JP3251490B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
として例えば薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Tr
ansistor)を用いたアクティブマトリクス駆動方式の液
晶表示装置に関するものである。
ディスプレイを中心にAV(Audio Visual)からアミュ
ーズメントの分野に至るまで幅広く利用されている。今
後、このような多彩なメディアに対応するため、液晶表
示装置の高精細化、高輝度化が望まれている。このよう
な目的を達成するため、例えば開口率を向上させて光利
用効率を向上させるなど、様々な試みが従来からなされ
ている。
液晶表示装置において、液晶を駆動する1画素あたりの
平面構造を図4に示す。この画素部では、データ信号線
51a、51bが走査信号線52と直交するように設け
られ、データ信号線51aと走査信号線52との交差部
にはスイッチング素子として例えば薄膜トランジスタ5
3が設けられている。また、上記画素部には、薄膜トラ
ンジスタ53のリーク電流等による画素電圧の低下を防
ぐための蓄積付加容量54が設けられている。
に薄膜トランジスタ53が設けられている側の基板(以
下、TFT基板と略称する)と対向した対向基板(図示
せず)側に設けられる。したがって、従来の構造では、
TFT基板と対向基板との貼り合わせずれを考慮して、
貼り合わせマージン55が設けられている。このため、
TFT基板と対向基板とを貼り合わせたときには、ブラ
ックマトリクスの開口部56は画素電極57の内側に形
成される。
大きいほど開口率の低下は大きくなる。したがって、開
口率を向上させるには上記の貼り合わせマージン55を
小さくする方が望ましい。しかし、貼り合わせマージン
55を小さくする場合は、両基板を高精度で貼り合わさ
なければならず、実際のところこの方法は難しい。
ば特開平6−230422号公報、及び特開平6−27
4130号公報では、図5(a)及び図5(b)に示す
ように、画素電極66を第2層間絶縁膜69を介してデ
ータ信号線61a、61b上に重ねるようにした方法が
開示されている。つまり、この方法では、図5(b)に
示すように、基板67上に第1層間絶縁膜68、データ
信号線61a(またはデータ信号線61b)、第2層間
絶縁膜69、及び画素電極66がこの順で形成されてい
る。なお、説明の便宜上、図5(a)は画面最下部の1
画素の平面構造を示しているものとし、図5(b)は、
図5(a)のB−B′線矢視断面図を示している。
向基板との貼り合わせずれが左右方向に少々生じたとし
ても、データ信号線61a、61b自体が遮光膜として
働くので光もれを防止することができる。したがって、
上記方法では、従来は必要であった少なくとも左右方向
の貼り合わせマージン55(図4参照)を設ける必要が
なく、これにより、少なくとも左右方向の開口率の向上
を図ることが可能となっている。
2層間絶縁膜69を介してデータ信号線61a、61b
上に重ねるために、画素電極66とデータ信号線61
a、61bとの重畳部分に結合容量Csd1′、Csd
2′がそれぞれ発生し、この結合容量Csd1′、Cs
d2′を介して画素電圧Vdが変動するという問題があ
る。
回路を図6に示す。この等価回路において、結合容量C
sd1′とCsd2′との和をCsd、画素容量(液晶
容量CLCと蓄積付加容量Csとの和)をCp、データ
信号電圧変動量をΔVsとすると、画素電圧変動量ΔV
dは次の(1)式で表される。
上部から下部に向かって行われるとき、画面の最上部で
はほとんどなく、画面の最下部では最も大きくなる。
(a)ないし図7(c)に示した波形図を用いて説明す
れば以下の通りである。図7(a)及び図7(b)は、
隣接するデータ信号線61a、61b(図5(a)参
照)に与えるデータ信号の波形をそれぞれ示し、図7
(c)は、上記データ信号が与えられたときの画素電圧
Vdの波形を示している。
照)とデータ信号線61a、61bとを重ねる方法で
は、図7(c)に示すように、結合容量Csd1′、C
sd2′による画素電圧変動量ΔVd(Csd)が生じ
ている。なお、ここでの説明が理解しやすいように、隣
接したデータ信号線61a、61bからの結合容量Cs
d1′、Csd2′以外の容量による影響は省いてあ
る。
大きくなるとデータ信号線に沿った輝度傾斜、すなわ
ち、画面の上部から下部に向かって画素の輝度が徐々に
変化するクロストークが発生する。その理由は以下の通
りである。
及びソース・ドレイン間容量CSDを考慮した場合の画
素の等価回路を図8に示す。この図より、オフ抵抗Ro
ff及びソース・ドレイン間容量Csdを通して、デー
タ線の電位が、画素電極である液晶容量CLCの薄膜ト
ランジスタ側の電極の電荷量に影響を及ぼすことが分か
る。
の程度以下であり、上記ソース・ドレイン間容量Csd
がどの程度以上であれば、問題となる程度の表示品位の
劣化をもたらし始めるかは一概には言えない。なぜなら
ば、その劣化の程度は、表示体の液晶材料、表示し得る
階調数、表示パターンのみならず、表示装置としての使
用目的にまで依存することになるからである。したがっ
て、オフ抵抗Roff及びソース・ドレイン間容量Cs
dの絶対的な基準は存在し得ない。
レイン間容量Csdに基づく無視できない不具合の例を
図9(a)及び図9(b)に基づいて説明する。
表示パターンが表示されている表示画面を示している。
中央の窓領域Eには、所定の表示データ(例えば表示デ
ータ1とする)に対応した表示がその全面にわたって均
一に形成されている。上記窓領域Eの周辺の領域A、
B、C、Dには、図9(b)に示すように、2種類の所
定の表示データ(例えば表示データ1と表示データ2と
する)に対応した輝度の表示が各画素毎に交互に現れ
る、いわゆる市松模様の表示が行われている。
に、窓領域Eの上下の領域C、Dの輝度が全体的に変化
してしまう。これは、窓領域Eの内部と外部とでデータ
線の電位の平均値が異なることから、画素電極の電位に
与える影響が異なってしまうためである。
上記窓領域Eとその上下の領域C、Dにおけるあるデー
タ線DLの平均電位の移動、及びデータ線DL上の画素
X、Yの充電電位の変動を、2フレーム期間に亘って示
したものを図10に示す。
照)と、窓領域Eの下の領域Dの画素Y(図9参照)と
では、図10に示すように、窓領域Eでのデータ線DL
の平均電位の影響の受け方が逆になる。つまり、画素X
では、これが充電されたフレームと同一フレームでの窓
領域Eでのデータ線DLの平均電位の影響を受け、画素
Yでは、これが充電されたフレームの次のフレームでの
窓領域Eでのデータ線DLの平均電位の影響を受けるか
らである。この結果、窓領域Eの上下の領域C、Dの輝
度が全体的に変化してしまう。これは、画素電圧の変動
が大きいほど顕著である。
号線に逆極性の信号を与えることにより画素電圧変動を
キャンセルさせ、上述したようなクロストークの発生を
防止するよう試みている。以下、説明の都合上、図5
(a)および図5(b)で示した画素部に上記方法を適
用した場合について説明する。
示すような互いに逆極性のデータ信号をデータ信号線6
1a、61b(図5(b)参照)に与えると、データ信
号線61aと画素電極66(図5(b)参照)との結合
容量Csd1′(図5(b)参照)による画素電圧変動
量ΔVd1は、 ΔVd1={Csd1′/(Cp+Csd)}×(−ΔVs) ・・・(2) となり、同様にデータ信号線61bと画素電極66との
結合容量Csd2′(図5(b)参照)による画素電圧
変動量ΔVd2は、 ΔVd2={Csd2′/(Cp+Csd)}×ΔVs ・・・(3) となる。したがって、結合容量によって生じる画素電圧
変動量ΔVd(Csd)は、上式(2)、(3)より、 ΔVd(Csd)=ΔVd1+ΔVd2 ={(Csd2−Csd1)/(Cp+Csd)}×ΔVs ・・・(4) となる。したがって、Csd1≒Csd2であれば、上
式(4)によりΔVd(Csd)=0となる。
タ信号線61a、61bに逆極性のデータ信号を与える
ことにより、図11(c)に示すように、結合容量Cs
d1′、Csd2′によって生じる画素電圧変動量ΔV
d(Csd)をキャンセルし、結合容量Csd1′、C
sd2′の影響をなくしている。
画素電圧変動量ΔVdは、結合容量によって生じる画素
電圧変動量ΔVd(Csd)以外に、図7(c)及び図
11(c)に示すように、薄膜トランジスタのリーク電
流による画素電圧変動量ΔVd(Ioff)にも影響さ
れる。すなわち、実際の画素電圧変動量ΔVdは、 ΔVd=ΔVd(Csd)+ΔVd(Ioff) ・・・(5) となっている。この影響は、例えば開口率の向上を図る
場合に蓄積付加容量を減少させたときに特に大きい。ま
た、プロジェクタ用のライトバルブに液晶表示装置が使
用される場合には、光や温度の影響によってリーク電流
が増加するので、特に画素電圧変動量ΔVd(Iof
f)が問題となる。したがって、上記方法では、画素電
圧変動量ΔVd(Ioff)までを考慮することができ
ず、その結果、画素電圧変動量ΔVd(Csd)をキャ
ンセルしてもクロストークが発生するという問題が生ず
る。
なされたもので、その目的は、画素電圧変動量ΔVd
(Ioff)を考慮してクロストークの発生を抑制し、
コントラストの高い、良好な表示品質を得ることのでき
る液晶表示装置を提供することにある。
晶表示装置は、上記の課題を解決するために、複数の第
1の信号線と、該第1の信号線に直交する複数の第2の
信号線と、上記第1の信号線と第2の信号線との交差部
に設けられた薄膜トランジスタと、隣接した上記第1の
信号線に絶縁膜を介して重ねられた画素電極とを有する
液晶表示装置において、隣接した第1の信号線に互いに
逆極性の信号を供給することにより、上記薄膜トランジ
スタのリーク電流によって生じる画素電圧の減少量を、
上記第1の信号線と上記画素電極との間の結合容量の差
から生じる画素電圧変動量で補償できるように、上記画
素電極が、隣接した上記第1の信号線に絶縁膜を介して
重ねられていることを特徴としている。
線に互いに逆極性の信号を供給することにより、互いに
符号の異なった画素電圧変動が画素電極に生じるので、
トータルとしての結合容量による画素電圧変動は抑制さ
れる。また、上記構成によれば、上記薄膜トランジスタ
のリーク電流によって生じる画素電圧の減少量が、上記
第1の信号線と上記画素電極との間の結合容量の差から
生じる画素電圧変動量で補償される。これにより、例え
ば画面の下部においても十分な画素電圧が供給されるこ
とになる。
に、隣接した第1の信号線に互いに逆極性の信号を供給
することによって、互いに符号が異なる絶対値の等しい
画素電圧変動を生じさせ、結合容量による画素電圧変動
をキャンセルさせるだけであった。しかし、実際には薄
膜トランジスタのリーク電流による画素電圧の減少が生
じている。したがって、従来では、結合容量による画素
電圧変動をキャンセルさせても、薄膜トランジスタのリ
ーク電流によって生じる画素電圧の減少量は補償されて
いなかったので、例えば画面の下部においては画素電圧
の供給が不十分となっていた。その結果、画面の上部か
ら下部に向けて画素の輝度が徐々に変化するクロストー
クが発生していた。
る画素電圧変動を抑制すると共に、結合容量の差による
画素電圧変動量で薄膜トランジスタのリーク電流による
画素電圧の減少分を補償しているので、例えば画面の下
部においても十分な画素電圧が供給されることになる。
その結果、画面の全体において均一な輝度の表示を得る
ことができる。
を隣接した第1の信号線に絶縁膜を介して重ねることに
よって、開口率の増加を図ることができると共に、薄膜
トランジスタのリーク電流に起因するクロストークを防
止することができる。また、その結果、コントラストの
高い、良好な表示を確実に得ることができる。請求項2
の発明に係る液晶表示装置は、上記の課題を解決するた
めに、上記画素電極と、隣接した上記第1の信号線との
重畳面積をそれぞれS1、S2とし、上記重畳部分に生
じる結合容量をそれぞれCsd1、Csd2とすると、
Csd1<Csd2となるようにS1<S2を満たしな
がら、画面の最上部から最下部に向かうにつれて、S2
−S1を変化させて画素が形成されていることを特徴と
している。
1ないし図3に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
方式の液晶表示装置の画素部の構造を説明する前に、図
示はしないが、薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film
Transistor)が設けられている側の基板(以下、TFT
基板と略称する)の構造について説明すれば以下の通り
である。
は石英基板と、その上に形成されるゲート駆動回路、ソ
ース駆動回路、及びTFTアレイ部とから構成されてい
る。上記ゲート駆動回路は、シフトレジスタとバッファ
とから構成され、上記ソース駆動回路は、シフトレジス
タ、バッファ、及びビデオラインのサンプリングを行う
アナログスイッチとから構成されている。
から延びた多数の走査信号線が平行して配設されている
と共に、上記ソース駆動回路から延びた多数のデータ信
号線が上記走査信号線と直交するように配設されてい
る。また、この走査信号線に平行して付加容量共通配線
が配設されている。
差部には、スイッチング素子としての薄膜トランジスタ
が設けられている。また、互いに隣接した2本の走査信
号線と互いに隣接した2本のデータ信号線とに囲まれた
矩形の領域には、上記薄膜トランジスタのドレイン電極
に接続された画素電極と付加容量とが配設され、1画素
が構成されている。この1画素の詳しい構成については
後述する。なお、上記薄膜トランジスタのゲート電極は
走査信号線に接続されており、上記薄膜トランジスタの
ソース電極はデータ信号線に接続されている。
された対向電極との間に液晶が封入されて画素が構成さ
れている。このとき、付加容量共通配線は、対向電極と
同じ電位の電極に接続されている。
晶を駆動する1画素あたりの平面図を図1(a)に示
す。この画素部では、データ信号線1a、1b(ともに
第1の信号線)が走査信号線2(第2の信号線)と直交
するように設けられ、データ信号線1aと走査信号線2
との交差部にはスイッチング素子としての薄膜トランジ
スタ3が設けられている。また、上記画素部には、薄膜
トランジスタ3のリーク電流等による画素電圧の低下を
防ぐための蓄積付加容量4が設けられている。
スタ3は、以下に示すような方法によって製造されてい
る。
リコン薄膜を40nm〜80nmの厚さで形成する。そ
の上に、スパッタリングもしくはCVD(Chemical Vap
or Deposition )法を用いて、膜厚80nm〜150n
mのゲート絶縁膜を形成する。
て、後に付加容量を形成する付加容量部に、P+ を1×
1015(cm-2)の濃度でイオン注入してn+ 型とし、
金属もしくは低抵抗の多結晶シリコンを用いてゲート電
極及び付加容量上部電極を形成し、所定の形状にパター
ニングする。その後、この薄膜トランジスタの導電型を
決定するために、上記ゲート電極の上方から、P+ を1
×1015(cm-2)の濃度でイオン注入し、上記ゲート
電極の下部、つまり、イオン注入されていない領域をチ
ャネルとし、また両側のイオン注入された領域をそれぞ
れソース、ドレインとする。
は窒化シリコン(SiNX )を用いて、第1の層間絶縁
膜を基板全面に形成後、コンタクトホールの形成を行
い、アルミニウム(Al)などの低抵抗金属を用いてデ
ータ信号線及び積み上げ電極を形成する。
O2 )もしくは窒化シリコン(SiNX )を用いて、第
2の層間絶縁膜を基板全面に形成後、コンタクトホール
の形成を行い、該コンタクトホールを覆って酸化インジ
ウム(ITO;Indium Tin Oxide)などの透明導電膜か
らなる画素電極を形成し、薄膜トランジスタが完成す
る。
晶シリコンを用いているが、これに限ることはなく、多
結晶シリコンの代わりに例えば非晶質シリコンを用いて
形成してもよい。
断面図を同図(b)に示す。透明基板5上には第1層間
絶縁膜6、及びデータ信号線1a(またはデータ信号線
1b)がこの順で形成されている。そして、本実施形態
では、画素電極8は、第2層間絶縁膜7を介してデータ
信号線1a、1bに重ねられている。このとき、同図
(a)において、画素電極8とデータ信号線1aとの重
畳面積をS1、画素電極8とデータ信号線1bとの重畳
面積をS2とすると、S1<S2となっている。これに
より、画素電極8とデータ信号線1a、1bとの重畳部
分に生じる結合容量Csd1、Csd2(同図(b)参
照)は、Csd1<Csd2となる。
(2)、(3)式より、結合容量Csd1からの影響は
画素電圧Vdを減少させる方向、つまり、図示しない対
向電極側に設けられた共通電極と画素電極8との間の電
位差を小さくする方向にある。また、結合容量Csd2
からの影響は画素電圧Vdを増加させる方向、つまり、
上記共通電極と画素電極8との間の電位差を大きくする
方向にある。したがって、上記のように重畳面積S2の
ほうを重畳面積S1よりも大きくしたのは、結合容量C
sd1、Csd2の差によって生じる画素電圧変動量Δ
Vd(Csd)で、薄膜トランジスタ3のリーク電流に
よる画素電圧変動量ΔVd(Ioff)の減少分を補償
するためである。
って走査されるとき、画素電圧の変動の影響をより多く
受けるのは、画面の最上部よりもむしろ画面の最下部で
あるので、画面最下部の画素における画素電圧変動量を
抑えるようにすれば画面全体としてのクロストークを抑
制することができる。したがって、以下では、画面最下
部の画素を基準にして説明する。
ぞれ図2(a)及び図2(b)に示すような互いに逆極
性のデータ信号を与えると、図2(c)に示すような画
素電圧Vdの波形が得られる。この波形図から、薄膜ト
ランジスタ3(図1(a)参照)のリーク電流による画
素電圧の減少分が、結合容量Csd1、Csd2(図1
(b)参照)の差によって生じる画素電圧変動量ΔVd
(Csd)で補償されていることがわかる。つまり、本
実施形態の液晶表示装置では、薄膜トランジスタ3のリ
ーク電流による画素電圧変動量ΔVd(Ioff)が、
画素電圧変動量ΔVd(Csd)でキャンセルされる。
て、従来では、上記のような逆極性のデータ信号をデー
タ信号線1a、1bに与えても、画素電極8とデータ信
号線1a、1bとの重畳面積S1、S2を互いに等しく
していたため、結合容量Csd1、Csd2による画素
電圧変動量ΔVd(Csd)をなくすことはできても、
薄膜トランジスタ3のリーク電流による画素電圧変動量
ΔVd(Ioff)までもなくすことはできなかった。
しかし、上記構成によれば、S1<S2とすることによ
ってCsd1<Csd2とし、画素電圧変動量ΔVd
(Ioff)を画素電圧変動量ΔVd(Csd)でキャ
ンセルすることができる。これにより、画面の最下部で
液晶に印加される実効値電圧が画面最上部付近の液晶に
印加される実効値電圧とほぼ同じになる。
8とデータ信号線1a、1bとを重ね、しかも、重畳面
積をS1<S2とすることにより、開口率の増加を図る
ことができると共に、従来はキャンセルできなかった画
素電圧変動量ΔVd(Ioff)までもキャンセルする
ことができる。したがって、本発明の液晶表示装置は、
画面の最下部においても液晶に十分な電圧が印加される
ので、画素電圧変動によって生じるクロストークを抑制
することができ、コントラストの高い、良好な表示品質
を得ることができる。
データ信号線1a、1bとの重畳面積S1、S2をS1
<S2として、画素電圧変動量ΔVd(Ioff)を打
ち消すような構成であれば、重畳部分の形状については
特に限定しない。
データ信号線1a、1bとの重畳部分の短方向の長さを
それぞれ等しくし、長辺方向の長さを変えることにより
S1<S2としても構わない。この場合であっても、本
実施形態と同様の効果が得られるのは勿論である。
素を基準にして説明したが、上述のような措置、すなわ
ち、重畳面積S1、S2をS1<S2として、画素電圧
変動量ΔVd(Ioff)を打ち消すような措置を、画
面の上部の画素において合わせて行っても構わない。
Csd1<Csd2となるようにS1<S2を満たしな
がら、画面の最上部から最下部に向かうにつれて、S2
−S1を少量ずつ変化(増加または減少)させて画素を
形成することも可能である。これにより、本実施形態と
同様の効果が得られるのは勿論である。
以上のように、隣接した第1の信号線に互いに逆極性の
信号を供給することにより、上記薄膜トランジスタのリ
ーク電流によって生じる画素電圧の減少量を、上記第1
の信号線と上記画素電極との間の結合容量の差から生じ
る画素電圧変動量で補償できるように、上記画素電極
が、隣接した上記第1の信号線に絶縁膜を介して重ねら
れている構成である。
線に絶縁膜を介して重ねることによって、開口率の増加
を図ることができる。また、上記構成によれば、結合容
量による画素電圧変動を抑制すると共に、結合容量の差
による画素電圧変動量で薄膜トランジスタのリーク電流
による画素電圧の減少分を補償しているので、例えば画
面の下部においても十分な画素電圧が供給されることに
なる。これにより、画面の全体において均一な輝度の表
示を得ることができる。したがって、上記構成によれ
ば、薄膜トランジスタのリーク電流に起因するクロスト
ークを防止することができるという効果を奏する。ま
た、その結果、コントラストの高い、良好な表示を確実
に得ることができるという効果を併せて奏する。請求項
2の発明に係る液晶表示装置は、以上のように、上記画
素電極と、隣接した上記第1の信号線との重畳面積をそ
れぞれS1、S2とし、上記重畳部分に生じる結合容量
をそれぞれCsd1、Csd2とすると、Csd1<C
sd2となるようにS1<S2を満たしながら、画面の
最上部から最下部に向かうにつれて、S2−S1を変化
させて画素が形成されている構成である。
の構造を示す平面図であり、(b)は、(a)における
A−A′線矢視断面図である。
接したデータ信号線に供給する互いに逆極性のデータ信
号の波形を示す波形図であり、(c)は、上記データ信
号が供給されたときの画素電圧の波形を示す波形図であ
る。
る。
構造を示す平面図であり、(b)は、(a)におけるB
−B′線矢視断面図である。
接したデータ信号線に供給する互いに同極性のデータ信
号の波形を示す波形図であり、(c)は、上記データ信
号が供給されたときの画素電圧の波形を示す波形図であ
る。
イン間容量を考慮した画素の等価回路図である。
を示す平面図であり、(b)は、所定の表示データに対
応した画像表示が行われている表示画面を示す平面図で
ある。
位、及び画素X、Yの充電電位の変動を示す波形図であ
る。
隣接したデータ信号線に供給する互いに逆極性のデータ
信号の波形を示す波形図であり、(c)は、上記データ
信号が供給されたときの画素電圧の波形を示す波形図で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の第1の信号線と、該第1の信号線に
直交する複数の第2の信号線と、上記第1の信号線と第
2の信号線との交差部に設けられた薄膜トランジスタ
と、隣接した上記第1の信号線に絶縁膜を介して重ねら
れた画素電極とを有する液晶表示装置において、隣接した第1の信号線に互いに逆極性の信号を供給する
ことにより、上記薄膜トランジスタのリーク電流によっ
て生じる画素電圧の減少量を、上記第1の信号線と上記
画素電極との間の結合容量の差から生じる画素電圧変動
量で補償できるように、上記画素電極が、隣接した上記
第1の信号線に絶縁膜を介して重ねられている ことを特
徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】上記画素電極と、隣接した上記第1の信号
線との重畳面積をそれぞれS1、S2とし、上記重畳部
分に生じる結合容量をそれぞれCsd1、Csd2とす
ると、 Csd1<Csd2となるようにS1<S2を満たしな
がら、画面の最上部から最下部に向かうにつれて、S2
−S1を変化させて画素が形成されていることを特徴と
する請求項1に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5633296A JP3251490B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5633296A JP3251490B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09243999A JPH09243999A (ja) | 1997-09-19 |
JP3251490B2 true JP3251490B2 (ja) | 2002-01-28 |
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ID=13024256
Family Applications (1)
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