JP3262064B2 - シート送給装置 - Google Patents
シート送給装置Info
- Publication number
- JP3262064B2 JP3262064B2 JP08948398A JP8948398A JP3262064B2 JP 3262064 B2 JP3262064 B2 JP 3262064B2 JP 08948398 A JP08948398 A JP 08948398A JP 8948398 A JP8948398 A JP 8948398A JP 3262064 B2 JP3262064 B2 JP 3262064B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- feeding
- sheet feeding
- rotating
- separating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
ァクシミリ装置・印刷機・複写機・プリンタ・ワードプ
ロセッサ等の画像形成装置、その他、原稿自動送り装置
・穴あけ機・紙綴じ機等の各種のシート使用機器等にお
いて、積載されたカード・薄葉紙等のシート(原稿・転
写紙・感光紙・静電記録紙・感熱紙・印字用紙・印刷紙
・OHPシート・封筒・葉書等の枚葉紙)を画像形成部
・露光部・加工部等のシート処理部へ一枚宛給搬送する
シート送給装置に関する。
し搬送するシート送給装置のシート分離機構の一つとし
て、クシ歯状ローラ対を用いたものが知られている。
2本のクシ歯状ローラを、互いの溝の凹面と凸面とが非
接触で互いの軸方向に重なり合う状態にして略平行に対
向させて配置し、一方のローラを送りローラとしてシー
トに対する摩擦力を大きくし、他方のローラを分離ロー
ラとしてシートに対する摩擦力を上記送りローラよりも
小さくし、送りローラは給紙順方向に、分離ローラは給
紙逆方向に回転させ、このローラ対のニップ部(噛み合
い部)にシートを送り、ニップ部に複数枚のシートが重
なって送られても、送りローラに接するシートだけは給
紙順方向に回転する送りローラによる送り力にて、給紙
逆方向に回転する分離ローラに拘わらず、ニップ部を通
り抜けさせ、それ以外のシートは給紙逆方向に回転する
分離ローラにより戻し搬送させてニップ部への進入もし
くは通り抜けを阻止させることで、送りローラに接する
シートだけを一枚分離搬送するものである。
とき、斜行を防止するためにシートの片側又は両側に設
けた移動可能な案内板を移動させ、斜行したシート側部
を前記案内板に押し当てて補正しているものや、センサ
を用いて搬送中のシートの斜行を検知し、必要に応じて
搬送ローラを斜行分だけ駆動回転させ強制的に補正を行
う機構が知られている。
歯状ローラ対を用いたシート送給装置例の概略構成図で
ある。
00が所定に積載セットされる。この給紙トレイ1は実
線示の給紙時位置と2点鎖線示の待機時位置に上下揺動
制御される。
ド板と下ガイド板である。下ガイド板3の給紙トレイ側
は給紙トレイ1の先端側前方において下方に折り曲げ
て、給紙トレイ1上に積載したシートの先端端面の位置
を揃えるシート先端突き当て板部3aにしてある。
積載セットされたシート200をピックアップして給送
する。
対であり、給紙ローラ4よりもシート搬送方向下流側に
配設してある。送りローラ5を上側ローラ、分離ローラ
6を下側ローラとしてある。
に、図9の(b)の斜視図のように、外周部にクシ歯状
の溝を形成したクシ歯状ローラを、互いの溝の凹面と凸
面とが非接触で互いの軸方向に重なり合う状態にして略
平行に対向させて配置してある。送りローラ5のシート
に対する摩擦力は分離ローラ6のシートに対する摩擦力
よりも大きくしてある。
であり、送りローラと分離ローラのローラ対5・6より
もシート搬送方向下流側に順次に配設してある。
ーリー12→ベルト11→2段プーリー10→ベルト8
→プーリー4aを介して動力伝達を受けて、給紙順方向
である矢印の時計方向に回転駆動される。
のうちの送りローラ5は、第1モーターM1からプーリ
ー12→ベルト11→2段プーリー10→ベルト9→プ
ーリー5aを介して動力伝達を受けて、給紙順方向であ
る矢印の時計方向Aに回転駆動される。
からプーリー13→ベルト7→プーリー6aを介して動
力伝達を受けて、送りローラ5とのニップ部において給
紙逆方向である矢印の時計方向Bに回転駆動される。
のうちの送りローラ5は、2段プーリー10の支軸を中
心に揺動自由の可動シャーシ21に配設してある。20
はこの可動シャーシ21の上辺側に設けたシャフト、2
0aはこのシャフト20の一端側設けたカムフロア20
aである。19は偏心カムであり、この偏心カム19の
下面部にカムフロア20aが常時接触した状態になるよ
うに、可動シャーシ21を2段プーリー10の支軸を中
心に不図示の付勢バネ部材にて反時計方向に回動付勢さ
せてある。27は偏心カム19を回転操作する調節つま
みである。
ムフロア20a・シャフト20・可動シャーシ21等で
送りローラと分離ローラのローラ対5・6の軸間距離可
変機構が構成される。
19が回り、カム運動がカムフロア20a・シャフト2
0・可動シャーシ21を介して送りローラ5に伝達さ
れ、該送りローラ5の上下位置変位となり、送りローラ
5と分離ローラ6の軸間距離を大小変えて送りローラ5
の分離ローラ6に対する進入量若しくは隙間量をシート
の厚さに合わせて調節することができる。
線示の待機時位置に下降移動していて、給紙ローラ4か
ら下方に離間している。シート200はこの状態におい
て給紙トレイ1上に積載セットされる。シート200は
先端が突き当て板部3aに当たるまで十分に差し込むこ
とで、給紙トレイ1上に積載したシートの先端端面の位
置揃えがなされる。
が上昇移動されて実線示のように給紙トレイ1上の積載
シート200の先端側上面が給紙ローラ4の下面に接し
た状態に保持される。
ート22が回転する給紙ローラ4により送り出され(ピ
ックアップ)、上ガイド板2と下ガイド板3によって案
内されながら送りローラ5と分離ローラ6のニップ部に
到達して該ニップ部に進入する。
シートに対する摩擦力が分離ローラ6よりも送りローラ
5の方が大きいため、給紙順方向に回転する送りローラ
5による送り力にて、給紙逆方向に回転する分離ローラ
6に拘わらず、ニップ部を通り抜けて搬送されていく。
枚のシート22・22′・・が重なって送られても、そ
の重送シートのうちの送りローラ5に接するシート22
だけは給紙順方向に回転する送りローラ5による送り力
にて、給紙逆方向に回転する分離ローラ6に拘わらず、
ニップ部を通り抜け、それ以外のシート22′・・は給
紙逆方向に回転する分離ローラ6により戻し搬送させて
ニップ部への進入もしくは通り抜けが阻止されて重送が
防がれることで、送りローラ5に接するシート22だけ
が一枚分離搬送される。
で一枚分離搬送されたシート22はレジストローラ1
6、搬送ローラ17を通って不図示の読み取り部等のシ
ート処理部に送られる。レジストローラ16はシート処
理部へシート22を搬送する搬送タイミングを不図示の
制御部(CPU)からの指示に応じて決定し、シートの
搬送を行う。
調節つまみ27を回転操作して、送りローラと分離ロー
ラのローラ対5・6のニップ部における送りローラ5の
分離ローラ6に対する進入量若しくは隙間量を変更させ
て所定シート厚に設定する。即ち、調節つまみ27に連
結されたカム19の回転位置が変わることにより、前記
カム19に接触しているシャフト20と前記シャフト2
0に連結された可動シャーシ21が可動し、送りローラ
5が分離ローラ6との軸間距離を変えることで前記設定
が行われ、厚さの異なったシートも重送を避け搬送する
ことができる。
場合、シートの厚さが変わっても正常な分離が行われる
よう、上記送りローラと分離ローラであるクシ歯状ロー
ラ対の軸間距離が調整可能になっている。
厚さ毎に適正な位置に手動で調整しなければならない
し、厚みの異なるシートを混在積載処理出来ない問題が
あった。
ときの斜行を防止するために、シートの片側又は両側に
設けた移動可能な案内板(不図示)を移動させ、斜行さ
せないためシート側部を前記案内板に押し当てて補正し
ている。
ートを搬送する時、案内板の位置を変更しなければなら
ず非常に手間がかかった。
行を検知し、必要に応じて搬送ローラを用い斜行分だけ
駆動回転を行わせ強制的に補正をする機構では、構成が
複雑であり、シートにしわが生じる等の欠点があった。
の異なったシートを自動的に分離して搬送し、かつシー
トの斜行も自動的に補正することができるシート送給装
置を提供することにある。
を特徴とするシート送給装置である。
給紙順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方
向に回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間
でシートを一枚分離搬送させるシート送給装置におい
て、前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間
距離を変化させる軸間距離可変機構と、前記両回転体の
近傍に設けたシートの通過を検知するシート検知手段と
を備え、.送給開始と共に前記両回転体の少なくとも
一方が他方に対して軸間距離を隔離する動作を開始し、
.前記シート検知手段によりシートが検知されると、
前記軸間距離の隔離動作を停止させ、.該シートの給
紙が終了すると、前記両回転体の少なくとも一方が他方
に対して軸間距離を給紙不可となる位置まで接近させる
動作を、給送するシート一枚毎に行うことを特徴とする
シート送給装置。
給紙順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方
向に回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間
でシートを一枚分離搬送させるシート送給装置におい
て、前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間
距離を変化させる軸間距離可変機構と、前記両回転体の
近傍に設けたシートの通過を検知するシート検知手段と
を備え、.送給開始と共に前記両回転体の少なくとも
一方が他方に対して軸間距離を隔離する動作を開始し、
.前記シート検知手段によりシートが検知された時点
から、一定量前記軸間距離を隔離する動作を行った後に
該軸間距離の隔離動作を停止させ、.該シートの給紙
が終了すると、前記両回転体の少なくとも一方が他方に
対して軸間距離を給紙不可となる位置まで接近させる動
作を、給送するシート一枚毎に行うことを特徴とするシ
ート送給装置。
離用回転体がローラであり、該両ローラの回転軸は、略
平行で、外周部にクシ歯状の溝が形成されており、溝の
凹面と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合うこと
が可能な形状を有することを特徴とする(1)または
(2)に記載のシート送給装置。
離用回転体は、給紙を開始する前又は軸間距離を接近さ
せた後、シートの送給を妨げる状態にあることを特徴と
する(1)ないし(3)の何れか1つに記載のシート送
給装置。
給紙順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方
向に回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間
でシートを一枚分離搬送させるシート送給装置におい
て、前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間
距離を変化させる軸間距離可変機構と、前記両回転体の
互いの軸方向に対する最接近部のシート搬送方向下流側
に設けたシート検知手段とを備え、.送給開始と共に
前記両回転体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離
を隔離する動作を開始し、.前記シート検知手段のシ
ート検知信号onによりシートが前記両回転体の最接近
部を通過したことが検知されると、前記軸間距離の隔離
動作を停止させ、.前記シート検知手段のシート検知
信号offにもとづいて前記両回転体の少なくとも一方
が他方に対して軸間距離を給紙不可となる位置まで接近
させる動作を、給送するシート一枚毎に行うことを特徴
とするシート送給装置。
給紙順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方
向に回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間
でシートを一枚分離搬送させるシート送給装置におい
て、前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間
距離を変化させる軸間距離可変機構と、前記両回転体の
互いの軸方向に対する最接近部のシート搬送方向下流側
に設けたシート検知手段とを備え、.送給開始と共に
前記両回転体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離
を隔離する動作を開始し、.前記シート検知手段のシ
ート検知信号onによりシートが前記両回転体の最接近
部を通過したことが検知されると、その検知時点から、
一定量前記軸間距離を隔離する動作を行った後に該軸間
距離の隔離動作を停止させ、.前記シート検知手段の
シート検知信号offにもとづいて前記両回転体の少な
くとも一方が他方に対して軸間距離を給紙不可となる位
置まで接近させる動作を、給送するシート一枚毎に行う
ことを特徴とするシート送給装置。
離用回転体がローラであり、該両ローラの回転軸は、略
平行で、外周部にクシ歯状の溝が形成されており、溝の
凹面と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合うこと
が可能な形状を有することを特徴とする(5)または
(6)に記載のシート送給装置。
離用回転体は、給紙を開始する前又は軸間距離を接近さ
せた後、シートの送給を妨げる状態にあることを特徴と
する(5)ないし(7)の何れか1つに記載のシート送
給装置。
離用回転体の対向部に送給シートを突き当てることで斜
行を補正し、前記両回転体の軸間距離を広げる隔離動作
をさせることによりシートを送給する。送給されたシー
トが前記両回転体間を通過したことが検知されると前記
両回転体は軸間距離が狭められることで給紙不可の状態
になる。上記の動作をシート一枚毎に行うことにより斜
行補正とシート一枚分離が送りローラと分離ローラによ
って行われる。
は、シートの厚みに関係なくシート送給することがで
き、なおかつ、異なった厚みのシートが混入していても
重送を避け一枚ずつ正確にシートを送給することが出き
る。
非接触で互いの軸方向に重なり合ったシート送り用回転
体とシート分離用回転体にシートの端面を突き当てるこ
とで斜行補正を行うことができる。
み調整をする必要がなくなり、搬送中のシートの姿勢を
検知して搬送路での斜行補正をすることも必要なくな
る。
分離用回転体の機構だけでシート自動分離と斜行補正が
できるため装置自体が非常にコンパクトかつシンプルに
なる。
前述した図9のシート送給装置と共通する構成部材・部
分には共通の符号を付して再度の説明を省略する。
りローラと分離ローラのローラ対5・6のニップ部(噛
み合い部)を中にして該ニップ部のシート進入口側とシ
ート出口側とにシート検知手段としての第1と第2のシ
ートセンサ14・15を配設してある。
によって送りローラと分離ローラのローラ対5・6のニ
ップ部に給送されてきたシートを検知するもので、この
センサを以下、給紙前センサと記す。
分離ローラのローラ対5・6のニップ部を通過したシー
トを検知するもので、このセンサを以下、給紙後センサ
と記す。
は、送りローラと分離ローラのローラ対5・6の軸間距
離可変機構19・20a・20・21の偏心カム19の
回転を手動の調節つまみ27に代えてステッピングモー
ターM3で自動的に行わせるようにした。
5のシート検知信号が制御部(以下、CPUと記す)2
6に入力する。CPU26は給紙前センサ14と給紙後
センサ15のいずれかの検知信号に基づいて、送給され
るシートの厚さに応じてステッピングモーターM3を駆
動制御して送りローラと分離ローラのローラ対5・6の
軸間距離可変機構の偏心カム19を回転させることで、
送りローラ5と分離ローラ6の軸間距離を変化させて送
りローラ5の分離ローラ6に対する進入量若しくは隙間
量をシートの厚さに合わせて適切に自動的に調節させ
る。
置の動作フローチャートである。給紙前センサ14と給
紙後センサ15からきた信号をCPU26により制御及
び演算され、第1のモーターM1、第2のモーターM
2、ステッピングモーターM3に動作信号を送り、それ
ぞれに割り当てられた機構に駆動をあたえる。
に対するシート200の積載セット要領、給紙トレイ1
の上昇動と回転給紙ローラ4によるシート給送開始(ピ
ックアップ)は前述した図9のシート送給装置と同じで
ある(ステップS1・S2)。
到達したシート22は給紙前センサ14により検知され
(ステップS3)、非接触で互いの軸方向に重なり合い
シートの送給を妨げる状態にある送りローラ5と分離ロ
ーラ6の噛み合い部(ニップ部)に突き当たる(ステッ
プS4)。
列されず積載シート200の端面が揃っていない状態で
送給された場合、又はシート22が送給時に給紙ローラ
4により斜行させられて送給または搬送された場合、送
りローラ5と分離ローラ6とが噛み合った面に送給され
たシート22の先端部が突き当たり、該シート22が給
紙ローラ4により送給の後押しをされ、斜行されたシー
ト22の端面が送りローラ5と分離ローラ6とが噛み合
った面で整列して姿勢が補正される。
正される状態を図4に示す。この後、斜行補正されたシ
ート22は下記のように搬送される。
ーラのローラ対5・6のニップ部に給送されてきたシー
ト22が給紙前センサで検知されると、CPU26は軸
間距離可変機構M3・19・20a・20・21のステ
ッピングモーターM3を駆動して送りローラ5を分離ロ
ーラ6から隔離する方向、即ち図5のように上方向Uに
移動制御する(ステップS6)。
りローラ5と分離ローラ6は、それぞれ対向し合い溝の
凹面と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合い給紙
を妨げる状態に位置している。上方向に移動する送りロ
ーラ5は、分離ローラ6との間隔を互いの軸間方向に拡
げ、給紙ローラ4の駆動回転と送りローラ5の駆動回転
により、送りローラ5と分離ローラ6の噛み合い部に突
き当たったシート22を一枚分送給できるだけの間隔を
とる。
て送られてきたときは、送りローラ5と直接接触する最
上位のシート22は給紙順方向に回転の送りローラ5に
より送給され、それ以外の重送シート22′・・は給紙
逆方向に回転の分離ローラ6により戻し搬送されてニッ
プ部への進入もしくは通り抜けが阻止されて重送が防止
されることで、送りローラ5に接するシート22だけが
一枚分離搬送される。
ローラ6との間隔を通過したとき、給紙後センサ15は
そのシート22の通過を検知し(ステップS7)、CP
U26に検知信号を伝える。
グモーターM3に前記信号をフィードバックさせてステ
ッピングモーターM3の駆動を停止させる。このとき送
りローラ5は分離ローラ6との間において、シート22
一枚の厚み分の間隔と、これに加え、シート送給にあた
りシート22に負荷がかからず、シートが送りローラ5
と分離ローラ6との間をスムーズに通過できるような一
定余分値をあけている(ステップS8)。
に連結された偏心カム19が駆動回転を停止することに
より(ステップS9)、送りローラ5と分離ローラ6の
軸間距離可変機構の動作が停止する(ステップS1
0)。
は、シート22の搬送スピードと給紙後センサ15とレ
ジストローラ16間の距離とからシート22がレジスト
ローラ16に到達するまでの時間又は予め設定してある
モーターのパルス数に基づき、レジストローラ16に送
られるタイミングを検知する演算手段を備えたCPU2
6により、レジストローラ16に到達し搬送されるのを
検知すると、給紙ローラ4と送りローラ5は次のシート
22′の連送を避けるため駆動回転が停止される(ステ
ップS13)。
ローラ16により搬送タイミングを決定され、搬送ロー
ラ17に搬送されていく。
送されるので、給紙ローラ4と送りローラ5は駆動が解
除され連れ回り状態となる(ステップS14)。
送りローラ5と分離ローラ6との間を通過し終えたのを
給紙後センサ15が検知すると(ステップS16)、軸
間距離可変機構のステッピングモーターM3の駆動が再
開始される。このときのステッピングモーターM3の駆
動は、図5のように送りローラ5を下方向Dに移動させ
る方向である(ステップS17)。
非接触で互いの軸方向に接近し、重なり合い給紙を妨げ
る送給前の状態に戻る(ステップS18)。
停止されて軸間距離可変機構の動作が停止されるのに基
づき、送りローラ5と分離ローラ6が非接触で互いの軸
方向に接近する動作も停止し、送給前の状態になる(ス
テップS20)。
て送給されても上記構成の通り送りローラ5と分離ロー
ラ6が可動し、用紙検知センサでシート22一枚毎の通
過を検知しているので、シート22の厚みに関係なく自
動分離して送給できる。
ことが給紙前センサ14により検知されると(ステップ
S21)、給紙ローラ4と送りローラ5は駆動回転を開
始し(ステップS22)、二枚目のシート22′の送給
を開始する(ステップS1・S3)。
枚毎に対して行われる。
る。
は、第1の実施例では給紙ローラ4により給紙を行って
いたのに対し、本実施例では、矢印E・F方向にスライ
ド可能なスライド式シートガイド29と上ガイド板2と
によりシート200の面方向を支持し、下ガイド板3の
延長部であるシート先端突き当て板部3aでシートの給
送側端面を支持して、前記スライド式シートガイド29
によって給紙を行っていることである。
ラ5と分離ローラ6とに突き当たっているため給紙前セ
ンサ14の必要がなくなり、給紙後センサ15だけで第
1の実施例と同様の動作が可能となる。
ート給紙時において定位置に設定されたシート200は
スライド式シートガイド29により送りローラ5と分離
ローラ6とが重なり合っている給紙部(ニップ部)ま
で、シート先端突き当て板部3aに端面を突き当てなが
ら矢印E方向に送られる。
突き当て板部3aに沿ってシート200は、自重で給紙
部までスライドしていき、送りローラ5と分離ローラ6
との重なり合い部に突き当たり斜行補正される。このと
き、スライド式シートガイド29は、上ガイド板2とに
よりシート200の姿勢を保持し、シート200が突き
当たった送りローラ5と分離ローラ6は、それぞれの駆
動回転を静止した状態にある。
スライド式シートガイド29が可動して十分に時間が経
ってから、送りローラ5と分離ローラ6が駆動回転を行
いはじめる。
互いの軸間距離を隔離する方向に移動していく。
してからは第1の実施例と同様の動作を行っていく。
る。
は、第1の実施例では送りローラ5が上下方向に移動可
能であるのに対し、本実施例では、分離ローラ6が上下
方向に移動可能であり、送りローラ5は固定された位置
にある。
示)で回転駆動されるプーリー13の支持軸24と同軸
で回動可能な可動シャーシ23に保持させてある。分離
ローラ6はプーリー13→ベルト7→プーリー6aを介
して駆動力を受けて回転される。
た、軸24と同軸のギアである。26はこのギア25に
噛み合わせたウォームギアである。このウォームギアは
ステッピングモーターM3により回転制御される。
転されることで、ウォームギア26でギア25即ち可動
シャーシ23が軸24を中心に時計方向Cまたは反時計
方向Dに回動される。
ることで、分離ローラ6が送りローラ5からの距離を隔
離する方向、即ち下方に移動される。
6との間をシート22が一枚通過したのを給紙後センサ
15が検知すると、可動シャーシ23が反時計方向Dに
回動される。これにより、分離ローラ6が送りローラ5
に対して非接触で互いの軸方向に重なり合う方向である
上方に移動し、給紙前の位置で上下方向の移動を停止す
る。この間、分離ローラ6はプーリー13→ベルト7→
プーリー6aを介して駆動力を受けて回転している。
れるシート一枚毎に対して行われる。
もよい。またその一方または両方が回動ベルトであって
もよい。
変機構は送りローラと分離ローラの両方を互いに軸間距
離を広げる方向と狭める方向に移動させる構成にするこ
ともできる。
る上側分離給送方式の装置に限らず、積載シートの下側
のシートから給送する下側分離給送方式の装置にも本発
明は適用できる。
メラ・ファクシミリ装置・印刷機・複写機・プリンタ・
ワードプロセッサ等の画像形成装置、その他、原稿自動
送り装置・穴あけ機・紙綴じ機等の各種のシート使用機
器等において、積載されたカード・薄葉紙等のシートを
画像形成部・露光部・加工部等のシート処理部へ一枚宛
給搬送する装置として広く活用できる。
な構成で、厚さの異なったシートを自動的に分離して搬
送し、かつシートの斜行も自動的に補正することができ
るシート送給装置を提供することができる。
ートの厚みに関係なくシート送給することができ、なお
かつ、異なった厚みのシートが混入していても重送を避
け一枚ずつ正確にシートを送給することが出きる。
非接触で互いの軸方向に重なり合ったシート送り用回転
体とシート分離用回転体にシートの端面を突き当てるこ
とで斜行補正を行うことができる。
み調整をする必要がなくなり、搬送中のシートの姿勢を
検知して搬送路での斜行補正をすることも必要なくな
る。
の機構だけでシート自動分離と斜行補正ができるため装
置自体が非常にコンパクトかつシンプルになる。
突き当て斜行補正をする様子を示した斜視図
Claims (8)
- 【請求項1】 対向して配置され、対向部において給紙
順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方向に
回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間でシ
ートを一枚分離搬送させるシート送給装置において、 前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間距離
を変化させる軸間距離可変機構と、 前記両回転体の近傍に設けたシートの通過を検知するシ
ート検知手段とを備え、.送給開始と共に前記両回転
体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離を隔離する
動作を開始し、.前記シート検知手段によりシートが
検知されると、前記軸間距離の隔離動作を停止させ、
.該シートの給紙が終了すると、前記両回転体の少な
くとも一方が他方に対して軸間距離を給紙不可となる位
置まで接近させる動作を、給送するシート一枚毎に行う
ことを特徴とするシート送給装置。 - 【請求項2】 対向して配置され、対向部において給紙
順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方向に
回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間でシ
ートを一枚分離搬送させるシート送給装置において、 前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間距離
を変化させる軸間距離可変機構と、 前記両回転体の近傍に設けたシートの通過を検知するシ
ート検知手段とを備え、.送給開始と共に前記両回転
体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離を隔離する
動作を開始し、.前記シート検知手段によりシートが
検知された時点から、一定量前記軸間距離を隔離する動
作を行った後に該軸間距離の隔離動作を停止させ、.
該シートの給紙が終了すると、前記両回転体の少なくと
も一方が他方に対して軸間距離を給紙不可となる位置ま
で接近させる動作を、給送するシート一枚毎に行うこと
を特徴とするシート送給装置。 - 【請求項3】 前記シート送り用回転体とシート分離用
回転体がローラであり、該両ローラの回転軸は、略平行
で、外周部にクシ歯状の溝が形成されており、溝の凹面
と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合うことが可
能な形状を有することを特徴とする請求項1または2に
記載のシート送給装置。 - 【請求項4】 前記シート送り用回転体とシート分離用
回転体は、給紙を開始する前又は軸間距離を接近させた
後、シートの送給を妨げる状態にあることを特徴とする
請求項1ないし3の何れか1つに記載のシート送給装
置。 - 【請求項5】 対向して配置され、対向部において給紙
順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方向に
回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間でシ
ートを一枚分離搬送させるシート送給装置において、 前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間距離
を変化させる軸間距離可変機構と、 前記両回転体の互いの軸方向に対する最接近部のシート
搬送方向下流側に設けたシート検知手段とを備え、.
送給開始と共に前記両回転体の少なくとも一方が他方に
対して軸間距離を隔離する動作を開始し、.前記シー
ト検知手段のシート検知信号onによりシートが前記両
回転体の最接近部を通過したことが検知されると、前記
軸間距離の隔離動作を停止させ、.前記シート検知手
段のシート検知信号offにもとづいて前記両回転体の
少なくとも一方が他方に対して軸間距離を給紙不可とな
る位置まで接近させる動作を、給送するシート一枚毎に
行うことを特徴とするシート送給装置。 - 【請求項6】 対向して配置され、対向部において給紙
順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方向に
回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間でシ
ートを一枚分離搬送させるシート送給装置において、 前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間距離
を変化させる軸間距離可変機構と、 前記両回転体の互いの軸方向に対する最接近部のシート
搬送方向下流側に設けたシート検知手段とを備え、.
送給開始と共に前記両回転体の少なくとも一方が他方に
対して軸間距離を隔離する動作を開始し、.前記シー
ト検知手段のシート検知信号onによりシートが前記両
回転体の最接近部を通過したことが検知されると、その
検知時点から、一定量前記軸間距離を隔離する動作を行
った後に該軸間距離の隔離動作を停止させ、.前記シ
ート検知手段のシート検知信号offにもとづいて前記
両回転体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離を給
紙不可となる位置まで接近させる動作を、給送するシー
ト一枚毎に行うことを特徴とするシート送給装置。 - 【請求項7】 前記シート送り用回転体とシート分離用
回転体がローラであり、該両ローラの回転軸は、略平行
で、外周部にクシ歯状の溝が形成されており、溝の凹面
と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合うことが可
能な形状を有することを特徴とする請求項5または6に
記載のシート送給装置。 - 【請求項8】 前記シート送り用回転体とシート分離用
回転体は、給紙を開始する前又は軸間距離を接近させた
後、シートの送給を妨げる状態にあることを特徴とする
請求項5ないし7の何れか1つに記載のシート送給装
置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08948398A JP3262064B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | シート送給装置 |
US09/267,706 US6168146B1 (en) | 1998-03-18 | 1999-03-15 | Sheet feeding apparatus and sheet processing apparatus |
DE69918206T DE69918206T2 (de) | 1998-03-18 | 1999-03-17 | Dispositif d'alimentation et de traitement de feuilles |
EP99105464A EP0943567B1 (en) | 1998-03-18 | 1999-03-17 | Sheet feeding apparatus and sheet processing apparatus |
US09/688,111 US6315284B1 (en) | 1998-03-18 | 2000-10-16 | Sheet feeding apparatus and sheet processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08948398A JP3262064B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | シート送給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11263460A JPH11263460A (ja) | 1999-09-28 |
JP3262064B2 true JP3262064B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=13971997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08948398A Expired - Fee Related JP3262064B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | シート送給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3262064B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009149406A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Canon Electronics Inc | シート給送装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3662821B2 (ja) * | 2000-07-26 | 2005-06-22 | 理想科学工業株式会社 | 給紙装置及びこれを用いた印刷装置 |
JP4844990B2 (ja) * | 2000-12-04 | 2011-12-28 | 日本信号株式会社 | 情報可視カード処理装置 |
JP4983447B2 (ja) | 2007-07-10 | 2012-07-25 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体分離送り出し機構および媒体処理装置 |
JP6666025B2 (ja) * | 2015-06-10 | 2020-03-13 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及びこれを用いた読取装置並びに画像形成装置 |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP08948398A patent/JP3262064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009149406A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Canon Electronics Inc | シート給送装置 |
US7905484B2 (en) | 2007-12-20 | 2011-03-15 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11263460A (ja) | 1999-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0943567B1 (en) | Sheet feeding apparatus and sheet processing apparatus | |
JP4324047B2 (ja) | シート搬送装置および画像形成装置並びに画像読取装置 | |
US7422209B2 (en) | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus | |
JP4194437B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005041604A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置 | |
JP2005041603A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置 | |
JP3357977B2 (ja) | シート状物体の搬送方法及びその装置、並びにプリンタ | |
JP2005178929A (ja) | レジストレーション装置及びこれを適用した画像形成装置、画像読取装置 | |
JP3262064B2 (ja) | シート送給装置 | |
US5401012A (en) | Automatic document feeder with side by side document feeding capability | |
JP4292046B2 (ja) | シート給送装置及画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP2008019069A (ja) | 給紙機構及びそれを備えた画像形成装置 | |
JPH0777938B2 (ja) | 用紙のレジストレ−シヨン装置 | |
US6199858B1 (en) | Office printing apparatus with shingling of sheets in a duplex loop | |
JP2005162384A (ja) | レジストレーション装置及びこれを適用した画像形成装置、画像読取装置 | |
JP2004210488A (ja) | 読取装置 | |
JP2992699B2 (ja) | 原稿給送装置 | |
JP2632405B2 (ja) | シート搬送装置 | |
JP3697463B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JP2006124137A (ja) | レジストレーション装置および画像形成装置および画像読取装置 | |
JPH08157084A (ja) | 給紙装置 | |
JP2528850B2 (ja) | シ−ト材分離給送装置 | |
JP2000289870A (ja) | シート材給送装置、シート材処理装置および画像入力装置 | |
JP2785233B2 (ja) | シート材搬送装置 | |
JPS6341336A (ja) | シ−ト反転搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081221 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081221 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |