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JP3257681B2 - 留め具 - Google Patents

留め具

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JP3257681B2
JP3257681B2 JP41541490A JP41541490A JP3257681B2 JP 3257681 B2 JP3257681 B2 JP 3257681B2 JP 41541490 A JP41541490 A JP 41541490A JP 41541490 A JP41541490 A JP 41541490A JP 3257681 B2 JP3257681 B2 JP 3257681B2
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ferromagnetic
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玉男 森田
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有限会社ターモ
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Priority to CN91110521A priority patent/CN1033542C/zh
Priority to EP91311959A priority patent/EP0493075B1/en
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    • A41WEARING APPAREL
    • A41FGARMENT FASTENINGS; SUSPENDERS
    • A41F1/00Fastening devices specially adapted for garments
    • A41F1/002Magnetic fastening devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/10Arrangement of fasteners
    • A45C13/1069Arrangement of fasteners magnetic
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  • Toys (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は漏れ磁束の発生を極力
抑止することによって使用永久磁石の吸着力を効果的に
利用し得るようにした留め具の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】永久磁石の吸着力を利用した留め具には
種々の形状のものが用いられており、夫々の使用目的に
合せた構造とされている。ハンドバッグ等の留め具の手
段として用いられているもっとも典型的なものとしては
実公昭56-45985号の鞄、ランドセルにおける蓋等の係止
装置がある。この係止装置は、磁極方向に亘って通孔を
有する環板状の永久磁石を用いており、この環板状の永
久磁石を皿状のケース内に収めると共に強磁性の突起を
有する強磁性板を、この突起が前記永久磁石の通孔内に
立設され、しかも該強磁性板が前記永久磁石の磁極面に
添うようにして該ケース内に組付けて吸着具を構成し、
この吸着具を構成する前記永久磁石の通孔内に収まり、
前記の吸着具を構成する突起に当接吸着される強磁性の
突起を有し、しかも前記の吸着具の面に吸着される強磁
性板を有する被吸着具とで構成してある。
【0003】かゝる従来の係止装置では吸着具を構成す
る永久磁石の一つの磁極に強磁性板が取付けられている
と共に、他方の磁極の側に被吸着具を構成する強磁性板
が吸着され、しかも、この吸着具と被吸着具の強磁性板
に集束された磁力が永久磁石の通孔内にある夫々の強磁
性突起を通路として閉回路を形成しており、他の構成か
らなる永久磁石利用の留め具に比較して効率の良い吸着
力を前記係止装置にもたらす特徴を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の係
止装置では、吸着具を構成する永久磁石が環板状をなし
ており、永久磁石の夫々の磁極面と、この磁極面間にあ
外周側面とが略直角をなす角度をもって構成されてい
る。この結果、使用永久磁石は、その板厚に対し、夫々
の磁極がもっとも近づいた構成とされていることゝな
る。
【0005】一般に永久磁石の磁力線は夫々の磁極間を
もっとも抵抗の少ない回路で結ぶことが知られている。
その結果、磁極面に前記の係止装置におけるように強磁
性の突起が介在された場合、その多くの磁力線が該突起
に集束されることゝなる。しかしながら前記の突起から
離れた位置にある永久磁石の部分、即ち前記の係止装置
に用いられいてる永久磁石では夫々の磁極面の周縁部分
にある磁力線が、前記の突起に到るよりも磁気抵抗の少
ない通路として永久磁石の磁極間の外周側に磁路を形成
することが一般に知られている。
【0006】かゝる永久磁石の外周側に生ずる磁束は、
前記係止装置の吸着力に何等寄与することがなく、しか
も磁気キップ等の磁気的な記録内容を破壊する不都合を
有している。前記の係止装置に用いられている永久磁石
は、永久磁石の板厚に対し、永久磁石の外周側の磁極間
距離がもっとも近づいた構成とされていることから、こ
の永久磁石の外周側の磁極間に多くの漏れ磁束を生じ、
この永久磁石の外周側の磁極間に生ずる漏れ磁束量に相
当する係止装置としての吸着力を減ずる不都合を有して
いた。
【0007】この発明は、吸着具を構成する永久磁石
外周側の磁極間に生ずる漏れ磁束を極力少なくし、漏れ
磁束によって引き起される磁気キップ等の磁気的な記録
部分の破壊を防止すると共に、使用永久磁石の吸着力を
効率良く引き出すようにした留め具の提供を目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かゝる目的を
達成するものとして磁極間に亘って透孔1aを有する永久
磁石1と、この永久磁石1の一方の磁極面bに組付けら
れる強磁性部材2とを有している吸着具Aと、この吸着
具Aにおける強磁性部材2の組付けられていない永久磁
石1の磁極の側に着脱可能に吸着され、しかも該永久磁
石1の前記透孔1aを介して前記吸着具Aの強磁性部材2
に当接吸着される被吸着具Bとで留め具の構成をしてい
ると共に、前記被吸着具Bの吸着される側の永久磁石1
の磁極面aと、該永久磁石1の磁極間に亘る外周側面
とのなす角tが95度以上となるように留め具を構成す
る。
【0009】
【作用】吸着具Aを構成している永久磁石1の磁極面a
と、磁極間にある外周側面cとのなす角tを95度以上と
したことから、永久磁石1の外周側面cにある夫々の磁
極は引き離されることゝなり、この外周側面cを挾んだ
磁極間が、より磁気抵抗の大きい空間となることから、
永久磁石1の磁力線は、この永久磁石1の透孔1aを介し
て当接吸着されている強磁性部材2及び3を主たる磁気
回路とするように機能する。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る典型的な留め具の実施例
を添付の図面について説明する。図1〜図3は、本実施
例の典型例であって図1は吸着具Aと被吸着具Bの斜視
図を、図2は同断面図を、図3は同取付け状態の断面図
を示している。留め具を構成する吸着具Aは磁極方向に
亘って透孔1aを有している環板状の永久磁石1と、この
永久磁石1の一方の磁極面bに組付けられている強磁性
部材2とで構成してあり、被吸着具Bは前記吸着具Aの
強磁性部材2の設けられていない永久磁石1の磁極面a
の側に吸着されていると共に前記の透孔1aを介して前記
の強磁性部材2に当接吸着される強磁性部材3で構成し
てある。この実施例では強磁性部材2を強磁性板2aと強
磁性突起2bとで構成し、強磁性部材3を強磁性板3aと強
磁性突起3bとで構成してある。そして、この留め具は前
記吸着具Aと被吸着具Bにハンドバッグ等の生地Dに取
付けるための脚片4b、4b を有する脚4を組付けた構成と
してあり、強磁性部材2は強磁性板2aに脚4の座4aを添
装した状態で前記永久磁石1の透孔1a内に起立した強磁
性突起2bの細径部2b' を強磁性板2aと座4aとに挿通、カ
シメづけることで一体としてあり、永久磁石1に接着し
てある。又、被吸着具Bは強磁性部材3の強磁性板3aに
脚4の座4aを添装し、強磁性板3aの面に起立した強磁性
突起3bの細径部3b' を該強磁性板3aと座4aとに挿通、カ
シメづけることで一体としてある。
【0011】かゝる構成からなる留め具において、吸着
具Aを構成する永久磁石1の磁極面aと、磁極間にある
永久磁石1の外周側面cとがなす角度tが95度以上とな
るように構成する。
【0012】尚、本実施例では永久磁石1をケースで覆
うことなしに吸着具Aの構成をしているが、この永久磁
石1と強磁性部材2とをケース内に抱持一体に組付ける
ことで吸着具を構成しても良い。又、永久磁石1と強磁
性部材2とを接着で固定しても良く、この永久磁石1を
プラスチック製とし、このプラスチック製永久磁石に該
強磁性部材2が一体に組付けられるようにインサート成
形によって一体とされていても良い。更に、永久磁石は
円盤状であっても角盤状であっても楕円形の盤状をなし
ていても良い。更に追って説明するように強磁性部材2
及び3に設けられている強磁性突起2b及び3bは、吸着具
Aの永久磁石1の透孔1a内で夫々の強磁性部材2及び3
が当接吸着される構成のものであれば良く、いずれか一
方の側のみに設けられていても良い。又、強磁性突起2b
及び3bの立上り寸法が同寸法であっても異なっていても
良い。更に、強磁性突起2b及び3bを強磁性板2a及び3aと
別体に設けず、プレス成形等で一体に強磁性板2a及び3a
から突き出した構成としてあっても良い。
【0013】このように構成された留め具では、使用永
久磁石の磁極面aと外周側面cのなす角tが90度の従来
の留め具に比較して外周側面cの幅が広くなり、磁極面
が引き離されることゝなる。この結果、磁極面bの磁力
線は強磁性板2aから強磁性突起2bを経て、強磁性突起3b
〜強磁性板3aと案内されて磁極面aに到る回路内に取り
込まれ易くなり、強磁性突起2b及び3b間の吸着力を増す
と共に外周側面cからの磁気の漏洩を減ずることができ
る。
【0014】かゝる吸着具Aを構成する永久磁石1の形
状的特性に由来する磁束分布の変化を以下の各実測例に
ついて説明する。先ず、強磁性部材2及び3が夫々強磁
性突起2b及び3bを有している留め具についての実測例を
示す。ガウスメーターを用いた磁束量の測定は、図4〜
図7で示されるように吸着具Aの単体の場合には永久磁
石1の磁極面aにガウスメーターのセンサーGを密着し
て測定しており、被吸着具Bを組付けた状態では永久磁
石1の外周側面cにガウスメーターのセンサーGを当接
させ、該センサーGが永久磁石1の磁極面aと平行とな
るようにして測定した。図4及び図5は従来留め具に対
するガウスの測定を、図6及び図7は本実施例のガウス
の測定方法を示したものである。尚、使用ガウスメータ
ーは、ガリウムヒ素をセンサーとした電流磁気効果タイ
プの日本電磁測定株式会社製 MODEL GT−3B
を用いた。
【0015】又、留め具の吸着力の測定は図8で示され
る装置を用いて行なった。この図8の測定装置は、計測
器Kの台5に吸着具Aを取付け、この計測器Kの移動ア
ーム6の側のテンション棒7の先端に被吸着具Bを取付
け、移動アーム6を上方に引き上げ、吸着具Aと被吸着
具Bの離脱時の引張り力をkgとして測定した。尚、この
計測器Kは、大場計器製作所製の丸型テンションゲージ
スタンダードであって、吸着具Aと被吸着具Bの脚4の
脚片4b、4b 間にスリーブ8を介在させ、このスリーブ8
に取付け螺子9の螺子桿を螺着すると共に脚片4b、4b に
孔を設け、この孔からスリーブ8にピン10を挿通して吸
着具Aと被吸着具Bとの取付けをなした状態で実施留め
具についての計測を行なった。
【0016】「比較例1」 図9〜図11で示される留め具は、吸着具Aの永久磁石1
の磁極面aと外周側面cとのなす角が90度であって、磁
極面aと磁極面bの直径が19.1mm、透孔1aの径が6.2mm
、板厚が3.2mm である重量2.8gの永久磁石1を用いた
ものである。この比較例1の永久磁石1の磁束量は表2
の比較例1の欄に示めされているとおり、P−1で556
ガウス、P−2で308 ガウスあり、強磁性部材2を組付
けた状態のP−3で612 ガウス、P−4で315 ガウスと
強磁性部材2の組付けによって漏洩磁束量を増してい
る。又被吸着具Bを組付けた状態のP−5は122 ガウス
と極端に漏洩磁束が少なくなっている。又、この比較例
1の留め具の吸着力は図11の状態で測定されており、平
均2.28kgであり、表1の比較例1の欄に示されるとおり
である。
【0017】「実施例1」 図12〜図14で示される実施例1の留め具は、吸着具Aと
被吸着具Bが夫々強磁性突起2b及び3bを有していると共
に、吸着具Aの永久磁石1の磁極面aと、外周側面cと
のなす角tが95度をなしている。又、磁極面aの直径が
18.7mm、磁極面Bの直径が19.2mm、板厚が3.2mm 、透孔
1aの孔径が6.2mm であり、重量が2.8gである。この実施
例1の永久磁石1及び永久磁石1に強磁性部材2を組付
けた状態並びに吸着具Aと被吸着具Bを組付けた状態に
おけるP−1、P−2、P−3、P−4、P−5の漏洩
磁束量は表2の実施例1の欄に示すとおりである。又、
この実施例1の留め具の吸着力は図14の状態で測定され
ており表1の実施例1の欄に示されるように平均が2.55
kgである。
【0018】「実施例2」 図15〜図17で示される実施例2の留め具は、吸着具Aと
被吸着具Bが夫々強磁性突起2b及び3bを有していると共
に、吸着具Aの永久磁石1の磁極面aと外周側面cとの
なす角tが130 度をなしている。又、磁極面aの直径が
16mm、磁極面bの直径が21mm、板厚が3.2mm 、透孔1aの
孔径が6.2mm であり、重量が2.8gとしてある。この実施
例2の永久磁石1及び永久磁石1に強磁性部材2を組付
けた状態並びに吸着具Aと被吸着具Bを組付けた状態に
おけるP−1、P−2、P−3、P−4、P−5の漏洩
磁束量は表2の実施例の欄に示されるとおりである。
又、この実施例の留め具の吸着力は図17の状態で測定さ
れており、表1の実施例2の欄に示されるように平均が
2.65kgである。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】叙上の実施例1、実施例2と比較例1の留
め具に用いた永久磁石1は全て2.8gの重量のものを用
い、同一の着磁条件で着磁されたものを用いている。こ
の実施例と比較例との比較において実施例1の留め具の
有する吸着力は、比較例1の留め具の有する吸着力より
11.8%増しており、実施例2の留め具は比較例1の留め
具の有する吸着力よりも16.2%多い吸着力を有すること
が明らかである。
【0022】又、永久磁石1の磁極面aにおけるP−
1、P−3での漏洩磁束は、比較例1の永久磁石に比較
して実施例1及び実施例2の永久磁石ではいずれも増し
ており、被吸着具Bの吸着に良好な磁場を形成している
ことが明らかである。これに対し、永久磁石1の外周側
cにおけるP−2、P−4、P−5での漏洩磁束は、
比較例1の永久磁石よりも実施例1及び実施例2の永久
磁石で少なく、外周側面cからの漏洩磁束による磁気キ
ップ等の磁気的記録部分の破壊を避けるのに適した磁場
構成であることが明らかである。
【0023】尚、永久磁石1の磁極面aと外周側面cと
のなす角tを更に大きく設計することも可能である。し
かしながら角tを極端に大きくした場合、磁極面bと
周側面cとのなす角が小さくなり、この磁極面bと外周
側面cとで挾まれた永久磁石1の部分が脆くなり破断し
易くなる不都合を有している。又、磁極面bを充分に大
きく設計しても被吸着具Bの吸着面である磁極面aが小
さくなり、被吸着具Bの吸着使用に難を生ずることゝな
り、又外観上も好ましくない。かゝる点から永久磁石1
の磁極面aと外周側面cとのなす角tは145 度以内で設
計するのが好ましい。
【0024】「比較例2」 図18〜図20で示される比較例2の留め具は、被吸着具B
に強磁性突起3bを設け、この強磁性突起3bが吸着具Aの
強磁性板2aに対し通孔1a内で直接々触する構成としてあ
り、強磁性部材2に強磁性突起2bを設けない構成として
いる。そして、吸着具Aの永久磁石1の磁極面aと外周
側面cのなす角tが90度をなすものとし、磁極面aと磁
極面bの直径が19.1mm、板厚が3.2mm 、透孔1aの穴径が
6.2mm 、重量が2.8gとしてある。この比較例2の永久磁
石1及び永久磁石1に強磁性部材2を組付けた状態並び
に吸着具Aと被吸着具Bを組付けた状態におけるP−
1、P−2、P−3、P−4、P−5の漏洩磁束量は表
4の比較例2の欄に示されたとおりである。又、この比
較例2の留め具の吸着力は図20の状態で測定されてお
り、表3の比較例2の欄に示されるように平均が2.28kg
である。
【0025】「実施例3」 図21〜図23で示される実施例3の留め具は、被吸着具B
に強磁性突起3bを設け、この強磁性突起3bが吸着具Aの
強磁性板2aに対し通孔1a内で直接々触する構成としてあ
り、強磁性部材2に強磁性突起2bを設けない構成として
ある。そして、吸着具Aの永久磁石1の磁極面aと外周
側面cとのなす角tが95度をなすものとし、磁極面aの
直径が18.7mm、磁極面bの直径が19.2mm、板厚が3.2mm
、透孔1aのの穴径が6.2mm 、重量が2.8gとしてある。
この実施例3の永久磁石1及び永久磁石1に強磁性部材
2を組付けた状態並びに吸着具Aと被吸着具Bを組付け
た状態におけるP−1、P−2、P−3、P−4、P−
5の漏洩磁束量は表4の実施例3の欄に示されていると
おりである。又、この実施例3の留め具の吸着力は図23
の状態で測定されており、表3の実施例3の欄に示され
るように平均が2.52kgである。
【0026】「実施例4」 図24〜図26で示される実施例4の留め具は、被吸着具B
に強磁性突起3bを設け、この強磁性突起3bが吸着具Aの
強磁性板2aに対し通孔1a内で直接接触している構成とし
てあり、強磁性部材2に強磁性突起2bを設けない構成と
してある。又、吸着具Aの永久磁石1の磁極面aと外周
側面cとのなす角tが130 度をなすものとし、磁極面a
の直径が16mm、磁極面bの直径が21mm、板厚が3.2mm 、
透孔1aの穴縁が6.2mm 、重量が2.8gとしてある。この実
施例4の永久磁石1及び永久磁石1に強磁性部材2を組
付けた状態並びに吸着具Aと被吸着具Bを組付けた状態
におけるP−1、P−2、P−3、P−4、P−5の漏
洩磁束量は表4の実施例4の欄に示されているとおりで
ある。又、この実施例4の留め具の吸着力は図26の状態
で測定されており、表3の実施例4の欄に示されるよう
に平均が2.57kgである。
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】叙上の比較例2、実施例3、実施例4の留
め具に用いた永久磁石1は全て2.8gの同一重量のものを
用い、同一の着磁条件のもとで着磁されている永久磁石
を用いた。これらの各留め具の比較において、実施例3
の留め具の吸着力は、比較例2の留め具の有する吸着力
より10.5%増しており、実施例4の留め具は比較例2の
留め具の有する吸着力よりも12.7%多い吸着力を有する
ことが明らかである。
【0030】又、永久磁石1の磁極面aにおけるP−
1、P−3での漏洩磁束は、比較例2に比較して実施例
3及び実施例4の永久磁石ではいずれも増しており、被
吸着具Bの吸着に良好な磁場状態とされていることが明
らかである。これに対し、永久磁石1の外周側面cにお
けるP−2、P−4、P−5での漏洩磁束は、比較例2
の永久磁石よりも実施例3及び実施例4の永久磁石で少
なく、外周側面cからの漏洩磁束による磁気キップ等の
磁気的記録の破壊を避けるのに適した磁場構成であるこ
とが明らかである。
【0031】「比較例3」 図27〜図29で示される比較例3の留め具は、被吸着具B
が強磁性突起3bを有せず、永久磁石1の透孔1a内に起立
して設けられている強磁性突起2bが被吸着具Bの強磁性
板3aに直接吸着される構成とされている。又、吸着具A
の永久磁石1の磁極面aと外周側面cとのなす角tが90
度をなすものとし、磁極面aと磁極面bの直径が19.1m
m、板厚が3.2mm 、透孔1aの穴径が6.2mm 、重量が2.8g
としてある。この比較例3の永久磁石1及び永久磁石1
に強磁性部材2を組付けた状態並びに吸着具Aと被吸着
具Bを組付けた状態におけるP−1、P−2、P−3、
P−4、P−5の漏洩磁束量は表6の比較例3の欄に示
されているとおりである。又、この比較例3の留め具の
吸着力は図29で示される状態で測定されており、表5の
比較例3の欄に示されるように平均が2.25kgである。
【0032】「実施例5」 図30〜図32で示される実施例5の留め具は、被吸着具B
が強磁性突起3bを有せず、永久磁石1の透孔1a内に起立
した状態で設けられている強磁性突起2bが被吸着具Bの
強磁性板3aに直接吸着される構成としてある。又、吸着
具Aの永久磁石1の磁極面aと外周側面cとのなす角t
が95度をなすものとし、磁極面aの直径が18.7mm、磁極
面bの直径が19.2mm、板厚が3.2mm 、透孔1aの穴縁が6.
2mm 、重量が2.8gとしてある。この実施例5の永久磁石
1及び永久磁石1に強磁性部材2を組付けた状態並びに
吸着具Aを被吸着具Bに組付けた状態におけるP−1、
P−2、P−3、P−4、P−5の漏洩磁束量は表6の
実施例5の欄に示されているとおりである。又、この実
施例5の留め具の吸着力は図32の状態で測定されてお
り、表5の実施例5の欄に示される平均が2.48kgであ
る。
【0033】「実施例6」 図33〜図35で示される実施例6の留め具は、被吸着具B
が強磁性突起3bを有せず、永久磁石1の透孔1a内に起立
されている強磁性突起2bが被吸着具Bの強磁性板3aに直
接吸着される構成としてある。又、吸着具Aの永久磁石
1の磁極面aと外周側面cとのなす角tが130 度であ
り、磁極面aの直径を16mm、磁極面bの直径を21mm、板
厚を3.2mm 、透孔1aの穴径を6.2mm とし、重量が2.8gに
設定してある。この実施例6の永久磁石1及び永久磁石
1に強磁性部材2を組付けた状態、並びに吸着具Aと被
吸着具Bを組付けた状態におけるP−1、P−2、P−
3、P−4、P−5の漏洩磁束量は表6の実施例6の欄
に示されているとおりである。又、この実施例6の留め
具の吸着力は図35の状態で測定されており、表5の実施
例6の欄に示されるように平均が2.52kgである。
【0034】
【表5】
【0035】
【表6】
【0036】叙上の比較例3、実施例5、実施例6の留
め具に用いた永久磁石1はいずれも2.8gであり、同一の
着磁条件のもとで着磁した永久磁石を用いた。これらの
各留め具の比較において、実施例5の留め具の吸着力は
比較例3の留め具の有する吸着力に対し10.2%増してお
り、実施例6の留め具の吸着力は比較例3の留め具の有
する吸着力に対し12.0%増であることが明らかである。
【0037】又、永久磁石1の磁極面aにおけるP−
1、P−3での漏洩磁束は、比較例3に対し実施例5及
び実施例6の永久磁石ではいずれも多く、被吸着具Bの
吸着に良好な磁場状態を形成していることが認められ
る。これに対し、永久磁石1の外周側面cにおけるP−
2、P−4、P−5での漏洩磁束は、比較例3の永久磁
石よりも実施例5及び実施例6の永久磁石で少なく、
周側面cからの漏洩磁束による磁気キップ等の磁気的な
記録の破壊を避けるのに適した磁場構成とされているこ
とが認められる。
【0038】図36で示される吸着具Aは外周側面cが、
磁極面aと磁極面bを結ぶ直線状の傾斜面として構成さ
れておらず、上部側が台型状としてある。この場合の磁
極面aと外周側面cとのなす角tは、磁極面aに連続し
ている外周側面cとの間の角度として把握する。
【0039】更に第37で示される吸着具Aは、磁極面a
から磁極面bに向けた外周側面cが湾曲したアール面と
されている。この場合の磁極面aと外周側面cとのなす
角tは、磁極面aと、この磁極面aからアール面の湾曲
終了位置とを結ぶ線分との間の角度として把握する。
【0040】図38の吸着具Aは、強磁性部材2の強磁性
突起2bを永久磁石1の透孔1a内に圧入することで永久磁
石1と強磁性部材2との組付けをなしている。
【0041】図39の吸着具Aは、永久磁石1の外周側
非磁性のケース11で覆うことで永久磁石1の保護と、強
磁性部材2の組付けをなしている。
【0042】図40の吸着具Aは、非磁性のケース11を倒
皿状のものとし、このケース11内に空間12を残して永久
磁石1と強磁性部材2とを抱持一体としたものであっ
て、永久磁石1からの漏洩磁束による磁気キップ等の記
録部分の破壊が避けられる構成としてある。
【0043】
【発明の効果】この発明は叙上の構成、特に吸着具Aを
構成する永久磁石1の磁極面aと外周側面cとのなす角
tが95度以上となるようにした結果、永久磁石1の外周
側面cの外方に向けた磁気の漏洩が少なく、永久磁石1
の有する磁束が被吸着具Bの強磁性部材3と、吸着具A
の強磁性部材2の接触点に集束されることゝなり、良好
な吸着力を有する留め具とすることができる。又、外周
側面cの側に生ずる漏洩磁束が少ないことから、磁気キ
ップ等の磁気的な記録部分が永久磁石1の有する漏洩磁
束によって破壊されることを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】留め具の一実施例を示す分離斜視図。
【図2】留め具の断面図。
【図3】留め具の取付け状態を示す断面図。
【図4】比較例の吸着具の磁束量の測定方法を示す断面
図。
【図5】比較例の留め具の磁束量の測定方法を示す断面
図。
【図6】実施例の吸着具の磁束量の測定方法を示す断面
図。
【図7】実施例の留め具の磁束量の測定方法を示す断面
図。
【図8】留め具の吸着力の測定方法を示す要部断面図。
【図9】比較例1の使用永久磁石の断面図。
【図10】比較例1の吸着具の断面図。
【図11】比較例1の留め具の断面図。
【図12】実施例1の使用永久磁石の断面図。
【図13】実施例1の吸着具の断面図。
【図14】実施例1の留め具の断面図。
【図15】実施例2の使用永久磁石の断面図。
【図16】実施例2の吸着具の断面図。
【図17】実施例2の留め具の断面図。
【図18】比較例2の使用永久磁石の断面図。
【図19】比較例2の使用永久磁石の断面図。
【図20】比較例2の留め具の断面図。
【図21】実施例3の使用永久磁石の断面図。
【図22】実施例3の吸着具の断面図。
【図23】実施例3の留め具の断面図。
【図24】実施例4の使用永久磁石の断面図。
【図25】実施例4の吸着具の断面図。
【図26】実施例4の留め具の断面図。
【図27】比較例3の使用永久磁石の断面図。
【図28】比較例3の吸着具の断面図。
【図29】比較例3の留め具の断面図。
【図30】実施例5の使用永久磁石の断面図。
【図31】実施例5の吸着具の断面図。
【図32】実施例5の留め具の断面図。
【図33】実施例6の使用永久磁石の断面図。
【図34】実施例6の吸着具の断面図。
【図35】実施例6の留め具の断面図。
【図36】他の吸着具の実施例を示す断面図。
【図37】更に他の吸着具の実施例を示す断面図。
【図38】更に他の吸着具の実施例を示す断面図。
【図39】更に他の吸着具の実施例を示す断面図。
【図40】更に他の吸着具の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 永久磁石 2 強磁性部材 3 強磁性部材 4 脚 5 台 6 移動アーム 7 テンション棒 8 スリーブ 9 取付け螺子 10 ピン 11 ケース 12 空間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁極間に亘って透孔を有する永久磁石と
    該永久磁石の一方の磁極面に組付けられる強磁性部材と
    を有する吸着具と、この吸着具における強磁性部材の組
    付けられていない永久磁石の磁極の側に着脱可能に吸着
    されていると共に該永久磁石の前記透孔を介して前記吸
    着具の強磁性部材に当接吸着される被吸着具とからなる
    留め具において、前記被吸着具の吸着される側の永久磁
    石の磁極面と、該永久磁石の磁極間に亘る外周側面との
    なす角が95度以上とされていることを特徴とする留め
    具。
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