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JP3247868B2 - ハンドル機構 - Google Patents

ハンドル機構

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Publication number
JP3247868B2
JP3247868B2 JP19738798A JP19738798A JP3247868B2 JP 3247868 B2 JP3247868 B2 JP 3247868B2 JP 19738798 A JP19738798 A JP 19738798A JP 19738798 A JP19738798 A JP 19738798A JP 3247868 B2 JP3247868 B2 JP 3247868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
handle
opening
locked
coil spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19738798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000027517A (ja
Inventor
靖彦 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP19738798A priority Critical patent/JP3247868B2/ja
Publication of JP2000027517A publication Critical patent/JP2000027517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3247868B2 publication Critical patent/JP3247868B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉などの開閉部材
へ取り付けられロック機能を有するハンドル機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】扉などでは、ロック機能を有するハンド
ル機構によって扉を閉止させた状態でロックされるよう
になっている。
【0003】図4及び図5には、この種のハンドル機構
80の従来構造が示されている。機器に回動可能に支持
される扉84には、樹脂製のハウジング88が取り付け
られている。このハウジング88にはピン90を介して
ハンドル86が回動可能に軸支されており、扉84の表
側から回動操作できるようになっている。
【0004】また、ハンドル86の裏側にはハウジング
88を貫通して扉84の裏側へ突出するロック部92が
設けられており、機器側のロックピン94へ係止可能と
なっている。
【0005】一方、ハウジング88の底部には切欠き8
8Aが形成され、切欠き88Aで囲まれた部分を裏面か
ら押し上げて突出片96が設けられている。この突出片
96は、付勢力によってロック部92が矢印C方向へ回
動する方向へハンドル86を押圧する。
【0006】このとき、ロック部92に形成された突片
98がハウジング88の底部に当接し、扉84を開放さ
せた状態であっても、ロック部92がさらに矢印C方向
へ回動しないようにロック位置で姿勢を保持している。
【0007】従って、扉84を機器側に回動させるだけ
で、ハンドル86を操作しなくてもロック部92の先端
部に形成された傾斜面92Aが、突出片96の付勢力に
抗して矢印D方向へロック部92を回動させる。そし
て、ロック部92に形成された凹部95がロックピン9
4に至ると、ロック部92がロックピン94に係止さ
れ、扉84が閉止状態でロックされる。
【0008】また、扉84を開放させる場合には、ハン
ドル86を突出片96の付勢力に抗してピン90(図4
参照)廻りに矢印D方向へ回動させると、ロック部92
がロックピン94から離れ、扉84が開放可能となる。
【0009】このような構成では、突出片96は樹脂製
のハウジング88と一体成形であるため、組み立ての手
間が省け、作業工数の低減によって低コスト化を実現さ
せることができた。
【0010】しかし、構造上、常に応力が掛かる突出片
96は、樹脂で成形されているため、クリープにより付
勢力が減少し、ロック状態が不用意に解除される虞れが
ある。また、熱変形によって突出片96の付勢力が減少
する場合もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クリープに
よる経時変化が小さく、また、熱変形を起こさないロッ
ク機能を有するハンドル機構を提供することを課題とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、機器に開閉可能に支持された開閉部材には矩形孔が
形成されており、この矩形孔へフレーム部が取付けられ
る。フレーム部の側壁からは爪部が突設されており、弾
性変形して矩形孔に係止され、矩形孔にフレーム部を固
定する。
【0013】また、フレーム部の側壁には軸受孔が穿設
されており、この軸受孔には底部に形成された開口部に
挿通したレバーの軸部が軸支され、レバーが回動可能に
軸支されている。このレバーにはハンドルが設けられて
おり、ハンドルを操作するとレバーが回動する。
【0014】さらに、フレーム部とハンドルの間には金
属製のコイルスプリングが配置されており、レバーの先
端部側に形成された凹部が機器側に設けられたロックピ
ンに係止されるロック位置方向へハンドルを付勢する。
また、レバーは開口部の縁部に当接しており、開閉部材
が開放状態であってもロック位置で姿勢が保持される。
【0015】このような構成により、開閉部材を閉じる
とレバーの凹部がロックピンに係止され、開閉部材が閉
止状態でロックされる。
【0016】また、金属製のコイルスプリングを使用す
ることでクリープによる経時変化が小さく、また、熱変
形を起こさずロック機能が維持できる。
【0017】なお、ロックを解除するときは、ハンドル
を操作して凹部をロックピンから離せばよい。
【0018】
【発明の実施の形態】本形態に係るハンドル機構につい
て説明する。
【0019】図1〜図3に示すように、機器には図示し
ないヒンジを介して開閉扉16が回動可能に軸支され、
開閉できるようになっている。この開閉扉16にはヒン
ジから離れた位置に矩形孔16Aが形成されており、こ
の矩形孔16Aへロック機能を有するハンドル機構10
が取り付けられる。
【0020】このハンドル機構10には、箱状のハウジ
ング12及び矩形板状のハンドル14が備えられてい
る。ハウジング12の側壁12Bの先端からは直角にフ
ランジ26が張り出しており、側壁12Bには外側へ突
出する爪部28が2つずつ形成されている。
【0021】これらの爪部28は片持アーム型をしてお
り、開閉扉16の矩形孔16Aへハウジング12を挿入
するときに一時的に内側へ弾性変形して矩形孔16Aを
通過する。そして、通過後に爪部28は形状復原し、爪
部28とフランジ26で矩形孔16Aの周囲を挟持して
開閉扉16へハウジング12を取付ける。
【0022】また、2つの爪部28の間には孔部30が
形成されており、この孔部30にはハンドル14の裏面
から突設された一対のレバー32の軸部31が挿入さ
れ、レバー32が回動可能に軸支される。
【0023】一方、ハウジング12の底部12Aには開
口部20が形成されており、レバー32が開口部20を
挿通し、開口部20の縁部と当接することでレバー32
の回動が抑止される。
【0024】また、2つの開口部20の間には図2に示
す基準線L(回動中心軸)より上方に穴部18(図1参
照)が形成されており、穴部18の内側には十字状のス
トッパー18Aが設けられている。
【0025】さらに、穴部18の周辺部からリブ22
(本実施例では周方向に一定間隔で4ヵ所)が突設して
おり、このリブ22の内側には金属製のコイルスプリン
グ24の一端が挿入される。
【0026】一方、ハンドル14の裏面には、図2に示
すように、基準線Lより上方に十字状の保持体42が突
設されている。この保持体42にハウジング12に装着
されたコイルスプリング24の他端が差込まれている。
このため、コイルスプリング24の付勢力によってハン
ドル14が押圧され、レバー32が軸部31を中心とし
て矢印A方向へ回動する。
【0027】また、コイルスプリング24は、リブ22
及び保持体42に装着されているので、レバー32が回
動してもズレない。さらに、金属製のコイルスプリング
24を使用することでクリープによる経時変化が少な
く、また、熱変形を起こさないのでバネ力が維持でき
る。また、コイルスプリング24はリブ22の内側に挿
入するだけなので、作業工数が増大することもない。
【0028】一方、機器側にはロックピン38が設けら
れており、レバー32には凹部34が形成されている。
この凹部34は、ハンドル14が矢印A方向へ回動した
ときにロックピン38に係止される方向に形成されてい
る。
【0029】また、レバー32は開口部20の縁部に当
接し、開閉扉16が開放された状態であってもレバー3
2がさらに矢印A方向へ回動しないようにロック位置で
姿勢が保持されている。
【0030】一方、凹部34の縁部からレバー32の先
端部に渡って傾斜面32Aが形成されており、開閉扉1
6を閉止させたときに、傾斜面32Aがロックピン38
に当接し、コイルスプリング24の付勢力に抗して矢印
B方向へレバー32を回動させる。そして、凹部34が
ロックピン38に至ると、レバー32がA方向に回動し
て、凹部34がロックピン38に係止される。
【0031】これにより、開閉扉16を機器側に回動さ
せるだけで、ハンドル14を操作しなくても、開閉扉1
6が閉止状態でロックされる。
【0032】一方、ハウジング12とハンドル14の間
に手を入れて、ハンドル14の端部14Aを引くと(扉
の開放方向)、レバー32が矢印B方向へ回動し、ロッ
ク状態が解除される。このため、ロック状態が解除され
る前に開閉扉16を無理矢理引っ張ってロック機能を破
損させる虞れがない。
【0033】一方、2つのレバー32には基準線L上に
リブ44が連設されており、レバー32を回動させると
きに、誤ってコイルスプリング24に手を引っ掛ける等
してコイルスプリング24がリブ22及び保持体42か
ら外れることがないようになっている。
【0034】次に、本形態に係るハンドル機構の取付け
方法及び開閉扉の開閉方法について説明する。
【0035】まず、ハウジング12のリブ22の内側に
コイルスプリング24の一端を装着する。次に、リブ2
2とハンドル14の保持体42が向い合うようにハンド
ル14の向きを定める。
【0036】そして、保持体42にコイルスプリング2
4の他端を挿入させながら、ハウジング12の開口部2
0にレバー32を挿通させ、軸部31をハウジング12
の孔部30に挿入する。これによって、レバー32はハ
ウジング12に回動可能に軸支され、ハンドル14がハ
ウジング12に装着される。
【0037】このとき、コイルスプリング24の付勢力
によってハンドル14が押圧され、レバー32は開口部
20の縁部に当接してロック位置で姿勢が保持される。
【0038】次に、凹部34が上を向くようにしてハウ
ジング12を開閉扉16の表側から矩形孔16Aへ挿入
する。
【0039】そして、ハウジング12を押圧して爪部2
8を弾性変形させ、フランジ26が開閉扉16へ当接す
るまでハウジング12を押し込み、ハウジング12を開
閉扉16に装着する。
【0040】一方、開閉扉16を閉止させるときは、開
閉扉16を機器側に回動させるだけで、レバー32の傾
斜面32Aが、ロックピン38に当接し、コイルスプリ
ング24の付勢力に抗して矢印B方向へレバー32を回
動させる。そして、凹部34がロックピン38に至る
と、レバー32がA方向に回動して、凹部34がロック
ピン38に係止され、開閉扉16が閉止される。
【0041】また、開閉扉16を開放させるときは、ハ
ウジング12とハンドル14の間に手を入れ、ハンドル
14の端部14Aを矢印B方向へ回動させる。そして、
レバー32が開口部20の縁部に当接すると、凹部34
がロックピン38から離れ、開閉扉16が開放される。
【0042】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、クリープ
による経時変化が小さく、また、熱変形を起こさずロッ
ク機能が維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係るハンドル機構を示す分解斜視図で
ある。
【図2】本形態に係るハンドル機構を示す断面図であ
る。
【図3】本形態に係るハンドル機構を示す断面図であ
る。
【図4】従来に係るハンドル機構を示す分解斜視図であ
る。
【図5】従来に係るハンドル機構を示す断面図である。
【符号の説明】
12 ハウジング(フレーム部) 14 ハンドル 16A 矩形孔 20 開口部 24 コイルスプリング 28 爪部 30 孔部(軸受孔) 32 レバー 34 凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に開閉可能に支持された開閉部材を
    閉止状態でロックするハンドル機構において、 開閉部材に形成された矩形孔と、前記矩形孔に取付けら
    れたフレーム部と、前記フレーム部の底部に形成された
    開口部と、前記フレーム部の側壁から突設され弾性変形
    して前記矩形孔に係止される爪部と、前記フレーム部の
    側壁に穿設された軸受孔と、前記開口部に挿通され前記
    軸受孔に軸支される軸部を備え前記開口部の縁部に当接
    してロック位置の姿勢を保持するレバーと、前記レバー
    の先端部側に形成され機器側に設けられたロックピンに
    係止される凹部と、前記レバーに設けられそのレバーを
    回動操作するハンドルと、前記フレーム部と前記ハンド
    ルの間に配置され前記凹部が前記ロックピンに係止され
    るロック位置方向へハンドルを付勢する金属製のコイル
    スプリングと、前記フレーム部の底部から周方向に一定
    間隔で突設され前記コイルスプリングの一端を内側に挿
    入させるリブと、前記ハンドルの裏面に形成され前記コ
    イルスプリングの他端が挿入される保持体と、を有する
    ことを特徴とするハンドル機構。
JP19738798A 1998-07-13 1998-07-13 ハンドル機構 Expired - Lifetime JP3247868B2 (ja)

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