JP3246241B2 - 光学装置 - Google Patents
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- G—PHYSICS
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Description
ビデオカメラ等の撮像装置における撮影レンズ、あるい
はビデオプロジェクターにおける投影レンズなどを駆動
する際に好適な光学装置に関するものである。
最近、そのズーム比が10倍前後のズームレンズが一般
的になってきている。図8はこのズームレンズの一般的
なレンズ構成を示す鏡筒の縦断面図であり、図におい
て、1は固定の前玉レンズ群、2はバリエーターレンズ
群、3は固定のレンズ群、4はフォーカシング(コンペ
ンセーター)のレンズ群である。
リエーターレンズ群2の送り棒、135は前玉レンズ群
1を保持した固定鏡筒、136は絞りユニット(ここで
は紙面と直角に挿入されている)、137はフォーカス
モーターであるところのステップモーター、138はス
テップモーターの出力軸であり、その表面にはフォーカ
シングレンズ群4を移動するためのオネジ加工が施され
ている。139はレンズ群4の移動枠140と一体の腕
部であり、この腕部139に出力軸138のオネジが噛
み合うメネジが形成された一貫通穴が設けられている。
141、142はレンズ群4の移動枠140の案内棒、
143は案内棒141、142を位置決めして押える為
の後ろ板、144はリレーホルダー、145はズームモ
ーター、146はズームモーターの減速機ユニット、1
47は減速機ユニット146の出力軸146aに固定し
た連動ギア、148はズームの送り棒134に固定され
上記連動ギア147と噛合している連動ギアである。
37が駆動すると、フォーカスレンズ群4は出力軸13
8によるネジ送りによって光軸方向に移動する。又、ズ
ームモーター145が駆動するとバリエーターレンズ群
2は連動ギア147、148を介して軸134が回転す
ることによって光軸方向に移動する。
ォーカシングレンズ群4の位置関係をいくつかの距離に
応じて示したもので、ここでは例として、無限、2m、
1m、80cm、0cmの各被写体に対しての合焦位置
関係を示している。バリエーターレンズ群2より後方の
レンズ群でフォーカスするインナーフォーカスの場合、
図示例のように、被写体距離によって、バリエーターレ
ンズ群2とフォーカスレンズ群4の位置関係が異なって
くる為に、最前部の前玉レンズ群1でフォーカスする前
玉フォーカスレンズのカム環の様に簡単なメカ構造でレ
ンズ群を連動させることはできない。
ームモーター145を駆動しただけではピンボケが発生
する。そこで、図9に示した様なレンズ位置関係を被写
体距離に応じて最適に制御することが行なわれている。
280709号公報,特開平1−321416号公報,
特開平2−144509号公報は、この様な被写体距離
に応じたバリエーターレンズ群2とフォーカスレンズ群
4の位置関係の軌跡トレースの方法を提示している。
〜図12に示した様な方法でバリエーターレンズ群2と
フォーカスレンズ群4の位置関係を維持している。
中1〜4は前記図8に示すものと同一のレンズ群であ
り、バリエーターレンズ群2の位置はズームエンコーダ
ー149によって位置検出される。ここでエンコーダー
の種類としては、例えばバリエーター移動環に一体的に
取り付けられたブラシを、抵抗パターンが印刷された基
板上を摺動する様に構成したボリュームエンコーダーが
考えられる。
ーであり、例えば絞りメーターの中に設けられたホール
素子163の出力を用いる。151はCCD等の撮像素
子、152は撮像素子151からの出力信号を処理する
カメラ処理回路であり、Y信号はAF回路153に取り
込まれる。このAF回路153では合焦、非合焦の判
別、非合焦の場合はそれが前ピンか後ピンか、又、非合
焦の程度はどれくらいかなどが判定され、これらの判定
結果はCPU154に取り込まれる。
電源ON時の各種リセット動作を行なう。156はズー
ム操作回路であり、操作者によってズームスイッチ15
7が操作された際、その内容をCPU154に伝える。
158〜160は方向データ、速度データ、境界データ
をそれぞれ蓄えるメモリー部分である。161はズーム
モータードライバー、162はステップモータードライ
バーであり、ステップモーターへの入力パルス数は連続
して、前述のパワーオンリセットで決まった起算位置を
基準にCPU内でカウントし、フォーカスレンズ群4の
絶対位置のエンコーダーとして用いている。
ーターレンズ群位置とフォーカスレンズ群位置は、それ
ぞれズームエンコーダー149とステップモーター入力
パルス数によって求まるので、図9に示したマップ上の
一点が決定される。一方、図9に示したマップは境界デ
ータ160によって図11に示した様にタンザク状の小
領域I、II、III、・・・に分割されている。ここで斜
線部分はレンズ群が配置されることを禁止した領域であ
る。この様にマップ上の一点が決まると小領域のどこに
その一点が属しているかの領域の確定を行なうことが出
来る。
求めたステップモーターの回転速度と方向はそれぞれの
領域ごとにメモリー部分158、159にメモリーされ
ている。例えば図11の例では、横軸(バリエーター位
置)は10個のゾーンに分割されている。今、テレ端か
らワイド端迄を10秒で動かすよう、ズームモーターの
速度設定がされていると、ズーム方向の一つのゾーンの
通過時間は1秒である。図11のブロックIIIを拡大し
た図を図12とすると、このブロックIIIの中央には軌
跡164、左下は軌跡165、右上は軌跡166が通っ
ていて、それぞれ傾きがやや異なっている。ここで中央
の軌跡はzxmm/1secの速度で動けば、ほぼ誤差
なく軌跡の上をたどることができる。
と称すると、速度データのメモリー部分159には小領
域の数だけ、領域に応じて速度データがメモリーされて
いる。又、この速度は軌跡168として示すと、自動焦
点調節装置の検出結果によって軌跡167、軌跡169
という様に領域代表速度を微調整して、ステップモータ
ー速度を設定するものである。又、方向データーは、同
じテレからワイド(ワイドからテレ)のズームでも領域
に応じてステップモーターの回転方向が変わってくるの
で、この符号データが方向メモリー部分158にメモリ
ーされるものである。
ォーカスレンズ群位置より求めた領域代表速度に対し
て、更に自動焦点調節装置の検出結果によってこの速度
を補正して定めたステップモーター速度を用い、ズーム
モーター駆動中にステップモーターを駆動してフォーカ
スレンズ群位置を制御すれば、インナーフォーカスレン
ズであっても、ズーム中もフォーカスの維持が可能とな
る。
度以外に各ブロックごとに軌跡167、軌跡169の様
な速度もメモリーして、自動焦点調節装置の検出結果に
応じて3つの速度を選択する方法も提示されている(U
SP5005956)。
現在のバリエーターレンズ群位置とステップモーター位
置から、それによって決まるマップ上の一点を通る軌跡
を算出し、その上をたどる方法や、複数の軌跡をいくつ
かのバリエーターレンズ群位置に応じたフォーカスレン
ズ位置としてメモリーしておく方法などが用いられる。
ような、∞、2m、1m、80cmといった複数の被写
体距離の軌跡を、例えばワイド端からテレ端の間を64
分割されたそれぞれのバリエーターレンズ位置に応じた
フォーカスレンズ位置として記憶し、ズーム動作中にこ
の両レンズ群の位置関係を維持して該両レンズ群が駆動
されるものである。記憶された被写体距離以外の被写体
に対してズームを行なう際には、その距離の前後の記憶
された被写体距離の軌跡から演算することにより、両レ
ンズ群位置を求めれば良い。この方法に関しては、本件
同一出願人による特開平1−321416号公報に記載
されている。
に応じてフォーカスレンズ群を電子的に連動させる方法
をズームトラッキング又は電子カムなどと称している。
に関して説明したが、このズームトラッキングの方法を
用いれば、ズーミングに際して更に多くのレンズ群が連
動するような場合でも適応できることは言うまでもな
い。
はそれぞれのレンズ群を光軸方向に移動させる為の駆動
手段と、それぞれのレンズ群の位置を検出する検出手段
が必要となる。そこで、上記の従来例においては、バリ
エーターレンズ群の駆動手段(ズームモーター145)
としてはDCモーターを、バリエーターレンズ群の位置
検出手段(ズームエンコーダー149)としてはボリュ
ームエンコーダーを挙げており、又フォーカスレンズ群
の駆動手段としてはステップモーター137を、その位
置検出手段としてはパワーオンリセット回路155にて
決まる起算位置スタート後のステップモーターへの駆動
パルス数を連続的にカウントすることにより求めてい
る。
の駆動手段としてステップモーターを用いる構成もよく
知られている。
ては、ズーム時間短縮、あるいは静粛性等の高品位化、
高性能化が求められている。この為、上述したような駆
動手段より早く、静粛にレンズ群を移動する為の駆動手
段として、レンズ群を保持する保持枠の外周部にマグネ
ット、コイルを配し、その一方を保持枠に、他方を固定
された鏡筒に配した所謂ボイスコイルモーター、(以
下、VCMと略称する)を用いる例がある。
レンズ201b1〜201b3を保持するレンズ保持枠
211の外周部に半径方向に着磁したマグネット215
が接着され、その外周にマグネットと適当な空隙を設け
てヨーク217a、217bの内周に接着され円周方向
に巻かれたコイル216が設けられている。上記レンズ
保持枠211は2本の案内棒203a、203bで光軸
方向に移動可能なように保持されており、コイル216
に電流を流すことにより、レンズ保持枠211は光軸方
向に力を受けて移動する。
テムについて説明する。図14はVCM駆動システムの
ブロック線図であり、230は差動増幅器、231は位
相補償フイルター、232はゲインKの増幅器、233
はドライバー、234はコイル抵抗R、コイルを横切る
磁束密度B、コイル有効長LのVCMである。
ンズ位置を検出するエンコーダー(センサー)であり、
このエンコーダー235はリニアタイプのボリューム
や、グレーコードパターンが形成された電磁をブラシで
なぞるものや、iRED等の発光素子とPSD等の光電
変換素子をレンズ保持枠と固定筒に配置したものや、所
定のピッチで移動方向に多極着磁したマグネットとその
磁気変化に感応する例えばMR素子をレンズ保持枠と固
定筒に配置したもの等が考えられる。
の位置制御システムについて説明する。レンズが位置す
べき目標位置(目標信号)が与えられると、まず、この
目標信号と現在のレンズ位置信号(センサー出力信号)
が差動増幅器230により比較され、その差分(偏差信
号)を出力する。この偏差信号は位相補償フイルター2
31を通り、増幅器232でK倍され、ドライバー23
3を介してVCM234に駆動電圧として印加される。
この駆動電圧は1/Rによって電流に変換され、磁束密
度Bとコイル有効長LによってVCM駆動推力Fに変換
される(F=B・I・L)。この駆動推力はレンズの偏
差が小さくなる方向に働き、レンズ位置を目標位置に位
置決めることができる。
す。図13に示したVCM234はマグネット215が
レンズ保持枠211、コイル216がその外周固定ヨー
ク217a、217bに固定され、この固定コイル21
6に対しマグネット215がレンズ保持枠211と一体
で動くタイプであるのに対して、図15に示したタイプ
は固定マグネット244に対してコイル243がレンズ
保持枠242と一体で動くタイプである。図15(a)
は前述のVCMをフォーカスレンズ駆動に適用したレン
ズ鏡筒の縦断面図であり、図15(b)は図15(a)
中の、A−A線での断面図である。
ォーカスレンズ群241はレンズ保持枠242に固定さ
れ、2本の案内棒247a、247bにより光軸方向に
移動可能に支持されている。そのレンズ保持枠242に
はボビン242aが固定され、そのボビン242aには
コイル243が巻かれている。又図15(c)に示すよ
うに4つの略コの字型のヨーク245が鏡筒246に固
定され、このヨーク245の内面にはコイル243と対
向してマグネット244が固定されている。従って、そ
のコイル243への電流量を制御することにより、フォ
ーカスレンズ群241を光軸方向に駆動制御することが
できる。
駆動装置は上記のように構成されているので、次の様な
問題点があった。
ら出る磁束が図16のようになる。図16は図13を横
から見た図であり、図16において301〜306はマ
グネット215から発せられる磁束を示している。この
図16から明らかな様に、マグネット215のすぐ上部
近辺の領域Aと端近辺の領域Bとでコイルを磁束が横切
る方向が反転してしまう。即ち領域Aで得られる推力の
方向と、領域Bで得られる推力の方向が逆転してしま
う。
軸方向の寸法を制限することになり、結局レンズ群20
1b1〜201b3の移動量をあまり大きく取れないと
いう問題点を有していることになる。このことから比較
的移動量の小さい(一般的には5mm以下)フォーカス
レンズ群用の駆動手段として用いることは可能である
が、移動量が大きい(一般的には10〜20mm)バリ
エーターレンズ群用の駆動手段として用いることは難し
い。
例では、ヨーク245で磁気回路を閉じているため、コ
イル243を磁束が横切る領域は光軸方向でマグネット
244と同一領域にほぼ限られてくる。このことから移
動量を大きくとる為には、図15(c)で示したヨーク
245のx寸法を大きくし又、コイル243の光軸方向
の長さを長くしておけばよい。
くなると、レンズ群をバックフォーカス内に配置するこ
とが困難となる。この為にCCD151の外側までヨー
ク245を逃げて配置することになり、レンズ群の外形
寸法が大型化する。さらに、ヨーク245のx寸法を大
きくしていくと、ヨーク245の特に内側の部分が絞り
加工等の安価な方法では加工出来なくなり、複数のプレ
ス部品の組み合わせもしくはメタルインジェクション成
形などで加工することになり、大変高価なものになると
いう問題点があった。
とを課題になされたもので、本出願に係る発明は大きな
移動量を必要とする被駆動物に対しても適用可能なVC
Mを簡単な構成で得ることを目的とし、又、一つの磁気
回路で複数の(例えばバリエーター用とフォーカスレン
ズ用)可動コイルを駆動可能にする光学装置の提供を目
的とする。
置は、光軸方向に移動する可動レンズを保持する移動環
を2つと、前記各移動環の一部に各々保持し、環状に巻
回した可動コイルと、前記光軸方向に隣接して逆方向に
着磁し、前記各可動コイルに対向した第1の着磁領域と
第2の着磁領域とを有する平板状のマグネットと、該マ
グネットの一方の面側に設けられた平板状の第1のヨー
クと、該マグネットの他方の面側であって、前記2つの
可動コイルの前記環状の部分を挿通させた平板状の第2
のヨークとを備えたことを特徴としている。
CMの斜視図であり、図において、26は例えばバリエ
ーターレンズ群であるところの可動レンズ群、27は例
えばフォーカスレンズ群であるところの可動レンズ群。
11は可動レンズ26、27を光軸方向に移動させる為
の案内となるバー、12は可動レンズ群26、27がバ
ー11を中心に回転するのを防止する為の振れ止めとな
るバーである。13は可動レンズ群26を保持する移動
環。14は同じく可動レンズ群27を保持する移動環、
15、16は前述のバー12と嵌合するように移動環1
3、14の周辺に設けたU溝部、17、18は移動環1
3、14に一体に形成されバー11とガタなく嵌合した
スリーブで、光軸方向に所定の長さを有することでレン
ズ群の偏心やガタを所定量以下におさえるものである。
19、20はそれぞれ移動環13、14と一体に設けら
れているコイル取り付け座、21、22はそれぞれコイ
ル取り付け座19、20に接着剤等で固定された可動コ
イルである。23、25はヨークであり、ヨーク23は
環状に巻回されたコイル21、22を貫通している。2
4は隣接して逆方向に着磁された領域24Aと24Bよ
りなるマグネットである。
ット24の間隙の磁束を横切って、可動コイル21、2
2に電流が流れると、可動コイル21、22は光軸方向
に推力を得る。そして、レンズ群位置を不図示の検出手
段により検出し、所望の位置をとるように、それぞれの
可動コイル21、22を個別に駆動制御する。
ステムを示すブロック図であり、前記図1と同一部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。図2におい
て、28はレンズ群位置検出手段としてのズームエンコ
ーダでバリエーターレンズ群26の光軸方向の位置を検
出する。29はレンズ群位置検出手段としてのフォーカ
スエンコーダでフォーカスレンズ群27の光軸方向の位
置を検出する。尚、これらのエンコーダーの方式は前述
したような種々の方式が考えられる。
換器30、31を介してCPU32に取り込まれる。こ
のCPU32には撮影者によるズームスイッチ36の操
作状況および、AF系35による合焦状態の検出結果も
取り込まれる。AF系35はレンズ群1,26,3,2
7より物体像が形成される不図示のCCDからの画像信
号により合焦状態(ボケ状態)を検出する。
れぞれのレンズ群の目標位置を決定し、ドライバ33、
34を介して可動コイル21、22に流すの電流量を決
定するものである。
施例を示し、前記図1、2と同一部分には同一符号を付
して重複説明を省略する。本実施例は第1の実施例と異
なり、ヨーク23とマグネット24の間隙中に扁平コイ
ル21と扁平コイル22が矢印Bの方向から見て重なっ
て配置したもので、図4はその構成を図3の矢印Cの方
向から見た概略構成図である。磁気回路中には扁平コイ
ル21、22のA部分が置かれて推力を得るものである
が、光軸方向に沿った部分、即ちAとAを繋いでいる部
分は磁気回路外にレイアウトされている。その扁平コイ
ル21、22は移動環13、14とコイル取り付け座1
9、20を介して固定されるが、固定方法として接着の
他、インサート成形により一体化することも考えられ
る。
は前述の従来例に比較してヨーク23、25が平板であ
り、安価で簡単に製作可能であり、又、マグネットもヨ
ーク同様の平板状のものでよく、しかも一つの磁気回路
で複数の可動コイルを制御できるものであり、上述の従
来の課題をよく解決するものである。
例を示すもので、マグネット24とヨーク25、23の
間にそれぞれに間隙を設け、その間隙内にコイル21、
22を配置したもので、コイルに電流が流れることによ
る磁界の影響を極力避けたいような場合には適した構成
である。
施例を示すもので、移動レンズ群の位置検出手段として
不図示のインクメンタルエンコーダーを組み合わせた時
を想定した場合に、そのカウントの起算位置出しを簡便
に行えるようにしたもので、この起算位置出しにはホー
ル素子等の磁界強度を検出する素子を用いる。
よび移動環20と一体に取りつけられたホール素子であ
り、コイル21の中央に設けてある。この位置に設けら
れたホール素子37は図7に示す様に、隣接して逆方向
に着磁されたマグネット24の略境界上で0となるよう
な出力を発生する。従って、この位置、もしくはその近
傍のある所定値を発生する位置を起算位置とすることに
より、安価なホール素子を取り付けただけで、インクメ
ンタルエンコーダーのカウント起算位置検出が可能とな
り、簡便に移動レンズ群の位置検出を行うことが可能な
るホール素子の設置位置は、移動方向に関して中央から
ずれた位置でも良い。
ターレンズ群などフォーカスレンズ群より大きな移動量
を必要とするレンズ群にも用いることが可能なVCMを
簡単な構成で実現するものであり、又、一つの磁気回路
で複数の(例えばバリエーター用とフォーカスレンズ
用)可動コイルを駆動可能に構成することが可能になる
という効果が得られる。
図。
図。
の縦断面図。
群の位置関係をいくつかの被写体距離に応じて示した特
性図。
図。
ズ群の位置関係を小領域に分割して示した特性図。
図。
はレンズ鏡筒の縦断面図、(b)は(a)A−A線に沿
う横断面図、(c)はヨークの斜視図。
出る磁束図。
Claims (1)
- 【請求項1】 光軸方向に移動する可動レンズを保持す
る移動環を2つと、 前記各移動環の一部に各々保持し、環状に巻回した可動
コイルと、 前記光軸方向に隣接して逆方向に着磁し、前記各可動コ
イルに対向した第1の着磁領域と第2の着磁領域とを有
する平板状のマグネットと、 該マグネットの一方の面側に設けられた平板状の第1の
ヨークと、 該マグネットの他方の面側であって、前記2つの可動コ
イルの前記環状の部分を挿通させた平板状の第2のヨー
クとを備えたことを特徴とする光学装置。
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