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JP3256641B2 - Atmにおけるエラー訂正フレームの伝送方式 - Google Patents

Atmにおけるエラー訂正フレームの伝送方式

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JP3256641B2
JP3256641B2 JP1029095A JP1029095A JP3256641B2 JP 3256641 B2 JP3256641 B2 JP 3256641B2 JP 1029095 A JP1029095 A JP 1029095A JP 1029095 A JP1029095 A JP 1029095A JP 3256641 B2 JP3256641 B2 JP 3256641B2
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JP
Japan
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error correction
length
atm
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fixed
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JP1029095A
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雅史 外波
知明 田中
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ATMを用いた可変レ
ートの情報転送において伝送エラーの訂正を行うための
方式に関するものである。実時間の映像伝送など情報発
生量が可変で,かつ伝送エラー発生時に情報の再送によ
るエラー訂正が困難で,かつビットエラーの影響を受け
やすい情報を伝送する際に利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来,再送によるエラー訂正が困難でビ
ットエラーの影響を受けやすい実時間の映像情報などを
伝送する場合には,固定レートで,かつ周期的に固定長
エラー訂正フレームを構成し,固定長エラー訂正フレー
ムごとにエラー訂正符号を付与することが一般的であ
る。
【0003】これを図4および図5を用いて説明する。
先頭に同期パターン42,最後尾にリードソロモン等の
エラー訂正符号43を持つ固定長エラー訂正フレーム4
1を構成し,この固定長エラー訂正フレーム41を用い
て上位情報を伝送する。受信側では,同期パターン42
によって固定長エラー訂正フレーム41すなわちエラー
訂正符号43の位置を検出し,エラー訂正符号43を用
いて伝送誤りを訂正する。
【0004】図4に示すような固定レート伝送では,こ
の固定長エラー訂正フレーム41をATMアダプテーシ
ョンレイヤ(ATM Adaptation Layer:AAL)タイプ1
を用いて伝送する。AALタイプ1では,48バイトあ
るペイロードの先頭にセルの順番を表す1バイトのシー
ケンス番号(SN)44を付与し,残り47バイト分を
使って情報を送るので,固定長エラー訂正フレーム41
は47バイトの長さに分割されて通信される。AALタ
イプ1では,ATMセルを組み立てる際に固定長エラー
訂正フレーム41を意識しないが,該シーケンス番号4
4を用いることによって伝送路上でのセル損失を検知
し,ダミーセルを挿入することによって同期パターン4
2の同期はずれを防ぐことが可能である。
【0005】ここで,図5に示すような不定期あるいは
定期的に発生する可変長情報45を伝送する可変レート
伝送でエラー訂正を行う一般的な従来技術は存在しない
が,上記の従来技術から容易に類推できる方法として,
可変長情報45を上記の固定長エラー訂正フレーム41
に詰め込み送出する方式が考えられる。いま対象として
いるのは実時間の可変レート伝送であるから,可変長情
報45が発生した場合には,その可変長情報45を直ち
に固定長エラー訂正フレーム41に詰めて送出する必要
がある。従って,可変長情報45の最後尾が固定長エラ
ー訂正フレーム41の途中で終わった場合には,スタッ
フ情報の挿入を行う必要がある。
【0006】さらに,固定長エラー訂正フレーム41を
ATMセルに組み立てる際に,固定長エラー訂正フレー
ム41の長さがATMセルのペイロード長の複数倍とは
決まっていないため,固定長エラー訂正フレーム41の
最後尾がATMセルペイロードの途中で終わった場合に
は,再びスタッフ情報を入れなければならない。
【0007】逆に受信側では,ATMセルペイロードに
入れられたスタッフ情報を取り除く必要があるため,こ
の方式ではATMセル中に,先に述べたシーケンス番号
44に加えて,ATMセルのペイロード中の有効情報長
をバイト単位で表す長さインジケータ(LI)47が必
要になる。ATMセルのペイロード長は通常48バイト
であるため,長さインジケータ47には0〜63を示す
ことが可能な6ビットが必要になる。従って2ビットを
予備とすると,結果として情報の伝送に使えるのは1A
TMセルあたり46バイトとなり伝送効率の低下を招
く。
【0008】例えば,255バイトの固定長エラー訂正
フレーム41中に,1バイトの同期パターン42と4バ
イトのリードソロモン等のエラー訂正符号43を用い,
2バイトまでのエラー訂正を可能にした場合の伝送効率
を求めてみる。固定長エラー訂正フレーム41中のペイ
ロード長は250バイトであるため,xバイトの可変長
情報は,int(x/250)個の固定長エラー訂正フ
レームに分割され,1固定長エラー訂正フレーム当たり
6個のATMセルとして伝送される。ここでint
(a)とは,実数aを小数点で切り上げて整数にするこ
とを意味する。
【0009】従って,従来技術から容易に類推される技
術を用いた場合の情報伝送効率R1[%]は,(1) 式で
表される。 R1={[x/{int(x/250)×46×6/46}]/48}×100 (1) ただしx=可変長情報長 また,ATMヘッダは伝送効率の計算に含まない。
【0010】(1) 式から求めた情報の伝送効率を図6に
示す。最高でも86.8%となり,かなりの伝送効率の
低下を招いている。以下では簡単のため,上記技術を従
来技術と呼ぶ。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来技術
では,可変長情報をATMセルに組み立てる際に固定長
フレームを生成し,その後ATMセルに分割するという
二段階の処理を行わなければならず,その都度スタッフ
情報を付与する必要があり,また前述のようにATMセ
ル中にシーケンス番号や長さインジケータを挿入する必
要があるため伝送効率の点で難点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の課題を
解決するために,nセルごとにATMセルと同期してエ
ラー訂正符号を付与し,ATMヘッダの1ビットを用い
て当該エラー訂正符号が含まれるセルを指示するととも
に,エラー訂正符号が付与されたATMセルの間隔がn
であることによってセル損失の有無を検知する。
【0013】
【作用】本発明の作用について説明する。本発明では,
nセル間隔でエラー訂正符号を挿入し,ATMヘッダの
1ビットを用いて該nセル目であることを通知する。す
なわち,固定長エラー訂正フレームのサイズをATMセ
ルペイロードの複数倍にするために固定長エラー訂正フ
レームをATMセルに組み立てる際にスタッフ情報を挿
入する必要がない。そのため,ATMセル中に長さイン
ジケータが不要になる。また,エラー訂正符号の位置も
ATMヘッダの1ビットによって表されるため,固定長
エラー訂正フレーム中の同期パターンが不要になるとと
もに,ATMセル中にシーケンス番号がなくてもセル損
失を検出することができる。従って,従来技術と比較し
て大幅な伝送効率の向上が図られる。
【0014】一方,nとして4を選択するとATMセル
4個の中に含まれる192バイトに4バイトのリードソ
ロモン符号を含むことによって2バイトまでのエラー訂
正能力を持ち,従来技術と同等のエラー訂正能力を持
つ。
【0015】
【実施例】
(第1の実施例)本発明による第1の実施例を図1を用
いて,また本発明を用いたことによる伝送効率の向上を
図2を用いて説明する。
【0016】本発明の第1の実施例では,ヘッダ13を
持つ可変長情報12からATMセルを組み立てる際に,
可変長情報を48バイト単位で分割してATMセルを生
成する。ただし,nセル目に相当するATMセルは,エ
ラー訂正符号(RS)22を含めて48バイトとすると
ともに,受信側でエラー訂正符号22が挿入されている
ことが検出できるように,ATMヘッダの1ビット23
を立てる。
【0017】ここでnの値を4,すなわち固定長エラー
訂正フレームのサイズを192バイトとし,エラー訂正
符号としてリードソロモンを用い,エラー訂正符号22
を4バイトとして伝送効率を計算する。本実施例では,
固定長エラー訂正フレーム中に同期パターンは不要であ
るため,固定長エラー訂正フレームのペイロード長は1
88バイトになる。従って,xバイトの可変長情報はi
nt(x/188)個の固定長エラー訂正フレームに分
割され,1固定長エラー訂正フレーム当たり4個のAT
Mセルとして伝送される。従って,本発明手法を用いた
場合の情報の伝送効率R2[%]は,(2) 式で表され
る。
【0018】 R2={[x/{int(x/188)×48×4/48}]/48}×100 (2) ただしx=可変長情報長 従来技術と本発明手法それぞれの効率を(1) 式,(2) 式
から求めた結果を図2に示す。ごく限られた可変情報長
において従来技術が有効な領域が存在するが,ほとんど
の場合は本発明のほうが10%程度優れている。双方と
も可変長情報長が長くなるにつれて,可変情報長が固定
長フレーム長の整数倍でスタッフ情報が不要な場合の伝
送効率と等しい場合の伝送効率に漸近するが,従来技術
で(1) 式から86.8%なのに対して本発明の方式では
(2) 式から97.9%となり,これも10%以上の差が
ある。以上のように本発明では,従来技術に比べて伝送
効率が向上する。
【0019】(第2の実施例)本発明の第1の実施例で
は,1つの可変長情報が複数の固定長エラー訂正フレー
ムに分割される可能性がある。可変長情報のヘッダには
可変長情報長が記述されており,可変長情報が終わった
次の固定長エラー訂正フレームから新たな可変長情報が
始まると考える場合などを想定すると,セル損失でエラ
ー訂正が不可能な場合にも総情報量を正しく伝える必要
がある。従来技術では,シーケンス番号によってセル損
失を検出しダミー情報を挿入することによって対処する
ことが可能であったが,本発明でも同等の機能を持つこ
とが可能である。
【0020】図3を用いてこの方法を説明する。受信側
に,ATMセルの損失検出のためカウンタ31とダミー
セル発生器32を備える。ATMヘッダの1ビット23
の発生周期をカウンタ31で計測する。ATMセル損失
の際には,この値がnでなくなるためダミーセル発生器
32で特定のパターンを持つダミーのATMセル33を
挿入し,エラー訂正符号を含むセル21の間隔をnかn
の最小公倍数とする。これにより,従来技術においてA
TMセル中にシーケンス番号を付与した場合と同様に,
セル損失の際にも総情報量を正しく伝送することが可能
である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように,本発明では従来技術
に比べて,同等の機能を有したまま10%程度の伝送効
率の向上を図ることができる。また,送信側,受信側の
双方においてメモリおよびシーケンス番号や長さインジ
ケータ等の周辺回路が不要になると同時に,受信側のA
TM/AALレイヤでエラー訂正を必要としない場合に
はエラー訂正符号を読み飛ばすだけで良いため,ハード
ウェア量の削減の点でも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で上位が可変長情報の時のエラー訂正
符号付与を示す図である。
【図2】本発明の実施例と従来技術との情報伝送効率の
比較を示す図である。
【図3】実施例2の構成を示すブロック図である。
【図4】固定長エラー訂正フレームをAALタイプ1を
用いて伝送する場合を示す図である。
【図5】上位情報が可変レート時の固定長エラー訂正フ
レームをAALタイプ1を用いて伝送する場合を示す図
である。
【図6】従来技術の情報伝送効率を示す図である。
【符号の説明】
12 可変長情報 13 可変長情報のヘッダ 21 エラー訂正符号を含むセル 22 エラー訂正符号 23 ATMヘッダの1ビット 31 カウンタ 32 ダミーセル発生器 33 特定のパターンを持つダミーのATMセル 41 固定長エラー訂正フレーム 42 同期パターン 43 リードソロモンエラー訂正符号 44 シーケンス番号 45 可変長情報 46 可変長情報のヘッダ 47 長さインジケータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−25258(JP,A) 特開 平4−115642(JP,A) 特開 平5−235979(JP,A) 特開 平1−101758(JP,A) 特開 平8−195747(JP,A) 特開 平7−202907(JP,A) 特開 平4−23540(JP,A) 特開 平3−250834(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATMセルを用いる情報伝送方式におい
    て,nセルごとにATMセルと同期してエラー訂正符号
    を付与する手段と,ATMヘッダの1ビットを用いて前
    記エラー訂正符号が含まれるセルを指示する手段と,前
    記エラー訂正符号が付与されたATMセルの間隔がnで
    あるか否かにより,セルの損失の有無を検知する手段と
    を備えることを特徴とするATMにおけるエラー訂正フ
    レームの伝送方式。
JP1029095A 1995-01-26 1995-01-26 Atmにおけるエラー訂正フレームの伝送方式 Expired - Fee Related JP3256641B2 (ja)

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