配線するこ
とができる。
【0025】また背面部材2b,2eに幹線用ケーブル
ラック部39と内器ブロック3とを隔離する隔離部材5
5を取着したため、隔離部材55により幹線の接続導体
38と内器ブロック3の隔離が行える。なお、内器ブロ
ック3を背面の上位寄りに配置して下側の背面部材に列
盤用ケーブルラック部37を配置してもよい。また内器
ブロック3を背面の左側に寄せて幹線用ケーブルラック
部39を内器ブロック3の右側に配置してもよい。また
内器ブロック3は2個の背面部材2b,2eに取付けら
れたが、3個以上に取付けられてもよい。さらに、背面
部材2a〜2eの孔18は適宜にねじ孔に形成されるこ
とがある。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の電気機器配設装置によれ
ば、内器ブロックを取着した背面部材を他の背面部材よ
りも幅を短くしたため、背面部材に内器ブロックの重量
が加わっても変形しにくくなるので、機器配線装置を大
型化し重量化しても背面部材の数を多くすることなく、
内器ブロックを強固に固定できる。
【0027】請求項2記載の電気機器配設装置によれ
ば、請求項1において、横方向に位置する他の電気機器
配設装置から導出された接続導体の収納スペースを形成
する列盤用ケーブルラック部を前記内器ブロックの上側
の前記背面部材に設け、上下階の電気機器配設装置から
導出された接続導体の収納スペースを形成する幹線用ケ
ーブルラック部を前記内器ブロックの側部の前記背面部
材に設けたため、請求項1の効果のほか、横並びの別の
電気機器配設装置と配線する接続導体と、上下階の別の
電気機器配設装置と配線する接続導体とをそれぞれ収納
することができるとともに、接続導体の配線スペースと
内器ブロックの配設スペースとを確保できる。
【0028】請求項3記載の電気機器配設装置によれ
ば、請求項2において、列盤用ケーブルラック部が、前
記一対の側面部材の対向方向に並んで前記背面部材に取
着される複数の列盤用固定部材と、これらの固定部材に
前記背面部材から所定間隔をおいて取着された列盤用連
結部材とを有するため、請求項2の効果のほか、各列盤
用固定部材および列盤用連結部材と背面部材との間に形
成された空間を接続導体の導入位置に設定でき、内器ブ
ロックに固着されたブレーカ等の電気機器に列盤からの
接続導体を接続し易くできる。
【0029】請求項4記載の電気機器配設装置によれ
ば、請求項3において、列盤用連結部材の両端を前記側
面部材に取着したため、請求項3の効果のほか、連結部
材を強固に固定することができる。請求項5記載の電気
機器配設装置によれば、請求項2において、幹線用ケー
ブルラック部が、前記背面部材に取着される幹線用固定
部材と、前記背面部材から所定間隔で配設されるように
前記幹線用固定部材に一端が取着され他端が前記側面部
材の一方に取着された幹線用連結部材とを有するため、
請求項2の効果のほか、幹線用の接続導体を幹線用連結
部材と背面部材との間に挿入することにより簡単に配線
することができる。
【0030】請求項6記載の電気機器配設装置によれ
ば、請求項5において、前記背面部材に前記幹線用ケー
ブルラック部と前記内器ブロックとを隔離する隔離部材
を取着したため、請求項5の効果のほか、隔離部材によ
り幹線と内器ブロックの隔離が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の蓋体を外した状態の
正面図である。
【図2】その斜視図である。
【図3】その分解斜視図である。
【図4】一方の側面部材の部分拡大斜視図である。
【図5】他方の側面部材の部分拡大斜視図である。
【図6】蓋体の分解斜視図である。
【図7】提案例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 側面部材 2a〜2e 背面部材 3 内器ブロック 4 蓋体 36 接続導体 37 列盤用ケーブルラック部 38 接続導体 39 幹線用ケーブルラック部 40 列盤用固定部材 43 列盤用連結部材 47 幹線用固定部材 49 幹線用固定部材 55 隔離部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−46824(JP,A) 特開 平8−98331(JP,A) 特開 平6−113415(JP,A) 実開 昭61−192609(JP,U) 実開 昭62−168702(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/04 H02B 1/30 H02B 1/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する一対の側面部材と、上下方向
    に複数並んで各両端が前記側面部材間の背面側に取付け
    られた複数の背面部材と、少なくとも2個の前記背面部
    材に上下部が取付けられた内器ブロックと、この内器ブ
    ロックを覆うように前記一対の側面部材間の前面側に配
    設された蓋体とを備え、前記内器ブロックを取着した前
    記背面部材は他の前記背面部材よりも幅を短くしたこと
    を特徴とする電気機器配設装置。
  2. 【請求項2】 横方向に位置する他の電気機器配設装置
    から導出された接続導体の収納スペースを形成する列盤
    用ケーブルラック部を前記内器ブロックの上側の前記背
    面部材に設け、上下階の電気機器配設装置から導出され
    た接続導体の収納スペースを形成する幹線用ケーブルラ
    ック部を前記内器ブロックの側部の前記背面部材に設け
    た請求項1記載の電気機器配設装置。
  3. 【請求項3】 前記列盤用ケーブルラック部は、前記一
    対の側面部材の対向方向に並んで前記背面部材に取着さ
    れる複数の列盤用固定部材と、これらの固定部材に前記
    背面部材から所定間隔をおいて取着された列盤用連結部
    材とを有する請求項2記載の電気機器配設装置。
  4. 【請求項4】 前記列盤用連結部材の両端を前記側面部
    材に取着した請求項3記載の電気機器配設装置。
  5. 【請求項5】 前記幹線用ケーブルラック部は、前記背
    面部材に取着される幹線用固定部材と、前記背面部材か
    ら所定間隔で配設されるように前記幹線用固定部材に一
    端が取着され他端が前記側面部材の一方に取着された幹
    線用連結部材とを有する請求項2記載の電気機器配設装
    置。
  6. 【請求項6】 前記背面部材に前記幹線用ケーブルラッ
    ク部と前記内器ブロックとを隔離する隔離部材を取着し
    た請求項5記載の電気機器配設装置。
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