JP3265048B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JP3265048B2 JP3265048B2 JP09965293A JP9965293A JP3265048B2 JP 3265048 B2 JP3265048 B2 JP 3265048B2 JP 09965293 A JP09965293 A JP 09965293A JP 9965293 A JP9965293 A JP 9965293A JP 3265048 B2 JP3265048 B2 JP 3265048B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- display
- liquid crystal
- video signal
- white
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Description
されている液晶テレビや液晶ディスプレイ等の液晶表示
装置に関するものである。
ilm Transistor)を用いたアクティブマトリクス駆動方
式の液晶表示装置(以下、TFT−LCDと称する)
を、従来例として以下に説明する。
に、直交配置された信号電極52…およびゲート電極5
3…、信号電極52…とゲート電極53…との各交差部
付近にマトリクス状に配置されたTFT55…、TFT
55…の各ドレインに接続された絵素電極54…、液晶
層を介して絵素電極54…と対向配置された対向電極5
6等を有する液晶パネル51を有している。上記TFT
55…のソースは信号電極52…に、また、ゲートはゲ
ート電極53…にそれぞれ接続されている。この液晶パ
ネル51は、信号電極52…に接続されているソース駆
動回路57と、ゲート電極53…に接続されているゲー
ト駆動回路58とによって駆動される。
信号処理回路からの表示信号と共に、図示しない制御装
置からの制御信号が入力されるようになっており、水平
同期信号に同期した制御信号のサンプリングパルスに基
づいて、1水平走査期間の表示信号が、シフトレジスタ
59を介してサンプル・ホールド回路60に与えられ、
出力バッファ61を介して各信号電極52…に出力され
る。
置からの制御信号が入力されるようになっており、この
水平同期信号に同期した制御信号に基づいて、ゲートO
N信号がシフトレジスタ62内を順次シフトしながらレ
ベルシフタ63に与えられ、該レベルシフタ63におい
てゲートON信号のレベルがTFT55をONにするレ
ベルに変換されて、出力バッファ64を介して各ゲート
電極53…に出力される。
されることによって、各ゲート電極53毎にゲート電極
53上のTFT55…が導通状態に励起し、上記表示信
号の信号電圧VS が絵素電極54…に印加される。
向配置されている対向電極56には、図示しない対向電
極駆動回路より対向電極信号が出力され、対向電圧V
COM が印加されるようになっている。
る絵素電極54と対向電圧VCOM が印加されている対向
電極56との間には電位差が生じ、電界により液晶が駆
動される。例えば、通常時は光を透過する一方、電圧の
印加によって光を遮断するノーマリーホワイトのTFT
−LCDにおいて用いられる液晶の光透過率特性は、図
11に示す通りであり、対向電圧VCOM と信号電圧VS
との差(以下、駆動電圧Vと称する)に応じて光透過率
が変化し、これによって映像信号に応じた表示が行われ
るようになっている。
電気分解による液晶の劣化が生じると共に、フリッカが
目立つことになるため、駆動電圧Vの極性は所定周期で
反転する必要がある。そこで、通常、図9に示すよう
に、対向電極信号の対向電圧VCOM を一定レベルとし、
映像信号を1水平走査期間毎に切り替えるようになって
いる。尚、ここでは、説明の都合上、階調パターンを表
示する映像信号を示している。
ピーク振幅が大きくなるため、ソース駆動回路57の信
号電極52…への供給電圧が高くなり、消費電力が大き
くなると共に、ソース駆動回路57に用いられるドライ
バICも耐圧の高いものが必要となる。
対向電極信号を交流化することにより、液晶の駆動電圧
Vとなる対向電圧VCOM と信号電圧VS との差を保持し
たまま映像信号全体のピークピーク振幅を小さくするこ
とができる対向電極信号の交流駆動方式が用いられてい
る。
性には、図12に示すような視角による依存性があり、
したがって、同じ表示画像であっても、視角が0°のと
きに比べて、例えば画面を下30°から見上げれば暗く
なる一方、上30°から見下ろせば明るく見えることに
なる。そこで、液晶テレビや液晶ディスプレイ等の液晶
表示装置には、上記のような視角特性の補正を行うため
に、通常、明るさ調整機能が付加されており、液晶表示
装置の使用状態に応じて明るさ調整が可能となってい
る。
平走査期間中のDCレベルを変化させて駆動電圧Vを調
整することにより行われている。例えば、図8中のDの
ように、映像信号と対向電極信号との電圧差(即ち、駆
動電圧V)を小さくすれば表示画面を明るく、また、同
図中のEのように、映像信号と対向電極信号との電圧差
を大きくすれば表示画面を暗くすることができる。
像信号処理回路を、図7に基づいて説明する。従来の映
像信号処理回路は、基本的には、映像信号から同期信号
を分離する同期分離回路65、映像信号のペデスタルレ
ベルを一定にするためのペデスタルクランプ回路66、
映像信号を増幅すると共に1水平走査期間毎に反転する
反転増幅回路67および明るさ設定回路68から構成さ
れている。
テレビ信号等から分離されたもとの映像信号が、同期分
離回路65およびペデスタルクランプ回路66に入力さ
れることになる。ここで、上記同期分離回路65は、も
との映像信号から分離した同期信号に基づいて、ペデス
タルレベル(即ち、黒レベル)の部分をクランプするた
めのゲートパルスdを形成してペデスタルクランプ回路
66に出力する。さらに、ペデスタルクランプ回路66
には、使用者による明るさ調整操作に応じた明るさ調整
信号eが明るさ設定回路68より入力されるようになっ
ている。
トパルスに基づいて、映像信号中のペデスタルレベルの
部分をクランプし、また、上記明るさ設定回路68から
入力されている明るさ調整信号eに基づいて、ペデスタ
ルに対して直流電圧を与える。これにより、映像信号全
体のDCレベルが確定される。即ち、明るさ調整は、上
記のDCレベルの調整によってなされる。
映像信号が増幅され、且つ、1水平走査期間毎に反転さ
れることにより、例えば図8中のDまたはEのような波
形の映像信号が得られる。
来の構成では、映像信号のDCレベル(直流成分)を変
化させることにより、即ち、黒レベルから白レベルを全
体的に変化させることにより明るさ調整を行うようにな
っているので、視角に基づく黒レベル付近に対応する画
像の視認性の補正に対しては有効であるが、明るくなる
方向に明るさ設定を変化させて行くと、白レベル付近に
対応する画像の白つぶれが発生するといった問題が起き
ることになる。これは、明るくなる方向に明るさ設定を
変化させると、映像信号全体が白レベルの方向にシフト
するため、液晶の有する光透過率特性の白レベルの飽和
領域にて階調が出なくなるからである。一方、暗くなる
方向に明るさ設定を変化させると、今度は映像信号全体
が黒レベルの方向にシフトするため、白レベルも同時に
低下することになり、液晶表示のダイナミックレンジを
有効に利用できないという問題が生じる。
り、その目的は、明るさ調整を行った場合に白付近の表
示画面に白つぶれが発生することがなく、また、液晶表
示のダイナミックレンジを有効に利用した表示が可能で
あり、明るさ調整によって視角に応じた最適な表示状態
が得られる液晶表示装置を提供することにある。
置は、映像信号に基づいて液晶層を駆動する表示信号が
供給される表示電極と、液晶層を介して上記表示電極と
対向配置され、対向電極信号が供給される対向電極と、
上記映像信号の直流成分を変化させることによって表示
電極と対向電極との間の電位差を調整して表示画面の明
るさ調整を行う明るさ調整手段とを備えて、通常時は光
を透過する一方、電圧の印加によって光を遮断するノー
マリーホワイト型の液晶表示装置であって、上記の課題
を解決するために、以下の手段を講じたことを特徴とし
ている。
明るさ設定のために、上記明るさ調整手段に直流成分を
指定する明るさ調整信号を出力する明るさ設定手段と、
上記表示信号を増幅すると共に1水平走査期間毎に表示
信号を反転する反転増幅回路と、1フレーム期間中にお
ける上記表示信号の白ピークを検出する白ピーク検出手
段と、各フレームの上記表示信号の白ピークが、液晶の
光透過率を最大とする白の飽和レベル付近に明るさ調整
によらず略一定に固定されるように、上記白ピーク検出
手段の出力に基づいて、上記表示信号の振幅を変化させ
る振幅調整手段とを備えている。
ーク検出手段が、上記振幅調整手段の後段に設けられ、
検出信号を振幅調整手段に出力するものである。
された明るさ調整信号に基づいて明るさ調整手段によっ
て上記映像信号の直流成分が調整されることにより、映
像信号に基づいて液晶層を駆動する表示信号が供給され
る表示電極と対向電極信号が供給される対向電極との間
の電位差が変化し、表示電極と対向電極との間に介在す
る液晶の透過率、即ち、表示画面の明るさが調整され
る。
ム期間中における表示信号の白ピークを検出する白ピー
ク検出手段と、上記白ピーク検出手段の出力に基づい
て、表示信号の振幅を変化させる振幅調整手段とを備え
ており、各フレームの表示信号の白ピークが、液晶の光
透過率が最大となり白表示の飽和が発生する白の飽和レ
ベル付近に明るさ調整によらず略一定に固定されるよう
になっている。なお、上記白の飽和レベルとは、例え
ば、図12に示すような光透過率特性を有する液晶の場
合では、同図中における白の飽和点Pに対応する映像信
号の電圧レベルのことである。また、上記の表示信号の
1フレーム期間中における白ピークとは、表示画面の1
画面上の最も白に近い部分に対応するレベルである。
に、画面上の白レベルに対応する部分を、白表示の飽和
が発生する付近で固定することができる。したがって、
明るくなる方向に明るさ設定を変化させた場合でも、従
来のように白付近の表示の階調性が損なわれて白つぶれ
を起こすことはない。また、暗くなる方向に明るさ設定
を変化させた場合でも、表示信号の白レベルが白の飽和
レベル付近に固定されるため、液晶表示のダイナミック
レンジを有効に利用することができる。
率がゼロに近づく駆動電圧V(映像信号と対向電極信号
との間の電圧差)は、視角の変化に応じて大きく変化す
るが、白の飽和点Pに対応する駆動電圧Vは、視角によ
らず略一定である。したがって、上記のように、明るさ
調整に依らず表示信号の白レベルを白の飽和レベル付近
に固定することにより、視角に応じた最良の表示信号波
形が得られる。このため、本液晶表示装置で視角特性の
補正のために明るさ調整を行えば、視角に応じた視認性
のよい表示状態に調整することができる。
ける白ピークが白レベルであった場合を考えると、明る
さ調整によって映像信号の直流成分が変化すると、表示
信号の白レベルも変化することになるが、この白レベル
の変化は、白ピーク検出手段において検出され、この白
ピーク検出手段の出力に基づいて振幅調整手段で表示信
号の振幅が調整されることになり、白ピークとしての白
レベルは白の飽和レベル付近に固定されることになる。
即ち、映像信号の1フレーム期間中における白ピークが
白レベルであった場合、明るさ調整に連動して表示信号
の振幅が調整され、視角に応じた最良の表示信号波形が
得られることになる。そして、本構成では、さらに、映
像信号の1フレーム期間中における白ピークが白レベル
以外であった場合でも、表示信号の白ピークが白の飽和
レベル付近に固定されることになる。
も、画面上の最も明るい部分を白表示の飽和が発生する
付近で固定することができ、常に液晶表示のダイナミッ
クレンジを最大限に利用した表示を行うことができる。
したがって、本液晶表示装置で視角特性の補正のために
明るさ調整を行えば、例えば、入力信号として比較的振
幅の小さい映像信号が入力されても、液晶表示のダイナ
ミックレンジが最大限に利用されるため、視角の状態に
合わせて最も視認性のよい状態に調整することが可能と
なる。
ーク検出手段が、上記振幅調整手段の後段に設けられ、
検出信号を振幅調整手段に出力する。
ピーク検出手段からの検出信号に基づいて、元の映像信
号の振幅のゲイン調整を行った後、映像信号を明るさ調
整手段に出力することができる。よって、上記振幅調整
手段が、上記白ピーク検出手段からの検出信号に基づい
て、映像信号の振幅のゲイン調整を行うことにより、映
像信号の各フレーム期間中における白ピークを白の飽和
レベル付近に固定することができる。
明すれば、以下の通りである。
すように、スイッチング素子としてTFT5を用いたア
クティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置(以下、T
FT−LCDと称する)である。ここでは、通常時は光
を透過する一方、電圧の印加によって光を遮断するノー
マリーホワイト型のTFT−LCDについて説明する。
がマトリクス状に形成されたTFT基板、このTFT基
板と対向配置される対向基板、これらTFT基板と対向
基板との間に設けられる液晶層および2枚の偏向板等か
らなる液晶パネル1を備えている。この液晶パネル1の
TFT基板には、透明導電膜からなる帯状の信号電極2
…とゲート電極3…とが直交配置されている。また、T
FT基板における信号電極2…とゲート電極3…との各
交差部には、上記TFT5…および透明導電膜からなる
絵素電極(表示電極)4…が配置されており、TFT5
のソースは信号電極2に、そのドレインは絵素電極4
に、そして、そのゲートはゲート電極3にそれぞれ接続
されている。また、上記対向基板には、透明導電膜から
なる対向電極6が形成されている。
されているソース駆動回路7と、ゲート電極3…に接続
されているゲート駆動回路8とによって駆動されるよう
になっている。
トレジスタ9、サンプル・ホールド回路10および出力
バッファ11から構成されている。このソース駆動回路
7には、図示しない電源装置より電力が供給されている
と共に、後述の映像信号処理回路からの映像信号、およ
び、図示しない制御装置からの制御信号が入力されるよ
うになっている。
トレジスタ12、レベルシフタ13および出力バッファ
14から構成されている。このゲート駆動回路8には、
上記電源装置より電力が供給されていると共に、上記制
御装置からの制御信号が入力されるようになっている。
対向配置されている対向電極6には、図示しない対向電
極駆動回路より出力された対向電極信号の対向電圧V
COM が印加されるようになっている。
分離されたもとの映像信号を処理して上記ソース駆動回
路7に供給する映像信号(特許請求の範囲に記載の表示
信号)を生成する映像信号処理回路を備えている。この
映像信号処理回路は、図1に示すように、基本的には、
もとの映像信号から同期信号を分離する同期分離回路1
5と、映像信号の振幅のゲイン調整を行う振幅調整アン
プ(振幅調整手段)19と、映像信号のペデスタルレベ
ルを一定にするためのペデスタルクランプ回路(明るさ
調整手段)16と、映像信号を増幅すると共に1水平走
査期間毎に映像信号を反転する反転増幅回路17と、装
置外面部に明るさ調整端子を有して使用者による明るさ
調整操作に応じて表示画面の明るさ設定を行うための明
るさ設定回路(明るさ設定手段)18とから構成されて
いる。
作を以下に説明する。
映像信号が、映像信号処理回路において処理され、図2
に示すソース駆動回路7に供給される。尚、上記映像信
号処理回路の動作は、後に詳細に説明する。
処理回路において処理された映像信号(表示信号)と共
に図示しない制御装置からの制御信号が入力されてお
り、水平同期信号に同期した制御信号のサンプリングパ
ルスに基づいて、1水平走査期間の映像信号が、シフト
レジスタ9を介してサンプル・ホールド回路10に与え
られ、出力バッファ11を介して各信号電極2…に出力
される。
置からの制御信号が入力されており、水平同期信号に同
期した制御信号に基づいて、ゲートON信号がシフトレ
ジスタ12内を順次シフトしながらレベルシフタ13に
与えられ、該レベルシフタ13においてゲートON信号
のレベルがTFT5をONにするレベルに変換されて、
出力バッファ14を介して各ゲート電極3…に出力され
る。
れることによって、各ゲート電極3毎にゲート電極3上
のTFT5…が導通状態に励起し、上記映像信号の信号
電圧VS が絵素電極4…に印加される。
Cに示すように、1水平走査期間毎に極性が反転する対
向電極信号が、対向電極6に出力されている。即ち、液
晶層を介して絵素電極4…と対向配置されている上記対
向電極6には、上記対向電極信号の対向電圧VCOM が印
加されるようになっている。
る絵素電極4と対向電圧VCOM が印加されている対向電
極6との間には電位差が生じ、電界により液晶が駆動さ
れて上記映像信号処理回路から出力される映像信号(表
示信号)に応じた表示が行われるようになっている。
下に詳細に説明する。
が、同期分離回路15および振幅調整アンプ19に入力
されることになる。ここで、上記同期分離回路15は、
もとの映像信号から水平同期信号を分離すると共に、該
水平同期信号を図示しない遅延回路で所定時間だけ遅ら
せることによって、映像信号中のペデスタルレベル(即
ち、黒レベル)の部分をクランプするためのゲートパル
スaを形成し、このゲートパルスaをペデスタルクラン
プ回路16に出力する。
端子によって使用者による明るさ調整操作(表示画面の
明るさ設定)が可能となっており、明るさ設定回路18
からは、使用者による明るさ調整操作に応じた明るさ調
整信号bが、振幅調整アンプ19およびペデスタルクラ
ンプ回路16に出力されている。
定回路18から入力されている明るさ調整信号bに基づ
いて、もとの映像信号の振幅のゲイン調整を後述の通り
に行った後、該映像信号を明るさ調整手段としてのペデ
スタルクランプ回路16に出力する。
分離回路15から入力される上記ゲートパルスaに基づ
いて、映像信号中のペデスタルレベルの部分をクランプ
し、また、上記明るさ設定回路18から入力されている
明るさ調整信号bに基づいて、ペデスタルに対して直流
電圧を与える。これにより、映像信号全体のDCレベル
が確定され、明るさ設定回路18における明るさの設定
に応じた映像信号が得られる。具体的には、明るさ設定
回路18における明るさの設定が明るくなるように設定
されている程、映像信号のDCレベルが高くなる。
説明する。本実施例では、上記ペデスタルクランプ回路
16の映像信号のDCレベル(直流成分)の調整と連動
して、振幅調整アンプ19による映像信号の振幅調整が
行われるようになっている。即ち、上記明るさ調整信号
bに基づいた映像信号の振幅のゲイン調整を行う振幅調
整アンプ19は、明るさ設定回路18における明るさの
設定が明るくなるように設定されている程(即ち、映像
信号のDCレベルが高くなる程)、ゲインが低下するよ
うに設定されており、図4に示すように、映像信号のD
Cレベルが変化しても、映像信号の白レベルは略一定に
なるように働き、これにより、上記映像信号の白レベル
は、液晶の光透過率が最大となる白の飽和レベル(液晶
の光透過率特性曲線の白の飽和点Pに対応するレベル)
VS0付近に固定される。
と対向電圧VCOM との電圧差)と液晶の光透過率との関
係を示す液晶の光透過率特性の視角依存性を示すと共
に、光透過率特性と映像信号波形との関係を示すもので
ある。同図に示すように、光透過率がゼロに近づく駆動
電圧Vは、視角の変化に応じて大きく変化するが、光透
過率が最大となる白の飽和点Pに対応する駆動電圧V0
は、視角によらず略一定である。したがって、本実施例
のように、明るさ調整に依らず映像信号の白レベルを白
の飽和レベルVS0付近に固定することにより、視角に応
じた最良の映像信号波形が得られる。
振幅が調整され、且つ、ペデスタルクランプ回路16で
DCレベルが調整された映像信号は、反転増幅回路17
に入力され、該反転増幅回路17において増幅され、且
つ、1水平走査期間毎に反転される。これにより、例え
ば図3中のAまたはBのような波形の映像信号(表示信
号)が形成される。そして、この映像信号がソース駆動
回路7に供給されることにより、上述のように、液晶パ
ネル1には該映像信号に応じた表示が行われる。
は、ペデスタルクランプ回路16による映像信号のDC
レベルの調整と連動して、映像信号の振幅調整を行う振
幅調整アンプ19を備えており、上記映像信号のDCレ
ベル(直流成分)が変化しても映像信号の白レベルが白
の飽和レベルVS0付近に固定される構成となっている。
は、明るくなる方向に明るさの設定を変化させても、従
来のように白付近の表示の階調性が損なわれて白つぶれ
を起こすことはない。また、暗くなる方向に明るさ設定
を変化させた場合でも、映像信号の白レベルが白の飽和
レベル付近に固定されるため、液晶表示のダイナミック
レンジを有効に利用することができる。
特性曲線の白の飽和点Pは、視角に依らず略一定である
ため、本実施例のように、明るさ調整に依らず映像信号
の白レベルが飽和レベルVS0付近に固定することによ
り、視角に応じた最良の映像信号波形が得られる。した
がって、本実施例のTFT−LCDで視角特性の補正の
ために明るさ調整を行った場合、高い表示品質が得られ
る。
は、映像信号に基づいて液晶層を駆動する表示信号が供
給される表示電極と、液晶層を介して上記表示電極と対
向配置され、対向電極信号が供給される対向電極と、上
記映像信号の直流成分を変化させることによって表示電
極と対向電極との間の電位差を調整して表示画面の明る
さ調整を行う明るさ調整手段とを備えているものであっ
て、上記映像信号の直流成分が変化しても、上記表示信
号の白レベルが、液晶の光透過率を最大とする白の飽和
レベル付近に略固定されるように、上記明るさ調整手段
の明るさ調整動作に連動して、上記表示信号の振幅を変
化させる振幅調整手段を備えて構成されてもよい。
って上記映像信号の直流成分が調整されることにより、
映像信号に基づいて液晶層を駆動する表示信号が供給さ
れる表示電極と対向電極信号が供給される対向電極との
間の電位差が変化し、表示電極と対向電極との間に介在
する液晶の透過率、即ち、表示画面の明るさが調整され
る。
調整手段の明るさ調整動作に連動して、表示信号の振幅
を変化させる振幅調整手段を備えており、上記映像信号
の直流成分が変化しても表示信号の白レベルが、液晶の
光透過率が最大となり白表示の飽和が発生する白の飽和
レベル付近に略固定されるようになっている。
の明るさ調整がなされても、常に、画面上の白レベルに
対応する部分を、白表示の飽和が発生する付近で固定す
ることができ、したがって、明るくなる方向に明るさ設
定を変化させた場合でも、従来のように白付近の表示の
階調性が損なわれて白つぶれを起こすことはない。ま
た、暗くなる方向に明るさ設定を変化させた場合でも、
従来のように白レベルが変化することなく白の飽和レベ
ル付近に固定されるため、液晶表示のダイナミックレン
ジを有効に利用することができる。そして、本液晶表示
装置で視角特性の補正のために明るさ調整を行えば、視
角に応じた視認性のよい表示状態に調整することができ
る等の効果を奏する。
れば、以下の通りである。尚、前記実施例1と同様の構
成を有するものには同一の参照番号を付記し、その説明
を省略する。
回路以外は前記実施例1のTFT−LCDと同様の構成
を有する。本実施例の映像信号処理回路は、図5に示す
ように、基本的には、同期分離回路15と、振幅調整手
段としての振幅調整アンプ19′と、明るさ調整手段と
してのペデスタルクランプ回路16と、反転増幅回路1
7と、明るさ設定回路18と、白ピーク検出手段として
の白ピーク検出回路20とから構成されている。
クランプ回路16から出力された映像信号の1フレーム
期間中における白ピークを検出し、検出信号cを振幅調
整アンプ19′に出力するようになっている。ここで、
上記の映像信号の1フレーム期間中における白ピークと
は、表示画面の1画面上の最も白に近い部分に対応する
レベルであり、換言すれば、上記白ピーク検出回路20
は、ペデスタルクランプ回路16から出力された映像信
号の1フレーム期間中における信号電圧の最大値を検出
する。
白ピーク検出回路20からの検出信号cに基づいて、各
フレームの映像信号の白ピークが液晶の光透過率が最大
となる白の飽和レベルVS0(図4参照)付近に略固定さ
れるように、映像信号の振幅のゲイン調整を行うように
なっている。
作を以下に説明する。
映像信号が、同期分離回路15および振幅調整アンプ1
9′に入力されることになる。ここで、上記同期分離回
路15は、前記実施例1同様、映像信号中のペデスタル
レベル(即ち、黒レベル)の部分をクランプするための
ゲートパルスaをペデスタルクランプ回路16に出力す
る。また、上記ペデスタルクランプ回路16には、使用
者による明るさ調整操作に応じた明るさ調整信号bが明
るさ設定回路18より入力されている。
ーク検出回路20からの検出信号cに基づいて、もとの
映像信号の振幅のゲイン調整を行った後、該映像信号を
上記ペデスタルクランプ回路16に出力する。
分離回路15から入力される上記ゲートパルスaに基づ
いて、映像信号中のペデスタルレベルの部分をクランプ
し、また、上記明るさ設定回路18から入力されている
明るさ調整信号bに基づいて、ペデスタルに対して直流
電圧を与え、映像信号全体のDCレベルを確定する。こ
の後、ペデスタルクランプ回路16から出力された映像
信号は、白ピーク検出回路20および反転増幅回路17
に入力される。
の1フレーム期間中における白ピークを検出し、検出信
号cを上記振幅調整アンプ19′に出力する。そして、
上記振幅調整アンプ19′が、上記白ピーク検出回路2
0からの検出信号cに基づいて、映像信号の振幅のゲイ
ン調整を行うことにより、ペデスタルクランプ回路16
から出力される映像信号の各フレーム期間中における白
ピークが白の飽和レベルVS0付近に略固定されることに
なる。
ける白ピークが白レベルであった場合を考えると、明る
さ設定回路18での明るさ設定が変化すれば、ペデスタ
ルクランプ回路16から出力される映像信号のDCレベ
ルが変化し、したがって映像信号の白レベルも変化する
ことになるが、この白レベルの変化は、白ピーク検出回
路20において検出され、この白ピーク検出回路20の
出力に基づいて振幅調整アンプ19′で映像信号の振幅
が調整されることになり、白レベルは白の飽和レベルV
S0付近に略固定されることになる。即ち、映像信号の1
フレーム期間中における白ピークが白レベルであった場
合、前記実施例1と同様の映像信号波形が得られること
になる。また、本実施例では、映像信号の1フレーム期
間中における白ピークが白レベル以外であった場合で
も、該白ピークが白の飽和レベルVS0付近に略固定され
ることになり、液晶表示のダイナミックレンジが最大限
に利用でき、表示画面の視認性がさらに向上する。
で振幅が調整され、且つ、ペデスタルクランプ回路16
でペデスタルレベルが調整された映像信号は、反転増幅
回路17において増幅され、且つ、1水平走査期間毎に
反転される。そして、この映像信号(表示信号)がソー
ス駆動回路7(図1参照)に供給されることにより、前
記実施例1で説明した通り、液晶パネル1(図1参照)
には該映像信号に応じた表示が行われる。
は、1フレーム期間中における映像信号の白ピークを検
出する白ピーク検出回路20と、この白ピーク検出回路
20の出力に基づいて、映像信号の振幅調整を行う振幅
調整アンプ19′を備えており、各フレームの映像信号
の白ピークが液晶の光透過率が最大となる白の飽和レベ
ル付近に略固定されるように、映像信号の振幅を変化さ
せる振幅調整手段とを備えており、映像信号の各フレー
ム期間中における白ピークが白の飽和レベルVS0付近に
略固定される構成となっている。
前記実施例1のTFT−LCDと同様の効果を得ること
ができる。さらに、どのような映像信号が入力されて
も、画面上の最も明るい部分を白表示の飽和が発生する
付近で固定することができ、常に液晶表示のダイナミッ
クレンジを最大限に利用した表示を行うことができる。
したがって、本実施例の液晶表示装置で視角特性の補正
のために明るさ調整を行う場合、例えば、入力信号とし
て比較的振幅の小さい映像信号が入力されても、液晶表
示のダイナミックレンジが最大限に利用されるため、視
角の状態に合わせて最も視認性のよい状態に調整するこ
とが可能となり、高い表示品質が得られる。
型のTFT−LCDについて説明したが、ノーマリーブ
ラック型のものにも適用でき、また、TFTのようなス
イッチング素子を用いないダイナミック駆動方式、ある
いはスタティック駆動方式のものにも適用できる。上記
実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにす
るものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義
に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と特許請
求事項の範囲内で、いろいろと変更して実施することが
できるものである。
うに、映像信号に基づいて液晶層を駆動する表示信号が
供給される表示電極と、液晶層を介して上記表示電極と
対向配置され、対向電極信号が供給される対向電極と、
上記映像信号の直流成分を変化させることによって表示
電極と対向電極との間の電位差を調整して表示画面の明
るさ調整を行う明るさ調整手段とを備えて、通常時は光
を透過する一方、電圧の印加によって光を遮断するノー
マリーホワイト型の液晶表示装置であって、表示画面の
明るさ設定のために、上記明るさ調整手段に直流成分を
指定する明るさ調整信号を出力する明るさ設定手段と、
上記表示信号を増幅すると共に1水平走査期間毎に表示
信号を反転する反転増幅回路と、1フレーム期間中にお
ける上記表示信号の白ピークを検出する白ピーク検出手
段と、各フレームの上記表示信号の白ピークが、液晶の
光透過率を最大とする白の飽和レベル付近に明るさ調整
によらず略一定に固定されるように、上記白ピーク検出
手段の出力に基づいて、上記表示信号の振幅を変化させ
る振幅調整手段とを備えている構成である。
ても、また、どのような映像信号が入力されても、画面
上の最も明るい部分を白表示の飽和が発生する付近で固
定することができ、常に液晶表示のダイナミックレンジ
を最大限に利用した表示を行うことができる。
変化させた場合でも、従来のように白付近の表示の階調
性が損なわれて白つぶれを起こすことはない。また、暗
くなる方向に明るさ設定を変化させた場合でも、従来の
ように白レベルが変化することなく白の飽和レベル付近
に固定されるため、液晶表示のダイナミックレンジを有
効に利用することができる。また、入力信号として比較
的振幅の小さい映像信号が入力されても、非常に視認性
のよい表示画像が得られるという効果を奏する。そし
て、本液晶表示装置で視角特性の補正のために明るさ調
整を行えば、視角に応じた視認性のよい表示状態に調整
することができる等の効果を奏する。
のように、上記白ピーク検出手段は、上記振幅調整手段
の後段に設けられ、検出信号を振幅調整手段に出力する
構成である。
ーク検出手段からの検出信号に基づいて、映像信号の振
幅のゲイン調整を行うことにより、映像信号の各フレー
ム期間中における白ピークを白の飽和レベル付近に固定
することができるという効果を奏する。
LCDにおける映像信号処理回路の要部の構成を示すブ
ロック図である。
その駆動部の構成を示す説明図である。
向電極信号の波形を示す波形図である。
の光透過率特性の視角依存性を示すと共に、光透過率特
性と映像信号波形との関係を示す説明図である。
晶表示装置における映像信号処理回路の要部の構成を示
すブロック図である。
ける液晶パネルおよびその駆動部の構成を示す説明図で
ある。
理回路の要部の構成を示すブロック図である。
向電極信号の波形を示す波形図である。
る対向電極信号および映像信号の波形を示す波形図であ
る。
極信号および映像信号の波形を示す波形図である。
晶の光透過率特性を示す説明図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】映像信号に基づいて液晶層を駆動する表示
信号が供給される表示電極と、 液晶層を介して上記表示電極と対向配置され、対向電極
信号が供給される対向電極と、 上記映像信号の直流成分を変化させることによって表示
電極と対向電極との間の電位差を調整して表示画面の明
るさ調整を行う明るさ調整手段とを備えて、 通常時は光を透過する一方、電圧の印加によって光を遮
断するノーマリーホワイト型の液晶表示装置において、 表示画面の明るさ設定のために、上記明るさ調整手段に
直流成分を指定する明るさ調整信号を出力する明るさ設
定手段と、 上記表示信号を増幅すると共に1水平走査期間毎に表示
信号を反転する反転増幅回路と、 1フレーム期間中における上記表示信号の白ピークを検
出する白ピーク検出手段と、 各フレームの上記表示信号の白ピークが液晶の光透過率
を最大とする白の飽和レベル付近に明るさ調整によらず
略一定に固定されるように、上記白ピーク検出手段の出
力に基づいて、上記表示信号の振幅を変化させる振幅調
整手段とを備え、 かつ、上記白ピーク検出手段は、上記振幅調整手段の後
段に設けられ、検出信号を振幅調整手段に出力するもの
であることを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09965293A JP3265048B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09965293A JP3265048B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06308913A JPH06308913A (ja) | 1994-11-04 |
JP3265048B2 true JP3265048B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=14252992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09965293A Expired - Fee Related JP3265048B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3265048B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP09965293A patent/JP3265048B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06308913A (ja) | 1994-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3199978B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
KR100375806B1 (ko) | 색 얼룩 보정 장치 및 휘도 얼룩 보정 장치 | |
US8791879B2 (en) | Apparatus and method for driving display optical device | |
KR20100076230A (ko) | 액정표시장치 및 그 표시방법 | |
US7209106B2 (en) | High-quality-image liquid crystal display device and the driving method thereof | |
JP5072424B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
US20020140653A1 (en) | Image display apparatus and method of supplying common signal | |
JP2009128504A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP3183995B2 (ja) | 液晶表示装置およびその駆動方法 | |
JP3265048B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2002149117A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP3079402B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH03126070A (ja) | 液晶駆動装置および液晶パネルの駆動方法 | |
JP3305129B2 (ja) | 表示装置 | |
JP3573276B2 (ja) | 液晶表示装置の駆動方法 | |
JP3829479B2 (ja) | 表示装置及びその駆動方法 | |
JP2000029437A (ja) | 表示駆動回路 | |
JP2001265300A (ja) | 液晶表示装置およびその駆動方法 | |
JP3299849B2 (ja) | 液晶表示駆動装置 | |
JP2000056737A (ja) | 液晶パネルの輝度ムラ補正装置 | |
JP2002236476A (ja) | 液晶駆動装置 | |
JP2862586B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2003208130A (ja) | 表示装置、表示方法、テレビ受信装置、及び情報処理装置 | |
JPH0573008A (ja) | 液晶表示装置の駆動方式 | |
JPH04299387A (ja) | 液晶表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071228 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081228 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091228 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091228 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |