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JP3263625B2 - デジタルビデオレコーダ - Google Patents

デジタルビデオレコーダ

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Publication number
JP3263625B2
JP3263625B2 JP7833397A JP7833397A JP3263625B2 JP 3263625 B2 JP3263625 B2 JP 3263625B2 JP 7833397 A JP7833397 A JP 7833397A JP 7833397 A JP7833397 A JP 7833397A JP 3263625 B2 JP3263625 B2 JP 3263625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport stream
packet
mpeg transport
error
time
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP7833397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10276404A (ja
Inventor
重和 峯近
弘嗣 村島
隆司 大仲
昌彦 富川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7833397A priority Critical patent/JP3263625B2/ja
Publication of JPH10276404A publication Critical patent/JPH10276404A/ja
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Publication of JP3263625B2 publication Critical patent/JP3263625B2/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像圧縮方式の国
際標準であるMPEG2(Moving Picture Experts Group2)−
TS(トランスポートストリーム)信号をデジタルデー
タとして磁気テープ等の記録媒体に記録再生するデジタ
ルVCR(ビデオ・カセット・レコーダ)に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパのMPEGデジタル放送であ
るDVB(Digital Video Broadcast)放送信号を記録
できるデジタルVCR方式として、HDデジタル協議会
が規格化したDVBフォーマットがある。
【0003】この規格は、図3に示すように、187バ
イトのMPEGトランスポートストリームパケット(1
88バイトのうち、同期バイトの1バイトは記録しな
い)2つを、このディジタルVCRに特有の77バイト
を1つのデータブロックとする、シンクブロックと呼ば
れるパケット5つを使って記録する。図3においてTP
−1とTP−2はそれぞれ異なるMPEGトランスポー
トストリームを示している。
【0004】各MPEGトランスポートストリームパケ
ットには、図3に示すようにそのパケットがVCRに入
力された時刻情報(以下「タイムスタンプ」と称す)を
格納するTSPextra header(3バイト)が付加されて
いる。また、図4はこのTSPextra headerの構造を示
している。
【0005】ところで、DVB放送では、1トランスポ
ンダあたり、HDデジタルVCR協議会規格のデジタル
VCRのビデオデータの記録レートである25Mbps
を超える約30Mbpsの伝送レートで、複数の番組が
多重されて送られてくる。
【0006】そのため、デジタルVCR側で記録すべき
番組を選択し、不要なMPEGトランスポートストリー
ムパケットを取り除いて、DVBフォーマットで記録で
きるように25Mbps以内に抑えるようにしている。
【0007】このように約30Mbpsで送られてくる
データを25Mbpsのレートで記録するため、単純に
MPEGトランスポートストリームパケットだけを記録
したのでは、再生時に入力時に元々もっていたMPEG
トランスポートストリームの時間軸が復元できない。そ
こで、DVBフォーマットでは、前記タイムスタンプを
基準にして時間軸の復元を行っている。
【0008】つまり、合前後するMPEGトランスポー
トストリームパケットの時間間隔をそれぞれタイムスタ
ンプで示されている値だけ隔てて再生することで時間軸
を復元するようにしている。再生ビットストリームを入
力時と同じ伝送レートでMPEGデコーダに出力すると
すれば、前記合前後するMPEGトランスポートストリ
ームパケット間は整数個のMPEGトランスポートスト
リームパケットが入る時間間隔となる。この間隔は、複
数番組が多重されて入力されたビットストリームデータ
の内、記録時に捨てられたパケットが入ったところで、
再生時に、ここにヌルパケットを挿入することにより、
MPEGシンタックスに違反しない再生MPEGトラン
スポートストリームを得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術による時間軸復元方法において、再生データに誤り訂
正不可能なエラーが生じた場合、その誤り訂正ブロック
に含まれるMPEGトランスポートストリームパケット
のタイムスタンプ情報が誤っている可能性が生じる。従
って、この誤ったタイムスタンプ情報を使用することに
より、正しい時間軸復元が出来なくなるという問題点が
生じる。
【0010】従って、本発明はかかる問題点を解決する
ことを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、再生されたMPEGトランスポートストリームパケ
ット毎に、そのパケットデータに生じたエラーの状態を
示すフラグビットを付加し、再生時にそのフラグビット
の状態をみて、該当するMPEGトランスポートストリ
ームパケットを含む誤り訂正符号ブロックが訂正不可能
であることが示されている場合に、このパケットの前記
タイムスタンプを使った時間軸復元処理をしない。
【0012】さらに、前記エラーフラグが、訂正不可能
であることが示されている場合に、該当するMPEGト
ランスポートストリームパケットに続けて所定のデータ
転送レートで出力する。このとき該当する訂正不可能な
MPEGトランスポートストリームパケットの最初の4
バイトの固定ビット長ヘッダの"transport error indic
ator"領域を“1”に書き換えて出力する。
【0013】上記の方法により、時間軸を復元する際
に、フラグビットの状態により、時間軸復元処理を施さ
ないという選択をし、時間軸復元時のエラーを該当パケ
ットに限定し、以降の再生ビットストリームの時間軸復
元処理に影響を及ぼすことを避けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照しつつ説明する。
【0015】図1は本発明を実施したデジタルビデオレ
コーダの再生系のブロック図を示しており、図示しない
ビデオテープから再生された図2の如きフォーマットの
信号は誤り訂正回路1で誤り訂正処理され、パケット変
換回路2によりシンクブロック構造から192バイト単
位のMPEGパケットブロック単位に変換される。
【0016】次に、前記誤り訂正回路1における訂正処
理結果に応じてエラーフラグがパケット変換回路2の出
力に対し付加されレートバッファ4に格納される。
【0017】図3は前記エラーフラグ付加回路3から出
力される信号の形態を示しており、3バイトのタイムス
タンプ情報、187バイトのMPEGデータ(188バ
イトのうち、同期バイトの1バイトは記録しない)に加
え、2ビットのエラーフラグ、14ビットのReservedエ
リアの計192バイトを1ブロックとしている。
【0018】前記エラーフラグの内容は、“00”はエ
ラー無し、“01”はエラー有りで訂正済み、“10”
はエラーありで訂正不可能(SB1,3,4)、“1
1”はエラーありで訂正不可能(SB0,2)、となっ
ている。尚、ここで、SB0、SB1、SB2、SB
3、SB4は図2におけるシンクブロックナンバーであ
る。
【0019】そして、SB0,SB2に訂正不可能なエ
ラーが生じた場合、そこにはタイムスタンプ情報が存在
し、従って該当するMPEGトランスポートストリーム
パケットに関するタイムスタンプ情報が正しくない可能
性があるため、タイムスタンプ情報の存在しないシンク
ブロックSB1,SB3,SB4で生じる訂正不可能な
エラーと区別している。
【0020】上記レートバッファ4は、25Mbpsの
転送レートを基準にして処理されるDVCRの処理レー
トを、出力信号の伝送レートに変換するためのメモリで
ある。このレートバッファ4から所望の伝送レートで読
み出されたMPEGトランスポートストリームパケット
はディレイバッファ5で、時間軸復元に必要な時間待機
した後、後述する情報付加回路8に出力される。
【0021】時間軸復元処理回路6は、前記レートバッ
ファ4からの出力信号から抜き取ったタイムスタンプ値
と、直前に正しく出力されたMPEGトランスポートス
トリームパケットのタイムスタンプの値との差を求め、
この差の時間分だけ当該MPEGトランスポートストリ
ームパケットの出力を待機させるようディレイバッファ
5に指示する。また、TSL(タイムスタンプの下位ビ
ット)の値は2トラック周期でリセットされるため、2
トラック周期の参照信号の相対的な位置として当該MP
EGトランスポートストリームの待機時間を求めても良
い。
【0022】さらにエラーフラグ識別回路7ではエラー
フラグの状態により以下の処理を行う。 (1)“00”、“01”、“10”の場合:前記時間
軸復元処理回路の指示するタイミングで当該MPEGト
ランスポートストリームパケットを出力する。 (2)“11”の場合:該当するMPEGトランスポー
トストリームパケットの直前に正しく時間軸復元が為さ
れた(エラーフラグの状態が“00”、“01”、“1
0”)MPEGトランスポートストリームパケットに続
いてすぐに当該MPEGトランスポートストリームパケ
ットを出力する。
【0023】上記(2)の場合、当該MPEGトランス
ポートストリームパケットは本来存在すべき位置より数
パケット分時間的に早く再生されることになる。当該パ
ケットがPCR(Program Clock Reference)値を運ぶパ
ケットである場合はMPEGシステムデコーダに悪影響
を及ぼすが、これは後述する"transport error indicat
or"の値を書き換えることにより、MPEGシステムデ
コーダに警告を発することで対処することができる。ま
た、当該パケットが時間管理情報を含まない場合はMP
EGシステムデコーダに悪影響を及ぼすことはない。
【0024】また、上記(2)の処理を施したパケット
の後に、エラーフラグの状態が“00”、“01”、
“10”であるパケットが来る場合、そのパケットの時
間軸復元は、上記(2)の処理を施したパケット以前に
正しく時間軸復元されたMPEGトランスポートストリ
ームパケットのタイムスタンプを使って、このパケット
の時間軸復元を行う。
【0025】最後に、ディレイバッファ5からの出力信
号は情報付加回路8でMPEGトランスポートストリー
ムのパケットの同期バイト(0x47)の付加と、以下に示
す"transport error indicator"の書き換えが施され、
外部に出力される。"transporterror indicator"はMP
EGの規格(ISO/IEC13818-1)で定められている1ビット
のエリアで、そのパケット中にエラーが含まれているか
どうかを示す。エラーがある場合は“1”を表示する。
【0026】前記エラーフラグの状態が“10”、“1
1”つまり訂正不可能なエラーが生じている場合、当該
MPEGトランスポートストリームパケットの"transpo
rt error indicator"を“1”に書き換え、“00”、
“01”の場合にこの書き換えを行わない。
【0027】本実施例では記録媒体として磁気テープを
用いたが、磁気および磁気以外の記録手段をもつ、テー
プ状、ディスク状の記録媒体でも同様の効果を実現でき
ることは明らかである。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、記録、再生の過程を通
じて生じた訂正不可能なエラーを含むパケットの時間軸
を復元する際に、時間軸の正しくないパケットを当該パ
ケットだけに限定し、以降の再生ビットストリームの時
間軸復元処理に影響を及ぼすことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルVCRの再生系のブ
ロック図である。
【図2】本発明によって出力される信号の構成を示す図
である。
【図3】MPEGトランスポートストリームパケットの
構造を示す図である。
【図4】DVBのTSPextra headerを示す図である。
【符号の説明】
1 誤り訂正回路 2 パケット変換回路 3 エラーフラグ付加回路 4 レートバッファ 5 ディレイバッファ 6 時間軸復元処理回路 7 エラーフラグ識別回路 8 情報付加回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富川 昌彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−204584(JP,A) 特開 平7−23384(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テ−プ上のトラツクに複数のブロックに分
    割してMPEGトランスポ−トストリ−ムパケツトをそ
    のパケツトが当該ビデオレコ−ダに入力された時刻を示
    すタイムスタンプ情報と共に記録し、再生時に前記タイ
    ムスタンプ情報を基にしてMPEGトランスポ−トスト
    リ−ムの時間軸を復元するようにしたデジタルビデオレ
    コ−ダにおいて、前記記録されたタイムスタンプ情報を
    有するブロックに訂正不可能な誤りが発生した場合に、
    当該誤りが発生したことを示すエラ−フラグを前記MP
    EGトランスポ−トストリ−ムパケツトに付加し、当該
    MPEGトランスポ−トストリ−ムパケツトの直前にお
    いて正しく時間軸復元がなされたMPEGトランスポ−
    トストリ−ムパケツトに続いて当該MPEGトランスポ
    −トストリ−ムパケツトを出力することを特徴とするデ
    ジタルビデオレコ−ダ。
JP7833397A 1997-03-28 1997-03-28 デジタルビデオレコーダ Expired - Fee Related JP3263625B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3518700B2 (ja) * 1995-01-25 2004-04-12 ソニー株式会社 デイジタル信号復号装置

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