JP3256889B2 - 火災検知方式 - Google Patents
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Description
さらに詳しくは、石炭などの可燃性物質を搬送する搬送
路に、光ファイバからなる温度センサを設置して火災の
発生又はその前兆を検知するようにした火災検知方式に
関するものである。
は、船から揚陸した石炭をベルトコンベアにより数百m
あるいは数km離れたボイラやコークス炉まで搬送して
いる。周知のように、石炭は蓄熱により自然発火するこ
とがあるが、このような石炭の搬送路には、従来、火災
を検知する手段が設けられていなかった。これは、搬送
路の石炭は、可燃性ガスを放出しながら自己発熱を抑え
るために散水した水による水蒸気を放出しているので、
搬送路内の環境がきわめて劣悪なためである。
搬送路で搬送中に自然発火するおそれがあるため、搬送
路に火災感知器を設置して自然発火を検知する試みがな
されている。しかしながら、減光式の煙感知器は長距離
の監視には適しているが、粉塵が舞上っている環境下で
は使用不可能であり、また、空気管式の熱感知器は測定
範囲が100m程度を限度とするため、数kmにも及ぶ
搬送路にすべて配置することは困難である。このような
ことから、石炭等の可燃性物質の搬送路に火災検知器を
設置することは困難とされ、実現されていなかった。
たもので、劣悪な環境下であるにもかかわらず、搬送中
の可燃性物質の温度を検出することにより、火災の発生
又はその前兆を確実に検知することのできる信頼性の高
い火災検知方式を得ることを目的としたものである。
式は、可燃性物質の搬送路の長さ方向に沿って光ファイ
バを設置し、この光ファイバの一端から入射させた光の
散乱によるエコーを利用して光の散乱位置を測定すると
共に、この光の散乱による波長の異なる2つのエコーを
用いてその強度比を温度の関数として散乱位置の温度を
測定することにより異常を検知し、必要に応じて警報等
を発するようにしたものである。
性物質の搬送路の長さ方向に沿って光ファイバを設置
し、この光ファイバの一端から入射させた光の散乱によ
るエコーを利用して光の散乱位置及びこの位置の温度を
測定するようにし、ラインの平均温度を演算して、各部
の温度が平均温度に対して設定した温度幅より高いとき
は異常ありと判断し、必要に応じて警報等を発するよう
にしたものである。さらに、本発明に係る火災検知方式
は、可燃性物質の搬送路の長さ方向に沿って光ファイバ
を設置し、この光ファイバの一端から入射させた光の散
乱によるエコーを利用して光の散乱位置及びこの位置の
温度を測定するようにし、光ファイバの設置位置に基づ
く左右関係について両者の温度を比較し、両者の温度が
異なるときは異常又は異常兆候ありと判断し、必要に応
じて警報等を発するようにしたものである。
の発生又は異常兆候を、次の(1)〜(3)ようにして
検出するものである。 (1)ラインの平均温度を演算し、各部の温度が平均温
度に対して設定した温度幅より高いときは異常ありと判
断する。 (2)光ファイバの設置位置に基づく左右関係について
両者の温度を比較し、両者の温度が異なるときは異常又
は異常兆候ありと判断する。 (3)光ファイバの設定位置に基づく上下関係について
両者の温度を比較し、両者の温度差が所定の範囲を超え
又は所定の範囲以内になったときは異常若しくは異常兆
候ありと判断する。
の検知を、上記(1)〜(3)の判断内容に加えて以下
の(4)、(5)を加えた全5つの判断内容の中から、
判断内容として既に含まれた内容がない場合には1以上
を組み合わせて行い、ある場合にはその内容と重複しな
いように選択した1以上を組み合わせて行うものであ
る。 (4)あらかじめ温度上昇率のしきい値を定めておき、
測定した温度の上昇率が上記しきい値を超えたときは異
常ありと判断する。 (5)ラインに最大温度上限値を設定し、各部の温度が
上限値より高いときは異常ありと判断する。
送路の長さ方向に沿って光ファイバを温度センサとして
設置し、火災の発生又はその前兆を検知するようにした
ものである。光ファイバを利用した温度センサは、近年
の技術革新により急速な発展を遂げたのであるが、その
測定の原理や構成などはそれほど知られていないので、
ここではその測定原理について説明する。
ファイバの全長を温度センサとし、さらにそれを検知情
報の伝送路としても機能させて、光ファイバの一端から
他端まで、全長に亘る温度分布を一括して測定すること
のできる画期的な温度センサである。
散乱現象説明図により、この温度センサの測定原理を説
明する。まず、図6に示すように、入射パルス光15を
光ファイバ5の一端から入射させると、透過光16とし
て光ファイバ5内を伝搬する。そして、例えば、光ファ
イバ5のA点で火災の原因となるような事態(例えば、
石炭の温度が急激に上昇した場合)が発生すると、図7
に示すようにA点でガラスの熱振動が起こり、ガラスを
構成する原子間での振動が常温のそれよりも大きくなる
ため、そのときの温度に依存して入射光とは波長の異な
るラマン散乱光19が発生する。
レイリー散乱光のほかに、入射光とガラスの熱振動との
相互作用によって、入射光とは波長の異なる2つのラマ
ン散乱光19が発生する。このラマン散乱光19は、入
射光がガラスの振動にエネルギを奪われると波長の長い
ストークス光(λ0 +λ)となり、逆にエネルギを貰う
と波長の短いアンチストークス光(λ0 −λ)になる。
そして、ラマン散乱光19の強度は、ガラスの振動、つ
まりガラスの温度に依存するので、温度が高くなるとラ
マン散乱光19の強度も大きくなる。
部は、図6に示すように、後方散乱光17として再び入
射端に戻ってくる。戻るまでの伝搬時間tから距離x、
すなわち、入射端からA点までの距離が計測できる。つ
まり、光ファイバ5内において、温度が突然上昇した位
置が同定され、位置検出が可能になる。したがって、1
本又は複数本の光ファイバを設置して各光ファイバごと
に監視できる監視単位を形成し、これらを機能的に総合
した火災検知方式を構成することにより、火災の発生あ
るいは温度の異常上昇及びその位置を正確に検知するこ
とができる。この場合、光を用いているが、その原理は
電波を用いたレーダと同じである。
19だけを光学フィルタで分離・検出し、その強度を測
定すれば、A点の温度を測定することができる。なお、
本発明では、波長の異なる2つのラマン散乱光を共に用
い、例えばその強度比を温度の関数として使用している
ので、測定精度を向上することができる。
で、本発明は、光ファイバ(センサ部)5、計測部6及
びCRTを含む演算器7によって構成されている。石炭
等の可燃性物質(以下石炭という)が搭載された搬送路
の温度を測定するには、搬送路に沿って設置した光ファ
イバ5に、パルス駆動回路9によって投光素子としての
半導体レーザ10からのパルス光15を入射させると、
透過光16の通過位置で前述のラマン散乱光が発生し、
その一部が後方散乱光17として計測部6へ戻ってく
る。戻った後方散乱光17を光分波器11内のフィルタ
でアンチストークス光Iaとストーク光Isに分離し、
それぞれ受光素子12で電気信号に変換し、増幅回路1
3で増幅したのち高速平均化処理装置14へ入力する。
高速平均化処理装置14では、サンプリング時間ごとに
ディジタル量に変換し、各サンプリング点(距離に比
例)に対応したメモリに加算する。そして、以上の操作
を自動的に所定回繰り返す(積分処理)。
リ内の積算値をNで除して平均化(これを平均化処理と
いう)することにより、雑音(バックグランド)を大幅
に除去する。そして、平均化処理値を演算器7へ入力
し、各メモリに記憶されたIaとIsの強度比から温度
を算出する。各メモリは距離に対応しているため、これ
により最終的に温度分布が求められるので、このデータ
より光センサ5に沿った搬送路(石炭)の温度分布をC
RT8に表示する。このようにして得られた温度分布の
データにより、ベルトコンベアで搬送さる石炭の火災の
発生あるいはその可能性を、迅速かつ精度よく検知する
ことができる。
温度(横軸)との関係を示す線図であり、実線は論理値
を、丸印は実験値を示す。図から明らかなように、Ia
/Isの強度比は温度の関数であり、密接に依存するこ
とがわかる。したがって、これらのラマン散乱光の強度
を入射パルス光15の光ファイバ5への入射後の時間関
数として計測することにより、光ファイバ5に沿って温
度分布を知ることができる。
度としての距離分解能(センサ単位長)は1m、測定温
度範囲は−50℃〜+500℃であり、温度精度は±1
℃という優れた性能を備えている。加えて、運炭電気室
に設置される計測部6はステンレス(SUS鋼)構造の
ため強度が大で、その上高温多湿や塩害等の影響も受け
ずに運転することができ、さらに、中央の運炭制御室で
一括制御できるので、監視やメンテナンスも容易であ
る。
図、図2は火災検知方式の概要説明図である。図におい
て、1は搬送路、2は搬送路1の上部に設けられ、石炭
が搭載されて紙面の垂直方向に移動する上部ベルトコン
ベア、3は上部ベルトコンベア2の下方に設けられ、上
部ベルトコンベア2の逆方向に移動して上部ベルトコン
ベア2から落下した石炭を捕集することも可能な下部ベ
ルトコンベア、4は搬送路1の底面である。
れた温度センサとしての光ファイバで、光ファイバ5a
は上部ベルトコンベア2の一方の側(左側)の近傍の固
定部に設置され(LINE1)、光ファイバ5bは同じ
く他方の側(右側)の近傍の固定部に設置されている
(LINE2)。また、光ファイバ5cは下部ベルトコ
ンベア3の一方の側(左側)の近傍の固定部に設置され
(LINE3)、光ファイバ5dは同じ他方の側(右
側)の近傍の固定部に設置されている(LINE4)。
さらに、光ファイバ5eは床面の一方の側(左側)の近
傍に設置され(LINE5)、光ファイバ5fは同じく
他方の側(右側)の近傍に設置されている(LINE
6)。
1に設置されたLINE1〜LINE6の光ファイバで
ある。また、5g(LINE7)はスポット検出器19
a〜19nが接続されたスポット用光ファイバで、例え
ば、ベルトコンベア駆動装置、駆動装置本体表面、ベア
リング表面等の温度を検出する。なお、このスポット用
光ファイバ5gは本発明に必須のものではなく、省略し
てもよいが、LINE1〜LINE6の光ファイバ5a
〜5fから回り込んで設けてもよい。。20aはこれら
光ファイバ5a〜5gを光ケーブル21に設けられた複
数本の光ファイバにそれぞれ接続するための成端箱、2
0bは光ケーブル21の光ファイバを独立した光ファイ
バにそれぞれ接続するための成端箱である。
石炭の搬送路1の長さ方向の温度は、これに設置した光
ケーブル5により図6で説明した原理に基いてポイント
ごとに計測され、CRTには図5に示すような温度状態
が表示される。そして、この温度、特に上部ベルトコン
ベア2の近傍に設置した光ファイバ5a,5b(LIN
E1,2)によって検出された温度は、上部ベルトコン
ベア2に搭載された石炭の温度にほぼ近い値になる。
の1つ又は2つ以上の組合せにより異常(火災の発生又
はその前兆)が判定され、警報等を発する。 (1)温度上昇率 あらかじめ温度上昇率のしきい値を設定しておき、前回
の取得データと今回の取得データとの温度差をデータ取
得周期で除した値(したがって温度上昇率)が、しきい
値を超えた場合は異常と判断する。 (2)相対温度異常 各系統のラインごとに平均温度を演算し、各部の温度が
平均温度に対して設定した温度幅より高い場合は異常と
判断する。
温度が上限値より高い場合は異常と判断する。 (4)左右温度異常 光ファイバの設置位置に基づく左右関係について両者の
温度を比較し、両者の温度が異なるときは異常又は異常
兆候ありと判断する。 (5)上下温度異常 光ファイバの設置位置に基づく上下関係について両者の
温度を比較し、両者の温度差が所定の範囲を超え又は所
定の範囲以内になったときは異常若しくは異常兆候あり
と判断する。
搬送する場合に本発明を実施した例を示したが、石炭以
外の可燃性物質をベルトコンベアで搬送する場合にも本
発明を実施することができる。また、搬送路の両側にそ
れぞれ対向して合計6本の光ファイバを設置した場合を
示したが、光ファイバの数及び設置場所はこれに限定す
るものではなく、例えば天井部分など適宜選択すること
ができる。
検知方式は、可燃性物質の搬送路の長さ方向に沿って光
ファイバを設置し、この光ファイバの一端から入射させ
た光の散乱によるエコーを利用して光の散乱位置を測定
すると共に、この光の散乱による波長の異なる2つのエ
コーを用いてその強度比を温度の関数として散乱位置の
温度を測定することにより異常を検知するようにしたの
で、信頼性が高く、測定精度の高い火災検知方式を得る
ことができる。また、光ファイバは耐食性に優れている
ので、腐食性物質の存在する場所にも設置することがで
き、その上電気を使用しないので防爆対策を講ずる必要
もなく、可燃性ガスが存在するところにも設置すること
ができる。
温度異常、左右温度異常、上下温度異常、温度上昇率、
絶対温度異常の全5つの判断内容の中から、判断内容と
して既に含まれた内容がない場合には1以上を組み合わ
せて行い、ある場合にはその内容と重複しないように選
択した1以上を組み合わせて行うようにしたので、確実
に火災の発生又はその前兆を検知することができる。
る。
である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 可燃性物質の搬送路の長さ方向に沿って
光ファイバを設置し、 該光ファイバの一端から入射させた光の散乱によるエコ
ーを利用して該光の散乱位置を測定すると共に、前記光
の散乱による波長の異なる2つのエコーを用いてその強
度比を温度の関数として前記位置の温度を測定すること
により異常を検知し、必要に応じて警報等を発すること
を特徴とする火災検知方式。 - 【請求項2】 可燃性物質の搬送路の長さ方向に沿って
光ファイバを設置し、 前記光ファイバの一端から入射させた光の散乱によるエ
コーを利用して該光の散乱位置及び該位置の温度を測定
するようにし、ラインの平均温度を演算して、各部の温
度が平均温度に対して設定した温度幅より高いときは異
常ありと判断し、必要に応じて警報等を発することを特
徴とする火災検知方式。 - 【請求項3】 可燃性物質の搬送路の長さ方向に沿って
光ファイバを設置し、 前記光ファイバの一端から入射させた光の散乱によるエ
コーを利用して該光の散乱位置及び該位置の温度を測定
するようにし、前記光ファイバの設置位置に基づく左右
関係について両者の温度を比較し、両者の温度が異なる
ときは異常又は異常兆候ありと判断し、必要に応じて警
報等を発することを特徴とする火災検知方式。 - 【請求項4】 可燃性物質の搬送路の長さ方向に沿って
光ファイバを設置し、 前記光ファイバの一端から入射させた光の散乱によるエ
コーを利用して該光の散乱位置及び該位置の温度を測定
するようにし、前記光ファイバの設定位置に基づく上下
関係について両者の温度を比較し、両者の温度差が所定
の範囲を超え又は所定の範囲以内になったときは異常若
しくは異常兆候ありと判断し、必要に応じて警報等を発
することを特徴とする火災検知方式。 - 【請求項5】 前記異常の判定は、あらかじめ温度上昇
率のしきい値を定めておき、測定した温度の上昇率が上
記しきい値を超えたときは異常ありと判断する第1の判
断、ラインの平均温度を演算し、各部の温度が平均温度
に対して設定した温度幅より高いときは異常と判断する
第2の判断、ラインに最大温度上限値を設定し、各部の
温度が上限値より高いときは異常ありと判断する第3の
判断、光ファイバの設置位置に基づく左右関係について
両者の温度を比較し、両者の温度が異なるときは異常又
は異常兆候ありと判断する第4の判断、光ファイバの設
定位置に基づく上下関係について両者の温度を比較し、
両者の温度差が所定の範囲を超え又は所定の範囲以内に
なったときは異常若しくは異常兆候ありと判断する第5
の判断、の全5つの判断内容の中から、判断内容として
既に含まれた内容がない場合には1以上を組み合わせて
行い、ある場合にはその内容と重複しないように選択し
た1以上を組み合わせて行うことを特徴とする請求項1
乃至請求項4の何れかに記載の火災検知方式。
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