JP3246846U - 投影可能な傘柄ランプ - Google Patents

Abstract

【課題】投影パターンによって宣伝や普及の効率を向上する、投影可能な傘柄ランプを提供する。【解決手段】傘柄１、ランプアセンブリ及び連結アセンブリを含む。ランプアセンブリは、連結アセンブリを介して傘柄の尾部に可動的に配置される。傘柄ランプは、投影レンズアセンブリと固定部品とをさらに含む。ランプアセンブリはハウジング５を含み、ハウジングの上部には電池を入れるための電池ボックスが設けられ、ハウジングの下端端面には前記投影レンズアセンブリを入れるためのレンズキャビティ７が設けられ、投影レンズアセンブリは固定部品を介してハウジングに接続されている。ランプの前方に投影レンズアセンブリを設けることにより、傘が使用時に照射位置に投影パターンを形成する。また、固定部品を用いて使用者が投影レンズアセンブリを取り外すことを防止する。【選択図】図１

Description

本考案は、照明装置の技術分野に属し、特に投影可能な傘柄ランプに関する。

周知のように、傘は人々の生活の中で随所に見られ、種類と外形も多種多様であり、主に日除けと雨を防ぐために使われているが、雨の日の夜、外出者は傘も照明器具も携帯しなければならず、明らかに不便である。既存の傘の多くは照明や発光の機能を備えなく、また、照明機能を持つ少数の傘は、ランプを傘柄の位置に統合するだけで、照明の機能だけを果たす。一方、現実には、多くの業者が宣伝のために、自社の商品や商標が印刷された傘を贈ることになり、単純に商品や商標を傘の表面に印刷する方式は明らかに時代遅れである。宣伝や普及の効率を高めるために、傘の傘柄における照明灯を改良して、それが照射した光線に予め設定された商標や図案を形成させることで、贈与の傘の宣伝効果を高めることができる。

上記の問題を考慮して、本考案は、投影可能な傘柄ランプを提供し、投影レンズアセンブリをランプの前に設けて、ランプの光が投影レンズアセンブリを照射できるようにし、照射箇所に必要な投影を形成することで、宣伝や普及の効果を得ることを目的としている。

上記の目的を達成するために、本考案は、以下の技術的解決策を採用している。
投影可能な傘柄ランプであって、
傘柄、ランプアセンブリ及び連結アセンブリを含み、
前記ランプアセンブリは、前記連結アセンブリを介して前記傘柄の尾部に可動に設置され、
前記傘柄ランプは、投影レンズアセンブリ及び固定部品をさらに含み、前記ランプアセンブリは、ハウジングを含み、前記ハウジングの上部には、電池を入れるための電池ボックスが設置され、前記ハウジングの下端端面には、前記投影レンズアセンブリが進入可能なレンズボックスが開設されており、前記投影レンズアセンブリは、前記固定部品を介して前記ハウジングに接続されている。

上記の投影可能な傘柄ランプは、さらに以下の特徴を有している。前記連結アセンブリは固定リングと、ねじ込み筒と、規制リングとを含み、前記傘柄の下端には環状溝が設けられ、前記環状溝の側壁には雌ねじが設けられ、前記ねじ込み筒の内側壁には前記環状溝に適合する雄ねじが設けられ、前記ねじ込み筒は前記固定リングの先端端面に設けられ、前記規制リングは前記固定リングの内側壁の下部に設けられる。前記ねじ込み筒が前記環状溝に完全に入り込むと、前記規制リングは前記ハウジングに当接して、前記ねじ込み筒を傘柄の尾部の収容室に固定させる。

上述の態様の有益な効果は、固定リングとねじ込み筒との協働により、ランプアセンブリを収容室の中に固定することができることである。

上述した投影可能な傘柄ランプは、さらに以下の特徴を有している。
前記ランプアセンブリは、回路基板と電球をさらに含み、前記回路基板は、前記レンズボックスの上部に設けられ、前記電球は前記回路基板を介して前記電池ボックスの中の正負導電シートと電気的に接続され、前記回路基板の上面には、スイッチボタンが設けられ、前記回路基板の上方には、前記ハウジングの内側壁と固定接続する当接板が設けられる。前記回路基板が上へ移動すると、前記当接板は前記スイッチボタンを押下する。

上記態様の有益な効果は、使用者が投影レンズアセンブリを押すと、投影レンズアセンブリは、スイッチボタンがオンし、電球が通電して発光するまで回路基板を上に移動させ、投影レンズアセンブリを再度押すと、スイッチボタンはオフになり、電球は電源が切れて消灯することにある。

上述した投影可能な傘柄ランプは、さらに以下の特徴を有している。
前記投影レンズアセンブリは、レンズキャビティと、第１レンズと、第２レンズと、第３レンズと、投影シートと、複数の規制ブロックとを含む。前記第１レンズ、前記第２レンズ、前記投影シート及び前記第３レンズは、前記レンズキャビティの中に上から下にかけて設けられる。２つの前記規制ブロックは１組とし、前記規制ブロックは、２つずつを１組としてそれぞれ前記第１レンズ、前記第２レンズ、前記第３レンズ及び前記投影シートを挟んで、こられの素子を前記レンズキャビティの中に固定する。前記固定部品は、前記レンズキャビティの外側壁に設けられ、前記ハウジングの内側壁には、前記固定部品に適合可能な係合スロットが開口している。

上記の態様の有益な効果は、第１レンズと第２レンズとの協働により、電球から発せられる光線を平行光に変換し、平行光が投影シートを通過するようにすることである。第３レンズは、投影シートを通過する平行光を集光して射出するためのものであり、照射箇所に鮮明な投影パターンを形成する。

上述した投影可能な傘柄ランプは、さらに、以下の特徴を有している。前記固定部品は、複数のフックを含み、前記レンズキャビティの外側壁には、前記フックの数に一対一に対応する凹溝が設けられ、前記フックは、前記凹溝の中に設けられる。前記レンズキャビティが前記ハウジングの中に進入すると、前記ハウジングの内側壁は前記フックを押圧してそれを前記凹溝の中に引っ込ませる。前記レンズキャビティが所定の位置に移動すると、前記フックは前記係合スロットに真向い、前記フックは自身の弾性力によって反発して前記フックと相互に係合する。

上記構成の有益な効果は、レンズキャビティがレンズボックスに完全に入り込んだ後、フックと係合スロットとが互いに係合し、使用者がレンズアセンブリを取り外すのを防止することである。

以上より、本考案は以下の有益な効果を奏している。
本考案で提供された投影可能な傘柄ランプでは、ランプの前方に投影レンズアセンブリを設置することにより、傘が使用時に照射位置に投影パターンを形成し、しかも、固定部品を利用して使用者が投影レンズアセンブリを取り外すことを防止し、宣伝や普及の効率を高めることができる。即ち、本考案で提供される投影可能な傘柄ランプは、投影パターンによって宣伝や普及の効率を高める効果を有している。

本考案に係る投影可能な傘柄ランプの断面構造の概略図である。 図１におけるＡ部の拡大構造の概略図である。 本考案に係る投影可能な傘柄ランプの連結アセンブリの断面構造の概略図である。

以下、実施例に合わせて、本実用新案における技術的態様を明確に且つ完全に説明する。明らかに、説明された実施例は本実用新案の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。本実用新案における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行うことなく獲得した他のすべての実施例は、いずれも本実用新案の保護範囲に属する。

なお、衝突しない場合には、本実用新案における実施例及び実施例における特徴を互いに組み合わせてもよい。

以下、具体的な実施例に基づいて本実用新案をさらに説明するが、以下の実施例は本実用新案を限定するものではない。

図１は、本考案に係る投影可能な傘柄ランプの断面構造の模式図である。図２は、図１におけるＡ部の拡大構造の模式図である。図３は、本考案に係る投影可能な傘柄ランプの連結アセンブリの断面構造の模式図である。図１、図２及び図３に示すように、本実施例で提供される投影可能な傘柄ランプは、傘柄１、ランプアセンブリ及び連結アセンブリを含む。ランプアセンブリは、連結アセンブリを介して傘柄１の尾部に可動に設置される。前記傘柄ランプは、さらに投影レンズアセンブリと、固定部品とを含む。ランプアセンブリは、ハウジング５を含む。ハウジング５の上部には、電池が進入可能な電池ボックスが設置される。ハウジング５の下端端面には、投影レンズアセンブリが入るためのレンズボックスが開設されている。投影レンズアセンブリは固定部品を介してハウジング５に接続されている。

上記実施例では、連結アセンブリは固定リング２、ねじ込み筒及び規制リング４を含む。傘柄１の下端には環状溝が設けられ、環状溝の側壁には雌ねじが設けられ、ねじ込み筒の内側壁には環状溝に適合する雄ねじが設けられ、ねじ込み筒は固定リング２の先端端面に設けられ、規制リング４は固定リング２の内側壁の下部に設けられている。ねじ込み筒が環状溝に完全に入り込むと、規制リング４はハウジング５に当接し、ねじ込み筒を傘柄１の尾部の収容室に固定させる。

上記実施例では、ランプアセンブリは、回路基板６と電球とをさらに含む。回路基板６は、レンズボックスの上部に設けられる。電球は、回路基板６を介して電池ボックスでの正負導電シートと電気的に接続される。回路基板６の上面には、スイッチボタンが設けられる。回路基板６の上方には、ハウジング５の内側壁と固定接続する当接板が設けられている。回路基板６が上へ移動すると、当接板はスイッチボタンを押下する。

なお、回路基板６はレンズボックスの上部に設けられており、且つレンズボックスの上部のみを小幅に移動することができる。

上記実施例では、投影レンズアセンブリは、レンズキャビティ７、第１レンズ８、第２レンズ９、第３レンズ１１、投影シート１０及び複数の規制ブロックを含む。レンズキャビティ７には、第１レンズ８、第２レンズ９、投影シート１０及び第３レンズ１１が上から下にかけて設けられている。複数の規制ブロックは、２つずつ１組として、第１レンズ８、第２レンズ９、第３レンズ１１及び投影シート１０をそれぞれ挟んで、これらの素子をレンズキャビティ７の中に固定する。固定部品は、レンズキャビティ７の外側壁に設けられる。ハウジング５の内側壁には、固定部品に対応して固定部品に適合可能な係合スロットが開口している。

なお、投影シート１０には、投影に必要なパターンが設けられている。光線が投影シート１０を通過する際に、照射位置に投影パターンは残る。

なお、第３レンズ１１は、投影シート１０を通過する平行光を集めて射出し、投影シート１０におけるパターンを拡大して投影するための３つの凸レンズを含む。

上記実施例では、固定部品は複数のフック１２を含み、レンズキャビティ７の外側壁にはフック１２の数に一一対応する凹溝が設けられ、フック１２は凹溝の中に設けられている。レンズキャビティ７がハウジング５内に入ると、ハウジング５の内側壁はフック１２を押圧し、フック１２を凹溝に引っ込ませる。レンズキャビティ７が所定の位置に移動すると、フック１２は係合スロットに真向い、フック１２は自身の弾性力によって係合スロットと相互に係着するように反発する。

以下、本考案の傘柄ランプの動作原理について説明する。レンズキャビティ７をレンズボックスの中に送り込むと、ハウジング５の内側壁はフック１２を押圧して、フック１２を湾曲させて凹溝の中に退避させる。レンズキャビティ７が所定の位置に移動すると、フック１２は係合スロットに真向い、フック１２は自身の弾性力によって反発して係合スロットと相互に係着するようになる。その後、ハウジング５を収容室に挿入するとともに、回転リング３を環状溝に合わせてねじ込む。固定リング２が傘柄１に密着すると、規制リング４はハウジング５に当接する。このとき、第３レンズ１１を押すと、レンズキャビティ７は上に移動し、回路基板６は押動されて上に移動し、スイッチボタンがオンになり、電球が発光して照射箇所にパターンを投影する。

以上は本実用新案の好ましい実施例にすぎず、これで本実用新案の実施形態及び保護範囲を制限することはない。当業者にとっては、本実用新案の説明書の内容を用いて行われた同等の置換及び明らかな変化から得られた方案は、いずれも本実用新案の保護範囲に含まれることを認識すべきである。

１ 傘柄
２ 固定リング
３ 回転リング
４ 規制リング
５ ハウジング
６ 回路基板
７ レンズキャビティ
８ 第１レンズ
９ 第２レンズ
１０ 投影シート
１１ 第３レンズ
１２ フック

Claims (5)

1. 傘柄（１）、ランプアセンブリ及び連結アセンブリを含み、前記ランプアセンブリは、前記連結アセンブリを介して前記傘柄（１）の尾部に可動に設置される投影可能な傘柄ランプであって、
   前記傘柄ランプは、投影レンズアセンブリ及び固定部品をさらに含み、前記ランプアセンブリは、ハウジング（５）を含み、
   前記ハウジング（５）の上部には、電池を入れるための電池ボックスが設置され、前記ハウジング（５）の下端端面には、前記投影レンズアセンブリが進入可能なレンズボックスが開設されており、
   前記投影レンズアセンブリは、前記固定部品を介して前記ハウジング（５）に接続されていることを特徴とする投影可能な傘柄ランプ。
2. 前記連結アセンブリは固定リング（２）と、ねじ込み筒と、規制リング（４）とを含み、
   前記傘柄（１）の下端には環状溝が設けられ、前記環状溝の側壁には雌ねじが設けられ、前記ねじ込み筒の内側壁には前記環状溝に適合する雄ねじが設けられ、
   前記ねじ込み筒は前記固定リング（２）の先端端面に設けられ、前記規制リング（４）は前記固定リング（２）の内側壁の下部に設けられ、
   前記ねじ込み筒が前記環状溝に完全に入り込むと、前記規制リング（４）は前記ハウジング（５）に当接して、前記ねじ込み筒を前記傘柄（１）の尾部の収容室に固定させることを特徴とする請求項１に記載の投影可能な傘柄ランプ。
3. 前記ランプアセンブリは、回路基板（６）と電球とをさらに含み、
   前記回路基板(６)は、前記レンズボックスの上部に設けられ、前記電球は、前記回路基板(６)を介して前記電池ボックスの中の正負導電シートと電気的に接続され、
   前記回路基板(６)の上面には、スイッチボタンが設けられ、
   前記回路基板(６)の上方には、前記ハウジング(５)の内側壁と固定接続する当接板が設けられ、
   前記回路基板（６）が上へ移動すると、前記当接板は前記スイッチボタンを押下することを特徴とする請求項２に記載の投影可能な傘柄ランプ。
4. 前記投影レンズアセンブリは、レンズキャビティ（７）と、第１レンズ（８）と、第２レンズ（９）と、第３レンズ（１１）と、投影シート（１０）と、複数の規制ブロックとを含み、
   前記第１レンズ（８）、前記第２レンズ（９）、前記投影シート（１０）及び前記第３レンズ（１１）は、前記レンズキャビティ（７）の中に上から下にかけて設けられ、
   複数の前記規制ブロックは、２つずつ１組としてそれぞれ前記第１レンズ（８）、前記第２レンズ（９）、前記第３レンズ（１１）及び前記投影シート（１０）を挟んで、こられの素子を前記レンズキャビティ（７）の中に固定し、
   前記固定部品は、前記レンズキャビティ（７）の外側壁に設けられ、前記ハウジング（５）の内側壁には、前記固定部品にマッチングする係合スロットが開口していることを特徴とする請求項３に記載の投影可能な傘柄ランプ。
5. 前記固定部品は、複数のフック（１２）を含み、
   前記レンズキャビティ(７)の外側壁には、前記フック(１２)の数に一対一に対応する凹溝が設けられ、
   前記フック(１２)は、前記凹溝の中に設けられ、
   前記レンズキャビティ（７）が前記ハウジング（５）の中に進入すると、前記ハウジング（５）の内側壁は前記フック（１２）を押圧して前記フック（１２）を前記凹溝の中に引っ込ませ、
   前記レンズキャビティ（７）が所定の位置に移動すると、前記フック（１２）は前記係合スロットに真向い、前記フック（１２）は自身の弾性力によって反発して前記フック（１２）と相互に係合することを特徴とする請求項４に記載の投影可能な傘柄ランプ。