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JP3248167U - スクレーパーケース - Google Patents

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JP3248167U
JP3248167U JP2024001705U JP2024001705U JP3248167U JP 3248167 U JP3248167 U JP 3248167U JP 2024001705 U JP2024001705 U JP 2024001705U JP 2024001705 U JP2024001705 U JP 2024001705U JP 3248167 U JP3248167 U JP 3248167U
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憲史 金光
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Abstract

【課題】スクレーパーの収納作業を容易とし、使用者が怪我する危険性を低減する。【解決手段】スクレーパー本体、前記スクレーパー本体3から延びる把持部、および前記スクレーパー本体3に設けた刃部5を有するスクレーパー1を収納するスクレーパーケース2を提供する。スクレーパーケース2は、少なくとも前記刃部5を収納可能なスクレーパーケース本体と、前記スクレーパーケース本体に設けられ、前記刃部5を挿入可能な開口部12とを備える。【選択図】図4

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本考案は、スクレーパーケースに関するものである。
従来、スクレーパーケースとして、市販されているポケット状の収納部を備えたものがある。また、刃物収納携帯ケースとして、特許文献1に記載されたものもある。
しかしながら、前記従来のケースでは、スクレーパーや刃物の挿入は、刃幅よりも若干大きいだけの開口から収納部に対して行わなければならず、スムーズな収納作業が難しい。このため、スクレーパーケースを指で保持してスクレーパーを挿入する必要があり、場合によっては、スクレーパーの刃が指に接触して怪我をする恐れがある。
特開平9-164010号公報
本考案は、スクレーパーの収納作業が容易で、使用者が怪我する危険性の少ないスクレーパーケースを提供することを課題とする。
本考案は、前記課題を解決するための手段として、スクレーパー本体、前記スクレーパー本体から延びる把持部、および前記スクレーパー本体に設けた刃部を有するスクレーパーを収納するためのスクレーパーケースであって、少なくとも前記刃部を収納可能なスクレーパーケース本体と、前記スクレーパーケース本体に設けられ、前記刃部を挿入可能な開口部と、を備える、スクレーパーケースを提供する。
この構成によれば、ケース本体に対して開口部を介してスクレーパーの刃部を挿入すれば、少なくとも刃部をスクレーパーケース本体内に収納することができる。
前記スクレーパーケース本体は、収納される前記刃部が配置される刃先受部を備え、前記開口部は、前記刃先受部に対して側方に開口しているのが好ましい。
この構成によれば、開口幅の大きい開口部に対し、スクレーパーの刃部を一端側の幅の狭い部分から挿入することができる。つまり、スクレーパーケース本体内への刃部の挿入を容易に行うことができる。このため、スクレーパーケース本体を手で保持して開口部を開放したとしても、挿入作業中に刃部が手に接触して怪我をするリスクを大幅に低減することが可能となる。
前記スクレーパーケース本体は、重なり合う一対の面状体で構成される平面視略三角形であり、一辺に対応する位置に前記刃先受部が設けられ、他の一辺に対応する位置に前記開口部が設けられていてもよい。
この構成によれば、スクレーパー本体および刃部が平面視略三角形である場合、それらの周囲に沿うようにスクレーパーケース本体で囲むことができるので、保持状態を安定させることが可能となる。
前記スクレーパーケース本体は、重なり合う一対の面状体で構成される平面視略四角形であり、一辺に対応する位置に前記刃先受部が設けられ、少なくとも前記一辺に隣接する他の一辺に前記開口部が設けられていてもよい。
この構成によれば、スクレーパー本体および刃部が平面視略四角形である場合、それらの周囲に沿うようにスクレーパーケース本体で囲むことができるので、保持状態を安定させることが可能となる。
前記開口部は、隣接する二辺に設けられていてもよい。
この構成によれば、開口部の開口幅をさらに大きくすることができるので、スクレーパー本体および刃部の挿入作業をより一層容易に行うことが可能となる。
前記スクレーパーケース本体は、挿入された前記刃部の刃先に当接する補強部材を備えるのが好ましい。
この構成によれば、スクレーパーケース本体が刃部によって損傷しにくくなり、長期に亘って使用することができる。
前記開口部は、閉鎖状態を維持可能な閉鎖状態維持構造を有するのが好ましい。
この構成によれば、閉鎖状態維持構造によってスクレーパーを保持し、スクレーパー本体および刃部の挿入状態を安定させることができる。
前記閉鎖状態維持構造は、バネ口金であるのが好ましい。
この構成によれば、簡単に開口部の開閉を行うことができ、スクレーパーの挿入作業を迅速かつ適切に行うことが可能となる。
前記スクレーパーの刃部は、前記スクレーパー本体に対して着脱可能であり、前記スクレーパーケース本体は、前記刃部の替刃を収納可能な替刃収納部を、さらに前記刃先受部に沿う外縁側に備えるのが好ましい。
前記替刃収納部は、前記刃先受部に沿う外縁側に配置された対向する一対の舌片で構成され、各舌片には磁性板材と磁石がそれぞれ収納されているのが好ましい。
この構成によれば、舌片の間に替刃を簡単に保持しておくことができる。しかも、一方の舌片に収納された磁性板材によって刃先受部を補強することも可能となる。
前記スクレーパーケース本体は、前記刃先受部と前記開口部の中間領域に吊下部を備えるのが好ましい。
この構成によれば、スクレーパーケースにスクレーパーを保持した状態で、吊下部を利用して簡単に保管しておくことができる。
本考案によれば、開口部を介して簡単にスクレーパーの刃部をスクレーパーケース本体内に収納することができる。収納が容易であるため、収納作業中にユーザが刃先によって怪我をする危険性を大幅に低減することができる。
第1実施形態に係るスクレーパーの平面図。 第1実施形態に係るスクレーパーケースの平面図。 図1のスクレーパーケースの開口部を開放させた状態を示す斜視図。 図1のスクレーパーケースにスクレーパーの一部を挿入している途中の状態を示す平面図。 図1のスクレーパーケースの替刃収容部を開放した状態を示す平面図。 第2実施形態に係るスクレーパーの平面図。 第2実施形態に係るスクレーパーケースの平面図。 他の実施形態に係るスクレーパーケースの平面状に広げた状態を示す平面図。
以下、本考案に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「側」、「端」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した考案の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本考案の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本考案、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
(第1実施形態)
図1および図2は、第1実施形態に係るスクレーパー1およびスクレーパーケース2をそれぞれ示す。
図1に示すように、スクレーパー1は、スクレーパー本体3、把持部4および刃部5を備える。スクレーパー1は、例えば、ステンレスなどの金属材料で形成されている。刃部5については、例えば、セラミック、超鋼刃、合成樹脂、ガラスなどの他の材料で構成することもできる。また、スクレーパー本体3および把持部4については、刃部5とは同じ材料で構成してもよいが、木材やプラスチックなどの異なる材料で構成することもできる。
スクレーパー本体3は、平面視略三角形の板状体である。詳しくは、略正三角形状の基部6と、基部6の一辺から延びる略矩形状の接続部7とで構成されている。接続部7は、基部6に対して傾斜し、一方の面にはさらに取付板8が一体化されている。また、接続部7および取付板8の両側部には丸穴(図示せず)がそれぞれ形成されている。
把持部4は、スクレーパー本体3の接続部7とは反対側に位置する頂点部分から延びる棒状体である。清掃時には、突出した先端部分を把持して使用することができる。ここでは、把持部分には特別な構造を設けなかったが、把持容易とするために、別部材を一体化してもよい。
刃部5は、平面視矩形の薄板状で、長辺の両方が切刃となっている。スクレーパー本体3の接続部7に形成した丸穴を利用して、ボルト9およびナット(図示せず)によって接続部7と取付板8の間に刃部5が挟み込まれて固定されている。
図2に示すように、スクレーパーケース2は、スクレーパーケース本体10、刃先受部11、開口部12および替刃収容部13を備える。
図3に示すように、スクレーパーケース本体10は、ナイロン製の一対の面状体14a、14bを張り合わせて、平面視略三角形の袋状としたものである。一方の面状体14aには、スクレーパーケース本体10の内面に位置する部分に補強部材15が接着や縫い付けなどにより一体化されている。ここでは、補強部材15として、ナイロンの表面に複数の突起が形成されたもの(例えば、面ファスナのループ面が形成されたもの)が使用されている。但し、使用できる補強部材15としては、シリコンやウレタンなどのゴム製のものを含むほか、丈夫な布地など、様々なものを使用することができる。
図2に戻って、刃先受部11は、スクレーパーケース本体10の一辺を構成する。刃先受部11は、一対の面状体14を縫い合わせた部分であり、特に補強構造は有していないが、前記補強部材15の一部を延在させて刃部5の切刃によって傷付くことを防止するように構成することもできる。但し、この刃先受部11は、開口部12から挿入されるスクレーパー1の刃部5の挿入方向に対してほぼ平行に位置しており、スクレーパーケース本体10の外縁向かって徐々に狭くなるように構成されている。このため、刃部5の切刃が直接縫い合わせ部分に到達するのが難しくなっている。
開口部12は、スクレーパーケース本体10の残る二辺のうちの一方に設けられている。開口部12には、バネ口金16が内包されている。すなわち、スクレーパーケース2の外縁を構成する各面状体14の一辺が外方へと延びて平面視矩形の延在部17を構成している。延在部17は、筒状となるように縫い合わされたものであり、その筒状部分にバネ口金16の各バネ板が配置されている。したがって、ユーザは、バネ口金16の両端部を接近する方向に押し込むことにより、図3に示すように、板バネを撓ませて開口部12を開放できるようになっている。
替刃収容部13は、刃先受部11の外縁側に延在した平面視略矩形の部分であり、各面状体14a、14bの一部を延在した対向する一対の舌片18で構成されている。各舌片18は、前記延在部17と同様に面状体14の一辺を延在した筒状(製品状態では平面状)のものである。一方の舌片18には磁石が内包され、他方には磁性体である板状の鉄片が内包されている。さらに図5に示すように、一方の舌片18を折り曲げて開口し、両舌片18の間に替刃19を配置し、磁力によって両舌片18の間に替刃19を挟み込んで保持することができるようになっている。なお、替刃19は薄板状であるため、複数枚をまとめて保持しておくことも可能である。
刃先受部11と開口部12の中間領域である、替刃収容部13の一端部には吊下部20が設けられている。ここでは、吊下部20は丸穴で構成されている。丸穴は両面ハトメによって補強されている。この丸穴に、図示しないフックなどを係止してスクレーパーケース2を吊るすことができるようになっている。
前記構成からなるスクレーパー1は、例えば、家庭用の熱帯魚などを入れておく観賞魚用水槽のガラス内面を清掃するために使用することができる。スクレーパー1は、スクレーパーケース2に収納し、水槽の外面などに吊るしておくことが可能となっている。
スクレーパー1は、把持部4を握って刃部5を水槽内に挿入し、刃先(切刃)をガラス内面に沿わせながら下方へと移動させることで、付着した苔や藻などの汚れを除去するために使用することができる。使用後のスクレーパー1は、乾いた布などで付着した水滴などを除去し、刃部5をスクレーパーケース2に収納して水槽横などに吊して保管しておくことができる。
スクレーパーケース2へのスクレーパー1の収納は、次のようにして行う。
図3に示すように、バネ口金16の両端部を片方の手の指で挟んで撓ませ、開口部12を開放させる。そして、スクレーパーケース2に対し、他方の手では地下スクレーパーの刃部5およびスクレーパー本体3を挿入する。スクレーパーケース2へのスクレーパー1の挿入は、スクレーパー1を移動させて行ってもよいし、スクレーパー1に対してスクレーパーケース2を被せるように移動させて行ってもよい。
この場合、傾斜して突出する刃部5をスクレーパーケース本体10内の補強部材側に向かわせる。そして、スクレーパー1の刃部5の一端側を刃先受部11に向かって相対移動させる。例えば、刃先が刃先受部11に対してほぼ平行となるように相対移動させる。これにより、十分な開口幅を有する開口部12に対し、刃部5を一端側の幅狭部分から行うことができ、挿入作業をスムーズに行うことが可能となる。しかも、図4に示すように、刃部5の一端側さえ開口部12内に位置させてしまえば、その後に刃先がスクレーパーケース2からはみ出すことがない。したがって、刃部5、特に刃先がスクレーパーケース2を持った手に接触する危険性を大幅に低減することができる。
スクレーパー1は刃部5と共にスクレーパー本体3もスクレーパーケース2内に挿入する。そこで、バネ口金16に付与した力を除去し、バネ板を元の真っ直ぐな状態に戻す。これにより、開口部12が閉鎖され、刃部5およびスクレーパー本体3がスクレーパーケース2内に収納される。この状態では、刃先が補強部材15に当接し、スクレーパーケース本体10を損傷することがない。
スクレーパー1を収納したスクレーパーケース2は、吊下部20を利用して、例えば、水槽の側面に沿って吊り下げておくことができる。すなわち、予め水槽の側面に設置したフックを丸穴に引っ掛けて、吊るしておくことができる。この吊り下げ状態では、吊下部20に対してスクレーパー1の把持部4が鉛直下方に延びる。スクレーパー1は、開口部12に設けた閉鎖状態のバネ口金16や、刃先受部11を挟んで開口部12とは反対側の一辺によって、スクレーパー本体3の刃部5を取り付けた接続部7とは異なる二辺を保持されるので、吊り下げ状態でスクレーパーケース2からスクレーパー1が落下することはない。
スクレーパーケース2には、替刃収容部13に替刃19を保持しておくことができる。したがって、刃部5の刃先の切れ味が悪くなったり、損傷したりすればすぐに交換することができる。すなわち、ボルト9およびナットを緩めて接続部7と取付板8の挟み込み状態を解除し、刃部5を取り外す。そして、スクレーパーケース2の舌片18を磁力に抗して広げ、収納した替刃19を取り出す。取り出した替刃19をボルト9およびナットによりスクレーパー1の接続部7と取付板8の間に挟み込んで固定する。このように、スクレーパーケース2の替刃収容部13に替刃19を収容しておけるので、スクレーパー1の刃部5が損傷するなどの不具合が発生した場合でも、替刃19を探すことなく、簡単に交換できて便利である。
第1実施形態に係るスクレーパーケース2によれば、次のような効果が得られる。
(1)刃先受部11に対して開口部12を側方に形成しているので、スクレーパー1の刃部5を挿入しやすい。
(2)開口部12の開口幅は、刃先の一端部に比べて十分に広いため、スクレーパー1の刃部5の挿入作業が容易である。
(3)開口部12内に刃部5の一端側を部分的に挿入してしまえば、後はスクレーパーケース本体10内に刃部5およびスクレーパー本体3を移動させるだけでよく、刃部5の刃先がユーザの指などに接触する危険性を大幅に低減することができる。
(4)スクレーパーケース2内に収納したスクレーパー1の刃部5は、その刃先部分を補強部材15に当接することになるので、スクレーパーケース本体10が損傷しにくい。
(5)開口部12をバネ口金16で開閉できるようにしているので、バネ口金16を押さえてバネ板を変形させて開口部12を開放することができ、作業性がよい。スクレーパー1の刃部5およびスクレーパー本体3が収納されれば、付与した力を緩めてバネ板を元の形状に復帰させるだけでよいので、適切な保持状態も容易に得ることができる。
(6)スクレーパー1が収納されたスクレーパーケース2は、吊下部20を利用して簡単に水槽などのフックに吊るしておくことができ、片付け場所に困ることはない。
(第2実施形態)
図6および図7は、第2実施形態に係るスクレーパー1およびスクレーパーケース2をそれぞれ示す。
図6に示すように、スクレーパー1は、前記第1実施形態と同様に、スクレーパー本体3、把持部4および刃部5を備えるが、スクレーパー本体3の形状のみが相違している。したがって、ここでは把持部4および刃部5については説明を省略し、以下、スクレーパー本体3のみについて言及する。
スクレーパー本体3は、平面視略四角形の板状体である。略正方形の基部6と、基部6の一辺から延びる略矩形状の接続部7とで構成されている。接続部7が、基部6に対して傾斜し、取付板8が設けられ、ボルト9およびナットによって接続部7と取付板8の間に刃部5を着脱可能となっている点は、前記第1実施形態のものと同様である。把持部4は、接続部7が延びるのとは反対側の一辺の中央部から延びている。
図7に示すように、スクレーパーケース2は、一対の面状体14を張り合わせた構成は、前記第1実施形態と同様であるが、その平面形状が相違している。すなわち、第2実施形態では、スクレーパーケース本体10は平面視略四角形に形成されている。また、刃先受部11に連続する他の二辺に開口部12がそれぞれ形成されている。残る他の一辺は縫い合わされて閉鎖されている。開口部12は連続しており、面ファスナなどで閉鎖状態に維持できるようになっている。刃先受部11の外縁側は替刃収容部13となっているのは、前記第1実施形態と同様である。替刃収容部13を縫い合わされた他の一辺の外縁側に設ける場合には、吊下部20は刃先受部11の外縁部分の中央部に設けることができる。これによれば、スクレーパーケース2を、スクレーパーケース本体10内に刃部5およびスクレーパー本体3を収納して吊り下げた状態を安定させることができる。
スクレーパーケース2内にスクレーパー1を収納する場合、二辺の開口部12を開放させて開口幅を大きく取ることができる。したがって、平面視略四角形のスクレーパー本体3であっても簡単に挿入することが可能となっている。
(他の実施形態)
なお、本考案は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記第1実施形態では、開口部12にバネ口金16を設けて開閉するように構成したが、第2実施形態のように面ファスナを使用してもよいし、マグネット、ジッパーなど、他の手段によって開閉可能な構成としてもよい。
前記各実施形態では、吊下部20を丸穴で構成したが、これに限らず、スクレーパーケース2およびスクレーパー1を吊り下げることができるのであれば、磁石、面ファスナ、フックなどで構成することも可能である。
前記各実施形態では特に言及しなかったが、スクレーパーケース2を吊るした状態で、スクレーパー1の着脱を行うようにしてもよい。
前記各実施形態では、スクレーパーケース2を、スクレーパー1の刃部5およびスクレーパー本体3を収納するように構成したが、少なくとも刃部5が収納されるように構成してあればよい。
前記各実施形態では、スクレーパー1の刃部5およびスクレーパー本体3の形状を平面視略三角形および平面視略四角形としたが、これら以外の形状(例えば、平面視略円形や、刃先が斜めや円弧状に窪んだり、膨らんだりした形状など)のものであってもよい。この場合、スクレーパーケース本体10にそれよりも大きい収容スペースが形成されていればよい。但し、スクレーパーケース本体10は、収納するスクレーパー1の一部の形状に沿った形状に形成するのが、収納状態を安定させることができる点で好ましい。
前記各実施形態では、水槽を構成するガラス内面の清掃に使用するスクレーパー1について説明したが、スクレーパー1の形状および用途はこれに限定されるものではない。
前記各実施形態では、面状体14を張り合わせて開口部12からスクレーパー1の刃部5を挿入する構成としたが、次のように構成することもできる。
すなわち、一対の面状体14を刃先受部11に沿う部分でのみ連結した構成とすることができる。例えば、第1実施形態に係るスクレーパーケース2では、図8に示すように、面状体14を刃先受部11で連結して連結部21とし、刃先受部11以外の他の二辺に相当する縁部を面ファスナ22とすることで、開閉可能な構成とすればよい。この場合、連結部21はピンなどで連結することにより、開閉しやすい構成とするのが好ましい。
スクレーパーケース2内にスクレーパー1を収納する場合、図8に示すように、連結部21を中心として面状体14aに対して面状体14bを平面状となるように広げる。そして、露出した部分に、スクレーパー1の刃部5およびスクレーパー本体3を配置する。最後に、開放した面状体14を元の位置に戻して面ファスナ22により閉鎖状態とすればよい。
これによれば、スクレーパー1を収納する際、平面状に広げたスクレーパーケース2の所定位置に刃部5およびスクレーパー本体3を配置し、広げた一方の面状体14bを他方の面状体14aに重ね合わせるだけでよいので、より安全にスクレーパー1の収納作業を行うことができる。
また、スクレーパーケース2を、平面状に広げることができる一対の面状体14a、14bで構成する場合、刃先受部11に隣接する一方の開口部12にバネ口金16を設けるようにしてもよい。すなわち、平面状に広げた一方の面状体14bにバネ口金16を一体化し、このバネ口金16の露出面と、他方の面状体14の外縁部とに面ファスナ22をもうけるようにしてもよい。
これによれば、前記各実施形態のスクレーパーケース2のように、バネ口金16を開放して形成された開口からスクレーパー1の刃部5などを挿入して収納するように使用することもできるし、前述のように、面状体14を平面状に広げて収納するように使用することもできる。
1…スクレーパー
2…スクレーパーケース
3…スクレーパー本体
4…把持部
5…刃部
6…基部
7…接続部
8…取付板
9…ボルト
10…スクレーパーケース本体
11…刃先受部
12…開口部
13…替刃収容部
14…面状体
15…補強部材
16…バネ口金
17…延在部
18…舌片
19…替刃
20…吊下部
21…連結部
22…面ファスナ

Claims (11)

  1. スクレーパー本体、前記スクレーパー本体から延びる把持部、および前記スクレーパー本体に設けた刃部を有するスクレーパーを収納するためのスクレーパーケースであって、
    少なくとも前記刃部を収納可能なスクレーパーケース本体と、
    前記スクレーパーケース本体に設けられ、前記刃部を挿入可能な開口部と、
    を備える、スクレーパーケース。
  2. 前記スクレーパーケース本体は、収納される前記刃部が配置される刃先受部を備え、
    前記開口部は、前記刃先受部に対して側方に開口している、請求項1に記載のスクレーパーケース。
  3. 前記スクレーパーケース本体は、重なり合う一対の面状体で構成される平面視略三角形であり、一辺に対応する位置に前記刃先受部が設けられ、他の一辺に対応する位置に前記開口部が設けられている、請求項2に記載のスクレーパーケース。
  4. 前記スクレーパーケース本体は、重なり合う一対の面状体で構成される平面視略四角形であり、一辺に対応する位置に前記刃先受部が設けられ、少なくとも前記一辺に隣接する他の一辺に前記開口部が設けられている、請求項2に記載のスクレーパーケース。
  5. 前記開口部は、隣接する二辺に設けられている、請求項4に記載のスクレーパーケース。
  6. 前記スクレーパーケース本体は、挿入された前記刃部の刃先に当接する補強部材を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載のスクレーパーケース。
  7. 前記開口部は、閉鎖状態を維持可能な閉鎖状態維持構造を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載のスクレーパーケース。
  8. 前記閉鎖状態維持構造は、バネ口金である、請求項7に記載のスクレーパーケース。
  9. 前記スクレーパーの刃部は、前記スクレーパー本体に対して着脱可能であり、
    前記スクレーパーケース本体は、前記刃部の替刃を収納可能な替刃収納部を、さらに前記刃先受部に沿う外縁側に備える、請求項1から5のいずれか1項に記載のスクレーパーケース。
  10. 前記替刃収納部は、前記刃先受部に沿う外縁側に配置された対向する一対の舌片で構成され、各舌片には磁性板材と磁石がそれぞれ収納されている、請求項9に記載のスクレーパーケース。
  11. 前記スクレーパーケース本体は、前記刃先受部と前記開口部の中間領域に吊下部を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載のスクレーパーケース。

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